JP7027265B2 - 型枠構造、型枠構造の形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、型枠構造およびその形成方法に関する。
地下構造物を施工する際、鉄筋コンクリート製の地中連続壁を山留兼遮水壁としてその内側の地盤を掘削し、地中連続壁の内側に地下構造物の底版および側壁を構築する工事が多く行われている。
地下構造物の側壁の構築時には、地中連続壁とその内側の型枠との間で、縦筋と横筋を格子状に配置した主筋を地中連続壁側および型枠側にそれぞれ設置し、地中連続壁と型枠の間にコンクリートを打設するのが一般的である。
地中連続壁と型枠の間には、地中連続壁側の主筋(外側主筋という)および型枠側の主筋(内側主筋という)の隙間を縫って直線状にセパレータ(連結材)が張り渡され、これにより地中連続壁に型枠を連結し、コンクリートの打設時型枠に生じるコンクリート圧に抵抗する構造となっている。
セパレータを配置するには、これらの主筋を設置した後、外側主筋の間を縫って地中連続壁に削孔し、内側主筋の間を縫って内型枠に削孔する。そして、地中連続壁および型枠の孔を利用してセパレータの両端を固定する。
ただし、セパレータの固定のために地中連続壁や型枠に削孔する場合、主筋を避けながらの削孔となるため手間が掛かって工期が延長する要因となる。また地中連続壁の削孔時には、地中連続壁の鉄筋と外側主筋の位置が合わないため、外側主筋の隙間から削孔した時に地中連続壁の鉄筋に接触し、場所を変えながらの削孔となることも多い。
一方、特許文献1には、地中連続壁に埋設された固定具に外側のねじ鉄筋の一端を螺合し、型枠に埋設された固定具に内側のねじ鉄筋の一端を螺合して、内外のねじ鉄筋の他端同士を治具により接続することが記載されている。このように固定具を事前に埋め込んでおくことで削孔の手間を省くことが可能になる。また固定用の孔を事前に型枠に削孔しておくことも可能である。
特開平10-131398号公報
しかしながら、事前に設けた固定具や孔を利用する場合、その固定具や孔が、設置されている側壁の主筋に被る位置になってしまうことが多く、その場合、主筋が邪魔になり連結材の固定ができない。結果、別の位置で削孔のやり直しを行って連結材を固定する必要が生じ、施工に手間やコストがかかる。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、施工の手間とコストを削減できる型枠構造等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造であって、前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材が前記連結対象と前記型枠とに固定され、前記複数の孔が、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて設けられ、プレートに複数の筒体を設けた固定具が前記連結対象または前記型枠に埋設され、それぞれの前記孔が前記筒体の孔であることを特徴とする型枠構造である。
第2の発明は、連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造であって、前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材が前記連結対象と前記型枠とに固定され、前記連結対象と前記型枠の少なくとも一方において、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された2つの孔、および、前記2つの孔を結ぶ線分から前記線分の方向と交差し且つ鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された孔が、近傍に設けられ、プレートに複数の筒体を設けた固定具が前記連結対象または前記型枠に埋設され、それぞれの前記孔が前記筒体の孔であることを特徴とする型枠構造である。
第3の発明は、連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造であって、前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材が前記連結対象と前記型枠とに固定され、プレートに通したボルトを前記連結対象または前記型枠に埋設された筒体の孔に締め込むことで前記プレートが前記筒体に固定され、前記プレートの前記筒体と反対側の面に前記筒体から間隔を空けて設けられた別の筒体の孔を用いて前記連結材が固定されたことを特徴とする型枠構造である。
本発明では、型枠とその連結対象に設けた複数の孔のうちいずれかの孔を連結材の固定に用いることで、連結対象と型枠の間の主筋との干渉を避けて連結材の両端を型枠とその連結対象に固定することができ、型枠構造の施工が容易となりその手間やコストを削減できる。例えば、連結材の固定用に複数の孔を設け、そのうち主筋と被らない位置にあるいずれかの孔を選んで連結材の固定に用いることで、主筋との干渉を避けて連結材を容易に固定することができる。上記の孔は、連結対象や型枠に設けた固定具の筒体の孔などであってもよく、その場合には1つの孔を中心とする円周上の任意の位置に連結材の固定用の別の孔の位置を設定することも可能であり、これによっても連結材と主筋との干渉を容易に回避できる。
また第1の発明では、複数の孔を、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に並ぶように設けることで、1本の縦筋や横筋に複数の孔が同時に被ることがない。そのため、主筋の縦筋や横筋と干渉せずに連結材を固定できる確率を向上させることができる。
また第2の発明では、前記連結対象と前記型枠の少なくとも一方において、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された2つの孔、および、前記2つの孔を結ぶ線分から前記線分の方向と交差し且つ鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された孔が、近傍に設けられることにより、連結材を主筋の縦筋や横筋と干渉せずに固定できる確率をさらに向上することができる。
また第1、第2の発明では上記の固定具を予め連結対象または型枠に埋設することで、施工がより容易になる。
第3の発明では、プレートに通したボルトを前記連結対象または前記型枠に埋設された筒体の孔に締め込むことで前記プレートが前記筒体に固定され、前記プレートの前記筒体と反対側の面に前記筒体から間隔を空けて設けられた別の筒体の孔を用いて前記連結材が固定される。また、前記ボルトが前記プレートの長孔に通されることも望ましい。
この場合、連結対象または型枠に埋設された筒体を中心とする円周上の任意の位置に、連結材の固定用の筒体の位置を設定することができ、連結材と主筋との干渉を容易に回避できる。さらに、ボルトをプレートの長孔に通すことで、プレートをボルトに対しスライドさせて連結材の固定用の筒体の位置を調整することができ、連結材と主筋との干渉をより容易に回避できる。
の発明は、連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造の形成方法であって、前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材を前記連結対象と前記型枠とに固定し、前記複数の孔が、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて設けられ、プレートに複数の筒体を設けた固定具が前記連結対象または前記型枠に埋設され、それぞれの前記孔が前記筒体の孔であることを特徴とする型枠構造の形成方法である。
第5の発明は、連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造の形成方法であって、前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材を前記連結対象と前記型枠とに固定し、前記連結対象と前記型枠の少なくとも一方において、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された2つの孔、および、前記2つの孔を結ぶ線分から前記線分の方向と交差し且つ鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された孔が、近傍に設けられ、プレートに複数の筒体を設けた固定具が前記連結対象または前記型枠に埋設され、それぞれの前記孔が前記筒体の孔であることを特徴とする型枠構造の形成方法である。
第6の発明は、連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造の形成方法であって、前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材を前記連結対象と前記型枠とに固定し、プレートに通したボルトを前記連結対象または前記型枠に埋設された筒体の孔に締め込むことで前記プレートが前記筒体に固定され、前記プレートの前記筒体と反対側の面に前記筒体から間隔を空けて設けられた別の筒体の孔を用いて前記連結材が固定されることを特徴とする型枠構造の形成方法である。
本発明により、施工の手間とコストを削減できる型枠構造等を提供することができる。
型枠構造1の概略を示す図。 固定具13を示す図。 固定具13を示す図。 固定具13の埋設方法を示す図。 定着部14と型枠11の孔111の配置を示す図。 型枠11の立面図。 地下構造物の側壁の施工方法を示す図。 外側主筋5bの縦筋51や横筋52に干渉せずにセパレータ12を固定できる固定具13とナット140の設置範囲を示す図。 型枠構造1’、1a、1b、1cを示す図。 固定具13aを示す図。 固定具13aを示す図。 型枠11aの立面図。 外側主筋5bの縦筋51や横筋52に干渉せずにセパレータ12を固定できる固定具13aの設置範囲を示す図。 固定具13bを示す図。 固定具13bの設置方法を示す図。 固定具13b’を示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る型枠構造1の概略を示す図である。本実施形態では、地盤2に地中連続壁3が設けられ、その内側の掘削箇所20に地下構造物の底版4が構築される。型枠構造1は、地下構造物の側壁を地中連続壁3の内側に構築するために設けられ、型枠11、セパレータ12、固定具13、定着部14等を有する。
型枠11は地中連続壁3の内側に配置される内型枠であり、セパレータ12によって連結対象である地中連続壁3に連結される。型枠11は、例えば鋼製型枠や木製型枠、コンクリート製のセグメント型枠などであるが、これに限ることはない。
地中連続壁3と型枠11の間には、側壁の主筋として、型枠11側に内側主筋5aが、地中連続壁3側に外側主筋5bが建て込まれる。内側主筋5a、外側主筋5bは、いずれも縦筋51と横筋52とを格子状に配置したものである。縦筋51は鉛直方向の鉄筋であり、横筋52は水平方向の鉄筋である。地中連続壁3と型枠11の間にこれらの鉄筋を配置してコンクリートを打設することで、地下構造物の側壁が構築される。
セパレータ12は棒状の連結材であり、型枠11を地中連続壁3と連結してコンクリート打設時に型枠11に加わるコンクリート圧に抵抗し、型枠11の形状を保持する。セパレータ12の一端は固定具13によって地中連続壁3に固定され、他端は定着部14によって型枠11に固定される。
図2は固定具13を示す図である。固定具13は、矩形状のプレート131に2つのナット133を溶接等により固定し一体化したものである。
各ナット133は、プレート131の長手方向の両端部でプレート131の一方の面に固定される。ナット133は、軸方向がプレート131の面と直交するように配置した筒体であり、軸方向のネジ孔133aがセパレータ12の固定に用いられる。
図3(a)は地中連続壁3の表面を見た図であり、図3(b)は図3(a)の線A-Aによる断面を示す図である。図3(a)では外側主筋5bの縦筋51と横筋52、および固定具13のプレート131の位置を鎖線で示している。
固定具13は、ナット133を地中連続壁3の表面側に向けて地中連続壁3に埋設され、2つのナット133を結ぶ線分Lが鉛直方向および水平方向に対し傾斜するように配置される。これにより、2つのナット133が、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて近傍に設けられる。
線分Lの傾斜は、縦筋51と横筋52で囲まれた区画の対角線の傾斜に合わせたものとなっている。線分Lの長さは、縦筋51と横筋52の鉄筋径(縦筋51と横筋52の鉄筋径が異なる場合は、大きい方の鉄筋径)の1.4倍を超え、且つ対角線の長さより小さい値とする。本実施形態では対角線の長さのほぼ半分となっている。
本実施形態では、固定具13のいずれかのナット133を選んでそのナット133のネジ孔133aにセパレータ12の一端のネジを締め込むことで、セパレータ12の一端が地中連続壁3に固定される。
固定具13は、地中連続壁3の鉄筋に予め取付けておき、地中連続壁3を構築する際に、図4に示すように地盤2に掘削された溝30の内部に鉄筋31とともに建て込まれる。溝30にコンクリートを打設することで地中連続壁3が構築され、固定具13は地中連続壁3に埋設される。ナット133のネジ孔133aはキャップ等の閉塞材(不図示)で予め塞いでおき、これにより地中連続壁3のコンクリートの流入を防止する。閉塞材は地中連続壁3の内側の地盤を掘削する際に外しておく。
図5(a)は定着部14を示す図である。定着部14は、プラスチックコーン141、ホンタイ142、座金143、端太144、ナット145等を有する。
プラスチックコーン141はネジ孔を有する略円錐台状の部材であり、型枠11の孔111に対応する位置で型枠11の地中連続壁3側の面に配置される。プラスチックコーン141のネジ孔には、セパレータ12の他端のネジが締め込まれる。
ホンタイ142は型枠11の孔111に挿通される棒材であり、地中連続壁3側に突出する一端のネジがプラスチックコーン141のネジ孔に締め込まれ、型枠11のさらに内側に突出する他端には、座金143と、当該他端のネジに螺合するナット145が設けられる。
座金143と型枠11の間には端太144が配置され、座金143はナット145の締め込みによって端太144を型枠11側に押さえる。
図5(b)は型枠11の地中連続壁3側の面を見た図であり、図3(a)と同様、内側主筋5aの縦筋51と横筋52の位置を鎖線で示している。
図5(b)に示すように、本実施形態の型枠11では予め2つの孔111が近傍に設けられ、これらの孔111が鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置される。固定具13のナット133と同様、2つの孔111を結ぶ線分L’の傾斜も、内側主筋5aの縦筋51と横筋52で囲まれた区画の対角線の傾斜に合わせたものとなっている。また線分L’の長さも縦筋51と横筋52の鉄筋径(縦筋51と横筋52の鉄筋径が異なる場合は、大きい方の鉄筋径)の1.4倍を超え、且つ対角線の長さより小さい値とし、本実施形態では対角線の長さのほぼ半分となっている。
本実施形態では、孔111のどちらかを選んで上記のプラスチックコーン141の配置やホンタイ142の挿通、座金143と端太144の設置、ナット145の締め込みを行うことで定着部14が形成され、これによりセパレータ12の他端が型枠11に固定される。
図6は型枠11の立面図である。型枠11には、上記の2つの孔111を一組として、孔111の組が鉛直方向および水平方向に間隔をおいて複数箇所に設けられる。
図7は地下構造物の側壁の構築方法を示す図である。側壁を構築するには、まず図7(a)に示すように、固定具13が埋設された地中連続壁3の内側に前記の内側主筋5aおよび外側主筋5bを組み立て、型枠11を設置する。
そして、固定具13のいずれかのナット133を選び、セパレータ12の一端をそのネジ孔133aに締め込んで固定する。同じく型枠11の上記2つの孔111のうちいずれかを選んでプラスチックコーン141の配置やホンタイ142の挿通、座金143と端太144の設置、ナット145の締め込みを行って定着部14によりセパレータ12の他端を型枠11に固定する。これにより図7(b)に示すように型枠構造1が形成される。
その後、図7(c)に示すように地中連続壁3と型枠11との間にコンクリート50を打設することで、地下構造物の側壁5が構築される。コンクリート50の打設時に型枠11に加わるコンクリート圧をセパレータ12で支持することで、型枠11の変位を小さくしてコンクリート表面の出来形が良くなる。なお、地下構造物は例えば地下貯水槽などであるが、特に限定されることはない。
固定具13のナット133や型枠11の孔111の選択は、セパレータ12が内側主筋5aや外側主筋5bに干渉しないように行う。型枠11については、選択されない方の孔111をキャップ等の閉塞材(不図示)で閉塞しておく。
閉塞材は、孔111の内面のネジ(不図示)と螺合するねじ込み式にするなどして、型枠11に対し着脱可能とする。側壁5の構築後、ホンタイ142や座金143、端太144等を撤去して図7(d)に示すように型枠11を取り外すことで型枠11が転用可能となる。プラスチックコーン141も側壁5から撤去し、プラスチックコーン141の有った場所にはモルタル充填を行っておく。また、型枠11を次の場所に移設した後、閉塞材で閉塞していた孔111を使うようであれば閉塞材は撤去する。
図8(a)は、外側主筋5bの縦筋51と横筋52、および固定具13のナット133の位置関係を模式的に示す図である。
図8(a)のグレーで示す部分は、1本のセパレータ12に対して図3に示す向きの固定具13を1つ設ける場合に、外側主筋5bの縦筋51や横筋52に干渉せずにセパレータ12をいずれかのナット133で固定できる固定具13の設置範囲を示している。
グレーの部分は、固定具13の位置を右上のナット133の位置として上記の設置範囲を示すものであり、例えば図8(a)で右側に例示した固定具13(13-1)では、右上のナット133は縦筋51、横筋52に被っており、そのナット133でセパレータ12を固定することができないが、左下のナット133は縦筋51や横筋52に被っておらず、縦筋51や横筋52と干渉することなくセパレータ12を固定できる。
そのため、セパレータ12を固定具13のどちらのナット133でも固定できないケースは、左側に例示する固定具13(13-2)のように、2つのナット133の双方が縦筋51や横筋52の位置に被っている場合のみになる。
一方、図8(b)のグレーで示す部分は、1本のセパレータ12に対してセパレータ12の固定用のナット140を単独で設ける場合に、外側主筋5bの縦筋51や横筋52に干渉せずにセパレータ12を固定できるナット140の設置範囲を示している。
この場合、ナット140の位置が縦筋51や横筋52に被るとセパレータ12はこれらの鉄筋に干渉し、ナット140で固定できない。そのため、縦筋51や横筋52に干渉せずにセパレータ12を固定できるナット140の設置範囲は、固定具13の場合に比べて小さくなる。
縦筋51と横筋52の径をそれぞれ32(mm)、縦筋51と横筋52の中心間の間隔をそれぞれ200(mm)、セパレータ12の径を16(mm)とし、縦筋51の中心と横筋52の中心で囲まれた区画Dに対する図8(a)、図8(b)の設置範囲の割合を試算したところ、図8(a)の設置範囲の割合は84.64%となり、図8(b)の設置範囲の割合は57.76%となった。
このように、セパレータ12の固定用の2つのナット133を有する固定具13を前記のように配置する場合、ナット140を単独で設ける場合と比較して、外側主筋5bの縦筋51や横筋52と干渉せずにセパレータ12を固定できる確率が向上し、作業性が大幅に改善される。型枠11についても、固定具13のナット133と同様に2つの孔111を配置することにより、内側主筋5aの縦筋51や横筋52と干渉せずにセパレータ12を固定できる確率が向上する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、固定具13のいずれかのナット133と、型枠11に設けた2つの孔111のうちいずれかの孔111を用いることで、主筋との干渉を避けてセパレータ12の両端を地中連続壁3と型枠11に固定することができ、型枠構造1の施工が容易となりその手間やコストが削減できる。
特に本実施形態では、固定具13を地中連続壁3に予め埋設しておき、これを用いてセパレータ12の固定を行うことで、施工がより容易になる。
固定具13の2つのナット133や型枠11に設けた2つの孔111は、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に並ぶように配置されており、1本の縦筋51や横筋52に2つのナット133や2つの孔111の位置が同時に被ることはない。そのため、縦筋51や横筋52と干渉せずにセパレータ12を固定できる確率が向上する。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば本実施形態では連結材として1本物のセパレータ12を用いているが、地中連続壁3に一端を固定したネジ鉄筋と、型枠11に一端を固定したネジ鉄筋の他端同士をカプラー等の接続治具で接続して連結材としてもよい。ただし、本実施形態のように1本物のセパレータ12を用いるほうがコスト、工期面で有利である。
また、本実施形態では型枠11を地中連続壁3に連結するが、地中連続壁3に代えて地下構造物等のその他の地下躯体に連結してもよい。
また図9(a)の型枠構造1’に示すように、固定具13を前記と同様に埋設したコンクリート製の型枠11’を地中連続壁3に連結してもよい。あるいは図9(b)の型枠構造1aに示すように、型枠11の連結対象を上記の型枠11’とすることも可能である。さらに、図9(c)の型枠構造1bに示すように型枠11同士を連結することもでき、図9(d)の型枠構造1cに示すように固定具13を埋設した型枠11’同士を連結することも可能である。
以下、本発明の別の例について、第2、第3の実施形態として説明する。各実施形態はそれまでに説明した実施形態と異なる点について説明し、同様の構成については図等で同じ符号を付すなどして説明を省略する。また、第1の実施形態も含め、各実施形態で説明する構成は必要に応じて組み合わせて用いることができる。
[第2の実施形態]
図10は第2の実施形態で用いる固定具13aを示す図であり、図11は地中連続壁3に埋設された固定具13aを図3(a)と同様に示す図である。
図10に示すように、固定具13aは、T字状のプレート131’に3つのナット133を固定し一体化した点で第1の実施形態の固定具13と異なる。ナット133はT字の3つの端部に当たる位置のそれぞれでプレート131’の一方の面に配置される。
図11に示すように、固定具13aはT字の各辺が鉛直方向および水平方向に対して傾斜するように配置される。本実施形態ではT字の頂辺が第1の実施形態のプレート131と同様に配置され、その両端部の2つのナット133を結ぶ線分Lが第1の実施形態と同様の傾斜および長さになる。
T字の残りの1辺は線分Lの中央に当たる位置で頂辺と交差(図11の例では略直交する)し、当該1辺の先端のナット133は、線分Lから当該1辺の方向に間隔Dを空けて配置される。この間隔Dは線分Lの長さと略同等とするが、これに限ることはない。
図12は第2の実施形態で用いる型枠11aの立面図である。図12に示すように、型枠11aでは、近傍の3つの孔111を一組として、孔111の組が鉛直方向および水平方向に間隔をおいて複数箇所に設けられる。上記の3つの孔111の配置は、図11に示す固定具13aの3つのナット133の配置と同様である。
図13のグレーで示す部分は、1本のセパレータ12に対して図11に示す向きの固定具13aを1つ設ける場合に、外側主筋5bの縦筋51や横筋52に干渉せずにセパレータ12をいずれかのナット133で固定できる固定具13aの設置範囲を示している。
グレーの部分は、固定具13の位置を右上のナット133の位置として上記の設置範囲を示すものであり、図13で例示した固定具13aでは、3つのナット133のうちT字の頂辺の両端部の2つのナット133が図8(a)の左側の固定具13-2と同様に縦筋51や横筋52と被っており、それらのナット133でセパレータ12を固定することができないが、残りの1つのナット133は縦筋51や横筋52と被っておらず、縦筋51や横筋52と干渉することなくセパレータ12を固定できる。
このように、固定具13aを用いる場合、外側主筋5bの縦筋51や横筋52と干渉せずにセパレータ12を固定できる確率は第1の実施形態の固定具13に比べても向上し、本実施形態では固定具13aがどこに位置しても、セパレータ12を縦筋51や横筋52と干渉すること無く固定できる。これは近傍の3つの孔111を固定具13aのナット133と同様に配置した型枠11aについても同様である。
なお固定具13aと第1の実施形態の型枠11を組み合わせて用いることもでき、第1の実施形態の固定具13と上記の型枠11aを組み合わせることも可能である。また、固定具のナット133の数や型枠の近傍の孔111の数を4以上とすることも可能である。
[第3の実施形態]
図14(a)は、地中連続壁3に埋設された第3の実施形態の固定具13bを図3(a)と同様に示す図である。図14(b)は図14(a)の線B-Bによる断面を示す図である。
図14に示すように、第3の実施形態の固定具13bは、プレート131、ボルト134、ナット133、135等を有する。
プレート131は第1の実施形態と同様の矩形状であり、長手方向の一方の端部の裏面にナット133が位置し、当該ナット133が地中連続壁3に埋設される。プレート131のナット133に対応する位置には孔131aが設けられ、この孔131aとナット133のネジ孔133aが連通する。
ナット133はプレート131と別体に設けられ、頭付のボルト134の軸部をプレート131の孔131aに通し、ナット133のネジ孔133aに締め込むことでプレート131がナット133に固定される。
プレート131の長手方向の他方の端部の表面(ナット133と反対側の面)には別のナット135が溶接等により固定され、プレート131と一体化される。ナット135は軸方向がプレート131の面に直交するように配置され、軸方向のネジ孔135aがセパレータ12の固定に用いられる。
本実施形態では、このようにしてナット133、135が間隔を空けて近傍に配置される。ナット133、135の間の距離は、例えば前記の固定具13aの各ナット133を通る円の半径(図10のr参照)と略同等とするが、これに限ることはない。例えば前記の固定具13の2つのナット133を結ぶ線分L(図3(a)参照)の長さの半分と略同等としてもよい。
本実施形態では、まず図15(a)に示すようにナット133を第1の実施形態の固定具13と同様に地中連続壁3に埋設した後、図15(b)に示すようにプレート131の孔131aの位置をナット133のネジ孔133aに合わせてプレート131を地中連続壁3の表面に配置する。
そして、図15(c)に示すようにプレート131の表面側からボルト134の軸部をプレート131の孔131aに通し、その先端をナット133に挿入して軽く締め込む。そして、必要に応じてプレート131をナット133の位置を中心として回転させ、外側主筋5bの縦筋51や横筋52に被らないようにナット135の位置を調整する。その後、図15(d)に示すようにボルト134を更に締め込んでプレート131をナット133に固定する。また、セパレータ12の一方の端部をナット135のネジ孔135aに締め込んで固定する。
第3の実施形態によれば、セパレータ12を固定するナット135の位置を、ナット133の位置を中心とした円周上の任意の位置に定めることができる。そのため、セパレータ12と外側主筋5bの縦筋51や横筋52との干渉を容易に避けることができ、型枠構造の施工にかかる手間やコストが削減できる。
なお、第3の実施形態ではプレート131に円形の孔131aを設けるが、孔の形状は円形に限らない。例えば図16(a)の固定具13b’に示すようにプレート131の長手方向に沿った長孔131a’を設けてもよく、プレート131をボルト134に対してスライドさせることで図16(b)に示すようにナット135の位置を調整し、外側主筋5bの縦筋51や横筋52に被らないように配置できる。このように、固定具13b’ではプレート131の回転およびスライド移動が可能であるため、外側主筋5bとセパレータ12の干渉をより容易に回避できる。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1’、1a、1b、1c:型枠構造
2:地盤
3:地中連続壁
4:底版
5:側壁
5a:内側主筋
5b:外側主筋
11、11’、11a:型枠
12:セパレータ
13、13a、13b、13b’:固定具
14:定着部
20:掘削箇所
30:溝
31:鉄筋
50:コンクリート
51:縦筋
52:横筋
111、131a:孔
131、131’:プレート
131a’:長孔
133a、135a:ネジ孔
133、135、140、145:ナット
134:ボルト

Claims (7)

  1. 連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造であって、
    前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材が前記連結対象と前記型枠とに固定され
    前記複数の孔が、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて設けられ、
    プレートに複数の筒体を設けた固定具が前記連結対象または前記型枠に埋設され、それぞれの前記孔が前記筒体の孔であることを特徴とする型枠構造。
  2. 連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造であって、
    前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材が前記連結対象と前記型枠とに固定され
    前記連結対象と前記型枠の少なくとも一方において、
    鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された2つの孔、および、前記2つの孔を結ぶ線分から前記線分の方向と交差し且つ鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された孔が、近傍に設けられ、
    プレートに複数の筒体を設けた固定具が前記連結対象または前記型枠に埋設され、それぞれの前記孔が前記筒体の孔であることを特徴とする型枠構造。
  3. 連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造であって、
    前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材が前記連結対象と前記型枠とに固定され
    プレートに通したボルトを前記連結対象または前記型枠に埋設された筒体の孔に締め込むことで前記プレートが前記筒体に固定され、
    前記プレートの前記筒体と反対側の面に前記筒体から間隔を空けて設けられた別の筒体の孔を用いて前記連結材が固定されたことを特徴とする型枠構造。
  4. 前記ボルトが前記プレートの長孔に通されたことを特徴とする請求項記載の型枠構造。
  5. 連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造の形成方法であって、
    前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材を前記連結対象と前記型枠とに固定し、
    前記複数の孔が、鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて設けられ、
    プレートに複数の筒体を設けた固定具が前記連結対象または前記型枠に埋設され、それぞれの前記孔が前記筒体の孔であることを特徴とする型枠構造の形成方法。
  6. 連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造の形成方法であって、
    前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材を前記連結対象と前記型枠とに固定し、
    前記連結対象と前記型枠の少なくとも一方において、
    鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された2つの孔、および、前記2つの孔を結ぶ線分から前記線分の方向と交差し且つ鉛直方向および水平方向に対して傾斜する方向に間隔を空けて配置された孔が、近傍に設けられ、
    プレートに複数の筒体を設けた固定具が前記連結対象または前記型枠に埋設され、それぞれの前記孔が前記筒体の孔であることを特徴とする型枠構造の形成方法。
  7. 連結材によって型枠を連結対象に連結した型枠構造の形成方法であって、
    前記連結対象と前記型枠の双方において、複数の孔が近傍に設けられ、そのいずれかの孔を用いて前記連結材を前記連結対象と前記型枠とに固定し、
    プレートに通したボルトを前記連結対象または前記型枠に埋設された筒体の孔に締め込むことで前記プレートが前記筒体に固定され、
    前記プレートの前記筒体と反対側の面に前記筒体から間隔を空けて設けられた別の筒体の孔を用いて前記連結材が固定されることを特徴とする型枠構造の形成方法。
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