JP7018741B2 - 分析用試料埋込樹脂の作製方法 - Google Patents

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この発明は、分析の対象とする微小な粒状試料を、分析に先立ち、樹脂材料に埋め込んで固定して、分析用試料埋込樹脂を作製する方法に関するものであり、特には、樹脂材料中の粒状試料の偏りを抑制することのできる技術を提案するものである。
たとえば、鉱石、スラグ、汚泥、粉塵もしくは、電気電子機器等のリサイクル原料その他の不均一な組成および粒径の粒子からなる粒状試料の元素含有量、粒度分布、単体分離度などを計測して分析するに際しては、その粒状試料を構成する粒子が微小であることから、分析装置にセットする前に、当該粒状試料を樹脂材料に埋め込んで固定して、試料埋込樹脂を得ることが一般に行われている。なお、このような分析装置の一例として、鉱物解析システム(Mineral Liberation Analyzer、MLA)は、SEM-EDSをベースとして鉱石粒子の解析を行うものであり、特に鉱物資源の分野で用いられている。
かかる試料埋込樹脂では、分析精度を高めるため、粒状試料が樹脂材料中に十分均一に分布した状態で固定することが求められる。
それゆえに従来は、試料埋込樹脂を作製する場合、はじめに、粒状試料を、熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂からなる液体状樹脂材料と混合させ、それにより得られる混合物に対して、手作業によるかき混ぜや、超音波撹拌機での容器内の攪拌等を十分に行った後、該混合物を大気中で加熱し、そこに含まれる液体状樹脂材料を硬化させることとしていた。
しかしながら、上述したようにして、混合物の攪拌を行ったとしても、その後にエポキシ樹脂等の熱硬化性の液体状樹脂材料を加熱することで硬化させる場合は、加熱開始から液体状樹脂材料の昇温を経て液体状樹脂材料の硬化が完了するまで比較的長い時間を要することから、その硬化の完了までの間に、液体状樹脂材料中の粒状試料のうち、重量の軽い粒子は上方側に浮上する一方で、重量の重い粒子は下方側に沈降して、樹脂材料中の粒状試料に偏りが生じる。特に、分析の測定面となることがある下方側には、重量の重い粒子が多く存在することになり、そのような試料埋込樹脂を用いて粒子の分析や解析を行うと、その測定面が当該粒状試料を代表するものではないことに起因して、所期した分析ないし解析の結果が得られないという問題がある。
なお、この種の問題に関して、特許文献1には、「粒状試料が樹脂に包埋されてなる樹脂包埋試料の作製方法であって、前記粒状試料と粒状のペレット用樹脂との混合物を固形化して、ペレット成形体を得る固形化工程と、前記ペレット成形体に含まれる前記ペレット用樹脂を溶融固化させて、固化ペレットを得る溶融固化工程と、を有することを特徴とする樹脂包埋試料の作製方法」が提案されている。そして、この方法によれば、「試料作製時に、試料に含まれる鉱石粒子の比重差に起因する鉱物の存在状態の偏りを生じさせず、かつ分析試料数が増える等の分析時の負担を軽減できる樹脂包埋試料およびその作製方法を提供することができる」とされている。
また特許文献2には、「分析対象である粒状試料、熱硬化性樹脂および固形潤滑剤を含む試料含有材料を固形化し、ペレット成形体を形成する固形化工程と、前記ペレット成形体を加熱し、前記熱硬化性樹脂を溶融固化させることにより、前記粒状試料および前記固形潤滑剤が前記熱硬化性樹脂に包埋されて構成される固化ペレットを形成する溶融固化工程と、を有することを特徴とする、樹脂包埋試料の作製方法」が記載されており、これによると、「粒状試料の比重差に起因する存在状態の偏りが小さく、かつ取り扱うのに十分な強度を有する樹脂包埋試料が得られる」とされている。
特開2016-50918号公報 特開2017-62223号公報
特許文献1及び2では、液体状樹脂材料に代えて粒状樹脂材料を用いることとしているが、この場合、粒状試料を粒状樹脂の間に偏りなく均等に存在するよう混ぜることは容易ではなく、さらに凝集がなくならない。それにより、特許文献1及び2に記載された方法によっては、樹脂材料中に粒状試料が均一に分布した試料埋込樹脂を確実に作製できるとは言い難い。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題を解決することを課題とするものであり、その目的は、粒状試料と混合させた液体状樹脂材料を硬化させるに当り、粒状試料の沈降差による不均一な分布を招く加熱処理を行う必要のない分析用試料埋込樹脂の作製方法を提供することにある。
発明者は鋭意検討の結果、試料埋込樹脂を作製する際に、これまでに用いていたエポキシ樹脂等の熱硬化性の液体状樹脂材料を、紫外線硬化樹脂を含む液体状樹脂材料とすることにより、攪拌後の紫外線の照射で比較的短い時間で、当該液体状樹脂材料を硬化できることを見出した。この場合、液体状樹脂材料の硬化のための加熱処理が不要になるとともに、樹脂材料中の粒状試料の不均一な分布を抑制することができる。
この知見の下、この発明の分析用試料埋込樹脂の作製方法は、粒径が不均一な粒子からなり複数種類の単体及び/又は化合物を含む分析対象の粒状試料を、樹脂材料に埋め込んで、該樹脂材料中に前記粒状試料を固定した試料埋込樹脂を作製する方法であって、前記粒状試料を、紫外線硬化樹脂を含む液体状樹脂材料と混合させ、粒状試料と液体状樹脂材料との混合物を攪拌し、その後、前記混合物の周囲に隈なく紫外線を照射して該混合物中の液体状樹脂材料を硬化させることにある。
この発明の分析用試料埋込樹脂の作製方法では、前記紫外線硬化樹脂をアクリル樹脂とすることが好ましい。
またこの発明の分析用試料埋込樹脂の作製方法では、液体状樹脂材料を硬化させる際に、前記混合物の周囲に全方向から同時に紫外線を照射することがより一層好ましい。
この発明の分析用試料埋込樹脂の作製方法では、前記混合物に照射する紫外線の照度を、20000mW/cm2~36000mW/cm2とすることが好ましい。
また、この発明の分析用試料埋込樹脂の作製方法では、前記混合物への紫外線の照射時間を、1分~10分とすることが好ましい。
この発明の分析用試料埋込樹脂の作製方法では、前記混合物の攪拌後、液体状樹脂材料の硬化が完了するまでの時間を、1分~10分、さらに1分~5分とすることが好適である。
なお、この発明の分析用試料埋込樹脂の作製方法では、前記粒状試料を構成する粒子を鉱石粒子とすることが好ましい。
この発明によれば、前記粒状試料を、紫外線硬化樹脂を含む液体状樹脂材料と混合させ、その混合物を攪拌した後、混合物に紫外線を照射することにより、粒状試料の沈降による不均一な分布を招く加熱処理を行うことなしに、混合物中の液体状樹脂材料を硬化させることができる。
この発明の一の実施形態に係る分析用試料埋込樹脂の作製方法を実施する際の粒状試料を液体状樹脂材料と混合させた状態を模式的に示す斜視図である。
以下に、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
この発明の一の実施形態に係る分析用試料埋込樹脂の作製方法は、粒径が不均一な粒子からなり複数種類の単体及び/又は化合物を含む分析対象の粒状試料を、樹脂材料に埋め込んで、該樹脂材料中に前記粒状試料を固定した試料埋込樹脂を作製するものであり、図1に例示するように、たとえば底付き円筒状等の容器1を用いて、該容器1内で、粒状試料2を、紫外線硬化樹脂を含む液体状樹脂材料3と混合させ、粒状試料2と液体状樹脂材料3との混合物4を攪拌し、その後、混合物4に紫外線を照射して混合物4中の液体状樹脂材料3を硬化させる。
(粒状試料)
分析の対象とする粒状試料2は、鉱石、スラグ、汚泥、粉塵もしくは、電気電子機器を含むそのリサイクル原料等に対して所定の処理を施すこと等によって、比較的小さい粒子となったものとすることができる。このような粒状試料2は通常、組成および粒径の意図的な均一化が行われていないので、複数種類の化合物を含むとともに、粒径が均一ではなくばらついた粒子からなる。
なかでも、鉱石粒子からなる粒状試料を対象とする場合、このような鉱石粒子は銅鉱石を含むことがあり、これには、たとえば、輝銅鉱、銅藍、黄銅鉱、班銅鉱、硫砒銅鉱、ブロシャン銅鉱等が含まれ得る。銅鉱石以外にも黄鉄鉱、磁鉄鉱、ケイ酸塩鉱物、輝水鉛鉱、金粒子等も含まれ得る。なおケイ酸塩鉱物としては、正長石、曹長石、斜長石、白雲母、黒雲母、石英等がある。
スラグからなる粒状試料を対象とする場合、スラグ自体がSiO2、CaO、Al23、FeO及びFe34等を含む複雑な組成を持ち、さらにスラグ中にマット粒子やメタル粒子を含む場合がある。
電気電子機器からなる粒状試料の場合、基板に含まれる樹脂部や回路を構成する金属部、難燃剤部等の様々な組成を持つ粒子が存在する。
汚泥、粉塵に至っては単一の組成となっている場合はまず無い。
粒状試料を構成する粒子の粒径は、たとえば1μm~700μm、典型的には20μm~200μmの範囲で、比較的全体的に分布していて不均一である。なお、粒度分布計で測定できる粒度は、たとえば0.243μm~2000μmである場合があるが、上述したような粒状試料の粒径はこの範囲で不均一に分布している。
(樹脂材料)
この発明の実施形態では、上述した粒状試料2を埋め込んで固定するための樹脂材料3は、後述するように粒状試料2と混合させる際および攪拌の際に液体状に維持できるものであって、紫外線の照射により硬化する紫外線硬化樹脂を含むものとする。このような紫外線硬化樹脂を含む樹脂材料3を用いることにより、液体の状態のものに紫外線を照射すると比較的瞬時に硬化することから、液体状樹脂材料3を硬化させる際に、粒状試料2の沈降が生じやすい加熱処理を施すことが不要になる。それにより、粒状試料2の各粒子の沈降差に起因する試料埋込樹脂における粒状試料2の不均一な分布を抑制することができる。
紫外線硬化樹脂としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリエステル・アルキド樹脂、UVエポキシ樹脂、エポキシアクリレート樹脂等を挙げることができる。なかでも、アクリル樹脂は、MLA等による分析の際に照射され得る電子線に対して十分な強度を有することから、試料埋込樹脂の樹脂材料3として特に有効に用いることができる。
このような紫外線硬化樹脂は市販されており、当該市販品を用いることが可能である。
(分析用試料埋込樹脂の作製方法)
上記の粒状試料および樹脂材料にて分析用の試料埋込樹脂を作製するには、はじめに、図1に示すように所定の透明な容器1に、粒状試料2を、紫外線硬化樹脂を含む液体状樹脂材料3とともに投入して、粒状試料2を液体状樹脂材料3と混合させ、粒状試料2と液体状樹脂材料3との混合物4を得る。なおこれに先立って、粒状試料2を所定の篩を用いて篩分けした後、篩上と篩下を混ぜ合わせる篩別処理その他の所要の処理を行ってもよい。またここでは、粒状試料2に、後述の攪拌時に粒子の凝集を除去して粒子どうしを分離させるべく機能するグラファイト等の粒状の固形物を混合させてもよい。
次いで、手作業及び/又は超音波撹拌機により容器1内の混合物4を攪拌し、粒状試料2の粒子どうしの凝集をなくして、粒子を十分に分散させる。これにより、作製される試料埋込樹脂の粒状試料2の分散性を高めることができる。
なお、この攪拌前や攪拌後に、必要に応じて、真空デシケーター等を用いて、容器1内の液体状樹脂材料中に存在し得る泡を取り除くことができる。また、液体状樹脂材料3を、容器1に投入する前に脱泡しておくことも可能である。
そして、上記の攪拌の後、容器1内の混合物4に紫外線を照射し、混合物4中の液体状樹脂材料3を硬化させる。
ここでは、たとえば、透明な容器1の外側で、前方に紫外線を発する紫外線照射器を移動させながら、混合物4の周囲に隈なく紫外線を照射することが好ましい。あるいは、粒状試料2を撹拌しながら混合物4の表面に紫外線を照射させることもできる。つまり、紫外線照射による液体状樹脂材料3の硬化時に攪拌してもよい。このときの攪拌には、超音波撹拌機または自転公転撹拌機等を用いてもよい。この場合、混合物4の紫外線に照射される部分が撹拌により常に変化するので、混合物4に隈なく紫外線を当てることができる。あるいは、内部に、混合物4入りの容器1を収容配置可能な紫外線照射器を用いることもでき、この場合、その紫外線照射器の内部で、混合物の周囲に全方向から同時に紫外線を照射することができる。容器1内の、液体状樹脂材料3の粒状試料2で紫外線が遮られる部分にも十分に紫外線を当てることができて、その硬化がより有効に促進される。
なお、ここでいう紫外線は、波長が200nm~400nmの範囲、典型的には365、385、405nmの範囲にある電磁波を意味する。
ここにおいて、混合物4に照射する紫外線の照度は、20000mW/cm2~36000mW/cm2とすることが好適である。紫外線の照度が低すぎると、液体状樹脂材料3の硬化に時間がかかり、その際に粒状試料2が沈降することによる粒状試料2の偏りの発生が懸念される。一方、紫外線の照度が高すぎると、ラジカル重合反応が促進され、高熱になり、火災の原因となる可能性がある。このような観点から、混合物4に照射する紫外線の照度は、20000mW/cm2~36000mW/cm2とすることが好ましい。
またここで、混合物へ紫外線を照射する時間は、好ましくは1分~10分、より好ましくは2分~3分とする。紫外線の照射時間が短すぎる場合は、液体状樹脂材料3の硬化が不十分となって、その後の分析に支障をきたすおそれがある。紫外線の照射時間が長すぎる場合は、粒状試料2の沈降差による粒状試料2の不均一な分布の問題が生じる可能性がある。
また、攪拌後に、紫外線を照射して液体状樹脂材料3の硬化が完了するまでの時間が長いと、この間に粒状試料2が沈降して粒状試料2の存在状態に偏りが生じることが懸念される。それ故に、攪拌が終了した時点から液体状樹脂材料3の硬化が完了するまでの時間は、1分~10分とすることが好ましく、さらに2分~3分とすることが一層好ましい。
なお、液体状樹脂材料3の硬化が完了したかどうかは、つまようじ等で押して、凹まないことにより確認する。
このようにして紫外線を照射することで液体状樹脂材料3を硬化させて、試料埋込樹脂を作製することができる。したがって、この実施形態では、液体状樹脂材料3の硬化のために、加熱処理を行うことを要しない。それにより、加熱処理時に生じ得る粒状試料2の沈降を防止することができる。
この試料埋込樹脂は、粒径が不均一な粒子からなり複数種類の化合物を含む分析対象の粒状試料2と、前記粒状試料2が埋め込まれた樹脂材料3とを有するものであり、樹脂材料3には、アクリル樹脂等の先述した紫外線硬化樹脂が含まれる。
かかる試料埋込樹脂は、試料埋込樹脂における樹脂材料3中に分散した粒状試料2の粒子の粒度分布が、埋め込み前の粒状試料2の粒度分布とほぼ同一、つまりほぼ同様の傾向となっていることが、粒子どうしの凝集抑制の観点から好適である。
そして、このような試料埋込樹脂は、様々な分析装置を用いた粒状試料2の元素含有量、粒度分布、単体分離度などの分析に供することができる。特にここで、粒状試料2を構成する粒子を鉱石粒子とした場合、その試料埋込樹脂は、鉱物解析システム(Mineral Liberation Analyzer、MLA)による分析に有効に用いることができる。
1 容器
2 粒状試料
3 液体状樹脂材料(樹脂材料)
4 混合物

Claims (7)

  1. 粒径が不均一な粒子からなり複数種類の単体及び/又は化合物を含む分析対象の粒状試料を、樹脂材料に埋め込んで、該樹脂材料中に前記粒状試料を固定した試料埋込樹脂を作製する方法であって、
    前記粒状試料を、紫外線硬化樹脂を含む液体状樹脂材料と混合させ、粒状試料と液体状樹脂材料との混合物を攪拌し、その後、前記混合物の周囲に隈なく紫外線を照射して該混合物中の液体状樹脂材料を硬化させる、分析用試料埋込樹脂の作製方法。
  2. 前記紫外線硬化樹脂をアクリル樹脂とする、請求項1に記載の分析用試料埋込樹脂の作製方法。
  3. 液体状樹脂材料を硬化させる際に、前記混合物の周囲に全方向から同時に紫外線を照射する、請求項1又は2に記載の分析用試料埋込樹脂の作製方法。
  4. 前記混合物に照射する紫外線の照度を、20000mW/cm2~36000mW/cm2とする、請求項1~のいずれか一項に記載の分析用試料埋込樹脂の作製方法。
  5. 前記混合物への紫外線の照射時間を、1分~10分とする、請求項1~のいずれか一項に記載の分析用試料埋込樹脂の作製方法。
  6. 前記混合物の攪拌後、液体状樹脂材料の硬化が完了するまでの時間を、1分~10分とする、請求項1~のいずれか一項に記載の分析用試料埋込樹脂の作製方法。
  7. 前記粒状試料を構成する粒子を鉱石粒子とする、請求項1~のいずれか一項に記載の分析用試料埋込樹脂の作製方法。
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