JP7019085B1 - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

Figure 0007019085000001
【課題】加工プログラムの実行時において、干渉の生じにくい安全な工具パターンを再現する。
【解決手段】工作機械は、複数の工具を装着可能なタレットと、複数の工具を格納可能な工具格納部と、加工プログラムにしたがって、タレットに装着される工具を制御し、ワークを加工する加工制御部と、タレットに装着される工具と工具格納部に格納される工具を交換する工具交換部と、加工プログラムにおいて定義される複数の工程それぞれに対して、タレットに装着されるべき1以上の工具を指定する工具パターンを記憶する工具パターン記憶部を備える。工具交換部は、複数の工程のいずれかが実行対象として選択されたとき、選択された工程に対応づけられる工具パターンにしたがって、タレットと工具格納部の間で工具交換を実行する。
【選択図】図8

Description

本発明は、工作機械における工具交換技術、に関する。
工作機械は、ワークを所望の形状に切削加工する装置や、金属粉末などを積層してワークを作る装置がある。切削加工する工作機械には、回転するワークに切削用の工具を当てることでワークを加工するターニングセンタと、回転する工具をワークに当てることでワークを加工するマシニングセンタ、これらの機能を複合的に備える複合加工機などがある。
刃物台を備える工作機械は、刃物台に複数の工具が装着されることがある。工作機械は、あらかじめ用意された加工プログラムにしたがって、刃物台を三次元的に動かしつつ、刃物台に装着される複数の工具からワークに当てる工具を選びながらワークを加工する。
工作機械には、多数の工具を格納する外付けの工具格納部を有するものもある。工作機械は、必要な工具が刃物台に装着されていないときには、指定された工具を工具格納部から刃物台に装着した上で、ワークの加工を続行する。以下、刃物台に装着される工具を「作業工具」とよび、工具格納部に格納される工具を「予備工具」とよぶ。特に区別しないときには単に「工具」とよぶ。また、予備工具を刃物台に作業工具として装着することを「工具交換」とよぶ(特許文献1-3参照)。
特開2008-225738号公報 特開2000-218459号公報 特開昭62-236642号公報
作業者は、加工プログラムに含まれる一部の工程だけを繰り返したいこともある。一般的には、ワークの加工工程には、ワークの余肉を取り除くことで仕上げやすい肉厚を残すための荒加工と、ワークを磨くように切削する仕上げ加工が含まれる。ワークの加工状態によっては、仕上げ加工だけを繰り返したいこともある。
上述したように、工作機械は、作業工具と予備工具を随時交換しながらワークを加工する。このため、加工プログラムを再実行する場合、刃物台に装着される作業工具の組み合わせ(以下、「工具パターン」とよぶ)は、前回実行時の工具パターンから変化している可能性がある。
狭い加工室において刃物台を三次元的に動かすときには、作業工具がワークそのものや、ワークを支えるテールストック(心押し装置)、振れ止め装置等の外部機材に接触しないように制御しなければならない。工具の形状および大きさはさまざまであるため、同一加工工程であっても、ある工具パターンであれば接触は発生しなくとも、別の工具パターンでは接触が発生してしまうこともある。
本発明のある態様における工作機械は、複数の工具を装着可能なタレットと、複数の工具を格納可能な工具格納部と、加工プログラムにしたがって、タレットに装着される工具を制御し、ワークを加工する加工制御部と、タレットに装着される工具と工具格納部に格納される工具を交換する工具交換部と、加工プログラムにおいて定義される複数の工程それぞれに対して、タレットに装着されるべき1以上の工具を指定する工具パターンを記憶する工具パターン記憶部と、を備える。
工具交換部は、複数の工程のいずれかが実行対象として選択されたとき、選択された工程に対応づけられる工具パターンにしたがって、タレットと工具格納部の間で工具交換を実行する。
本発明の別の態様における工作機械は、複数の工具を装着可能なタレットと、複数の工具を格納可能な工具格納部と、加工プログラムにしたがって、タレットに装着される工具を制御し、ワークを加工する加工制御部と、タレットに装着される工具と工具格納部に格納される工具を交換する工具交換部と、加工対象となる複数のワークそれぞれに対して、タレットに装着されるべき1以上の工具を指定する工具パターンを記憶する工具パターン記憶部と、を備える。
工具交換部は、加工対象として選択されたワークに対応づけられる工具パターンにしたがって、タレットと工具格納部の間で工具交換を実行する。
本発明によれば、加工プログラムの実行時において、安全な工具パターンを再現することが可能となる。
本実施形態における工作機械の概略構成を示す平面図である。 工作機械の斜視図である。 工具格納部および工具交換部の斜視図である。 図3に示すA部の拡大斜視図である。 タレットにおける工具交換を説明するための模式図である。 工作機械のハードウェア構成図である。 情報処理装置の機能ブロック図である。 第1実施形態における設定パターン情報のデータ構造図である。 加工プログラムの模式図である。 設定パターンの再現処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における設定パターン情報のデータ構造図である。 変形例における設定パターン情報のデータ構造図である。
本実施形態における工作機械は、ターニングセンタまたは複合加工機である。まず、図1から図4に関連して工作機械の構造を中心として説明する。図5以降に関連して、本実施形態における工具交換制御の詳細を説明する。
図1は、本実施形態における工作機械100の概略構成を示す平面図である。
工作機械100は、制御装置160、加工装置112、工具交換部114および工具格納部106を備える。制御装置160は、図6に関連して後述する情報処理装置118および加工制御部116に対応する。タレットベース102やタレット164は、X、Y、Z軸方向に移動可能である。タレットベース102とタレット164とを含めて刃物台という場合と、タレット164のみを刃物台という場合がある。図1は、X-Z方向平面に見た場合の平面図である。タレット164はZ軸を中心として回転可能にタレットベース102に設置される。工具格納部106(工具マガジン)は、タレットベース102のZ軸正方向側に設けられる。工具交換部114は、工具Tを移送する。
図2は、工作機械100の斜視図である。
角柱体型のタレット164には、その外周平面に、工具Tを保持するための複数のホルダ168を有する。ホルダ168はタレット本体から着脱可能に装着される。位置PTのホルダ168に装着される工具Tが着脱対象となる。タレット164を矢示B-C方向(Z軸回転方向)に回転させることにより、各ホルダ168を着脱位置PTに割り出すことができる。
工具格納部106は、矢示D-E方向(X軸回転方向)に回転可能に設けられた保持板170と、保持板170の周縁に等間隔に配設された保持ポット174と、保持板170を回転させる駆動モータ176(図3参照)を備える。保持ポット174は工具Tを保持する。保持ポット174は、X軸負方向に突出する。位置PMの保持ポット174にある工具Tが着脱対象となる。駆動モータ176が保持板170を回転させることにより、各保持ポット174を着脱位置PMに割り出すことができる。
図3は、工具格納部106および工具交換部114の斜視図である。
工具交換部114は、タレットベース102および工具格納部106よりも、X軸負方向側に設けられる(図1参照)。工具交換部114は、Z軸に沿って設けられた送り機構178と、送り機構178によりZ軸に沿って移動される移動台180と、移動台180に取り付けられた第1ハンド182および第2ハンド194などを含む。
送り機構178は、Z軸に平行に配設されるレール保持台184と、レール保持台184の下面に、Z軸に平行に取り付けられる2本のガイドレール186と、各ガイドレール186に係合するようにそれぞれ2個ずつ設けられたスライダ188と、レール保持台184に沿って配設されたボールねじ190と、ボールねじ190に螺合するボールナット192と、ボールねじ190の端部に連結して、ボールねじ190を軸線中心に回転させるサーボモータ196を備える。スライダ188は移動台180の上面に固設される。
移動台180の下面には、矢示F-G方向(Y軸回転方向)に回転可能、かつ、X軸方向に移動可能に保持部材198が配設される。保持部材198は、移動シリンダ200によりX軸方向に駆動される。保持部材198は、ラック&ピニオン機構などの機構を介し、駆動シリンダ202により駆動されて、矢示F-G方向に90度の角度範囲で旋回する。すなわち、保持部材198はX-Z方向に平面移動可能であり、かつ、F-G方向に回転可能に構成されている。図3は、保持部材198がF方向に回転したときの状態を示している。
保持部材198には回転軸204が貫通して取り付けられる。回転軸204は、ラック&ピニオン機構などの機構を介し、駆動シリンダ206により駆動されて、矢示J-K方向に180度の角度範囲で回転する。
図4は、図3に示すA部の拡大斜視図である。
回転軸204の端部には、回転軸204の軸心を中心とした点対称、かつ、上下平行となるように、第1ハンド182および第2ハンド194が取り付けられる。第1ハンド182および第2ハンド194は同一構成である。第1ハンド182は、工具Tを把持するための一対の把持爪208を有し、把持爪208により工具Tを把持可能である。同様にして、第2ハンド194も一対の把持爪210を有し、把持爪210により工具Tを把持可能である。
保持部材198が矢示F方向側に回転したとき(図3,図4に示す回転状態)、第1ハンド182と第2ハンド194それぞれの把持爪208および把持爪210はZ軸方向(把持爪208等により把持される工具Tの軸線方向と直交する直交方向)に沿った姿勢となる。保持部材198が矢示G方向側に回転したとき、第1ハンド182と第2ハンド194それぞれの把持爪208および把持爪210はX軸方向に沿った姿勢となる。
保持部材198がX軸正方向側の移動端(この位置を「第1X位置」という)にあり、かつ、F方向の回転端にあるとき、着脱位置PMに割り出された保持ポット174に保持されている工具Tは、第1ハンド182または第2ハンド194により把持できる。
また、第1ハンド182が上側において工具Tを把持し、着脱位置PMの保持ポット174に工具Tが保持されていないときには、第1ハンド182が把持する工具Tを着脱位置PMの保持ポット174(空の保持ポット)に収容できる。
移動台180がタレット164と工具格納部106の中間位置にあるとする。ここで、保持部材198をX軸負方向の移動端(この位置を「第2X位置」という)に移動させ、かつ、矢示F方向の回転端に回転させる。次に、移動台180をZ軸正方向に移動させ、第1ハンド182に把持される工具Tの軸心(X方向)と保持ポット174の軸心を一致させる(このときのZ座標を「第1Z位置」という)。続いて、保持部材198をX軸正方向に「第1X位置」まで移動させて、第1ハンド182の工具Tを着脱位置PMの空の保持ポット174に装着する。このあと、移動台180をZ軸負方向に移動させることにより(この位置を「第2Z位置」という)、第1ハンド182による工具Tの把持が解除される。
一方、上側に第1ハンド182が位置し、第1ハンド182の把持爪208には工具Tが把持されておらず、着脱位置PMに工具Tが保持されているときには、着脱位置PMの工具Tを第1ハンド182により取り出すことができる。
移動台180がタレット164と工具格納部106と中間位置にあるとする。ここで、保持部材198を矢示F方向の回転端に回転させ(図3,図4に示す回転状態)、移動台180を「第2Z位置」に移動させた後、移動台180を「第1X位置」に移動させ、次いで、移動台180を前記「第1Z位置」に移動させる。これにより、着脱位置PMに装着された工具Tは、一対の把持爪208の開口部分に侵入し、把持爪208により把持される。次に、保持部材198を「第2X位置」に移動させる。これにより、保持ポット174に装着された工具Tは、一対の把持爪208により把持された状態で、保持ポット174から取り出される。
タレット164では、着脱位置PTに割り出されたタレット164が半径方向に沿って工具Tを保持するタイプの場合には、工具交換部114の保持部材198が「第1X位置」にあり、かつ、矢示F方向の回転端にある時、ホルダ168に保持された工具Tを、下側に位置する第1ハンド182または第2ハンド194によって把持できる。
上側に第1ハンド182が位置し、下側に第2ハンド194が位置し、第1ハンド182が工具Tを把持し、第2ハンド194が工具Tを把持していない状態にあり、かつ、着脱位置PTに工具Tが保持されているときには、第1ハンド182に把持した工具Tと、着脱位置PTのホルダ168に保持される工具Tを交換できる。
移動台180がタレット164と工具格納部106との中間位置にあるとする。ここで、保持部材198を矢示F方向の回転端に回転させるとともに、「第2X位置」に移動させた状態で、移動台180をZ軸負方向に設定された所定位置(この位置を「第3Z位置」という)まで移動させる。「第3Z位置」は、保持部材198を「第1X位置」に移動させたときに、下側に位置する第2ハンド194がホルダ168に保持された工具Tに対してZ軸正方向側の位置、言い換えれば、第2ハンド194が工具Tと干渉しない手前の位置にある。
保持部材198を「第1X位置」に移動させた後、移動台180をZ軸負方向に設定された所定位置(この位置を「第4Z位置」という)まで移動させる。これにより、着脱位置PTの工具Tが、一対の把持爪210の開口部分に侵入して、把持爪210によって把持される。次に、保持部材198を「第2X位置」まで移動させると、ホルダ168に装着された工具Tが、一対の把持爪210によりホルダ168から取り出される。
次に、駆動シリンダ206は第1ハンド182と第2ハンド194とを上下反転させて、上側に第2ハンド194を位置させ、下側に第1ハンド182を位置させ、保持部材198を「第1X位置」に移動させる。これにより、第1ハンド182に把持された工具Tが着脱位置PTに設置される。次いで、移動台180を「第3Z位置」に移動させると、第1ハンド182による工具Tの把持が解除される。以上の第1交換動作によって、第1ハンド182に把持された工具Tと、着脱位置PTの工具Tが交換される。なお、第2ハンド194に把持された工具Tは、上述した収納動作によって、工具格納部106に収納できる。
タレット164の着脱位置PTに割り出されたホルダ168が、工具TをZ軸に沿って保持するタイプの場合には、保持部材198が矢示G方向の回転端にあり、かつ、「第1X位置」にある時に、このホルダ168に保持された工具Tを、下側に位置する第1ハンド182または第2ハンド194によって把持できる。
上側に第1ハンド182が位置し、下側に第2ハンド194が位置し、ボールナット192が工具Tを把持し、第2ハンド194が工具Tを把持していない状態にあり、かつ、着脱位置PTに工具Tが保持されているときには、第1ハンド182に把持された工具Tと、着脱位置PTの工具Tを交換できる。
移動台180がタレット164と工具格納部106との中間位置にあるとする。ここで、保持部材198を矢示G方向の回転端に回転させるとともに、「第2X位置」に移動させ、移動台180をZ軸負方向に設定された「第3Z位置」に移動させる。このとき、第2ハンド194はホルダ168に保持された工具Tを把持可能な位置にある。
次に、保持部材198を「第1X位置」に移動させる。これにより、着脱位置PTの工具Tが、一対の把持爪210の開口部分に侵入し、把持爪210によって把持される。この後、保持部材198をZ軸負方向に設定された「第4Z位置」まで移動させると、ホルダ168に装着された工具Tは、把持爪210によりホルダ168から取り出される。
次に、駆動シリンダ206により、第1ハンド182と第2ハンド194とを上下反転させて、上側に第2ハンド194を位置させ、下側に第1ハンド182を位置させ、移動台180を「第3Z位置」に移動させる。これにより、第1ハンド182が把持する工具Tは着脱位置PTに装着される。次いで、保持部材198を「第2X位置」に移動させると、第1ハンド182による工具Tの把持が解除される。以上の第2交換動作によって、ボールナット192に把持された工具Tと、着脱位置PTの工具Tを交換される。第2ハンド194に把持された工具Tは、上述した収納動作によって、工具格納部106に収納できる。
次に、工具パターンの再現方法について説明する。
図5は、タレット164における工具交換を説明するための模式図である。
上述したように、工作機械100のタレットベース102は、回転可能なタレット164を備える。タレット164は中央の軸を中心として回転可能である。タレット164は、工具の取り付け位置としてホルダ168がセットできる12個のステーション104(S1~S12)を備える。各ステーション104に作業工具が装着される。ホルダ形状によっては、1つのステーション104に対して2本以上の工具を装着することもできる。
工具の形状およびサイズは多様である。工具はホルダ168に取り付けられ、ホルダ168はステーション104に装着される。工作機械100は、各工具を工具番号により識別する。図5においてはステーション番号=S1に対応するステーション104(以下、「ステーション104(S1)」のように表記する)に、工具番号=T3の作業工具(以下、「作業工具(T3)」のように表記する)が装着されている。同様にして、ステーション104(S2)には作業工具(T24)、ステーション104(S3)には作業工具(T20)が装着されている。
タレットベース102は、所定の加工位置110に対応する作業工具によりワークを加工する。図5では、加工位置110(ステーション104(S1))にある作業工具(T3)により、ワークが加工される。工作機械100は、タレットベース102およびタレット164を移動させ、作業工具(T3)をワークの所定位置に所定角度にて当てることでワークを加工する。別の作業工具(T24)によりワークを加工したいときには、工作機械100はタレット164を回転させて作業工具(T24)を加工位置110にセットする。
交換位置108に対応する作業工具は工具交換の対象となる。工作機械100は、一般的に工具マガジンともよばれる工具格納部106を有する。工具格納部106には多数の予備工具が格納される。工作機械100は、たとえば、予備工具(T4)をタレットベース102に装着するときには、交換位置108(ステーション(S2))(「着脱位置PT」に対応する)の作業工具(T24)を工具格納部106に格納するとともに、予備工具(T4)を交換位置108に対応するステーション104(S2)に装着する。
以上のように、工作機械100は、タレットベース102の移動によりワークと作業工具の相対距離および相対角度を変化させつつワークを加工する。また、タレット164を回転させることで12個の作業工具からワークを実際に加工する作業工具を選ぶ。作業工具と予備工具は随時交換可能である。大容量の工具格納部106に多数の予備工具を格納しておけば、1台の工作機械により多種多様な加工を実現できる。その一方、比較的使用頻度の高い12種類の工具をタレット164に装着しておけば、工具交換にともなう時間のロスを抑制できる。
工作機械100は、加工プログラムにしたがって工具交換を繰り返しながらワークを加工する。このため、タレット164における作業工具の組み合わせ、すなわち、工具パターンは複雑に変化していく。加工スペースにおいてタレットベース102を移動させるとき、タレット164に装着される作業工具がテールストック等に接触しないように加工プログラムを作成する必要がある。以下、作業工具がワークあるいはテールストック等の外部機材に意図せぬ接触をしてしまう事象を「干渉」とよぶ。工具の大きさや形状は多種多様であるため、干渉がどのような状況において発生するのかをあらかじめ予見することは大変難しい。
たとえば、工具パターンQ1により加工工程の一部の仕上げ工程Aを行ったときには干渉は発生しなかったとする。しかし、同じ仕上げ工程Aをもう一度行ったときには干渉が発生することもある。これは、1回目の仕上げ工程Aの開始時における工具パターンQ1と、2回目の仕上げ工程Aの開始時における工具パターンQ2が異なるためである。2回目の仕上げ工程Aの開始時において、タレット164に大きな作業工具(TX)が取り付けられており、タレットベース102の移動時にこの作業工具(TX)が干渉を起こすことがある。このように、タレットベース102をまったく同じように動かしたとしても、工具パターンによって干渉が発生することもあれば発生しないこともある。今後、工作機械100の小型化を進めていく上では、タレットベース102を狭い加工室内で動作させる必要があり、干渉が発生するリスクが高まると考えられる。
そこで、本実施形態においては、干渉が発生しない工具パターンを記憶させておき、この「安全な工具パターン」を再現した上で加工工程の再開または再実行を行うことにより、干渉のリスクを低減する。
上述したように、「作業工具」とはタレット164に装着される工具を意味し、「予備工具」とは工具格納部106に格納される当面は使用対象とはならない工具を意味する。また、作業工具のうち、加工位置110にある工具、すなわち、加工位置110に割り出されてワークの加工のために使用される工具のことを特に「使用工具」とよぶ。タレット164を回転させて予備工具群から使用工具を選ぶことを「割り出し」とよぶ。
図6は、工作機械100のハードウェア構成図である。
工作機械100は、情報処理装置118、加工制御部116、加工装置112、工具交換部114および工具格納部106を含む。数値制御装置として機能する加工制御部116は、加工プログラムにしたがって加工装置112に制御信号を送信する。加工装置112は、加工制御部116からの指示にしたがってタレットベース102を動かしてワークを加工する。また、加工制御部116は、工具情報管理部130(後述)からタレットベース102に設定すべき工具パターンを取得する。
情報処理装置118は、加工制御部116を制御する。本実施形態においては、情報処理装置118は作業者にユーザインタフェース機能を提供するとともに工具パターンを管理する。工具格納部106は予備工具を格納する。工具交換部114は、いわゆるATC(Automatic Tool Changer)に対応する。工具交換部114は、加工制御部116からの交換指示にしたがって、工具格納部106から予備工具を取り出し、タレットベース102の交換位置108にある作業工具と予備工具を交換する。
図7は、情報処理装置118の機能ブロック図である。
情報処理装置118の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)および各種コンピュータプロセッサなどの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する有線または無線の通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され、演算器に処理命令を供給するソフトウェアによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。以下に説明する各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
なお、加工制御部116も、プロセッサなどの演算器、メモリやストレージといった記憶装置、それらを連結する有線または無線の通信線を含むハードウェアと、記憶装置に格納され演算器に処理命令を供給するソフトウェアやプログラムを情報処理装置118とは別個のオペレーティングシステム上で実現される形態でもよい。
情報処理装置118は、ユーザインタフェース処理部120、データ処理部122およびデータ格納部124を含む。
ユーザインタフェース処理部120は、ユーザからの操作を受け付けるほか、画像表示や音声出力など、ユーザインタフェースに関する処理を担当する。データ処理部122は、ユーザインタフェース処理部120により取得されたデータおよびデータ格納部124に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部122は、ユーザインタフェース処理部120およびデータ格納部124のインタフェースとしても機能する。データ格納部124は、各種プログラムと設定データを格納する。
ユーザインタフェース処理部120は、入力部126および出力部128を含む。
入力部126は、タッチパネルあるいはハンドル等のハードデバイスを介してユーザからの入力を受け付ける。出力部128は、画像表示あるいは音声出力を介して、ユーザに各種情報を提供する。
データ処理部122は、工具情報管理部130を含む。工具情報管理部130は、工具パターンの復帰を制御する(後述)。
データ格納部124は、工具パターン記憶部132を含む。工具パターン記憶部132は、加工プログラムごとの工具パターンを保存する。
以下、第1実施形態および第2実施形態に分けて工作機械100、特に、情報処理装置118の処理過程を中心として説明する。また、第1実施形態および第2実施形態を特に区別しないときには「本実施形態」とよぶ。
[第1実施形態]
第1実施形態においては、工程と工具パターンを対応づける。加工プログラムにより実行されるワークの加工処理は、複数の工程の組み合わせとして表現される。ここでいう「工程」とは、端面荒加工、外径荒加工、内径荒加工、中仕上げ加工、溝入れ加工のように、加工内容に応じて定義される作業単位である。
図8は、第1実施形態における設定パターン情報300のデータ構造図である。
設定パターン情報300は、工具パターン記憶部132に格納される。以下、工具パターンのうち、タレット164に実際に取り付けられている作業工具の組み合わせを「現在パターン」とよぶ。また、工程に対応づけられている工具パターン、いいかえれば、工程ごとに定義されている工具パターンのことを「設定パターン」とよぶ。両者を特に区別しないときには単に「工具パターン」とよぶ。設定パターン情報300は、工程ごとの設定パターンを定義する。情報処理装置118の出力部128は、設定パターン情報300を画面表示させることもできる。なお、設定パターンと現在パターンが一致するように工具交換を行うことを「設計パターンの再現」または単に「再現」とよぶ。
加工プログラムは、プログラム番号により識別される。工具情報管理部130は、加工プログラムごとに設定パターン情報300を管理する。加工制御部116は、工具交換部114に指示して工具交換を実行させる。加工制御部116は、工具交換または割り出しを実行するときにこれを情報処理装置118に適宜通知する。このような制御方法により、工具情報管理部130は、現在パターンを常に管理している。
工程には、シーケンス番号(N番号)が付与される。図8に示す加工プログラムは、工程N1~N18の18工程を含む。設定パターンはパターンIDにより識別される。工程N1~N12にはパターンID=V1の設定パターン(以下、「設定パターン(V1)」のように表記する)が対応づけられている。設定パターン(V1)においては、たとえば、ステーション104(S1)には作業工具(T1)、ステーション104(S12)には作業工具(T12)が設定されている。加工制御部116が工程N1を実行するときには、実際の加工を開始する前に工具交換部114は現在パターンが設定パターン(V1)と一致するように工具交換を実行する(後述)。
工程N13には設定パターン(V2)が対応づけられている。設定パターン(V2)においては、たとえば、ステーション104(S1)には作業工具(T13)、ステーション104(S12)には作業工具(T12)が設定されている。工程N13を実行するときには、工具交換部114は現在パターンが設定パターン(V2)と一致するように工具交換を実行する(後述)。いいかえれば、設定パターン(V2)を再現した上で、工程N13が実行される。
工程N13の使用工具は、工具(T13)である。加工制御部116は、ステーション104(S1)にある使用工具(T13)を加工位置110に割り出す。使用工具を選択するための命令を「割出コード」とよぶ。本実施形態における割出コードを「GR」とする。加工制御部116は、加工プログラムの実行中に「工具T13を使用工具として割り出す命令」である「GR T13」を検出したとき、タレット164を回転させて、ステーション104(S1)にある工具T13を加工位置110に設定する。
設定パターンは、「復帰コード」により現在パターンとして再現できる。復帰コードを「GY」とする。加工制御部116は、加工プログラムの実行中に「復帰コード(V5)を現在パターンとして再現させる命令」である「GY V5」を検出したときには、「現在パターン」と「パターンID=V5」を情報処理装置118に通知する。情報処理装置118の工具情報管理部130は、現在パターンと設定パターン(V5)が完全一致しないときには、設定パターン(V5)を加工制御部116に通知する。加工制御部116は、設定パターン(V5)にしたがって工具交換部114に工具交換を指示することにより、設定パターン(V5)が現在パターンとして再現される。
一方、現在パターンと設定パターン(V5)が一致するときには、工具交換は不要であるため、工具情報管理部130は加工制御部116に工具交換なしでの作業続行を指示する。
上述したように、加工制御部116は、工具交換によって、現在パターンが変更されるごとに情報処理装置118に通知する。出力部128は、現在パターンを画面に適宜表示させる。
工程N1~N18まで順番に各工程を実行し、工程N18まで完了したあと、工程N14だけを再実行したい場合がある。たとえば、工程N14が中仕上げ加工であった場合、工程N18の実行後のワークにおいて中仕上げ加工の精度が不十分であるときには、工程N14を再実行することがある。このとき、作業者は情報処理装置118から、シーケンス番号N14を指定した上で工程N14の再実行を指示することができる。
加工終了時、すなわち、工程N18の終了時における現在パターンは設定パターン(V7)と同一である。工程N14の使用工具(T15)は、設定パターン(V7)のステーション104(S2)に残っている。したがって、加工制御部116はタレット164をそのまま回転させ、作業工具(T14)を加工位置110に割り出せば工程N14を実行できるはずである。
ここで、ステーション104(S3)にある作業工具(T15)は特殊形状をしていると想定する。工程N18の終了後にタレット164をそのまま回転させると特殊形状の作業工具(T15)がワーク等と干渉する可能性がある。したがって、この場合には、工程N18の設定パターン(V7)を現在パターンとしたままで工程N14を再実行することは好ましくない。そこで、第1実施形態においては、工程N14に対応づけられる設定パターン(V3)を再現した上で、工程N14を再実行する。
図9は、加工プログラムの模式図である。
加工プログラムは工程N1~N18に対応する18種類のプログラムパーツを含む。各プログラムパーツの前には復帰コードGYと割出コードGRが記載される。復帰コードGYおよび割出コードGRのあと、実際の加工工程、具体的には使用工具の移動方法等が記述される。
加工制御部116は工程N1のプログラムパーツを実行するとき、まず、復帰コード「GY V1」を検出する。復帰コード「GY V1」は、設定パターン(V1)を現在パターンとして再現させるコマンドである。設定パターン(V1)の再現後、すなわち、設定パターン(V1)がタレット164において再現されるように工具交換を実行したあと、加工制御部116は割出コード「GR T1」を検出する。割出コード「GR T1」は、工具(T1)を使用工具とするために、工具(T1)を加工位置110に移動させるコマンドである。工具(T1)を使用工具として設定したあと、加工制御部116は工程N1の本体プログラムを実行する。
加工制御部116が工程N2を実行するとき、復帰コード「GY V1」を再び検出する。工程N1の終了時における現在パターンは設定パターン(V1)と一致するため、この場合、加工制御部116は復帰コード「GY V1」をスキップする。続いて、加工制御部116は割出コード「GR T2」にしたがって工具(T2)を使用工具として設定し、工程N2の本体プログラムを実行する。
上述したように、工程N1のあとに工程N2を実行する場合、工程N2の復帰コード「GY V1」は不要である。工程N1を終了したときの現在パターンは、工程N2の設定パターン(V1)と同一であるためである。一方、工程N18を実行したあと、工程N2のみを再実行したい場合がある。工程N18の設定パターン(V7)は工程N2の設定パターン(V1)とは異なるので、このときには設定パターン(V1)の再現をする必要がある。このように、工具情報管理部130は、復帰コード(GY)に基づく工具交換の実行要否を現在パターンに基づいて判定する。
図10は、設定パターンの再現処理を示すフローチャートである。
加工プログラムに含まれる一部の工程を再実行するとき、加工制御部116は、復帰コードにより指定される設定パターンのパターンIDおよび現在パターン(現状の作業工具のリスト)を情報処理装置118に送信する。情報処理装置118の工具情報管理部130は、設定パターン情報300を参照し、指定された設定パターンと現在パターンが一致するかを判定する(S20)。一致しているときには(S20のY)、工具情報管理部130は実行指示を加工制御部116に送信する。加工制御部116は、実行指示を受信したとき、割出コードにしたがって使用工具を設定した上で(S24)、加工処理を実行する(S26)。
一致しないときには(S20のN)、工具情報管理部130は設定パターンの内容(再現すべき作業工具のリスト)とともに工具交換を指示する(S22)。加工制御部116は、設定パターンの再現後、使用工具を設定し(S24)、ワークの加工を再開する(S26)。
[第2実施形態]
第2実施形態においては、ワークと加工プログラムを対応づけ、加工プログラムと工具パターンを対応づける。第2実施形態においては1つの加工領域に、複数種類のワークが順番またはランダムに運ばれてくるものとする。ワークを加工領域に設定するとき、ワークを識別するワークIDが外部の制御装置から情報処理装置118に通知される。
図11は、第2実施形態における設定パターン情報300のデータ構造図である。
第2実施形態における設定パターン情報300も工具パターン記憶部132に格納される。設定パターン情報300は、ワークごとの設定パターン、より厳密には、ワークに対応づけられる加工プログラムごとの設定パターンを定義する。情報処理装置118の出力部128は、設定パターン情報300を画面表示させることもできる。
ここでは、ワークW1~W3に対応して3種類の加工プログラムP1~P3が用意されているものとする。工具情報管理部130は、ワークごとに、いいかえれば、加工プログラムごとに設定パターン情報300を管理する。
加工プログラムP1~P3は、工程N1~N12の12工程を含む。加工プログラムP1(ワークW1)の工程N1~N12には設定パターン(V10)が対応づけられている。設定パターン(V10)においては、たとえば、ステーション104(S1)には作業工具(T1)、ステーション104(S12)には作業工具(T12)が設定されている。ワークW1を加工するときには、工具交換部114は現在パターンが設定パターン(V10)と一致するように工具交換を実行する。
また、加工プログラムP2(ワークW2)の工程N1~N12には設定パターン(V11)が対応づけられている。設定パターン(V11)においては、たとえば、ステーション104(S1)には作業工具(T13)、ステーション104(S12)には作業工具(T24)が設定されている。ワークW2を加工するときには、工具交換部114は現在パターンが設定パターン(V11)と一致するように工具交換を実行する。
第2実施形態においても、各加工プログラムの先頭には復帰コードGYと割出コードGRが記載される。たとえば、加工プログラムP1には復帰コード「GY V10」と割出コード「GR T1」が記載される。
ワークW1が加工領域に到着したときには、現在パターンとともにワークIDが工具情報管理部130に通知される。工具情報管理部130は、設定パターン情報300を参照し、ワークIDに対応づけられる設定パターンと現在パターンが一致するか否かを判定する。不一致であれば、第1実施形態と同様にして、工具情報管理部130は設定パターンの再現を加工制御部116に指示する。
工具交換部114は加工プログラムP1にしたがって設定パターン(V10)を再現した上でワークW1の加工を開始する。ワークW1の加工完了後、ワークW3が加工領域に到着したときには、工具交換部114は加工プログラムP3にしたがって設定パターン(V12)を再現した上でワークW3の加工を開始する。
なお、ワークと加工プログラムを対応づけ、加工プログラムと設定パターンを対応づけるのではなく、ワークと設定パターンを直接対応づけるとしてもよい。
[総括]
以上、実施形態に基づいて工作機械100について説明した。
第1実施形態によれば、工程の開始時において設定パターンを現在パターンとして再現することで、任意の工程を任意のタイミングにて安全に再実行できる。また、第2実施形態によれば、ワークに応じて設定パターンを変更することにより、さまざまなワークを連続的に加工する場合であっても、ワークごとに安全な現在パターンを再現できる。
なお、本発明は上記実施形態や変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。上記実施形態や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成してもよい。また、上記実施形態や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
[変形例]
第1実施形態においては、復帰コマンドで設定パターンを再現し、割出コマンドで使用工具を選択するとして説明した。変形例として、工具情報管理部130はシーケンス番号を指定されたとき、設定パターン情報300を参照して、設定パターンおよび使用工具を特定し、加工制御部116に工具交換および工具選択を指示するとしてもよい。
第1実施形態においては、工程N1~N18を実行したあと、作業者が工程N14の再実行を指示するとして説明した。変形例として、工程N1~N18を実行したあと、工程N14を再び実行するように加工プログラムがあらかじめ定義されている場合であっても、2回目の工程N14の実行に際して設定パターンの再現と使用工具の再選択を実行するとしてもよい。
工程の再実行に限らず、工程の途中で異常停止したときにも、設定パターンを再現するとしてもよい。たとえば、工程N15の途中で加工装置112が異常停止したため、工程N14から再実行したい状況を想定する。このとき、加工制御部116は工程N14の設定パターンを再現した上で工程N14からワークの加工を再開すればよい。
第1実施形態においては工程と設定パターンを対応づけるとして説明した。また、第2実施形態においてはワーク(加工プログラム)と設定パターンを対応づけるとして説明した。このほかにも、工程およびワークの双方と設定パターンを対応づけてもよい。
たとえば、ワークW1および工程N1に対して設定パターン(V1)を対応づけ、ワークW1および工程N2に対して設定パターン(V2)を対応づけ、ワークW2および工程N1に対して設定パターン(V3)を対応づけるとしてもよい。
第2実施形態においてはワークごとに加工プログラムを対応づけ、加工プログラムごとに設定パターンを対応づけるとして説明した。このほかにも、同一の加工プログラムにて複数タイプのワークを加工することがある。この場合には、ワークと設定パターンを直接対応づけるとしてもよい。
タレット164の12個のステーション104の全部または一部に工具が取り付けられていない状況も考えられる。たとえば、保守あるいは修理のために、タレット164にあるすべての工具を一時的に取り外し、あるいは、手動で工具格納部106に収納することもある。また、摩耗により寿命が尽きた工具あるいは欠損して継続使用に適さない工具をタレット164から取り外すこともある。
たとえば、現在パターンは、ステーション104(S2)のみが「空き」となっているが他のステーション104は図8に示した設定パターン(V2)と同一であるとする。このような状態において、工程N13を再実行すると想定する。工具情報管理部130は、工程N13の設定パターン(V2)と現在パターンが完全一致しないため、工具交換を加工制御部116に指示するとしてもよい。
また、現在パターンにおいて、ステーション104(S2)が「空き」となっていて、ステーション104(S3)に工具(T3)ではなく工具(T14)が装着されているとする。ステーション104(S2)およびステーション104(S3)以外は、設定パターン(V2)と同一であるとする。このような状態において、工程N13を再実行するときにも、工具情報管理部130は設定パターン(V2)に基づく工具交換を加工制御部116に指示する。
第1実施形態においては、加工プログラムにおいて定義される工程ごとに設定パターンを対応づけるとして説明した。ワークの加工方法を定義する加工プログラムに限らず、計測プログラムあるいは研削プログラムに含まれる工程と設定パターンを対応づけてもよい。
第1実施形態においては、工程N18を設定パターン(V7)により実行したあと、工程N14を再実行するときには、工具交換部114は工程N14の設定パターン(V2)を再現するとして説明した。変形例として、設定パターン(V2)を完全に再現するのではなく、設定パターン(V2)の一部を再現するとしてもよい。たとえば、設定パターン(V7)に含まれる工具(T15)は特殊形状を有する工具であるとする。作業者は、工具(T15)がタレット164に存在するときには、工具(T15)を保持するステーション104(S3)のみを対象とした交換を入力部126から手動で指示してもよい。このとき、工具交換部114はステーション104(S3)において工具(T15)を工具(T3)と交換する。このような制御方法によれば、工具パターン全体の交換ではないため、工具交換に要する時間を短縮できる。作業者が工具(T15)だけを交換すれば干渉が発生しないと確信できるときにはこのような一部のステーション104を対象とした工具交換の方が望ましい場合もある。
工具情報管理部130は、あらかじめ工具(T15)は特殊形状の工具であるという情報を保存しておいてもよい。工程N18の実行後に作業者が工程N14の再実行を指示したとき、工具情報管理部130は現在パターンに特殊形状の工具(T15)が含まれていることを確認する。工具情報管理部130は、工具(T15)が現在パターンに含まれているときには、作業者にアラームを報知してもよい。このとき、作業者は現在パターンに含まれる工具(T15)と、工具(T3)との交換を入力部126から手動にて指示してもよい。あるいは、現在パターンに特殊形状の工具(T15)が含まれていることを条件として、工具情報管理部130は設定パターン(V2)を再現すべく工具交換を工具交換部114に指示してもよい。
図12は、変形例における設定パターン情報300のデータ構造図である。
図12に示す設定パターン情報300においては、工程N14における使用工具は複数存在する。工程N14の使用工具は、工具(T14)、工具(T3)、工具(T10)および工具(T11)の4種類である。
工程N18を設定パターン(V7)により実行したあと、工程N14を再実行するとする。設定パターン(V7)は、工程N14において使用する工具(T14)、工具(T10)、工具(T11)を含むが、工具(T3)を含まない。この場合、作業者は、ステーション104(S3)のみを対象として工具(T15)と工具(T3)の交換を指示してもよい。このような制御方法によれば、工具パターン全体の交換ではないため、工具交換に要する時間を短縮できる。
工具情報管理部130は、工程N14の実行を指示されたとき、工程N14における使用工具を検出し、現在パターンにすべての使用工具が含まれているかを判定してもよい。工具情報管理部130は現在パターンに工程N14の使用工具すべてが含まれているときには工具交換を実行せず、現在パターンに工程N14の使用工具のすべてが含まれていないときには該当するステーション104のみを対象として工具交換を指示してもよい。上記例の場合、工具情報管理部130はステーション104(S3)のみを対象とする工具交換を工具交換部114に指示するとしてもよい。
工作機械100は、作業現場で簡単なコマンドやプログラムを組んで実行指示するためのMDIモード(Manual Data Input Mode)を備えてもよい。以下、MDIモードにより作成されるプログラムのことを特に「MDIプログラム」とよぶ。MDIプログラムは、ユーザインタフェース処理部120により作成される1回限りの単純なプログラムであることが多く、プログラム番号の設定もなされない。このMDIプログラムにおいて、既存の加工プログラムに対応付けられる任意の設定パターンを再現させてもよい。たとえば、MDIプログラムに「GY B1234 V5」の形式にて復帰コードを記載してもよい。この場合には、工具情報管理部130は、加工プログラム(プログラム番号:B1234)の設定パターン(V5)を読み出し、これを加工制御部116に通知する。加工制御部116は、通知された設定パターン(V5)にしたがって工具交換部114に工具交換を指示すればよい。
本実施形態においては、1つのステーション104に1つのホルダを装着し、1つのホルダに1つの作業工具を装着するとして説明した。このほか、1つのホルダに複数本の作業工具、たとえば、1つのホルダに4本の作業工具をセットで取り付け可能であってもよい。この場合には、工具パターンとして、ステーション104と工具番号を対応づけるのではなく、ステーション104と工具セットのセット番号を対応づけてもよい。
100 工作機械、102 タレットベース、104 ステーション、106 工具格納部、108 交換位置、110 加工位置、112 加工装置、114 工具交換部、116 加工制御部、118 情報処理装置、120 ユーザインタフェース処理部、122 データ処理部、124 データ格納部、126 入力部、128 出力部、130 工具情報管理部、132 工具パターン記憶部、160 制御装置、164 タレット、168 ホルダ、170 保持板、174 保持ポット、176 駆動モータ、178 送り機構、180 移動台、182 第1ハンド、184 レール保持台、186 ガイドレール、188 スライダ、190 ボールねじ、192 ボールナット、194 第2ハンド、196 サーボモータ、198 保持部材、200 移動シリンダ、202 駆動シリンダ、204 回転軸、206 駆動シリンダ、208 把持爪、210 把持爪、300 設定パターン情報

Claims (8)

  1. 複数の工具を装着可能な複数のホルダを有するタレットと、
    複数の工具を格納可能な工具格納部と、
    加工プログラムにしたがって、前記タレットに装着される工具を制御し、ワークを加工する加工制御部と、
    前記タレットのホルダに装着される工具と前記工具格納部に格納される工具を交換する工具交換部と、
    前記加工プログラムにおいて定義される複数の工程それぞれに対して、前記複数のホルダを有する前記タレットに装着されるべき1以上の工具の配置を指定する工具パターンを記憶する工具パターン記憶部と、を備え、
    前記工具交換部は、前記複数の工程のいずれかが実行対象として選択されたとき、前記選択された工程に対応づけられる工具パターンにしたがって、前記タレットと前記工具格納部の間で工具交換を実行する、工作機械。
  2. 前記工具交換部は、前記複数の工程のうち、作業者によりいずれかの工程の実行が指示されたとき、実行指示された工程に対応づけられる工具パターンにしたがって、前記タレットと前記工具交換部の間で工具交換を実行し、
    前記加工制御部は、前記工具交換の完了後に、前記実行指示された工程にしたがって前記ワークを加工する、請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記加工プログラムは、工程ごとに工具パターンの再現を指示するコマンドである復帰コードを含み、
    前記工具交換部は、前記復帰コードが検出されたとき、前記復帰コードにより指定される工具パターンにしたがって前記タレットと前記工具格納部の間で工具交換を実行する、請求項1または2に記載の工作機械。
  4. 前記工具交換部は、前記復帰コードが検出されたとき、前記復帰コードにより指定される工具パターンと前記タレットに装着されている1以上の工具の組み合わせが同一であるときには、前記工具交換をスキップする、請求項3に記載の工作機械。
  5. 加工の対象として、前記加工プログラムにおいて定義される複数の工程から1つの工程の選択を受け付ける受付部、を更に備え、
    前記工具交換部は、前記複数の工程のいずれかが実行対象として前記受付部により受け付けられたとき、前記実行対象として受け付けられた工程に対応づけられる工具パターンにしたがって、前記タレットと前記工具交換部の間で工具交換を実行し、
    前記加工制御部は、前記工具交換部による工具交換の後に、前記タレットのホルダに装着される工具を制御して前記ワークを加工する、請求項1から4のいずれかに記載の工作機械。
  6. 前記工具交換部は、第1の加工プログラムにおいて定義される複数の工程のうち、第1の工程においては第1の工具パターンにしたがって工具交換を実行し、
    前記加工制御部は、前記第1の工具パターンへの工具交換の後に前記ワークを加工し、
    前記工具交換部は、前記第1の加工プログラムにおいて定義される複数の工程のうち、第2の工程においては第2の工具パターンにしたがって工具交換を実行し、
    前記加工制御部は、前記第2の工具パターンへの工具交換の後に前記ワークを加工する、請求項1から5のいずれかに記載の工作機械。
  7. 前記工具パターン記憶部は、加工プログラムごとに複数の工具パターンを定義する設定パターン情報を格納し、前記設定パターン情報において定義される工具パターンは前記加工プログラムにおいて定義される複数の工程のいずれかと対応づけられる、請求項1から6のいずれかに記載の工作機械。
  8. 複数の工具を装着可能な複数のホルダを有するタレットと、
    複数の工具を格納可能な工具格納部と、
    加工プログラムにしたがって、前記タレットに装着される工具を制御し、ワークを加工する加工制御部と、
    前記タレットのホルダに装着される工具と前記工具格納部に格納される工具を交換する工具交換部と、
    加工対象となる複数のワークそれぞれに対して、前記複数のホルダを有する前記タレットに装着されるべき1以上の工具の配置を指定する工具パターンを記憶する工具パターン記憶部と、を備え、
    前記工具交換部は、加工対象として選択されたワークに対応づけられる工具パターンにしたがって、前記タレットと前記工具格納部の間で工具交換を実行する、工作機械。
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