JP7026622B2 - 通信システム、処理サーバおよびベアラ確立制御方法 - Google Patents

通信システム、処理サーバおよびベアラ確立制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末とサービングゲートウェイ(Serving Gateway、以下「SGW」と略称する場合もある)間の、ユーザデータパケットの経路(いわゆるベアラ)の確立に関する制御を行う通信システム、処理サーバおよびベアラ確立制御方法に関する。
モバイルネットワークにおいて端末は、目的とするサービスを利用するには、そのサービスに対応するPDN(Packet Data Network)とコネクション(以下「PDNコネクション」という)を確立する必要がある(特許文献1参照)。
ただし、従来は、図6に示すように、複数のPDNコネクションを持つアイドル状態(IDLE状態)の端末(UE:User Equipment)がCONNECTED状態(図6における左側)に遷移する場合、端末-SGW間の解放状態にある複数のベアラは、当該時点で使用されないベアラも含め、同時に確立する、という手法が採用される。また、1つの端末が複数のSGWにアクセスするネットワークにおいても、図7に示すように、1つの端末と各SGW間の解放状態にある複数のベアラが、当該時点で使用されないベアラも含め、同時に確立する、という手法が採用される。
特開2012-175575号公報
しかし、上記の従来の手法では、アイドル状態からCONNECTED状態への遷移時に、使用されないベアラについても確立されるため、使用されないベアラの維持コスト、例えば、端末移動時のハンドオーバ信号の生成および送受信等に起因したシステム負荷を考慮すると、使用されないベアラも含め複数のベアラを同時に確立するという従来の手法は、システム負荷の適正化の観点で改善すべき余地があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、システム負荷の適正化の観点で、アイドル状態遷移時に解放されたベアラを適正なタイミングで確立することを目的の1つとする。
本発明の一態様に係る通信システムは、端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、1又は複数のサービングゲートウェイと、を含んだ通信システムであって、処理サーバは、アイドル状態にある端末からサービス処理要求を受信した場合に、当該サービス処理に使用される使用ベアラ以外の未使用ベアラを確立すべきか否かを、ベアラ維持のためのシステム負荷およびベアラ確立のためのシステム負荷に基づいて判断する判断部と、判断部により確立すべきと判断された未使用ベアラ、および前記使用ベアラを、対応するサービングゲートウェイと端末間で確立するよう制御するベアラ確立制御部と、を備える。なお、アイドル状態(IDLE状態)とは、通信接続されている状態だが、通信処理が何も行われていない状態をいう。
上記のような通信システムにおいて、処理サーバの判断部は、アイドル状態にある端末からサービス処理要求を受信した場合に(これには、例えば「端末からデータを送信した場合」および「端末あてのデータ受信をトリガーとするネットワーク側からの呼出し信号(Paging)に応答した端末からのサービス処理要求を受信した場合」が含まれる)、当該サービス処理に使用される使用ベアラ以外の未使用ベアラを確立すべきか否かを、ベアラ維持のためのシステム負荷およびベアラ確立のためのシステム負荷に基づいて判断し、処理サーバのベアラ確立制御部は、判断部により確立すべきと判断された未使用ベアラ、および前記使用ベアラを、対応するサービングゲートウェイと端末間で確立するよう制御する。
本発明によれば、システム負荷の適正化の観点で、アイドル状態遷移時に解放されたベアラを適正なタイミングで確立することができる。
発明の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 通信頻度導出部の構成例を示す図である。 移動頻度導出部の構成例を示す図である。 各装置のハードウェア構成例を示す図である。 発明の実施形態に係る処理例を示すフロー図である。 従来のベアラ確立手法を示す図である。 端末が複数のSGWにアクセスするネットワークにおける従来のベアラ確立手法を示す図である。
以下、図面を参照しながら、発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(システム構成例の説明)
図1に示すように、発明の実施形態に係る通信システム1は、端末(User Equipment(以下、本実施形態では「UE」という))10と、LTEネットワークにおける基地局に相当するeNodeB(以下、本実施形態では「eNB」という)20と、LTEネットワークに在圏するUE10の位置管理、認証制御、通信経路設定等の処理を行うMME30と、後述するSGW(Serving gateway)40と、後述するPGW(Packet data network gateway)50と、を含んで構成されている。本発明に係る「処理サーバ」はMME30に対応する。
SGW40は、LTEを収容する在圏パケット交換機の機能を果たすゲートウェイ装置であり、UE10により利用される通信サービスの要件に対応して1つ又は複数のSGW40が設けられる。本実施形態では、一例として、UE10により利用される複数の通信サービスの要件それぞれに対応してSGW40(ここではSGW#1、SGW#2)が設けられた例を説明する。
PGW50は、PDN(Packet data network)との接合点であり、IPアドレスの割当て、SGWへのパケット転送などを行うゲートウェイ装置である。
本発明に関連する機能ブロックとして、MME30は、判断部31と、ベアラ確立制御部32とを備える。判断部31は、アイドル状態にあるUE10からサービス処理要求を受信した場合に、当該サービス処理に使用される使用ベアラ以外の未使用ベアラを確立すべきか否かを、ベアラ維持のためのシステム負荷およびベアラ確立のためのシステム負荷に基づいて、後述する手順で判断する。ベアラ確立制御部32は、判断部31により確立すべきと判断された未使用ベアラ、および使用ベアラを、対応するSGWとUE間で確立するよう制御する。その制御手法は後述する。
また、本発明に関連する機能ブロックとして、eNB20は、通信頻度導出部21と、移動頻度導出部22とを備える。通信頻度導出部21は、UE10の通信回数を計測してUE10の通信頻度を導出し、得られた通信頻度をMME30の判断部31へ通知する。移動頻度導出部22は、eNB20にて管理している後述の端末移動セル一覧(Last Visited Cell List)からUE10のセル間の移動頻度を導出し、得られたUE10のセル間の移動頻度をMME30の判断部31へ通知する。上記の通信頻度および移動頻度の導出手法は後述する。
図2には、通信頻度導出部21の一構成例を示す。この図2に示すように、通信頻度導出部21は、UE10の通信回数を計測する通信回数計測部21Aと、計測で得られた通信回数の情報を累積的に記憶しておく通信履歴DB21Bと、通信履歴DB21Bを参照して過去の所定期間(例えば過去1か月の期間、過去1週間の期間など)のUE10の通信回数の情報からUE10の通信頻度(例えば後述の通信生起率λ)を算出し当該通信頻度をMME30の判断部31へ通知する通信頻度算出部21Cと、を備える。なお、判断部31への通知の方法およびタイミングについては、例えば、得られた通信頻度をService Requestメッセージに含めて通知するという方法でベアラ再確立時に通知してもよいし、得られた通信頻度を新規のメッセージに含めて通知するという方法で一定時間ごとに通知してもよいし、これら以外の通知方法、通知タイミングを採用してもよい。
図3には、移動頻度導出部22の一構成例を示す。この図3に示すように、移動頻度導出部22は、eNB20にて管理している端末移動セル一覧(Last Visited Cell List)22Aと、端末移動セル一覧22AからUE10のセル間の移動頻度(例えば後述のハンドオーバ生起率λ)を導出し当該移動頻度をMME30の判断部31へ通知する移動頻度算出部22Bと、を備える。このうち端末移動セル一覧22Aには、一例として、各UEについての、セルID(Global Cell ID)と、セルタイプ(Cell type)と、セル滞在時間(Time UE stayed in cell)とが対応付けられて記憶されており、移動頻度算出部22Bは、上記のセル滞在時間の情報を参照することで、セル滞在時間に逆相関するセル間の移動頻度を導出してもよい。例えば、あるUEについての所定期間内でのセル滞在時間の平均値を求め、該セル滞在時間の平均値を所定期間の長さで割った値の逆数(所定期間内のセル間移動の平均回数)をセル間の移動頻度として導出してもよい。また、あるUEについての所定期間内でのセル間移動回数を端末移動セル一覧22Aから求め、当該セル間移動回数をセル間の移動頻度としてもよい。なお、判断部31への通知の方法およびタイミングについては、例えば、得られた移動頻度をService Requestメッセージに含めて通知するという方法でベアラ再確立時に通知してもよいし、得られた移動頻度を新規のメッセージに含めて通知するという方法で一定時間ごとに通知してもよいし、これら以外の通知方法、通知タイミングを採用してもよい。
前述したMME30の判断部31は、未使用ベアラについて、通信頻度導出部21により通知されたUE10の通信頻度とMME30により把握しうるベアラ確立に係る接続要求信号数とに基づき、ベアラ確立のためのシステム負荷を導出するとともに、移動頻度導出部22により通知されたUE10のセル間の移動頻度とMME30により把握しうるハンドオーバ信号数とに基づき、ベアラ維持のためのシステム負荷を導出する。そして、判断部31は、導出されたベアラ確立のためのシステム負荷とベアラ維持のためのシステム負荷とを比較し、比較結果に基づき未使用ベアラについて確立すべきか否かを判断する。以下、具体的な手法の一例を説明する。
判断部31は、接続要求信号の信号数からベアラ確立コストaを求めるとともに、ハンドオーバ信号の信号数からハンドオーバコストbを求める。ここでは例えば、接続要求信号の信号数をベアラ確立コストaとして求めてもよいし、接続要求信号の信号数に所定の係数を乗算して得た値をベアラ確立コストaとして求めてもよいし、これら以外の手法を用いてもよい。同様に、ハンドオーバ信号の信号数をハンドオーバコストbとして求めてもよいし、ハンドオーバ信号の信号数に所定の係数を乗算して得た値をハンドオーバコストbとして求めてもよいし、これら以外の手法を用いてもよい。そして、判断部31は、通信頻度導出部21により通知されたUE10の通信頻度(例えば通信生起率λ)とベアラ確立コストaとの積aλを求めるとともに、移動頻度導出部22により通知されたUE10のセル間の移動頻度(例えばハンドオーバ生起率λ)とハンドオーバコストbとの積bλを求める。そして、判断部31は、ある未使用ベアラについて、aλ>bλが成立する場合に当該未使用ベアラを確立すべきと判断し、一方、aλ<bλが成立する場合に当該未使用ベアラを確立すべきでないと判断する。なお、aλ=bλが成立する場合については、当該未使用ベアラを確立すべきと判断するが、これは必須要件ではなく、aλ=bλが成立する場合、当該未使用ベアラを確立すべきでないと判断してもよい。
なお、図1の構成図では図示を省略したが、UE10およびMME30はそれぞれ、ベアラ確立を要求するためのベアラ確立要求機能を備えており、UE10、eNB20およびSGW40はそれぞれ、ベアラを確立するためのベアラ確立機能を備えている。さらに、SGW40は、データ(例えばPGW50からUE10あての下りデータ等)をバッファリングするためのバッファリング機能、および、データ(例えばPGW50からUE10あての下りデータ等)を受信した場合に当該データ受信をMME30に通知するためのデータ受信通知機能を備えている。
ここで、図4を参照して、本発明の「処理サーバ」に相当するMME30のハードウェア構成の一例について説明する。MME30の機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。なお、以下で説明するハードウェア構成例は、MME30に限らず、図1に示すPGW50、SGW40、eNB20、UE10において採用してもよい。
例えば、本発明の一実施の形態におけるMME30は、本発明に係るベアラ確立制御を行うコンピュータとして機能してもよい。図4は、本発明の一実施の形態に係るMME30のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のMME30は、物理的には、プロセッサ30A、メモリ30B、ストレージ30C、通信モジュール30D、入力装置30E、出力装置30F、バス30Gなどを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。MME30のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
MME30における各機能は、プロセッサ30A、メモリ30Bなどのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ30Aが演算を行い、通信モジュール30Dによる通信、メモリ30B及びストレージ30Cにおけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ30Aは、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ30Aは、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の判断部31、ベアラ確立制御部32などは、プロセッサ30Aで実現されてもよい。
また、プロセッサ30Aは、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールおよびデータを、ストレージ30C及び/又は通信モジュール30Dからメモリ30Bに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、判断部31、ベアラ確立制御部32などは、メモリ30Bに格納され、プロセッサ30Aで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ30Aで実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ30Aにより同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ30Aは、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ30Bは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ30Bは、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ30Bは、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ30Cは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ30Cは、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ30B及び/又はストレージ30Cを含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信モジュール30Dは、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカードなどともいう。
入力装置30Eは、外部からの入力を受け付ける入力デバイスである。出力装置30Fは、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置30E及び出力装置30Fは、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ30A、メモリ30Bなどの各装置は、情報を通信するためのバス30Gで接続される。バス30Gは、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、MME30は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ30Aは、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(発明の実施形態の処理内容)
以下、図5を用いて、本実施形態におけるベアラ確立制御に係る処理内容を説明する。図5のフロー図におけるステップS1~S28の処理は、UE10あてのデータ受信をトリガーとするデータ受信時の処理に相当し、ステップS6~S28の処理は、UE10からのデータ送信時の処理にも相当する。
まず、UE10あてのデータ受信をトリガーとするデータ受信時の処理を説明する。UE10あての下り方向のデータがPGW50からSGW#1へ転送されると(ステップS1)、SGW#1は、当該SGW#1が備えたデータ受信通知機能によって、UE10あての下り方向のデータを受信した旨をDownlink Data NotificationによりMME30へ通知する(ステップS2)。通知を受けたMME30は、肯定応答(Downlink Data Notification Ack)をSGW#1へ返答し(ステップS3)、例えば当該MME30にて管理している端末収容管理情報を参照することによって、データ送信先のUE10を収容しているeNB20を特定し、当該eNB20経由でUE10へ呼出し信号(paging)を送信する(ステップS4、S5)。
呼出し信号(paging)を受信したUE10は、データを処理するためのサービスを要求するService RequestをeNB20へ送信し(ステップS6)、eNB20は、当該Service RequestをMME30へ転送する(ステップS7)。この場合、eNB20は、通信頻度導出部21によって、通信履歴DB21Bに蓄積された過去の所定期間のUE10の通信回数の情報からUE10の通信頻度(例えば通信生起率λ)を算出するとともに、移動頻度導出部22によって、端末移動セル一覧22AからUE10のセル間の移動頻度(例えばハンドオーバ生起率λ)を導出し、得られたUE10の通信頻度および移動頻度の情報をService Requestに含めて、当該Service RequestをMME30へ転送する。
そして、MME30は、UE10の通信頻度および移動頻度の情報を含むService Requestを受信し、判断部31によって、以下のベアラ確立に係る判断処理を行う(ステップS8)。即ち、判断部31は、接続要求信号の信号数からベアラ確立コストaを求めるとともに、ハンドオーバ信号の信号数からハンドオーバコストbを求める。そして、判断部31は、通信頻度導出部21により通知されたUE10の通信頻度(例えば通信生起率λ)とベアラ確立コストaとの積aλを求めるとともに、移動頻度導出部22により通知されたUE10のセル間の移動頻度(例えばハンドオーバ生起率λ)とハンドオーバコストbとの積bλを求める。さらに、判断部31は、ある未使用ベアラについて、aλ>bλが成立する場合に当該未使用ベアラを確立すべきと判断し、一方、aλ<bλが成立する場合に当該未使用ベアラを確立すべきでないと判断する。なお、aλ=bλが成立する場合については、当該未使用ベアラを確立すべきと判断する。ただし、これは必須要件ではなく、aλ=bλが成立する場合、当該未使用ベアラを確立すべきでないと判断してもよい。このようにして、ステップS8において、サービスで使用する使用ベアラに加え、未使用ベアラのうち当該時点で確立すべきと判断された未使用ベアラが決まる。即ち、上記の使用ベアラおよび当該時点で確立すべきと判断された未使用ベアラが、「確立すべきベアラ」として決定される。
そして、MME30は、PGW50、UE10それぞれとの間で所定の認証処理を行う(ステップS9)。その後、MME30がInitial Context Setup RequestをeNB20へ送信すると(ステップS10)、eNB20はUE10との間で無線ベアラを確立する(ステップS11)。これにより、eNB20経由でUE10とSGW#1間の通信リンクが確立するため、上り方向のデータが、UE10からeNB20経由でSGW#1へ転送され(ステップS12、S13)、さらに、SGW#1からPGW50へ転送される(ステップS14)。
その後、eNB20がMME30へInitial Context Setup Completeを応答すると(ステップS15)、MME30は、ベアラ情報を、ステップS8で決定した「確立すべきベアラ」に修正するため、SGW#1経由でPGW50へ向けてModify Bearer Requestを送信する(ステップS16、S17)。そして、PGW50にてベアラ情報が正常に「確立すべきベアラ」に修正されると、PGW50は、SGW#1経由でMME30へ向けて、正常にベアラが修正された旨のModify Bearer Responseを応答する(ステップS18、S19)。これにより、SGW#1経由でUE10とPGW50間の「確立すべきベアラ」が再確立される。
SGW#1は、使用ベアラが再確立したことをうけ、ステップS1で受信し、当該SGW#1にてバッファリングしておいた下り方向のデータを、eNB20経由でUE10へ転送する(ステップS20、S21)。
ここで、ステップS8で決定された「確立すべきベアラ」に、SGW#2を経由するベアラが含まれていたとすると、ステップS22以降の処理が実行される。即ち、MME30がInitial Context Setup RequestをeNB20へ送信すると(ステップS22)、eNB20はUE10との間で無線ベアラを確立し(ステップS23)、MME30へInitial Context Setup Completeを応答する(ステップS24)。その後、MME30は、ベアラ情報を、ステップS8で決定した「確立すべきベアラ」に修正するため、SGW#2経由でPGW50へ向けてModify Bearer Requestを送信する(ステップS25、S26)。そして、PGW50にてベアラ情報が正常に「確立すべきベアラ」に修正されると、PGW50は、SGW#2経由でMME30へ向けて、正常にベアラが修正された旨のModify Bearer Responseを応答する(ステップS27、S28)。これにより、SGW#2経由でUE10とPGW50間の「確立すべきベアラ」が再確立される。
以上が「UE10によるデータ受信時の処理(ステップS1~S28)」である。一方の「UE10からのデータ送信時の処理」は、UE10が呼出し信号(paging)を受信した後に実行される処理に該当し、上述したステップS6~S28の処理に相当する。ステップS6~S28の処理は既に説明したので、ここでは重複した説明は省略する。
(発明の実施形態に係る作用および効果)
以上のように、通信システム1において、MME30の判断部31は、アイドル状態にあるUE10からサービス処理要求を受信した場合に(即ち、UE10からの自発的なサービス処理要求の受信時、および、UE10あてのデータ受信をトリガーとするネットワーク側からの呼出し信号(Paging)に応答したUE10からのサービス処理要求の受信時)、当該サービス処理に使用される使用ベアラ以外の未使用ベアラを確立すべきか否かを、ベアラ維持のためのシステム負荷およびベアラ確立のためのシステム負荷に基づいて判断し、MME30のベアラ確立制御部32は、確立すべきと判断された未使用ベアラ、および使用ベアラを、対応するSGW40とUE10間で確立するよう制御する。これにより。システム負荷の適正化の観点で、アイドル状態遷移時に解放されたベアラを適正なタイミングで確立することができる。
判断部31は、未使用ベアラについて、ベアラ維持のためのシステム負荷とベアラ確立のためのシステム負荷とを比較し、ベアラ維持のためのシステム負荷がベアラ確立のためのシステム負荷よりも大きい未使用ベアラについては、確立すべきでないと判断し、ベアラ維持のためのシステム負荷がベアラ確立のためのシステム負荷よりも小さい未使用ベアラについては、確立すべきであると判断する。これにより、ベアラ確立のためのシステム負荷のみならず、ベアラ維持のためのシステム負荷をも考慮したうえで、アイドル状態遷移時に解放されたベアラをより適正なタイミングで確立することができる。
より具体的には、判断部31は、未使用ベアラについて、eNB20の通信頻度導出部21により通知されたUE10の通信頻度(例えば通信生起率λ)とベアラ確立に係る接続要求信号数に基づくベアラ確立コストaとの積aλを、ベアラ確立のためのシステム負荷として導出するとともに、eNB20の移動頻度導出部22により通知されたUE10のセル間の移動頻度(例えばハンドオーバ生起率λ)とハンドオーバ信号数に基づくハンドオーバコストbとの積bλを、ベアラ維持のためのシステム負荷として導出する。そして、判断部31は、導出されたベアラ確立のためのシステム負荷とベアラ維持のためのシステム負荷とを比較し、その比較結果に基づいて確立すべきか否かを判断する。このように、実際のUE10の通信頻度および移動頻度を用いて導出された「ベアラ確立のためのシステム負荷(上記の積aλ)」と「ベアラ維持のためのシステム負荷(上記の積bλ)」との比較結果に基づいて確立すべきか否かを判断するため、アイドル状態遷移時に解放されたベアラをより適正なタイミングで確立することができる。
なお、上記実施形態では、MME30が、本発明に係る「判断部31」および「ベアラ確立制御部32」を備える例を説明したが、これに限定されるものではなく、「判断部31」および「ベアラ確立制御部32」のうち一方又は両方をMME30の外部に設けた構成を採用してもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本実施形態の基地局(eNB)は、1つまたは複数の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
端末(UE)は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
1…通信システム、10…UE(端末)、20…eNB(基地局)、21…通信頻度導出部、21A…通信回数計測部、21B…通信履歴DB、21C…通信頻度算出部、22…移動頻度導出部、22A…端末移動セル一覧、22B…移動頻度算出部、30…MME(処理サーバ)、30A…プロセッサ、30B…メモリ、30C…ストレージ、30D…通信モジュール、30E…入力装置、30F…出力装置、30G…バス、31…判断部、32…ベアラ確立制御部、40…SGW、50…PGW。

Claims (3)

  1. 端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、1又は複数のサービングゲートウェイと、を含んだ通信システムであって、
    前記処理サーバは、
    アイドル状態にある端末からサービス処理要求を受信した場合に、当該サービス処理に使用される使用ベアラ以外の複数の未使用ベアラのうち、当該時点で確立すべき一の未使用ベアラを決定する判断部と、
    前記判断部により決定された一の未使用ベアラ、および前記使用ベアラを、対応するサービングゲートウェイと端末間で確立するよう制御するベアラ確立制御部と、
    を備える、
    通信システム。
  2. 端末と、基地局と、1又は複数のサービングゲートウェイと、を含んだ通信システム、に設けられ、前記端末に係る処理を実行する処理サーバであって、
    アイドル状態にある端末からサービス処理要求を受信した場合に、当該サービス処理に使用される使用ベアラ以外の複数の未使用ベアラのうち、当該時点で確立すべき一の未使用ベアラを決定する判断部と、
    前記判断部により決定された一の未使用ベアラ、および前記使用ベアラを、対応するサービングゲートウェイと端末間で確立するよう制御するベアラ確立制御部と、
    を備える処理サーバ。
  3. 端末と、基地局と、端末に係る処理を実行する処理サーバと、1又は複数のサービングゲートウェイと、を含んだ通信システムにて実行されるベアラ確立制御方法であって、
    前記処理サーバが、アイドル状態にある端末からサービス処理要求を受信した場合に、当該サービス処理に使用される使用ベアラ以外の複数の未使用ベアラのうち、当該時点で確立すべき一の未使用ベアラを決定する判断ステップと、
    前記処理サーバが、前記判断ステップにより決定された一の未使用ベアラ、および前記使用ベアラを、対応するサービングゲートウェイと端末間で確立するよう制御するベアラ確立制御ステップと、
    を備えるベアラ確立制御方法。
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