JP7013278B2 - マッサージ器 - Google Patents

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Description

本発明は、マッサージ器に関する。
肌の美容のためのマッサージ方法として、ヘラやレンゲ等の縁を肌に摺動させることにより血流やリンパの流れを促進し、肌の新陳代謝を高める「かっさ」と呼ばれる方法が知られている。この種のマッサージ方法には、「かっさ板」と呼ばれる板状のマッサージ器が使用されることがある。かっさ板の側面、つまり、厚み方向から視た平面視における周縁部は、人体の様々な部分をマッサージすることができるように、前記平面視において凹状に湾曲した輪郭を有する凹状部、凸状に湾曲した輪郭を有する凸状部及び直線状の輪郭を有する直線部が組み合わされた複雑な形状を有していることが多い。
また、肌の美容のためのマッサージ方法として、ローラーを肌に押し当てながら転動させる方法も知られている。例えば特許文献1には、板状の本体と、この本体の側面に回転可能に保持された複数のローラーとを有するマッサージ具が記載されている。
意匠登録第1436400号公報
しかし、特許文献1のマッサージ具におけるローラーの回転軸は、かっさ板の側面に沿って配置されている。それ故、本体の側面とローラーとを同時に肌に押し当て、かっさとローラーによるマッサージとを同時に行うことが難しい。つまり、特許文献1のマッサージ具を用いてかっさとローラーによるマッサージとを同時に行うためには、ローラーと、本体の側面(つまり、周縁部)におけるローラーの周辺部分とを同時に肌に押し当てる必要がある。
しかし、特許文献1のマッサージ具において、複数のローラーは、本体の側面における凹状に湾曲した部分に等間隔に配置されている。また、本体の側面におけるローラー同士の間に配置された部分は、ローラーよりも内方に配置されている。そのため、ローラーを肌に押し当てた際に、本体の側面が肌に接触しにくくなり、場合によっては本体の側面が肌に接触しなくなるおそれもある。
このように、特許文献1のマッサージ具は、ローラーを肌に押し当てた際に、同時に本体の側面を肌に押し当てることが難しいため、かっさとローラーによるマッサージとを同時に行うことが難しい。
また、特許文献1のマッサージ具は、例えば顔等の比較的起伏の変化が大きい部位をマッサージしようとする場合に、ローラーを肌に押し当てることが難しいことがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、かっさと回転体によるマッサージとを同時に行うことができるとともに、比較的起伏の変化が大きい部位に回転体を容易に押し当てることができるマッサージ器を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、板状を呈し、その周縁部を肌上で摺動させてマッサージを施すための本体と、
前記本体の前記周縁部から外方に突出するように配置された回転可能な1個または複数個の回転体と、を有し、
前記回転体の回転中心線のうち当該回転体と重なる部分が前記本体の前記周縁部から外方に突出しており、
前記本体の前記周縁部は、前記本体の厚み方向から視た平面視における輪郭が凸状に湾曲した凸状部を1か所以上有するとともに、前記平面視における輪郭が凹状に湾曲し前記凸状部に連なる凹状部及び前記平面視における輪郭が直線状を呈し前記凸状部に連なる直線部のうち少なくとも一方を1か所以上有しており、
前記回転体は、前記凸状部から外方に突出するように配置されている、マッサージ器にある。
前記マッサージ器は、本体の側面、つまり、厚み方向から視た平面視における周縁部から外方に突出するように配置された回転体を有している。そして、回転体の回転中心線(以下、「回転中心」ということがある。)のうち当該回転体と重なる部分は、本体の周縁部から外方に突出している。回転体及び回転中心をこのように配置することにより、本体の周縁部と回転体とを同時に肌に押し当てることができる。その結果、かっさと回転体によるマッサージとを同時に行うことができる。また、回転体を本体の周縁部から外方に突出するように配置することにより、例えば顔等の起伏の変化の大きい部分にも、回転体を容易に押し当てることができる。
実施例1における、マッサージ器の斜視図である。 実施例1における、マッサージ器を厚み方向から視た平面図である。 実施例1のマッサージ器における、凹状部及び凸状部の範囲を示す平面図である。 実施例1のマッサージ器における本体の縦方向の長さ及び横方向の長さを示す平面図である。 実施例1におけるマッサージ器を、回転体を有する側から視た側面図である。 実施例1のマッサージ器における、厚み方向を基準とした回転中心の角度を示す側面図である。 実施例1におけるマッサージ器を、第1頂点、第2頂点及び本体の後端点が一直線上に並ぶように視た平面図である。 実施例1のマッサージ器を用いて、頬及び目元のリフトアップを行う方法の説明図である。 図8に示す方法によりマッサージされる部分を示した説明図である。 実施例1のマッサージ器を用いて、頬及び目元のリフトアップを行う別の方法の説明図である。 図10に示す方法によりマッサージされる部分を示した説明図である。 実施例1のマッサージ器を用いて、あごの引き締めを行う方法の説明図である。 図12に示す方法によりマッサージされる部分を示した説明図である。 実施例1のマッサージ器を用いて、回転体により目元のマッサージを行う方法の説明図である。 図14に示す方法によりマッサージされる部分を示した説明図である。 実施例1のマッサージ器を用いて、回転体により目元をつまみ上げるようにマッサージを行う方法の説明図である。 図16に示す方法によりマッサージされる部分を示した説明図である。 実施例1のマッサージ器を用いて、回転体により目尻をつまみ上げるようにマッサージを行う方法の説明図である。 図18に示す方法によりマッサージされる部分を示した説明図である。 実施例1のマッサージ器を用いてマッサージを行う場合における、本体の周縁部と肌との接触状態の例を示す説明図である。 回転体が突出している凸状部に他の凸状部が連なっているマッサージ器を用いてマッサージを行う場合における、本体の周縁部と肌との接触状態の例を示す説明図である。 従来の美容器を用いて肌を摘み上げるマッサージを行う方法の説明図である。 従来の美容器を用いて肌を摘み上げるマッサージを行う方法の別の態様の説明図である。 実施例2における、凹状部の両端に回転体を備えたマッサージ器を厚み方向から視た平面図である。 実施例3における、円板状を呈する本体を備えたマッサージ器を厚み方向から視た平面図である。 実施例3における、四角形状を呈する本体を備えたマッサージ器を厚み方向から視た平面図である。 実施例4における、弧状を呈する本体を備えたマッサージ器を厚み方向から視た平面図である。 実施例4のマッサージ器における、本体の縦方向の長さ及び横方向の長さを示す平面図である。 実施例4におけるマッサージ器を、第1頂点、第2頂点及び本体の後端点が一直線上に並ぶように視た平面図である。 実施例5における、第1頂部と第2頂部とのそれぞれに2個の回転体を備えたマッサージ器を厚み方向から視た平面図である。 実施例6における、第1電極、第2電極及び第3電極が別々の部品に設けられたマッサージ器の斜視図である。 実施例6のマッサージ器における、凹状部及び凸状部の範囲を示す平面図である。
前記マッサージ器において、本体は板状を呈しており、その側面、つまり、厚み方向から視た平面視における周縁部を肌に摺動させることにより、かっさを行うことができるように構成されている。ここで、「板状」には、平板と、一般的な感覚として板と認められる程度に平板の少なくとも一部を湾曲してなる形状とが含まれる。例えば、本体における周縁部に囲まれた部分の表面は、平坦であってもよいし、厚み方向に若干膨出し、または若干陥没していてもよい。また、当該部分の表面には、凹凸が設けられていてもよい。なお、いわゆる「厚み方向」は、本体の投影面積が最大となる平面に垂直な方向をいう。
厚み方向から視た平面視、つまり、本体の投影面積が最大となるように視た平面視における本体の形状は特に限定されることはなく、種々の態様を採り得る。例えば、前記平面視における本体の形状は、円形や楕円形、長円形等の円を基本とした形状を呈していてもよいし、三角形、正方形、長方形、五角形等の多角形状を呈していてもよい。
また、本体は、前述した比較的単純な形状を、一般的な感覚として当該形状と認識できる程度に変形してなる形状を呈していてもよい。更に、本体は、前述した比較的単純な形状以外にも、例えばハート形やコンマ記号のような形状等の、前記平面視における輪郭が直線や曲線の組み合わせからなる比較的複雑な形状を呈していてもよい。
本体は、その厚み方向から視た平面視における外方に膨出した1か所以上の膨出部を有しており、回転体は、少なくとも1か所の膨出部から外方に突出するように配置されていることが好ましい。ここで、前述した膨出部には、例えば、ハート形の頭部やコンマ記号の頭部、四角形の角部等の、一般的な感覚として周囲よりも外方に膨出していると認識できる部分が含まれる。
回転体を膨出部から外方に突出するように配置することにより、回転体を肌に押し当てた場合に、回転体とともに、膨出部に連なる部分を容易に肌に押し当てることができる。その結果、マッサージ器の使い勝手をより向上させることができる。更に、この場合には、例えば目元や鼻筋等の、周囲より陥没した部位においても、回転体を容易に肌の表面に押し当てることができる。その結果、回転体によるマッサージをむらなく行うことができる。
また、本体は、互いに並んで配置された2か所の膨出部と、これらの膨出部同士の間に形成され、本体の厚み方向から視た平面視において膨出部よりも内方に陥没した陥没部とを有していてもよい。この場合には、陥没部、即ち2か所の膨出部の間にあご等の周囲よりも外方に張り出した部位を挟み込み、陥没部全体を当該部位の表面に容易に押し当てることができる。その結果、周囲よりも外方に張り出した部位において、かっさをむらなく行うことができる。さらに、この場合には、陥没部に周囲よりも外方に張り出した部位を挟み込むとともに、回転体を肌に押し当ててマッサージ器を往復移動させることにより、かっさと回転体によるマッサージとを同時に行うこともできる。
本体の周縁部は、本体の厚み方向から視た平面視における輪郭が凸状に湾曲した凸状部を1か所以上有するとともに、前記平面視における輪郭が凹状に湾曲し凸状部に連なる凹状部、及び、前記平面視における輪郭が直線状を呈し凸状部に連なる直線部のうち少なくとも一方を1か所以上有しており、回転体の回転中心は、凸状部から外方に突出している。即ち、回転体は、凹状部又は直線部のいずれかに連なる凸状部から外方に突出するように配置されている。
回転体が配置された凸状部に他の凸状部が連なっている場合、回転体を肌に押し当てると、前述した凸状部が、回転体から離れるにつれて肌から遠ざかるように配置される。そのため、この場合には、回転体を肌に押し当てた際に、同時に肌に接触し得る凸状部の長さが比較的短くなりやすい。
これに対し、回転体が配置された凸状部に直線部または凹状部が連なっている場合、当該直線部または凹状部は、他の凸状部が連なっている場合に比べて肌に近い位置に配置される。そのため、この場合には、回転体と、前述した凹状部又は直線部とを同時に肌に押し当て、回転体と凸状部とを同時に肌に押し当てる場合に比べて本体の周縁部と肌との接触部分の長さをより長くすることができる。その結果、かっさをより効率よく行うことができる。
また、本体の周縁部は、凸状部と、当該凸状部に連なる凹状部とを有しており、回転体は、当該凸状部から外方に突出するように配置されていることが好ましい。かっさと回転体によるマッサージとを同時に行う場合、かっさを行おうとする部分の表面は、例えば頬やあご等のように、凸状の曲面であることが多い。そのため、回転体が配置された凸状部に隣接して凹状部を設けることにより、回転体を肌に押し当てた際に、凹状部が肌の凸状曲面に沿うように配置される。その結果、回転体を肌に押し当てつつ、凹状部を肌の湾曲形状に沿って押し当てることができる。これにより、本体の周縁部と肌との接触部分の長さを更に長くし、かっさをさらに効率よく行うことができる。
また、本体の周縁部は、その少なくとも一部に、凹状部または直線部と、当該凹状部または直線部の両端にそれぞれ連なる凸状部とを有しており、前記回転体は、その少なくとも一部がこれらの凸状部の両方に接する直線よりも外方に突出するように配置されていることが好ましい。この場合には、凹状部または直線部を肌に押し当てた場合に、回転体を肌側に突出させることができる。そのため、直線部または凹状部を肌に押し当てつつ、回転体をより容易に肌に押し当てることができる。これにより、マッサージ器の使い勝手をより向上させることができる。
本体の側面、つまり、厚み方向から視た平面視における周縁部からは、1個または複数個の回転体が外方に突出するように配置されている。回転体は、その全体が本体の周縁部から突出するように配置されていてもよいし、その一部が本体の周縁部から突出するように配置されていてもよい。回転体の少なくとも一部が本体の周縁部から突出するように配置されていれば、本体の周縁部と回転体とを同時に肌に押し当てることができる。
回転体は、例えば、球状であってもよいし、筒状であってもよい。ここで、「球状」には、真球と、楕円球や涙滴形状等の一般的な感覚として球形と認められる程度に真球を変形してなる形状とが含まれる。また、「筒状」には、円筒及び角筒等の筒と、例えばテーパ形状、即ち先端に近いほど径が細くなる形状や逆テーパ形状、即ち先端に近いほど径が太くなる形状等の、一般的な感覚として球形と認められる程度に筒を変形してなる形状とが含まれる。
回転体の外径は特に限定されるものではないが、例えば球状を呈する回転体の場合には、例えば、回転中心と直交する方向における直径を10~20mmの範囲内から適宜設定することができる。また、球状を呈する回転体の場合には、前記直径を15~20mmの範囲内とすることが好ましい。球状の回転体における前記直径を前記特定の範囲とすることにより、例えば目元や鼻筋等の、周囲より陥没した部位においても、回転体をより容易に肌の表面に押し当てることができる。かかる観点からは、前記直径を、18~19mmの範囲内とすることがより好ましい。
また、筒状を呈する回転体の場合には、例えば、回転中心と直交する方向における直径を10~20mmの範囲内から適宜設定するとともに、回転中心に沿う方向における長さを10~25mmの範囲内から適宜設定することができる。
回転体の表面は、曲面から構成されていてもよいし、例えば三角形状の平面や四角形状の平面などの多数の平面から構成されていてもよい。肌のマッサージ効果をより高める観点からは、回転体の表面が多数の平面から構成されていることが好ましい。また、同様の観点からは、回転体の表面に多数の突起が設けられていることが好ましい。
回転体は、球状を呈していることが好ましい。この場合には、例えば目元や鼻筋等の、周囲より陥没した部位においても、回転体を容易に肌の表面に押し当てることができる。その結果、回転体によるマッサージをむらなく行うことができる。
回転体の回転中心は、本体の周縁部から外方に突出した直線である。回転中心は、例えば、回転体の重心を貫くように配置されていてもよいし、回転体の重心から外れた位置を貫くように配置されていてもよい。また、回転中心は、本体の厚み方向に直交する方向、つまり、本体の投影面積が最大となる平面に対して平行な方向に延設されていてもよいし、本体の厚み方向に対して傾斜した方向に延設されていてもよい。
本体の厚み方向と、回転中心の延設方向とのなす角度は、例えば、60~120度の範囲から適宜設定することができる。これにより、本体の周縁部と回転体とを同時に肌に押し当て、更にはマッサージ器の移動に伴って回転体を回転させることができる。
また、本体の厚み方向と、回転中心の延設方向とのなす角度を75~105度の範囲内であることが好ましく、80~100度の範囲内であることがより好ましく、85~95度の範囲内であることがさらに好ましく、88~92度の範囲内であることが特に好ましい。本体の厚み方向と、回転中心の延設方向とのなす角度が90度に近くなるほど、回転体をよりスムーズに回転させることができる。
また、前記マッサージ器は、本体の外方に間隔を開けて配置された2個の回転体を有しており、各回転体の回転中心は、本体から外方へ向かうにつれて互いの間隔が拡がるように配置されていることが好ましい。この場合には、2個の回転体を肌に押し当てつつ前記マッサージ器を肌上で往復移動させることにより、これらの回転体によって肌を摘み上げるようにマッサージを行うことができる。そして、使用者は、前記マッサージ器を用いることにより、かっさ、回転体を肌上で転動させるマッサージ、かっさと回転体の転動とを同時に行うマッサージ及び、前述した肌を摘み上げるマッサージから所望のマッサージを選択して行うことができる。
前記の場合において、回転体同士の間隔は、回転体の形状や直径に応じて適宜設定することができる。例えば、回転体が直径10~20mmの球状を呈する場合には、回転体同士の間隔を、7mm以上10mm未満の範囲内から設定することが好ましい。これにより、2個の回転体によって肌を適度に強く摘み上げ、マッサージ効果をより高めることができる。また、回転中心同士のなす角度は、例えば、40~70度の範囲内から設定することが好ましい。この場合にも、前記と同様に、2個の回転体によって肌を適度に強く摘み上げ、マッサージ効果をより高めることができる。マッサージ効果をより高める観点からは、回転体同士の間隔を7.5mm以上9mm以下とすることがより好ましい。同様に、回転中心同士のなす角度を45~65度とすることがより好ましく、50~60度とすることがさらに好ましい。
なお、前記の場合において、マッサージ器は、肌の摘み上げを行うための2個の回転体とは別に、1個または2個以上の回転体を更に有していてもよい。
前記の場合において、本体の厚み方向と、回転中心の延設方向とのなす角度は、60~120度の範囲内であることが好ましく、75~105度の範囲内であることがより好ましく、80~100度の範囲内であることがさらに好ましく、85~95度の範囲内であることがさらに好ましく、88~92度の範囲内であることが特に好ましい。
肌を摘み上げるマッサージを行う場合には、前述したように、2個の回転体を肌に押し当てつつ前記マッサージ器を肌上で往復移動させる。かかる方法でマッサージを使用する場合、肌を摘み上げる力の大きさは、マッサージ器の進行方向と回転中心の延設方向とのなす角度に応じて変化する。そのため、往路における進行方向と回転中心の延設方向とのなす角度と、復路における当該角度との差が大きい場合には、往路における肌を摘み上げる力と復路における当該力との差が大きくなる。その結果、往路または復路のいずれか一方における肌を摘み上げる力が、他方における肌を摘み上げる力よりも弱くなるおそれがある。
本体の厚み方向と、回転中心の延設方向とのなす角度を90度に近づけることにより、往路における進行方向と回転中心の延設方向とのなす角度と、復路における前記角度との差を小さくしやすくなる。そのため、マッサージ器を往復移動させるという単純な動作により、往路と復路とで同程度のマッサージ効果を得ることができる。その結果、マッサージ器の使い勝手をより向上させることができる。
前記の場合において、2個の回転体は、厚み方向から視た平面視における本体の輪郭に沿って、互いに並んで配置されていることが好ましい。2個の回転体によって肌を摘み上げるマッサージを行う場合には、前述したように、2個の回転体を肌に押し当てつつ、マッサージ器を2個の回転体の並び方向と直交する方向に往復移動させればよい。
従来、2個の回転体によって肌の摘み上げを行う美容器としては、例えば特開2015-186540号公報に記載されたような、棒状のハンドルの先端に2個の回転体を有する美容器が知られている。この種の美容器において2個の回転体を肌に押し当てた際には、ハンドルの長手方向が2個の回転体の並び方向に対して概ね直交する。そのため、この種の美容器を用いて肌を摘み上げるマッサージを行う場合には、腕全体を動かして、美容器をハンドルの長手方向に往復移動させる必要がある。
これに対し、2個の回転体が前述のように本体の輪郭に沿って互いに並んで配置されている場合には、これらの回転体を肌に押し当てた際に、本体の厚み方向と2個の回転体の並び方向とのなす角度が概ね直交する。
それ故、例えば、頬骨に沿う部分や目元等の肩よりも上方の部分に肌を摘み上げるマッサージを行う場合には、マッサージ器を把持した手が上方、肘が下方となる姿勢で回転体を肌に押し当て、前腕部や手首を左右に振るようにしてマッサージ器を厚み方向に往復移動させればよい。また、例えば、腹部や腕部等の肩よりも下方の部分に肌を摘み上げるマッサージを行う場合には、前腕部が水平になるような姿勢で回転体を肌に押し当て、前腕部や手首を上下に振るようにしてマッサージ器を厚み方向に往復移動させればよい。
このように、前記マッサージ器によれば、上腕部を動かさず、前腕部や手首を振るようにして動かすことにより肌を摘み上げるマッサージを行うことができる。その結果、肌を摘み上げるマッサージを行う際の腕への負荷をより軽減し、使い勝手をよりよくすることができる。
前記マッサージ器は、前記各回転体における、外表面と当該回転体の前記回転中心とが交わる点である2点の頂点と、2本の前記回転中心の交点と、前記本体の外表面における前記交点からも距離が最も大きい点である後端点と、を有している。前記マッサージ器は、これら2点の前記頂点のうち前記後端点からの距離が短い頂点を第1頂点、前記後端点からの距離が長い頂点を第2頂点とし、さらに、前記第2頂点と前記後端点とを結ぶ直線に平行な方向を縦方向とし、前記本体の厚み方向から視た平面視において前記直線に直交する方向を横方向とした場合に、前記縦方向における本体の外形寸法が前記横方向における前記本体の外形寸法よりも長いことが好ましい。
ここで、縦方向における外形寸法及び横方向における外形寸法は、以下のようにして測定される寸法である。まず、厚み方向から視た平面視、つまり、本体の投影面積が最大となるように視た平面視において、縦方向に延設された辺と横方向に延設された辺とから構成され、かつ、本体に外接する四角形を定める。この四角形の縦方向の長さを縦方向における外形寸法とし、横方向の長さを横方向における外形寸法とする。
回転体を肌に転動させるマッサージや肌を摘み上げるマッサージを行う場合には、使用者が回転体の反対側から本体を把持して回転体を肌へ押しつけることにより、肌への押圧力を適度に大きくすることができる。この際、本体の形状を前述のごとく縦方向に長い形状とすることにより、横方向に長い形状とした場合に比べて手から回転体までの距離を短くすることができる。その結果、前述したマッサージを行う際に、肌を適度に強く押圧しつつマッサージ器を意図した通りに動かしやすくなり、マッサージ器の使い勝手をより向上させることができる。
本体は、厚み方向から視た平面視において、前記第2頂点と前記後端点とを結ぶ直線に垂直な断面における本体の図心を連ねてなる中心線によって区画された2か所の領域を有しており、2個の回転体は、2か所の領域のうち同一の領域の外方に配置されていてもよい。ここで、本体の図心とは、前記断面において、本体の輪郭によって囲まれた領域の中心をいう。
この場合には、回転体を肌に転動させるマッサージや肌を摘み上げるマッサージを行う際に、使用者が回転体の反対側から本体を把持して回転体を肌へ押しつけることにより、肌への押圧力を適度に大きくすることができる。また、回転体を前記特定の位置に配置することにより、手首をまっすぐにした自然な姿勢で本体を把持し、回転体を肌に押し当てることができる。これらの結果、マッサージ器の使い勝手をより向上させることができる。
本体は、前記第2頂点側から前記後端点側に向かうにつれて厚み方向から視た平面視における幅が狭くなる先細り形状を有していてもよい。この場合には、本体の形状を、使用者がより持ちやすい形状とすることができる。その結果、マッサージ器の使い勝手をより向上させることができる。
前記マッサージ器は、本体の周縁部に配置された第1電極と、回転体の表面に配置された第2電極と、本体における第1電極から離間した位置に配置された第3電極とを有し、第1電極及び第2電極のうち少なくとも一方と第3電極とが肌に接触した状態において、肌に接触した電極を含む電流経路を形成することができるように構成されていることが好ましい。
この場合には、第3電極に触れるようにして本体を手で把持し、第1電極及び第2電極の少なくとも一方を肌に押し当ててかっさ等のマッサージを行うことにより、前記電流経路に微弱な電流を流すことができる。そして、かっさ等のマッサージに加えて、マッサージしている部位に前述した微弱な電流を流すことにより、マッサージの効果と微弱な電流による効果とを相乗的に作用させ、肌への美容効果をより高めることができる。
肌に流す微弱電流は特に限定されることはない。例えば、電流の大きさは、50~1000μAの範囲から適宜設定することができる。また、電流の波形は、直流であってもよいし、正弦波や矩形波、三角波等の交流であってもよい。更に、電流は、1つのパルスまたは複数のパルス群からなるパルス電流であってもよい。これらの範囲から電流の大きさ及び波形を適宜選択することにより、例えば、肌の新陳代謝を高めるためのマイクロカレントと呼ばれる微弱電流や、電荷を帯びた美容成分を肌表面から肌内部へ浸透させるためのイオン導入電流、毛穴の汚れ等の電荷を帯びた汚れ成分を肌内部から肌表面へ浮き上がらせるためのイオン導出電流を肌に流すことができる。
(実施例1)
前記マッサージ器の実施例を、図1~図23を用いて説明する。本例のマッサージ器1は、図1~図5に示すように、板状を呈し、その周縁部21を肌上で摺動させてマッサージを施すための本体2と、本体2の周縁部21から外方に突出するように配置された回転可能な1個または複数個の回転体3と、を有している。図2及び図5に示すように、回転体3の回転中心31は、本体2の周縁部21から外方に突出している。
図1及び図2に示すように、マッサージ器1の本体2は、その厚み方向から視た平面視、つまり、投影面積が最大となるように視た平面視(図2参照)においてハート形を呈している。より具体的には、本体2は、前記平面視において略半球状を呈するように外方に膨出し、互いに並んで配置された2か所の頂部22、23と、頂部22、23から延設され、先端に近いほど幅が狭くなっている尾部24とを有している。
以下において、2か所の頂部22、23の並び方向を幅方向ということがある。また、幅方向及び厚み方向の両方に直交する方向を上下方向といい、上下方向における頂部22、23側を上方、尾部24側を下方ということがある。これらのマッサージ器1の方向に関する記載は便宜上のものであり、マッサージ器1を使用する際の向きとは何ら関係がない。
本例の本体2は、その厚み方向から視た平面視における外方に膨出した膨出部20としての頂部22、23を有している。これらの頂部22、23のうち一方の頂部22からは、回転体3の回転中心31が外方に突出している。また、2か所の頂部22、23の間には、本体2の厚み方向から見た平面視において、これらの頂部22、23よりも内方に陥没した陥没部25が形成されている。以下においては、便宜上、2か所の頂部22、23のうち回転体3が突出している頂部を第1頂部22といい、他方の頂部を第2頂部23という。また、幅方向における第1頂部22側を右方といい、第2頂部23側を左方ということがある。これらの左右方向に関する記載は便宜上のものであり、マッサージ器1を使用する際の向きとは何ら関係がない。
本体2の尾部24は、図2に示すように、頂部22、23側から尾部24側に近づくにつれて、幅方向における第1頂部22側へ湾曲している。
また、本体2の外表面は、図2及び図3に示すように、厚み方向から視た平面視における本体2の輪郭を含む周縁部21と、周縁部21に囲まれた2枚の主面部28と、を有している。本例において、本体2の周縁部21は、図3に示すように、本体2の厚み方向から視た平面視における輪郭が凸状に湾曲した3か所の凸状部211(第1凸状部211a、第2凸状部211b及び第3凸状部211c)を有するとともに、前記平面視における輪郭が凹状に湾曲し凸状部211に連なる2か所の凹状部212(第1凹状部212a及び第2凹状部212b)と、を有している。また、回転体3の回転中心31は、凸状部211から外方に突出している。なお、図3においては、便宜上、回転体3を簡略化して記載した。
本体2の周縁部21の構成を、図3を参照しつつより具体的に説明する。第1頂部22の周縁部は、幅方向における外側部分(つまり、右方)に配置された第1凸状部211aと、幅方向における内側部分(つまり、左方)に配置された第2凸状部211bとから構成されている。第1凸状部211aは、第1頂部22の上端221において第2凸状部211bと接続されている。また、第1凸状部211aからは、2個の回転体3が外方に突出するように配置されている。第2凸状部211bは、第1凸状部211aよりも大きな曲率半径を有している。
第1頂部22の周縁部と尾部24の周縁部の間、つまり、本体2の周縁部21における、幅方向の第1頂部22側を構成する部分には、第1凹状部212aが配置されている。第1凹状部212aは、第1凸状部211aと、後述する第3凸状部211cとを接続している。このように、本体2の周縁部21は、第1凸状部211aと、第1凸状部211aに連なる第1凹状部212aとを有しており、回転体3の回転中心31は、第1凸状部211aから外方に突出している。
第1頂部22と第2頂部23との間には、第2凹状部212bが配置されている。第2凹状部は、第1凸状部211aと第2凸状部211bとを接続している。
本体2の周縁部21の残部、即ち、第2頂部23の周縁部から本体2の周縁部21における幅方向の第2頂部23側の部分を介して尾部24に亘る部分には、第3凸状部211cが配置されている。
これらを換言すると、第1凸状部211aは、本体2の周縁部21における、第1頂部22の上端221よりも右方に配置されている。本体2の厚み方向から視た平面視における第1凸状部211aの輪郭は、第1頂部22の上端221から下方に向かうにつれて右方へ膨らみ、その後、左方へ後退する凸状を呈している。
第1凹状部212aは、第1凸状部211aの下方に連なっている。第1凹状部212aは、本体2の周縁部21における第1頂部22から尾部24までの範囲に亘って配置されている。前記平面視における第1凹状部212aの輪郭は、第1凸状部211aの下端214から下方に向かうにつれて左方へ後退し、その後、右方へ膨らむ凹状を呈している。
第2凸状部211bは、第1凸状部211aの左方に連なっている。第2凸状部211bは、本体2の周縁部21における第1頂部22の上端221よりも左方に配置されている。前記平面視における第2凸状部211bの輪郭は、第1頂部22の上端221から第1頂部22と第2頂部23との間へ向かって延設されており、第1頂部22の上端221と第2凸状部211bの左端215との中間部分がわずかに外方に膨らんだ凸状を呈している。
第2凹状部212bは、第2凸状部211bの左方に連なっている。第2凹状部212bは、第1頂部22と第2頂部23との間に配置されている。前記平面視における第2凹状部212bの輪郭は、第2凸状部211bの左端215から左方へ向かうにつれて下方へ陥没し、その後上方へ突出する凹状を呈している。
第3凸状部211cは、本体2の周縁部21の残部、即ち、第2頂部23のから本体2の周縁部21における左方の部分を介して尾部24までに亘って配置されている。前記平面視における第3凸状部211cの輪郭は、その全範囲に亘って凸状に湾曲している。
また、本体2は、その厚み方向から視た平面視における周縁部21の内側に主面部28を有している。主面部28は、尾部24から頂部22、23に向かって延設された複数の隆起部280を有している。複数の隆起部280は、厚み方向から視た平面視において、本体2の輪郭に沿って湾曲した曲線状を呈している。また、図には示さないが、各隆起部280は、幅方向の断面において円弧状の輪郭を有している。
本例のマッサージ器1は、本体2における第1頂部22の外方に間隔を開けて配置された2個の回転体3(3a、3b)を有している。各回転体3(3a、3b)の回転中心31(31a、31b)は、当該回転体3の重心を貫くように配置された直線である。また、各回転体3の回転中心31は、本体2から外方へ向かうほど互いの間隔が拡がるように配置されており、図2及び図4に示すように、交点312において互いに交差している。以下においては、便宜上、2個の回転体3のうち第1凹状部212aに近い方の回転体を第1回転体3aといい、第2凹状部212bに近い方の回転体を第2回転体3bという。
本例における回転体3同士の間隔、即ち、第1回転体3aの表面と第2回転体3bの表面との距離の最小値は、例えば7~10mmの範囲から適宜設定することができる。また、回転体3の回転中心31同士のなす角θは、40~70度の範囲から適宜設定することができる。本例のマッサージ器1においては、回転体3同士の間隔は8.3mmであり、回転体3の回転中心31同士のなす角θは53度である。
2個の回転体3のうち、第1凹状部212aに近い第1回転体3aは、図2に示すように、第1凸状部211aと、第3凸状部211cの下方の部分(つまり、尾部24の周縁部)との両方に接する直線L1よりも外方に突出するように配置されている。また、第2凹状部212bに近い第2回転体3bは、第2凸状部211bと、第3凸状部211cの上方の部分(つまり、第2頂部23の周縁部)との両方に接する直線L2よりも外方に突出するように配置されている。
このように、本例のマッサージ器1における本体2の周縁部21は、その少なくとも一部に、2か所の凸状部211と、これらの凸状部211の間に配置された凹状部212とを有している。そして、各回転体3は、その少なくとも一部がこれら2か所の凸状部211の両方に接する直線L1、L2よりも外方に突出するように配置されている。
また、図5及び図6に示すように、各回転体3における回転中心31は、本体2の厚み方向と直交する方向に延設されている。即ち、図6に示すように、各回転体3における回転中心31の延設方向と、本体2の厚み方向に平行な直線Tのなす角度θ2は90度である。
各回転体3は、図1~図5に示すように、球状を呈している。本例の回転体3は、より具体的には、図1及び図2に示すように、涙滴形状における尖った部分を切除したような形状、つまり、先端側の半分が半球状を呈し、当該半球状部分から本体2側へ向かうにつれて、回転体3を完全な球状とした場合に比べて緩やかに外径が小さくなるような形状を有している。回転体3の直径、即ち、回転中心31と直交する方向における外径の最大値は、例えば、10~20mmの範囲から適宜設定することができる。回転体3の表面は、多数の三角形状を呈する平面から構成されている。回転体3の表面には、後述する第2電極42が設けられている。
本例のマッサージ器1は、本体2の周縁部21に配置された第1電極41と、回転体3の表面に配置された第2電極42と、本体2における第1電極41から離間した位置に配置された第3電極43とを有している。そして、マッサージ器1は、第1電極41及び第2電極42のうち少なくとも一方と第3電極43とが肌に接触した状態において、肌に接触した電極を含む電流経路を形成することができるように構成されている。
より具体的には、第1電極41は、本体2の周縁部21における第1凹状部212a、即ち、回転体3を備えた第1頂部22と尾部24とを接続する部分の全体に亘って設けられている。また、第3電極43は、厚み方向から視た平面視における、本体2の周縁部21よりも内側の部分に設けられている。第1電極41、第2電極42及び第3電極43は、本体2に内蔵された図示しない制御回路を介して互いに接続されている。また、制御回路は、本体2の周縁部21における第2頂部23と尾部24との間に配置された太陽電池モジュール44に接続されている。
本例のマッサージ器1は、種々の態様で使用することができる。例えば、頬及び目元のリフトアップを行う場合には、図8に示すように、本体2の第1凹状部212aを法令線に沿って頬に押し当てるとともに第1回転体3aを目元に押し当てる。そして、マッサージ器1を頬に沿って左右に往復移動(図8、矢印M1)することにより、第1凹状部212aを頬の膨らみに沿って摺動させると同時に第1回転体3aを目元において転動させることができる。これにより、図9に示すように、比較的皮膚の厚い頬511にかっさを施して血流を促進させることができる。更に、かっさと同時に回転体3を比較的皮膚の薄い目元512に転動させ、エステティシャンによるマッサージのような柔らかな刺激を与えて目元をほぐすことができる。その結果、頬のリフトアップを行うことができる。
また、頬及び目元のリフトアップを行う別の方法として、例えば図10に示すように、頂部22、23を口元に向け、尾部24が頂部22、23から斜め下方を向くようにして第1凹状部212aを頬に押し当てるとともに第1回転体3aを目元に押し当てる。そして、第1回転体3aが尾部24を中心として旋回するようにマッサージ器1を往復移動(図10、矢印M2)することにより、第1凹状部212aを頬の膨らみに沿って摺動させると同時に第1回転体3aを頬骨に沿って転動させることができる。これにより、図11に示すように、比較的皮膚の厚い頬521にかっさを施して血流を促進させることができる。更に、かっさと同時に回転体3を比較的皮膚の薄い頬骨に沿う部分522に転動させ、エステティシャンによるマッサージのような柔らかな刺激を与えて当該部分をほぐすことができる。その結果、頬のリフトアップを行うことができる。
また、あごの引き締めを行う場合には、例えば図12に示すように、第2回転体3bを口元側に向けつつ、第1頂部22と第2頂部23との間にあごが挟まれるようにして本体2及び第2回転体3bを顔に押し当てる。そして、マッサージ器1をあごに沿って往復移動(図12、矢印M3)することにより、第1頂部22と第2頂部23との間の陥没部25、即ち、本体2の周縁部21における、第1頂部22の上端221から第2頂部23の上端231までに亘る部分をあごに沿って摺動させると同時に、第2回転体3bを口元に沿って転動させることができる。これにより、図13に示すように、比較的皮膚の厚いあごに沿う部分531にかっさを施して血流を促進させることができる。更に、かっさと同時に回転体3を、比較的皮膚の薄い口元532に転動させ、エステティシャンによるマッサージのような柔らかな刺激を与えて当該部分をほぐすことができる。その結果、あごの引き締めを行うことができる。
本例のマッサージ器1は、前述したように、本体2の周縁部21と回転体3とを同時に肌に押し当ててマッサージを行う方法以外に、かっさを単独で行う方法や、回転体3によるマッサージを単独で行う方法を実施することもできる。例えばかっさを単独で行う場合には、図には示さないが、本体2における第2頂部23や尾部24等を肌に押し当ててマッサージ器1を往復移動させることにより、本体2が押し当てられた部分に適度な刺激を与えて血流を促進させることができる。
また、回転体3によるマッサージを単独で行う場合には、例えば図14に示すように、第1回転体3aを目元に押し当て、マッサージ器1を左右に往復移動(図14、矢印M4)することにより、図15に示すように比較的皮膚の薄い目元に沿う部分54にエステティシャンによるマッサージのような柔らかな刺激を与えて当該部分をほぐすことができる。なお、図14に示すように第1回転体3aを肌上で転動させる方法に替えて、第2回転体3bを肌上で転動させても同様の作用効果を奏することができる。
図には示さないが、回転体3によるマッサージは、前述した目元に限らず、例えば、頬骨に沿う部分や口元のような、比較的皮膚の薄い部分に行うことも可能である。
本例のマッサージ器1は、第1回転体3aと第2回転体3bとの両方を肌に押し当てて往復移動させることにより、2つの回転体3の間に肌を摘み上げるマッサージを行うこともできる。例えば、目元の皮膚を摘み上げるマッサージを行う場合には、図16に示すように、第1回転体3aと第2回転体3bとが上下方向に並ぶようにしてこれらの回転体3を目元に押し当てる。そして、この状態で、マッサージ器1を目元に沿って左右に往復移動(図16、矢印M5)することにより、目元の皮膚55(図17参照)を摘み上げて血流を促進させることができる。
また、目尻の皮膚を摘み上げるマッサージを行う場合には、図18に示すように、第1回転体3aと第2回転体3bとが左右方向に並ぶようにしてこれらの回転体3を目元に押し当てる。そして、この状態で、マッサージ器1を目尻からこめかみにかけてのラインに沿って往復移動(図18、矢印M6)することにより、目尻の皮膚56(図19参照)を摘み上げて血流を促進させることができる。
図には示さないが、2つの回転体3によって肌を摘み上げるマッサージは、前述した目元や目尻に限らず、例えば、頬などの比較的皮膚の厚い部分に行ってもよいし、頬骨に沿う部分や口元のような、比較的皮膚の薄い部分に行ってもよい。
このように、本例のマッサージ器1は、肌への押し当て方を適宜変更することにより、種々のマッサージを行うことができるように構成されている。
本例のマッサージ器1により肌に微弱な電流を流そうとする場合には、第3電極43が手に触れるようにして本体2を把持し、回転体3及び第1凹状部212aの少なくとも一方を肌に接触させる。これにより、第1電極41及び第2電極42のうち少なくとも一方と第3電極43とを含む電流経路が形成される。そして、太陽電池モジュール44に光が照射されると、制御回路に電力が供給され、電流経路に微弱な電流を流すことができる。以上の結果、肌に微弱な電流を流すことができる。
次に、本例のマッサージ器1の作用効果を説明する。マッサージ器1は、図2に示すように、本体2の周縁部21から外方に突出するように配置された回転体3を有している。そして、回転体3の回転中心31は、本体2の周縁部21から外方に突出している。回転体3及び回転中心31をこのように配置することにより、本体2の周縁部21と回転体3とを同時に肌に押し当てることができる。その結果、かっさと回転体によるマッサージとを同時に行うことができる。また、回転体を本体2の周縁部21から外方に突出するように配置することにより、例えば顔等の起伏の変化の大きい部分にも、回転体を容易に押し当てることができる。
また、図2に示すように、本体2は、その厚み方向から視た平面視における外方に膨出した膨出部20としての第1頂部22、第2頂部23及び尾部24を有している。そして、回転体3の回転中心31は、これらの膨出部20のうち、第1頂部22から外方に突出している。そのため、例えば図8及び図10に示すように第1回転体3aを肌に押し当てた場合には、第1回転体3aとともに、第1頂部22に連なる第1凹状部212aとを容易に肌に押し当てることができる。また、例えば図12に示すように、第2回転体3bを肌に押し当てた場合には、第1頂部22と、これに連なる第2凹状部212b及び第2頂部23とを容易に肌に押し当てることができる。これらの結果、マッサージ器1の使い勝手をより向上させることができる。更に、回転体3を膨出部20から外方に突出するように配置することにより、例えば目元や鼻筋等の、周囲より陥没した部位においても、回転体3を容易に肌の表面に押し当てることができる。その結果、回転体3によるマッサージをむらなく行うことができる。
また、本体2は、図2に示すように、膨出部20として、互いに並んで配置された第1頂部22と第2頂部23とを有している。さらに、本体2は、第1頂部22と第2頂部23との間に形成され、本体2の厚み方向から視た平面視において頂部22、23よりも内方に陥没した陥没部25を有している。そのため、例えば図12に示すように、陥没部25にあご等の周囲よりも外方に張り出した部位を挟み込み、陥没部25全体を当該部位の表面に容易に押し当てることができる。その結果、周囲よりも外方に張り出した部位において、かっさをむらなく行うことができる。さらに、この場合には、陥没部25に周囲よりも外方に張り出した部位を挟み込むとともに、回転体3を肌に押し当ててマッサージ器1を往復移動させることにより、かっさと回転体3によるマッサージとを同時に行うこともできる。
本体2の周縁部21は、図2に示すように、凸状部211と、当該凸状部211に連なる凹状部212とを有しており、回転体3は、当該凸状部211から外方に突出するように配置されている。そのため、例えば図8、図10に示すように、回転体3を肌に押し当てつつ、凹状部212を肌5の湾曲形状に沿って押し当てることができる。
例えば、頬のリフトアップ(図8参照)を行う場合には、図20に示すように、目元512に第1回転体3aを当接させるとともに、頬511に第1凹状部212aを当接させてマッサージを行う。この際、第1凹状部212aは、頬511の凸状曲面に沿って湾曲しているため、第1凹状部212aを頬511に沿って押し当てることができる。
これに対し、例えば図21に示すような、回転体91が突出している凸状部911に他の凸状部912が連なっているマッサージ器9を用いてかっさと回転体91によるマッサージとを同時に行う場合には、凸状部912が、頬511の凸状曲面から遠ざかるように湾曲している。そのため、本例のマッサージ器1(図20参照)に比べて、肌から凸状部912までの距離が大きくなりやすい。
このように、凸状部211と凹状部212とを前述のごとく配置することにより、本体2の周縁部21と肌との接触部分の長さを更に長くし、かっさをさらに効率よく行うことができる。
また、本体2の周縁部21は、図2に示すように、その少なくとも一部に、2か所の凸状部211と、これらの凸状部211の間に配置された凹状部212とを有している。そして、回転体3は、その少なくとも一部がこれら2か所の凸状部211の両方に接する直線よりも外方に突出するように配置されている。そのため、例えば図8及び図10に示すように、凹状部212または凸状部211を肌に押し当てた場合に、回転体3を肌側に突出させることができる。そのため、直線部または凹状部212を肌に押し当てつつ、回転体3をより容易に肌に押し当てることができる。これにより、マッサージ器1の使い勝手をより向上させることができる。
回転体3は、図2に示すように球状を呈している。そのため、例えば図8、図10及び図14に示すように、目元や鼻筋等の、周囲より陥没した部位においても、回転体3を容易に肌の表面に押し当てることができる。その結果、回転体3によるマッサージをむらなく行うことができる。
本体2の厚み方向と、回転中心31の延設方向とのなす角度は、図5に示すように60~120度の範囲内である。そのため、例えば図8~図12に示すように、本体2の周縁部21と回転体3とを同時に肌に押し当て、更にはマッサージ器1の移動に伴って回転体3を回転させることができる。
また、2個の回転体3は、厚み方向から視た平面視における本体2の輪郭に沿って、互いに並んで配置されている。換言すると、本例のマッサージ器1は、図4に示すように、各回転体3(3a、3b)における、外表面と当該回転体3の回転中心31(31a、31b)とが交わる点である頂点311(311a、311b)と、2本の回転中心31の交点312と、本体2の外表面における交点312からも距離が最も大きい点である後端点241と、を有している。
そして、2点の頂点311(311a、311b)のうち後端点241からの距離が短い頂点(つまり、第1回転体3aの頂点)を第1頂点311a、後端点241からの距離が長い頂点(つまり、第2回転体3bの頂点)を第2頂点311bとし、図7に示すように、第1頂点311a、第2頂点311b及び後端点241が一直線上に並び、かつ、第2頂点311bから後端点241までの距離が最大となるようにマッサージ器1を見た場合に、第1頂点311aが第2頂点311bと後端点241との間に配置されている。なお、図7においては、便宜上、回転体3の表面形状を簡略化したが、実際には、図1~図5に示すように、回転体3の表面は多数の三角形状平面から構成されている。
本例のマッサージ器1は、例えば図16や図18に示すように、2個の回転体3を肌に押し当てつつマッサージ器1を本体2の厚み方向に往復移動させることにより、2個の回転体3によって肌を適度に強く摘み上げることができる。また、前述した往復移動は、例えば、上腕部を動かさず、前腕部や手首を振るようにしてマッサージ器1を動かすことにより容易に実現することができる。
これに対し、例えば図22に示すような棒状のハンドル92の先端に2個の回転体91を有する従来の美容器902においては、2個の回転体91を肌に押し当てた際に、ハンドル92の長手方向が2個の回転体91の並び方向に対して概ね直交する。そのため、この種の美容器を用いて肌を摘み上げるマッサージを行う場合には、矢印M7に示すように、腕全体を動かして美容器902をハンドル92の長手方向に往復移動させる必要がある。それ故、本例のマッサージ器1に比べて腕への負荷が高くなりやすい。
また、従来の美容器902においては、例えば図23に示すように、ペンを持つようにしてハンドル92を把持し、前腕部や手首を振るようにして美容器902を往復移動させる方法もある。しかし、この方法では肌への施術の強弱を調節しにくい。たとえば、本例のマッサージ器1のように、回転体3の反対側から本体2を把持する場合に比べて回転体91が肌を押圧する力が弱くなりやすい。そのため、肌を摘み上げる力が弱くなるおそれがある。
このように、本例のマッサージ器1によれば、従来の美容器902に比べて施術の強弱を調節しやすくなる。また、マッサージを行う際の腕への負荷をより軽減し、使い勝手をよりよくすることができる。
また、本例のマッサージ器1においては、図4に示すように、第2頂点311bと後端点241とを結ぶ直線L3に平行な方向を縦方向Xとし、本体2の厚み方向から視た平面視において直線L3に直交する方向を横方向Yとした場合に、縦方向Xにおける本体の外形寸法Dが横方向Yにおける本体2の外形寸法Dよりも長い。
そのため、例えば図14や図16に示すように、使用者が回転体3の反対側、つまり、幅方向の左方から本体2を把持して回転体3を肌に押し付けることにより、肌への押圧力を適度に大きくすることができる。更に、本体2の形状を前述のごとく縦方向に長い形状とすることにより、横方向に長い形状とした場合に比べて手から回転体3までの距離を短くすることができる。
それ故、本例のマッサージ器1によれば、回転体3を肌に転動させるマッサージや肌を摘み上げるマッサージを行う際に、肌を適度に強く押圧しつつマッサージ器1を意図した通りに動かしやすくなる。その結果、マッサージ器1の使い勝手をより向上させることができる。
また、図4に示すように、本体2は、厚み方向から視た平面視において、第2頂点311bと後端点241とを結ぶ直線L3に垂直な断面における本体2の図心を連ねてなる中心線L4によって区画された2か所の領域A1、A2を有している。2個の回転体3は、2か所の領域A1、A2のうち同一の領域A1の外方に配置されている。
そのため、例えば図14や図16に示すように、回転体3を肌に転動させるマッサージや肌を摘み上げるマッサージを行う際に、使用者が回転体3の反対側から本体2を把持して回転体3を肌へ押しつけることにより、肌への押圧力を適度に大きくすることができる。また、回転体3を前記特定の位置に配置することにより、手首をまっすぐにした自然な姿勢で本体2を把持し、回転体3を肌に押し当てることができる。これらの結果、マッサージ器1の使い勝手をより向上させることができる。
本体2は、第2頂点311b側から後端点241側に向かうにつれて厚み方向から視た平面視における幅が狭くなる先細り形状を有している。そのため、本体2の形状を、使用者がより持ちやすい形状とすることができる。その結果、マッサージ器1の使い勝手をより向上させることができる。
マッサージ器1は、図2に示すように、本体2の外方に間隔を開けて配置された2個の回転体3を有しており、各回転体3の回転中心31は、当該回転体3に近いほど互いの間隔が拡がるように配置されている。そのため、例えば図16及び図18に示すように、2個の回転体3を肌に押し当てつつマッサージ器1を肌上で往復移動させることにより、これらの回転体3によって肌を摘み上げるようにマッサージを行うことができる。そして、使用者は、前記マッサージ器1を用いることにより、かっさ、回転体3を肌上で転動させるマッサージ、かっさと回転体3の転動とを同時に行うマッサージ及び、前述した肌を摘み上げるマッサージから所望のマッサージを選択して行うことができる。
マッサージ器1は、図2に示すように、本体2の周縁部21に配置された第1電極41と、回転体3の表面に配置された第2電極42と、本体2における第1電極41から離間した位置に配置された第3電極43とを有している。また、第1電極41及び第2電極42のうち少なくとも一方と第3電極43とが肌に接触した状態において、肌に接触した電極を含む電流経路を形成することができるように構成されている。
そのため、第3電極43に触れるようにして本体2を手で把持し、第1電極41及び第2電極42の少なくとも一方を肌に押し当ててかっさ等のマッサージを行うことにより、前記電流経路に微弱な電流を流すことができる。そして、かっさ等のマッサージに加えて、マッサージしている部位に前述した微弱な電流を流すことにより、マッサージの効果と微弱な電流による効果とを相乗的に作用させ、肌への美容効果をより高めることができる。
(実施例2)
本例は、本体2における第1凹状部212aの両端に回転体3(3a、3c)を設けたマッサージ器102の例である。なお、本実施例以降において用いる符号のうち、既出の実施例において用いた符号と同一のものは、特に説明のない限り、既出の実施例における構成要素と同一の構成要素等を示す。
図24に示すように、本例のマッサージ器102は、厚み方向から視た平面視においてハート形を呈する本体2を有している。本体2の周縁部21における第1凸状部211aには、第1回転体3a及び第2回転体3bが互いに間隔を開けて配置されている。また、第3凸状部211cの一部を構成する尾部24には、本体2の周縁部21から外方に突出するように配置された第3回転体3cが設けられている。第3回転体3cは、第3凸状部211cの一部としての尾部24と、第1凸状部211aとの両方に接する直線L1よりも外方に突出するように配置されている。また、図には示さないが、第3回転体3cの回転中心31cは、本体2の厚み方向と直交する方向に延設されている。その他は実施例1と同様である。
本例のマッサージ器102においては、第1凹状部212aの両端に、第1回転体3aと、第3回転体3cとが設けられている。そのため、例えば、第1凹状部212aと第3回転体3cとを同時に肌に押し当ててマッサージ器102を往復移動させることにより、かっさと回転体3を転動させるマッサージとを同時に行うことができる。その他、本例のマッサージ器102は、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例3)
本例は、比較的単純な形状の本体を有するマッサージ器103、104の例である。マッサージ器の本体は、実施例1に示したように比較的複雑な形状をしていてもよいし、円板状や四角形状等の比較的単純な形状を呈していてもよい。例えば図25に示すマッサージ器103のように本体203が円板状を呈している場合には、本体203の周縁部21における任意の位置に回転体3を設けることができる。また、例えば図26に示すマッサージ器104のように本体204が四角形状を呈している場合には、本体204の角部に回転体3を設けてもよいし、図には示さないが、本体203の直線部213に回転体3を設けてもよい。
本体2、203、204の形状がどのような形状であっても、回転体3と本体2、203、204の周縁部21とを同時に肌に押し当てることができるように配置されていれば、かっさと回転体3を転動させるマッサージとを同時に行うことができる。
(実施例4)
本例は、厚み方向から視た平面視において弧状を呈する本体205を備えたマッサージ器105の例である。図27に示すように、本例のマッサージ器105は、板状を呈するとともに、厚み方向から視た平面視において弧状を呈する本体205を有している。本体205の端部27は、厚み方向から視た平面視において半円状を呈しており、端部27同士を接続する中間部271は全長に亘って一定の幅を有している。また、本体205の周縁部26は、本体205の厚み方向から視た平面視における輪郭が凸状に湾曲した凸状部261と、前記平面視における輪郭が凹状に湾曲し凸状部261に連なる凹状部262とを有している。
本体205の一方の端部27aの外方には、2個の回転体3が本体205の周縁部26から外方に突出するように配置されている。2個の回転体3(3a、3b)の回転中心31(31a、31b)は、本体205から回転体3へ向かうほど互いの間隔が広がるように配置されており、交点312において互いに交差している。
図27に示すように、本体205は、凹状部262と、凹状部262の両端にそれぞれ連なる凸状部261とを有している。2個の回転体3のうち、凹状部262に近い第1回転体3aは、凸状部261における、凹状部262よりも回転体3側の部分と、回転体3とは反対側の部分との両方に接する直線L1よりも外方に突出するように配置されている。
また、図28に示すように、2個の回転体3は厚み方向から視た平面視における本体205の輪郭に沿って、互いに並んで配置されている。つまり、本例のマッサージ器105は、各回転体3(3a、3b)における外表面と当該回転体3の回転中心31(31a、31b)とが交わる点である頂点311(311a、311b)と、2本の回転中心31の交点312と、本体2の外表面における交点312からも距離が最も大きい点である後端点241と、を有している。
2点の頂点311(311a、311b)のうち後端点241からの距離が短い頂点(つまり、第1回転体3aの頂点)を第1頂点311a、後端点241からの距離が長い頂点(つまり、第2回転体3bの頂点)を第2頂点311bとし、図29に示すように、第1頂点311a、第2頂点311b及び後端点241が一直線上に並び、かつ、第2頂点311bから後端点241までの距離が最大となるようにマッサージ器1を見た場合に、第1頂点311aが第2頂点311bと後端点241との間に配置されている。なお、図29においては、便宜上、回転体3の表面形状を簡略化したが、実際には、図28に示すように、回転体3の表面は多数の三角形状平面から構成されている。
また、図28に示すように、本体205は、第1頂点311aと後端点241とを結ぶ直線L3に平行な方向を縦方向Xとし、本体2の厚み方向から視た平面視において直線L3に直交する方向を横方向Yとした場合に、縦方向Xにおける本体205の外形寸法Dが横方向Yにおける本体205の外形寸法Dよりも長い。
2個の回転体3は、本体205の厚み方向から視た平面視において、中心線L4によって区画された本体205の2つの領域A1、A2のうち同一の領域A1の外方に配置されている。その他は実施例1と同様である。
本例のマッサージ器105は、第1頂部22と第2頂部23との間にあご等の周囲よりも外方に張り出した部位を挟み込む使用法を除いて実施例1のマッサージ器1と同様に使用することができる。
(実施例5)
本例は、第1頂部22と第2頂部23とのそれぞれに2個の回転体3を備えたマッサージ器106の例である。本例のマッサージ器106は、図30に示すように、第1頂部22に加えて第2頂部23にも2個の回転体3(3c、3d)が設けられている。2個の回転体3(3c、3d)の回転中心31(31c、31d)は、本体2から回転体3へ向かうほど互いの間隔が広がるように配置されており、交点312において互いに交差している。その他は実施例1と同様である。
本例のマッサージ器106は、実施例1のマッサージ器1と同様に、第1頂部22に設けられた2個の回転体3a、3dを用いて肌を摘み上げるマッサージを行うことができる。また、第2頂部23に設けられた2個の回転体3c、3dを用いて肌を摘み上げるマッサージを行うこともできる。更に、マッサージ器106は、実施例1のマッサージ器1と同様に、かっさと回転体3によるマッサージとを同時に行う方法、かっさ単独、回転体3によるマッサージ単独などの種々のマッサージを行うこともできる。
(実施例6)
本例は、第1電極411、412、第2電極42及び第3電極43が別々の部品に設けられたマッサージ器107の例である。図31及び図32に示すように、本例のマッサージ器107は、実施例1のマッサージ器1と同様の形状、つまりに、厚み方向から視た平面視においてハート型を呈している。
本体207の外表面は、3個のシェル片51~53を有している。第1シェル片51は、本体2の上部に配置されている。図32に示すように、第1シェル片51には、第1凸状部211aにおける上方の部分、第2凸状部211b、第2凹状部212b及び第3凸状部211cにおける上方の部分が含まれている。また、第1シェル片51の表面には、第1電極411が配置されている。
第2シェル片52は、本体2の右方の部分に配置されている。第2シェル片52には、第1凸状部211aにおける下方の部分と第1凹状部212aとが含まれている。また、第2シェル片52の表面には、第1電極412が配置されている。
本体2の外表面における第1シェル片51、第2シェル片52及び太陽電池モジュール44以外の部分、つまり、厚み方向の両面に配置された2枚の主面部28と、第3凸状部211cにおける太陽電池モジュール44よりも下方の部分とは、第3シェル片53から構成されている。第3シェル片53の表面には、第3電極43が配置されている。
第1シェル片51の第1電極411、第2シェル片の第1電極412及び回転体3の表面に設けられた第2電極42は、本体207の内部において互いに電気的に接続されている。更に、これらの電極411、412、42は、太陽電池モジュール44に電気的に接続されている。また、第3シェル片53の表面に設けられた第3電極43は、太陽電池モジュール44に電気的に接続されている。その他は実施例1と同様である。
本例のマッサージ器107は、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
本発明に係るマッサージ器の態様は、前述した実施例1~6の態様に限定されるものではなく、その趣旨を損なわない範囲で適宜構成を変更することができる。
1、102、103、104、105、106、107 マッサージ器
2、203、204、205、207 本体
21、26 周縁部
3 回転体
31 回転中心

Claims (9)

  1. 板状を呈し、その周縁部を肌上で摺動させてマッサージを施すための本体と、
    前記本体の前記周縁部から外方に突出するように配置された回転可能な1個または複数個の回転体と、を有し、
    前記回転体の回転中心線のうち当該回転体と重なる部分が前記本体の前記周縁部から外方に突出しており、
    前記本体の前記周縁部は、前記本体の厚み方向から視た平面視における輪郭が凸状に湾曲した凸状部を1か所以上有するとともに、前記平面視における輪郭が凹状に湾曲し前記凸状部に連なる凹状部及び前記平面視における輪郭が直線状を呈し前記凸状部に連なる直線部のうち少なくとも一方を1か所以上有しており、
    前記回転体は、前記凸状部から外方に突出するように配置されている、マッサージ器。
  2. 前記本体は、その厚み方向から視た平面視における外方に膨出した1か所以上の膨出部を有しており、前記回転体は、少なくとも1か所の前記膨出部から外方に突出するように配置されている、請求項1に記載のマッサージ器。
  3. 前記本体は、互いに並んで配置された2か所の前記膨出部と、これらの膨出部同士の間に形成され、前記本体の厚み方向から視た平面視において前記膨出部よりも内方に陥没した陥没部とを有している、請求項2に記載のマッサージ器。
  4. 前記回転体は、球状を呈している、請求項1~3のいずれか1項に記載のマッサージ器。
  5. 前記マッサージ器は、前記本体の外方に間隔を開けて配置された2個の前記回転体を有しており、前記各回転体の前記回転中心は、前記本体から前記回転体へ向かうにつれて互いの間隔が拡がるように配置されている、請求項1~4のいずれか1項に記載のマッサージ器。
  6. 2個の前記回転体は、前記本体の厚み方向から視た平面視における前記本体の輪郭に沿って、互いに並んで配置されている、請求項5に記載のマッサージ器。
  7. 前記マッサージ器は、前記各回転体における、外表面と当該回転体の前記回転中心とが交わる点である2点の頂点と、2本の前記回転中心の交点と、前記本体の外表面における前記交点からも距離が最も大きい点である後端点と、を有しており、2点の前記頂点のうち前記後端点からの距離が短い頂点を第1頂点、前記後端点からの距離が長い頂点を第2頂点とし、前記第2頂点と前記後端点とを結ぶ直線に平行な方向を縦方向とし、前記本体の厚み方向から視た平面視において前記直線に直交する方向を横方向とした場合に、前記縦方向における前記本体の外形寸法が前記横方向における前記本体の外形寸法よりも長い、請求項6に記載のマッサージ器。
  8. 前記マッサージ器は、前記各回転体における、外表面と当該回転体の前記回転中心とが交わる点である2点の頂点と、2本の前記回転中心の交点と、前記本体の外表面における前記交点からも距離が最も大きい点である後端点と、を有しており、2点の前記頂点のうち前記後端点からの距離が短い頂点を第1頂点、前記後端点からの距離が長い頂点を第2頂点とした場合に、前記本体は、厚み方向から視た平面視において、前記第2頂点と前記後端点とを結ぶ直線に垂直な断面における前記本体の図心を連ねてなる中心線によって区画された2か所の領域を有しており、2個の前記回転体は、2か所の領域のうち同一の領域の外方に配置されている、請求項6または7に記載のマッサージ器。
  9. 前記マッサージ器は、前記各回転体における、外表面と当該回転体の前記回転中心とが交わる点である2点の頂点と、2本の前記回転中心の交点と、前記本体の外表面における前記交点からも距離が最も大きい点である後端点と、を有しており、2点の前記頂点のうち前記後端点からの距離が短い頂点を第1頂点、前記後端点からの距離が長い頂点を第2頂点とし、前記本体は、前記第2頂点側から前記後端点側に向かうにつれて厚み方向から視た平面視における幅が狭くなる先細り形状を有している、請求項6~8のいずれか1項に記載のマッサージ器。
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