JP7018844B2 - 接合体の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態1に係る接合体の製造方法について、図1~図4を参照しながら説明する。本実施の形態に係る接合体の製造方法は、複数のワイヤからなるワイヤ束を、ロータリースウェージングによって円筒部材に結束固定することにより、接合体を製造する方法であり、図1に示すように、配置工程S1と、第一の挿入工程S2と、第二の挿入工程S3と、スウェージング工程S4と、をこの順で行う。
配置工程では、複数のワイヤ11の一部を、ロータリースウェージングにおける回転方向Rに対して回転自由に、すなわち回転方向Rに対して固定することなく、非固定状態で円筒部材13の内部に配置する。なお、複数のワイヤ11がロータリースウェージングにおける回転方向Rに対して回転自由であればよいため、回転方向Rに対して固定されていない円筒部材13の内部に複数のワイヤ11を固定してもよい。
第一の挿入工程では、円筒部材14の一端側から、複数のワイヤ11の端部を円筒部材14に挿入する。なお、本工程では、複数のワイヤ11を、ロータリースウェージングにおける回転方向Rに対して回転自由に、すなわち回転方向Rに対して固定することなく、非固定状態で円筒部材14に挿入する。また、本工程では、複数のワイヤ11に交差等の異常がない状態で、円筒部材14に挿入する。
第二の挿入工程では、円筒部材14の他端側から、ワイヤ12の端部を円筒部材14に挿入する。なお、本工程では、ワイヤ12を、ロータリースウェージングにおける回転方向Rに対して回転自由に、すなわち回転方向Rに対して固定することなく、非固定状態で円筒部材14に挿入する。
スウェージング工程では、ロータリースウェージング装置2を稼働し、複数のワイヤ11とワイヤ12とが挿入された円筒部材14を、加工部21内に挿入する。そして、円筒部材13を支持しながら、円筒部材14をロータリースウェージングによって縮径することにより、複数のワイヤ11およびワイヤ12を円筒部材14に結束固定する。そして、接合体を加工部21から引き抜き、かつ円筒部材13から接合体を取り外して、加工完了となる。
本発明の実施の形態2に係る接合体の製造方法について、図5~図7を参照しながら説明する。本実施の形態に係る接合体の製造方法は、図5に示すように、結束工程S11と、配置工程S12と、第一の挿入工程S13と、第二の挿入工程S14と、スウェージング工程S15と、変形加工工程S16と、をこの順で行う。なお、本実施の形態における配置工程、第一の挿入工程および第二の挿入工程の内容は、前記した実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
結束工程では、複数のワイヤ11の端部のうち、円筒部材14に挿入する側とは反対側の端部を結束する。本工程では、具体的には図6に示すようなキャップ15を用いて、複数のワイヤ11の端部を結束する。なお、ワイヤ11の先端は必ずしも結束されてなくてもよく、例えば一本のワイヤ11の先端を折り返した構造であってもよい。
スウェージング工程では、ロータリースウェージング装置2を稼働し、予めキャップ15によって先端が結束された複数のワイヤ11とワイヤ12とが挿入された円筒部材14を、加工部21内に挿入する。なお、加工部21内に挿入する前に、複数のワイヤ11およびワイヤ12を円筒部材14に仮固定してもよい。そして、円筒部材13を支持しながら、円筒部材14をロータリースウェージングによって縮径することにより、複数のワイヤ11およびワイヤ12を円筒部材14に結束固定する。そして、接合体を加工部21から引き抜き、かつ円筒部材13から接合体を取り外して、加工完了となる。
変形加工工程では、図7に示すように、スウェージング工程において円筒部材14に結束固定された複数のワイヤ11を所定形状へと変形加工する。ワイヤ11の変形加工部111の形状は、同図に示すような屈曲形状であってもよく、あるいは曲線形状(円弧状)であってもよい。また、本工程における変形加工の方法は特に限定されず、複数のワイヤ11が円筒部材14に結束固定された結束固定部の固定力量が著しく低下しなければ、冷間加工と熱間加工のいずれであってもよい。
本発明の実施の形態3に係る接合体の製造方法について、図8~図10を参照しながら説明する。本実施の形態に係る接合体の製造方法は、図8に示すように、配置工程S21と、第一の挿入工程S22と、第二の挿入工程S23と、仮固定工程S24と、スウェージング工程S25と、をこの順で行う。なお、本実施の形態における配置工程、第一の挿入工程および第二の挿入工程の内容は、前記した実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
仮固定工程では、図9に示すように、円筒部材14の一端側から挿入した複数のワイヤ11の端部と、円筒部材14の他端側から挿入したワイヤ12の端部とを、円筒部材14に仮固定する。なお、仮固定の順序は限定されず、複数のワイヤ11の端部側もしくはワイヤ12の端部側のいずれからでもよい。また、仮固定の方法は特に限定されないが、例えばカシメ加工を用いることができる。また、カシメ加工には、例えば4インデント圧着ペンチ等を用いることができる。なお、同図に示した仮固定部141の仮固定力は、後の工程でワイヤ12に付与する張力に耐えられる程度とする。
スウェージング工程では、ロータリースウェージング装置2を稼働し、複数のワイヤ11およびワイヤ12が挿入された円筒部材14を加工部21内に挿入する。そして、図10に示すように、複数のワイヤ11およびワイヤ12に張力を付与することにより、複数のワイヤ11およびワイヤ12を緊張状態とする。なお、張力を付与する手段は特に限定されないが、例えば一定張力を付与するエアシリンダや重り等を用いることができる。また、本工程では、複数のワイヤ11およびワイヤ12のうち、少なくともワイヤ12に張力を付与すればよい。
111 変形加工部
13,14,34 円筒部材
141 仮固定部
15 キャップ
2 ロータリースウェージング装置
21 加工部
211 スピンドル
212 ダイス
213 バッカー
214 ローラ
22 モータ
Claims (3)
- 第一の円筒部材の内部に、複数のワイヤからなるワイヤ束の一部を、ロータリースウェージングにおけるダイスの回転方向に沿って回転自由に配置し、
第二の円筒部材の一端側から、前記ワイヤ束の端部を前記第二の円筒部材に挿入し、
前記第一の円筒部材を支持しながら、前記第二の円筒部材をロータリースウェージングによって縮径することにより、前記ワイヤ束を前記第二の円筒部材に結束固定する、
接合体の製造方法。 - 前記ワイヤ束の端部のうち、前記第二の円筒部材に挿入する側とは反対側の端部を結束した後に、前記ワイヤ束を前記第一の円筒部材の内部に配置し、
前記ワイヤ束を前記第二の円筒部材に結束固定した後に、前記ワイヤ束を所定形状へと変形加工する請求項1に記載の接合体の製造方法。 - 前記ワイヤ束を構成する複数のワイヤとは異なる他のワイヤの端部を、前記第二の円筒部材の他端側から前記第二の円筒部材に挿入し仮固定した後、
前記第二の円筒部材の一端側から、前記ワイヤ束の端部を前記第二の円筒部材に挿入し仮固定し、
前記他のワイヤおよび前記ワイヤ束に張力を付与して緊張状態とした後に、前記第一の円筒部材を支持しながら、かつ前記緊張状態を維持しながら、前記第二の円筒部材をロータリースウェージングによって縮径することにより、前記他のワイヤおよび前記ワイヤ束を前記第二の円筒部材に結束固定する請求項1に記載の接合体の製造方法。
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2018
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