JP7017728B2 - 結晶基板および結晶基板加工方法 - Google Patents

結晶基板および結晶基板加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7017728B2
JP7017728B2 JP2017127136A JP2017127136A JP7017728B2 JP 7017728 B2 JP7017728 B2 JP 7017728B2 JP 2017127136 A JP2017127136 A JP 2017127136A JP 2017127136 A JP2017127136 A JP 2017127136A JP 7017728 B2 JP7017728 B2 JP 7017728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
crystal substrate
processing
laser
irradiated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017127136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019012718A (ja
Inventor
順一 池野
洋平 山田
秀樹 鈴木
利香 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Saitama University NUC
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Saitama University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Saitama University NUC filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP2017127136A priority Critical patent/JP7017728B2/ja
Publication of JP2019012718A publication Critical patent/JP2019012718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7017728B2 publication Critical patent/JP7017728B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

本発明は、基板内部に加工層を形成する際に用いられる結晶基板および結晶基板加工方法に関する。
加工対象の結晶基板(例えば単結晶基板)にレーザ光を集光して二次元状の加工層を形成し、この加工層から剥離させることが提案されている。
このようにして加工層から剥離させることで、所定の薄厚の剥離基板を得ることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2012-020222号公報
ところで、従来の結晶基板では基板側面が円筒状であるので、基板側面付近に加工痕を形成する際、レーザ光の一部を被照射面でなく基板側面から照射する必要がある。従って、基板側面付近の加工痕の形成精度が、他の加工痕に比べて劣る。すなわち、基板側面付近ではレーザ光の集光位置がずれてしまうことで、基板側面付近まで加工層を一定に形成できない(特に形状や深さ位置を一定にできない)。このため、基板剥離がうまくできない。
本発明は、上記課題に鑑み、レーザ光を照射して基板側面付近にまで基板内部の一定した深さ位置に加工痕を配列することで加工層とすることが可能となる結晶基板、および、結晶基板加工方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様によれば、レーザ光を一方の基板面である被照射面から基板内部に集光しつつ集光位置と基板とを相対的に移動させることで基板内部に加工層を形成する際に用いられる結晶基板であって、前記被照射面から前記被照射面とは反対側の面にかけて、基板側面が、基板中心軸側に傾斜していて前記基板中心軸に対して所定範囲内の傾斜角度で傾斜している結晶基板が提供される。
被照射面が矩形状であり、前記被照射面の各辺から前記基板側面が延びていてもよい。
また、前記被照射面が円状であり、前記基板側面が円錐台面状であってもよい。
上記課題を解決するための本発明の別の一態様によれば、本発明の一態様に記載の結晶基板を用意する基板用意工程と、前記基板用意工程で用意した前記結晶基板をレーザ光の被照射位置に配置し、レーザ光を集光するレーザ集光手段を前記被照射面上に非接触に配置する配置工程と、前記レーザ集光手段から出たレーザ光を全て、レーザ光のビーム中心軸が前記被照射面に直交しかつ前記被照射面から入射するように照射して前記結晶基板内部にレーザ光を集光しつつ、前記レーザ集光手段と前記結晶基板とを相対的に移動させることで、前記結晶基板内部に加工痕が配列された加工層を形成する形成工程とを備え、前記傾斜角度をαとし、前記結晶基板内において前記被照射面から集光点までのレーザ光の最外面であるビーム側面が基板中心軸に対してなす角度をβとすると、前記形成工程ではα≧βの関係を満たすように前記基板用意工程で前記結晶基板を用意する結晶基板加工方法が提供される。
また、前記形成工程では、前記加工痕のうち前記加工層の縁に位置する縁加工痕から前記加工層に沿った前記基板側面までの距離を、前記縁加工痕を形成した際に前記縁加工痕から発生したクラックが前記加工層に沿って前記基板側面にまで到達し得る範囲内としてもよい。
また、前記形成工程では、前記レーザ集光手段に補正環を設け、前記補正環により収差補正をしつつ前記加工層を形成してもよい。
本発明によれば、レーザ光を照射して基板内に加工層を形成するに際し、基板側面付近に形成する加工痕の形成精度を向上させることができる結晶基板、および、結晶基板加工方法を提供することができる。
(a)は、本発明の一実施形態に係る結晶基板加工方法で用いる基板加工装置の構成を示す模式的斜視図であり、(b)は、この基板加工装置のレーザ集光手段に配置されたレンズを説明する模式的側面図である。 本発明の一実施形態に係る結晶基板加工方法で、本発明の一実施形態に係る結晶基板内に加工層を形成することを説明する模式的側面図である。 本発明の一実施形態に係る結晶基板加工方法で、レーザ光の集光により結晶基板内に加工層を形成することの変形例を説明する模式的側面図である。 本発明の一実施形態に係る結晶基板の変形例を説明する模式的斜視図である。 結晶基板内に加工層を形成することの従来例を説明する模式的側面図である。 結晶基板内に加工層を形成することの比較例を説明する模式的側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、すでに説明したものと同一または類似の構成要素には同一または類似の符号を付し、その詳細な説明を適宜省略している。また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための例示であって、この発明の実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。この発明の実施の形態は、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
図1で、(a)は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態という)に係る結晶基板加工方法で用いる基板加工装置の構成を示す模式的斜視図であり、(b)は、この基板加工装置のレーザ集光手段に配置されたレンズを説明する模式的側面図である。図2は、本発明の一実施形態に係るに係る結晶基板加工方法で、レーザ光の集光により結晶基板内に加工層を形成することを説明する模式的側面図である。
基板加工装置10は、載置台12と、載置台12上に固定され、結晶基板(例えば、SiCなどの単結晶基板)を保持する基板保持具13と、載置台12のZ方向(上下方向)位置に移動可能に支えるZステージ14と、Zステージ14をY方向に移動可能に支えるYステージ16と、Yステージ16をX方向に移動可能に支えるXステージ18とを備える。
また、基板加工装置10は、基板保持具13上に保持された結晶基板20に向けてレーザ光Bを集光するレーザ集光手段22(例えば集光器)を備える。レーザ集光手段22には、レーザ発振装置から出射したレーザ光が入射するようになっている。
レーザ集光手段22は、補正環24と、補正環24内に保持された集光レンズ26(例えば、空気中で集光する第1レンズ28と、この第1レンズ28と結晶基板20との間に配置される第2レンズ30とで構成されるレンズ)とを備えていて、結晶基板20の屈折率に起因する収差を補正する機能、すなわち収差補正環としての機能を有している。具体的には、図1(b)に示すように、集光レンズ26は、空気中で集光した際に、集光レンズ26の外周部Eに到達したレーザ光Bが集光レンズ26の中央部Mに到達したレーザ光Bよりも集光レンズ側で集光するように補正する。つまり、集光した際、集光レンズ26の外周部Eに到達したレーザ光Bの集光点EPが、集光レンズ26の中央部Mに到達したレーザ光Bの集光点MPに比べ、集光レンズ26に近い位置となるように補正することが可能になっている。これにより、レーザ光の集光によって形成される加工痕Cのレーザ照射方向における長さを短く、すなわち加工層32(後述)の厚みを薄くし易い。
(結晶基板)
本実施形態に係る結晶基板20は、レーザ光Bを被照射面20rから基板内部に集光しつつ集光位置と結晶基板とを相対的に移動させることで基板内部に加工層32を形成する際に用いられる結晶基板である。
この結晶基板20は、被照射面20rから被照射面20rとは反対側の面にかけて、基板側面20sが、基板中心軸G側に傾斜していて基板中心軸Gに対して所定範囲内の傾斜角度αで傾斜している。この傾斜角度は、後述の角度βを予め想定した上で決定されている。複数値にわたって角度βを予め想定し、角度βの各値に対応するように各αを決定してもよい。
本実施形態では、被照射面20rが矩形状である。そして、被照射面20rの各辺から延びているこの基板側面20sが基板内側に上記傾斜角度で傾斜している。基板側面20sは、例えばこのように斜めに研削することで形成されている。
以下、本実施形態に係る結晶基板加工方法を説明する。
本実施形態では、上記の結晶基板20を用意する基板用意工程を行う。この基板用意工程では、結晶基板20内において被照射面20rから集光点までのレーザ光の最外面であるビーム側面Bsが基板中心軸G(図1参照)に対してなす角度(ビーム側面角度)をβとすると、α≧βの関係を満たす結晶基板20を用意する。例えば、図2に示すように、上記関係のうちαとβとが同等となるような結晶基板20を用意する。
次に、配置工程を行う。この配置工程では、基板用意工程で用意した結晶基板20をレーザ光Bの被照射位置に配置し、レーザ光Bを集光するレーザ集光手段22を被照射面20r上に非接触に配置する。本実施形態では結晶基板20を載置台12上の基板保持具13に保持させることで、結晶基板20を被照射位置に配置している。
そして、形成工程を行う。この形成工程では、レーザ集光手段22から出たレーザ光Bを全て、レーザ光Bのビーム中心軸Bcが被照射面20rに直交しかつ被照射面20rから入射するように照射して結晶基板20の内部にレーザ光Bを集光しつつ、レーザ集光手段22と結晶基板20とを相対的に移動させることで、結晶基板20の内部に加工層32を形成する。本実施形態では、形成工程では、レーザ集光手段22と結晶基板20とをX-Y平面内(二次元平面内)で相対的に移動させることで、被照射面20rから所定深さdの位置に、所定のドットピッチDP、ラインピッチで加工痕Cが配列された加工層32を形成する。
従って、図2に示すように、基板側面20s付近(基板端面付近)に、加工痕Cのうち加工層32の縁(外縁)に位置する縁加工痕Ceを形成するときであっても、レーザ集光手段22から出たレーザ光Bは、全て被照射面20rに入射し、レーザ光Bの一部が基板側面20sから入射することは回避される。
よって、基板側面20s付近(基板端面付近)にまで基板内部の一定した深さdの位置に加工痕Cを配列することで加工層32とすることが可能な結晶基板20および結晶基板加工方法が実現される。そして、このような加工層32から剥離する際、基板側面20sの処理をせずに容易に剥離して剥離基板を得ることができる。
また、基板中央部に形成される加工痕Cと同じ形成精度で基板側面20s付近に縁加工痕Ceを形成することができ、更には基板側面20sに著しく近い位置であっても同じ形成精度で縁加工痕Ceを形成することが可能であり、形成精度が従来に比べて大幅に向上する。
また、レーザ集光手段22は、補正環24と、補正環24内に保持された集光レンズ26とを備えていて、結晶基板20の屈折率に起因する収差を補正する機能、すなわち収差補正環としての機能を有している。このような機能を使用して収差補正しつつ加工層32を形成してもよく、これにより、レーザ光Bの集光によって形成される加工痕Cのレーザ照射方向における長さを短くし易い、すなわち加工層32の厚みを薄くし易い。
なお、基板用意工程では、複数値にわたってβを予め想定し、βの各値に対応するように各αを決定して複数種の結晶基板20(αが互いに異なる結晶基板)を予め用意しておき、実際のβに対応した結晶基板を選定してもよい。これにより、基板用意工程にかかる時間を大きく短縮することができる。
また、形成工程では、縁加工痕Ceから加工層32に沿った基板側面20sまでの距離Wを、縁加工痕Ceを形成した際に縁加工痕Ceから発生したクラックK(図2、図3参照)が加工層32に沿って基板側面20sにまで到達し得る範囲内にしてもよい(この場合、基板側面20sにまで加工痕Cが連続的に形成されていると見ることもできる)。これにより、加工層32からの剥離が著しく容易であり、加工層32の形成完了と同時に自然剥離させることも可能である。
また、図2ではαとβとが同等となるような結晶基板20を用意した例で図示しているが、図3に示すように、βよりもαが大きい結晶基板36を用意してもよい。この場合であっても同様の効果を奏することができる。
また、結晶基板20に代えて、図4に示すような円錐台状の結晶基板40を用いてもよい。この場合、結晶基板40の基板側面40sが、円状の被照射面40rから被照射面40rとは反対側の面にかけて径が徐々に小さくなる円錐台面状となる。この基板側面40sは、テーパ状に研削することで形成される。
このような結晶基板40を用いて基板側面40s付近(基板端面付近)に加工痕を形成するとき(すなわち縁加工痕Ceを形成するとき)であっても、レーザ集光手段22から出たレーザ光Bは全て被照射面40rに入射し、レーザ光Bの一部が基板側面40sから入射することは回避される。従って、結晶基板20を用いた場合と同様の効果が得られる。
<検討例>
図5は、レーザ光の集光により結晶基板内に加工層を形成することの従来例を説明する模式的側面図である。図6は、レーザ光の集光により結晶基板内に加工層を形成することの比較例を説明する模式的側面図である。
図5に示すように、従来の結晶基板80では基板側面が円筒状であるので、レーザ集光手段22から出たレーザ光Bを全て被照射面40rに入射させる照射形態では、加工層の縁加工痕Ceを基板側面80sの付近(基板端面付近)に加工痕(縁加工痕Ce等)を形成することができない。そして、基板側面80sの付近に加工痕を形成する際には、レーザ光Bの一部を被照射面80rでなく基板側面80sから照射する必要があり、加工痕(縁加工痕Ce等)の形成精度が、上記実施形態に比べて大きく劣る。また、基板側面80sから照射することを行わない場合には、加工痕が形成されない未加工部分が基板側面80s付近に生じてしまう。
また、図6に示すように、比較例の結晶基板90では、αとβとの関係は、α<βとなっておりα≧βにはなっていない。このため、従来例と同様、基板側面90sの付近(基板端面付近)に加工痕(縁加工痕Ce等)を形成する際には、レーザ光Bの一部を被照射面でなく基板側面90sから照射する必要があり、加工痕(縁加工痕Ce等)の形成精度が、上記実施形態に比べて大きく劣る。また、基板側面90sから照射することを行わない場合には、加工痕が形成されない未加工部分が基板側面90s付近に生じてしまう。
一方、上記実施形態では、縁加工痕Ceを、基板側面20s付近、更には基板側面20sに著しく近い位置に形成する場合であっても、結晶基板20内へ入射させるレーザ光Bは全て被照射面20rから入射でき、レーザ光Bの一部が基板側面から入射することは回避される。従って、基板側面20s付近にまで基板内部の一定した深さdの位置に加工痕Cを配列することで加工層32とすることができる。そして、基板側面20s付近に、基板中央部に形成される加工痕と同じ形成精度で縁加工痕Ceを形成することができ、更には基板側面20sに著しく近い位置であっても同じ形成精度で縁加工痕Ceを形成することができ、しかも、加工痕が形成されない未加工部分が基板側面20s付近に生じることはない。
本発明により、レーザ光を基板内部に集光しつつ集光位置と基板とを相対的に移動させて基板側面まで一定の深さ位置で加工層を形成できるため、基板側面の処理をせずに容易に剥離して剥離基板を得ることが可能で、例えば単結晶基板であって、Si基板(シリコン基板)であれば太陽電池に応用可能であり、また、GaN系半導体デバイスなどのサファイア基板などであれば、発光ダイオード、レーザダイオードなどに応用可能であり、SiCなどであればSiC系パワーデバイスなどに応用可能であり、透明エレクトロニクス分野、照明分野、ハイブリッド/電気自動車分野など幅広い分野において適用可能である。
10 基板加工装置
13 基板保持具(基板保持部)
12 載置台
14 Zステージ
16 Yステージ
18 Xステージ
20 結晶基板
20r 被照射面
20s 基板側面
22 レーザ集光手段
24 補正環
26 集光レンズ
28 第1レンズ
30 第2レンズ
32 加工層
36 結晶基板
40 結晶基板
40r 被照射面
40s 基板側面
80 結晶基板
80s 基板側面
80r 被照射面
90 結晶基板
90s 基板側面
B レーザ光
Bc ビーム中心軸
Bs ビーム側面
C 加工痕
Ce 縁加工痕
G 基板中心軸
K クラック
E 外周部
EP 集光点
M 中央部
MP 集光点
W 距離
α 傾斜角度
β 角度

Claims (4)

  1. 被照射面から被照射面とは反対側の面にかけて、基板側面が、基板中心軸側に傾斜していて前記基板中心軸に対して所定範囲内の傾斜角度で傾斜している結晶基板を用意する基板用意工程と、
    前記基板用意工程で用意した前記結晶基板をレーザ光の被照射位置に配置し、レーザ光を集光するレーザ集光手段を前記被照射面上に非接触に配置する配置工程と、
    前記レーザ集光手段から出たレーザ光を全て、レーザ光のビーム中心軸が前記被照射面に直交しかつ前記被照射面から入射するように照射して前記結晶基板内部にレーザ光を集光しつつ、前記レーザ集光手段と前記結晶基板とを相対的に移動させることで、前記結晶基板内部に加工痕が配列された加工層を形成する形成工程と
    を備え、
    前記傾斜角度をαとし、前記結晶基板内において前記被照射面から集光点までのレーザ光の最外面であるビーム側面が基板中心軸に対してなす角度をβとすると、前記形成工程ではα≧βの関係を満たすように前記基板用意工程で前記結晶基板を用意し、
    前記形成工程では、前記加工痕のうち前記加工層の縁に位置する縁加工痕から前記加工層に沿った前記基板側面までの距離を、前記縁加工痕を形成した際に前記縁加工痕から発生したクラックが前記加工層に沿って前記基板側面にまで到達し得る範囲内とすることを特徴とする結晶基板加工方法。
  2. 前記形成工程では、前記レーザ集光手段に補正環を設け、前記補正環により収差補正をしつつ前記加工層を形成することを特徴とする請求項に記載の結晶基板加工方法。
  3. 前記被照射面が矩形状であり、
    前記被照射面の各辺から前記基板側面が延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の結晶基板加工方法。
  4. 前記被照射面が円状であり、
    前記基板側面が円錐台面状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の結晶基板加工方法。
JP2017127136A 2017-06-29 2017-06-29 結晶基板および結晶基板加工方法 Active JP7017728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017127136A JP7017728B2 (ja) 2017-06-29 2017-06-29 結晶基板および結晶基板加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017127136A JP7017728B2 (ja) 2017-06-29 2017-06-29 結晶基板および結晶基板加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019012718A JP2019012718A (ja) 2019-01-24
JP7017728B2 true JP7017728B2 (ja) 2022-02-09

Family

ID=65226429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017127136A Active JP7017728B2 (ja) 2017-06-29 2017-06-29 結晶基板および結晶基板加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7017728B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007207871A (ja) 2006-01-31 2007-08-16 Denso Corp 複数の半導体装置を備えた半導体ウェハ
JP2013161976A (ja) 2012-02-06 2013-08-19 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板加工方法及び基板加工装置
JP2016111148A (ja) 2014-12-04 2016-06-20 株式会社ディスコ ウエーハの生成方法
JP2016215231A (ja) 2015-05-19 2016-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 脆性基板のスライス装置及び方法
WO2016207276A1 (de) 2015-06-23 2016-12-29 Siltectra Gmbh Verfahren zum führen eines risses im randbereich eines spendersubstrats

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007207871A (ja) 2006-01-31 2007-08-16 Denso Corp 複数の半導体装置を備えた半導体ウェハ
JP2013161976A (ja) 2012-02-06 2013-08-19 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板加工方法及び基板加工装置
JP2016111148A (ja) 2014-12-04 2016-06-20 株式会社ディスコ ウエーハの生成方法
JP2016215231A (ja) 2015-05-19 2016-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 脆性基板のスライス装置及び方法
WO2016207276A1 (de) 2015-06-23 2016-12-29 Siltectra Gmbh Verfahren zum führen eines risses im randbereich eines spendersubstrats

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019012718A (ja) 2019-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5875121B2 (ja) 単結晶基板の製造方法および内部改質層形成単結晶部材の製造方法
JP6004338B2 (ja) 単結晶基板製造方法および内部改質層形成単結晶部材
TWI657496B (zh) SiC鑄錠之切片方法
JP5875122B2 (ja) 単結晶基板製造方法および内部改質層形成単結晶部材
TWI524960B (zh) 基板及基板加工方法
JP5917677B1 (ja) SiC材料の加工方法
JP6004339B2 (ja) 内部応力層形成単結晶部材および単結晶基板製造方法
WO2014030520A1 (ja) 加工対象物切断方法
CN104816100A (zh) 保持工作台
KR102399375B1 (ko) 웨이퍼의 가공 방법
JP2015123465A (ja) 基板加工装置及び基板加工方法
JP2015074004A (ja) 内部加工層形成単結晶部材およびその製造方法
KR20190021163A (ko) 검사용 웨이퍼 및 에너지 분포의 검사 방법
JP7017728B2 (ja) 結晶基板および結晶基板加工方法
JP2017070961A (ja) 基板加工方法及び剥離基板製造方法
CN113260492B (zh) 激光加工方法、半导体构件制造方法及激光加工装置
KR102128501B1 (ko) 기판 제조 방법
JP6202696B2 (ja) 単結晶基板製造方法
JP6202695B2 (ja) 単結晶基板製造方法
US10818554B2 (en) Laser processing method of wafer using plural laser beams
JP6779486B2 (ja) 基板加工方法および基板加工装置
JP6542630B2 (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置
CN114248023A (zh) 一种激光剥离装置和激光剥离方法
TWI700402B (zh) 基板製造方法
JP2019140410A (ja) 内部加工層形成単結晶部材およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7017728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350