JP7027820B2 - 車室内温度検出装置 - Google Patents
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Description
(1)モータでファンを駆動することにより車室内の空気を温度検出素子に当てて温度を検出する。
(2)筒状部の内部に発熱部と温度検出素子とを設けて、発熱部を加熱して温度検出素子に向かう空気の流れを発生させることにより、車室内の空気を温度検出素子に当てて温度を検出する。
(1)ファンを駆動するモータ用の配線及び電力が必要になる。
(2)発熱体用の配線及び電力が必要になる。
車両に設置されるハウジング(10)と、
温度検出素子(60)と、
ハウジングに対して可動に設けられた可動錘(70)であって、慣性力によりハウジングに対して変位した際に蓄えられる少なくとも重力位置エネルギー或いは弾性エネルギーをエネルギー源としてハウジングに対して往復運動する可動錘(70)と、
可動錘の往復運動により駆動されて、車室内空間(400)の空気を温度検出素子に向けて流動させる機械的空気流動機構(11)と、
を備える車室内温度検出装置である。
以下、第1実施形態の車室内温度検出装置(以下、温度検出装置)1を、図面を参照して説明する。
図1に示すように温度検出装置1は、車室内空間400の車両幅方向外縁を形成する車室内壁300に対して車室内空間400とは反対側に設けられる。例えば温度検出装置1は、車両のドア内空間200に位置するように車室内壁300に取り付けられる。或いは、温度検出装置1を、ピラー内空間に位置するように設けてもよい。この場合、ピラーの車室内側の内壁が車室内壁300となる。図1は、車室内壁300に取り付けられた温度検出装置1の断面を示す。なお、図1においてハウジング10の一部を、断面ではなく外面で示している。図2は、図1において温度検出装置1を車室内壁300側から見たとき、即ち図1のIIの視線方向から見たときの温度検出装置1の外観を示す。
次に温度検出装置1の作動を図4及び図5を参照して説明する。可動錘70が中立状態、即ち、可動錘70が回転軸40の直下で静止状態のときを初期状態とする。初期状態では、第1吸入弁31、第2吸入弁35、第1排出弁41、及び第2排出弁45は、閉弁状態にあり、空気排出室25は車室内壁300の第2開口313を通じて車室内空間400と連通している。この静止状態では、車室内壁300の第2開口313を通じた自然対流等により空気排出室25のサーミスタ60が、車室内空間400の温度を検出する。
本実施形態の温度検出装置1では、車両に設置されるハウジング10に対して可動な可動錘70が設けられる。このため、車両発進時、加減速時及び振動時等の車両が加速度を有する場合、ハウジング10に対して設けられた可動錘70に慣性力が作用して、慣性力によって可動錘70がハウジング10に対して変位する。さらに可動錘70がハウジング10に対して変位した際に蓄えられた重力位置エネルギーをエネルギー源として可動錘70はハウジング10に対して往復運動する。さらに可動錘70の往復運動により機械的空気流動機構11は駆動されて、車室内の空気をサーミスタ60に向けて流動させる。
以下、第2実施形態の温度検出装置101を図6及び図7を参照して説明する。説明は、第1実施形態との相違点を中心に行う。
上記実施形態は、様々に変形できる。以下、変形例を例示する。
Claims (10)
- 車両に設置されるハウジング(10)と、
温度検出素子(60)と、
前記ハウジングに対して可動に設けられた可動錘(70)であって、慣性力により前記ハウジングに対して変位した際に蓄えられる少なくとも重力位置エネルギー或いは弾性エネルギーをエネルギー源として前記ハウジングに対して往復運動する可動錘(70)と、
前記可動錘の往復運動により駆動されて、車室内空間(400)の空気を前記温度検出素子に向けて流動させる機械的空気流動機構(11)と、
を備える車室内温度検出装置。 - 前記ハウジング、前記温度検出素子、前記可動錘、及び前記機械的空気流動機構は、車室内壁(300、1300)に対し前記車室内空間とは反対側に設けられるように構成され、
前記機械的空気流動機構は、前記車室内壁の開口(311、312、1311)を通じて取り入れた前記車室内空間の空気を前記温度検出素子に向けて流動させる請求項1に記載の車室内温度検出装置。 - 前記機械的空気流動機構は、
前記可動錘の往復運動に応じて往復運動する可動壁(12)と、
前記ハウジング内に形成され、前記可動壁の往復運動に応じて容積が増減する気密室(23、24)と、
前記車室内空間と前記気密室とを連通させる空気取入路(18,20)を開閉する吸入弁(31、35)であって前記気密室の圧力が大気圧より小さい場合に開弁する吸入弁(31、35)と、
前記気密室と前記ハウジングの外部とを連通させる空気排出路(15、16)を開閉する排出弁(41、45)であって前記気密室の圧力が大気圧よりも大きい場合に開弁する排出弁(41、45)と、有する請求項1又は2に記載の車室内温度検出装置。 - 前記吸入弁は、軟質部材で形成されている請求項3に記載の車室内温度検出装置。
- 前記吸入弁は、
ヒンジ部(32)と、
前記ヒンジ部に回動可能に片持ち支持されて前記空気取入路を開閉する弁体(33)と、
前記ヒンジ部に対し前記弁体とは反対側に設けられ、前記弁体と共に回動可能にヒンジ部に片持ち支持された重量部(34)と、を備える請求項3又は4に記載の車室内温度検出装置。 - 前記可動錘は、前記ハウジングに設けられた回転軸(40)に接続されており、
前記可動錘は、前記慣性力により前記回転軸の回りに回動することにより変位した際に蓄えた前記重力位置エネルギーをエネルギー源として振り子運動により前記往復運動するように構成された請求項3乃至5のいずれか1項に記載の車室内温度検出装置。 - 前記可動壁は、回転軸(40)に接続された一端と、前記気密室の外縁を形成すると共に前記空気排出路が形成された気密室外縁固定壁(14)に対して摺動する摺動部(13)が設けられた他端と、を有し、
前記摺動部は、前記可動壁の前記往復運動の際に前記空気排出路との重なりを避ける凹形状である請求項6に記載の車室内温度検出装置。 - 前記可動壁は、回転軸(40)に接続されて前記回転軸の回転に応じて回動する板状部(72)と、前記気密室の外縁を形成する気密室外縁固定壁(14)に対して固定的に接続的された伸縮可能な伸縮性隔壁(73)と、を有する請求項6に記載の車室内温度検出装置。
- 前記可動錘は、前記ハウジングに設けられた弾性部材(75)に接続されており、
前記可動錘は、前記慣性力により前記ハウジングに対して変位することにより前記弾性部材を弾性変形させた際に前記弾性部材に蓄えられる前記弾性エネルギーをエネルギー源として前記往復運動するように構成された請求項3乃至5のいずれか1項に記載の車室内温度検出装置。 - 前記可動壁は、前記可動錘を兼ねる請求項9に記載の車室内温度検出装置。
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JP2017214955A JP7027820B2 (ja) | 2017-11-07 | 2017-11-07 | 車室内温度検出装置 |
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JP2017214955A JP7027820B2 (ja) | 2017-11-07 | 2017-11-07 | 車室内温度検出装置 |
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JP2019086411A JP2019086411A (ja) | 2019-06-06 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001221475A (ja) | 2000-02-04 | 2001-08-17 | Gemmel Gerd | 換気装置 |
US20020048308A1 (en) | 2000-10-06 | 2002-04-25 | Otto Knittel | Device for determining the temperature in the interior of a vehicle |
US20080127710A1 (en) | 2006-11-30 | 2008-06-05 | Roderick Gordon Brown | Apparatus and method for reducing uncertainty of sensor measurements in still gases |
JP5354211B2 (ja) | 2010-02-16 | 2013-11-27 | 株式会社デンソー | 車両用温度測定装置 |
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- 2017-11-07 JP JP2017214955A patent/JP7027820B2/ja active Active
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JP2001221475A (ja) | 2000-02-04 | 2001-08-17 | Gemmel Gerd | 換気装置 |
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US20080127710A1 (en) | 2006-11-30 | 2008-06-05 | Roderick Gordon Brown | Apparatus and method for reducing uncertainty of sensor measurements in still gases |
JP5354211B2 (ja) | 2010-02-16 | 2013-11-27 | 株式会社デンソー | 車両用温度測定装置 |
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