JP7020063B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
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Description
同構成によれば、ホールICの磁気受信部を保持してティースの先端部同士の間に該先端部と当接して配置される保持部と該保持部から延びて基板に固定される支持部とを有する保持支持部材を備えるため、磁気受信部を安定して保持することができる。すなわち、駆動用マグネットの磁気を検出させるべく磁気受信部を基板と離間して配置して磁気受信部と基板をリード部で接続しただけの構成では、磁気受信部が振動し易くなってしまうが、これを抑えることができる。その結果、例えば、誤検出を抑えることができ、リード部に大きな応力が掛かることを抑えることができる。
同構成によれば、前記支持部は、中空に形成されるため、材料費を抑えることができるとともに軽量化を図ることができる。
同構成によれば、ホールICの磁気受信部を保持してティースの先端部同士の間に該先端部と当接して配置される保持部と該保持部から延びて基板に固定される支持部とを有する保持支持部材を備えるため、磁気受信部を安定して保持することができる。すなわち、駆動用マグネットの磁気を検出させるべく磁気受信部を基板と離間して配置して磁気受信部と基板をリード部で接続しただけの構成では、磁気受信部が振動し易くなってしまうが、これを抑えることができる。その結果、例えば、誤検出を抑えることができ、リード部に大きな応力が掛かることを抑えることができる。
同構成によれば、前記支持部は、前記保持部から前記基板側に向かって幅が広がるように形成されるため、例えば、均一の幅のものに比べて、磁気受信部をより安定して保持することができる。
上記ブラシレスモータであって、前記支持部は、前記リード部を支持することが好ましい。
同構成によれば、支持部は、リード部を支持するため、リード部に大きな応力が掛かることをより抑えることができる。
図1に示すように、本実施形態のブラシレスモータMは、バルブタイミング可変装置に用いられるものであって、具体的には例えば、減速機1を介してカムシャフト2を回転させて、エンジン3のバルブ4の駆動タイミングを可変させるためのモータである。
図3に示すように、ステータ15は、ステータコア17と巻線18とを有する。ステータコア17は、円筒部17aと、該円筒部17aの内周面から周方向等角度間隔で径方向内側に延びるように形成された複数のティース17bとを有し、ティース17bの先端部には周方向両方に延びる延設部17cが形成されている。巻線18はティース17bに図示しないインシュレータを介して巻回されている。本実施の形態では、ティース17bは、周方向に6個形成されている。そして、各ティース17bに巻回された巻線18は、周方向に2つおきの2つずつが、図4(a)に示すように、3相(U相、V相、W相)に分類されて直列に接続されるとともに、それらの一端同士が接続されて中性点Zとされ、各相における他端に位相差120度の交流電流が供給されることになる。なお、本実施形態では、各相の巻線が直列に接続されるとしたが、図4(b)に示すように、各相の巻線が並列に接続されたものとしてもよい。
図2及び図3に示すように、ロータ16は、埋込み磁石型のロータであって、ハウジング12と基台KとにボールベアリングBを介して支持された回転軸Lと、回転軸Lに固定されたロータコア19と、ロータコア19の周方向に複数(本実施形態では8個)埋設された駆動用マグネット20とを有する。回転軸Lの先端部は、ハウジング12から突出して前記減速機1(図1参照)を介してカムシャフト2に駆動連結される。
磁気検出部21は、基台Kに固定される基板22と、基板22と離間して配置される磁気受信部23aと該磁気受信部23aから延びて基板22に接続されるリード部23bとを有するホールIC23とを備える。また、磁気検出部21は、磁気受信部23aを保持して前記ティース17bの先端部同士の間(即ち延設部17c同士の間)に該先端部と当接して配置される保持部24aと該保持部24aから延びて基板22に固定される支持部24bとを有する保持支持部材24を備える。
ステータ15の各相の巻線18に位相差120度の交流電流が供給されると、回転磁界が発生して、ロータ16が回転駆動される。この際、駆動用マグネット20の磁気がホールIC23の磁気受信部23aにて検出されてリード部23bを介して基板22に伝達され、その検出信号に基づいてロータ16の回転角度が特定されることになり、その回転角度に応じて巻線18に最適な電流が供給される。
(1)ホールIC23の磁気受信部23aを保持してティース17bの先端部同士の間に該先端部と当接して配置される保持部24aと該保持部24aから延びて基板22に固定される支持部24bとを有する保持支持部材24を備えるため、磁気受信部23aを安定して保持することができる。すなわち、駆動用マグネット20の磁気を検出させるべく磁気受信部23aを基板22と離間して配置して磁気受信部23aと基板22をリード部23bで接続しただけの構成では、磁気受信部23aが振動し易くなってしまうが、これを抑えることができる。その結果、例えば、誤検出を抑えることができ、リード部23bに大きな応力が掛かることを抑えることができる。また、本実施形態のブラシレスモータMは、バルブタイミング可変装置に用いられるものであり、振動が伝搬され易いが、磁気受信部23aが(ステータ15に対して)振動してしまうことを効果的に抑えることができる。
・上記実施形態では、支持部24bがリード部23bを支持(モールド)する構成としたが、支持しない構成としてもよい。
また、例えば、図8に示すように、リード部23bの3方向を覆うように3つの面を有しつつ中空に形成された(リード部23bと当接しない)支持部24dとしてもよい。これらのようにすると、支持部24c,24dは、中空に形成されるため、材料費を抑えることができるとともに軽量化を図ることができる。
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
同構成によれば、前記支持部は、前記リード部がモールドされるように前記ホールICと一体成形されるため、磁気受信部及びリード部をより安定して保持(支持)することができる。
Claims (4)
- 径方向に延びるティースを含むステータコアと前記ティースに巻回された巻線とを有するステータと、
駆動用マグネットを有するロータと、
前記駆動用マグネットの磁気を検出するための磁気検出部と
を備えたブラシレスモータであって、
前記磁気検出部は、
基板と、
前記基板と離間して配置される磁気受信部と該磁気受信部から延びて前記基板に接続されるリード部とを有するホールICと、
前記磁気受信部を保持して前記ティースの先端部同士の間に該先端部と当接して配置される保持部と該保持部から延びて前記基板に固定される支持部とを有する保持支持部材とを備え、
前記ホールICと前記保持支持部材とは一体成形されており、
前記保持部は、前記磁気受信部を覆うように成形されているとともに、
前記支持部は、前記リード部を支持するものであって、前記リード部がモールドされるように成形されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 径方向に延びるティースを含むステータコアと前記ティースに巻回された巻線とを有するステータと、
駆動用マグネットを有するロータと、
前記駆動用マグネットの磁気を検出するための磁気検出部と
を備えたブラシレスモータであって、
前記磁気検出部は、
基板と、
前記基板と離間して配置される磁気受信部と該磁気受信部から延びて前記基板に接続されるリード部とを有するホールICと、
前記磁気受信部を保持して前記ティースの先端部同士の間に該先端部と当接して配置される保持部と該保持部から延びて前記基板に固定される支持部とを有する保持支持部材とを備え、
前記支持部は、中空に形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 径方向に延びるティースを含むステータコアと前記ティースに巻回された巻線とを有するステータと、
駆動用マグネットを有するロータと、
前記駆動用マグネットの磁気を検出するための磁気検出部と
を備えたブラシレスモータであって、
前記磁気検出部は、
基板と、
前記基板と離間して配置される磁気受信部と該磁気受信部から延びて前記基板に接続されるリード部とを有するホールICと、
前記磁気受信部を保持して前記ティースの先端部同士の間に該先端部と当接して配置される保持部と該保持部から延びて前記基板に固定される支持部とを有する保持支持部材とを備え、
前記支持部は、前記保持部から前記基板側に向かって幅が広がるように形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 前記支持部は、前記リード部を支持することを特徴とする請求項3に記載のブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017213847A JP7020063B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017213847A JP7020063B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | ブラシレスモータ |
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JP2019088073A JP2019088073A (ja) | 2019-06-06 |
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Family
ID=66763601
Family Applications (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012139058A (ja) | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Nippon Densan Corp | モータ、ファンおよびモータの製造方法 |
JP2015080355A (ja) | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 株式会社一宮電機 | ブラシレスモータ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0523784U (ja) * | 1991-05-17 | 1993-03-26 | 株式会社荏原製作所 | マグネツトモータポンプ用直流ブラシレスモータ |
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- 2017-11-06 JP JP2017213847A patent/JP7020063B2/ja active Active
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