JP7014416B2 - 青のり(ヒトエグサ)の微細異物除去システムと、微細異物除去方法、並びにその方法で製造された青のり - Google Patents

青のり(ヒトエグサ)の微細異物除去システムと、微細異物除去方法、並びにその方法で製造された青のり Download PDF

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Description

この発明は青のり(ヒトエグサ:以下青のりと表記)の微細異物除去システムに関する。更にその微細異物除去方法とその方法で製造された青のりに関する。
従来の青のりの製造は海で育った青のりを採取し、海水や真水で洗浄機を使いよく洗って、遠心分離機で水分を除去していた。その後固まっている青のりを解してセイロに並べ乾燥機で乾かす。乾燥した青のりは目視により手作業で異物除去を行い箱詰めしていた。しかし、従来の技術では洗浄しているときに浮いてきた異物や、乾燥する前にセイロに広げる際に目視で見つけた異物を除去していたのみである。
青のりは、主に汽水域の河口沿岸で竹杭を打ちそれに種網を結んで養殖されている。このような場所は人の生活圏に近く、河川からのゴミ(ワラ、木屑、プラスッチク片、釣り糸等)の流入や沿岸汽水域に生息する渡り鳥等の羽及び汽水域に生息する昆虫類やムラサキイガイの稚貝、ヨコエビ・ワレカラ等の節足動物が青のりの原藻に付着していることが多いので、如何にして雑多なこの異物を除去するかが課題であった。
一方、板海苔の場合にも同様に異物除去がされているが、青のりと比較すると板海苔の材料は養殖用として選抜・育種されたナラワスサビノリという栽培品種が多く用いられ、これ等は人の生活圏から比較的離れた海域で養殖されることが多く、従って混入異物が青のりに比べると少ない。現在、板海苔については漁師が様々な異物除去機で異物を除去し、大型ののり製造機械(全自動のり乾燥機)で乾燥した状態に仕上げ、100枚ずつの束にして入札に出される。入札された板のりは、「火入れ」という乾燥工程を経て海苔加工業者で焼かれて製品になり、焼き工程のあとには色彩選別機や異物検出機で黒のりと違う色の異物や穴が開いたり破れたりした海苔をその時点で選別除去される。これに対し青のりは板海苔のようにシート状に定形化されず、不定枚数の青のりの葉体が相互に乾燥重合した状態で不定形な塊として製品化されるため、板海苔のように色彩選別することは容易ではない。
さらに板海苔では、海苔葉体が多重積層した状態で乾燥されて製品化されるため、一旦異物が混入しても異物は海苔葉体の積層内部に混入固定化され、外観上は目立たないまま食されるため消費者クレーム化することは現状では比較的稀である。これに対して青のりの場合は、味噌汁やてんぷら、惣菜、佃煮等での需要が高く、消費者が食する際には、青のりの海苔葉体一枚ずつが汁分を吸水して葉体が一枚一枚吸水分離し、食器内で自由浮遊する。このため内部に混入した異物は、板海苔に比べて消費者の目に触れやすく、製品に異物が見つかると消費者クレームとなりやすい。このように青のりの場合は異物クレーム化することが大変多いので、如何にして異物を除去するかが青のり生産者には大きな課題となっている。
現在、青のりを用いた惣菜や佃煮を製造する製造業者は、自社工場で従業員を使い乾燥された青のりを解したり水戻ししたりして、製造業者独自の方法で異物を除去している。一般消費者に乾燥した青のりを販売する際も、製造業者は乾燥青のりを解したり粉砕機で粉砕したりして異物を取除いている。製造業者は、それにかかる手間や費用について削減できるよう、極力異物が既に取り除かれた青のり原料を切望しているが、青のりから確実かつ効率よく異物除去する現実的方法が見当たらないのが実情である。
特開平10-57020号公報には、気泡水噴射によるバブリング水流で攪拌・洗浄作用を繰り返して海藻の異物分離と洗浄を行い、更にオーバーフロー排水や沈殿作用及び洗浄槽内の水の排水により浮遊する異物、中性浮力の異物、沈殿する異物を除去する方法が開示されている。しかしながら青のりに巻き込まれた微細異物や、強く付着している異物に関しては、殆ど除去されないという不具合を有する。
上記の特許と同様に実用新案第3051204号公報には、海藻中の異物除去装置が開示されている。すなわちスノコ状に枠組みを組み、その中に海藻が入り込む際、粗ゴミをスノコ状の箱で取除きポンプできれいな海藻を吸い上げる装置が開示されている。しかし、これでは課題とする小さな微細異物や青のりに巻き込まれた異物、強く付着している異物に関しては、十分には取り除くことが出来ないという不具合を有する。
特開平10-57020号公報 実用新案第3051204号公報
しかしながら、以上の技術によっても、海に漂っている雑多な微細異物を青のりから有効に除去することが出来ず、青のりから確実かつ効率よく微細異物除去する現実的なシステムや方法が見当たらないのが大きな課題と言える。
以上の課題を解決するために本願発明の第1実施例に係る青のり(ヒトエグサ)の微細異物除去システムと方法では、青のりの原藻から粗中異物を従来技術により除去した後、青のりを塩分濃度の薄い塩水に自由浮遊させ、自由浮遊させた青のりの葉体を透光装置である光選別コンベア上に塩水と共に薄く拡散させ、拡散した水膜中で青のりの葉体と微細異物を静止湿潤状態に保つ。この光選別コンベアは、所定速度で水平方向へ回転移動する無端回転ベルトである。そしてこの光選別コンベアは透光性の材質で出来ているために、ベルト下部の光源から所定の照度でベルトに平面投光すると、この光選別コンベア上に薄く延ばした水膜中で静止湿潤状態にある各葉体は、光源からの光を透過させ一般には薄緑色に透光残影する。この透光残影した青のりの葉体を目視識別することで、微細異物混入を容易に選別除去することができる。すなわち青のりの葉体以外の微細貝殻片や海苔網片等の混入異物は、青のりとは異なる低い透光率を有するため、塩水を透かして比較的黒く透光残影する。この透光率が異なり黒く透光残影する異物は、人手により選別除去される。
また第2実施例では上記塩水を透かして黒く透光残影する異物の位置情報を作業者が視認するのではなく、例えば光選別コンベアの平面イメージを常時撮像し、この平面イメージデータのうち、所定の閾値以下の明度であるスポットを光センサーで検知することで微細異物の存在位置を検知するように構成してもよい。そして無端回転する光選別コンベア上で検知された複数個の微細異物を、レーザポインタ32により所定間隔でスポット循環照射し、作業者はそのスポット循環照射されたスポットにある微細異物を人手で除去するようにしてもよい。これにより作業者が微細異物を目視探索する必要が無く、スポット循環照射に従い微細異物の除去が可能となり、少人数の作業者で足りる利点を有する。またコンベア上で光検知された微細異物の数に応じて、この光選別コンベアの回転速度を変化させ、これにより作業能率を向上させることも可能である。
また更に第3実施例では、上記微細異物の除去作業を人手に頼らず完全自動化するために、上記の光検知した微細異物を、スポット吸引機能を持たせたロボットアームを高速駆動させて吸引除去する等の構成が考えられる。また吸引機能に代わりロボットアーム先端からスポット圧縮空気を吐出させて微細異物を吹き飛ばしたり、或いはアーム先端に装着した微細ピンセットで微細異物を摘む等の構成も考えられる。
この発明によればコンベアを透して下面から光が上面に向かって照射されるため、この無端回転する光選別コンベア上で塩水中に自由浮遊させた青のりの葉体を薄く延ばせば、一定厚の水膜を透かして目視ではっきり青のり葉体と微細異物とは識別される。このため水膜中ではなく自然光の目視選別で微細異物を認識するより効率よく視認することが可能となり、また目視異物の種類が増え、より確実に微細異物を除去できるという利点を有する。また目視探索ではなく光センサーにより微細異物を検知して、レーザポインタでその微細異物の存在箇所を作業者に所定間隔でスポット循環照射することで、目視による異物探索の人手を省くことが出来る。更にその微細異物の除去をロボットアームで行うことで省力化を図ることが可能となる。
(A)はこの発明の第1実施例に係る青のり原藻から微細異物を除去するための青のりの微細異物除去システム100の上面図であり、(B)は側面図である。(C)は(B)の破線で示したベルト部分の拡大図である。 (A)はLED発光させずに、単にLED発光選別コンベア1上に低濃度塩水に自由浮遊させた青のりの葉体を薄く延ばした状態で、葉体と微細異物を識別できない状態を示す概念図であり、(B)はLED発光させて、LED発光選別コンベア上に低濃度塩水に自由浮遊させた青のりの葉体を薄く延ばした状態で、水膜中の葉体と微細異物を明確に識別できる状態を示す概念図である。 (A)はこの発明の第2実施例に係る青のり原藻から微細異物を除去するための微細異物除去システム100の上面図であり、(B)は側面図である。 (A)はこの発明の第3実施例に係る青のり原藻から微細異物を除去するための微細異物除去システム100の上面図であり、(B)は側面図である。
(第1実施例)
図1(A)と(B)はそれぞれ、この発明の第1実施例に係る青のり原藻から微細異物を除去するための微細異物除去システム100の上面図と側面図である。光源に例えばLEDを使用するLED発光選別コンベア1は、その下部にLED発光装置20を装備してコンベアの下部から図示しない複数個のLED素子で平面照射する構造である。コンベヤの素材は透光性素材の無端回転するベルト10であり、作業台の平面長は特に限定しないが作業性を考慮すれば約2Mほどである。このLED発光選別コンベア本体は、それ自体は従来技術に係る汎用品である。ただし本願発明に係るLED発光選別コンベア1では、ベルトの回転速度は後述のように床面に置く変速ペダル11で作業者により変速可能であり、更にまた青のりを自動供給する構成でもよい。
以下、第1実施例に係る微細異物除去方法の手順を説明する。まずLED発光選別コンベア1で青のりを処理する以前の手順として、摘採船により原料となる青のりの原藻が養殖網から摘まれ、ポンプで吸い上げられる。この段階の海苔は多くの異物、例えば海水中の珪藻、海水浮遊物、網の切れ端、貝の小片、等の雑多なゴミが混入している場合がある。そのためこの原料青のりの原藻を金属及び樹脂製の原料青のり攪拌タンクに投入する。原料青のり攪拌タンクには、中央上に攪拌器が取り付けられており攪拌器のモーターに接続された攪拌棒により青のりの原藻は食塩・水道水で製造された塩水で攪拌拡散される。そして水槽真中底に開けられた排出口より排出され、冷却水道水と混和される。ここで青のりの原藻は、自由浮遊体となり低濃度塩水(0.6%以下)に調整される。続いてLED発光選別コンベア1に送られる前に、3種類(大洗ゴミ取機、連続式異物除去洗浄機スパイラル、円盤除去機)の異物除去機で、粗中異物を取り除く。その後、出荷先の要望に応じて青のりの葉体を所定のサイズに切断し、更に角容器に微酸性電解水でオーバーフローさせた網付きの容器に3分以上浸漬し殺菌する。その後乾燥機で乾燥処理され青のりとして製品化される。必要に応じこの乾燥青のりは、更に目視検査され異物混入が無いようにチェックされる。
上記の作業工程までは従来の青のり、或いは板海苔の製造過程と特に大差はない。特に青のりの一般的な食し方は、乾燥青のりにお吸い物のようなクリアーな汁を注ぎ生青のりのお吸い物として食卓に供せられることが多い。この場合、乾燥青のりは上記のように、たとえ最終的に目視検査されても、青のりの葉体は製品化時点では不定形かつ積層乾燥し、その積層乾燥した葉体中に誤って残存した微細異物は、単に目視確認しただけでは完全に取り除くことは困難である。特に汁物の中に投入された乾燥青のりは、葉体が一枚一枚吸水分離し食器内で自由浮遊するため、製造時に複数葉の葉体内部に積層乾燥した異物は、その際に汁中で分離浮遊し消費者の眼に触れ易い。そこで本願発明に係る微細異物除去システム100では、まず上記のように殺菌された微細異物除去前の青のり海藻は低濃度塩水(0.6%以下)を満たした低濃度塩水タンク50に投入し、青のりの葉体を自由浮遊させたままこのタンクをLED発光選別コンベア1の最上流位置近傍に配置する。
そして作業者がこのタンク50から小さな手桶で自由浮遊している青のりを塩水と共に適量だけ汲み取り、光選別コンベア、例えばLED発光選別コンベア1のような作業台上に拡散させる。このLED発光選別コンベア1は無端回転ベルト10を有し、回転移動するベルト上の図1(B)の部分領域Cでは図1(C)の断面概念図に示すように、ベルト上で表面張力により一定厚の水膜を形成し、青のりの各葉体はこの水膜中で静止湿潤状態を保っている。そしてこの静止湿潤状態にある青のりの葉体に対しベルト下部からLED光が照射される。その際にLED光は水平拡散した水膜を均等に透過し、青のりの葉体に均一に照射され各葉体は薄緑に透光残影する。すなわち低濃度塩水は光透過性が高く、また青のりの葉体はほぼ一定の厚さを有しているため、青のりの一枚一枚の葉体は低濃度塩水中で分離拡散しつつ照射されたLED光に対しては一定の透光率を有する。またたとえ数枚の葉体が積層浮遊する状態であっても、一定の透光率を有する。これに対し、本願発明で本来的に除去しようとする微細異物、例えば上述の河川からのゴミ(ワラ、木屑、プラスッチク片、釣り糸等)、沿岸汽水域に生息する渡り鳥等の羽、昆虫類やムラサキイガイの稚貝、ヨコエビ・ワレカラ等の節足動物、等は明らかに異なる透光率を有するため、青のりの透光率との差により作業者は目視識別することは可能である。このようにコンベヤの下面から照射されたLED光線を前記LED発光選別コンベア1の上で拡散させた青のり葉体に透光させて葉体を視認するとともに、透光率が低い青のり葉体以外の異物を目視識別することで、青のりに混入する小異物、微細異物を手作業で除去することが可能である。
この場合、例えばレタスの葉に幼虫等の異物が付着していないことを確認するために同様のLED発光選別コンベア1を使用する従来例に係る光異物除去方法では、透光性が高い水膜中に分離拡散している青のりの葉体とは異なり、LED光は水中で静止湿潤状態ではなく水切りされたレタスの葉に対しては均等には透光せず、従って透光性の差によりレタスの葉に付着する異物を的確には識別することができない。換言すれば本願発明の最も特徴となる点は、無端回転ベルト10の上で表面張力により一定厚の水膜を形成し、被検査対象となる青のりの葉体をこの水膜中で静止湿潤状態に保ち、ベルト下部からLED光を照射して青のりの葉体を薄緑に透光残影させ、一方透光率の異なる微細異物には黒く透光残影させる構成にある。
図2(A)には、LED発光させずに、単に作業台としてのLED発光選別コンベア1の上に低濃度塩水の水膜中に静止湿潤状態にある青のりの葉体を薄く延ばした状態を示し、この場合は青のりの葉体と微細異物の識別は出来ない。すなわちコンベアの下からLED照射されずに自然光のみでは微細異物が分からない。これは青のりの葉体は薄く光の透光性が高い反面、自然光に対しては異物とほぼ同等の光反射性を有するため目視検査では識別困難であることに起因する。それに対して図(B)には、コンベア下部からLED照明を行い、LED発光選別コンベア上に低濃度塩水の水膜中に静止湿潤状態にある青のりの葉体を薄く延ばして透光させれば、透光性が高い青のりの葉体は薄緑色に透光残影し、一方では貝殻の小片や網の切れ端等の異物は透光性が低いため黒く透光残影する。この透光性の差により異物発見率を格段に向上させることが可能となる。
なお水膜中に静止湿潤状態にある青のりの葉体は必ずしも一枚毎に分離した状態でLED発光選別コンベア1の上で薄く延ばされるとは限らない。すなわち数枚の葉体が重合した状態でコンベアの下からLED照射される場合もあり得る。従って葉体の全てが均一の薄緑色に透光するとは限らないが、複数の葉体の重合体と微細異物とは各々異なる透光率となるため、青のりの原藻の採取場所、採取時期等の特性を考慮して、両者の透光率の差を目視作業者が経験的に目視識別することで異物除去を効率よく行うことは可能である。
なお実際の作業では、約2Mほどの無端回転ベルト10は約15秒~20秒で最上流側から最下流側へ移動回転する設定になっている。そしてベルトの最上流側に微細異物除去前の青のりが塩水と共に適量だけ手作業でベルト上に拡散させる。このLED発光選別コンベア1の両側には4人の作業者を配置し、上記のように黒く透光残影する微細異物を手作業で除去することになる。除去作業の途中で更に微細異物除去前の青のり海藻を低濃度塩水タンク50から汲み取り、ベルトの最上流側に拡散させる作業を繰り返す。そして微細異物除去後の青のりは、ベルトの最下流側で回転ベルトが下向きなると同時に自然落下して回収籠90に回収される。なお本実施例の微細異物除去システム100では、青のりの原藻の採取場所、採取時期等により微細異物の混入率が異なるため、作業効率を向上させる為に無端回転ベルトの回転速度を床上に配置された変速ペダル11で自在に変更させる構成となっている。なお上記の例では、作業者がタンクから小さな手桶で自由浮遊している青のりを塩水と共に適量だけ手動で汲み取りベルト上に拡散させているが、手桶による手作業に代わり、所定の時間間隔で低濃度塩水中に自由浮遊している青のりを塩水と共に自動供給部12からポンプ等で自動供給する構成としてもよい。
(第2実施例)
図3(A)、(B)は第2実施例に係る微細異物除去システム100の平面図と側面図である。ここではLED発光選別コンベア1の他に、ベルト上方空間に光学装置30が装備されている。光学装置30は、撮像装置31、レーザポインタ32、可動反射ミラー33で構成されている。上記のように第1実施例では透光性の差により、薄緑色に透光残影する青のりの葉体と黒く透光残影する微細異物とを作業者が目視確認するが、この第2実施例に係る微細異物除去システム100では光学装置30により光学的に微細異物を画像認識する。そして画像認識した黒く透光残影する複数個の微細異物に対して、レーザ光を瞬時循環照射して作業者に微細異物の除去指示を繰り返し与える構成となっている。すなわち具体的には、無端回転ベルト10の中央上部空間に置かれた光学装置30内の撮像装置31により、ベルト上に薄く拡散した低濃度塩水の水膜中で静止湿潤状態にある青のりの葉体を常時撮像する。撮像されたイメージデータは図示しない画像制御部で画像解析され、画像中で所定の明度を有する薄緑色に透光残影した青のりの葉体部分、黒く透光残影した微細異物の部分、単に明るく透光した低濃度塩水部分、そして作業中の作業者の手の部分を各々認識する。青のりと異物の両者の透光率データを予め取得しておき、この透光率を閾値として設定すれば、例えば特開平08-252542に開示されているベルト式色彩選別機、特開2016-71675に開示されているローラ痕検出方法、等の多くの画像判別に関する従来技術により、微細異物判定を行うことができる。このように異物判定の画像解析は多くの従来技術に開示されているため詳述は割愛する。
上述のように透光率を閾値として識別された黒く透光残影した微細異物の画像の位置情報は、無端ベルト10が所定の速度で無端回転しているため時間関数として特定される。次にこの特定された微細異物の画像位置情報は、可動反射ミラー33の角度を制御する図示しないミラー制御部へ送られる。なお可動反射ミラー33は、レーザポインタ32からのレーザビームを反射させて無端ベルト10上の任意の位置に対してレーザビーム照射が可能である。そして上記微細異物の画像位置情報に基づき、作業者に対してピンポイントに該当する微細異物の存在位置を視覚的に注意喚起するためレーザ光を循環照射する構成となっている。
仮にある時点での無端ベルト10上のイメージデータから、20個の微細異物が同時に認識されたとする。これ等の20個の位置情報は図示しない画像制御部で画像解析され可動反射ミラー33のミラー制御部へ送られる。これに基づき可動反射ミラー33が駆動されて、各微細異物に対してレーザ光が20個の微細異物に対し循環照射される。照射されたレーザ光により作業者は微細異物の位置を認識し、作業者はレーザ光が照射された位置にある微細異物を人手で除去する。人の眼でその反射照射されたレーザ光を快適に残影認識できる最小時間を0.2秒すると、20個全ての微細異物に対しては約4秒ほどを要し、その後も繰り返し循環照射される。もちろんその間に一部の微細異物は作業者により除去されているため、除去された位置には当然次の循環照射ではレーザ照射は行われない。またその間にも自由浮遊している青のりがタンク50から塩水と共に新たにベルト上に供給され、上記のように新たなイメージデータが新たに生成されて、画像解析された後に微細異物に対してレーザ光が循環的に反射照射される。仮に約2M長の無端回転ベルト10が、約20秒ほどで最上流から最下流まで回転移動する設定であれば、一回の循環照射が上述のように4秒とすると、1つの微細異物に対しては最大合計5回のレーザ光が照射されるため、作業者は微細異物の存在を複数回視覚認識することが可能である。なお上記の撮像と画像解析のサイクルは、作業者の微細異物除去作業の速度にも関連するが、無端回転ベルト10の最下流で十分に微細異物の除去が出来る程度の撮像サイクルとすればよい。これ等一連の制御は、全てプログラム処理で行われ、多くの従来技術が流用でき、また当業者であれば容易に構成可能であるので詳述は割愛する。
(第3実施例)
図6に示す第3実施例に係る微細異物除去システム100には、ベルト上方空間に光学装置30の他に、更にベルト近傍に作業用小型ロボットアーム40が装備されている。このロボットアーム40の先端にはスポット異物除去機能を装備している。このスポット異物除去機能とは、例えば吸引口41、空気吐出口42、微細ピンセット43等が取替装着できる構造になっている。
上述の第2実施例では画像解析により認識された微細異物の位置情報により特定した微細異物を作業者が手作業で除去する構成であるのに対し、この第3実施例に係る微細異物除去システム100ではロボットアーム40を使用して微細異物の除去を行う構成となっている。すなわちそして一旦異物と判定された微細異物のスポット的位置情報は、図示しないロボットアーム制御部に送られ、スポット異物除去機能を持たせた作業用小型ロボットアーム40を高速駆動させてその位置情報に基づきその位置で水膜中に静止湿潤状態にある微細異物を除去する。もちろんこの位置情報は第2実施例と同じく、無端ベルト10が所定の速度で無端回転しているため時間関数として特定される。なお通常、青のりの原藻からはこれ以前の処理で大半の粗中異物は既に取り除かれており、本願発明で発見される異物は数ミリメータ以下の微細な異物のみが発見されるのが実情である。こうした微細異物であっても、LED照射により薄緑に透光残影される青のりとは明確に区別可能な程度の黒色に微細異物は透光残影される。この数ミリメータにも満たない微細な異物のスポット的位置情報を、従来技術に係るロボットアームの駆動位置情報としてロボットの制御部に入力し、アーム先端に設けたスポット異物除去機能で、低濃度塩水の水膜中に静止湿潤状態にある異物を瞬時に除去することは極めて容易な構成で可能となる。なおここで言う「スポット」異物除去機能の大きさは、上記の数ミリメータのサイズである微細異物を吸引できる十分な大きさをいう。又たとえ仮に大きめの吸引口であるため微細異物周辺の青のりの葉体までも同時に吸引しても、吸引される青のりの葉体自体のコスト的無駄は全体的には無視できる程度である。ロボットアーム40の具体的構成自体は、既存技術によるためここでは詳細を割愛する。また更に吸引口41に代わり空気の吐出口42を設けて圧搾空気でスポット的に微細異物を吹き飛ばしたり、或いは微細ピンセット43を装着してもよい。
このように従来の微細異物が混入する青のりとは異なり、上記第1~第3実施例に係る微細異物除去システム100で微細な異物までも手作業で除去し、或いは瞬時にロボットアーム40に装着したスポット吸引機能で排除された後の青のりは、通常の青のりの製造工程と同様に脱水処理と乾燥処理が施されて、微細異物が除去された青のりとして製品化される。そして乾燥後の青のりは、複数の葉体が不定形に重合した乾燥ブロックとなった青のりとしてパッケージされる。
低濃度塩水タンク50に投入された海藻は低濃度塩水(0.6%以下)中で自由浮遊するので、海藻の塊の中に閉じ込められた異物も青のり葉体と一緒に拡散され、LED発光選別コンベア1上で除去しやすくなる。このため消費者側で改めて微細異物除去のための手作業を必要としないため、商品価値の向上を図ることができるという大きな利点を有する。なお上記は青のりについて述べたが、当然ながら板海苔やアオサ海苔の製造過程で同様な異物除去を行なえば、更にその商品価値を向上させることも可能となる。
100 微細異物除去システム
1 LED発光選別コンベア
10 無端回転ベルト
11 変速ペダル
12 青のり自動供給部
20 LED発光装置
30 光学装置
31 撮像装置
32 レーザポインタ
33 可動反射ミラー
40 作業用小型ロボットアーム
41 吸引口
42 吐出口
43 ピンセット
50 低濃度塩水タンク
70 高透光率の青のり(薄緑)
80 低透光率の微細異物(黒)
90 回収籠

Claims (9)

  1. 青のり養殖網から採取した青のりの原藻を低濃度塩水に浸して青のりと微細不純物を自由浮遊させ、該自由浮遊した青のりの原藻から異物除去機を介して粗中異物を除去した青のりから更に微細異物を除去する微細異物除去システムにおいて、
    前記粗中異物を除去した青のりを低濃度塩水中に投入し自由浮遊させ、青のりの葉体と青のり中に残存する微細異物とを分離させて、両者を自由浮遊させた状態に保つ低濃度塩水タンク(50)と、このタンクの近傍に配置された光選別コンベア(1)とで構成し、
    該光選別コンベア(1)は、
    前記低濃度塩水タンク(50)から取り込んだ青のりの葉体と残存する微細異物が自由浮遊する一定量の低濃度塩水が一定厚で水平拡散した水膜を形成して、該水膜中で青のりの葉体と微細異物を静止湿潤状態に保つ無端回転ベルト(10)と、
    該水膜の下部から水膜を透かして一定強度の平面照射を行う発光装置(20)とを具備し、
    水膜中で静止湿潤状態に保たれた青のりの葉体と微細異物の透光率の差により、青のりの透光残影とは異なる明度の微細異物の透光残影を目視確認できるように構成されたことを特徴とする青のりの微細異物除去システム(100)。
  2. 光選別コンベア(1)の回転速度を作業者が自在に調整可能とする変速ペダル(11)を具備することを特徴とする請求項1記載の青のりの微細異物除去システム(100)。
  3. 前記低濃度塩水タンク(50)から一定量の青のりを無端回転ベルト(10)の最上流側へ、ポンプにより所定の時間間隔で自動供給する自動供給部(12)を具備することを特徴とする請求項1記載の青のりの微細異物除去システム(100)。
  4. 更に前記光選別コンベア(1)の上部空間には光学装置(30)を具備し、該光学装置は、ベルト上に薄く拡散した低濃度塩水の水膜中に静止湿潤状態にある青のりの葉体を常時撮像する撮像装置(31)と、
    撮像されたイメージデータを画像解析して所定の明度を有する薄緑色に透光残影した青のりの葉体部分、黒く透光残影した微細異物の部分、単に明るく透光した低濃度塩水部分、そして作業中の作業者の手の部分の透光率データを予め取得しておき、該透光率データを閾値として各々を認識して各々の画像位置情報を得る制御部と、
    前記黒く透光残影した微細異物の画像位置情報に対し、レーザポインタ(32)からのレーザビームを反射させて前記無端回転ベルト(10)上の複数の微細異物に対してレーザビームを循環照射可能な可動反射ミラー(33)とで構成され、
    レーザ光により作業者に対してピンポイントに該当する微細異物の存在位置を視覚的に注意喚起するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の青のりの微細異物除去システム(100)。
  5. 更に前記光選別コンベア(1)の近傍には作業用小型ロボットアーム(40)が装備され、アーム先端にはスポット異物除去機能を装備し、前記微細異物の画像位置情報の基づきロボットアームを駆動させて該異物除去機能により微細異物を除去するように構成されたことを特徴とする請求項4記載の青のりの微細異物除去システム(100)。
  6. 前記異物除去機能が、微細異物をスポット的に吸引する吸引口(41)、圧搾空気をスポット的に吐出させる吐出口(42)、或いは微細ピンセット(43)のいずれかで構成されたことを特徴とする請求項5記載の青のりの微細異物除去システム(100)。
  7. 青のり養殖網から採取した青のりの原藻を低濃度塩水に浸して青のりと微細不純物を自由浮遊させ、該自由浮遊した青のりの原藻から異物除去機を介して粗中異物を除去した青
    のりから更に微細異物を除去する青のりの微細異物除去方法において、
    前記粗中異物を除去した青のりを低濃度塩水中に投入して自由浮遊させ、青のりの葉体と青のり中に残存する微細異物とを分離させて、両者を自由浮遊させた状態に保つステップと、
    自由浮遊させ分離した状態の青のりの葉体と青のり中に残存する微細異物とを含む前記低濃度塩水で、一定厚に水平拡散する水膜を透光性回転ベルト上に形成するステップと、
    前記透光性回転ベルト上に形成された水膜の下部から一定強度の平面照射を行い、水膜中で静止湿潤状態に保たれた青のりの葉体と微細異物の透光率の差により、青のりの透光残影とは異なる明度に微細異物を透光残影させることで微細異物を目視確認できるようにするステップ、とで構成されたことを特徴とする青のりの微細異物除去方法。
  8. 前記目視確認に代わり、前記下部から一定強度の平面照射された水膜中で静止湿潤状態に保たれた青のりの葉体と微細異物とを常時撮像するステップと、
    撮像されたイメージデータを画像解析して所定の明度を有する薄緑色に透光残影した青のりの葉体部分、黒く透光残影した微細異物の部分、単に明るく透光した低濃度塩水部分、そして作業中の作業者の手の部分の透光率データを予め取得しておき、該透光率を閾値として黒く透光残影した微細異物の複数個の位置情報を得るステップと、
    前記黒く透光残影した微細異物の位置情報に基づき、該黒く透光残影した複数の微細異物に対してレーザビームを循環照射して、レーザ光により作業者に対してピンポイントに該当する微細異物の存在位置を視覚的に注意喚起するステップ、とで構成されたことを特徴とする請求項7記載の青のりの微細異物除去方法。
  9. 更に前記黒く透光残影した微細異物の位置情報に基づきロボットアームを駆動させ、ロボットアームの先端に取り付けた異物除去機能により微細異物をスポット的に除去するステップ、とで構成されたことを特徴とする請求項8記載の青のりの微細異物除去方法。
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