JP7016018B2 - 点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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本発明は、点灯装置及び照明器具に関する。
LED等の発光素子を備えた照明器具には、発光素子を点灯させる点灯装置が設けられる(例えば特許文献1を参照)。また、照明器具には、発光素子の光量を調整するために、調光器が接続されることもある(同特許文献を参照)。この調光器には、起動すると、所定の時間をかけて、予め設定された光量まで、徐々に照明器具の光量を増加させる、いわゆるフェードイン制御を行うものがある。
特許第6123132号公報
ところで、調光器の仕様によっては、フェードイン制御時における光量の増加速度が、比較的、早いものがある。また、ユーザの調光器の操作によって、急激に光量が増加させられる場合もありうる。
このように、急激に光量が変化させられると、後述のように、点灯装置において、電圧の急激な立ち上がりが起こる可能性がある。そして、電圧の急激な立ち上がりは、回路を構成する素子(例えばコンデンサ)に与えるストレスも増加させる可能性がある。
そこで、本発明は、位相制御式の調光器から電力供給を受けて、発光素子を点灯させる点灯装置において、回路を構成する素子(例えばコンデンサ)に与えるストレスを低減できるようにすることを目的とする。
位相制御式の調光器から電力供給を受けて、電力を発光素子に供給する電力変換回路と、 定電流を前記発光素子に流す定電流回路と、前記電力変換回路の出力電圧を所定目標値に制御するための制御信号を前記電力変換回路に出力するフィードバック回路とを備え、前記フィードバック回路は、前記定電流回路と前記電力変換回路との間に設けられたRCフィルタ回路を有し、前記RCフィルタ回路は、カットオフ周波数fcが10Hz<fc<50Hzの範囲であり、前記発光素子の印加電圧Vfに、前記調光器からの供給電力のリプル成分が発生しないように定電流回路の印加電圧Vqを設定する。
本発明によれば、点灯装置の回路を構成する素子(例えばコンデンサ)に与えるストレスを低減することが可能になる。
実施形態1の照明器具の構成を示す。 照明器具の構成例をブロック図で示す。 電力変換回路の構成例を示す。 位相検出回路の動作を示す波形図である。 電流制御回路の具体回路構成を示す。 電流引込部の構成を示す。 照明器具の回路の一部分を示す。 照明器具の各部の動作を示す波形図である。 照明器具の点灯時における発光素子の電流等の波形図である。 調光器を操作した場合における発光素子の電流等の波形図である。 電力変換回路の出力電圧のリプル成分の影響を説明するための図である。 導通角検出部の変形例を示す。 実施形態2の電流制御回路の具体回路構成を示す。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1の照明器具1の構成を示す。照明器具1は、調光器2と直列回路を形成している。この直列回路は、商用電源10(交流電源)の両端間に接続されている。調光器2は、商用電源10の電源電圧(交流電圧)を位相制御することによって、商用電源10から照明器具1に供給される電力を調整する。
〈照明器具1の構成〉
図2に照明器具1の構成例をブロック図で示す。照明器具1は、図2に示すように、入力フィルタ回路1a、電力変換回路1b、位相検出回路1c、調光回路1d、電流制御回路1e、ブリーダ回路1f、導通角検出部100(制御部)、及び光源部1h(発光素子)を備える。照明器具1において、光源部1hを除く部分が、発光素子を点灯させる点灯装置である。
入力フィルタ回路1aは、コンデンサ、インダクタ等で構成され、電源ラインに伝播するノイズや、空間へ輻射するノイズを抑制する機能を有する。
図3に、電力変換回路1bの構成例を示す。電力変換回路1bは、図3に示すように、整流回路DB1、コンデンサC1,C2、トランスT1、スイッチング素子Q1、制御回路K1、及びダイオードD1を備え、非絶縁型のフライバックコンバータを構成する。この電力変換回路1bは、損失低減、雑音低減のために、擬似共振回路を構成しており、さらに、商用電源10の力率を改善する力率改善機能を有する。
まず、整流回路DB1は、ダイオードをフルブリッジ接続して構成され、商用電源10の電源電圧を全波整流する。
コンデンサC1は、整流回路DB1の出力端間に接続されたフィルムコンデンサであって、スイッチング素子Q1のターンオン時に発生する電圧・電流スパイクを抑制する。このコンデンサC1は、平滑用コンデンサに比べて容量が小さく、平滑作用を考慮したものではない。すなわち、電力変換回路1bは、電解コンデンサ等の容量が大きい平滑コンデンサを入力手段に備えておらず、コンデンサインプット型の電源回路を構成するものではない。
トランスT1は、一次巻線N1、二次巻線N2、三次巻線N3を備えている。トランスT1の各巻線は、互いに磁気的に結合している。この例では、一次巻線N1とスイッチング素子Q1との直列回路が、整流回路DB1の出力端間に接続され、二次巻線N2の一端には、ダイオードD1が介挿されている。また、二次巻線N2とダイオードD1との直列回路には、平滑用のコンデンサC2が並列接続されている。
制御回路K1は、スイッチング素子Q1をオン・オフ駆動することによって、商用電源10から一次巻線N1に流れる電流を導通・遮断する。スイッチング素子Q1のオン時において、一次巻線N1及びスイッチング素子Q1の直列回路に電流が流れ、一次巻線N1に磁気エネルギーが蓄積される。次に、スイッチング素子Q1がオフすると、一次巻線N1の磁気エネルギーによって、二次巻線N2に誘起電圧が発生し、コンデンサC2の両端間に電圧が生じる。
この制御回路K1は、スイッチング素子Q1をスイッチング制御することによって、電力変換回路1bの出力を所定値に制御し、さらには商用電源10の力率を改善させる。なお、フライバックコンバータによる力率改善動作については、周知技術であり、詳細な説明は省略する。
光源部1hは、直列接続または並列接続された複数の、LED素子あるいは有機EL素子から構成されており、コンデンサC2の両端間に接続されている。
図2に戻り、位相検出回路1cは、整流回路DB1(図3参照)の各入力端にアノードを接続したダイオードDa,Dbの各カソードに接続されており、調光器2(図1参照)によって位相制御された電源電圧を全波整流した電圧Vd(全波整流電圧Vd)が入力されている。位相検出回路1cは、照明器具1に入力される電源電圧の導通角(全波整流電圧Vdの導通角)を検出し、この検出した導通角に応じたデューティ比に設定した2値の信号(デューティ信号S1)を、調光回路1dへ出力する。
具体的に、位相検出回路1cは、電源電圧を全波整流した全波整流電圧Vd(図4(a)参照)が、ダイオードDa,Dbを介して入力されている。位相検出回路1cは、この全波整流電圧Vdを、閾値Vt2と比較することによって、導通角に応じたデューティ比に設定した2値のデューティ信号S1を生成している。デューティ信号S1は、電源電圧の電圧値が閾値Vt2以上の場合、Lレベルとなり、電源電圧の電圧値が閾値Vt2未満の場合、Hレベルとなる(図4(b)参照)。
調光回路1dは、デューティ信号S1のデューティ比に応じた負荷電流の目標値を設定し、この負荷電流の目標値に応じた電圧信号(目標信号S2)を、電流制御回路1eへ出力する。
電流制御回路1eは、FET素子Q91、抵抗R91、オペアンプOP91で構成される定電流回路を備えている。この定電流回路は、光源部1hに直列接続した抵抗R91によって、光源部1hに流れる負荷電流を検出する。また、定電流回路は、調光回路1dから入力された目標信号S2によって、負荷電流の目標値を取得し、負荷電流が目標値に一致するように定電流制御を行う。また、電流制御回路1eでは、オペアンプOP92、抵抗R96,R97、及び制御回路K1によって、定電圧回路が構成されている。この定電圧回路は、電圧VqによってコンデンサC2の電圧(すなわち、Vf+Vq、ただしVfは光源部1hの両端電圧)を検出する。定電圧回路は、電圧Vqと抵抗R96,R97で設定された目標値とに基づくフィードバック信号S3(例えばVqと目標値との誤差)を制御回路K1へ出力する(図3参照)。
制御回路K1は、この制御信号S3に応じて、スイッチング素子Q1の導通期間(オン期間)を設定することによって、コンデンサC2の電圧が目標値に一致するように定電流制御を行う。
図5は、電流制御回路1eの具体回路構成を示す。電流制御回路1eは、光源部1hに定電流を流す定電流回路91と、電力変換回路1bの出力電圧を所定目標値に制御するための制御信号S3を電力変換回路1bに出力するフィードバック回路1mを備えている。
定電流回路91は、光源部1hに直列接続されたFET素子Q91と抵抗R91との直列回路91aと、FET素子Q91のゲートを駆動するオペアンプOP91とを備えている。FET素子Q91は、ドレインが、光源部1hに接続され、ソースが抵抗R91に接続されている。
オペアンプOP91の出力は、FET素子Q91のゲートに接続されるとともに、抵抗R93を介して後述の第4の制御電圧Vcc4に接続されている。さらに、オペアンプOP91の反転入力と出力との間には抵抗R92が接続され、オペアンプOP91の反転入力は、FET素子Q91のソースに接続されている。
オペアンプOP91の非反転入力は、静電容量C91を介して、電力変換回路1bの低圧側出力に接続され、さらに抵抗R94を介して目標信号S2が入力されている。すなわち、オペアンプOP91の非反転入力には、抵抗R94と、静電容量C91とによって形成されたRC回路90が接続されている。オペアンプOP91は、光源部1hに流れる電流Ifと、電流Ifの目標値を示す目標信号S2とを比較する比較器として機能する。
フィードバック回路1mは、反転入力が、抵抗R95を介してFET素子Q91のドレインに接続されたオペアンプOP92と、オペアンプOP92の出力と制御回路K1との間に設けられたRCフィルタ回路1nとを備えている。
オペアンプOP92の非反転入力は、後述の第4の制御電圧Vcc4を抵抗R96,R97の直列回路で分圧した電圧が入力されている。さらに、オペアンプOP92の反転入力と出力との間に、抵抗R98が接続されている。
光源部1hをLED素子や、有機EL素子で構成した場合は、電力変換回路1bの出力電圧(コンデンサC2の両端電圧)のリプルによって、光源部1hを流れる負荷電流に大きなリプルが生じ、フリッカーやチラツキの原因となる。
そこで、電流制御回路1eを図5のように構成することによって、光源部1hを流れる負荷電流を低減する。具体的に、電流制御回路1eでは、オペアンプOP91の出力電圧は、目標値(目標信号S2)に対して負荷電流が相対的に増加した場合に低下し、目標値に対して負荷電流が相対的に減少した場合に増加する。
すなわち、定電流回路91において、オペアンプOP91は、目標値に対して負荷電流が相対的に増加した場合には、FET素子Q91のドレイン-ソース間の抵抗が増加する方向にFET素子Q91を制御する。また、オペアンプOP91は、目標値に対して負荷電流が相対的に減少した場合には、FET素子Q91のドレイン-ソース間の抵抗が減少する方向にFET素子Q91を制御する。
この構成では、FET素子Q91と抵抗R91との直列回路の両端に、電力変換回路1bの出力電圧のリプル分が印加されるので、光源部1hの両端電圧は、リプル分が低減した略一定の電圧が印加される。
さらに、フィードバック回路1mは、光源部1hに供給される電力を制御する機能を有している。フィードバック回路1mは、オペアンプOP92の作用により、FET素子Q91と抵抗R91との直列回路の両端電圧が目標電圧になるように、フィードバック信号S3を制御回路K1へ出力する。このように、フィードバック回路1mが、FET素子Q91と抵抗R91との直列回路91aの両端に印加される印加電圧Vqに応じたフィードバック信号S3を制御回路K1へ出力することによって、照明器具1では、光源部1hの負荷電流Ifが目標値に一致するように定電圧制御が行われる。なお、印加電圧Vqは、定電流回路91の印加電圧と見ることもできるため、以下の説明では、印加電圧Vqを定電流回路91の印加電圧と呼ぶものとする。
RCフィルタ回路1nは、オペアンプOP92の出力と制御回路K1との間に設けられた抵抗部110と、抵抗部110と制御回路K1との間を接続するノードとグランドとの間に設けられた容量部120とを備えている。図5では、抵抗部110が抵抗R110で構成され、容量部120が容量C120で構成されている例を示している。
また、既述の通り、照明器具1には、導通角検出部100が設けられている。導通角検出部100は、マイクロコンピュータと、それを動作させるためのソフトウエアを格納したメモリディバイス等によって構成されている。導通角検出部100は、調光器2の導通角(後述)の変化量を検出する機能を有している。
具体的に導通角検出部100は、位相検出回路1cの出力波形(すなわちデューティ信号S1の波形)におけるデューティの変化量に基づいて、電力変換回路1bへの入力電圧の位相変化量(すなわち調光器2の導通角の変化量)を求める。
ブリーダ回路1fは、調光器2の動作中に、この調光器2にも電力を供給するため等の目的で設けられて回路である。
まず、ブリーダ回路1fは、図6に示すように、整流回路DB1の各入力端にアノードを接続したダイオードDa,Dbと、ダイオードDa,Dbの各カソードと整流回路DB1の整流出力の低圧側との間に接続した電流引込部1gとを備えている。すなわち、ブリーダ回路1fは、照明器具1の入力端間に並列接続したものと等価的に考えることができる。
図6に電流引込部1gの構成を示す。この電流引込部1gでは、FET素子Q71、抵抗R71、抵抗R72の直列回路が、ダイオードDa,Dbの各カソードと整流回路DB1の整流出力の低圧側との間に接続されている。FET素子Q71のドレインは、ダイオードDa,Dbの各カソードに接続されている。FET素子Q71のソースは、抵抗R71,R72の直列回路に接続されている。さらに、FET素子Q71のゲートは、位相検出回路1cに接続されている。また、FET素子Q71のゲートと整流回路DB1の整流出力の低圧側との間には、ツェナダイオードZD71が接続されている。
また、照明器具1は、各部に制御電圧を供給するために、第1~第4の制御電源回路PS1~PS4を備えている。
第1の制御電源回路PS1は、図3に示すように、トランスT1の三次巻線N3と、ダイオードD2との直列回路で構成される。そして、三次巻線N3とダイオードD2との直列回路には、コンデンサCaが並列接続されている。コンデンサCaの両端電圧Vccは、三次巻線N3から供給される電力によって、第1の制御電圧Vcc1となる。また、コンデンサCaの両端間には、放電用の抵抗Raが接続されている。
具体的には、電力変換回路1bが動作中で、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、一次巻線N1に磁気エネルギーが蓄積され、次に、スイッチング素子Q1がオフすると、一次巻線N1の磁気エネルギーによって、三次巻線N3に誘起電圧が発生する。この誘起電圧によって、コンデンサCaは、ダイオードD2を介して充電され、コンデンサCaの両端間に第1の制御電圧Vcc1が発生する。すなわち、コンデンサCaの両端電圧Vccは、第1の制御電源回路PS1から供給される電力によって、第1の制御電圧Vcc1となる。
第2の制御電源回路PS2は、図7に示すように、抵抗R21、ツェナダイオードZD21、トランジスタQ21、コンデンサC21、及びダイオードD21で構成されている。そして、抵抗R21とツェナダイオードZD21との直列回路は、全波整流電圧Vdが印加されている。
トランジスタQ21のベースは、抵抗R21とツェナダイオードZD21との接続中点に接続され、トランジスタQ21のコレクタには、全波整流電圧Vdが印加されている。さらに、トランジスタQ21のエミッタは、コンデンサC21を介して整流回路DB1の整流出力の低圧側に接続され、さらにダイオードD21を介してコンデンサCaの正極に接続されている。
第3の制御電源回路PS3は、図3に示すように、抵抗R11,R12、ツェナダイオードZD11、トランジスタQ11、及びコンデンサC11で構成されている。抵抗R11とツェナダイオードZD11との直列回路は、電力変換回路1bの二次側のコンデンサC2に並列接続されている。トランジスタQ11のベースは、抵抗R11とツェナダイオードZD11との接続中点に接続され、トランジスタQ11のコレクタは、コンデンサC2の正極に接続されている。さらに、トランジスタQ11のエミッタは、コンデンサC11を介して、コンデンサC2の負極に接続され、抵抗R12がコンデンサC11に並列接続されている。
そして、第3の制御電源回路PS3において、トランジスタQ11のベース-エミッタ間電圧と、コンデンサC11の両端電圧との和が、ツェナダイオードZD11のツェナ電圧と一致する。コンデンサC11の両端電圧は、定電圧制御されており、第3の制御電圧Vcc3となる。すなわち、第3の制御電源回路PS3は、コンデンサC2の両端電圧を第3の制御電圧Vcc3に変換して出力する。
第4の制御電源回路PS4は、図7に示すように、コンデンサC31,C32と、三端子レギュレータREG31とで構成されている。三端子レギュレータREG31の入力側にはコンデンサC31が並列接続され、三端子レギュレータREG31の出力側にはコンデンサC32が並列接続されている。
〈調光器〉
調光器2は、位相制御式の調光器である。調光器2は、図1に示すように、コンデンサC81、インダクタL81、及びトライアックQ81を備えている。コンデンサC81とインダクタL81とは、雑音防止用のフィルタを構成している。トライアックQ81は、自己保持機能を有する双方向スイッチング素子である。
コンデンサC81は、調光器2の入力端間に接続され、コンデンサC81には、トライアックQ81とインダクタL81との直列回路が並列接続されている。そして、トライアックQ81がオンしている導通状態にあるとき、商用電源10から電力変換回路1bへ交流電力が供給される。
また、調光器2は、電源部4を備える。電源部4は、調光器2の各部(後述の調光制御部3等)を動作させるための制御電源を生成するものであり、トライアックQ81に並列接続されている。
この電源部4は、ダイオードD81、コンデンサC82、電源回路K81、及びコンデンサC83を備えている。
ダイオードD81は、照明器具1からの電源ラインに接続されている。コンデンサC82は、ダイオードD81を介してトライアックQ81に並列接続されている。電源回路K81は、コンデンサC82の両端電圧を制御電圧Vsに変換して出力する。コンデンサC83は、電源回路K81の出力端間に接続された平滑用コンデンサである。ここで、コンデンサC83の低圧端子は、回路グランドに接続されている。
さらに、調光器2は、調光制御部3を備えている。調光制御部3は、同期信号生成部K82、制御回路K83、操作部K84を備えている。調光制御部3は、トライアックQ81をオン制御することで、商用電源10の電源電圧の導通角を可変とする位相制御を行う。調光器2の導通角の変化量は、調光の速度と考えて差し支えない。
まず、照明器具1からの電源ライン(ダイオードD81のアノード側)には、ダイオードD82を介して同期信号生成部K82が接続されている。同期信号生成部K82は、グランド端子を回路グランドに接続されており、商用電源10から供給される電源電圧の位相に基づいて、図8(a)に示す同期信号を生成し、制御回路K83に出力する。
具体的に、同期信号生成部K82は、ダイオードD82を介して商用電源10の電源電圧を検出することによって、商用電源10の電源電圧と所定の閾値Vt1とを比較し、電源電圧が閾値Vt1を上回る期間をHレベルとした同期信号を生成する。すなわち、同期信号は、電源電圧が閾値Vt1を上回ると立ち上がり、閾値Vt1を下回ると立ち下がる。なお、図8(a)~(c)において、破線は商用電源10の電源電圧の波形を示している。
制御回路K83は、同期信号生成部K82から与えられる同期信号、及び操作部K84から与えられる調光信号に基づいて、トライアックQ81をターンオンさせるトリガ信号を生成する(図8(b)参照)。トリガ信号の立ち上がり及び立ち下がりは、何れも同期信号の立ち上がりを基準にして決定される。
制御回路K83は、トライアックQ81のゲートにトリガ信号を出力することによって、トライアックQ81のゲートに駆動電流が流れてトライアックQ81が導通状態となる。ここで、制御回路K83は、トライアックQ81をオンさせて導通させる期間のうち所定期間、トライアックQ81をオンさせるトリガ信号を継続して供給する、いわゆるDCトリガ方式を用いている。
すなわち、調光制御部3は、DCトリガ方式を用いてトライアックQ81をオン制御することによって、照明器具1に印加する電源電圧を位相制御している。そして、この調光器2は、ユーザが、この調光器2に設けられたスイッチをオンに操作することで起動する。調光器2は、起動すると、所定の時間(例えば数秒)をかけて、予め設定された光量まで、照明器具1の光量を増加させる、いわゆるフェードイン制御を行う。
(フィードバック回路)
具体的に、制御回路K1は、電力変換回路1bに対して、その出力に応じたオン幅の制御動作を実行する。より具体的に、制御回路K1は、 RCフィルタ回路1nの容量部120の両端電圧であるフィードバック電圧VFBと、内蔵された発振器(OSC)の出力とをコンパレータで比較し、その比較結果に基づいてオン幅の制御をしている。そして、電力変換回路1bの出力電圧V02が設定値より減少した場合には、フィードバック電圧VFBが高くなり、そのオン幅が広がるため、結果として、出力電圧V02が増加する。一方で、出力電圧V02が設定値より増加した場合、フィードバック電圧VFBが低くなり、オン幅が狭くなるため、出力電圧は減少する。ここで、RCフィルタ回路1nの抵抗部110の抵抗値Rfが高い場合、その抵抗部110での電圧降下により、フィードバック電圧VFBを所望の下限値まで下がることができず、出力電圧V02を抑制しきれなくなる。
一般的に、RCフィルタ回路1nのカットオフ周波数fcは、電力変換回路1bの出力電圧V02のリプル成分であるΔV02(図11参照)を小さくする観点から、カットオフ周波数fcは相対的に低い値、例えば、fc≦10Hzの範囲に設定される。そうすると、fc=1/(2π×Rf×Cr)の関係から、抵抗部110の抵抗値Rfは、ある程度高く設定する必要がある。例えば、容量部120の容量値Cfを1μF≦Cf≦10μFの範囲に設定したとすると、抵抗部110の抵抗値Rfは、相対的に高い値、例えば、3kΩ<Rf<10kΩの範囲に設定する必要がある。
しかし、このような抵抗値Rfに設定にした場合には、前述のとおり、フィードバック電圧VFBを所望の下限値まで下がることができず、出力電圧V02を抑制しきれなくなる。特に、調光の速度が速いとき、すなわち、調光器2の導通角の変化量が大きい場合には、その影響が顕著に表れる。すなわち、抵抗部110による電圧降下に起因して、フィードバック電圧VFBの下限範囲が削られ、電力変換回路1bの出力電圧V02が抑制できなくなる場合がある。すなわち、出力電圧V02のリプル成分ΔV02が大きくなる場合がある。このリプル成分ΔV02は、そのまま定電流回路91の印加電圧Vqの変動となって表れる。そして、このリプル成分ΔV02の変動幅が大きいと、図11の仮想線で示すように、光源部1hに流れる電流に影響が表れる場合がある。
そこで、本開示の点灯装置では、RCフィルタ回路1nのカットオフ周波数fcを、相対的に高く設定する、例えば、カットオフ周波数fcを10Hz<fc<50Hzの範囲に設定している。さらに、本開示の点灯装置では、光源部1hの印加電圧Vfに、調光器2からの供給電力のリプル成分(商用電源10のリプル成分)が発生しないように定電流回路91の印加電圧Vqを相対的に高く設定している。これにより、カットオフ周波数fcを、相対的に高く設定した場合においても、電力変換回路1bの出力電圧V02のリプル成分であるΔV02を抑制することができる。
具体的に、例えば、フィードバック回路1mは、光源部1hの印加電圧Vfに対する定電流回路91の印加電圧Vqの割合である印加電圧比率RT1(RT1=Vf/Vq)をRT118に設定してもよい。さらに、例えば、電力変換回路1bの出力電圧V02のリプル成分であるΔV02と定電流回路91の印加電圧Vqとの比率RT2(RT2=ΔV02/Vq)が、RT2≦0.8となるように構成してもよい。これにより、カットオフ周波数fcを、例えば、10Hz<fc<50Hzの範囲のように、小さくしても、光源部1hに流れる電流Ifのリプル成分を低減することができる。
ここで、RCフィルタ回路1nのカットオフ周波数fcは、抵抗部110の抵抗値Rfを小さくする、容量部120の容量値Cfを小さくする、または、両方の値を小さくすることにより、実現することができる。なお、照明器具1の始動時間を短縮する観点からは、抵抗値Rfを相対的に小さくするのが好ましい。例えば、抵抗部110の抵抗値Rfは、1kΩ<Rf<3kΩの範囲に設定される。これにより、抵抗部110での電圧降下が低減され、フィードバック電圧VFBの下側範囲が拡大し、電力変換回路1bの出力電圧V02の抑制、および、回路ストレスの低減が可能となる。
なお、照明器具1の動作は、従来技術と同様であり、ここではその詳細説明を省略する。
図9(b)は、本開示の照明器具1における、電圧V02や電流If等の波形図を示している。また、図9の(a)には、従来の照明器具における電圧V02や電流If等を比較のため併記してある。
図9(a)から分かるように、従来の照明器具では、フィードバック電圧VFBの低下量が十分ではないため、調光器2が起動した後に、電圧V02、Vqの急激な立ち上がりが起こっている。これに対し、本開示の照明器具1ではそのようなことがない。
以上のように、本実施形態では、RCフィルタ回路1nの抵抗部110の抵抗値Rfを相対的に小さく設定することにより、比較的、光量の増加方向に急激な調光が行われた場合においても、電力変換回路1bの出力電圧V02の変動を抑制することができる。さらに、定電流回路91の印加電圧Vqを相対的に高く設定することにより、RCフィルタ回路1nのカットオフ周波数fcをfc>10Hzの範囲に設定した場合においても、出力電圧V02のリプル成分ΔV02を抑制することができる。すなわち、本実施形態によれば、点灯装置を構成する回路素子(例えばコンデンサC2)に与えるストレスを低減することが可能になる。
<実施形態2>
次に、図12を参照しつつ、本開示の実施形態2について説明する。本実施形態では、調光の速度が比較的安定している定常状態と、調光の速度が速い状態(以下、高速変化状態という)とで、RCフィルタ回路1nの抵抗部110の抵抗値Rfを異ならせるように、具体的には、定常状態と比較して高速変化状態における抵抗値Rfを小さくするようにしている。
なお、以下の説明において、実施形態1との相違点を中心に説明するものとし、共通構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する場合がある。具体的に、実施形態2では、電流制御回路1mの構成および導通角検出部100の動作が異なっている。
本実施形態では、RCフィルタ回路1nは、導通角検出部100の制御を受けて、抵抗部110の抵抗値Rfが変更できるように構成されている。
図12の例では、抵抗部110は、抵抗素子R110と、抵抗素子R111及びスイッチSW111の直列回路と、を並列接続した回路で構成されている。そして、導通角検出部100が、求めた導通角の変化量に基づいて、スイッチSW111を制御することにより、RCフィルタ回路1nの抵抗部110の抵抗値Rfを増減させる。すなわち、導通角検出部100は、本発明の制御部の一例である。
例えば、抵抗部110の抵抗値Rfは、スイッチSW111がオフされると3kΩ<Rf<10kΩの範囲であり、スイッチSW111がオンされると1kΩ<Rf<3kΩの範囲に設定される。
(照明器具1の動作)
照明器具1では、初期状態(調光器2によって照明器具1がオフ状態に制御されている場合)は、スイッチSW111がオフに設定されている。そして、ユーザが調光器2をオンにすると、照明器具1への交流電力の供給が開始される。このとき、調光器2は、前記フェードイン制御を行う。
また、ユーザが調光器2をオンにすると、照明器具1では、導通角検出部100が動作を開始する。すなわち、導通角検出部100は、デューティ信号S1の波形におけるデューティの変化量に基づいて、電力変換回路1bへの入力電圧の位相変化量を求める。
調光器2の仕様によっては、フェードイン制御時における光量の増加速度が、比較的、早いものがある。そのため、導通角検出部100において検出している、入力電圧の位相変化量(導通角の変化量)が、調光器2の仕様によっては所定の閾値Thvを超える場合(すなわち、調光の速度が所定値をこえる場合)がある。また、ユーザが、光量の増加方向に急激に調光を行う場合にも、導通角の変化量が閾値Thvを超えることがありうる。
このように、入力電圧の位相変化量が閾値Thvを超え場合には、導通角検出部100は、調光器2による調光速度が所定値を超えた(光量の増加方向に急激な調光が行われた)と見なして、スイッチSW111をオンにする。これにより、前述のとおり、RCフィルタ回路1nの抵抗部110の抵抗値Rfが、スイッチSW111がオフの場合と比べ、小さくなる。そして、入力電圧の位相変化量が所定の閾値Thvを下回ると、導通角検出部100は、調光器2による調光速度が所定値未満になったと判断し、スイッチSW111をオフにする。これにより、RCフィルタ回路1nの抵抗部110の抵抗値Rfが高くなる。
図10は、ユーザが調光器2を操作して、最小光量(最も光量が少ない状態)から最大光量まで、光量を急変させた場合の電流等の波形を例示している。図10において、(a)が従来の照明器具の特性を示し、(b)が本実施形態の特性を示している。本実施形態の照明器具1では、フィードバック電圧VFBの低下量を大きくすることができており、その結果、図10(b)に示すように、V02、Vqの急激な立ち上がりを抑制することができている。
以上のように、本実施形態では、比較的、光量の増加方向に急激な調光が行われた場合に、フィードバック回路1mに設けられたRCフィルタ回路1nの抵抗部110の抵抗値Rfが一時的に小さくさせられる。これにより、本実施形態では、電圧V02、Vqの急激な立ち上がりが起こり難くなる。すなわち、本実施形態によれば、点灯装置を構成する回路素子(例えばコンデンサC2)に与えるストレスを低減することが可能になる。
<実施形態2の変形例>
図13は、導通角検出部100の変形例を示す。すなわち、この例では導通角検出部100の構成が前記実施形態と異なっている。
この導通角検出部100は、図13に示すように、調光器2によって位相制御された電源電圧を全波整流した電圧Vd(全波整流電圧Vd)が入力されている。導通角検出部100は、この全波整流電圧Vd(電力変換回路1bへの入力電圧と考えて差し支えない)の実効値の変化量を読み取っている。
この実効値の変化量は、調光器2の導通角の変化量と相関する。そこで、導通角検出部100は、求めた実効値の変化量に基づいて、スイッチSW111を制御する。導通角検出部100によるスイッチSW111の制御については、前記実施形態と同様である。
なお、全波整流電圧Vdのピーク値の変化量も調光器2の導通角の変化量と相関する。そのため、実効値の変化量を読み取る代わりに、全波整流電圧Vdのピーク値の変化量を読み取ってもよい。
また、導通角検出部100は、図12に示すように、定電流回路(FET素子Q91、オペアンプOP91)への印可電圧を読み取るようにしてもよい。具体的に、導通角検出部100は、電圧Vqが入力されており、その値を読み取っている。
そして、導通角検出部100は、電圧Vqと、所定の閾値Vth11(図10参照)とを比較し、電圧Vqが閾値Vth11以上となった場合に、スイッチSW111をオフからオンに切り換える。オン状態を維持する期間は、電圧Vqが所定に閾値Vth21(図10参照)以上となるまでである。このように、スイッチSW100のオンとオフを切り換える閾値Vth11,Vth21に差を設けることで、誤動作の抑制が可能になる。
なお、スイッチSW100のオフ状態を維持する期間は、タイマーで制御してもよい。
また、導通角検出部100は、図12に示すように、電圧フィードバック回路(オペアンプOP92)の制御電圧(フィードバック信号S3の電圧VFB)の低下量を読み取るようにしてもよい。そして、導通角検出部100は、電圧VFBが低下し、且つ所定の閾値Vth12(図10参照)以下となった場合に、スイッチSW111をオフからオンに切り換える。そして、オン状態を維持する期間は、電圧VFBが所定に閾値Vth22(図10参照)以上となるまでである。このように、スイッチSW111のオンとオフを切り換える閾値Vth21,Vth22に差を設けることで、誤動作の抑制が可能になる。
なお、この例でも、スイッチSW111のオフ状態を維持する期間は、タイマーで制御してもよい。
本発明による点灯装置は、電源電圧が変動した際の電流供給能力の変動を抑制することができるという効果を有し、例えば、LED等の光源を点灯させるための点灯装置として極めて有用である。
1 照明器具
1b 電力変換回路
1h 発光素子
90 RC回路
100 導通角検出部(制御部)
OP91 オペアンプ(比較器)
OP92 電圧フィードバック回路
Q91 FET素子
S2 目標信号
S3 制御信号

Claims (8)

  1. 位相制御式の調光器から電力供給を受けて、電力を発光素子に供給する電力変換回路と、
    定電流を前記発光素子に流す定電流回路と、
    前記電力変換回路の出力電圧を所定目標値に制御するための制御信号を前記電力変換回路に出力するフィードバック回路とを備え、
    前記フィードバック回路は、前記定電流回路と前記電力変換回路との間に設けられたRCフィルタ回路を有し、
    前記RCフィルタ回路は、カットオフ周波数fcが10Hz<fc<50Hzの範囲であり、
    前記発光素子の印加電圧Vfに、前記調光器からの供給電力のリプル成分が発生しないように定電流回路の印加電圧Vqを設定する
    ことを特徴とする点灯装置。
  2. 前記RCフィルタ回路は、抵抗成分の抵抗値Rfが1kΩ<Rf<3kΩの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 位相制御式の調光器から電力供給を受けて、電力を発光素子に供給する電力変換回路と、
    定電流を前記発光素子に流す定電流回路と、
    前記電力変換回路の出力電圧を所定目標値に制御するための制御信号を前記電力変換回路に出力するフィードバック回路とを備え、
    前記フィードバック回路は、前記定電流回路と前記電力変換回路との間に設けられたRCフィルタ回路を有し、
    前記RCフィルタ回路は、カットオフ周波数fcが10Hz<fc<50Hzの範囲であり、抵抗成分の抵抗値Rfが1kΩ<Rf<3kΩの範囲である
    ことを特徴とする点灯装置。
  4. 前記発光素子の印加電圧Vfと前記定電流回路の印加電圧Vqと比率がVf/Vq≦18の範囲であり、かつ、両印加電圧の和(Vf+Vq)に重畳されるリプル成分ΔVがΔV/Vq≦0.8の範囲である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の点灯装置。
  5. 位相制御式の調光器から電力供給を受けて、電力を発光素子に供給する電力変換回路と、
    定電流を前記発光素子に流す定電流回路と、
    前記電力変換回路の出力電圧を所定目標値に制御するための制御信号を前記電力変換回路に出力するフィードバック回路とを備え、
    前記フィードバック回路は、前記定電流回路と前記電力変換回路との間に設けられ、カットオフ周波数fcが10Hz<fc<50Hzの範囲であるRCフィルタ回路を有し、
    前記発光素子の印加電圧Vfと前記定電流回路の印加電圧Vqと比率がVf/Vq≦18の範囲であり、かつ、両印加電圧の和(Vf+Vq)に重畳されるリプル成分ΔVがΔV/Vq≦0.8の範囲になるように設定されている
    ことを特徴とする点灯装置。
  6. 前記調光器の調光における導通角の変化量が所定の閾値未満の場合に、当該導通角の変化量が所定の閾値以上の場合と比較して前記RCフィルタ回路の抵抗成分を高くする制御部を備えている
    ことを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1記載の点灯装置。
  7. 前記調光器の出力の位相、前記調光器の出力の実効値、前記調光器の出力の変化量、前記定電流回路への印加電圧、及び前記フィードバック回路の制御電圧の少なくとも1つを検出する検出部と、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、記調光器の調光における導通角の変化量を特定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の点灯装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかの点灯装置と、
    前記発光素子とを備える
    ことを特徴とする照明器具。
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