JP7020107B2 - 駆動回路 - Google Patents

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本発明は、互いに等しい静電容量を有する第1の圧電素子と第2の圧電素子とが超音波トランスデューサの振動面となるダイアフラムに接着されてモノモルフ素子を構成し、上記超音波トランスデューサを駆動する駆動回路に関する。
従来、超音波の送受信に超音波トランスデューサが利用されてきた。超音波トランスデューサの一例として圧電素子を用いたものがある。この種の超音波トランスデューサでは、例えば、圧電素子が有する一対の電極のうち、一方の電極はグランド等の共通電位に接続され、他方の電極に駆動電圧が印加される。また、超音波トランスデューサには、複数の駆動信号が印加されるように構成されているものもある(例えば特許文献1及び2)。
特許文献1には、超音波トランスデューサが開示されている。この超音波トランスデューサは、圧電素子を構成する圧電体を挟んで互いに対向する一対の電極に、互いに逆相となる電圧が印加されることにより、上記一対の電極のうちの一方の電極をグランドに接続した場合に比べて、一対の電極の電極間電位差の振幅が最大で2倍となり、音圧を大きく取れるように構成している。
特許文献2には、超音波フェイズドアレイ送受波器が開示されている。この超音波フェイズドアレイ送受波器は、二次元アレイ状に配置された圧電素子を複数のグループに分け、各グループごとに互いに異なる位相で駆動する、又は、互いに異なる遅れ時間を有する受信信号を加算することにより、送受信の指向性を持たせている。
特表2012-511379号公報 特開2007-240487号公報
上述した圧電素子が有する一対の電極のうち、一方の電極はグランド等の共通電位に接続され、他方の電極に駆動電圧が印加される超音波トランスデューサでは、駆動信号ラインよりノイズを放出し易い。また、受信時にも、一対の電極から受信回路の入力までの回路が等価ではないため、ノイズの混入の仕方がアンバランスであり、受信回路でのノイズ除去が困難である。特許文献1に記載の技術は、一対の電極のうちの一方の電極をグランドに接続した場合に比べて、一対の電極の電極間に電源電圧に対して最大2倍の電圧が印加可能となり、出力音圧の向上が図られているが、受信感度については向上されていない。特許文献2に記載の技術は、水中ソナーのフェイズドアレイ方式による送受信器に関する技術であり、送信音圧や受信感度の向上、送信時の放出ノイズの低減や受信ノイズの低減に関するものではない。
そこで、ノイズの放出を抑制でき、受信感度を向上できる超音波トランスデューサの駆動回路が求められる。
本発明に係る駆動回路の特徴構成は、互いに等しい静電容量を有する第1の圧電素子と第2の圧電素子とが超音波トランスデューサの振動面となるダイアフラムに接着されてモノモルフ素子を構成し、前記超音波トランスデューサを駆動する駆動回路において、前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々が有する互いに対向する一対の電極のうち、一方の電極がいずれも第1の基準電位に接続され、前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々の前記一対の電極間に電圧を印加した時の前記振動面の変位の前記一対の電極のうちの他方の電極への印加電圧依存性が互いに逆方向となり、前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々の前記他方の電極に接続された、前記第1の基準電位に対して互いに対称構成をなす回路を介して互いに逆相となる駆動電圧又は駆動電流が供給され、前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々の電極間容量を構成の一部とする並列共振回路を有し、前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々の前記他方の電極は、前記第1の基準電位に対して直流的に接続されており、前記駆動電圧は、前記第1の基準電位と同じ電位である第2の基準電位に対して互いに対称であり、又は、前記駆動電流の少なくとも交流成分は互いに大きさが等しく、極性が逆である点にある。
このような特徴構成とすれば、駆動信号の入力端から見た、第1の圧電素子を含む回路と第2の圧電素子を含む回路とが等価となるので、駆動時は第1の圧電素子と第2の圧電素子との駆動入力ラインで略同じ大きさで反転した電圧となり、単一の圧電素子の駆動時に比べて駆動力向上による出力音圧の向上が可能となると同時に、駆動時の放出ノイズを低減することが可能となる。また、受信時には、第1の圧電素子と第2の圧電素子との出力の差分を受信することにより、単一の圧電素子の場合に比べて受信感度が上がると同時に、受信信号が互いに等価の回路を経由するためノイズが略等しくなり、受信回路を差動増幅器等の作動入力とすることによりノイズの抑制が可能となる。また、第1の圧電素子及び第2の圧電素子の夫々が有する一対の電極のうちの他方の電極は第1の基準電位に対して電気的に導通されているため、駆動後における受信時の受信回路への入力の直流成分を抑制でき、交流成分の入力が安定する。このように、上記特徴構成によれば、ノイズの放出を抑制でき、受信感度を向上できる超音波トランスデューサの駆動回路を実現できる。
なお、通常、超音波トランスデューサは超音波の送信のみでなく、超音波の受信にも用いられる。ここで、受信信号は小さいため、駆動電圧又は駆動電流の周波数を超音波トランスデューサのダイアフラムの共振周波数を互いに近い周波数に設定することで、送信音圧と受信感度の向上を図ることができる。また、圧電素子が有する一対の電極間の容量(静電容量)を回路の一部として並列共振回路を設け、並列共振回路の共振周波数と駆動周波数とを互いに近い周波数に設定することで、送信音圧と受信感度の向上を図ることができる。
また、駆動回路は、前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが1つのコンデンサを介して互いに接続され、前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが、夫々インダクタを介して前記第1の基準電位に接続され、前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが、夫々抵抗器を介して前記第1の基準電位に接続されると好適である。
このような構成とすれば、抵抗器を介して第1の圧電素子の他方の電極と第2の圧電素子の他方の電極とが、夫々第1の基準電位と導通が取れるため、双方の並列共振回路のコンデンサを1つにでき、駆動回路を形成する基板を小型化できる。また、対称構成となる並列共振回路の結合がより高まり、第1の圧電素子の他方の電極に印加される電圧と第2の圧電素子の他方の電極に印加される電圧との相対的な位相ずれが低減され、出力信号の相対的な位相ずれも低減できる。このため、効率的な駆動と受信感度の劣化を抑制できる。
また、駆動回路は、前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが1つのインダクタを介して互いに接続され、前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが、夫々抵抗器を介して前記第1の基準電位に接続されていても良い。
このような構成とすれば、抵抗器を介して第1の圧電素子の他方の電極と第2の圧電素子の他方の電極とが、夫々第1の基準電位と導通が取れるため、双方の並列共振回路のインダクタを1つにでき、駆動回路を形成する基板を小型化できる。また、対称構成となる並列共振回路の結合がより高まり、第1の圧電素子の他方の電極に印加される電圧と第2の圧電素子の他方の電極に印加される電圧との相対的な位相ずれが低減され、出力信号の相対的な位相ずれも低減できる。このため、効率的な駆動と受信感度の劣化を抑制できる。
更に、駆動回路は、前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが1つの抵抗器を介して互いに接続され、前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが、夫々インダクタを介して前記第1の基準電位に接続されていても良い。
このような構成とすれば、インダクタを介して第1の圧電素子の他方の電極と第2の圧電素子の他方の電極とが、夫々第1の基準電位と導通が取れるため、双方の並列共振回路の抵抗器を1つにでき、駆動回路を形成する基板を小型化できる。また、対称構成となる並列共振回路の結合がより高まり、第1の圧電素子の他方の電極に印加される電圧と第2の圧電素子の他方の電極に印加される電圧との相対的な位相ずれが低減され、出力信号の相対的な位相ずれも低減できる。このため、効率的な駆動と受信感度の劣化を抑制できる。
前記インダクタは、トランスの二次側インダクタであり、前記駆動電圧が前記トランスの一次側インダクタに印加される、又は、前記駆動電流が前記トランスの一次側インダクタに通電されると好適である。
このような構成とすれば、インダクタをトランスの二次側インダクタとし、駆動電圧をトランスの一次側インダクタに印加する、又は、駆動電流をトランスの一次側コイルに通電することにより、トランスの巻き数比により昇圧が可能となり、電源電圧が低くても超音波トランスデューサの駆動が可能となる。
第1の実施形態の超音波トランスデューサの電圧駆動回路の一例を示す図である。 印加電圧依存性の説明図である。 駆動回路により駆動される超音波トランスデューサの一例を示す図である。 第2の実施形態の超音波トランスデューサの電圧駆動回路の一例を示す図である。 第3の実施形態の超音波トランスデューサの電圧駆動回路の一例を示す図である。 第4の実施形態の超音波トランスデューサの電圧駆動回路の一例を示す図である。 第5の実施形態の超音波トランスデューサの電流駆動回路の一例を示す図である。 第6の実施形態の超音波トランスデューサの電流駆動回路の一例を示す図である。 第7の実施形態の超音波トランスデューサの電流駆動回路の一例を示す図である。 第8の実施形態の超音波トランスデューサの電流駆動回路の一例を示す図である。 第9の実施形態の超音波トランスデューサの電流駆動回路の一例を示す図である。 その他の実施形態の超音波トランスデューサの駆動回路を示す図である。
1.第1の実施形態
本発明に係る駆動回路は、超音波トランスデューサを駆動するに際し、ノイズの放出を抑制でき、受信感度を向上できるように構成される。以下、本実施形態の駆動回路1について説明する。
図1は、超音波トランスデューサ100の駆動回路1の一例を示したものである。図3に示されるように、超音波トランスデューサ100においては、互いに等しい静電容量を有する第1の圧電素子10と第2の圧電素子20とが超音波トランスデューサ100の振動面となるダイアフラム3に接着されてモノモルフ素子を構成している。そして、第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20の夫々が有する互いに対向する一対の電極のうち、一方の電極11,21がいずれも第1の基準電位VO1に接続され、第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20の夫々の一対の電極間に電圧を印加した時の振動面の変位の一対の電極のうちの他方の電極12,22への印加電圧依存性が互いに逆方向となるように構成されている。
互いに等しい静電容量とは、完全に等しい静電容量に限定されず、例えば製造上のバラツキ程度の差異を有する略等価の静電容量を含むものである。第1の圧電素子10は、一対の電極として、一方の電極11及び他方の電極12を備えている。第2の圧電素子20は、一対の電極として、一方の電極21及び他方の電極22を備えている。第1の圧電素子10の一方の電極11は第1の基準電位VO1に接続され、第2の圧電素子20の一方の電極21も第1の基準電位VO1に接続される。
「第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20の夫々の一対の電極間に電圧を印加した時の振動面の変位の一対の電極のうちの他方の電極12,22への印加電圧依存性が互いに逆方向となる」とは、第1の圧電素子10の一対の電極間に電圧を印加した時の振動面の変位の他方の電極12への印加電圧依存性と、第2の圧電素子20の一対の電極間に電圧を印加した時の振動面の振動方向への変位の他方の電極22への印加電圧依存性とが、図2に示されるように、勾配(勾配の符号)が互いに逆となることをいう。
なお、図1では、第1の圧電素子10は、インダクタンス成分Ls1、容量成分Cs1、抵抗成分Rs1からなる等価回路で示し、第2の圧電素子20は、インダクタンス成分Ls2、容量成分Cs2、抵抗成分Rs2からなる等価回路で示している。また、第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20は同一のダイアフラム表面に接着されているので、第1の圧電素子10と第2の圧電素子20とは機械的に連結されることになる。このため、インダクタンス成分Ls*、容量成分Cs*、抵抗成分Rs*の3要素よりなる共振系が第1の圧電素子10と第2の圧電素子20とで独立した表記とすることは正確ではないが、本実施形態への影響はないので図1のように示す。
駆動回路1は、第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20の夫々の他方の電極12,22に接続された、第1の基準電位VO1に対して互いに対称構成をなす回路を介して互いに逆相となる駆動電圧が供給され、第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20の夫々の電極間容量を構成の一部とする並列共振回路14,24を有する。第1の圧電素子10の電極間容量とは、一方の電極11と他方の電極12との間に形成される容量Cd1であり、第2の圧電素子20の電極間容量とは、一方の電極21と他方の電極22との間に形成される容量Cd2である。並列共振回路14は、容量Cd1と、当該容量Cd1と並列に設けられるインダクタLt1及びコンデンサCt1とで構成され、並列共振回路24は、容量Cd2と、当該容量Cd2と並列に設けられるインダクタLt2及びコンデンサCt2とで構成される。これらの並列共振回路14,24には、夫々、第1の基準電位VO1を基準として互いに対称な構成からなる回路を介して、互いに逆相となる駆動電圧が印加される。
本実施形態では、上記互いに対称な構成からなる回路は、一方の電極11と他方の電極12との間に設けられた抵抗器Rd1と、一方の電極21と他方の電極22との間に設けられた抵抗器Rd2とを含み、互いに逆相となる駆動電圧は第1の交流電圧源31(「駆動電圧源」の一例)から出力される交流電圧+VOと、第2の交流電圧源32(「駆動電圧源」の一例)から出力される交流電圧-VOとが相当する。第1の交流電圧源31と第2の交流電圧源32とは、第2の基準電位V02に対して互いに反転した交流電圧を出力する。第1の交流電圧源31の出力電圧及び第2の交流電圧源32の出力電圧が、超音波トランスデューサ100の駆動電圧に相当し、この駆動電圧が第2の基準電位VO2に対して互いに対称となる。
第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20の夫々の他方の電極12,22は、第1の基準電位VO1に対して直流的に接続される。本実施形態では、第1の圧電素子10の他方の電極12は、抵抗器Rd1を介して第1の基準電位VO1に対して導通が取られ、第2の圧電素子20の他方の電極22は、抵抗器Rd2を介して第1の基準電位VO1に対して導通が取られている。
なお、本実施形態では、駆動時以外は、並列共振回路14,24と駆動電圧を供給する駆動電圧源(第1の交流電圧源31及び第2の交流電圧源32)とが、互いに絶縁されている。第1の交流電圧源31は、第1のスイッチ41を介して第1の圧電素子10の他方の電極12に接続され、第2の交流電圧源32は、第2のスイッチ42を介して第2の圧電素子20の他方の電極22に接続される。
図1に示されるように、インダクタLt1、コンデンサCt1、及び抵抗器Rd1の夫々の一方の端子は第1の基準電位VO1に接続され、インダクタLt1、コンデンサCt1、及び抵抗器Rd1の夫々の他方の端子は第1の圧電素子10の他方の電極12に接続される。したがって、インダクタLt1、コンデンサCt1、及び抵抗器Rd1の夫々の他方の端子は第1のスイッチ41を介して第1の交流電圧源31が接続される。同様に、インダクタLt2、コンデンサCt2、及び抵抗器Rd2の夫々の一方の端子は第1の基準電位VO1に接続され、インダクタLt2、コンデンサCt2、及び抵抗器Rd2の夫々の他方の端子は第2の圧電素子20の他方の電極22に接続される。したがって、インダクタLt2、コンデンサCt2、及び抵抗器Rd2の夫々の他方の端子は第2のスイッチ42を介して第2の交流電圧源32が接続される。なお、インダクタLt1のインダクタンス及びインダクタLt2のインダクタンスは互いに等しく設定し、コンデンサCt1の静電容量及びコンデンサCt2の静電容量は互いに等しく設定し、抵抗器Rd1の抵抗値及び抵抗器Rd2の抵抗値は互いに等しく設定すると良い。
また、図示はしないが、第1の圧電素子10の他方の電極12、及び第2の圧電素子20の他方の電極22から分岐され、各々等価な駆動周波数成分を透過させるフィルタ回路を介して受信回路に作動入力される。第1のスイッチ41及び第2のスイッチ42は、駆動時のみ閉状態とされ、駆動終了後には開状態とされる。
また、第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20が接着されたダイアフラム3の共振周波数と、並列共振回路14,24の共振周波数と、駆動周波数とは一致することが、出力音圧、受信感度、駆動後の残響短縮の面で望ましいため、互いの周波数が近くなるように設定される。また、抵抗器Rd1及び抵抗器Rd2の抵抗値は、大きい程、受信感度が高くなるが、大きすぎると駆動後の残響が伸び、近距離の対象物から反射波の受信信号が残響信号に埋もれてしまい、近距離検出能力が低下するため、受信感度と近距離検出のバランスにより設定すると良い。
図1に示されるように、駆動時には第1の圧電素子10の他方の電極12及び第2の圧電素子20の他方の電極22には夫々、大きさが互いに等しく第2の基準電位VO2に対して対象となる駆動電圧が印加され、駆動後に第1のスイッチ41及び第2のスイッチ42が開状態となる。その後、第1の圧電素子10の他方の電極12及び第2の圧電素子20の他方の電極22は、残響による交流電圧を減衰させつつ、直流成分は第1の基準電位VO1と等しくなり、反射波を受信できる状態となる。反射波を受信した際は、第1の圧電素子10の他方の電極12及び第2の圧電素子20の他方の電極22には互いに逆相となる信号が誘起され、図示しない互いに等価なフィルタ回路を介して受信回路に作動入力される。
以上のように駆動時には駆動力を発生させる圧電素子が増えるため音圧が増大すると共に、受信時には互いに逆相となる信号を出力するため受信感度が向上する。また、駆動時には電圧源より互いに同じ振幅で逆相の駆動信号を互いに等価の回路を介して供給するので、第1の圧電素子10の他方の電極12及び第2の圧電素子20の他方の電極22には振幅が略等しく互いに逆相の電圧が印加される。このため、電流に起因する時期的ノイズを抑制できる。更に受信時の外乱ノイズの混入に対しては、第1の圧電素子10の他方の電極12及び第2の圧電素子20の他方の電極22に接続される回路が受信回路までのフィルタ回路を含めて対称構成となっているので、作動増幅等の作動入力回路により同相ノイズとして除去可能である。なお、第1の基準電位VO1と第2の基準電位VO2とは互いに同じ電位でも良い。
ここで、図3には、本駆動回路1が駆動する超音波トランスデューサ100の上面図、及びA-A線の断面図が示される。図3に示されるように、上述した第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20は、超音波トランスデューサ100のダイアフラム3に接着される。
なお、図3の例では、第2の圧電素子20が、2つの圧電素子20A,20Bで示される。第1の圧電素子10は、一方の電極11と他方の電極12と第1の圧電体13とからなる。第2の圧電素子20A,20Bは、夫々、一方の電極21A、他方の電極22A、及び第2の圧電体23Aと、一方の電極21B、他方の電極22B、及び第2の圧電体23Bとからなる。
2.第2の実施形態
次に、駆動回路1の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、第1の圧電素子10の一方の電極11と他方の電極12との間にコンデンサCt1が設けられ、第2の圧電素子20の一方の電極21と他方の電極22との間にコンデンサCt2が設けられるものとして図1に示したが、本実施形態では、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22との間にコンデンサCtが設けられている点で第1の実施形態と異なる。すなわち、コンデンサCt1とコンデンサCt2とがコンデンサCtに置き換えられている点で第1の実施形態と異なる。その他の点については、同様であるので説明は省略する。
図4には、第2の実施形態の駆動回路1が示される。本実施形態では、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22とが1つのコンデンサCtを介して互いに接続される。すなわち、コンデンサCtの一対の電極のうち、一方の電極と第1の圧電素子10の他方の電極12とが接続され、コンデンサCtの一対の電極のうち、他方の電極と第2の圧電素子20の他方の電極22とが接続される。
また、本実施形態でも、図4に示されるように、インダクタLt1、及び抵抗器Rd1の夫々の一方の端子は第1の基準電位VO1に接続され、インダクタLt1、及び抵抗器Rd1の夫々の他方の端子は第1の圧電素子10の他方の電極12に接続される。また、インダクタLt2、及び抵抗器Rd2の夫々の一方の端子は第1の基準電位VO1に接続され、インダクタLt2、及び抵抗器Rd2の夫々の他方の端子は第2の圧電素子20の他方の電極22に接続される。
したがって、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22とが、夫々インダクタLt1,Lt2を介して第1の基準電位VO1に接続され、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22とが、夫々抵抗器Rd1,Rd2を介して第1の基準電位VO1に接続される。このような構成であっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
3.第3の実施形態
次に、駆動回路1の第3の実施形態について説明する。第1の実施形態では、第1の圧電素子10の一方の電極11と他方の電極12との間にインダクタLt1が設けられ、第2の圧電素子20の一方の電極21と他方の電極22との間にインダクタLt2が設けられるものとして図1に示したが、本実施形態では、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22との間にインダクタLtが設けられている点で第1の実施形態と異なる。すなわち、インダクタLt1とインダクタLt2とを1つにする点で第1の実施形態と異なる。その他の点については、同様であるので説明は省略する。
図5には、第3の実施形態の駆動回路1が示される。本実施形態では、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22とが1つのインダクタLtを介して互いに接続される。すなわち、インダクタLtの一対の電極のうち、一方の電極と第1の圧電素子10の他方の電極12とが接続され、インダクタLtの一対の電極のうち、他方の電極と第2の圧電素子20の他方の電極22とが接続される。
また、本実施形態でも、図5に示されるように、コンデンサCt1、及び抵抗器Rd1の夫々の一方の端子は第1の基準電位VO1に接続され、コンデンサCt1、及び抵抗器Rd1の夫々の他方の端子は第1の圧電素子10の他方の電極12に接続される。また、コンデンサCt2、及び抵抗器Rd2の夫々の一方の端子は第1の基準電位VO1に接続され、コンデンサCt2、及び抵抗器Rd2の夫々の他方の端子は第2の圧電素子20の他方の電極22に接続される。
したがって、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22とが、夫々抵抗器Rd1,Rd2を介して第1の基準電位VO1に接続される。このため、第1の圧電素子10の他方の電極12及び第2の圧電素子20の他方の電極22の夫々と、第1の基準電位VO1との間は、各々、抵抗器Rd1,Rd2を介して導通が取られており、インダクタを1つ減らすことによる基板サイズの小型化以外には上記第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
4.第4の実施形態
次に、駆動回路1の第4の実施形態について説明する。第1の実施形態では、第1の圧電素子10の一方の電極11と他方の電極12との間に抵抗器Rd1が設けられ、第2の圧電素子20の一方の電極21と他方の電極22との間に抵抗器Rd2が設けられるものとして図1に示したが、本実施形態では、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22との間に抵抗器Rdが設けられている点で第1の実施形態と異なる。すなわち、抵抗器Rd1と抵抗器Rd2とを1つにする点で第1の実施形態と異なる。その他の点については、同様であるので説明は省略する。
図6には、第4の実施形態の駆動回路1が示される。本実施形態では、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22とが1つの抵抗器Rdを介して互いに接続される。すなわち、抵抗器Rdの一対の電極のうち、一方の電極と第1の圧電素子10の他方の電極12とが接続され、抵抗器Rdの一対の電極のうち、他方の電極と第2の圧電素子20の他方の電極22とが接続される。
また、本実施形態でも、図6に示されるように、インダクタLt1、及びコンデンサCt1の夫々の一方の端子は第1の基準電位VO1に接続され、インダクタLt1、及びコンデンサCt1の夫々の他方の端子は第1の圧電素子10の他方の電極12に接続される。また、インダクタLt2、及びコンデンサCt2の夫々の一方の端子は第1の基準電位VO1に接続され、インダクタLt2、及びコンデンサCt2の夫々の他方の端子は第2の圧電素子20の他方の電極22に接続される。
したがって、第1の圧電素子10の他方の電極12と第2の圧電素子20の他方の電極22とが、夫々インダクタLt1,Lt2を介して第1の基準電位VO1に接続される。このため、第1の圧電素子10の他方の電極12及び第2の圧電素子20の他方の電極22の夫々と、第1の基準電位VO1との間は、各々、インダクタLt1,Lt2を介して導通が取られており、抵抗器を1つ減らすことによる基板サイズの小型化以外には上記第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
5.第5の実施形態
次に、第5の実施形態について説明する。第1の実施形態では、駆動電圧を供給する第1の交流電圧源31と第2の交流電圧源32とが備えられるものとして図1に示したが、本実施形態では、交流電流源33が備えられている点で第1の実施形態と異なる。すなわち、第1の実施形態では電圧駆動であったが、本実施形態では電流駆動の点で第1の実施形態と異なる。その他の点については、同様であるので説明は省略する。
図7には、第5の実施形態の駆動回路1が示される。本実施形態では、並列共振回路14,24に互いに逆相となる駆動電流が供給される。並列共振回路14および並列共振回路24の夫々に供給される駆動電流は、少なくとも交流成分は互いに大きさが等しく、極性が逆となるように構成されている。なお、図7では、図1で示したコンデンサCt1,Ct2が省略されているが、必要に応じて設けても良い。また、本実施形態では、電流駆動であるので、駆動後の電流を0Aに設定することにより交流電流源33の両出力間が開状態となったのと等価である。
上述したように、本実施形態では第1の実施形態に対して駆動源が電圧から電流に変わり、コンデンサCt1,Ct2を省略したものであるので、第1の実施形態と同様に、第1の圧電素子10の他方の電極12と、第2の圧電素子20の他方の電極22とには、振幅が互いに略等しく、逆相の電圧が印加され、出力音圧、受信感度、耐ノイズ、ノイズの放出に関しても第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
6.第6の実施形態
次に、第6の実施形態について説明する。第3の実施形態では、駆動電圧を供給する第1の交流電圧源31と第2の交流電圧源32とが備えられるものとして図5に示したが、本実施形態では、交流電流源33が備えられている点で第3の実施形態と異なる。すなわち、第3の実施形態では電圧駆動であったが、本実施形態では電流駆動の点で第3の実施形態と異なる。その他の点については、同様であるので説明は省略する。
図8には、第6の実施形態の駆動回路1が示される。図8では、図5で示したコンデンサCt1,Ct2が省略されているが、必要に応じて設けても良い。また、本実施形態では、第3の実施形態と同様に、インダクタLt1,Lt2を1つにしたものであり、インダクタを1つ減らすことによる基板サイズの小型化以外は上記第3の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
7.第7の実施形態
次に、第7の実施形態について説明する。第4の実施形態では、駆動電圧を供給する第1の交流電圧源31と第2の交流電圧源32とが備えられるものとして図6に示したが、本実施形態では、交流電流源33が備えられている点で第4の実施形態と異なる。すなわち、第4の実施形態では電圧駆動であったが、本実施形態では電流駆動の点で第4の実施形態と異なる。その他の点については、同様であるので説明は省略する。
図9には、第7の実施形態の駆動回路1が示される。図9では、図6で示したコンデンサCt1,Ct2が省略されているが、必要に応じて設けても良い。また、本実施形態では、第4の実施形態と同様に、抵抗器Rd1,Rd2を1つにしたものであり、抵抗器を1つ減らすことによる基板サイズの小型化以外は上記第4の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
8.第8の実施形態
次に、第8の実施形態について説明する。第7の実施形態では、駆動電流が交流電流源33により供給されるものとして図9に示したが、本実施形態では、交流電流がトランス34を介して供給される点で第7の実施形態と異なる。その他の点については、同様であるので説明は省略する。
図10には、第8の実施形態の駆動回路1が示される。本実施形態では、インダクタLt1,Lt2は、トランス34の二次側インダクタ36であり、駆動電圧がトランス34の一次側インダクタ35に印加される、又は、駆動電流がトランス34の一次側インダクタ35に通電される。図10に示されるように、本実施形態では、トランス34の二次側にセンター端子37が設けられ、このセンター端子37が第1の基準電位VO1に接続される。図10では、コンデンサCt1,Ct2が省略されているが、必要に応じて設けても良い。トランス34の二次側インダクタ36はセンター端子37を境として第1の圧電素子10と並列接続されるインダクタLt1と、第2の圧電素子20と並列接続されるインダクタLt2とが直列接続されたものに相当する。トランス34の導入により第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20への印加電圧の昇圧が可能となる以外は、第7の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
9.第9の実施形態
次に、第9の実施形態について説明する。第6の実施形態では、駆動電流が交流電流源33により供給されるものとして図8に示したが、本実施形態では、交流電流がトランス34を介して供給される点で第6の実施形態と異なる。その他の点については、同様であるので説明は省略する。
図11には、第9の実施形態の駆動回路1が示される。本実施形態では、駆動電流がトランス34を介して供給され、図8におけるインダクタLt1を、トランス34の二次側インダクタ36で置き換えたものである。図11では、コンデンサCt1,Ct2が省略されているが、必要に応じて設けても良い。トランス34の導入により第1の圧電素子10及び第2の圧電素子20への印加電圧の昇圧が可能となる以外は、第6の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
10.その他の実施形態
図12には、従来の駆動回路の一例が示されるが、第8の実施形態及び第9の実施形態の交流電流源33及びトランス34の一次側インダクタ35を図12における回路Aに置き換えても良い。
本発明は、互いに等しい静電容量を有する第1の圧電素子と第2の圧電素子とが超音波トランスデューサの振動面となるダイアフラムに接着されてモノモルフ素子を構成し、第1の圧電素子及び第2の圧電素子の夫々が有する互いに対向する一対の電極のうち、一方の電極がいずれも第1の基準電位に接続され、第1の圧電素子及び第2の圧電素子の夫々の一対の電極間に電圧を印加した時の振動面の変位の一対の電極のうちの他方の電極への印加電圧依存性が互いに逆方向となる超音波トランスデューサの駆動回路に用いることが可能である。
1:駆動回路
10:第1の圧電素子
11:一方の電極(第1の圧電素子の一方の電極)
12:他方の電極(第1の圧電素子の他方の電極)
14:並列共振回路
20:第2の圧電素子
21:一方の電極(第2の圧電素子の一方の電極)
22:他方の電極(第2の圧電素子の他方の電極)
24:並列共振回路
31:第1の交流電圧源(駆動電圧源)
32:第2の交流電圧源(駆動電圧源)
33:駆動電流源
100:超音波トランスデューサ
Ct:コンデンサ
Lt:インダクタ
Lt1:インダクタ
Lt2:インダクタ
Rd:抵抗器
Rd1:抵抗器
Rd2:抵抗器
VO1:第1の基準電位
VO2:第2の基準電位

Claims (5)

  1. 互いに等しい静電容量を有する第1の圧電素子と第2の圧電素子とが超音波トランスデューサの振動面となるダイアフラムに接着されてモノモルフ素子を構成し、前記超音波トランスデューサを駆動する駆動回路において、
    前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々が有する互いに対向する一対の電極のうち、一方の電極がいずれも第1の基準電位に接続され、前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々の前記一対の電極間に電圧を印加した時の前記振動面の変位の前記一対の電極のうちの他方の電極への印加電圧依存性が互いに逆方向となり、
    前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々の前記他方の電極に接続された、前記第1の基準電位に対して互いに対称構成をなす回路を介して互いに逆相となる駆動電圧又は駆動電流が供給され、前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々の電極間容量を構成の一部とする並列共振回路を有し、
    前記第1の圧電素子及び前記第2の圧電素子の夫々の前記他方の電極は、前記第1の基準電位に対して直流的に接続されており、
    前記駆動電圧は、前記第1の基準電位と同じ電位である第2の基準電位に対して互いに対称であり、又は、前記駆動電流の少なくとも交流成分は互いに大きさが等しく、極性が逆である駆動回路。
  2. 前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが1つのコンデンサを介して互いに接続され、
    前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが、夫々インダクタを介して前記第1の基準電位に接続され、
    前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが、夫々抵抗器を介して前記第1の基準電位に接続される請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが1つのインダクタを介して互いに接続され、
    前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが、夫々抵抗器を介して前記第1の基準電位に接続される請求項1に記載の駆動回路。
  4. 前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが1つの抵抗器を介して互いに接続され、
    前記第1の圧電素子の前記他方の電極と前記第2の圧電素子の前記他方の電極とが、夫々インダクタを介して前記第1の基準電位に接続される請求項1に記載の駆動回路。
  5. 前記インダクタは、トランスの二次側インダクタであり、前記駆動電圧が前記トランスの一次側インダクタに印加される、又は、前記駆動電流が前記トランスの一次側インダクタに通電される請求項2から4のいずれか一項に記載の駆動回路。
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