JP7014615B2 - 水電解装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解して酸素と水素を発生させる水電解装置に関する。
水電解装置は、水を電気分解して水素(及び酸素)を発生させるものとして周知であり、得られた水素は、例えば、燃料電池に供給されて燃料ガスとして用いられる。
一層具体的には、水電解装置は、固体高分子からなる電解質膜の一面にアノード電極触媒層が形成され、他の一面にカソード電極触媒層が形成された電解質膜・電極構造体を有する。電解質膜・電極構造体は、アノード電極触媒層及びカソード電極触媒層の外方にそれぞれ配設される給電体に挟まれる。給電体を介して電解質膜・電極構造体に電力が供給されると、アノード電極触媒層にて水が電気分解され、これにより水素イオン(プロトン)と酸素が生成される。この中のプロトンは、電解質膜を透過してカソード電極触媒層に移動し、電子と結合して水素に変化する。その一方で、アノード電極触媒層にて生成された酸素は、余剰の水とともに水電解装置から排出される。
ここで、カソード電極触媒層で発生した水素を、アノード電極触媒層で生成された酸素に比して高圧なものとして得る場合がある。この種の水電解装置は、特許文献1に記載されるように、差圧式高圧水電解装置として知られている。差圧式高圧水電解装置ではカソード側の内圧が大きくなるため、カソード側に、水素が漏洩することを防止するためのシール部材(例えば、Oリング)と、その外方からシール部材を囲繞する耐圧部材とが設けられる。
特開2016-89229号公報
シール部材には、水素の圧力が作用する。近時、水素を大きな高圧で得ることが要請されているが、シール部材に過度の高圧が作用すると、該シール部材が損傷する懸念がある。この場合、十分なシール能力を得ることが困難となる。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、シール部材が損傷する懸念が払拭されるとともに、十分なシール能力を得ることが可能な水電解装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、アノード側セパレータと、
カソード側セパレータと、
アノード電極触媒層とカソード電極触媒層が電解質膜に設けられることで構成され、前記アノード側セパレータと前記カソード側セパレータとの間に位置する電解質膜・電極構造体と、
前記カソード側セパレータと前記電解質膜・電極構造体との間に介在し、前記カソード電極触媒層を囲繞するシール部材と、
前記シール部材を外方から囲繞する耐圧部材と、
を備える水電解装置であって、
前記耐圧部材は、前記シール部材に対向する部位に、前記シール部材に指向して突出し、前記電解質膜に当接する膜当接面と、前記カソード電極触媒層で発生した水素に押圧された前記シール部材が当接するシール当接面とを含む突出部を有することを特徴とする。
この場合、生成された水素から押圧を受けたシール部材が、外周側の耐圧部材のシール当接面を強く押圧する。この際、シール部材は耐圧部材のシール当接面に押さえ付けられ、一方、耐圧部材は、シール当接面が押圧されることに伴って膜当接面が電解質膜に押さえ付けられる。シール当接面に対する押圧力が膜当接面に分散されるからである。この押さえ付けにより、電解質膜と耐圧部材が互いに密着する。このため、電解質膜側にシール部材が潜り込んではみ出すことが著しく低減される。
水素の生成が停止されると、押圧を受けて圧縮されていたシール部材が伸長して元の形状に戻ろうとする。上記したようにシール部材が電解質膜側に潜り込まないため、シール部材の形状復帰の際に該シール部材が破損することを有効に防止することができる。すなわち、シール部材が損傷する懸念が払拭されるとともに、十分なシール能力を得ることができる。
しかも、電解質膜が膜当接面によって押さえ付けられるため、該電解質が位置ズレを起こし難い。その結果として、水素の生成・生成停止の圧力変動に伴って電解質膜に皺が発生することが抑制される。このような理由から、電解質膜が損傷することを抑制することも可能である。
耐圧部材に、前記突出部とは別の突出部(第2の突出部)を設けるようにしてもよい。該別の突出部は、カソード側セパレータに当接するセパレータ当接面を有し、且つ前記突出部とシール当接面を共有するものとすればよい。この場合、突出部と別の突出部との間には、シール当接面を内面とする凹部が形成される。すなわち、凹部は、シール部材の一部が進入して収容される収容部となる。
この場合、シール部材の押圧力がセパレータ当接面側にも分散される。従って、電解質膜と耐圧部材との間、耐圧部材とカソード側セパレータとの間に力が集中することが回避されるので、シール部材が、電解質膜と耐圧部材との間や、耐圧部材とカソード側セパレータとの間に進入することが一層困難となる。このため、シール部材が損傷することを一層有効に回避することができる。
凹部の内面は、円弧状に湾曲形成されていることが好ましい。この場合、水素からの押圧を受けたシール部材は、その外周壁が凹部の内面に倣うように圧縮変形される。このため、シール部材の押圧力が耐圧部材の厚み方向の全体にわたって容易に分散される。
シール部材は、その断面が円形状をなすものであり、且つ凹部の最深部の曲率半径がシール部材の断面の曲率半径に比して大きいことが好ましい。これにより、特に突出部の、膜当接面とシール当接面との交差角度が小さくなる。その結果として、シール部材が突出部に案内されて凹部に進入し易くなる。このことから、シール部材が、電解質膜と耐圧部材との間に進入することが一層困難となる。
さらに、凹部の開口幅を、シール部材の断面の直径に比して大きく設定することが好ましい。この場合、水素から押圧を受けたシール部材が凹部内に進入することが一層容易となるからである。
別の突出部を設ける場合、セパレータ当接面とシール当接面との交差角度を0°超~45°未満の範囲内とすることが好ましい。この場合、シール部材が耐圧部材とカソード側セパレータとの間に進入することも困難となる。同様に、突出部の、膜当接面とシール当接面との交差角度も0°超~45°未満とすると、シール部材が電解質膜と耐圧部材との間に進入することが一層困難となる。
本発明によれば、カソードをシールするシール部材を外方から囲繞する耐圧部材の、シール部材に対向する部位(内周壁)に、シール部材に指向して突出し、電解質膜に当接する膜当接面と、カソード電極触媒層で発生した水素に押圧されたシール部材が当接するシール当接面とを含む突出部を設けるようにしている。従って、シール部材が、生成された水素から押圧を受けることに伴ってシール当接面を押圧すると、その押圧力が膜当接面に分散する。
従って、膜当接面が電解質膜に押さえ付けられる。このため、シール部材が電解質膜と耐圧部材との間に進入すること、換言すれば、引っ掛かることが防止されるので、水素の生成が停止されてカソード側が脱圧された際、圧縮されていたシール部材が伸長する(元の形状に戻る)ことが容易である。これにより、シール部材が損傷する懸念が払拭されるとともに、十分なシール能力を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る差圧式高圧水電解装置(水電解装置)の概略全体斜視図である。 図1の差圧式高圧水電解装置を構成する高圧水電解セルの分解斜視図である。 図2中のIII-III線矢視断面図である。 高圧水電解セルの要部拡大断面図である。 図4から大Oリング(シール部材)が内周壁側から押圧されて圧縮された状態を示す要部拡大断面図である。 突出部や凹部が形成されていない耐圧部材を用いたときの、大Oリングが内周壁側から押圧されて圧縮された状態を示す要部拡大断面図である。 第1突出部(突出部)に比して突出量が小さな第2突出部(別の突出部)が設けられた耐圧部材を用いた高圧水電解セルの要部拡大断面図である。 シール当接面とセパレータ当接面との交差角度が直角に設定された第2突出部が設けられた耐圧部材を用いた高圧水電解セルの要部拡大断面図である。 突出部の上端がその厚み方向の略中央である耐圧部材を用いた高圧水電解セルの要部拡大断面図である。 突出部の上端がその上端と一致する耐圧部材を用いた高圧水電解セルの要部拡大断面図である。
以下、本発明に係る水電解装置につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る差圧式高圧水電解装置10(水電解装置)の概略全体斜視図である。この差圧式高圧水電解装置10は、複数の高圧水電解セル12が積層された積層体14を備える。なお、図1では高圧水電解セル12を鉛直方向(矢印A方向)に沿って積層しているが、水平方向(矢印B方向)に沿って積層するようにしてもよい。
積層体14の積層方向一端(上端)には、いずれも略円盤形状をなすターミナルプレート16a、絶縁プレート18a及びエンドプレート20aが、下方から上方に向かってこの順序で配設される。積層体14の積層方向他端(下端)にも同様に、いずれも略円盤形状をなすターミナルプレート16b、絶縁プレート18b及びエンドプレート20bが、上方から下方に向かってこの順序で配設される。
差圧式高圧水電解装置10は、矢印A方向に延在する4本のタイロッド22を介してエンドプレート20a、20b間が一体的に締め付け保持され、積層方向に締結される。なお、差圧式高圧水電解装置10は、エンドプレート20a、20bを端板として含む箱状ケーシング(図示せず)により一体的に保持される構成を採用してもよい。また、差圧式高圧水電解装置10は、全体として略円柱体形状を有しているが、立方体形状等の種々の形状に設定可能である。
ターミナルプレート16a、16bの側部には、端子部24a、24bが外方に突出して設けられる。端子部24a、24bには、導線26a、26bを介して電解電源28が電気的に接続される。
図2及び図3に示すように、高圧水電解セル12は、略円盤状の電解質膜・電極構造体30と、該電解質膜・電極構造体30を挟持するアノード側セパレータ32及びカソード側セパレータ34とを備える。アノード側セパレータ32とカソード側セパレータ34との間には、略円環形状をなす樹脂枠部材36が配置される。樹脂枠部材36の中空内部には、電解質膜・電極構造体30等が収容される。
樹脂枠部材36の上開口底部、下開口底部には、シール部材37a、37bが設けられる。アノード側セパレータ32、カソード側セパレータ34は、これらシール部材37a、37bのそれぞれを介して樹脂枠部材36の上開口底部、下開口底部を閉塞する。
樹脂枠部材36の直径方向一端には、積層方向(矢印A方向)に互いに連通して、水(純水)を供給するための水供給連通孔38aが設けられる。また、樹脂枠部材36の直径方向他端には、反応により生成された酸素及び未反応の水(混合流体)を排出するための水排出連通孔38bが設けられる。
図1に示すように、積層方向の最下方に配置される樹脂枠部材36の側部には、水供給連通孔38aに連通する水供給口39aが接続される。また、積層方向の最上方に配置される樹脂枠部材36の側部には、水排出連通孔38bに連通する水排出口39bが接続される。
高圧水電解セル12の中央部には、電解領域の略中央を貫通して積層方向に互いに連通する高圧水素連通孔38cが設けられる(図2及び図3参照)。高圧水素連通孔38cは、反応により生成され、同じく反応により生成された酸素よりも高圧(例えば、1MPa~80MPa)な水素を排出する。
アノード側セパレータ32及びカソード側セパレータ34は、略円盤状を有するとともに、例えば、カーボン部材等で構成される。アノード側セパレータ32及びカソード側セパレータ34は、その他、鋼板、ステンレス鋼板、チタン板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、又はその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板をプレス成形することで得るようにしてもよい。あるいは、切削加工した後に防食用の表面処理を施して構成してもよい。
電解質膜・電極構造体30は、略リング形状をなす固体高分子膜からなる電解質膜40を備える。電解質膜40は、リング形状を有する電解用のアノード給電体42及びカソード給電体44により挟持される。電解質膜40は、例えば、炭化水素(HC)系の膜又はフッ素系の固体高分子膜により構成される。
電解質膜40の一方の面には、リング形状を有するアノード電極触媒層42aが設けられる。電解質膜40の他方の面には、リング形状を有するカソード電極触媒層44aが形成される。アノード電極触媒層42aとしては、例えば、Ru(ルテニウム)系触媒が使用され、カソード電極触媒層44aとしては、例えば、白金触媒が使用される。電解質膜40、アノード電極触媒層42a、カソード電極触媒層44aの略中央部には、高圧水素連通孔38cが形成される。
アノード給電体42及びカソード給電体44は、例えば、球状アトマイズチタン粉末の焼結体(多孔質導電体)により構成される。アノード給電体42及びカソード給電体44は、研削加工後にエッチング処理される平滑表面部を設けるとともに、空隙率が10%~50%、より好ましくは20%~40%の範囲内に設定される。アノード給電体42の外周縁部には、枠部42eが嵌め込まれる。枠部42eは、アノード給電体42よりも緻密に構成する。なお、アノード給電体42の外周部を緻密に構成することにより、前記外周部を枠部42eとすることもできる。
樹脂枠部材36の中空内部とアノード側セパレータ32により、アノード給電体42が収容されるアノード室45anが形成される。一方、樹脂枠部材36の中空内部とカソード側セパレータ34により、カソード給電体44が収容されるカソード室45caが形成される。
アノード側セパレータ32とアノード給電体42との間(アノード室45an)には、水流路部材46が介装されるとともに、前記アノード給電体42とアノード電極触媒層42aとの間には、保護シート部材48が介装される。図2に示すように、水流路部材46は略円板形状を有し、外周部には、略180°の位相差で入口突起部46a及び出口突起部46bが形成される。
入口突起部46aには、水供給連通孔38aに連通する供給連結路50aが形成される。この供給連結路50aは、水流路50bに連通する(図3参照)。さらに、水流路50bには複数個の孔部50cが連通し、該孔部50cは、アノード給電体42に向かって開口する。一方、出口突起部46bには、水流路50bに連通する排出連結路50dが形成され、この排出連結路50dは水排出連通孔38bに連通する。
保護シート部材48は、その内周がアノード給電体42及びカソード給電体44の内周よりも内方に配置されるとともに、その外周位置が電解質膜40、アノード給電体42及び水流路部材46の外周位置と同一位置に設定される。また、保護シート部材48は、アノード電極触媒層42aの積層方向に対向する範囲(電解領域)に設けられる複数の貫通孔48aを有するとともに、電解領域の外方に枠部48bを有する。枠部48bには、例えば、長方形状の孔部(図示せず)が形成される。
アノード側セパレータ32と電解質膜40との間には、高圧水素連通孔38cを囲繞する連通孔部材52が配置される。連通孔部材52は略円柱形状をなし、軸方向両端には、リング状に切り欠かれた形状のシール室52a、52bが設けられる。シール室52a、52bには、高圧水素連通孔38cを周回してシールするシール部材(小Oリング)54a、54bが配置される。連通孔部材52の電解質膜40に対向する端面には、保護シート部材48が配置される溝部52sが形成される。
シール室52a、52bと高圧水素連通孔38cとの間には、円筒形状の多孔質部材56が配設される。多孔質部材56の中央部には、高圧水素連通孔38cが形成される。多孔質部材56は、アノード側セパレータ32と電解質膜40との間に介装される。多孔質部材56は、セラミック製多孔質体、樹脂製多孔質体又はセラミックと樹脂との混合材料製多孔質体で形成されるが、その他、種々の材料を用いてもよい。
図2及び図3に示すように、カソード室45caには、カソード給電体44を電解質膜40側に指向して押圧する荷重付与機構58が配置される。この荷重付与機構58は、弾性部材、例えば、板ばね60を含んで構成され、該板ばね60は、金属製の板ばねホルダ(シム部材)62を介してカソード給電体44に荷重を付与する。なお、弾性部材としては、板ばね60の他、皿ばねやコイルスプリング等を使用することができる。
カソード給電体44と板ばねホルダ62との間には、導電シート66が配置される。導電シート66は、例えば、チタン、SUS又は鉄等の金属シートにより構成されるとともに、リング形状を有し、カソード給電体44と略同一の直径に設定される。
カソード給電体44の中央部には、導電シート66と電解質膜40との間に位置して絶縁部材、例えば、樹脂シート68が配置される。樹脂シート68は、カソード給電体44の内周面に嵌合する。樹脂シート68は、カソード給電体44と略同一の厚さに設定される。樹脂シート68としては、例えば、PEN(ポリエチレンナフタレート)やポリイミドフィルム等が使用される。
樹脂シート68とカソード側セパレータ34との間には、連通孔部材70が配置される。連通孔部材70は円筒形状を有し、中央部に高圧水素連通孔38cが形成される。連通孔部材70の軸方向一端には、カソード室45caと高圧水素連通孔38cとを連通する水素排出通路71が形成される。
カソード室45caには、カソード給電体44、板ばねホルダ62及び導電シート66の外周を周回する大Oリング72(シール部材)が配置される。本実施の形態においては、大Oリング72として、その断面が円形状であるものを例示している。大Oリング72とカソード電極触媒層44aとの間には、カソード電極触媒層44aで発生した水素が進入可能な空隙73が形成される。該空隙73は、カソード室45caの一部である。
大Oリング72の外周側には、該大Oリング72よりも高硬度な耐圧部材74が配置される。耐圧部材74は、略リング形状を有するとともに、外周部が樹脂枠部材36の内周部に嵌合する。
図4に詳細を示すように、耐圧部材74の内周側、すなわち、大Oリング72を臨む側の部位は、外周側に向かって円弧状に切り欠かれたような形状をなしており、これにより凹部80が形成されている。切欠量(凹部80の陥没量)は、耐圧部材74の厚み方向の略中央で最大である。換言すれば、凹部80の最深部は、耐圧部材74の厚み方向の略中央に位置する。このような凹部80が形成されることにより、耐圧部材74の厚み方向の下端及び上端に、第1突出部82(突出部)、第2突出部84(別の突出部)が凹部80に対して相対的に突出する。第1突出部82、第2突出部84の基端は、凹部80の底部と面一である。
第1突出部82は、電解質膜40に当接する膜当接面86と、該膜当接面86から折り返すように連なり、且つ前記凹部80の湾曲内面と一体的に連なるシール当接面88とを有する。凹部80の湾曲内面とシール当接面88には、発生した水素に押圧された大Oリング72の外周壁が当接する。なお、水素の押圧力が大Oリング72に作用していない時点で、該大Oリング72の外周壁がシール当接面88に当接していてもよい。
一方の第2突出部84は、凹部80の最深部を基準として、第1突出部82と線対称に設けられる。この第2突出部84は、第1突出部82とシール当接面88を共有するとともに、カソード側セパレータ34に当接するセパレータ当接面90を有する。
膜当接面86とシール当接面88との交差角度θ1、セパレータ当接面90とシール当接面88との交差角度θ2はいずれも鋭角であり、好ましくは0°超~45°未満の範囲内である。この場合、後述するように、高圧の水素が発生して大Oリング72に押圧力が作用したとき、この押圧力が耐圧部材74側に良好に伝達されるようになる。
凹部80には、水素から押圧を受けて圧縮された大Oリング72の一部が進入して収容される。すなわち、凹部80は収容部として機能する。凹部80(湾曲内面)の最深部の曲率半径R1は、大Oリング72の断面の半径R2に比して大きく設定することが好ましい。この場合、交差角度θ1、θ2を0°超~45°未満の範囲内とすることが容易となるからである。
凹部80の開口幅(第1突出部82の先端上面から第2突出部84の先端下面までの距離)Wは、大Oリング72の断面の直径、すなわち、R2の2倍よりも大きいことが好ましい。従って、耐圧部材74の厚みを、大Oリング72の直径に比して大きくするとよい。これにより、水素から押圧を受けた大Oリング72が凹部80に進入することが容易となる。
本実施の形態に係る差圧式高圧水電解装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果について、該差圧式高圧水電解装置10の動作との関係で説明する。
水の電気分解を開始するに際しては、図1に示すように、水供給口39aから水供給連通孔38aに水が供給されるとともに、ターミナルプレート16a、16bの端子部24a、24bに導線26a、26bを介して電解電源28からの電力が付与される。このため、図3に示すように、各高圧水電解セル12では、水供給連通孔38aから供給連結路50aを通って水流路部材46の水流路50bに水が供給される。水は、複数個の孔部50cからアノード給電体42に供給され、多孔質体である該アノード給電体42内に移動する。
水は、さらに、貫通孔48aを通過してアノード電極触媒層42aに到達する。このアノード電極触媒層42aにて水が電気分解され、プロトン、電子及び酸素が生成される陽極反応が生起される。この中のプロトンは電解質膜40を透過してカソード電極触媒層44a側に移動し、電子と結合する陰極反応を起こす。その結果、気相としての水素が得られる。
水素は、カソード給電体44の内部の水素流路に沿ってカソード室45caに流動し、さらに、水素排出通路71から高圧水素連通孔38cに排出される。水素は、水供給連通孔38aよりも高圧に維持された状態で、高圧水素連通孔38cを流れて差圧式高圧水電解装置10の外部に取り出し可能となる。一方、陽極反応により生成した酸素と未反応の水とは、水排出連通孔38bから水排出口39bを介して差圧式高圧水電解装置10の外部に排出される。
カソード電極触媒層44aで発生した水素の一部は、空隙73を含むカソード室45caに進入する。カソード室45ca、ひいては空隙73に進入した水素が上記したように高圧であるため、各高圧水電解セル12では、大Oリング72の内方が高圧、外方が低圧となる。このため、図5に示すように、大Oリング72に対し、該大Oリング72を耐圧部材74側に押し付けるように移動させ且つ圧縮させる押圧力が作用する。
図6に示すように、第1突出部82、第2突出部84及び凹部80が形成されておらず、その内周壁が厚み方向に沿って直線形状である耐圧部材74aを用いた場合、内周側から高圧の水素に押圧された大Oリング72の外周側では、特に、耐圧部材74aの隅部に力が作用する。その結果、耐圧部材74a側に臨む外周壁の一部、すなわち、電解質膜40と耐圧部材74aとで形成される角部に近接する部位と、耐圧部材74aとカソード側セパレータ34とで形成される角部に近接する部位が、それぞれ、該角部に指向して押し付けられる。このことから、耐圧部材74aの、角部に臨む部位に押圧力が集中すると推察される。
電解質膜40は薄膜であり、且つ大Oリング72はゴム等からなる。このため、電解質膜40及び大Oリング72は比較的軟質である。従って、水素の圧力が過度に大きい場合、大Oリング72の外周壁の一部が電解質膜40と耐圧部材74aとの間の僅かなクリアランスに進入する可能性がある。換言すれば、大Oリング72が電解質膜40と耐圧部材74aとの間に潜り込む。この状態で水素の生成が停止され、且つ大Oリング72の内周壁側が後述の脱圧によって常圧に戻されると、大Oリング72の内周壁側が直径方向内方に引っ張られることになる。その結果として、大Oリング72が損傷に至る懸念がある。
これに対し、本実施の形態においては、耐圧部材74の内周壁側に、厚み方向の略中央部が最深部となるように円弧形状に切り欠いた形状の凹部80を形成し、これにより、凹部80に対して相対的に突出した第1突出部82、第2突出部84を形成するようにしている。この場合、図5に示すように、大Oリング72の外周壁は、内周壁側が水素から押圧を受けたとき、凹部80内に進入することが可能である。凹部80の開口幅Wが大Oリング72の直径に比して大きいとき、この進入は容易である。
しかも、第1突出部82の、膜当接面86とシール当接面88との交差角度θ1と、第2突出部84の、セパレータ当接面90とシール当接面88との交差角度θ2のいずれも鋭角であり、好ましくは0°超~45°未満の範囲内である。従って、大Oリング72は、第1突出部82及び第2突出部84に案内されて凹部80内に進入する。すなわち、このことも、大Oリング72が凹部80内に進入することを容易にする。
凹部80内に進入した外周壁は、凹部80の湾曲内面の円弧形状に倣って湾曲する。このため、大Oリング72の押圧力が凹部80の湾曲内面に沿って分散される。すなわち、押圧力が角部に集中することが回避される。このことと、大Oリング72が凹部80内に進入し易いこととが相俟って、大きな高圧で水素を発生させたときであっても、耐圧部材74の内周壁に押し付けられた大Oリング72の外周壁が、電解質膜40と第1突出部82との間、ないしは第2突出部84とカソード側セパレータ34との間のクリアランスに進入する(潜り込む)ことが抑制される。
すなわち、本実施の形態によれば、大Oリング72の外周壁が電解質膜40と耐圧部材74との間、ないし耐圧部材74とカソード側セパレータ34との間に引っ掛かることが回避される。従って、カソードの脱圧が行われたとき、大Oリング72は、外周壁が直径方向内方に指向して移動すること、換言すれば、元の形状に戻ることが容易である。このため、大Oリング72が損傷することを回避することができる。従って、大Oリング72により、十分なシール能力が得られる。
ここで、凹部80の湾曲内面(シール当接面88)には大Oリング72が当接する。このために第1突出部82が大Oリング72から押圧を受けるので、膜当接面86が電解質膜40に押し付けられる。従って、電解質膜・電極構造体30が保護シート部材48に強力に押し付けられる。
第1突出部82が存在しない場合、水素から押圧を受けた大Oリング72が移動することに伴って電解質膜40が引っ張られ、該電解質膜40に皺が発生する懸念がある。これに対し、本実施の形態では、上記のように大Oリング72が第1突出部82を押圧することで、電解質膜40(電解質膜・電極構造体30)が保護シート部材48に押し付けられる。
この押圧により、電解質膜・電極構造体30が保護シート部材48に対して位置ズレを起こすことが困難となる。従って、大Oリング72が移動したとしても、これに伴って電解質膜40が引っ張られることが回避される。このため、該電解質膜40に皺が発生する懸念が払拭される。
しかも、この押し付けによって膜当接面86が電解質膜40に密着するので、電解質膜40と耐圧部材74との間のクリアランスが狭小化される。従って、大Oリング72が電解質膜40と耐圧部材74との間に進入することが一層困難となる。
電気分解を停止するべく差圧式高圧水電解装置10の運転を停止するに際しては、低圧(常圧)側のアノード室45anと高圧側のカソード室45caとの差圧を解消させるために、カソード室45caに脱圧(減圧)処理が施される。その結果、大Oリング72の内方と外方が同圧となる。このために大Oリング72が水素による押圧から解放されるので、該大Oリング72が伸長して元の形状に戻るとともに、元の位置に移動する。
このときにも、耐圧部材74の第1突出部82が電解質膜40に当接している状態が継続されている。従って、上記と同様に電解質膜・電極構造体30が保護シート部材48に対して位置ズレを起こすことは困難であり、大Oリング72の移動に伴って電解質膜40が引っ張られることが回避される。すなわち、該電解質膜40に皺が発生する懸念が払拭される。
電気分解の開始と停止が繰り返される状況下においても、上記と同様の理由で大Oリング72が移動することに伴って電解質膜40が引っ張られることが回避される。従って、皺が発生することが防止される。皺の発生は損傷の一因となることから、本実施の形態によれば、電気分解の開始時(水素の発生時)と停止時との差圧に起因して電解質膜・電極構造体30が損傷することを有効に回避することができる。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、第1突出部82と第2突出部84を線対称とする必要は特になく、図7に示すように、例えば、第2突出部84の突出量が第1突出部82に比して小さく設定された耐圧部材74bであってもよい。
カソード側セパレータ34は硬質であり、大Oリング72は、該カソード側セパレータ34と耐圧部材74との間に対し、電解質膜40と耐圧部材74との間よりも比較的進入し難い。そこで、第2突出部84の交差角度θ2が、例えば、図8に示すように、直角に設定された耐圧部材74cを用いるようにしてもよい。
また、図9や図10に示すように、電解質膜40に当接する突出部100、102のみが設けられた耐圧部材74d、74eを採用するようにしてもよい。突出部100は、耐圧部材74dの厚み方向の略中央を上端とし、一方、突出部102の上端は、耐圧部材74eの上端に一致している。
さらに、シール部材は大Oリング72(Oリング)に特に限定されるものではなく、Xリングや角リング等であってもよい。
いずれの場合においても、上記と同様の効果が得られる。
10…差圧式高圧水電解装置 12…高圧水電解セル
14…積層体 28…電解電源
30…電解質膜・電極構造体 32…アノード側セパレータ
34…カソード側セパレータ 36…樹脂枠部材
37a、37b…シール部材 38a…水供給連通孔
38b…水排出連通孔 38c…高圧水素連通孔
39a…水供給口 39b…水排出口
40…電解質膜 42…アノード給電体
42a…アノード電極触媒層 44…カソード給電体
44a…カソード電極触媒層 45an…アノード室
45ca…カソード室 46…水流路部材
52、70…連通孔部材 52a、52b…シール室
56…多孔質部材 58…荷重付与機構
60…板ばね 62…板ばねホルダ
71…水素排出通路 72…大Oリング
74、74a~74e…耐圧部材 80…凹部
82、84、100、102…突出部 86…膜当接面
88…シール当接面 90…セパレータ当接面

Claims (4)

  1. アノード側セパレータと、
    カソード側セパレータと、
    アノード電極触媒層とカソード電極触媒層が電解質膜に設けられることで構成され、前記アノード側セパレータと前記カソード側セパレータとの間に位置する電解質膜・電極構造体と、
    前記カソード側セパレータと前記電解質膜・電極構造体との間に介在し、前記カソード電極触媒層を囲繞するシール部材と、
    前記シール部材を外方から囲繞する耐圧部材と、
    を備える水電解装置であって、
    前記耐圧部材は、前記シール部材に対向する部位に、前記シール部材に指向して突出し、前記電解質膜に当接する膜当接面と、前記カソード電極触媒層で発生した水素に押圧された前記シール部材が当接するシール当接面とを含む突出部を有し、
    前記耐圧部材は、前記カソード側セパレータに当接するセパレータ当接面を有し、且つ前記突出部と前記シール当接面を共有する別の突出部をさらに有し、
    前記突出部と前記別の突出部との間が、前記シール当接面を内面とする凹部となっており、
    前記凹部の内面が円弧状に湾曲形成され、
    前記凹部の開口幅は、前記シール部材の断面の直径に比して大きく設定されることを特徴とする水電解装置。
  2. 請求項記載の水電解装置において、前記シール部材は、その断面が円形状をなすものであり、且つ前記凹部の最深部の曲率半径が前記シール部材の断面の曲率半径に比して大きいことを特徴とする水電解装置。
  3. 請求項1又は2記載の水電解装置において、前記別の突出部の、前記セパレータ当接面と前記シール当接面との交差角度が0°超~45°未満であることを特徴とする水電解装置。
  4. 請求項1~のいずれか1項に記載の水電解装置において、前記突出部の、前記膜当接面と前記シール当接面との交差角度が0°超~45°未満であることを特徴とする水電解装置。
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