JP7017060B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1には、原稿台上の原稿の画像を読み取って、原稿領域を自動判別し、原稿部分のみの画像を得るときに、原稿台端部の黒筋画像による原稿領域の誤判別を防止することを課題とし、原稿台上の全面の画像を読み取り、全面画像の端部に黒筋画像の有無を判断し、黒筋画像を除去し、その後に、原稿領域の判別を行い、原稿領域の画像を切り出すことが開示されている。
特許文献2には、ユーザーが原稿をセットした後に、「スキャン開始」の指定を行う操作のみによって、原稿の種類選択、原稿領域の設定、ファイル保存を、適切に実行することができる画像読取装置、画像読取方法、プログラム及び記憶媒体を提供することを課題とし、反射原稿、オートドキュメントフィーダ、フィルムアダプタユニットの切り替え機能と、反射原稿に対する原稿領域の切り出し機能と、原稿領域の判定機能と、原稿種判定機能と、原稿種に応じたファイル保存機能を有することが開示されている。
特開2003-046731号公報 特開2009-272678号公報
複数枚の原稿を一度にスキャンし、個別の画像ファイルを生成するマルチクロップ処理が行われている。このマルチクロップ処理では、背景が予め定められた色(例えば、黒色)であることを前提として、原稿を抽出することが行われている。したがって、背景にその予め定められた色でない色が混ざっていると、原稿を誤って抽出することが発生する。特に、背景に画像形成装置で印刷された用紙を用いた場合は、縁なし印刷でない限り、その用紙の縁部分は白色となり、原稿を誤って抽出する可能性が高くなる。
本発明は、画像の端部に余白がある場合であっても、その余白によって原稿を誤って抽出してしまうことを抑制することができる画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]画像の端部の余白を塗り潰す塗潰手段と、前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段を有する画像処理装置である。
[2]前記画像の端部にある余白を検知する検知手段をさらに有し、前記塗潰手段は、前記検知手段によって余白が検知された画像の該余白に対して塗り潰を行う、[1]に記載の画像処理装置である。
[3]前記検知手段は、前記画像の主走査又は副走査毎に余白の幅を検知し、前記塗潰手段は、前記検知手段によって検知された余白の幅に対して塗り潰を行う、[2]に記載の画像処理装置である。
[4]前記画像には、複数の原稿が含まれており、前記抽出手段は、前記原稿毎に画像ファイルを生成する、[1]に記載の画像処理装置である。
[5]前記画像の背景は黒色であり、該背景は画像形成装置で印刷された用紙を撮影したものであり、前記塗潰手段が塗り潰す色は黒色である、[4]に記載の画像処理装置である。
[6]コンピュータを、画像の端部の余白を塗り潰す塗潰手段と、前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段として機能させるための画像処理プログラムである。
[1]の画像処理装置によれば、画像の端部に余白がある場合であっても、その余白によって原稿を誤って抽出してしまうことを抑制することができる。
[2]の画像処理装置によれば、画像の端部で検知した余白を塗り潰すことができる。
[3]の画像処理装置によれば、余白だけを塗り潰し、他の余分な部分を塗り潰すことがなくなる。
[4]の画像処理装置によれば、画像内の原稿毎に画像ファイルを生成することができる。
[5]の画像処理装置によれば、背景に用いる用紙として、画像形成装置で印刷されたものを用いることができる。
[6]の画像処理プログラムによれば、画像の端部に余白がある場合であっても、その余白によって原稿を誤って抽出してしまうことを抑制することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 余白検出テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である画像処理装置100は、画像に含まれている原稿を抽出する処理を行うものであって、図1の例に示すように、画像受付モジュール110、余白検知モジュール120、塗り潰モジュール130、マルチクロップ処理モジュール140、出力モジュール150を有している。
ここでの「原稿を抽出する処理」は、一般的に、クロップ処理等といわれている。1枚の画像から原稿を抽出して、その原稿の画像を切り出すものである。また、一度に複数の「原稿を抽出する処理」は、マルチクロップ処理、マルチスキャン処理等といわれている。具体的には、複数枚の原稿を一度にスキャンし(つまり、1枚の画像内に複数の原稿が含まれることになる)、その原稿に対応した個別の画像ファイルを切り出して生成する。何度も原稿台カバーを開け閉めする必要がなくなり、作業が効率化できる。対象となる原稿として、小さなサイズ(例えば、A4サイズ等よりも小さいサイズ)であって、非定形サイズ(定形サイズであるA4/A5/A6/B4/B5/B6サイズ、ハガキサイズ等以外のサイズ)の原稿であってもよい。具体的には、領収書(レシート)、写真、名刺、カード等の小さな原稿がある。
「原稿を抽出する」とは、画像内から原稿の画像を切り出すことである。
本実施の形態は、例えば、以下のような処理を行う。特に、この段落内の説明は、本実施の形態の理解を容易にすることを目的とするものであり、この説明を用いて限定解釈することは意図していない。そして、この説明部分のみを用いて、特許を受けようとする発明が発明の詳細な説明に記載したものであること(特許法第36条第6項第1号)の判断を行うべきではないことは当然である。
マルチクロップ処理では、背面に黒い用紙を被せた状態でスキャンを行う。
背面に被せる黒い用紙は通常は、プリンターで印刷を行ったものを用いる。
しかし、プリンターで黒い用紙を印刷しようとすると、プリンターの性能限界により全面が黒く印刷されるわけではなく、枠の部分は残る可能性が高い。
さらに、マルチクロップ処理では、端部に白いエリアが矩形状に存在する場合、枠部分を切り出してしまい、本来切り取るべき領域の切り出しを行わない。また、さらに端部よりも数ミリ内側に原稿を配置しないと原稿として認識しないという特性もある。
このため、マルチクロップ処理では、画像の端部に余白がある場合や、余白が存在しなくても、端部に近接した位置に配置された原稿を正しく切り出しが行えないことになる。
これを回避するために、切り出し処理前に予め端部を切り落としてからマルチクロップ処理を行う方法が存在するが、余白の切り落としだけでは原稿台(原稿ガラスともいわれる)の端近傍に配置された原稿のマルチクロップ処理が行えないことになる。
そこで、画像処理装置100では、画像の端部にある余白を検知し、余白を検知した場合には、該当の部分を黒色で塗り潰してからマルチクロップ処理を行う。
余白の検知は、主走査又は副走査方向のライン毎に判定を行う。
この判定には、L(輝度)、又は、RBG系色空間では予め定められた閾値(スレッシュホールド)を用いる。
マルチクロップ処理前に端部の余白を黒に変更させ、黒化した後に、マルチクロップ処理を行うことで、余白の端部に近接した場所に配置された原稿でもマルチクロップ処理を正常に行うことができるようになる。
画像受付モジュール110は、余白検知モジュール120と接続されている。画像受付モジュール110は、画像を受け付けて、その画像を余白検知モジュール120へ渡す。画像を受け付けるとは、例えば、スキャナー、カメラ等で画像を読み込むこと、ファックス等で通信回線を介して外部機器から画像を受信すること、ハードディスク(コンピュータに内蔵されているものの他に、ネットワークを介して接続されているもの等を含む)等に記憶されている画像を読み出すこと等が含まれる。画像は、2値画像、多値画像(カラー画像を含む)であってもよい。受け付ける画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。
また、画像受付モジュール110が受け付ける画像は、その画像よりもサイズが小さい原稿を撮影したものである。さらに、その画像には、複数の原稿が含まれていてもよい(1枚の画像には、複数の原稿が撮影されていてもよい)。
また、画像受付モジュール110が受け付ける画像の背景は黒色であり、その背景は画像形成装置(後述する画像読取・形成装置200、画像読取・形成装置210)で印刷された用紙を撮影したものであってもよい。
ここで「画像形成装置で印刷された用紙」として、具体的には、複写機の原稿台には何も載せず、原稿台カバーを開けたままにして複写したものであってもよいし、プリンターによって一面黒色の文書を印刷したものであってもよい。いずれであっても、この複写機、プリンターが縁なし印刷機能を有していない場合は、端部(縁部分)には余白が生じる。また、縁なし印刷機能を有している場合であっても、端部には余白が生じる可能性がある。
余白検知モジュール120は、画像受付モジュール110、塗り潰モジュール130、マルチクロップ処理モジュール140と接続されている。余白検知モジュール120は、画像受付モジュール110が受け付けた画像の端部にある余白を検知する。
また、余白検知モジュール120は、画像の主走査又は副走査(以下、ラインともいう)毎に余白の幅を検知する。例えば、画像の外側のラインから内側のラインへと順番に検知処理を行うことによって、余白の幅を検知する。
塗り潰モジュール130は、余白検知モジュール120、マルチクロップ処理モジュール140と接続されている。塗り潰モジュール130は、画像受付モジュール110が受け付けた画像の端部の余白を塗り潰す。ここで「端部」とは、矩形の画像の上下左右にある縁部分である。
また、塗り潰モジュール130は、余白検知モジュール120によって余白が検知された画像のその余白に対して塗り潰を行うようにしてもよい。
また、塗り潰モジュール130は、余白検知モジュール120によって検知された余白の幅に対して塗り潰を行うようにしてもよい。
塗り潰モジュール130が塗り潰す色は、黒色としてもよい。なお、余白に対して塗り潰す色は、一般的には黒色であるが、背景色(つまり、背景部からコピーした色)としてもよい。
マルチクロップ処理モジュール140は、余白検知モジュール120、塗り潰モジュール130、出力モジュール150と接続されている。マルチクロップ処理モジュール140は、塗り潰モジュール130によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する。
また、マルチクロップ処理モジュール140は、原稿毎に画像ファイルを生成するようにしてもよい。画像内に原稿が複数ある場合は、複数の画像ファイルが生成されることになる。
出力モジュール150は、マルチクロップ処理モジュール140と接続されている。出力モジュール150は、マルチクロップ処理モジュール140によって抽出された画像(画像ファイル)を受け取り、その画像を出力する。画像を出力するとは、例えば、プリンター等の印刷装置で印刷すること、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、ファックス等の画像送信装置で画像を送信すること、画像データベース等の画像記憶装置へ画像を書き込むこと、メモリーカード等の記憶媒体に記憶すること、他の情報処理装置(例えば、後述するサービス提供装置250)へ渡すこと等が含まれる。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
図2(a)は、スタンドアロンとしてのシステム構成例を示すものである。
画像読取・形成装置200は、画像処理装置100を有している。画像読取・形成装置200は、複写機、ファックス、スキャナー、プリンター、複合機(スキャナー、プリンター、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等がある。
例えば、複数枚の領収書等の原稿を、画像読取・形成装置200の原稿台に置き、1回のスキャンで複数の画像ファイルを生成する。そして、その画像ファイルを、画像読取・形成装置200に搭載されているカードリーダーライターを用いて、メモリーカード等の記憶媒体に記憶させるようにしてもよいし、抽出した複数の原稿の画像を、それぞれの用紙に印刷するようにしてもよい。
図2(b)は、通信回線290を介して、複数の機器で構成したシステム構成例を示すものである。
画像読取・形成装置200は、画像処理装置100を有している。また、画像読取・形成装置210は、画像処理装置100を有していない。
画像処理装置100、画像読取・形成装置200、画像読取・形成装置210、サービス提供装置250は、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。また、画像処理装置100、サービス提供装置250による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
例えば、複数枚の領収書等の原稿を、画像読取・形成装置210の原稿台に置き、1回のスキャンでそれらの原稿を読み込む。その読み込んだ画像を、通信回線290を介して、画像処理装置100(又は、画像読取・形成装置200の画像処理装置100)に送信し、画像処理装置100では、原稿毎の画像ファイルを複数生成する。そして、その画像ファイルをサービス提供装置250に送信する。サービス提供装置250では、その画像ファイルを受信し、処理、記憶等を行う。例えば、画像ファイルを単に記憶することであってもよいし、各画像ファイルに対して文字認識処理を行ってもよいし、原稿が名刺である場合は、名簿リストの作成等の名刺サービスを行ってもよいし、原稿が領収書である場合は、経費精算処理等の経理処理サービスを行ってもよい。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、画像受付モジュール110は、マルチクロップ処理の指示があったか否かを判断し、あった場合はステップS304へ進み、それ以外の場合は指示があるまで待機する。
図4は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
画像読取・形成装置200(又は、画像読取・形成装置210)の画面400に、白黒スキャン410、カラースキャン420、マルチクロップ430を表示する。例えば、画面400は、タッチパネルである。
ユーザーの操作によって、マルチクロップ430が選択された場合は、画面400内にメッセージ領域440を表示する。メッセージ領域440内には、マルチクロップ処理をするための使用方法とスタートボタン450を表示する。例えば、「原稿台に領収書、名刺、写真等の文書を並べて、黒い用紙を背景にして、スタートボタン(スタートボタン450)を押してください。」と表示する。この「黒い用紙」として、例えば、予め用意した黒紙であってもよいし、前述したように、画像読取・形成装置200の原稿台510には何も載せず、原稿台カバー520を開けたままにして複写したものであってもよいし、画像読取・形成装置200によって一面黒色の文書を印刷したものであってもよい。
ステップS304では、画像受付モジュール110は、画像を受け付ける。
図5、図6は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図5(a)、(b)の例に示すように、画像読取・形成装置200の原稿台510に、複数枚の原稿(図6(a1)の例では、領収書である原稿610、原稿615、原稿620)を載せる。原稿の向きは、縦向き、横向き、上下逆、斜め等であってもよい。この複数枚の原稿が含まれている画像から、原稿の画像(スキャンデータ)を1枚ずつ取り出して、画像ファイルを生成する。なお、正しい向き(原稿内の文字を普通に読めるように)に補正するようにしてもよい。例えば、図6(a2)に示すように、原稿台510上に原稿610、原稿615、原稿620を配置する。この配置は、原稿同士が重なり合わず(接触もせず)、周囲に余裕があればよい。例えば、原稿同士を予め定められた距離(例えば、10mm等)以上、離すこととしてもよい。そして、原稿同士だけでなく、原稿の周囲に余裕を作るために、原稿を原稿台510の周囲に接触させないようにする。例えば、原稿台510の上下左右の端から予め定められた距離(例えば、2mm等)以上内側に、原稿を配置することとしてもよい。
そして、図5(b2)の例に示すように、それらの上から黒い用紙530を載せる。つまり、黒い用紙530が原稿の背景になる。もちろんのことながら、黒い用紙530の黒い面が原稿台510側になるように(黒い面を読み取れるように)載せる。また、黒い用紙530の上下左右の端から予め定められた距離(例えば、2mm等)以上内側に、原稿を配置することとしてもよい。そして、原稿台カバー520を閉め、ユーザーによってスタートボタン450が選択され、これらの画像を読み取る(スキャンする)。図6(a2)の例の場合、3枚の原稿を1回で読み取ることになる。
この読み取りによって、例えば、図6(b1)に示す画像650が生成される。画像650は、白縁655、黒背景660を有しており、黒背景660上に原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680がある。なお、白縁655ができるのは、前述したように、「黒い用紙530」として、画像読取・形成装置200の原稿台510には何も載せず、原稿台カバー520を開けたままにして複写したもの、又は、画像読取・形成装置200によって一面黒色の文書を印刷したものを利用した場合に起こり得る。縁あり印刷が行われるのが一般的だからである。なお、予め用意した黒紙(端部も黒い用紙530)だったとしても、画像読取・形成装置200のスキャナーの性能によっては、白縁655が発生し得る。
ステップS306では、余白検知モジュール120は、その画像の端部で余白を検知する。ステップS306の詳細な処理については、図8の例に示すフローチャートを用いて後述する。
なお、画像の端部とは、図7の例に示すように、画像700内の周囲(周縁、外周、外縁、淵部)の端部750である。つまり、画像700の4辺の縁部分である。端部750内に余白があるか否かを検知する。
ステップS308では、余白検知モジュール120は、余白があるか否かを判断し、ある場合はステップS310へ進み、それ以外の場合はステップS312へ進む。
ステップS310では、塗り潰モジュール130は、余白部分を黒く塗り潰す。図6(b1)の画像650の白縁655を塗り潰すと、図6(b2)の例に示す画像690のようになる。つまり、画像690では、白縁655がなくなり、黒背景695上に原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680がある。
ステップS312では、マルチクロップ処理モジュール140は、マルチクロップ処理を行う。マルチクロップ処理として、既存の技術を用いればよい。余白検知モジュール120、塗り潰モジュール130による処理は、マルチクロップ処理モジュール140に対して前処理となるので、マルチクロップ処理モジュール140は既存の処理を行えばよい。例えば、ステップS312の詳細な処理については、図10の例に示すフローチャートを用いて後述する。
なお、ここでの処理対象は、図6(b2)の例に示す画像690である。この図6(b2)の例では、原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680の3つの画像ファイルが生成される。
ステップS314では、出力モジュール150は、マルチクロップ処理後の各画像を出力する。そして、その後に、例えば、原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680の3つの画像ファイルに対して、会計処理が行われる。
図8は、本実施の形態による処理例(図3の例に示すフローチャート内のステップS306)を示すフローチャートである。
ステップS802では、主走査方向又は副走査方向のラインを抽出する。例えば、図7に示す端部750内のラインを抽出する。外側のラインから抽出する。
ステップS804では、そのラインは黒以外(例えば、余白)であるか否かを判断し、黒以外の場合はステップS806へ進み、黒の場合はステップS810へ進む。ステップS810へ進む場合は、他の端部の処理を行うことになる。なお、ライン内の画素全てが黒であるか否かを判断してもよいし、予め定められた閾値以上に黒画素以外の画素があるか否かを判断基準としてもよいし、予め定められた割合(そのラインを構成する全ての画素数に対しての割合)以上に黒画素以外の画素があるか否かを判断基準としてもよい。
ステップS806では、ラインをカウントする。つまり、余白の幅を計測していることになる。
ステップS808では、対象としている端部のラインは終了したか否かを判断し、終了した場合はステップS810へ進み、それ以外の場合はステップS802へ戻る。
ステップS810では、4つの端部は終了したか否かを判断し、終了した場合は処理を終了し(ステップS899)、それ以外の場合はステップS802へ戻る。
図8の例に示す処理によって、例えば、余白検出テーブル900を生成する。図9は、余白検出テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。
余白検出テーブル900は、端部ID欄910、余白フラグ欄920、余白幅欄930を有している。端部ID欄910は、本実施の形態において、端部を一意に識別するための情報(端部ID:IDentification)を記憶している。上下左右の4つの端部がある。余白フラグ欄920は、余白であるか否かを示す情報(余白フラグ)を記憶している。余白がなければ塗り潰し処理は行われない。余白幅欄930は、余白の幅を記憶している。余白の幅は、ステップS806でカウントした最終的な値となる。したがって、端部750全体を塗り潰す必要がなくなり、必要な領域だけを塗り潰すことができる。
図10は、本実施の形態による処理例(図3の例に示すフローチャート内のステップS312)を示すフローチャートである。
ステップS1002では、黒以外の領域の輪郭を抽出する。図6(b2)の例では、原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680の他にも、黒以外の領域の輪郭が抽出される。例えば、原稿画像670内の輪郭等も抽出対象となる。
ステップS1004では、矩形の輪郭を抽出する。ここで矩形以外の輪郭を排除することによって、原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680を抽出する。なお、矩形の大きさが予め定められたサイズより大きいこと又は以上であることを条件として付加してもよい。
ステップS1006では、矩形内の画像をそれぞれ抽出する。
ステップS1008では、抽出したそれぞれの画像を整形処理する。整形処理として、回転補正、傾き補正、拡大縮小等がある。例えば、アフィン変換等を行えばよい。
図11を参照して、本実施の形態の画像処理装置のハードウェア構成例について説明する。図11に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナー等のデータ読み取り部1117と、プリンター等のデータ出力部1118を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1101は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、画像受付モジュール110、余白検知モジュール120、塗り潰モジュール130、マルチクロップ処理モジュール140、出力モジュール150等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1102は、CPU1101が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1103は、CPU1101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1104により相互に接続されている。
ホストバス1104は、ブリッジ1105を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1106に接続されている。
キーボード1108、マウス等のポインティングデバイス1109は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1110は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1109とディスプレイ1110の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード1108のように物理的に接続しなくても、画面(タッチスクリーン)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1111は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1101によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、画像受付モジュール110が受け付けた画像、マルチクロップ処理モジュール140が抽出した画像、余白検出テーブル900等が格納される。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1112は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1113に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1107、外部バス1106、ブリッジ1105、及びホストバス1104を介して接続されているRAM1103に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1113も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1114は、外部接続機器1115を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1114は、インタフェース1107、及び外部バス1106、ブリッジ1105、ホストバス1104等を介してCPU1101等に接続されている。通信部1116は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1117は、例えばスキャナーであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1118は、例えばプリンターであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図11に示す画像処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図11に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図11に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナー、プリンター、複合機などに組み込まれていてもよい。
なお、前述の実施の形態に、マルチクロップ処理モジュール140によって抽出された画像ファイルを表示する表示装置をさらに備えていてもよい。
そして、その表示装置に表示された画像ファイルに関し、選択的に処理を継続させるのか(抽出した画像を採用するか)、処理を中止させるのか(抽出した画像を破棄するか)を、ユーザーの操作に応じて指示する指示装置をさらに備えていてもよい。そして、その指示に応じて、出力モジュール150が出力する画像ファイルを選択してもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…画像処理装置
110…画像受付モジュール
120…余白検知モジュール
130…塗り潰モジュール
140…マルチクロップ処理モジュール
150…出力モジュール
200、210…画像読取・形成装置
250…サービス提供装置
290…通信回線
650…画像

Claims (5)

  1. 複数枚の原稿を原稿台に並べ、黒背景となる原稿台カバーまたは黒い用紙を該複数枚の原稿の上に重ねて読み取った画像を取得する手段と、
    前記画像の周縁部にできる白色領域を黒色で塗り潰す塗潰手段と、
    前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段
    を有する画像処理装置。
  2. 画像の端部の余白を塗り潰す塗潰手段と、
    前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段
    を有し、
    前記画像には、複数の原稿が含まれており、
    前記抽出手段は、前記原稿毎に画像ファイルを生成し、
    前記画像の背景は黒色であり、該背景は画像形成装置で印刷された用紙を撮影したものであり、
    前記塗潰手段が塗り潰す色は黒色であり、
    前記画像内の外側のラインから黒以外のラインを計数して余白の幅を計測することによって余白を検知する検知手段をさらに有し、
    前記塗潰手段は、前記検知手段によって余白が検知された画像の該余白に対して塗り潰しを行う、
    画像処理装置。
  3. 前記検知手段は、前記画像の主走査又は副走査毎に余白の幅を検知し、
    前記塗潰手段は、前記検知手段によって検知された余白の幅に対して塗り潰しを行う、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. コンピュータを、
    複数枚の原稿を原稿台に並べ、黒背景となる原稿台カバーまたは黒い用紙を該複数枚の原稿の上に重ねて読み取った画像を取得する手段と、
    前記画像の周縁部にできる白色領域を黒色で塗り潰す塗潰手段と、
    前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段
    として機能させる画像処理プログラム。
  5. コンピュータを、
    画像の端部の余白を塗り潰す塗潰手段と、
    前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段
    として機能させ、
    前記画像には、複数の原稿が含まれており、
    前記抽出手段は、前記原稿毎に画像ファイルを生成し、
    前記画像の背景は黒色であり、該背景は画像形成装置で印刷された用紙を撮影したものであり、
    前記塗潰手段が塗り潰す色は黒色であり、
    前記画像内の外側のラインから黒以外のラインを計数して余白の幅を計測することによって余白を検知する検知手段をさらに有し、
    前記塗潰手段は、前記検知手段によって余白が検知された画像の該余白に対して塗り潰しを行う、
    画像処理プログラム。
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