JP3556314B2 - ベルト式色彩選別機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、穀類、ナッツ類等の粒状製品のベルト式色彩選別機に関し、特に改良されたバックグラウンドを有する色彩選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】
大豆等の粒状製品の良品と不良品とを光学的に選別する装置として所謂色彩選別機が知られている。色彩選別機としては、被選別物を上方に設けられたホッパーから光電選別部へと落下させる方式の落下式色彩選別機と、被選別物をホッパーからベルト上に供給しベルトによって水平方向に搬送し、被選別物がベルトの端部から水平方向に放出される際に光電的に選別するベルト式色彩選別機とがある。
【0003】
従来のベルト式色彩選別機の例を図1に示す。図1において、被選別物1はホッパー(図示せず)からベルト2上に供給され、ベルト2によって水平方向に搬送された後にベルト端部に設けられた光電選別部において良品と不良品とが選別される。光電選別部は、主に、光源3と、バックグラウンド4と、センサ5と、噴射ノズル6とから構成される。図1の1A〜1Cは、センサとバックグラウンドとの位置関係が相違しているのみでその他の構成はほぼ同じである。バックグラウンドは、選別精度を高めるために色彩選別機において一般的に用いられるものであり、通常は、選別されるべき粒状製品の色と同一の色とされて不良品が光学的により明確に区別できるようになされる。
【0004】
図1の1Aに示す選別機は、ベルトの表面をバックグラウンドとして使用した構造のものである。この構造においては、バックグラウンドを別個に設ける必要がないという利点があるものの、被選別物に付着した粉塵等によってベルトの表面が汚れて検出精度が低下すること及び被選別物の種類(色)が変わる度にベルトの色も変更しなければならずそのためにはベルト自体を交換しなければならないという問題がある。
【0005】
図1の1Bに示す選別機は、バックグラウンドがベルトと別個に設けられたものであり、図1の1Aに示した装置のように被選別物の種類が変わる度にベルトを交換する必要がないという利点を有する。しかしながら、バックグラウンドが被選別物と近接しているため粉塵等によって汚染され易いという問題がある。
【0006】
更に、図1の1Cに示す選別機は、バックグラウンドが被選別物からある程度距離を置いて設けられているので、図1の1Bに示す選別機よりは汚染される程度が少ない。しかしながら、バックグラウンドが被選別物の流れから離れているのでバックグラウンドの横幅をベルトの横幅よりもかなり広くしておかなければセンサの検知領域をカバーすることができず、その結果装置全体の横幅が広くなるという問題がある。
【0007】
以上に述べたように、従来の選別機はいずれもバックグラウンドに関して改良すべき問題点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来のベルト式色彩選別機におけるバックグラウンドに関する問題点を解消した色彩選別機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の色彩選別機においては、バックグラウンドを円筒形の棒状部材によって構成し、色彩選別機の作動に伴って回転するように配設している。
【0010】
前記バックグラウンドは、ベルト端部の前方の色彩選別部に設けるのが好ましく、また交換可能に設けるのが好ましい。
【0011】
本発明におけるバックグラウンドの表面は、バックグラウンドとしての機能を満足するように、被選別物の種類に応じて所定の色に着色される。着色は、塗装、メッキ、その他の一般的な着色方法によって行うことができ、また、所定の色のフィルムや布等を巻装してもよい。
【0012】
また、バックグラウンドを中空の外筒と同外筒の内側に挿入される内側部材とから構成し、外筒を透明とし且つ内側部材を所定の色としてもよい。
【0013】
更に、ブラシやスクレーパ等の清掃部材をバックグラウンドに当接させて配設して、バックグラウンドが回転する際に粉塵等を掻き取って自動的にクリーニングできるようにしてもよい。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ本発明を実施例によって詳細に説明する。図2は、本発明による色彩選別機の一実施例の概略構成図である。
【0015】
図2において、被選別物1はホッパーHからベルト2上に供給され、ベルト2によって水平方向に搬送された後にベルト端部から同ベルト端部に隣接して設けられた光電選別部に向けて放出される。光電選別部は、主に、光源3と、センサ5と、噴射ノズル6と、バックグラウンド7とから構成されている。光電選別部においては、光源3からの光線が被選別物1に照射され、被選別物1の表面によって反射された光がセンサ5によって検知されて各々に対応する電気信号が発生される。この電気信号に基づいて不良品が噴射ノズル6によって弾き飛ばされることによって良品と不良品とが選別される。
【0016】
図3に拡大して示すように、本装置においては、バックグラウンド7が円筒形の棒状部材によって作られている。バックグラウンド7は、図面には示していないが本体のフレーム等に交換可能に取り付けられベルトの作動に連動して回転するようになされている。バックグラウンドだけを別個の駆動手段によって回転させてもよい。バックグラウンドの表面は被選別物の種類によって決まる所定の色に塗装されている。
【0017】
図4は本発明におけるバックグラウンドの別の態様を示している。図4において、バックグラウンド7は、中空で透明な外筒8と、外筒8の内側に挿入された内筒9とから構成されている。内筒9は、例えば所定の色のフィルム若しくは紙等から作ることができる。このような構成において、外筒8を例えば比較的清掃が容易なプラスチック管材料によって作ることにより、汚れにくく且つ清掃が容易なバックグラウンドとすることができる。更に、被選別物の種類が変更された場合には、内筒8のみを変更された被選別物に適した色のものに交換するだけでよい。
【0018】
図5は、本発明におけるバックグラウンドの更に別の態様を示している。バックグラウンド7が中空で透明な外筒8を有する点は図4の場合と同様であるが、外筒8の内側に中実の芯材10が挿入されている点が図4と異なる。芯材10は例えば交換が容易なようにスポンジ等の弾力性に富む材料とすることができる。芯材10の色及びこのような構成による効果は図4の場合と同様である。
【0019】
図6は、本発明の別の実施例の一部を示す拡大図である。この実施例においては、バックグラウンド7に当接して表面に付着した汚れを掻き取るためのスクレーパ11が設けられている。このような構造によって、バックグラウンドの汚れが極めて少なくなりクリーニングの回数が少なくて済む。スクレーパの代わりにブラシを設けることもできる。
【0020】
【発明の効果】
本発明の色彩選別機においては、バックグラウンドを円筒形の棒状部材によって構成し、色彩選別機の作動に伴ってバックグラウンドが回転するようになされているので、バックグラウンドが粉塵によって汚染され難くメインテナンスの回数を極めて少なくすることができる。また、バックグラウンドを交換可能に配設することにより交換も容易である。更に、クレーパ等の清掃部材をバックグラウンドに当接して設けることにより、更に汚染され難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1A,1B及び1Cは、各々従来のベルト式色彩選別機の概略構成図である。
【図2】本発明の色彩選別機の概略構成図である。
【図3】本発明の色彩選別機におけるベルトとバックグラウンドとの配置を示す斜視図である。
【図4】本発明におけるバックグラウンドの別の態様を示す断面図である。
【図5】本発明におけるバックグラウンドの更に別の態様を示す断面図である。
【図6】本発明の別の実施例の拡大図である。
【符号の説明】
1 被選別物、 2 ベルト、 3 光源、
4,7 バックグラウンド、 5 センサ、 6 噴射ノズル、
8 外筒、 9 内筒、 10 芯材、 11 スクレーパ

Claims (4)

  1. ベルトによって搬送される粒状被選別物に光線を照射し同被選別物を透過し又は反射する光線を検知し検知信号に基づいて噴射ノズルを作動させることによって異色粒子を除去するベルト式色彩選別機であって、光源及びセンサと対向させて設けられるバックグラウンドを円筒形の棒状部材によって構成し、同バックグラウンドを当該色彩選別機の作動に伴って回転するように配設し、同バックグラウンドの表面を、被選別物の種類によって決められる所定の色に着色した、ことを特徴とする色彩選別機。
  2. 前記バックグラウンドが、ベルトの下流端部の前方の色彩選別部に交換可能に設けられている、請求項1に記載の色彩選別機。
  3. 前記バックグラウンドが中空の外筒と同外筒の内側に挿入される内側部材とから構成され、前記外筒は透明であり、前記内側部材の表面は被選別物の種類によって決められる所定の色に着色されている、請求項1に記載の色彩選別機。
  4. 前記バックグラウンドに清掃部材を当接させて設けた、請求項1に記載の色彩選別機。
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