JP7019412B2 - 制御装置、レーザ加工機、レーザ加工機の制御方法、およびプログラム - Google Patents

制御装置、レーザ加工機、レーザ加工機の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、レーザ加工機、レーザ加工機の制御方法、およびプログラムに関する。
加工用レーザを照射し、被加工物に対して穴明け加工を行うレーザ加工機が知られている。レーザ加工機は、加工用レーザの光路上に集光レンズを備える。集光レンズによって集光される加工用レーザの焦点位置は、被加工物の内部に位置するように調整される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2000-202676号公報
レーザ加工機は、板状の被加工物に対して穴明け加工を行う。一方、被加工物ごとに平面度や厚さにばらつきを生じることがある。また、被加工物は加工の際の固定時に、被加工物に撓み等の歪みが生じる場合もある。即ち、レーザ加工機が被加工物を一定の位置に支持しても、被加工物の水平方向の位置によってレーザヘッドとの距離が異なることがある。そのため、被加工物の水平方向の位置により、被加工物の厚み方向における加工用レーザの焦点位置が異なる可能性がある。この場合、被加工物の水平方向の位置により、加工用レーザによって生成される穴の直径が異なることとなる。具体的には、穴の直径は、加工用レーザの焦点位置が被加工物の厚み方向中央に位置する場合に最小となり、加工用レーザの焦点位置が被加工物の厚み方向中央より遠くなるほど大きくなる。このため、レーザ加工機による穴明け加工で得られる穴の直径は、被加工物の性状に応じて、加工時に想定している値からばらつきを生じてしまう可能性があった。
本発明の目的は、穴明け加工による穴の直径のばらつきを抑えることができる制御装置、レーザ加工機、レーザ加工機の制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、制御装置は、被加工物に加工用レーザを照射するレーザヘッドと、前記レーザヘッドに設けられ、自身と前記被加工物との距離を計測する距離計とを備えるレーザ加工機を制御する制御装置であって、前記距離計が計測した距離を示す距離データを取得する距離取得部と、前記距離データに基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との距離を目的距離にするための補正値を特定する補正値特定部と、前記補正値に基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との相対位置を補正する補正部と、前記距離取得部が取得した前記被加工物の複数の平面位置に係る複数の距離データに基づいて、前記レーザヘッドの平面位置と前記相対位置の補正値との関係を示す補正データを生成する補正データ生成部と、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データと、前記補正データとに基づいて、前記距離計と前記被加工物との距離と、前記目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定する距離判定部とを備え、前記距離計は、前記レーザヘッドに設けられた前記加工用レーザが通る開口と平面位置が異なる個所に設けられ、前記補正値特定部は、前記補正データと前記レーザヘッドの平面位置とに基づいて前記補正値を特定し、前記補正データ生成部は、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データに基づいて前記補正データを更新し、前記補正部は、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記補正データ生成部によって更新された前記補正データに基づいて前記相対位置をさらに補正する。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様に係る制御装置が、前記距離取得部が取得した前記被加工物の複数の平面位置に係る複数の距離データに基づいて、前記レーザヘッドの平面位置と前記相対位置の補正値との関係を示す補正データを生成する補正データ生成部をさらに備え、前記補正値特定部は、前記補正データと前記レーザヘッドの平面位置とに基づいて前記補正値を特定するものであってよい。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様に係る制御装置が、前記距離計は、前記レーザヘッドに設けられた前記加工用レーザが通る開口と平面位置が異なる個所に設けられ、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データと前記補正データとに基づいて、前記距離計と前記被加工物との距離と、前記目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定する距離判定部をさらに備え、前記補正部は、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記差に基づいて前記相対位置を補正するものであってよい。
本発明の第4の態様によれば、第2または第3の態様に係る制御装置が、前記被加工物上の点であって前記加工用レーザによる加工の対象となる加工点の平面位置に基づいて、前記距離計による距離を計測する複数の計測点の平面位置を決定する計測点決定部をさらに備え、前記補正データ生成部は、前記複数の計測点の平面位置に係る複数の距離データに基づいて前記補正データを生成するものであってよい。
本発明の第5の態様によれば、レーザ加工機は、被加工物に加工用レーザを照射するレーザヘッドと、前記レーザヘッドに設けられ、自身と前記被加工物との距離を計測する距離計と、第1から第4の何れかの態様に係る制御装置とを備える。
本発明の第6の態様によれば、レーザ加工機の制御方法は、被加工物に加工用レーザを照射するレーザヘッドと、前記レーザヘッドに設けられ、自身と前記被加工物との距離を計測する距離計とを備えるレーザ加工機の制御方法であって、前記距離計が計測した距離を示す距離データを取得するステップと、前記距離データに基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との距離を目的距離にするための補正値を特定するステップと、前記補正値に基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との相対位置を補正するステップと、前記距離データを取得するステップにおいて取得した前記被加工物の複数の平面位置に係る複数の距離データに基づいて、前記レーザヘッドの平面位置と前記相対位置の補正値との関係を示す補正データを生成するステップと、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データと、前記補正データとに基づいて、前記距離計と前記被加工物との距離と、前記目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定するステップとを備え、前記距離計は、前記レーザヘッドに設けられた前記加工用レーザが通る開口と平面位置が異なる個所に設けられ、前記補正値を特定するステップにおいては、前記補正データと前記レーザヘッドの平面位置とに基づいて前記補正値を特定し、前記補正データを生成するステップにおいては、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データに基づいて前記補正データを更新し、前記相対位置を補正するステップにおいては、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記補正データを生成するステップにおいて更新された前記補正データに基づいて前記相対位置をさらに補正する。
本発明の第7の態様によれば、プログラムは、被加工物に加工用レーザを照射するレーザヘッドと、前記レーザヘッドに設けられ、自身と前記被加工物との距離を計測する距離計とを備えるレーザ加工機を制御するコンピュータに、前記距離計が計測した距離を示す距離データを取得するステップと、前記距離データに基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との距離を目的距離にするための補正値を特定するステップと、前記補正値に基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との相対位置を補正するステップと、前記距離データを取得するステップにおいて取得した前記被加工物の複数の平面位置に係る複数の距離データに基づいて、前記レーザヘッドの平面位置と前記相対位置の補正値との関係を示す補正データを生成するステップと、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データと、前記補正データとに基づいて、前記距離計と前記被加工物との距離と、前記目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定するステップとを実行させ、前記距離計は、前記レーザヘッドに設けられた前記加工用レーザが通る開口と平面位置が異なる個所に設けられ、前記補正値を特定するステップにおいては、前記補正データと前記レーザヘッドの平面位置とに基づいて前記補正値を特定し、前記補正データを生成するステップにおいては、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データに基づいて前記補正データを更新し、前記相対位置を補正するステップにおいては、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記補正データを生成するステップにおいて更新された前記補正データに基づいて前記相対位置をさらに補正する。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、レーザ加工機による穴明け加工で得られる穴の直径のばらつきを抑えることができる。
第1の実施形態に係るレーザ加工機の外観図である。 第1の実施形態に係る高さ補正装置の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る補正データの生成方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る高さ補正方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る高さ補正装置の構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態に係る高さ補正方法を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る高さ補正装置の構成を示す概略ブロック図である。 第3の実施形態に係る補正データの生成方法を示すフローチャートである。
〈第1の実施形態〉
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、レーザ加工機の外観図である。
レーザ加工機1は、被加工物Wに加工用レーザを照射することで穴明けなどの加工を行う。
レーザ加工機1は、ステージ101、レーザヘッド102、距離計103、支持部104、数値制御装置105、および高さ補正装置106を備える。
ステージ101は、被加工物Wを固定する台である。ステージ101には、アクチュエータ等の駆動機構が設けられ、これによりステージ101は水平方向(X軸-Y軸方向)に移動可能に構成される。ステージ101の駆動機構は数値制御装置105からの指示に従って動作する。
レーザヘッド102は、ステージ101上の被加工物Wに向けて下方向(Z軸方向)に移動可能に加工用レーザを照射する。レーザヘッド102には、加工用レーザおよびアシストガスが通過する開口を有するレーザノズル1021が設けられる。
距離計103は、レーザヘッド102をX軸方向に挟むように、2台設置されている。距離計103は、ステージ101上の被加工物Wに向けてZ軸方向に計測用レーザを照射し、その反射光に基づいて被加工物Wとの間の距離を計測する。このため、計測用レーザの照射方向と加工用レーザの照射方向は互いに平行となる。
支持部104は、レーザヘッド102がステージ101に対して上下方向(Z軸方向)に移動可能となるようにレーザヘッド102を支持する。
数値制御装置105は、レーザヘッド102の水平方向位置および加工用レーザの出力条件(加工用レーザのON/OFF、出力値、ビーム直径 等)を制御する。
高さ補正装置106は、距離計103が計測した距離データに基づいて、レーザヘッド102と被加工物Wとの相対距離が一定になるようにステージ101の高さ(Z軸方向位置)を補正する。
図2は、高さ補正装置の構成を示す概略ブロック図である。
高さ補正装置106は、プロセッサ161、メインメモリ162、ストレージ163、インタフェース164を備える。ストレージ163には、高さ補正プログラム(以下 プログラム)を記憶している。プロセッサ161は、プログラムをストレージ163から読み出してメインメモリ162に展開し、プログラムに従って高さ補正処理を実行する。また、プロセッサ161は、プログラムに従って、所定の記憶領域をメインメモリ162に確保する。
ストレージ163の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)等が挙げられる。ストレージ163は、高さ補正装置106のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース164または通信回線を介して高さ補正装置106に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によって高さ補正装置106に配信される場合、配信を受けた高さ補正装置106が当該プログラムをメインメモリ162に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ163は、一時的でない有形の記憶媒体である。
インタフェース164には、入力装置110、出力装置111、距離計103、および数値制御装置105が接続される。入力装置110の例としては、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。出力装置111の例としては、ディスプレイ、プロジェクタ、プリンタなどが挙げられる。
プロセッサ161は、ストレージ163に記憶されたプログラムを実行することで、入力部1611、移動指示部1612、距離取得部1613、補正データ生成部1614、平面位置取得部1615、補正値特定部1616、補正部1617として機能する。高さ補正装置106は、被加工物Wの表面の複数の計測点において距離計103と被加工物Wとの距離を計測し、計測結果に基づいてステージ101の高さを制御するための指示を出力する。
入力部1611は、複数の計測点のうち最初に計測を行う計測点のX座標およびY座標、最後に計測を行う計測点のX座標およびY座標、ならびに各計測点のX軸方向のピッチおよびY軸方向のピッチの入力を受け付ける。
移動指示部1612は、入力部1611に入力された情報に基づいてレーザヘッド102を各計測点に移動させる移動指示を出力する。具体的には、移動指示部1612は、計測点の水平方向の位置(以下 平面位置)から、レーザノズル1021の開口と距離計103のレーザ照射部との距離だけX軸方向にシフトした位置にレーザヘッド102が位置するようにステージ101を移動させる移動指示を生成し、数値制御装置105に出力する。
距離取得部1613は、距離計103が計測した距離を示す距離データを取得する。
補正データ生成部1614は、複数の計測点の平面位置と、各平面位置について取得した距離データとを関連付けた情報を、補正データとしてメインメモリ162に記録する。
平面位置取得部1615は、数値制御装置105からレーザヘッド102の平面位置を示す位置データを取得する。
補正値特定部1616は、メインメモリ162に記憶された補正データと、取得された位置データとに基づいて、レーザヘッド102のZ軸方向の移動量を示す補正値を算出する。すなわち補正値特定部1616は、距離取得部1613が取得した距離データに基づいて、レーザヘッド102と被加工物Wとの距離を目的距離(例えば、焦点距離と被加工物Wの厚さの二分の一の和)にするための補正値を特定する。なお、ここで被加工物Wの厚さは予め測定をした値を用いる。本測定は平面位置毎に行うことが望ましい。
補正部1617は、算出された補正値が示す量だけレーザヘッド102をZ軸方向に移動させる移動指示を生成し、数値制御装置105に出力する。これにより、補正部1617は、レーザヘッド102と被加工物Wとの相対位置を補正することができる。
ステージ101に被加工物Wを設置後、入力装置110に、計測点の開始位置の平面位置(X-Y座標)、ならびに計測点のX軸方向およびY軸方向の測定ピッチが入力される。その後、運転開始指示を受けることで補正データの生成を開始する。
図3は、補正データの生成方法を示すフローチャートである。
高さ補正装置106の入力部1611は、入力装置110を介して利用者から計測点の開始位置、終了位置および測定ピッチ(X軸及びY軸の各方向)の入力を受け付ける(ステップS1)。移動指示部1612は、入力された開始位置およびピッチに基づいて、複数の計測点の平面位置および計測順を特定する(ステップS2)。移動指示部1612は、特定した複数の計測点の平面位置および計測順をメインメモリ162に記録する(ステップS3)。
例えば、移動指示部1612は、以下の手順で複数の計測点の平面位置を特定する。入力された開始位置のX座標を初期値として、終了位置のX座標に至るまで入力されたX軸方向のピッチを加算することで、複数のX座標を特定する。また移動指示部1612は、同様にY軸座標に関しても特定する。移動指示部1612は、特定された複数のX座標と複数のY座標のすべての組み合わせを、複数の計測点の平面位置として特定する。
例えば、移動指示部1612は、以下の手順で計測点の計測順を特定する。まず移動指示部1612は、入力された開始位置を、計測順の先頭に設定する。次に、移動指示部1612は、開始位置とX座標を同じくする他の平面位置を、Y座標の昇順に、計測順に追加する。次に、移動指示部1612は、最後に追加された平面位置とY座標を同じくする他の平面位置のうち、X座標の値が最後に追加された平面位置に最も近いものを、計測順に追加する。次に、移動指示部1612は、最後に追加された平面位置とX座標を同じくする他の平面位置を、Y座標の降順に、計測順に追加する。次に、移動指示部1612は、最後に追加された平面位置とY座標を同じくする他の平面位置のうち、X座標の値が最後に追加された平面位置に最も近いものを、計測順に追加する。移動指示部1612は、残りの平面位置について、同様に、Y座標の昇順に追加、およびY座標の降順に追加を交互に繰り返すことで、すべての平面位置について計測順を特定する。
次に、移動指示部1612は、メインメモリ162から計測順に計測点を読み出し、当該計測点の平面位置と同一のX-Y座標上に距離計103が位置するようにステージ101を移動させる移動指示を数値制御装置105に出力する(ステップS4)。すなわち、移動指示部1612は、計測点の平面位置から、レーザノズル1021の開口と距離計103のレーザ照射部との距離だけX軸方向にシフトした位置にレーザヘッド102が位置するようにステージ101を移動させる移動指示を生成し、数値制御装置105に出力する。なお、計測点の位置が被加工物Wの中心より-X側にある場合、レーザヘッド102の-X側に設けられた距離計103に距離を計測させるため、移動指示部1612は、計測点の平面位置から-X方向にシフトした位置にレーザヘッド102が位置するようにステージ101を移動させる移動指示を生成する。他方、計測点の位置が被加工物Wの中心より+X側にある場合、レーザヘッド102の+X側に設けられた距離計103に距離を計測させるため、移動指示部1612は、計測点の平面位置から+X方向にシフトした位置にレーザヘッド102が位置するようにステージ101を移動させる移動指示を生成する。
数値制御装置105は、移動指示に従ってステージ101の駆動機構を駆動させてステージ101を移動させる。そして数値制御装置105は、距離計103に被加工物Wとの距離を計測させる。
距離取得部1613は、距離計103から距離データを取得する(ステップS5)。補正データ生成部1614は、ステップS4で移動指示部1612が読み出した計測点の平面位置と、取得した距離データとを関連付けて、補正データとしてメインメモリ162に記録する(ステップS6)。
移動指示部1612は、メインメモリ162に記憶されたすべての計測点について距離が計測されたか否かを判定する(ステップS7)。移動指示部1612は、距離が計測されていない計測点がある場合(ステップS7:NO)、ステップS4に戻り、次の計測点について処理を行う。
他方、すべての計測点について距離が計測された場合(ステップS7:YES)、高さ補正装置106は補正データの生成処理を終了する。
高さ補正装置106が補正データを生成すると、被加工物Wに穴明け加工を行うための加工プログラムが数値制御装置105に実行可能となる。数値制御装置105は、加工プログラムに従ってレーザヘッド102を被加工物W上の加工点に移動させると、数値制御装置105に当該加工点のXY平面座標を出力する。高さ補正装置106は、数値制御装置105から出力されたXY平面座標に基づいて、レーザヘッド102を上下方向に移動させる高さ補正処理を行う。
図4は、高さ補正方法を示すフローチャートである。
高さ補正装置106の平面位置取得部1615は、数値制御装置105から加工点の平面位置の情報を取得する(ステップS51)。補正値特定部1616は、取得した加工点の平面位置近傍の計測点に係る補正データに基づいて、レーザヘッド102と被加工物Wとの相対距離の補正値を特定する(ステップS52)。
例えば、補正値特定部1616は、取得した加工点を内包する近傍の3つの計測点を特定し、3つの計測点を結ぶ三角形の面積内分比に基づいて補正量を求める。具体的には、補正値特定部1616は、加工点Pを内包する三角形の頂点を構成する計測点A、計測点Bおよび計測点Cを特定し、三角形PAB、三角形PBC、および三角形PCAの面積をそれぞれ求める。次に、補正値特定部1616は、三角形の面積の和が1になるように各三角形の面積を正規化する。補正値特定部1616は、目標高さから計測点Aの高さを減算した長さと三角形PBCの面積の積と、目標高さから計測点Bの高さを減算した長さと三角形PCAの面積の積と、目標高さから計測点Cの高さを減算した長さと三角形PABの面積の積との和を、補正値として算出する。
また例えば、補正値特定部1616は、取得した加工点の近傍の2つの計測点を特定し、各計測点と加工点との距離の比に基づいて補正量を求める。具体的には、補正値特定部1616は、加工点P、計測点A、および計測点Bを特定し、線分PAおよび線分PBの長さをそれぞれ求める。次に、補正値特定部1616は、線分の長さの和が1になるように各線分の長さを正規化する。補正値特定部1616は、目標高さから計測点Aの高さを減算した長さと線分PBの長さの積と、目標高さから計測点Bの高さを減算した長さと線分PAの長さの積との和を、補正値として算出する。
次に、補正部1617は、補正値特定部1616が特定した補正値だけレーザヘッド102を上下方向に移動させる移動指示を生成し、移動指示を数値制御装置105に出力する(ステップS53)。
数値制御装置105は、高さ補正装置106から出力された移動指示に従って支持部104を駆動させてレーザヘッド102を移動させる。これにより、レーザヘッド102と被加工物Wとの距離が目的距離に補正される。つまり、レーザ加工機1は、被加工物Wの厚み方向(Z軸方向)における加工用レーザの焦点位置が、被加工物Wの中心に位置するように制御することができる。
そして数値制御装置105は、レーザヘッド102に加工用レーザを照射させる。これにより、レーザ加工機1は、被加工物Wの加工点に、適切な大きさの穴を明けることができる。レーザ加工機1は、各加工点について、上記の処理を行うことで、各加工点における穴の直径のばらつきを抑えることができる。
〈第2の実施形態〉
第1の実施形態に係る高さ補正装置106は、加工点の加工の前に生成された補正データに基づいてステージ101の高さを制御する。一方、被加工物Wの歪みの状態等によっては、補正データに基づいてステージ101が移動した後のレーザヘッド102と被加工物Wとの距離が必ずしも目的距離に一致しているとは限らない。
第2の実施形態に係る高さ補正装置106は、レーザヘッド102と被加工物Wとの相対位置の補正の精度をより高めるものである。
図5は、第2の実施形態に係る高さ補正装置の構成を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態に係る高さ補正装置106は、第1の実施形態の構成に加え、さらに距離判定部1618を備える。距離判定部1618は、補正部1617による相対位置の補正後に取得された距離データとメインメモリ162の補正データとに基づいて、距離計103と被加工物Wとの距離と、目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定する。第2の実施形態に係る高さ補正装置106は、距離計103と被加工物Wとの距離と、目的距離との差が所定の閾値以上である場合に、距離計103と被加工物Wとの相対位置をさらに補正する。
高さ補正装置106による補正データ生成方法は、第1の実施形態と同様である。
図6は、第2の実施形態に係る高さ補正方法を示すフローチャートである。
高さ補正装置106の平面位置取得部1615は、数値制御装置105から加工点の平面位置を取得する(ステップS151)。補正値特定部1616は、取得した加工点の近傍の3つの計測点に係る補正データに基づいて、3つの計測点を結ぶ三角形の面積内分比により補正値を特定する(ステップS152)。次に、補正部1617は、補正値特定部1616が特定した補正値だけレーザヘッド102をZ軸方向に移動させる移動指示を生成し、移動指示を数値制御装置105に出力する(ステップS153)。
数値制御装置105は、高さ補正装置106から出力された移動指示に従って支持部104を駆動させてレーザヘッド102を移動させる。これにより、レーザヘッド102と被加工物Wとの距離が目的距離に補正される。
次に、数値制御装置105は、距離計103に被加工物Wとの間の距離を計測させる。
距離取得部1613は、距離計103から距離データを取得する(ステップS154)。このとき、距離取得部1613は、2つの距離計103のうち、ステップS152で特定した3つの計測点を結ぶ三角形の重心の平面位置に近いものから、距離データを取得する。
距離判定部1618は、距離取得部1613が取得した距離データが示す距離と目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS155)。なお、前述のように加工用レーザの焦点位置は被加工物の内部に位置するように調整されるため、穴明け加工で得られる穴の直径は距離データが示す距離と相関があることとなる。このため、前記閾値は、穴明け加工であられる穴の直径に関し要求される精度により設定することとなる。距離データが示す距離と目的距離との差が所定の閾値未満である場合(ステップS155:YES)、補正部1617は、高さ補正処理を終了する終了通知を数値制御装置105に出力し、処理を終了する。数値制御装置105は、終了通知を取得すると、レーザヘッド102に加工用レーザを照射させる。
他方、距離データが示す距離と目的距離との差が所定の閾値以上である場合(ステップS155:NO)、補正データ生成部1614は、ステップS154で取得した距離データに基づいて補正データを新たに生成する(ステップS156)。すなわち補正データ生成部1614は、メインメモリ162が記憶する補正データを更新する。例えば、補正データ生成部1614は、ステップS154で取得した距離データが示す距離に、ステップS152で特定した補正値を加算することで、補正前の距離を特定する。そして、補正データ生成部1614は、ステップS151で取得したレーザヘッド102の平面位置からレーザノズル1021の開口と距離計103のレーザ照射部との距離だけシフトした位置に、特定した距離を関連付けて補正データとしてメインメモリ162に記録する。
次に、補正値特定部1616は、ステップS152で特定した3つの計測点のうち2つに係る補正データと、ステップS156で新たに生成された補正データとに基づいて、補正値を再度特定する(ステップS157)。次に、補正部1617は、ステップS157で特定した補正値とステップS152で特定した補正値との差分だけステージ101を上下方向に移動させる移動指示を生成し、移動指示を数値制御装置105に出力する(ステップS158)。そして、補正部1617は、高さ補正処理を終了する終了通知を数値制御装置105に出力し、処理を終了する。数値制御装置105は、終了通知を取得すると、レーザヘッド102に加工用レーザを照射させる。
このように、第2の実施形態に係る高さ補正装置106は、相対位置の補正後に取得された距離データと補正データとに基づいて、距離計103と被加工物Wとの距離と、目的距離との差が所定の閾値以上である場合に、当該差に基づいてさらに相対位置を補正する。これにより、補正データに基づく相対距離の補正後に、レーザヘッド102と被加工物Wとの距離を検証し、誤差が大きい場合に、これを補正することができる。すなわち、第2の実施形態によれば、精度よくレーザヘッド102と被加工物Wとの相対距離を補正することができる。
〈第3の実施形態〉
第1の実施形態に係る高さ補正装置106は、入力されたピッチに基づいて複数の計測点から補正データを生成する。他方、加工点の配置によっては、相対位置の補正に用いられない補正データが生じる可能性がある。
第3の実施形態に係る高さ補正装置106は、加工点に基づいて必要な計測点を特定し、補正データを生成する。
図7は、第3の実施形態に係る高さ補正装置の構成を示す概略ブロック図である。
第3の実施形態に係る高さ補正装置106は、第1の実施形態の構成に加え、さらに計測点決定部1619を備える。計測点決定部1619は、入力部1611に入力された複数の加工点の平面位置に基づいて、計測点の平面位置を決定する。例えば、計測点決定部1619は、各加工点を母点としたボロノイ図を描いたときに生じるボロノイ点と、被加工物Wの端部へ延びるボロノイ境界と上の点とを、計測点に決定することができる。ボロノイ図は、複数の母点を、各母点の二等分線上の線分であって、他の二等分線と重なる点(ボロノイ点)で区切られる線分であるボロノイ境界によって区切った図である。
ステージ101に被加工物Wを設置後、入力装置110に複数の加工点の平面位置(X-Y座標)が入力される。複数の加工点のXY平面座標を入力後、運転開始指示を受けることで補正データの生成を開始する。
図8は、第3の実施形態に係る補正データの生成方法を示すフローチャートである。
高さ補正装置106の入力部1611は、入力装置110を介して利用者から複数の加工点の平面座標の入力を受け付ける(ステップS201)。計測点決定部1619は、入力部1611に入力された複数の加工点の平面位置に基づいて、複数の計測点の平面位置を決定する(ステップS202)。移動指示部1612は、計測点決定部1619が決定した複数の計測点について、計測順を特定する(ステップS203)。例えば、移動指示部1612は、X座標の値が小さい順に計測順を特定する。また例えば、移動指示部1612は、動的計画法等により複数の計測点を通る最短経路を求めてもよい。移動指示部1612は、特定した複数の計測点の平面位置および計測順をメインメモリ162に記録する(ステップS204)。
次に、移動指示部1612は、メインメモリ162から計測順に計測点を読み出し、当該計測点のXY平面上に距離計103が位置するようにステージ101を移動させる移動指示を数値制御装置105に出力する(ステップS205)。
数値制御装置105は、高さ補正装置106から出力された移動指示に従ってステージ101の駆動機構を駆動させてステージ101を移動させる。そして数値制御装置105は、距離計103に被加工物Wとの距離を計測させる。
距離取得部1613は、距離計103から距離データを取得する(ステップS206)。補正データ生成部1614は、ステップS205で移動指示部1612が読み出した計測点の平面位置と、取得した距離データとを関連付けて、補正データとしてメインメモリ162に記録する(ステップS207)。
移動指示部1612は、メインメモリ162に記憶されたすべての計測点について距離が計測されたか否かを判定する(ステップS208)。移動指示部1612は、距離が計測されていない計測点がある場合(ステップS208:NO)、ステップS205に戻り、次の計測点について処理を行う。
他方、すべての計測点について距離が計測された場合(ステップS208:YES)、高さ補正装置106は補正データの生成処理を終了する。
第3の実施形態に係る高さ補正装置106による高さ補正方法は、第1の実施形態と同様である。
このように、第3の実施形態に係る高さ補正装置106は、入力された複数の加工点の平面位置に基づいて、複数の計測点の平面位置を決定する。これにより、高さ補正装置106は、相対位置の補正に用いられない補正データが生じないように、必要な計測点を特定することができる。したがって、高さ補正装置106は、補正データの生成のための計測の回数を減少させ、すみやかに補正データを生成することができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態に係るレーザ加工機1が備える2つの距離計103がレーザヘッド102を挟んで設けられるが、これに限られない。例えば、他の実施形態においては、距離計103の数は1つであってよい。また例えば、他の実施形態においては、距離計103がダイクロイックミラー等を介して加工用レーザと同一の光軸で計測用レーザを照射可能に設けられてもよい。
上述した実施形態に係る高さ補正装置106は、レーザヘッド102を上下方向に移動させることで、レーザヘッド102と被加工物Wとの相対位置を補正するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る高さ補正装置106は、ステージ101を上下方向に移動させることでレーザヘッド102と被加工物Wとの相対位置を補正してもよい。
また、上述した実施形態においては、高さ補正装置106が数値制御装置105と別個に設けられるが、これに限られない。例えば、他の実施形態においては、数値制御装置105に高さ補正装置106としての機能が実装されていてもよい。
1 レーザ加工機
101 ステージ
102 レーザヘッド
103 距離計
104 支持部
105 数値制御装置
106 高さ補正装置
1611 入力部
1612 移動指示部
1613 距離取得部
1614 補正データ生成部
1615 平面位置取得部
1616 補正値特定部
1617 補正部
1618 距離判定部
1619 計測点決定部

Claims (5)

  1. 被加工物に加工用レーザを照射するレーザヘッドと、前記レーザヘッドに設けられ、自身と前記被加工物との距離を計測する距離計とを備えるレーザ加工機を制御する制御装置であって、
    前記距離計が計測した距離を示す距離データを取得する距離取得部と、
    前記距離データに基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との距離を目的距離にするための補正値を特定する補正値特定部と、
    前記補正値に基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との相対位置を補正する補正部と
    前記距離取得部が取得した前記被加工物の複数の平面位置に係る複数の距離データに基づいて、前記レーザヘッドの平面位置と前記相対位置の補正値との関係を示す補正データを生成する補正データ生成部と、
    前記相対位置の補正後に取得された前記距離データと、前記補正データとに基づいて、前記距離計と前記被加工物との距離と、前記目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定する距離判定部と
    を備え
    前記距離計は、前記レーザヘッドに設けられた前記加工用レーザが通る開口と平面位置が異なる個所に設けられ、
    前記補正値特定部は、前記補正データと前記レーザヘッドの平面位置とに基づいて前記補正値を特定し、
    前記補正データ生成部は、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データに基づいて前記補正データを更新し、
    前記補正部は、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記補正データ生成部によって更新された前記補正データに基づいて前記相対位置をさらに補正する制御装置。
  2. 前記被加工物上の点であって前記加工用レーザによる加工の対象となる加工点の平面位置に基づいて、前記距離計による距離を計測する複数の計測点の平面位置を決定する計測点決定部をさらに備え、
    前記補正データ生成部は、前記複数の計測点の平面位置に係る複数の距離データに基づいて前記補正データを生成する
    請求項に記載の制御装置。
  3. 被加工物に加工用レーザを照射するレーザヘッドと、
    前記レーザヘッドに設けられ、自身と前記被加工物との距離を計測する距離計と、
    請求項1または2に記載の制御装置と
    を備えるレーザ加工機。
  4. 被加工物に加工用レーザを照射するレーザヘッドと、前記レーザヘッドに設けられ、自身と前記被加工物との距離を計測する距離計とを備えるレーザ加工機の制御方法であって、
    前記距離計が計測した距離を示す距離データを取得するステップと、
    前記距離データに基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との距離を目的距離にするための補正値を特定するステップと、
    前記補正値に基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との相対位置を補正するステップと
    前記距離データを取得するステップにおいて取得した前記被加工物の複数の平面位置に係る複数の距離データに基づいて、前記レーザヘッドの平面位置と前記相対位置の補正値との関係を示す補正データを生成するステップと、
    前記相対位置の補正後に取得された前記距離データと、前記補正データとに基づいて、前記距離計と前記被加工物との距離と、前記目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定するステップと
    を備え
    前記距離計は、前記レーザヘッドに設けられた前記加工用レーザが通る開口と平面位置が異なる個所に設けられ、
    前記補正値を特定するステップにおいては、前記補正データと前記レーザヘッドの平面位置とに基づいて前記補正値を特定し、
    前記補正データを生成するステップにおいては、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データに基づいて前記補正データを更新し、
    前記相対位置を補正するステップにおいては、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記補正データを生成するステップにおいて更新された前記補正データに基づいて前記相対位置をさらに補正するレーザ加工機の制御方法。
  5. 被加工物に加工用レーザを照射するレーザヘッドと、前記レーザヘッドに設けられ、自身と前記被加工物との距離を計測する距離計とを備えるレーザ加工機を制御するコンピュータに、
    前記距離計が計測した距離を示す距離データを取得するステップと、
    前記距離データに基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との距離を目的距離にするための補正値を特定するステップと、
    前記補正値に基づいて前記レーザヘッドと前記被加工物との相対位置を補正するステップと
    前記距離データを取得するステップにおいて取得した前記被加工物の複数の平面位置に係る複数の距離データに基づいて、前記レーザヘッドの平面位置と前記相対位置の補正値との関係を示す補正データを生成するステップと、
    前記相対位置の補正後に取得された前記距離データと、前記補正データとに基づいて、前記距離計と前記被加工物との距離と、前記目的距離との差が所定の閾値未満であるか否かを判定するステップと
    を実行させ
    前記距離計は、前記レーザヘッドに設けられた前記加工用レーザが通る開口と平面位置が異なる個所に設けられ、
    前記補正値を特定するステップにおいては、前記補正データと前記レーザヘッドの平面位置とに基づいて前記補正値を特定し、
    前記補正データを生成するステップにおいては、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記相対位置の補正後に取得された前記距離データに基づいて前記補正データを更新し、
    前記相対位置を補正するステップにおいては、前記差が所定の閾値以上である場合に、前記補正データを生成するステップにおいて更新された前記補正データに基づいて前記相対位置をさらに補正するためのプログラム。
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