JP7023340B1 - 放射能焼却灰除染装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】袋から粉塵の発生なく焼却灰を洗浄水で排出して処理できるようにした放射能焼却灰除染装置を提供する。【解決手段】放射能焼却灰除染装は、放射能焼却灰と、洗浄水を混合する混合機とを備える。混合機は、洗浄水が収容され、焼却灰と洗浄水が混合される混合タンク、混合タンクの内部に設けられて放射能焼却灰が満たされた袋を洗浄水の中で支持する載置台、及び載置台に設置されて袋の下端を破って開放する切断機を含む。【選択図】 図1
Description
本開示内容は放射能焼却灰除染装置に関する。
一般的に、原子力発電所や原子力関係施設の運営時に発生する放射性廃棄物は放射性廃棄物処分場のような管理施設に保管して管理されている。
前記放射性廃棄物処分場の建設、放射性廃棄物の保管に多くの費用が要されるため、現実的に大きな負担となっている。
このため、焼却炉を利用して放射性廃棄物を燃焼させて処分することによって放射性廃棄物の物量を減らす方法が利用されている。ところが、放射性廃棄物の焼却処理も放射能で汚染された焼却灰を発生させるため、放射性汚染焼却灰に対する処理問題が引き起こされる。
放射能焼却灰の除染は、焼却灰を洗浄水に投入し固液混合してセシウムを溶出した後、固液分離を通じてセシウム汚染水を収集して浄化する過程を通じて処理される。
しかし、従来の場合、焼却灰を処理する過程で粉塵が大量に発生する問題がある。焼却灰で発生した放射性粉塵によって2次汚染が発生し、作業者が呼吸を通じて人体に吸収される場合、人的被害が発生し得る。
本課題は、袋から粉塵の発生なく焼却灰を洗浄水で排出して処理できるようにした放射能焼却灰除染装置を提供することである。
本課題は、焼却灰が固まらずに洗浄水に、より効果的に混合されるようにした放射能焼却灰除染装置を提供することである。
本課題は、洗浄水の中でも袋から焼却灰を効果的に排出できるようにした放射能焼却灰除染装置を提供することである。
本課題は、袋に付着した洗浄水を効果的に除去できるようにした放射能焼却灰除染装置を提供することである。
本具現例の除染装置は、放射能焼却灰と洗浄水を混合する混合機を含むことができる。
前記混合機は、洗浄水が収容されて焼却灰と洗浄水が混合される混合タンク、前記混合タンクの内部に設けられて放射能焼却灰が満たされた袋を洗浄水内に浸っている状態で支持する載置台、及び前記載置台に設置されて袋の下端を破って開放する切断機を含むことができる。
除染装置は、前記載置台に設置されて前記袋を固定する貫通軸をさらに含むことができる。
前記貫通軸は、前記載置台に設置され上部に突出して前記袋の下降時に袋を切開し、内部に挿入されて袋を固定する構造であり得る。
前記貫通軸は、垂直に立てられた板構造物であって、先端に行くほど尖っている三角の形態をなす構造であり得る。
前記貫通軸は、直角三角形態の板構造物であって、4個が90度の角度で配置され、垂直辺が互いに接し合って十字状に配列された構造であり得る。
前記載置台は、側方面に延び、円周方向に沿って角度を置いて配列される複数の水平フレームを含むことができる。
前記水平フレームは、前記載置台中心で90度の角度で配列されて十字状をなし得る。
前記切断機は、前記載置台の中心部から外側に延長設置されるレール、前記レールに沿って移動する移送ブロック、前記移送ブロックを移動させるための駆動部、及び前記移送ブロックに設置され前記移送ブロックの移動により前記袋を切開する刃を含むことができる。
前記切断機は、前記移送ブロックに設置され、前記刃の上に延びて前記切断された袋の下端を切開状態に広げて固定するクランピングバーをさらに含むことができる。
前記クランピングバーは、前記貫通軸の下端を通って上に延び、側端はノコギリの歯の形態に形成され得る。前記クランピングバーは、二つが一対をなして前記貫通軸を挟んで貫通軸の両側面に配置され得る。
前記レールは前記貫通軸の配置方向に延長され、前記刃は前記貫通軸の下部に位置して、貫通軸の配置方向に沿って移動しながら袋を切開する構造であり得る。
前記切断機は、4個が90度の角度で配置されて袋を十字状に切開する構造であり得る。
前記クランピングバーは、二つが一対をなして前記貫通軸を挟んで貫通軸の両側面に配置されて貫通軸に沿って移動する構造であり得る。
前記混合機は、前記混合タンクの底に設置され、混合タンクの内部に洗浄水を噴出して焼却灰と洗浄水を混合する循環部をさらに含むことができる。
前記循環部は、前記混合タンクの底に間隔を置いて設置される少なくとも一つ以上の噴射ノズル、前記混合タンクの下部に設置され、前記噴射ノズルと連結され、内部に洗浄水が収容される少なくとも一つ以上の洗浄水チャンバー、及び前記洗浄水チャンバーに連結されて洗浄水を供給して噴射ノズルを通じて洗浄水を噴射するための洗浄水供給部を含むことができる。
前記循環部は、前記噴射ノズルの上端に設置され、下端は混合タンクの底に向かうように曲がって、洗浄水の噴射方向を全体的に下方向に誘導するカバーをさらに含むことができる。
前記混合機は、前記混合タンクの内部に設置されて前記載置台の下部の混合タンクの底に焼却灰が積もることを防止するためのスプレー部をさらに含むことができる。
前記スプレー部は、前記混合タンクの一側面に設置されて前記載置台の下部の混合タンクの底に洗浄水を噴出する注入口及び前記注入口に設置されて洗浄水を供給する洗浄水供給部を含むことができる。
除染装置は、前記袋に残留する焼却灰を洗浄する洗浄部をさらに含むことができる。
前記洗浄部は、前記載置台に設置され、前記袋の切開された下部を通じて袋の内部に洗浄水を噴射する少なくとも一つ以上の内側噴射ノズル及び前記内側噴射ノズルに連結されて洗浄水を供給する洗浄水供給部を含むことができる。
前記洗浄部は、前記混合タンクの内側の上部で袋の周囲に配置され、洗浄水供給部と連結されるリング状のパイプ及び前記パイプに沿って設置されて前記袋の外側の表面に洗浄水を噴射する外側噴射ノズルをさらに含むことができる。
除染装置は、前記焼却灰が排出された袋で水分を除去する水分除去部をさらに含むことができる。
前記水分除去部は、前記混合タンクの上端の入口を開閉する一対のドアの先端にそれぞれ設置され、入口の閉鎖時にドアが閉まりながら互いに接する一対のワイピングロールを含むことによって、前記混合タンクから袋の搬出時に前記袋が前記ワイピングロールの間で加圧されて袋に付着した洗浄水が除去される構造であり得る。
前記水分除去部は、前記ワイピングロールの両先端部でワイピングロールの直角方向に配置される一対のガイドロールをさらに含むことができる。
このように本具現例によると、焼却灰が満たされた袋が混合タンクの内部の洗浄水に投入された状態で袋の開放が行われることによって、粉塵の発生を根本的に遮断することができる。
また、袋の表面に洗浄水を噴射することによって、袋投入過程または切開過程で袋の表面に付着している粉塵が飛散することを防止することができる。
これによって、粉塵の発生による汚染や人的被害を最小化することができる。
袋を迅速かつ効果的に開放させることができるため、洗浄水との混合効果を高めることができる。
混合タンクの内部の水位が変動し続けて撹はん機の使用ができない環境下でも、混合タンクの内部の洗浄水の循環を通じての混合構造を通じて、粉末状態の焼却灰が固まらずに洗浄水に、より効果的に混合され得る。
袋から排出される焼却灰が載置台の下部の混合タンクの底に積もることを防止することができる。
これによって、焼却灰の混合効果を高めることができる。
袋から焼却灰を完全に洗浄水で排出することができるため、袋内に焼却灰が残留することを防止することができる。
混合タンクから袋を引き出す過程で袋の表面から洗浄水を除去することによって、袋の移動時に洗浄水による2次汚染を防止することができる。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。ただし、これは例示として提示されるものであって、これによって本発明が制限されはせず、本発明は後述する特許請求の範囲の範疇によって定義されるのみである。後述する実施例は本発明の概念と範囲を逸脱しない限度内で多様な形態に変形され得る。できる限り、同一または類似する部分は図面において同一の図面番号を使って示す。
以下で使われる専門用語は単に特定の実施例を言及するためのものであって、本発明を限定することを意図しない。ここで使われる単数の形態は文面がこれと明白に反対の意味を示さない限り複数の形態も含む。明細書で使われる「含む」の意味は、特定の特性、領域、定数、段階、動作、要素および/または成分を具体化し、他の特定の特性、領域、定数、段階、動作、要素、成分および/または群の存在や付加を除外させるものではない。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施例を記載する。しかし、下記の実施例は本発明の好ましい一実施例に過ぎず、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
図1と図2は本実施例に係る放射能焼却灰除染装置の混合機を示し、図3と図4は本実施例に係る混合機の切断機の構造を示している。
本実施例の焼却灰除染装置は、放射能焼却灰からセシウムを溶出して処理できるように焼却灰と洗浄水を混合する混合機10を含むことができる。
放射能焼却灰は、例えばフレキシブルコンテナバッグなどの袋100に入れられて混合機10に移送され、混合機10内に投入されて洗浄水と混合される。
本実施例の混合機10は、焼却灰が入っている袋100を混合機10の洗浄水の内部で開放して焼却灰を混合機10に投入する構造であり得る。したがって、焼却灰を混合機10に投入する過程で粉塵の発生を防止することができる。
このために、混合機10、洗浄水が収容され、焼却灰と洗浄水が混合される混合タンク20、混合タンク20の内部に設けられて放射能焼却灰が満たされた袋100を洗浄水内に浸っている状態で支持する載置台30、及び載置台30に設置されて袋100の下端を破って開放する切断機40を含むことができる。
また、混合機10は、載置台30に設置され、袋100の内部に挿入されて袋100を載置台30に固定する貫通軸50をさらに含むことができる。これにより、袋100は自重によって下降されながら貫通軸50に底面が刺されて載置台30上に固定される。そして、この過程で袋100の底面が貫通軸50により切開され、切断機40により破かれて開放される。
このように、袋100は、混合タンク20の洗浄水内に浸かっている状態で、載置台30に設置された貫通軸50と切断機40によって貫通されて切開される。したがって、袋100から焼却灰の粉塵が大気中に飛散されない。
混合タンク20は、内部に洗浄水を収容する。本実施例の混合タンク20は四角の形態を有し得る。混合タンク20の大きさや形態は多様に変形され得る。
混合タンク20の上部には入口を開閉するドア22が備えられ得る。ドア22は必要に応じて開放されて袋100を混合タンク20の内部に装入することができる。混合タンク20の下部の側面には洗浄水または焼却灰と洗浄水の固液混合物を排出するための出口24が形成され得る。
混合タンク20の内部に載置台30が設けられる。載置台30は、混合タンク20のドア22が設置された入口の下側に位置することができる。これにより、天井クレーンなどで移送された袋100は開放された入口を通じて真下に下降されて載置台30に容易に積載され得る。
載置台30は、水平に延びたフレーム構造物であり得る。載置台30は、各角側に設置される支持台32を媒介として混合タンク20に固定されて洗浄水内に位置することができる。
本実施例で、載置台30は中心から外側方向に延び、円周方向に沿って角度を置いて配列される複数の水平フレーム34を含むことができる。
水平フレーム34は長く延びたチャネルの形態の構造物であり得る。
図2に図示された通り、水平フレーム34は、載置台30の中心部で90度の角度で配列されて十字状をなし得る。各水平フレーム34は、内側先端が互いに結合されて一つの一体化された構造であり得る。
これにより、袋100は90度の角度を置いて外側方向に延びている4個の水平フレーム34に据え置かれて安定的に支持され得る。
また、本実施例で載置台30は、袋100と接する面積を最小化することができる。これにより、袋100の開放される下部は、載置台30により全体的に塞がらずに最小限の面積でのみ遮られることになる。したがって、切開された袋100を通じて排出される焼却灰が、載置台の水平フレーム34の間を通じて下方に流れ落ちながら迅速に洗浄水に混合され得る。
載置台30の上部の中心部に貫通軸50が設置される。貫通軸50は載置台30に積載される袋100を貫通して固定する。
本実施例の貫通軸50は、上部で突出して先端が尖っている構造であり得る。貫通軸50は、袋100の下降時に袋100を貫通して内部に挿入されて袋100を固定する。
貫通軸50は、垂直に立てられた板構造物であって、自重によって下降する袋の底面に容易に刺されて貫通され得る構造になっている。例えば、貫通軸50は、矢先のように先端に行くほど尖っている三角の形態をなす構造であり得る。
このため、袋100を載置台30側に下すと、自重によって下降される袋100が貫通軸50に押圧されながら、貫通軸50の尖っている先端が袋100を突き抜けて入ることになる。すなわち、貫通軸50は、袋100の下部を貫通して内部に刺されて袋100を載置台30上に支持する。したがって、袋100は貫通軸50に刺された状態で載置台30上に固定され得る。袋100の底面に貫通軸50が刺されることにより袋100の底面が貫通軸50によって切開される。
貫通軸50の側先端は、袋100を容易に切開できるように刃が形成され得る。
貫通軸50は、水平フレームの配列形態と同一の形態で配列され得る。本実施例で、貫通軸50は、十字状に配置された載置台30の水平フレーム34に対応するように十字状に形成され得る。
すなわち、貫通軸50は、直角三角形態のプレート4個が90度の角度で配置され、垂直辺が互いに接し合って十字状をなし得る。
貫通軸50の底辺は、水平フレーム34上で所定高さ離隔しているため、傾斜した側先端と水平な下端をなす斜辺と底辺の間の角が袋100の下部を係止して固定するフックの役割を遂行することができる。これにより、袋100が貫通軸50に完全に刺されて載置台30上に据え置かれると、袋100の下端が貫通軸50の角に係止されて堅固に載置台30上に固定され得る。
袋100が貫通軸50に刺されて載置台30上に固定され、貫通軸50により切開された部位に沿って切断機40が移動することによって袋100の底面が完全に切開されることになる。
本実施例の切断機40は、載置台30の中心部から外側に延長設置されるレール42、レール42に沿って移動する移送ブロック44、移送ブロック44を移動させるための駆動部48、及び移送ブロック44に設置されて移送ブロックの移動により袋100を切開する刃46を含むことができる。
レール42は、貫通軸50の各水平フレーム34に沿って延長設置され得る。
本実施例の切断機40は、水平フレーム34の配置構造と同一に、4個が90度の角度で配置される。したがって、切断機40の刃46が各水平フレーム34に沿って移動しながら袋100の底面を十字状に切開することができる。
移送ブロック44は、例えばレール42に沿って転がるホイールを具備してレール42に沿って移動され得る。移送ブロック44は、レール42に沿って各水平フレーム34の中心側先端と外側先端の間を往復移動することになる。
駆動部48は例えば、移送ブロック44が設置されるチェーンとチェーンを正逆回転させるギアを含むことができる。ギアを回転させてチェーンを動かすことによって、レールに沿って移送ブロック44を移動させることができる。ギアの回転駆動は駆動モータなどの機械的な動力を利用したり、作業者が手作業で回す構造であり得る。
前記した構造の他に、駆動部48は多様に変形され得、水平フレーム34に設置されたレール42に沿って移送ブロック44を往復移動させることができる構造であればすべて適用され得る。
図3に図示された通り、刃46は移動方向に対して傾斜するように配置されているため、袋100の底面をより容易に切断することができる。
刃46は移送ブロック44の移動方向に配置され、貫通軸50の下端の下側に位置する。袋100が貫通軸50に完全に刺されて載置台30上に据え置かれると、袋100の底面は貫通軸50に切開された状態で貫通軸50の下端を通り過ぎて刃46の位置に置かれることになる。
この状態で、移送ブロック44の駆動により刃46が移動しながら、貫通軸50により切開された袋100の切開方向に沿って袋の底面を連続的に切断することができる。したがって、刃46により袋の切断線が延長されながら袋の底面が最後まで完全に切開され得る。
本実施例の切断機40は、移送ブロック44に設置されて刃46の上に延長されて袋100の底面を切開された状態に広げて固定するクランピングバー47をさらに含むことができる。
クランピングバー47により袋100は十字状に切開されて広げられた状態を維持するため、袋100の内部で焼却灰がより円滑に排出され得る。
図3に図示された通り、クランピングバー47は、刃46の上部で上側に向かって垂直に延びた構造になっている。クランピングバー47は二つが一対をなし、貫通軸50を挟んで貫通軸50の両側面に配置され得る。このため、クランピングバー47は、貫通軸50と干渉することなく貫通軸を通り過ぎて外側に移動され得る。
また、二つのクランピングバー47により袋100を加圧固定することができるため、袋100に対する支持力を高め、袋100の切開部位を広げた状態を安定的に維持することができる。
一対のクランピングバー47の間の間隔は、略貫通軸50と干渉することなくクランピングバー47が移動可能な程度であり得る。
クランピングバー47は刃46の上に延びているため、クランピングバー47は刃46により切断される袋100の底面の上側で袋の側面に接することができるようになる。これにより、クランピングバー47は切断されていない袋の側面に接して袋100を広げることができる。
クランピングバー47は、袋100と接する側端がノコギリの歯の形態に形成され得る。クランピングバー47が袋の側面に密着して袋100を広げた時、クランピングバー47のノコギリの歯に袋が緊密に固定されて袋がクランピングバー47から離脱することを防止することができる。
以下、図4と図5を参照して袋の切開作用について説明する。
図示された通り、袋100は、自重によって貫通軸50に刺された状態で載置台30上に固定される。
切断機40の移送ブロック44は、載置台30の中心部側に位置し、刃46は貫通軸50の下で貫通軸によって切開された袋100の底面に位置する。
この状態で、駆動部48の駆動により移送ブロック44がレール42に沿って移動される。移送ブロック44が移動するにつれて移送ブロック44に設置されている刃46が載置台30の中心部から各水平フレーム34に沿って外側に移動する。
各切断機40の刃46は十字状に移動することになる。刃46は、貫通軸50を通り過ぎて移動し、移動される刃46により袋100の底面が切開し続けられる。したがって、袋の底面は、十字状に完全に切開されて開放される。袋100の下部が開放されることによって袋100に収容されている焼却灰が袋100から排出され得る。
刃46が袋100の底面を完全に切開して外側先端に到達することになると、刃46の上側に突出しているクランピングバー47が袋100の側面の内側に密着する。したがって、袋100の底は、4個のクランピングバー47により四角の形態に広げられて十字状に切開された状態に維持される。
このように、袋100の底面が十字状に完全に切開されて維持されることによって、袋100に入っている焼却灰をより迅速かつ効果的に排出することができる。
袋100全体または底面側は、混合タンク20の洗浄水内に浸かっている状態であるため、袋100の切開された下部から排出される焼却灰は大気中に飛散せずにすぐに洗浄水に混合され得る。
したがって、袋100から焼却灰を混合タンク20の洗浄水に投入する過程で粉塵が飛散することを根本的に防止することができる。
このように、袋の焼却灰は、切開された十字状の底面を通じて下に排出されて洗浄水と混合される。
袋100の下部から排出された焼却灰は、混合タンク20の内部で洗浄水の循環流れによって効果的に洗浄水と混合され得る。
このために、前記混合機10は、前記混合タンク20の底に設置され、混合タンク20の内部に洗浄水を噴出して焼却灰と洗浄水を混合する循環部60をさらに含むことができる。
循環部60は、混合タンク20の底に間隔を置いて設置される少なくとも一つ以上の噴射ノズル62、混合タンク20の下部に設置されて噴射ノズル62と連結され、内部に洗浄水が収容される少なくとも一つ以上の洗浄水チャンバー64、及び洗浄水チャンバー64に連結されて洗浄水を供給して噴射ノズル62を通じて洗浄水を噴射するための洗浄水供給部90を含むことができる。
洗浄水供給部90から洗浄水チャンバー64に洗浄水が供給される。洗浄水チャンバー64に供給された洗浄水は、噴射ノズル62を通じて混合タンク20の底から噴出する。したがって、洗浄水が循環されることにより洗浄水と焼却灰が円滑に混合され得る。焼却灰は、載置台30で切開された袋100の下部から排出されて落下し、上昇する洗浄水によって撹はんされながら効果的に混合される。
本実施例の混合機10は、洗浄水内に袋100が浸っている状態で焼却灰の排出が行われるため、焼却灰の排出時に混合タンク20内の水面の位置が変わり続ける。
このため、一般的に使われる回転翼を利用した混合構造は適用が難しい。前記の通り、本装置は噴射ノズル62を通じて洗浄水が噴射されて混合タンク20内の洗浄水の連続的な循環が行われるため、別途の回転翼を具備せずとも洗浄水と焼却灰を均一に混合することができる。
噴射ノズル62は、図2に図示された通り、混合タンク20の底面に一定の間隔をおいて縦横に配列設置され得る。このため、混合タンク20の内部で全体的に均一に洗浄水を噴出することができる。したがって、混合タンク20内で洗浄水と焼却灰がより均一に混合され得る。
噴射ノズル62の上端にはカバー63が取り囲まれて設置され得る。カバー63は、噴射ノズル62の先端の全体を取り囲み、下端は混合タンク20の底に向かうように曲がって形成される。カバー63は、噴射ノズル62の先端を通じての洗浄水の噴射方向を全体的に下方向に誘導する。このため、噴射ノズル62から噴射される洗浄水は、カバー63により混合タンクの底に向かって排出される。
このように、噴射ノズル62の上端がカバー63により覆われているため、焼却灰などの沈殿物が噴射ノズル62の上端に積もったり流入することを防止することができる。また、カバー63により全体的に噴射ノズル62から噴射される洗浄水が下方向に誘導されて混合タンク20の底に向かって排出され得る。
洗浄水供給部90から供給された洗浄水が噴射ノズル62を通じて噴射されることにより、混合タンク20内で洗浄水の流れが形成される。このため、洗浄水が混合タンク20の内部で循環し続けられて袋100の開放された下部から排出される焼却灰とより効果的に混合され得る。
また、噴射ノズル62から噴射される洗浄水は、カバーによって混合タンクの底を向くことになるため、混合タンク20の底に焼却灰が沈殿することを防止して洗浄水と均一に混合され得る。
本実施例で、洗浄水チャンバー64は複数個に分けられているため、順次作動して洗浄水を循環させることができるようになる。このため、混合タンク20の全体面積を一度にカバーしなくても、より少ない容量で混合タンク20内の洗浄水を連続的に循環させることができるようになる。
循環部60の洗浄水チャンバー64の個数や噴射ノズル62の個数、洗浄水噴射量などは多様に変形され得る。
また、本実施例の混合機10は、混合タンク20の内部に設置されて載置台30の下部の混合タンク20の底に焼却灰が積もることを防止するためのスプレー部70をさらに含むことができる。
スプレー部70は、混合タンク20の下部の一側面に設置されて載置台の下部の混合タンク20の底に洗浄水を噴出する注入口72及び注入口72に設置されて洗浄水を供給する洗浄水供給部90を含むことができる。
注入口72は、袋から排出される焼却灰が積もる位置すなわち、載置台の真下側の混合タンク20の底を向くようにして形成され得る。このため、注入口72を通じて噴出する洗浄水によって混合タンク20の底に落下する焼却灰が積もって積層されず、すべて洗浄水と混合され得る。
本実施例の混合機10は、袋100に残留する焼却灰を洗浄する洗浄部をさらに含むことができる。このため、焼却灰の排出過程で袋100から排出されずに残留する焼却灰は洗浄部によって袋100の内面で分離されてすべて排出され得る。
図6に図示された通り、洗浄部は、袋100の切開された下部を通じて袋100の内部に洗浄水を噴射する少なくとも一つ以上の内側噴射ノズル80及び内側噴射ノズル80に連結されて洗浄水を供給する洗浄水供給部90を含むことができる。
載置台30の下側には、別途の支持フレーム82が設置され、支持フレーム82に沿って配置された管路上に内側噴射ノズル80が設置され得る。支持フレーム82は、外側先端に設置される垂直フレーム83により混合タンク20に固定設置され得る。
本実施例の支持フレーム82は、載置台30の水平フレーム34のように十字状をなし得る。十字状の支持フレーム82は、載置台30の水平フレーム34の間に位置して水平フレーム34と交差する。このため、水平フレーム34に設置された内側噴射ノズル80から噴射される洗浄水が水平フレーム34に干渉することなく袋100の内側に円滑に噴射され得る。
内側噴射ノズル80は、袋100の内面に向かって配置されて底面の切開部を通じて袋100の内面に向かって洗浄水を噴射することができる。
内側噴射ノズル80は、十字状に配置された各支持フレーム82に沿って少なくとも一つ以上設置され得る。
洗浄水供給部90は、新しい洗浄水または混合タンク20の内部の洗浄水を内側噴射ノズル80に供給する構造であり得る。
洗浄水供給部90から供給された洗浄水は、支持フレーム82の内部に配置された管路に供給され、管路に沿って設置された内側噴射ノズル80を通じて袋100の内面に噴射される。内側噴射ノズル80から高圧で噴射される洗浄水によって、袋100の内面に付着されて残留する焼却灰が落ちて排出され得る。このため、袋100の内部に積載されたすべての焼却灰を漏れなく排出して洗浄水に混合することができる。
また、洗浄部は前記混合タンク20の内側の上部で袋100の周囲に配置され、洗浄水供給部90と連結されるリング状のパイプ84、及び前記パイプ84に沿って設置されて前記袋100の外側の表面に洗浄水を噴射する外側噴射ノズル86をさらに含むことができる。
外側噴射ノズル86を通じて噴射される洗浄水によって、袋100の上部の表面が洗浄されることになる。このため、袋100の外表面に付着されている焼却灰や粉塵が落ちて洗浄水に混合され、粉塵が飛散することも防止することができる。
パイプ84は円形のリング構造物であって、例えば支持フレーム82を固定している垂直フレーム83に固定設置され得る。パイプ84は、円形の他に四角の形態など多様に変形され得る。
パイプ84は、混合タンク20内の洗浄水の水面以上の高さで設置されて洗浄水に浸らずにその上に位置することができる。このため、外側噴射ノズル86は、混合タンク20の水面の外から袋100の表面に洗浄水を噴射することができる。図面番号87は、混合タンク20の上部を通じて、パイプ84と支持フレーム82の内部管路に連結されて洗浄水を供給する供給管である。
パイプ84に沿って複数個の外側噴射ノズル86が間隔をおいて配列設置され得る。外側噴射ノズル86は、パイプ84の中心側に向かって配置され、パイプ84を通過する袋100の外表面に洗浄水を噴射することができる。外側噴射ノズル86は、例えば洗浄水をミストの形態で噴射できる加圧噴射型ノズルであり得る。このため、外側噴射ノズル86は、洗浄水を微細な粒子の形態で広く噴射して袋100の外表面を全体的に均一に洗浄することができる。
袋100がパイプ84を通過して洗浄水の内部に下降する過程で、外側噴射ノズル86から袋100の外表面に洗浄水が噴霧される。したがって、袋100の外表面に付着されている粉塵や焼却灰が洗浄水によって洗浄されて流れ落ちることになる。また、袋100を洗浄水に投入する前に袋100の表面を洗浄水で濡らすことになるため、袋100で粉塵の発生を防止することができる。
焼却灰が完全に排出されると、袋100は混合タンク20から除去される。袋100は、混合タンク20の洗浄水内に投入されていて濡れている状態であるため、除去時に水分を除去する必要がある。このため、本実施例の混合機は、袋100の除去時に袋100から水分を除去する水分除去部をさらに含むことができる。
水分除去部は、混合タンク20の上端の入口を開閉する一対のドア22の先端にそれぞれ設置されて、入口の閉鎖時にドア22が閉まりながら互いに接する一対のワイピングロール88を含むことができる。ワイピングロール88はドア22の先端に自由に回転可能に設置され得る。
一対のドア22は、例えば引き戸方式で開閉され得る。ドア22は、混合タンク20の上端の入口に設置されたレールに沿って互いに反対方向にスライディング可能に設置され得る。このため、ドア22の開放時に一対のドア22が反対方向に移動して広がりながら一対のワイピングロール88の間も離隔して入口が開放される。ドア22の閉鎖時に一対のドア22が近接して入口が閉鎖され、一対のワイピングロール88も互いに近づきながら略接するようになる。このため、混合タンク20から袋100の搬出時に袋100が密着しているワイピングロール88の間を通りながら加圧されて袋100に付着した洗浄水が除去される。
したがって、袋100を洗浄水に投入してもワイピングロール88により袋100の水気が絞られ、水気が除去された状態で袋100を搬出することができ、袋100から洗浄水が落ちて設備が汚染することを防止することができる。
水分除去部は、ワイピングロール88の両先端部からワイピングロール88の直角方向に配置される一対のガイドロール89をさらに含むことができる。それぞれのガイドロール89は、混合タンク20の入口側の上端の内側に設置され得る。二つのガイドロール89は、ワイピングロール88の長さだけ離隔してワイピングロール88の軸方向に沿って両先端にそれぞれ配置される。各ガイドロール89は、混合タンク20に自由に回転可能に設置され得る。
ガイドロール89は、ワイピングロール88の先端で袋100の側端をガイドして入口側に案内する。
袋100の側端は、ガイドロール89に接しながらワイピングロール88側に誘導されて円滑にワイピングロール88の間を通ることができるようになる。
また、ドア22の開放時に、二つのワイピングロール88と二つのガイドロール89が四角の形態で配置されて袋100をガイドすることができる。このため、混合タンク20の入口を通じて袋100を内部に装入する過程で、ワイピングロール88とガイドロール89が自由回転しながら袋100をガイドして正確に載置台30上に袋100を移動させることができるようになる。
図7は、本実施例の混合タンク20に洗浄水を供給するための構造を示している。
図7に図示された通り、洗浄水供給部90は、混合タンク20内に収容された洗浄水または新しい洗浄水を選択的に供給することができる。
洗浄水供給部90は、混合タンク20の出側ライン91に連結されて混合タンク20内の洗浄水を循環供給するための循環ライン92、前記循環ライン92に設置されて洗浄水を供給する循環ポンプ93、前記循環ライン92から分岐して前記混合タンク20の内部の内側噴射ノズル80、外側噴射ノズル86、注入口72または洗浄水チャンバー64に連結される循環分岐ライン94、新しい洗浄水供給源から洗浄水をパイプ84に供給する供給ライン95、前記供給ライン95に設置されて新しい洗浄水を供給する供給ポンプ96、前記供給ライン95から分岐し、前記循環分岐ライン94に連結されて新しい洗浄水を循環分岐ライン94を通じて供給するための供給分岐ライン97、前記循環ライン92と供給ライン95および各分岐ライン94、97の一側に設置されて洗浄水の供給を制御する開閉バルブ、及び前記循環分岐ライン94と供給分岐ライン97の間に設置されて流路の方向を切り替える切り替えバルブ98を含むことができる。
例えば、循環ポンプ93の駆動により、混合タンク20の内部の洗浄水は、出側ライン91から循環ライン92と循環分岐ライン94に沿って洗浄水チャンバー64や注入口72または内側噴射ノズル80に供給され得る。このため、洗浄水は、洗浄水チャンバー64に連結された噴射ノズル62や注入口72または内側噴射ノズル80を通じて噴射される。
供給ポンプ96が駆動されると、供給ライン95を通じて新しい洗浄水が外側噴射ノズル86に供給されて外側噴射ノズル86を通じて袋100の外表面に洗浄水を噴射することができる。
また、切り替えバルブ98を駆動して流路を切り替えることによって、循環ライン92と循環分岐ライン94の間の流路を連結したり、供給分岐ライン97と循環分岐ライン94の間の流路を連結することができる。このため、混合タンク20の内部の洗浄水を注入口72や内側噴射ノズル80に供給したり、流路を切り替えて新しい洗浄水を注入口72や内側噴射ノズル80に供給することができる。
したがって、開閉バルブと切り替えバルブ98を駆動して流路を制御することによって、新しい洗浄水または混合タンク内の洗浄水を必要なところに供給して噴射することができる。したがって、混合タンク20内に洗浄水を供給し続けながらも洗浄水と粉体の比率を一定に維持することができる。
ここで、循環ライン92と循環分岐ライン94には混合タンク20内の洗浄水が供給されるため、これらの管路や洗浄水チャンバー64は沈殿物による詰まり現象が発生し得る。
本実施例の洗浄水供給部90は、供給ライン95と循環ライン92の間に設置されて新しい洗浄水によるパージおよびドレインが可能なように清掃ライン99がさらに備えられ得る。
必要に応じて、清掃ライン99を通じて新しい洗浄水を循環ライン92と循環ラインに連結された各循環分岐ライン94に供給して管路の沈殿物を清掃することができる。また、循環ライン92と循環分岐ライン94の洗浄水を清掃ライン99を通じて排出して沈殿物を除去することができる。
したがって、管路が詰まった時に、設備や配管を分離せず新しい洗浄水を循環ラインに供給して詰まった管路を容易に開放することができる。
以上で説明した通り、本発明の例示的な実施例が図示されて説明されたが、多様な変形と他の実施例が本分野の熟練した技術者によって行われる得るであろう。このような変形と他の実施例は、添付された特許請求の範囲にすべて考慮され含まれて本発明の真の趣旨および範囲を逸脱しないと言える。
10:混合機
20:混合タンク
22:ドア
24:出口
30:載置台
34:水平フレーム
40:切断機
42:レール
44:移送ブロック
46:刃
47:クランピングバー
48:駆動部
50:貫通軸
60:循環部
62:噴射ノズル
63:カバー
64:洗浄水チャンバー
70:スプレー部
72:注入口
80:内側噴射ノズル
82:支持フレーム
83:垂直フレーム
84:パイプ
86:外側噴射ノズル
88:ワイピングロール
89:ガイドロール
90:洗浄水供給部
91:出側ライン
92:循環ライン
93:循環ポンプ
94:循環分岐ライン
95:供給ライン
96:供給ポンプ
97:循環供給ライン
98:切り替えバルブ
99:清掃ライン
20:混合タンク
22:ドア
24:出口
30:載置台
34:水平フレーム
40:切断機
42:レール
44:移送ブロック
46:刃
47:クランピングバー
48:駆動部
50:貫通軸
60:循環部
62:噴射ノズル
63:カバー
64:洗浄水チャンバー
70:スプレー部
72:注入口
80:内側噴射ノズル
82:支持フレーム
83:垂直フレーム
84:パイプ
86:外側噴射ノズル
88:ワイピングロール
89:ガイドロール
90:洗浄水供給部
91:出側ライン
92:循環ライン
93:循環ポンプ
94:循環分岐ライン
95:供給ライン
96:供給ポンプ
97:循環供給ライン
98:切り替えバルブ
99:清掃ライン
Claims (7)
- 放射能焼却灰と、洗浄水を混合する混合機とを備え、
前記混合機は、洗浄水が収容され、焼却灰と洗浄水が混合される混合タンク、前記混合タンクの内部に設けられて放射能焼却灰が満たされた袋を洗浄水の中で支持する載置台、及び前記載置台に設置されて袋の下端を破って開放する切断機を含む、放射能焼却灰除染装置。 - 前記載置台に設置されて前記袋を固定する貫通軸をさらに備え、
前記貫通軸は、前記載置台に設置され上部に突出して前記袋の下降時に袋の底面を貫通して内部に挿入される、請求項1に記載の放射能焼却灰除染装置。 - 前記切断機は、前記載置台の中心部から外側に延長設置されるレール、前記レールに沿って移動する移送ブロック、前記移送ブロックを移動させるための駆動部、及び前記移送ブロックの上端に垂直に延長設置されて前記袋を貫通して内部に挿入されて前記移送ブロックの移動により前記袋を切開する刃を含む、請求項1または請求項2に記載の放射能焼却灰除染装置。
- 前記混合機は、前記混合タンクの底に設置され、前記混合タンクの内部に洗浄水を噴出して焼却灰と洗浄水を混合する循環部をさらに含み、
前記循環部は、前記混合タンクの底に間隔を置いて設置される少なくとも一つ以上の噴射ノズル、前記混合タンクの下部に設置され、前記噴射ノズルと連結され、内部に洗浄水が収容される少なくとも一つ以上の洗浄水チャンバー、及び前記洗浄水チャンバーに連結されて洗浄水を供給して噴射ノズルを通じて洗浄水を噴射するための洗浄水供給部を含む、請求項3に記載の放射能焼却灰除染装置。 - 前記袋に残留する焼却灰を洗浄する洗浄部をさらに備え、
前記洗浄部は、前記載置台に設置され、前記袋の切開された下部を通じて袋の内部に洗浄水を噴射する少なくとも一つ以上の内側噴射ノズル、及び前記内側噴射ノズルに連結されて洗浄水を供給する洗浄水供給部を含む、請求項3に記載の放射能焼却灰除染装置。 - 前記洗浄部は、前記混合タンクの内側の上部で袋の周囲に配置され、洗浄水供給部と連結されるリング状のパイプ、及び前記パイプに沿って設置されて前記袋の外側の表面に洗浄水を噴射する外側噴射ノズルをさらに含む、請求項5に記載の放射能焼却灰除染装置。
- 前記焼却灰が排出された袋から水分を除去する水分除去部をさらに備え、
前記水分除去部は、前記混合タンクの上端の入口を開閉する一対のドアの先端にそれぞれ設置され、入口の閉鎖時にドアが閉まりながら互いに接する一対のワイピングロールを含むことによって、前記混合タンクから袋の搬出時に前記袋が前記ワイピングロールの間で加圧されて袋に付着した洗浄水が除去される構造である、請求項3に記載の放射能焼却灰除染装置。
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