JP7014666B2 - 制御装置および変速システム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置および変速システムに関する。
人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する変速システムが知られている。従来の変速システムは、人力駆動車のクランクの回転数および閾値に基づいて規定される変速条件に応じて、クランクの回転数が所定の範囲内に維持されるように変速装置を制御する。特許文献1は、従来の変速システムの一例を開示している。
特表平10-511621号公報
人力駆動車に搭乗するユーザが快適に走行できることが望ましい。
本発明の目的は、人力駆動車の快適な走行に貢献できる制御装置および変速システムを提供することである。
本発明の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する制御部を備え、前記制御部は、前記人力駆動車の車輪のトラクションに関する情報に応じて、前記変速装置に関連する所定制御を実行する。
変速装置に関連する所定制御がトラクションに関する情報に応じて実行されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記トラクションに関する情報は、前記車輪のスリップ率に関する情報を含む。
変速装置に関連する所定制御がスリップ率に関する情報に応じて実行されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記所定制御は、前記人力駆動車の変速比を変更する制御を含む。
スリップ率に関する情報に応じて人力駆動車の変速比が変更されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第3側面に従う第4側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率に関する情報に応じて、前記車輪が空転中である状態、または、直後に前記車輪が空転すると予測される状態において、前記変速比を大きくする。
変速比が大きくなるように変速装置が制御される場合、人力駆動車のクランクに作用するトルクが小さくなるため、車輪の空転を抑制できる。このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第3または第4側面に従う第5側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率が第1スリップ率未満である場合、前記変速比を大きくする。
車輪の空転が想定される場合に変速比が大きくなるように変速装置が制御されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第3~第5側面のいずれか1つに従う第6側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率に関する情報に応じて、前記車輪がロック中である状態、または、直後に前記車輪がロックすると予測される状態において、前記変速比を小さくする。
人力駆動車の車輪が制動される場合、人力駆動車の車速が低下する。このため、変速比が小さくなるように変速装置が制御されることによって、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第3~第6側面のいずれか1つに従う第7側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率が第2スリップ率以上である場合、前記変速比を小さくする。
車輪のロックが想定される場合に変速比が小さくなるように変速装置が制御されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第3~第7側面のいずれか1つに従う第8側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率が第3スリップ率以上かつ第4スリップ率未満である場合、前記スリップ率に対しては前記変速比を変更しない。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第3~第8側面のいずれか1つに従う第9側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率に応じた前記変速比の変更後、前記スリップ率とは異なる第1変更情報に応じて前記変速比を変更する。
第1変更情報に応じて人力駆動車の変速比が変更されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第9側面に従う第10側面の制御装置において、前記第1変更情報は、前記スリップ率に応じた前記変速比の変更からの経過時間、および、前記人力駆動車が走行する路面の状態の少なくとも一方を含む。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第10側面に従う第11側面の制御装置において、前記制御部は、前記経過時間が所定時間以上である場合、前記変速比を変更する。
経過時間が所定時間以上である場合、スリップ率が安定したことが想定される。このため、第1変更情報に応じて人力駆動車の変速比が変更されることによって、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第10または第11側面に従う第12側面の制御装置において、前記制御部は、前記路面の状態が安定している場合、前記変速比を変更する。
路面の状態が安定している場合、スリップ率が安定したことが想定される。このため、第1変更情報に応じて人力駆動車の変速比が変更されることによって、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第9~第12側面のいずれか1つに従う第13側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率に応じた変更前の変速比と一致するように、前記スリップ率に応じた変更前の変速比に近づくように、または、前記変速条件に応じた変速比と一致するように、前記第1変更情報に応じて前記変速比を変更する。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第2~第13側面のいずれか1つに従う第14側面の制御装置において、前記所定制御は、前記変速条件を変更する制御を含む。
スリップ率に関する情報に応じて変速条件が変更されるため、人力駆動車の快適な走行
に貢献できる。
前記第14側面に従う第15側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率が第5スリップ率未満である場合、前記変速条件を変更する。
車輪の空転が想定される場合に変速条件が変更されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第14または第15側面に従う第16側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率が第6スリップ率以上である場合、前記変速条件を変更する。
車輪のロックが想定される場合に変速条件が変更されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第14~第16側面のいずれか1つに従う第17側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率が第7スリップ率以上かつ第8スリップ率未満である場合、前記スリップ率に対しては前記変速条件を変更しない。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第14~第17側面のいずれか1つに従う第18側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率に応じた前記変速条件の変更後、前記スリップ率とは異なる第2変更情報に応じて前記変速条件を変更する。
第2変更情報に応じて変速条件が変更されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第18側面に従う第19側面の制御装置において、前記第2変更情報は、前記スリップ率に応じた前記変速条件の変更からの経過時間、および、前記人力駆動車が走行する路面の状態の少なくとも一方を含む。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第19側面に従う第20側面の制御装置において、前記制御部は、前記経過時間が所定時間以上である場合、前記変速条件を変更する。
経過時間が所定時間以上である場合、スリップ率が安定したことが想定される。このため、第2変更情報に応じて変速条件が変更されることによって、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第19または第20側面に従う第21側面の制御装置において、前記制御部は、前記路面の状態が安定している場合、前記変速条件を変更する。
路面の状態が安定している場合、スリップ率が安定したことが想定される。このため、第2変更情報に応じて変速条件が変更されることによって、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
前記第18~第21側面のいずれか1つに従う第22側面の制御装置において、前記制御部は、前記スリップ率に応じた変更前の前記変速条件と一致するように、または、前記スリップ率に応じた変更前の前記変速条件に近づくように、前記第2変更情報に応じて前記変速条件を変更する。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
本発明の第23側面に従う変速システムは、前記制御装置と、前記変速装置と、を備える。
変速装置に関連する所定制御が車輪のトラクションに関する情報に応じて実行されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
本発明の第24側面に従う変速システムは、人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する第1モードと、前記変速装置を制御しない第2モードとを切り替える制御部と、操作可能なスイッチを含む操作部と、を備え、前記制御部は、前記スイッチが操作された状態において前記第1モードおよび前記第2モードの一方を選択し、前記スイッチが操作されなくなると前記第1モードおよび前記第2モードの他方を自動的に選択する。
第1モードと第2モードとが操作部の操作に応じて切り替えられるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。また、スイッチが操作され続ける場合にだけ第1モードと第2モードとが切り替えられるため、ユーザによる誤操作を低減できる。
前記第24側面に従う第25側面の変速システムにおいて、前記制御部は、前記第1モードおよび前記第2モードの一方を選択してから、または、前記スイッチが操作されていないことを検出してから、所定時間経過後に前記第1モードおよび前記第2モードの他方を自動的に選択する。
このため、第1モードと第2モードとが好適なタイミングで切り替えられる。
前記第24側面に従う第26側面の変速システムにおいて、前記スイッチは、第1操作位置および第2操作位置を取り得るように操作可能であり、前記操作部は、前記第2操作位置に移動するように前記スイッチを付勢する付勢部材をさらに含み、前記制御部は、前記スイッチが前記第1操作位置に操作される場合に前記第1モードおよび前記第2モードの一方を選択し、前記スイッチが前記第2操作位置に操作される場合に前記第1モードおよび前記第2モードの他方を選択する。
このため、操作部の操作性が向上する。
本発明の第27側面に従う変速システムは、人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する第1モードと、前記変速装置を制御しない第2モードとを切り替える制御部と、第1操作位置および第2操作位置を取り得るスイッチ、ならびに、前記第2操作位置に移動するように前記スイッチを付勢する付勢部材を含む操作部と、を備え、前記制御部は、前記スイッチが前記第1操作位置に操作される場合に前記第1モードおよび前記第2モードの一方を選択し、前記スイッチが前記第2操作位置に操作される場合に前記第1モードおよび前記第2モードの他方を選択する。
第1モードと第2モードとが操作部の操作に応じて切り替えられるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。また、スイッチの操作位置に応じて第1モードと第2モードとが切り替えられるため、ユーザによる誤操作を低減できる。
本発明の制御装置および変速システムによれば、人力駆動車の快適な走行に貢献することができる。
第1実施形態の変速システムを含む人力駆動車の側面図。 図1の変速システムと各種の要素との接続関係を示すブロック図。 図1の変速装置を自動的に制御するための変速条件の一例を示すマップ。 図1の車輪のスリップ率と変速比に関する制御との関係を示すマップ。 図2のスイッチが第2操作位置に操作される状態を示すグリップの斜視図。 図2のスイッチが第1操作位置に操作される状態を示すグリップの斜視図。 図2の制御装置が実行する制御の一例を示すフローチャート。 第2実施形態の変速システムにおいて、車輪のスリップ率と変速条件に関する制御との関係を示すマップ。 第2実施形態の変速システムにおいて、変速装置を自動的に制御するための変速条件の一例を示すマップ。 第2実施形態の制御装置が実行する制御の一例を示すフローチャート。
(第1実施形態)
図1を参照して、変速システム10を含む人力駆動車Aについて説明する。
ここで、人力駆動車は、走行のための原動力に関して、少なくとも部分的に人力を用いる車両を意味し、電動で人力を補助する車両を含む。人力以外の原動力のみを用いる車両は、人力駆動車には含まれない。特に、内燃機関のみを原動力に用いる車両は、人力駆動車には含まれない。通常、人力駆動車には、小型軽車両が想定され、公道での運転に免許を要しない車両が想定される。図示される人力駆動車Aは、電気エネルギーを用いて人力駆動車Aの推進を補助する電動補助ユニットEを含む自転車(e-bike)である。具体的には、図示される人力駆動車Aは、トレッキングバイクである。人力駆動車Aは、フレームA1、フロントフォークA2、車輪W、ハンドルH、および、ドライブトレインBをさらに含む。車輪Wは、前輪WFおよび後輪WRを含む。
ドライブトレインBは、チェーンドライブタイプに構成される。ドライブトレインBは、クランクC、フロントスプロケットD1、リアスプロケットD2、および、チェーンD3を含む。クランクCは、フレームA1に回転可能に支持されるクランク軸C1、および、クランク軸C1の両端部のそれぞれに設けられる一対のクランクアームC2を含む。各クランクアームC2の先端には、ペダルPDが回転可能に取り付けられる。なお、ドライブトレインBは、任意のタイプから選択でき、ベルトドライブタイプ、または、シャフトドライブタイプであってもよい。
フロントスプロケットD1は、クランク軸C1と一体に回転するようにクランクCに設けられる。リアスプロケットD2は、後輪WRのハブHRに設けられる。チェーンD3は、フロントスプロケットD1およびリアスプロケットD2に巻き掛けられる。人力駆動車Aに搭乗するユーザによってペダルPDに加えられる駆動力は、フロントスプロケットD1、チェーンD3、および、リアスプロケットD2を介して後輪WRに伝達される。
人力駆動車Aは、1または複数のコンポーネントCOをさらに含む。コンポーネントCOは、変速装置T、制動装置BD、サスペンションSU、アジャスタブルシートポストASP、および、電動補助ユニットEの少なくとも1つを含む。制動装置BD、サスペンションSU、および、アジャスタブルシートポストASPは、対応する操作装置の操作に応じて機械的に駆動されてもよく、対応する操作装置の操作に応じて電気的に駆動されてもよい。コンポーネントCOのうちの電気的に駆動される要素は、例えば人力駆動車Aに搭載されるバッテリBTから供給される電力、または、個々のコンポーネントCOに搭載される専用の電源(図示略)から供給される電力によって動作する。
変速装置Tは、フロントディレーラTFおよびリアディレーラTRの少なくとも一方を含む。フロントディレーラTFは、フロントスプロケットD1付近に設けられる。フロントディレーラTFの駆動に伴って、チェーンD3が巻き掛けられるフロントスプロケットD1が変更され、人力駆動車Aの変速比が変更される。リアディレーラTRは、フレームA1のリアエンドA3に設けられる。リアディレーラTRの駆動に伴って、チェーンD3が巻き掛けられるリアスプロケットD2が変更され、人力駆動車Aの変速比が変更される。変速装置Tは、例えばシフトレバーSL(操作装置)の操作に応じて機械的または電気的に駆動されるように構成されてもよい。なお、変速装置Tは、内装変速ハブ等の内装タイプに構成されてもよい。
制動装置BDは、車輪Wの数に対応する制動装置BDを含む。本実施形態では、前輪WFに対応する制動装置BD、および、後輪WRに対応する制動装置BDが人力駆動車Aに設けられる。2つの制動装置BDは、互いに同じ構成を有する。制動装置BDは、例えば人力駆動車AのリムRを制動するリムブレーキ装置である。一例では、ブレーキレバーBL(操作装置)の操作に応じて、対応する制動装置BDが機械的または電気的に駆動される。なお、制動装置BDは、人力駆動車Aに搭載されるディスクブレーキロータ(図示略)を制動するディスクブレーキ装置であってもよい。
サスペンションSUは、フロントサスペンションSFおよびリアサスペンション(図示略)の少なくとも一方を含む。フロントサスペンションSFは、前輪WFが地面から受ける衝撃が緩和されるように動作する。リアサスペンションは、後輪WRが地面から受ける衝撃が緩和されるように動作する。アジャスタブルシートポストASPは、フレームA1に対するサドルSDの高さが変更されるように動作する。電動補助ユニットEは、人力駆動車Aの推進力がアシストされるように動作する。電動補助ユニットEは、例えばペダルPDに加えられる駆動力に応じて動作する。電動補助ユニットEは、電気モータE1を含む。
図2~図6を参照して、変速システム10の構成について説明する。
図2に示されるように、変速システム10は、制御装置12と、変速装置Tとを備える。変速システム10は、例えばバッテリBTから供給される電力によって動作する。制御装置12は、人力駆動車Aに搭載される変速装置Tを変速条件に応じて自動的に制御する制御部14を備える。制御部14は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU
(Micro Processing Unit)である。制御部14は、例えばシフトレバーSLの操作に応
じて変速装置Tを制御することもできる。
図3に示されるように、変速条件は、参照値および閾値THに基づいて規定される。参照値は、人力駆動車Aの走行状態に関する走行情報、および、人力駆動車Aの走行環境に関する環境情報の少なくとも一方を含む。走行情報は、ケイデンス、人力駆動車AのクランクCに作用するトルク、車速、加速度、および、パワーの少なくとも1つを含む。パワーは、ケイデンスとトルクとの積である。環境情報は、路面の状態に関する路面情報、空気抵抗に関する空気抵抗情報、天候に関する天候情報、および、気温に関する気温情報の少なくとも1つを含む。路面情報は、路面の抵抗に関する抵抗情報、および、路面の勾配に関する勾配情報の少なくとも一方を含む。路面の抵抗は、がれ、砂利、および、アスファルト等によって異なる。空気抵抗情報は、人力駆動車Aが走行する場合にユーザおよび人力駆動車Aに作用する空気抵抗に関する情報を含む。一例では、空気抵抗情報は、風速、風圧、および、風向等の風力に関する風力情報を含む。
閾値THは、第1閾値TH1および第2閾値TH2を含む。制御部14は、参照値と第1閾値TH1との関係に応じて変速比が大きくなるように変速装置Tを制御し、参照値と第2閾値TH2との関係に応じて変速比が小さくなるように変速装置Tを制御する。本実施形態では、第1閾値TH1は、第2閾値TH2よりも大きい。すなわち、変速条件を規定する閾値TH1、TH2は、ヒステリシス特性を有する。一例では、制御部14は、参照値が第1閾値TH1を上回ると変速比が大きくなるように変速装置Tを制御し、参照値が第2閾値TH2を下回ると変速比が小さくなるように変速装置Tを制御する。なお、制御部14は、変速装置Tに加えて、電気的に駆動される各種のコンポーネントCOを制御するように構成されてもよい。
図4に示されるように、制御部14は、人力駆動車Aの車輪Wのトラクションに関する情報に応じて、変速装置Tに関連する所定制御を実行する。トラクションに関する情報は、車輪Wのスリップ率Sに関する情報を含む。所定制御は、人力駆動車Aの変速比を変更
する制御を含む。制御部14は、例えば車速と車輪Wの回転速度(以下、「車輪速度Vw」)との関係に基づいてスリップ率Sを算出する。車速は、人力駆動車AのフレームA1が移動する車体速度Vvである。スリップ率Sは、車体速度Vvと車輪速度Vwとの差を車体速度Vvで除した値である。一例では、制御部14は、下記式[1]に基づいてスリップ率Sを算出する。
Figure 0007014666000001
スリップ率Sが0%の場合、車輪Wがロックまたは空転することなく路面上を正常に転がる状態を示す。この場合、車体速度Vvは車輪速度Vwと等しい。スリップ率Sが100%の場合、車輪Wがロックする状態を示す。この場合、車輪速度Vwは0km/hである。スリップ率が負数の場合、車輪Wが空転する状態を示す。この場合、車輪速度Vwは車体速度Vvよりも大きい。
制御部14は、スリップ率Sに関する情報に応じて、車輪Wが空転中である状態、または、直後に車輪Wが空転すると予測される状態において、変速比を大きくする。制御部14は、例えばスリップ率Sが第1スリップ率TS1未満である場合、車輪Wが空転中である、または、直後に車輪Wが空転すると判定する。一例では、制御部14は、スリップ率Sが第1スリップ率TS1未満である場合、変速比を大きくする。
第1スリップ率TS1は、例えば以下の第1例および第2例のいずれかに従って設定される。第1例では、第1スリップ率TS1は、車輪Wが空転中である状態のスリップ率Sに基づいて設定される。一例では、第1スリップ率TS1は、車輪Wが空転し始めるスリップ率Sに基づいて予め設定される。第2例では、第1スリップ率TS1は、車輪Wが空転すると予測される状態のスリップ率Sに基づいて設定される。一例では、第1スリップ率TS1は、下記式[2]に基づいて設定される。
Figure 0007014666000002
変数Xは、現在の車輪Wのスリップ率Sが代入される。定数ΔT1は、車輪Wが空転し始めるまでに要すると予測される時間(以下、「第1予測時間」)が代入される。第1予測時間は、予め任意に設定される。定数TAは、車輪Wが空転し始めるスリップ率Sに関する値が代入される。第1スリップ率TS1は、例えば式[2]が成立するようなスリップ率Sに基づいて予め設定される。なお、制御部14は、現在のスリップ率Sとそのスリップ率Sの時間微分値との関係に応じて、式[2]が成立するように第1スリップ率TS1を更新してもよい。
制御部14は、スリップ率Sに関する情報に応じて、車輪Wがロック中である状態、または、直後に車輪Wがロックすると予測される状態において、変速比を小さくする。制御部14は、例えばスリップ率Sが第2スリップ率TS2以上である場合、車輪Wがロック中である、または、直後に車輪Wがロックすると判定する。一例では、制御部14は、スリップ率Sが第2スリップ率TS2以上である場合、変速比を小さくする。本実施形態では、第2スリップ率TS2は、第1スリップ率TS1よりも大きい。
第2スリップ率TS2は、例えば以下の第3例および第4例のいずれかに従って設定される。第3例では、第2スリップ率TS2は、車輪Wがロック中である状態のスリップ率Sに基づいて設定される。一例では、第2スリップ率TS2は、車輪Wがロックし始める
スリップ率Sに基づいて予め設定される。第4例では、第2スリップ率TS2は、車輪Wがロックすると予測される状態のスリップ率Sに基づいて設定される。一例では、第2スリップ率TS2は、下記式[3]に基づいて設定される。
Figure 0007014666000003
変数Xは、現在の車輪Wのスリップ率Sが代入される。定数ΔT2は、車輪Wがロックし始めるまでに要すると予測される時間(以下、「第2予測時間」)が代入される。第2予測時間は、予め任意に設定される。定数TBは、車輪Wがロックし始めるスリップ率Sに関する値が代入される。第2スリップ率TS2は、例えば式[3]が成立するようなスリップ率Sに基づいて予め設定される。なお、制御部14は、現在のスリップ率Sとそのスリップ率Sの時間微分値との関係に応じて、式[3]が成立するように第2スリップ率TS2を更新してもよい。
制御部14は、スリップ率Sが第3スリップ率TS3以上かつ第4スリップ率TS4未満である場合、スリップ率Sに対しては変速比を変更しない。第3スリップ率TS3は、例えば第1スリップ率TS1以上に設定されることが好ましい。一例では、第3スリップ率TS3は、第1スリップ率TS1と同じである。第4スリップ率TS4は、例えば第2スリップ率TS2以下に設定されることが好ましい。一例では、第4スリップ率TS4は、第2スリップ率TS2と同じである。
制御部14は、スリップ率Sに応じた変速比の変更後、スリップ率Sとは異なる第1変更情報に応じて変速比を変更する。第1変更情報は、スリップ率Sに応じた変速比の変更からの経過時間、および、人力駆動車Aが走行する路面の状態の少なくとも一方を含む。一例では、制御部14は、経過時間が所定時間以上である場合、変速比を変更する。所定時間は、予め任意に設定される。一例では、制御部14は、路面の状態が安定している場合、変速比を変更する。具体的には、制御部14は、路面の抵抗が所定抵抗未満、かつ、路面の勾配が所定勾配未満である場合、変速比を変更する。制御部14は、スリップ率Sに応じた変更前の変速比と一致するように、スリップ率Sに応じた変更前の変速比に近づくように、または、変速条件に応じた変速比と一致するように、第1変更情報に応じて変速比を変更する。
図2に示されるように、制御装置12は、情報を記憶する記憶部16をさらに備える。記憶部16は、不揮発性メモリおよび揮発性メモリを含む。記憶部16は、例えば制御のための各種プログラム、および、予め設定される情報等を記憶する。一例では、記憶部16は、変速条件に関する情報、および、スリップ率Sに関する情報等を記憶する。
人力駆動車Aは、各種の情報を検出する検出装置DDをさらに含む。検出装置DDは、車輪Wのスリップ率Sを検出する第1検出部DD1、第1変更情報を検出する第2検出部DD2、および、参照値を検出する第3検出部DD3を含む。第1検出部DD1は、車体速度Vvを検出するセンサ、および、車輪速度Vwを検出するセンサを含む(図示略)。第2検出部DD2は、経過時間を検出するセンサ、および、路面情報を検出するセンサの少なくとも一方を含む(図示略)。第3検出部DD3は、ケイデンスを検出するセンサ、クランクCに作用するトルクを検出するセンサ、車速を検出するセンサ、加速度を検出するセンサ、路面情報を検出するセンサ、空気抵抗情報を検出するセンサ、天候情報を外部から受信する受信機、および、気温情報を検出するセンサの少なくとも1つを含む(図示略)。トルクを検出するセンサは、例えば電動補助ユニットEに関する制御に用いられるセンサであってもよい。変速条件を規定する参照値として車速が適用される例では、第3検出部DD3を省略してもよい。
変速システム10は、操作可能なスイッチ18Aを含む操作部18をさらに備える。制御部14は、人力駆動車Aに搭載される変速装置Tを変速条件に応じて自動的に制御する第1モードと、変速装置Tを制御しない第2モードとを切り替える。一例では、制御部14は、操作部18の操作に応じて第1モードと第2モードとを切り替える。本実施形態では、制御部14は、スイッチ18Aが操作された状態において第1モードおよび第2モードの一方を選択し、スイッチ18Aが操作されなくなると第1モードおよび第2モードの他方を自動的に選択する。
図5および図6に示されるように、操作部18は、ハンドルHに設けられる。一例では、操作部18は、ユーザがハンドルHのグリップGRを握りながら操作可能な範囲に設けられることが好ましい。図示される例では、操作部18は、ハンドルHのグリップGRに設けられる。スイッチ18Aは、第1操作位置(図6参照)および第2操作位置(図5参照)を取り得るように操作可能である。スイッチ18Aの一例は、ボタンスイッチである。第1操作位置は、スイッチ18Aが操作された状態に関する操作位置である。第2操作位置は、スイッチ18Aの初期状態に関する操作位置である。操作部18は、第2操作位置に移動するようにスイッチ18Aを付勢する付勢部材18B(図2参照)をさらに含む。付勢部材18Bは、例えばスイッチ18Aを付勢するようにグリップGR内に設けられる。なお、図5および図6は、シフトレバーSLを省略したグリップGRおよびその周辺の構成を示す。
制御部14は、スイッチ18Aが第1操作位置に操作される場合に第1モードおよび第2モードの一方を選択し、スイッチ18Aが第2操作位置に操作される場合に第1モードおよび第2モードの他方を選択する。制御部14は、例えばスイッチ18Aが第2操作位置から第1操作位置に向けて操作されると第1モードおよび第2モードの一方を選択する。制御部14は、例えばスイッチ18Aが操作されなくなると、付勢部材18Bの付勢力によってスイッチ18Aが第1操作位置から第2操作位置に向けて自動的に操作され、第1モードおよび第2モードの他方を自動的に選択する。一例では、制御部14は、スイッチ18Aが第1操作位置に操作される場合に第2モードを選択し、スイッチ18Aが第2操作位置に操作される場合に第1モードを選択する。なお、制御部14は、第1モードおよび第2モードの一方を選択してから、または、スイッチ18Aが操作されていないことを検出してから、所定時間経過後に第1モードおよび第2モードの他方を自動的に選択してもよい。
図7を参照して、制御装置12が実行する制御の一例について説明する。
制御部14は、例えば第1モードにおいて以下の制御を実行する。制御部14は、ステップS11において、スリップ率Sが第1スリップ率TS1未満か否かを判定する。制御部14は、ステップS11において、スリップ率Sが第1スリップ率TS1未満であると判定した場合、ステップS12の処理に移行する。制御部14は、ステップS12において、変速比を大きくする。具体的には、制御部14は、変速比が大きくなるように変速装置Tを制御する。制御部14は、ステップS12の処理を終えるとステップS15の処理に移行する。
制御部14は、ステップS11において、スリップ率Sが第1スリップ率TS1以上であると判定した場合、ステップS13の処理に移行する。制御部14は、ステップS13において、スリップ率Sが第2スリップ率TS2以上か否かを判定する。制御部14は、ステップS13において、スリップ率Sが第2スリップ率TS2未満であると判定した場合、ステップS11に処理を戻す。具体的には、制御部14は、スリップ率Sが第1スリップ率TS1以上かつ第2スリップ率TS2未満であると判定した場合、スリップ率Sに対しては変速比を変更しない。換言すれば、制御部14は、スリップ率Sが第3スリップ
率TS3以上かつ第4スリップ率TS4未満であると判定した場合、スリップ率Sに対しては変速比を変更しない。
制御部14は、ステップS13において、スリップ率Sが第2スリップ率TS2以上であると判定した場合、ステップS14の処理に移行する。制御部14は、ステップS14において、変速比を小さくする。具体的には、制御部14は、変速比が小さくなるように変速装置Tを制御する。制御部14は、ステップS15において、第1変更情報に応じて変速比を変更する。以上の処理を経て、ステップS11~ステップS15の処理を終了する。制御部14は、第1モードが継続される期間において、ステップS11~ステップS15の処理を繰り返す。
(第2実施形態)
図8~図10を参照して、第2実施形態の変速システム10について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図8に示されるように、制御部14は、車輪Wのスリップ率Sに関する情報に応じて、変速装置Tに関連する所定制御を実行する。所定制御は、変速条件を変更する制御を含む。制御部14は、スリップ率Sに関する情報に応じて、車輪Wが空転中である状態、または、直後に車輪Wが空転すると予測される状態において、変速条件を変更する。制御部14は、例えばスリップ率Sが第5スリップ率TS5未満である場合、車輪Wが空転中である、または、直後に車輪Wが空転すると判定する。一例では、制御部14は、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満である場合、変速条件を変更する。第5スリップ率TS5は、例えば第1スリップ率TS1と同様の方法で設定される。
制御部14は、スリップ率Sに関する情報に応じて、車輪Wがロック中である状態、または、直後に車輪Wがロックすると予測される状態において、変速条件を変更する。制御部14は、例えばスリップ率Sが第6スリップ率TS6以上である場合、車輪Wがロック中である、または、直後に車輪Wがロックすると判定する。一例では、制御部14は、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上である場合、変速条件を変更する。本実施形態では、第6スリップ率TS6は、第5スリップ率TS5よりも大きい。第6スリップ率TS6は、例えば第2スリップ率TS2と同様の方法で設定される。
制御部14は、スリップ率Sが第7スリップ率TS7以上かつ第8スリップ率TS8未満である場合、スリップ率Sに対しては変速条件を変更しない。第7スリップ率TS7は、例えば第5スリップ率TS5以上に設定されることが好ましい。一例では、第7スリップ率TS7は、第5スリップ率TS5と同じである。第8スリップ率TS8は、例えば第6スリップ率TS6以下に設定されることが好ましい。一例では、第8スリップ率TS8は、第6スリップ率TS6と同じである。
図9に示されるように、制御部14は、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満である場合、第1閾値TH1および第2閾値TH2の少なくとも一方を変更する。一例では、制御部14は、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満である場合、第1閾値TH1に関する変速条件が成立しやすくなるように変速条件を変更する。具体的には、制御部14は、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満である場合、第1閾値TH1を小さくする。図9に示される実線の第1閾値TH1は、変更前の第1閾値TH1の一例を示す。図9に示される二点鎖線の第1閾値TH1は、変速条件が成立しやすくなるように変更した変更後の第1閾値TH1の一例を示す。
制御部14は、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上である場合、第1閾値TH1
および第2閾値TH2の少なくとも一方を変更する。一例では、制御部14は、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上である場合、第2閾値TH2に関する変速条件が成立しやすくなるように変速条件を変更する。具体的には、制御部14は、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上である場合、第2閾値TH2を大きくする。図9に示される実線の第2閾値TH2は、変更前の第2閾値TH2の一例を示す。図9に示される二点鎖線の第2閾値TH2は、変速条件が成立しやすくなるように変更した変更後の第2閾値TH2の一例を示す。
制御部14は、スリップ率Sに応じた変速条件の変更後、スリップ率Sとは異なる第2変更情報に応じて変速条件を変更する。第2変更情報は、スリップ率Sに応じた変速条件の変更からの経過時間、および、人力駆動車Aが走行する路面の状態の少なくとも一方を含む。一例では、制御部14は、経過時間が所定時間以上である場合、変速条件を変更する。所定時間は、予め任意に設定される。一例では、制御部14は、路面の状態が安定している場合、変速条件を変更する。具体的には、制御部14は、路面の抵抗が所定抵抗未満、かつ、路面の勾配が所定勾配未満である場合、変速条件を変更する。制御部14は、スリップ率Sに応じた変更前の変速条件と一致するように、または、スリップ率Sに応じた変更前の変速条件に近づくように、第2変更情報に応じて変速条件を変更する。
図10を参照して、制御装置12が実行する制御の一例について説明する。
制御部14は、例えば第1モードにおいて以下の制御を実行する。制御部14は、ステップS21において、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満か否かを判定する。制御部14は、ステップS21において、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満であると判定した場合、ステップS22の処理に移行する。制御部14は、ステップS22において、第1閾値TH1を小さくする。具体的には、制御部14は、第1閾値TH1が小さくなるように変速条件を変更する。制御部14は、ステップS22の処理を終えるとステップS25の処理に移行する。
制御部14は、ステップS21において、スリップ率Sが第5スリップ率TS5以上であると判定した場合、ステップS23の処理に移行する。制御部14は、ステップS23において、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上か否かを判定する。制御部14は、ステップS23において、スリップ率Sが第6スリップ率TS6未満であると判定した場合、ステップS21に処理を戻す。具体的には、制御部14は、スリップ率Sが第5スリップ率TS5以上かつ第6スリップ率TS6未満であると判定した場合、スリップ率Sに対しては変速条件を変更しない。換言すれば、制御部14は、スリップ率Sが第7スリップ率TS7以上かつ第8スリップ率TS8未満であると判定した場合、スリップ率Sに対しては変速条件を変更しない。
制御部14は、ステップS23において、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上であると判定した場合、ステップS24の処理に移行する。制御部14は、ステップS24において、第2閾値TH2を大きくする。具体的には、制御部14は、第2閾値TH2が大きくなるように変速条件を変更する。制御部14は、ステップS25において、第2変更情報に応じて変速条件を変更する。以上の処理を経て、ステップS21~ステップS25の処理を終了する。制御部14は、第1モードが継続される期間において、ステップS21~ステップS25の処理を繰り返す。
(変形例)
上記各実施形態に関する説明は、本発明に従う制御装置および変速システムが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う制御装置および変速システムは、例えば以下に示される上記各実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変形例にお
いて、各実施形態の形態と共通する部分については、各実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
・第1実施形態の制御部14の制御内容は、任意に変更可能である。第1例では、制御部14は、スリップ率Sが第1スリップ率TS1未満である場合、変速比を小さくする。第2例では、制御部14は、スリップ率Sが第2スリップ率TS2以上である場合、変速比を大きくする。
・第2実施形態の制御部14の制御内容は、任意に変更可能である。第1例では、制御部14は、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満である場合、第1閾値TH1を大きくする。第2例では、制御部14は、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満である場合、第2閾値TH2を小さくする。第3例では、制御部14は、スリップ率Sが第5スリップ率TS5未満である場合、第2閾値TH2を大きくする。第4例では、制御部14は、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上である場合、第1閾値TH1を小さくする。第5例では、制御部14は、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上である場合、第1閾値TH1を大きくする。第6例では、制御部14は、スリップ率Sが第6スリップ率TS6以上である場合、第2閾値TH2を小さくする。
・トラクションに関する情報は、任意に変更可能である。一例では、トラクションに関する情報は、人力駆動車AのクランクCに作用するトルクに関する情報を含む。この場合、制御部14は、トルクに関する情報に応じて、車輪Wが空転中である状態、または、直後に空転すると予測される状態において、変速比を大きくしてもよく、変速条件を変更してもよい。また、制御部14は、トルクに関する情報に応じて、車輪Wがロック中である状態、または、直後に車輪Wがロックすると予測される状態において、変速比を小さくしてもよく、変速条件を変更してもよい。
・スイッチ18Aの構成は、任意に変更可能である。第1例では、スイッチ18Aは、レバースイッチである。第2例では、スイッチ18Aは、タッチスイッチである。この場合、付勢部材18Bが操作部18から省略される。
・操作部18の配置は、任意に変更可能である。第1例では、操作部18は、バッテリBTまたはその付近に設けられる。第2例では、操作部18は、フレームA1またはフロントフォークA2に設けられる。
・操作部18に関する制御内容は、任意に変更可能である。第1例では、制御部14は、スイッチ18Aが操作されると第1モードおよび第2モードの一方を選択し、スイッチ18Aが再び操作されると第1モードおよび第2モードの他方を選択する。第2例では、制御部14は、スイッチ18Aが長押しされると第1モードおよび第2モードの一方を選択し、スイッチ18Aが再び長押しされると第1モードおよび第2モードの他方を選択する。
・変速システム10の構成は、任意に変更可能である。一例では、変速システム10は、人力駆動車Aに搭載される変速装置Tを変速条件に応じて自動的に制御する第1モードと、変速装置Tを制御しない第2モードとを切り替える制御部14を備える。変速システム10は、第1操作位置および第2操作位置を取り得るスイッチ18A、ならびに、第2操作位置に移動するようにスイッチ18Aを付勢する付勢部材18Bを含む操作部18をさらに備える。スイッチ18Aの一例は、ボタンスイッチまたはレバースイッチである。制御部14は、スイッチ18Aが第1操作位置に操作される場合に第1モードおよび第2モードの一方を選択し、スイッチ18Aが第2操作位置に操作される場合に第1モードおよび第2モードの他方を選択する。
・人力駆動車Aの種類は、任意に変更可能である。第1例では、人力駆動車Aは、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、シティサイクル、カーゴバイク、または、リカンベントである。第2例では、人力駆動車Aは、キックスケータである。
10…変速システム、12…制御装置、14…制御部、18…操作部、18A…スイッチ、18B…付勢部材、A…人力駆動車、S…スリップ率、T…変速装置、TS1…第1スリップ率、TS2…第2スリップ率、TS3…第3スリップ率、TS4…第4スリップ率、TS5…第5スリップ率、TS6…第6スリップ率、TS7…第7スリップ率、TS8…第8スリップ率、W…車輪。

Claims (31)

  1. 人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の車輪のトラクションに関する情報に応じて、前記変速装置に関連する所定制御を実行し、
    前記トラクションに関する情報は、前記車輪のスリップ率に関する情報を含み、
    前記所定制御は、前記変速条件を変更する制御、および、前記人力駆動車の変速比を変更する制御を含み、
    前記制御部は、前記スリップ率が第2スリップ率以上である場合、前記変速比を小さくする、制御装置。
  2. 人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の車輪のトラクションに関する情報に応じて、前記変速装置に関連する所定制御を実行し、
    前記トラクションに関する情報は、前記車輪のスリップ率に関する情報を含み、
    前記所定制御は、前記人力駆動車の変速比を変更する制御を含み、
    前記制御部は、前記スリップ率に関する情報に応じて、前記車輪が空転中である状態、または、直後に前記車輪が空転すると予測される状態において、前記変速比を大きくする、制御装置。
  3. 前記制御部は、前記スリップ率に関する情報に応じて、前記車輪が空転中である状態、または、直後に前記車輪が空転すると予測される状態において、前記変速比を大きくする、請求項に記載の制御装置。
  4. 人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の車輪のトラクションに関する情報に応じて、前記変速装置に関連する所定制御を実行し、
    前記トラクションに関する情報は、前記車輪のスリップ率に関する情報を含み、
    前記所定制御は、前記人力駆動車の変速比を変更する制御を含み、
    前記制御部は、前記スリップ率が第1スリップ率未満である場合、前記変速比を大きくする、制御装置。
  5. 前記制御部は、前記スリップ率が第1スリップ率未満である場合、前記変速比を大きくする、請求項からのいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の車輪のトラクションに関する情報に応じて、前記変速装置に関連する所定制御を実行し、
    前記トラクションに関する情報は、前記車輪のスリップ率に関する情報を含み、
    前記所定制御は、前記人力駆動車の変速比を変更する制御を含み、
    前記制御部は、前記スリップ率に関する情報に応じて、前記車輪がロック中である状態、または、直後に前記車輪がロックすると予測される状態において、前記変速比を小さくする、制御装置。
  7. 前記制御部は、前記スリップ率に関する情報に応じて、前記車輪がロック中である状態、または、直後に前記車輪がロックすると予測される状態において、前記変速比を小さくする、請求項からのいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の車輪のトラクションに関する情報に応じて、前記変速装置に関連する所定制御を実行し、
    前記トラクションに関する情報は、前記車輪のスリップ率に関する情報を含み、
    前記所定制御は、前記人力駆動車の変速比を変更する制御を含み
    前記制御部は、前記スリップ率が第3スリップ率以上かつ第4スリップ率未満である場合、前記スリップ率に対しては前記変速比を変更しない、制御装置。
  9. 前記制御部は、前記スリップ率が第3スリップ率以上かつ第4スリップ率未満である場合、前記スリップ率に対しては前記変速比を変更しない、請求項からのいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 前記制御部は、前記スリップ率が第2スリップ率以上である場合、前記変速比を小さくする、請求項2、4、6、および、8のいずれか一項に記載の制御装置。
  11. 人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の車輪のトラクションに関する情報に応じて、前記変速装置に関連する所定制御を実行し、
    前記トラクションに関する情報は、前記車輪のスリップ率に関する情報を含み、
    前記所定制御は、前記変速条件を変更する制御を含み、
    前記所定制御は、前記人力駆動車の変速比を変更する制御を含み、
    前記制御部は、前記スリップ率に応じた前記変速比の変更後、前記スリップ率とは異なる第1変更情報に応じて前記変速比を変更する、制御装置。
  12. 前記制御部は、前記スリップ率に応じた前記変速比の変更後、前記スリップ率とは異なる第1変更情報に応じて前記変速比を変更する、請求項から10のいずれか一項に記載の制御装置。
  13. 前記第1変更情報は、前記スリップ率に応じた前記変速比の変更からの経過時間、および、前記人力駆動車が走行する路面の状態の少なくとも一方を含む、請求項11または12に記載の制御装置。
  14. 前記制御部は、前記経過時間が所定時間以上である場合、前記変速比を変更する、請求項13に記載の制御装置。
  15. 前記制御部は、前記路面の状態が安定している場合、前記変速比を変更する、請求項13または14に記載の制御装置。
  16. 前記制御部は、前記スリップ率に応じた変更前の変速比と一致するように、前記スリップ率に応じた変更前の変速比に近づくように、または、前記変速条件に応じた変速比と一致するように、前記第1変更情報に応じて前記変速比を変更する、請求項11から15のいずれか一項に記載の制御装置。
  17. 前記所定制御は、前記変速条件を変更する制御を含む、請求項、および、のいずれか一項に記載の制御装置。
  18. 人力駆動車に搭載される変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動車の車輪のトラクションに関する情報に応じて、前記変速装置に関連する所定制御を実行し、
    前記トラクションに関する情報は、前記車輪のスリップ率に関する情報を含み、
    前記所定制御は、前記変速条件を変更する制御を含み、
    前記制御部は、前記スリップ率が第5スリップ率未満である場合、前記変速条件を変更する、制御装置。
  19. 前記制御部は、前記スリップ率が第5スリップ率未満である場合、前記変速条件を変更する、請求項17に記載の制御装置。
  20. 前記制御部は、前記スリップ率が第6スリップ率以上である場合、前記変速条件を変更する、請求項17から19のいずれか一項に記載の制御装置。
  21. 前記制御部は、前記スリップ率が第7スリップ率以上かつ第8スリップ率未満である場合、前記スリップ率に対しては前記変速条件を変更しない、請求項17から20のいずれか一項に記載の制御装置。
  22. 前記制御部は、前記スリップ率に応じた前記変速条件の変更後、前記スリップ率とは異なる第2変更情報に応じて前記変速条件を変更する、請求項17から21のいずれか一項に記載の制御装置。
  23. 前記第2変更情報は、前記スリップ率に応じた前記変速条件の変更からの経過時間、および、前記人力駆動車が走行する路面の状態の少なくとも一方を含む、請求項22に記載の制御装置。
  24. 前記制御部は、前記経過時間が所定時間以上である場合、前記変速条件を変更する、請求項23に記載の制御装置。
  25. 前記制御部は、前記路面の状態が安定している場合、前記変速条件を変更する、請求項23または24に記載の制御装置。
  26. 前記制御部は、前記スリップ率に応じた変更前の前記変速条件と一致するように、または、前記スリップ率に応じた変更前の前記変速条件に近づくように、前記第2変更情報に応じて前記変速条件を変更する、請求項22から25のいずれか一項に記載の制御装置。
  27. 請求項1から26のいずれか一項に記載の制御装置と、
    前記変速装置と、を備える変速システム。
  28. 操作可能なスイッチを含む操作部を備え、
    前記制御部は、
    前記変速装置を前記変速条件に応じて自動的に制御する第1モードと、前記変速装置を制御しない第2モードとを切り替え、
    前記スイッチが操作された状態において前記第1モードおよび前記第2モードの一方を選択し、前記スイッチが操作されなくなると前記第1モードおよび前記第2モードの他方を自動的に選択する、請求項27に記載の変速システム。
  29. 前記制御部は、前記第1モードおよび前記第2モードの一方を選択してから、または、前記スイッチが操作されていないことを検出してから、所定時間経過後に前記第1モードおよび前記第2モードの他方を自動的に選択する、請求項28に記載の変速システム。
  30. 前記スイッチは、第1操作位置および第2操作位置を取り得るように操作可能であり、
    前記操作部は、前記第2操作位置に移動するように前記スイッチを付勢する付勢部材をさらに含み、
    前記制御部は、前記スイッチが前記第1操作位置に操作される場合に前記第1モードおよび前記第2モードの一方を選択し、前記スイッチが前記第2操作位置に操作される場合に前記第1モードおよび前記第2モードの他方を選択する、請求項28に記載の変速システム。
  31. 第1操作位置および第2操作位置を取り得るスイッチ、ならびに、前記第2操作位置に移動するように前記スイッチを付勢する付勢部材を含む操作部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記変速装置を変速条件に応じて自動的に制御する第1モードと、前記変速装置を制御しない第2モードとを切り替え、
    前記スイッチが前記第1操作位置に操作される場合に前記第1モードおよび前記第2モードの一方を選択し、前記スイッチが前記第2操作位置に操作される場合に前記第1モードおよび前記第2モードの他方を選択する、請求項27に記載の変速システム。
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