JP7018705B2 - 積層フィルム - Google Patents
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Description
前記外層及び前記中間層が直進カット性フィルムから成り、
前記シーラント層が以下の条件(1)及び(2):
(1)前記積層フィルムのMD方向におけるヤング率が200MPa以上である、及び
(2)前記積層フィルムのMD方向における引裂強度が1.0N以上5.0N以下である、
の双方を満たす、前記積層フィルム。
本発明の積層フィルムは、
外層と、中間層と、シーラント層と、をこの順に有する積層フィルムであって、
前記外層及び前記中間層が直進カット性フィルムから成り、
前記シーラント層が以下の条件(1)及び(2):
(1)前記積層フィルムのMD方向におけるヤング率が200MPa以上である、及び
(2)前記積層フィルムのMD方向における引裂強度が1.0N以上5.0N以下である、
の双方を満たす。
本実施形態の積層フィルムにおける外層は、包装袋の製造後に加えられる物理的衝撃から包装体及び内容物を保護するに足る耐衝撃性を具備し、好ましくはバリア性を兼ね備えるとともに、一方向引裂性に優れる直進カット性フィルムから成ることが適切である。
本実施形態の積層フィルムにおける中間層は、積層フィルム全体に腰を与え、破袋強度を上昇させる機能を有するとともに、一方向引裂性に優れる直進カット性フィルムから成ることが適切である。この場合の「直進カット性フィルム」については、外層における場合と同様に解してよい。
本実施形態の積層フィルムにおけるシーラント層は、外層及び中間層の有する直進カット性をサポートすることができ、好ましくは更に内容物の加熱殺菌処理に耐える耐熱性を有するとともに、製袋時のシールを超音波印加による場合に超音波振動に起因する摩擦によって溶融して相互に融着することができる材料から成ることが適切である。
(1)前記積層フィルムのMD方向におけるヤング率が200MPa以上である、及び
(2)前記積層フィルムのMD方向における引裂強度が1.0N以上5.0N以下である、
の双方を満たすことを要する。
本実施形態の積層フィルムにおいて好ましく使用されるバリア層は、外界からのガス(特に酸素)、水分、光の侵入を抑制し、内容物を保護する機能を有する層である。
該バリア層が独立の膜又は箔として供される場合には、例えば、1μm以上、3μm以上、又は5μm以上、例えば、10μm以下、又は8μm以下とすることができ、
該バリア層が基材フィルム上に形成された層として供される場合には、例えば、1nm以上、3nm以上、又は5nm以上、例えば、500nm以下、300nm以下、又は200nm以下とすることができる。
上記の各層は、必要に応じて適宜の添加剤を含有していてもよい。ここで使用される添加剤としては、例えば、滑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、着色剤等を挙げることができる。
本実施形態の積層フィルムにおける各層間は、適当な接着剤によって固定されていることが好ましい。この場合の接着剤は、積層フィルムの製造方法に応じて当業者が適宜に選択することができる。例えば、ドライラミネート用接着剤、プリントラミネート用接着剤、押出ラミネート用AC剤等である。接着剤の量は、フィルム単位面積当たりの接着材料として、層間ごとに、例えば0.5g/m2以上とすることができ、好ましくは1g/m2以上である。一方でこの接着剤の量は、例えば10g/m2以下とすることができ、好ましくは5g/m2以下である。
本実施形態の積層フィルムにおける外層及び中間層は、それぞれ、直進カット性フィルムから成る。シーラント層及び積層フィルムには、それぞれ、MD方向及びTD方向が存在する。本実施形態では、積層フィルムにおけるこれらの方向性を適切に設定することが、高度の直進カット性を効果的に発現させる観点から好ましい。
外層及び中間層の引裂容易方向と、シーラント層のMD方向と、を一致させることである。各層の方向をこのように調節することが、本発明の効果を最大限に発揮させる観点から好ましい。
本実施形態の積層フィルムの厚み(総膜厚)は、150μm以下とすることが、良好なシール性を実現する観点から好ましい。積層フィルムの厚みは、例えば、120μm以下、100μm以下、又は90μm以下であってよい。一方で、積層フィルムに実用的な幾何学的強度を付与するとの観点から、積層フィルムの厚みは、例えば、35μm以上、50μm以上、又は60μm以上であってよい。
本実施形態の積層フィルムは、優れた直進カット性を有する。この直進カット性は、例えば、長辺が積層フィルムのMD方向に対して45°の角度となるように打ち出された試料を用いて引裂試験を行った場合の引裂方向を、前記MD方向に対して、12°以下とすることができる。
本実施形態の積層フィルムは、上記の各層を所定の順序で積層する他は、公知の方法によって製造することができる。例えば、ドライラミネート法、ウェットラミネート法、押出ラミネート法等、又はこれらの組み合わせにより、製造することができる。これらのうち、ドライラミネート法が好適である。ドライラミネートは、公知のドライラミネート用接着剤、例えば、ポリエステル系接着剤、ポリエーテル系接着剤、ポリウレタン系接着剤等、を用いて、公知の方法によって行うことができる。
本実施形態の積層フィルムは、超音波シール性に優れ、特に、超音波の印加による夾雑物シール性に優れる。従って、本実施形態の積層フィルムは、超音波によるシール工程を伴う製袋充填に用いることが好ましく、超音波による夾雑物シール工程を伴う製袋充填に用いることが好ましい。
(1)積層フィルムの製造
外層、中間層、及びシーラント層として、それぞれ、表2に記載のフィルムを用いて、以下のように積層フィルムを製造した。この積層フィルムの製造においてバリア層は用いなかった。
上記で得た積層フィルムから、長辺がフィルムMD方向に対して斜め45°の角度をなすように、長さ150mm、幅20mmの試験片を切り出した。この試験片の長辺方向の中心線上に約75mmの切り込みを入れ、引張試験機を用いて、前記切込みの方向に1,000mm/分の速度で引き裂いた。そして、試験によって生じた引裂部の開始点から完了点までを結んだ直線と、フィルムMD方向との角度を調べた(図3参照)。結果は表2に示した。
(1)積層フィルムの製造
外層、バリア層、中間層、及びシーラント層として、それぞれ、表3に記載のフィルムを用いて、以下のように積層フィルムを製造した。
上記で得た各積層フィルムを用い、実施例1と同様にして直進カット性の評価を行った。評価結果は表3に示した。
(1)積層フィルムの製造
外層、バリア層/中間層、及びシーラント層として、それぞれ、表4に記載のフィルムを用いて、以下のように積層フィルムを製造した。「バリア/中間層」とは、基材フィルムとしての樹脂フィルムの片面に、アルミニウム層を蒸着するか、又はバリア機能を有する樹脂層をコートすることにより、バリア層を基材フィルム上に予め層状に形成した積層体を意味する。
上記で得た各積層フィルムを用い、実施例1と同様にして直進カット性の評価を行った。評価結果は表4に示した。
2 中間層
3 シーラント層
4 バリア層
5 積層フィルム
Claims (6)
- 外層と、中間層と、シーラント層と、をこの順に有し、包装袋に用いられる積層フィルムであって、
前記外層及び前記中間層が特定の一方向への引裂が容易な性質を有するフィルムから成り、
前記外層の厚みが7μm以上であり、前記中間層の厚みが5μm以上であり、前記シーラント層の厚みが15μmを超えて100μm以下であり、前記積層フィルムの厚みが150μm以下であり、
以下の条件(1)及び(2)を満たし:
(1)JIS K7127に準拠して測定した、前記積層フィルムのMD方向における、前記シーラント層のヤング率が200MPa以上であること、及び
(2)JIS K7128-1に準拠して測定した、前記積層フィルムのMD方向における、前記シーラント層の引裂強度が1.0N以上5.0N以下であること、
前記積層フィルムのMD方向は、前記外層及び前記中間層の引裂が容易な方向、及び、前記シーラント層のMD方向と一致する方向であり、
長辺が積層フィルムのMD方向に対して45°の角度となるように、長さ150mm、幅20mmに切り出した試験片の長辺方向の中心線上に約75mmの切り込みを入れ、引張試験機を用いて、前記切込みの方向に1,000mm/分の速度で引き裂いたときに、当該引裂きによって生じた引裂部の開始点から完了点までを結んだ直線の方向が、前記積層フィルムのMD方向に対して、12°以下である、
前記積層フィルム。 - 前記外層及び中間層が、それぞれ、一軸延伸フィルム又は二軸延伸フィルムから成る、請求項1に記載の積層フィルム。
- 前記外層及び前記中間層が、それぞれ独立に、一軸延伸ポリプロピレンフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、及び二軸延伸ナイロンフィルムから選択されるフィルムから成る、請求項1又は2に記載の積層フィルム。
- 前記シーラント層が直鎖低密度ポリエチレンフィルムである、請求項1~3のいずれか一項に記載の積層フィルム。
- 前記外層と前記中間層との間、又は前記中間層と前記シーラント層との間に、バリア層を更に有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の積層フィルム。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載の積層フィルムから成る、包装袋。
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