JP7013889B2 - プレス機 - Google Patents

プレス機 Download PDF

Info

Publication number
JP7013889B2
JP7013889B2 JP2018012292A JP2018012292A JP7013889B2 JP 7013889 B2 JP7013889 B2 JP 7013889B2 JP 2018012292 A JP2018012292 A JP 2018012292A JP 2018012292 A JP2018012292 A JP 2018012292A JP 7013889 B2 JP7013889 B2 JP 7013889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
slide
work
spring
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018012292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019130533A (ja
Inventor
智 角野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2018012292A priority Critical patent/JP7013889B2/ja
Publication of JP2019130533A publication Critical patent/JP2019130533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7013889B2 publication Critical patent/JP7013889B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

本発明は、プレス機に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、サーボモータを用いて、荷重に対してフィードバック制御を行い、プレス加工を行うプレス機が知られている。
特許第4112571号公報
特許文献1の構成のように、検出された荷重に基づいて、荷重をフィードバック制御するとき、応答遅れが生じる。このため、目標荷重に対して、オーバーシュートすることがある。また、応答性が向上するように、ゲインを大きくすると、ハンチング等が生じ、安定性が劣化する虞がある。さらに、安定性が向上するように、微分制御を行うことがある。微分制御を行うとき、安定性が改善されるが、目標荷重との偏差が大きくなることがある。目標荷重との偏差を小さくするために、積分制御を行うことがある。このように、フォードバック制御を行う場合、複雑な制御を行う必要がある。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、複雑な制御することなく、負荷する荷重の変動を低減するプレス機を提供することにある。
本発明のプレス機は、モータ(32)、スライド(34)、ワーク接触部(252)および複数のばね部材(61、62、63、64)を備える。
モータは、回転可能である。
スライドは、モータに接続されており、モータが回転したとき、並進運動する。
ワーク接触部は、ワーク(5)に対向しており、スライドが並進運動したとき、スライドとともに並進運動し、ワークに接触する。
ばね部材は、スライドが並進運動したとき、弾性変形して復元力(F、F1、F2、F3、F4)を発生する。
ばね部材は、スライドに接続される。
スライドは、案内部の形状に対応するスライド板穴(381)を含み、ばね部材の一端が接続されており、板状に形成されるスライド板(38)を有する。
スライドが並進運動したとき、スライド板の内面が案内部の外面に沿って摺動し、複数のばね部材は、スライド板によって、弾性変形する。
スライドは、第1ロッド(35)、第2ロッド(36)、第3ロッド(37)をさらに有し、第1ロッドの径は、第2ロッドおよび第3ロッド37の径よりも大きくなるように形成され、第2ロッドは第1ロッドおよび第3ロッドの間に設けられており、第2ロッドの径は、第3ロッドの径よりも小さくなるように形成されており、第2ロッドは、天地方向に交差する方向に延びるロッド凸部(361)を有し、第3ロッドは、中空となるように形成されており、ロッド凸部に対応するロッド凹部(371)を有し、ロッド凸部およびロッド凹部371は嵌合しており、第3ロッドは、第1ロッドとで第2ロッドを覆うように形成されている。
また、ばね部材は、ワーク接触部がワークに接触したとき、復元力により、ワーク接触部を介してワークに荷重(W)をかける。
これにより、スライドが所定のストローク分移動するだけで、プレス機は、荷重を制御できる。このため、フィードバック制御等の複雑な制御を荷重に対して必要がなくなる。また、スライドが所定のストローク分移動したとき、一定の復元力により、ワークに一定の荷重がかかる。スライドが一定のストロークを保持することで、荷重は変動せず、荷重に対する安定性が向上する。したがって、負荷する荷重の変動を低減することができる。
一実施形態によるプレス機の構成図。 図1のII部拡大図。 図2のIII-III線拡大断面図。 一実施形態によるプレス機のスライドが並進運動したときのスプリングを説明するための拡大図。 他の実施形態によるプレス機の構成図。 他の実施形態によるプレス機の構成図。
以下、実施形態によるプレス機を図面に基づいて説明する。複数の実施形態の説明において、実質的に同一の構成には、同一の符号を付して説明する。本実施形態という場合、複数の実施形態を包括する。本実施形態のプレス機は、せん断加工、曲げ加工、絞り加工またはかしめ等のプレス加工をワーク5に行うために、用いられる。
(一実施形態)
図1に示すように、プレス機11は、ベース板21、複数の第1支柱41、駆動部支持板23、駆動部30、複数の第2支柱42、加工治具固定部24、加工部25、複数の第3支柱43、ワーク台26およびワーク治具27を備える。
ベース板21は、板状に形成されており、地面Gに設置されている。
第1支柱41は、棒状に形成されており、天地方向に延びている。第1支柱41の一端は、ベース板21に接続されている。第1支柱41の他端は、駆動部支持板23に接続されている。第1支柱41は、駆動部支持板23を支持している。
駆動部支持板23は、板状に形成されており、駆動部30を支持可能である。また、駆動部支持板23は、駆動部30のスライド34が並進運動可能なように、穴231が設けられている。駆動部支持板23の穴231を介して、スライド34は、天地方向に移動する。
駆動部30は、駆動部支持板23に支持されており、筐体31、モータ32、モータ接続部33およびスライド34を有する。駆動部30は、モータ32の回転運動をスライド34の並進運動に変換可能である。
筐体31は、モータ32およびモータ接続部33を収容している。
モータ32は、電動機であり、回転可能である。モータ32は、電力が供給されたとき、回転する。モータ32は、モータ32の回転数または回転速度がモータ32に流れる電流に基づいて変化するように、設定されている。電流を制御することにより、モータ32を制御することが可能である。
モータ接続部33は、モータ32およびスライド34に接続されており、モータ32の回転力をスライド34に伝達可能である。
スライド34は、モータ接続部33を介してモータ32に接続されており、モータ32が回転したとき、天地方向に向かって並進運動する。スライド34の移動量および移動速度は、モータ32に流れる電流に基づいて、設定されている。また、スライド34は、第1ロッド35、第2ロッド36、第3ロッド37およびスライド板38を有する。
第1ロッド35は、棒状に形成されており、スライド34の天側の部位である。天側の第1ロッド35は、モータ接続部33に接続されている。また、第1ロッド35は、第2ロッド36および第3ロッド37の径よりも第1ロッド35の径が大きくなるように、形成されている。
第2ロッド36は、第1ロッド35から地方向に延びており、棒状に形成されている。また、第2ロッド36は、第1ロッド35および第3ロッド37の間に設けられている。さらに、第2ロッド36は、第3ロッド37の径よりも第2ロッド36の径が小さくなるように、形成されている。また、第2ロッド36は、天地方向に交差する方向に延びるロッド凸部361を有する。
第3ロッド37は、第1ロッド35から地方向に延びており、棒状に形成されている。また、第3ロッド37は、中空となるように形成されており、ロッド凸部361に対応するロッド凹部371を有する。ロッド凸部361およびロッド凹部371は、嵌合している。第3ロッド37は、第1ロッド35とで第2ロッド36を覆うように、形成されている。これにより、スライド34が並進運動したとき、または、スライド34に比較的大きな負荷が生じたとき、第1ロッド35、第2ロッド36および第3ロッド37がそれぞれ外れにくくなっている。
スライド板38は、板状に形成されており、第3ロッド37に接続されている。スライド板38は、天地方向に対して交差する方向に延びている。また、スライド板38は、地面Gと平行となるように、形成されている。なお、本明細書中、「平行」は、常識的な誤差範囲を含むものとする。
さらに、スライド板38は、第1ロッド35の径よりもスライド板38の幅が大きくなるように、形成されている。また、スライド板38は、後述の案内部71-74の形状に対応するスライド板穴381を含む。スライド板38は、スライド板38の内面が案内部71-74の外面に沿って摺動可能なように、形成されている。
第2支柱42は、棒状に形成されており、天地方向に延びている。第2支柱42の一端は、ベース板21に接続されている。第2支柱42の他端は、加工治具固定部24の軸受部242に挿入されている。第2支柱42は、加工治具固定部24を支持している。
加工治具固定部24は、固定板241および軸受部242を有する。
固定板241は、板状に形成されており、加工部25を固定可能である。また、固定板241は、スライド34が並進運動したとき、スライド34および軸受部242とともに、並進運動する。
軸受部242は、それぞれの第2支柱42に設けられており、固定板241から地方向に延びている。また、軸受部242は、第2支柱42の形状に対応する穴を含む。軸受部242は、スライド34が並進運動したとき、軸受部242の内面が第2支柱42の外面に沿って摺動する。
加工部25は、固定板241の地側で固定されており、スライド34、固定板241および軸受部242とともに並進運動可能である。また、加工部25は、加工治具251およびワーク接触部252を有し、ワーク5を加工可能である。
加工治具251は、固定板241の固定されている加工部25の部位である。加工治具251は、ワーク接触部252と着脱可能である。加工治具251にワーク接触部252が取り付けられたとき、加工治具251は、ワーク接触部252を固定する。
ワーク接触部252は、加工治具251に固定されており、ワーク5に対向する位置に設けられている。ワーク接触部252は、例えば、ダイスやパンチである。ワーク接触部252は、スライド34が並進運動したとき、スライド34および加工治具251とともに並進運動し、ワーク5に接触する。ワーク接触部252がワーク5に接触したとき、せん断加工、曲げ加工、絞り加工またはかしめ等のプレス加工が行われる。
第3支柱43は、棒状に形成されており、天地方向に延びている。第3支柱43の一端は、ベース板21に接続されている。第3支柱43の他端は、ワーク台26に接続されている。第3支柱43は、ワーク台26を支持している。
ワーク台26は、板状に形成されており、ワーク治具27を支持している。ワーク治具27は、ワーク5の形状に対応する凹部を有し、ワーク5と着脱可能である。ワーク治具27にワーク5を取り付けられたとき、ワーク治具27は、ワーク5を固定する。
従来、特許文献1に記載されているように、サーボモータを用いて、荷重をフィードバックして、プレスを行うプレス機が知られている。特許文献1の構成のように、検出された荷重に基づいて、荷重をフィードバック制御するとき、応答遅れが生じる。このため、目標荷重に対して、オーバーシュートすることがある。また、応答性が向上するように、ゲインを大きくすると、ハンチング等が生じ、安定性が劣化する虞がある。さらに、安定性が向上するように、微分制御を行うことがある。微分制御を行うとき、安定性が改善されるが、目標荷重との偏差が大きくなることがある。また、目標荷重との偏差を小さくするために、積分制御を行うことがある。このように、フォードバック制御を行う場合、複雑な制御を行う必要がある。本実施形態のプレス機11では、複雑な制御することなく、負荷する荷重の変動が低減する。
図2に示すように、プレス機11は、ばね部材としての複数のスプリング61-64および複数の案内部71-74をさらに備える。一実施形態では、スプリング61-64および案内部71-74は、それぞれ4つ設けられている。以下、スプリング61-64を第1スプリング61、第2スプリング62、第3スプリング63および第4スプリング64と適宜記載する。また、案内部71-74を第1案内部71、第2案内部72、第3案内部73および第4案内部74と適宜記載する。
スプリング61-64は、スライド34に接続されており、弾性変形可能である。スプリング61-64の一端は、スライド板38に接続されている。スプリング61-64の他端は、固定板241に接続されている。
図3に示すように、スプリング61-64は、同一円周上にそれぞれ設けられている。スプリング61-64が有する同一円Cに内接する正方形の頂点を第1頂点P1、第2頂点P2、第3頂点P3および第4頂点P4とする。第1スプリング61は、第1頂点P1上に設けられている。第2スプリング62は、第2頂点P2上に設けられている。第3スプリング63は、第3頂点P3上に設けられている。第4スプリング64は、第4頂点P4上に設けられている。スプリング61-64は、正多角形の各頂点上にそれぞれ設けられている。
図4に示すように、スライド34が並進運動したとき、スプリング61-64は、弾性変形して復元力Fを発生する。復元力Fにより、ワーク接触部252がワーク5に接触したとき、スプリング61-64は、固定板241、加工治具251およびワーク接触部252を介して、ワーク5に荷重Wをかける。なお、プレス機11では、スライド34が地方向に移動して、スプリング61-64は、弾性変形する。
第1スプリング61の復元力Fを第1復元力F1とする。第2スプリング62の復元力Fを第2復元力F2とする。第3スプリング63の復元力Fを第3復元力F3とする。第4スプリング64の復元力Fを第4復元力F4とする。荷重Wは、復元力Fに基づき、以下関係式(1)のように、表される。
k1は、第1スプリング61のばね定数を表す。x1は、スライド34が並進運動したときの第1スプリング61の変位量を表す。スライド34が並進運動する前における初期状態での第1スプリング61の変位量を第1初期変形量x01とする。k2は、第2スプリング62のばね定数を表す。x2は、スライド34が並進運動したときの第2スプリング62の変位量を表す。初期状態での第2スプリング62の変位量を第2初期変形量x02とする。k3は、第3スプリング63のばね定数を表す。x3は、スライド34が並進運動したときの第3スプリング63の変位量を表す。初期状態での第3スプリング63の変位量を第3初期変形量x03とする。k4は、第4スプリング64のばね定数を表す。x4は、スライド34が並進運動したときの第4スプリング64の変位量を表す。初期状態での第4スプリング64の変位量を第4初期変形量x04とする。なお、地方向を力の正方向とし、天方向を力の負方向とする。
W=F1+F2+F3+F4
F1=k1×(x1-x01)
F2=k2×(x2-x02)
F3=k3×(x3-x03)
F4=k4×(x4-x04) ・・・(1)
初期状態において、スライド板38および固定板241により、スプリング61-64は、予め弾性変形するように、設けられている。スライド板38および固定板241により、初期変形量x01-x04は、ゼロより大きい値となるように、設定されている。また、スプリング61-64は、スプリング61-64のばね定数に初期変形量x01-x04を乗算した値が同一の値となるように、設定されている。本明細書中、「同一」は、常識的な誤差範囲を含むものとする。
スプリング61-64の数をスプリング数Npとする。ワーク5を加工するのに必要な荷重Wを必要荷重Wnとする。スプリング数Npは、各スプリング61-64のばね定数、必要荷重Wnおよびワーク5の形状に基づいて、設定される。各スプリング61-64のばね定数が小さくなるに伴い、スプリング数Npは、増加する。必要荷重Wnが大きくなるに伴い、スプリング数Npは、増加する。
スプリング61-64のばね定数は、同一であることが好ましい。また、スプリング61-64の初期変形量x01-x04は、同一であることが好ましい。このとき、荷重Wは、関係式(2)のように、表される。関係式(2)において、kは、スプリング61-64のばね定数を表す。xは、スプリング61-64の変形量を表す。x0は、スプリング61-64の初期変形量を表す。
W=k×(x-x0)×Np ・・・(2)
案内部71-74は、スプリング61-64の内側にそれぞれ設けられている。案内部71-74の外面は、スプリング61-64の内面と接触している。第1案内部71は、第1スプリング61の内側に設けられている。第2案内部72は、第2スプリング62の内側に設けられている。第3案内部73は、第3スプリング63の内側に設けられている。第4案内部74は、第4スプリング64の内側に設けられている。
また、案内部71-74は、スライド34が並進運動する方向に延びている。一実施形態のプレス機11では、案内部71-74は、天地方向に延びている。スライド34が並進運動したとき、案内部71-74の外面がスライド34の内面に沿って摺動する。このとき、スプリング61-64の内面が案内部71-74の外面に沿って摺動し、スプリング61-64は、案内部71-74が延びている方向に沿って、弾性変形する。
[1]スプリング61-64は、スライド34が並進運動したとき、弾性変形して復元力Fを発生する。復元力Fにより、ワーク5に荷重Wをかける。これにより、スライド34が所定のストローク分移動するだけで、プレス機11は、荷重Wを制御できる。このため、フィードバック制御等の複雑な制御を荷重Wに対して必要がなくなる。
また、スライド34が所定のストローク分移動したとき、一定の復元力Fにより、ワーク5に一定の荷重Wがかかる。スライド34が一定のストロークを保持することで、荷重Wは変動せず、荷重Wに対する安定性が向上する。したがって、負荷する荷重Wの変動を低減することができる。また、スライド34の移動速度を速くすることにより、荷重Wの目標値との偏差を高速で小さくできる。これにより、荷重Wに対する応答性が向上する。
[2]スプリング61-64は、スライド34に直接設けられている。これにより、スライド34のストロークからスプリング61-64の弾性変形量が直接測定できる。このため、スプリング61-64の弾性変形量の管理がしやすくなり、荷重Wの管理がしやすくなる。
[3]案内部71-74は、スプリング61-64に設けられており、スライド34が並進運動する方向に延びている。スプリング61-64は、案内部71-74が延びている方向に沿って、弾性変形する。これにより、スプリング61-64が並進運動する方向に沿って弾性変形しやすくなる。このため、スライド34が並進運動したとき、スプリング61-64の弾性変形量のズレが小さくなりやすくなり、荷重Wに対する応答性および安定性がより向上する。
[4]スライド34は、スライド板穴381を含むスライド板38を有する。スライド34が並進運動したとき、スライド板38の内面が案内部71-74の外面に沿って摺動する。スライド板38により、スプリング61-64が弾性変形する。これにより、スプリング61-64が並進運動する方向に沿って、弾性変形しやすくなる。上記[3]と同様の効果を奏する。
[5]スプリング61-64は、初期状態において、予め弾性変形している。これにより、複数のスプリング61-64のばね定数のバラツキにより生じる復元力Fのバラツキを小さくできる。復元力Fのバラツキを小さくできるため、荷重Wのバラツキが小さくでき、荷重Wに対する安定性がより向上する。
[6]スプリング61-64は、同一円周上に設けられている、または、正多角形の頂点上に設けられている。これにより、圧力が偏ることを防止でき、ワーク接触部252の圧力分布のバラツキが小さくなる。このため、荷重Wのバラツキが小さくなり、荷重Wに対する安定性がより向上する。
(他の実施形態)
[i]図5に示すように、案内部71-74は、筒状に形成されており、スプリング61-64の外側に設けられてもよい。案内部71-74の内面とスプリング61-64の外面とが摺動して、スプリング61-64は、案内部71-74により、案内されてもよい。なお、スライド板38は、スライド板穴381の形状が案内部71-74の形状に対応するように、形成されている。
[ii]図6に示すように、スプリング61-64は、ベース板21およびワーク台26の間に設けられてもよい。このとき、スプリング61-64の一端は、ベース板21に接続されている。スプリング61-64の他端は、ワーク台26に接続されている。ワーク台26は、ワーク側軸受部261およびワーク台穴262を有する。
ワーク側軸受部261は、それぞれの第3支柱43に設けられており、ワーク台26から地方向に延びている。また、ワーク側軸受部261は、第3支柱43の形状に対応する穴を含む。第3支柱43の一端は、ベース板21に接続されており、第3支柱43の他端は、ワーク側軸受部261に挿入されている。ワーク側軸受部261は、ワーク側軸受部261の内面が第3支柱43の外面に沿って摺動可能なように、形成されている。
ワーク台穴262は、案内部71-74の形状に対応している。スライド34が並進運動したとき、ワーク台26の内面が案内部71-74の外面に沿って摺動する。ワーク台26により、スプリング61-64が弾性変形する。このとき、スプリング61-64は、復元力Fを発生する。ワーク接触部252がワーク5に接触したとき、復元力Fにより、スプリング61-64は、ワーク台26、ワーク治具27およびワーク接触部252を介して、ワーク5に荷重Wをかける。このような構成においても、上記[1]と同様の効果を奏する。
[iii]第3ロッド37とスライド板38との間に、荷重を検出可能なロードセルが設けられてもよい。このロードセルは、フィードバック制御に用いられるわけではなく、荷重Wの管理に用いられる。ロードセルを設けることにより、スプリング61-64の復元力Fが管理しやすくなる。したがって、荷重Wの管理がしやすくなる。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
5 ・・・ワーク、
32 ・・・モータ、
34 ・・・スライド、
61、62、63、64 ・・・ばね部材(スプリング)、
252 ・・・ワーク接触部、
F、F1、F2、F3、F4 ・・・復元力、
W ・・・荷重。

Claims (4)

  1. 回転可能なモータ(32)と、
    前記モータに接続されており、前記モータが回転したとき、並進運動するスライド(34)と、
    ワーク(5)に対向しており、前記スライドが並進運動したとき、前記スライドとともに並進運動し、前記ワークに接触するワーク接触部(252)と、
    前記スライドが並進運動したとき、弾性変形して復元力(F、F1、F2、F3、F4)を発生する複数のばね部材(61、62、63、64)と、
    を備え、
    前記ばね部材は、前記スライドに接続され、
    前記スライドは、前記案内部の形状に対応するスライド板穴(381)を含み、前記ばね部材の一端が接続されており、板状に形成されるスライド板(38)を有し、
    前記スライドが並進運動したとき、前記スライド板の内面が前記案内部の外面に沿って摺動し、複数の前記ばね部材は、前記スライド板によって、弾性変形し、
    前記スライドは、第1ロッド(35)、第2ロッド(36)、第3ロッド(37)をさらに有し、前記第1ロッド35の径は、前記第2ロッド36および前記第3ロッド37の径よりも大きくなるように形成され、前記第2ロッドは前記第1ロッドおよび前記第3ロッドの間に設けられており、前記第2ロッドの径は、前記第3ロッドの径よりも小さくなるように形成されており、前記第2ロッドは、天地方向に交差する方向に延びるロッド凸部(361)を有し、前記第3ロッドは、中空となるように形成されており、前記ロッド凸部に対応するロッド凹部(371)を有し、前記ロッド凸部および前記ロッド凹部371は嵌合しており、前記第3ロッドは、前記第1ロッドとで前記第2ロッドを覆うように形成されており、
    前記ばね部材は、前記ワーク接触部が前記ワークに接触したとき、前記復元力により、前記ワーク接触部を介して前記ワークに荷重(W)をかけるプレス機。
  2. 前記ばね部材にそれぞれ設けられており、前記スライドが並進運動する方向に延びている案内部(71、72、73、74)をさらに備え、
    前記ばね部材は、前記スライドが並進運動したとき、前記案内部が延びている方向に沿って、弾性変形する請求項1に記載のプレス機。
  3. 前記ばね部材は、前記スライドが並進運動する前の初期状態において、予め弾性変形している請求項1または2に記載のプレス機。
  4. 3つ以上の前記ばね部材を備えており、
    前記ばね部材は、正多角形の頂点(P1、P2、P3、P4)上に設けられている請求項1からのいずれか一項に記載のプレス機。
JP2018012292A 2018-01-29 2018-01-29 プレス機 Active JP7013889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018012292A JP7013889B2 (ja) 2018-01-29 2018-01-29 プレス機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018012292A JP7013889B2 (ja) 2018-01-29 2018-01-29 プレス機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019130533A JP2019130533A (ja) 2019-08-08
JP7013889B2 true JP7013889B2 (ja) 2022-02-01

Family

ID=67546671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018012292A Active JP7013889B2 (ja) 2018-01-29 2018-01-29 プレス機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7013889B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000000700A (ja) 1998-06-12 2000-01-07 Index:Kk プレス金型用スプリングユニット
JP2002254199A (ja) 2001-03-02 2002-09-10 Nikkiso Co Ltd 加圧成形装置
US20140123863A1 (en) 2012-11-08 2014-05-08 Boe Technology Group Co., Ltd. Pressing apparatus
CN105415729A (zh) 2015-11-02 2016-03-23 珠海格力电器股份有限公司 一种端盖铆压机

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000000700A (ja) 1998-06-12 2000-01-07 Index:Kk プレス金型用スプリングユニット
JP2002254199A (ja) 2001-03-02 2002-09-10 Nikkiso Co Ltd 加圧成形装置
US20140123863A1 (en) 2012-11-08 2014-05-08 Boe Technology Group Co., Ltd. Pressing apparatus
CN105415729A (zh) 2015-11-02 2016-03-23 珠海格力电器股份有限公司 一种端盖铆压机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019130533A (ja) 2019-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101114374B1 (ko) 압입장치
WO2017041645A1 (zh) 一种用于工业机器人精密装配的柔性单元及柔性手腕
EP2808225B1 (en) Steering column apparatus
CN108161978B (zh) 一种保持输出力恒定的力控制关节装置
JP2019536989A (ja) 多軸相対位置決めステージ
KR102408686B1 (ko) 직선 동력전달 시스템
US20180021904A1 (en) Main spindle device for machine tool
JP6291963B2 (ja) 自在継手の組立方法、自在継手の検査方法、自在継手の組立装置、および、自在継手の検査装置
US11441598B2 (en) Dual-axis flexure gimbal device
JP7013889B2 (ja) プレス機
US9333610B2 (en) Workpiece positioning device positioning workpiece at two reference surfaces
CN111288011A (zh) 消除轴承端间隙的盖板和密封承载件
JP6248350B2 (ja) 精密傾斜ステージ
JP4679572B2 (ja) 精密位置決め装置
ITBO980126A1 (it) Metodo ed unita' per la lavorazione di materiale in foglio.
US7504794B2 (en) Planar motor
KR100396021B1 (ko) 초정밀 이송장치
JP4873322B2 (ja) プレス方法および該方法を用いるプレス装置
JP2021060090A (ja) 十字軸式自在継手の組み立て方法及び組み立て装置
JP2012203589A (ja) 直進型及び回転型ロボットの制御装置
CN213419234U (zh) 航空发动机的轴承弹性支座
EP3156174B1 (en) Feeding module
CN105234800B (zh) 一种具备非圆异型孔加工功能的珩磨刀具装置
JP5256414B2 (ja) 変位拡大装置
JP2021013991A (ja) ニードルグリッパーおよびアクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220103