JP2014226335A - 美容器 - Google Patents

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松下 剛
Takeshi Matsushita
剛 松下
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Abstract

【課題】肌を押圧したり摘み上げたりすることによりマッサージ効果を効率よく行なうことができる美容器を提供する。【解決手段】美容器11のフレーム12には2対の支持軸13,14,15,16が突設されている。各支持軸13〜16には、マッサージ用のほぼ球体形状のローラ17〜20がそれぞれ回転可能に支持されている。移動方向に整列している支持軸13,15(又は支持軸14,16)は、移動方向軸に対して同じ方向側に傾斜させたように配置されている。この美容器11を移動させると、先行のローラ17,18によって、肌を押圧するようなマッサージ効果が得られた箇所に、後行のローラ19,20によって再び押圧するようなマッサージ効果が得られ、又は、先行のローラ19,20によって、肌を摘み上げるようなマッサージ効果が得られた箇所に、後行のローラ17,18によって再び摘み上げるようなマッサージ効果が得られる。【選択図】図5

Description

本発明は、肌をマッサージするためのローラが設けられた美容器に関する。
従来、この種の美容器としては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成が提案されている。
特許文献1には、本体上に3個のステンレス球が等間隔をおいた状態で、ボール支えを介して回転可能に支持された美顔ローラが記載されている。美顔ローラの各ステンレス球が肌に押し当てられて移動されることにより、肌がマッサージされる。
また、特許文献2には、ハンドルの先端に2個の球体状のローラが、先広がり状の一対の軸線を中心に回転可能に支持された美容用ローラが記載されている。この美容用ローラハンドルを把持して、往復移動させることにより、肌がマッサージされる。
実用新案登録第3151598号公報 意匠登録第1426575号公報
ところが、これらの従来の美容器においては、次のような問題があった。
特許文献1に記載の美顔ローラでは、各ステンレス球は肌を押圧したり、肌の上を転がったりするだけである。このため、ある程度のマッサージ効果を得ることはできても、美肌になるためのマッサージ効果までを得ることは難しかった。
一方、特許文献2に記載の美容用ローラでは、2個の球体状のローラによりマッサージ効果を得ることができる。さらに、特許文献2の構成においては、両ローラが肌に押し当てられた状態で、回転しながら移動されたときには、両ローラ間において肌を摘み上げるようなマッサージ効果を得ることができる。しかしながら、一対のローラしかない場合、一回の移動で、一回のマッサージ効果しか得られなかった。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、肌への押圧や摘み上げによるマッサージ効果を効率よく行なうことができる美容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この美容器は、複数対の回転体と、前記各回転体を回転可能に支持する支持軸と、前記支持軸を固定する本体とを備えた美容器であって、前記回転体は、使用時に移動する方向に延在する移動方向軸の両側に配置される2つの回転体を1対として、前記移動方向軸に複数対が並んでおり、前記各回転体の支持軸を、前記本体に前記支持軸が固定された固定位置を基準にして、前記移動方向軸に対して同じ方向側に傾斜させたことを特徴とする。
この構成によれば、美容器を移動させると、一対の回転体によって、肌を押圧し又は摘み上げるようなマッサージ効果が得られる。この場合、先行する一対の回転体によって押圧された箇所が、後行する一対の回転体によって再び押圧され、又は先行する一対の回転体によって摘み上げられた箇所が、後行する一対の回転体によって再び摘み上げられる。このため、複数対の回転体によって、肌に押圧又は摘み上げのマッサージを短時間で繰り返して行なうことができる。このため、肌は同じ方向に同じ刺激を繰り返して受けるので、リンパの流れを更に促進することができる。
上記美容器について、前記固定位置を基準にして、前記各回転体の支持軸を同じ角度で傾斜させたことが好ましい。この構成によれば、1回の移動で、同じマッサージ効果を繰り返して得ることができるので、効率的にマッサージを行なうことができる。
上記美容器について、前記対となる回転体を支持する支持軸の固定位置の固定距離が、他の対における固定距離と一致することが好ましい。この構成によれば、対になる回転体によって同じ範囲の肌に対して刺激を繰り返して行なうことができるので、効率よくマッサージすることができる。
上記美容器について、2対の前記回転体を備えたことが好ましい。この構成によれば、4つの回転体により実現することができる。
上記美容器について、前記本体には、前記移動方向に移動させるために把持するハンドルが設けられていることが好ましい。この構成によれば、ハンドルを把持して美容器を移動させることにより、容易に美容器を移動させることができる。
本発明によれば、肌への押圧や摘み上げによるマッサージ効果を効率よく行なうことができる。
一実施形態の美容器を示す斜視図。 図1の美容器を底面側から見て示す斜視図。 同美容器の平面図。 同美容器の作用状態を示す図であって、(a)は押圧の作用状態を示す正面図、(b)は摘み上げの作用状態を示す背面図。 同美容器の作用状態の側面図であって、(a)は押圧及び(b)は摘み上げの作用状態を示す側面図。 図3の6−6線における拡大断面図。 図6の7−7線における部分拡大断面図。 ローラの支持構成を示す断面図。 ローラの支持構成の変更例を示す断面図。 ローラの支持構成の別の変更例を示す断面図。 ローラの形状の変更例を示す側面図。 ローラの形状の別の変更例を示す側面図。 ローラの形状のさらに別の変更例を示す側面図。 ローラの形状のさらに別の変更例を示す側面図。
以下、美容器の一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態の美容器11は、ハンドル22、本体としてのフレーム12、フレーム12に取り付けられたローラ17〜20を備えている。この美容器11は、後述するように、矢印P1方向又はこの反対方向に移動する。矢印P1方向及びこれと反対方向に延在する軸が移動方向軸となる。
ハンドル22は、フレーム12の上面全体を覆う大きさであって、ほぼ小判形の形状の中央部に円弧凹状が形成された形状をしている。ハンドル22の詳細については、後述する。
図2に示すように、フレーム12の隅角部には、4本の脚部121が突出形成されている。各脚部121には、合計4本の支持軸13,14,15,16が突設されている。各支持軸13〜16は、長四角形のコーナ部を構成するように配置されている。
図4に示すように、長方形の短辺の両端には、短辺を挟む支持軸13,14(又は支持軸15,16)が対となって配置されている。すなわち、対となる支持軸13,14(又は支持軸15,16)は、移動方向軸の両側に配置されることになる。そして、対となる支持軸13,14及び支持軸15,16は、正面投影において先広がり傾斜状をなし、各対の支持軸13,14(支持軸15,16)の先端は、間隔L1だけ離れるように形成されている。
また、図5に示すように、各対を構成する支持軸13〜16において、長方形の同じ長辺側に位置する支持軸13,15(又は支持軸14,16)は、移動方向に整列して配置されている。更に、移動方向に整列している各支持軸13,15(又は支持軸14,16)は、フレーム12に各支持軸13〜16が固定された固定位置を基準にして、移動方向軸に対して同じ角度で傾斜するように配置されている。本実施形態では、支持軸13,15(又は支持軸14,16)の間隔L2は、間隔L1より広くしている。この間隔L2は、移動方向において先行する1対のローラ(例えば、ローラ17,18)による肌への刺激に対して、後行のローラ(例えば、ローラ19,20)により、肌領域への刺激を連続して行なえる距離に配置されている。
図2及び図8に示すように、前記各支持軸13〜16の先端部には、それぞれ回転体としてのローラ17,18,19,20が軸受40を介して回転可能に支持されている。各ローラ17〜20は、全体としてほぼ球体状であるが、支持軸13〜16側は半球よりも、僅かに円錐台に近い形状で形成されている。本実施形態では、各ローラ17〜20の円錐台の中心軸となるように各支持軸13〜16が配置されている。すなわち、各ローラ17〜20の回転の中心となる自身の中心軸線101は、支持軸13〜16の中心軸線100と一致している。各ローラ17〜20の外表面には、多数の三角状の小平面171,181,191,201が区画形成されている。各ローラ17〜20は、合成樹脂により形成されており、その外表面には、導電材料を構成する金属メッキが施されている。ハンドル22の金属メッキとローラ17〜20の金属メッキとの間は電気絶縁されている。
図6は、図3の6−6線における拡大断面図である。この図6に示すように、フレーム12の中央部には、ローラ17〜20の中央に開口した窪み部が形成されている。この窪み部の中央には、開口側に突出したボス部21が形成されている。このボス部21には、支軸23が挿通されており、この支軸23はハンドル22の下面中央に突設されている。支軸23の下端部に固定されたバネ座24とボス部21の下端縁との間には、ハンドル22を図6の下方に向かって移動付勢するバネ25が介装されている。これにより、フレーム12は、支軸23を介して、この支軸23の延在方向に移動可能に、かつこの支軸23の延在方向に直交する平面上において回転可能に支持されている。
図7は、図6の7−7線における部分拡大断面図である。図6及び図7に示すように、フレームの中央部には、ハンドル22側に突出した突起部が形成されている。この突起部の上面には、複数対の半球状の係合凹部28,29,30,31が形成されている。この係合凹部28〜31は、支軸23の軸心を中心とする同一円周上において45度の間隔をおいて形成されている。
図3に示すように、ハンドル22は、小判形状の中央部に、円弧凹状の把持部221が形成されている。ハンドル22は、合成樹脂により形成されており、その外表面には、導電材料を構成する金属メッキが施されている。
図6に示すように、前記ハンドル22の下面中央には、金属製のカラー26が埋設状態で固定されている。カラー26の下面には、一対の半球状の係合突起27が、支軸23の軸心を中心として180度の間隔をおいて形成されている。フレーム12に対してハンドル22が回転するときに、このカラー26の係合突起27が、各対の係合凹部28〜31に係合される。これにより、ハンドル22の回動位置が45度毎に規制されて、ハンドル22の向きが45度おきに360度の範囲で任意に調節される。この場合、係合凹部の数や配列ピッチを変更することにより、ハンドル22の調節角度や角度範囲を任意に設定できる。従って、係合突起27及び係合凹部28〜31によってハンドル22を複数の向きにおいて保持する保持機構が構成されている。
図1、図3及び図6に示すように、前記ハンドル22の上面には、一対の凹部32が形成されている。各凹部32内には、太陽電池パネル33が設置されている。太陽電池パネル33の出力は図示しない給電線を介して前記各ローラ17〜20の導電メッキ及びハンドル22の金属メッキに供給される。従って、各金属メッキは太陽電池パネル33の出力端子を構成する。従って、太陽電池パネル33で発電された電力が、各ローラ17〜20及びハンドル22の金属メッキに供給される。これにより、美容器11の使用時に、それらの導電部間に人体を介在させた電路が形成され、ローラ17〜20とハンドル22の間において肌を含む身体に微弱電流が流れて、身体への刺激増進により美容的効果が高められる。
次に、前記のように構成された美容器11の作用を説明する。
この美容器11のハンドル22の把持部221を把持して、各ローラ17〜20をマッサージしたい箇所の肌34に押し当てる。そして、美容器11を、狭い間隔で配置されたローラ17,18及びローラ19,20の各配置方向と直交する方向に移動させる。例えば、図3における矢印P1方向に移動させる。
この場合、図3の円弧矢印Q1,Q2,Q3,Q4で示すように、各ローラ17〜20が回転する。ここで、移動方向(矢印P1方向)において、先行する一対のローラ17,18は、移動方向の前方側に向かって、その間隔を広げながら回転する。これにより、図4(a)及び図5(a)に示すように、各ローラ17,18が、肌34を押し広げるようにして押圧してマッサージする。このとき、移動方向において後行する一対のローラ19,20も、ローラ17,18と同様に回転する。従って、先行するローラ17,18によって押圧された箇所が、後行するローラ19,20によって、再び、押圧されてマッサージされる。
更に、この場合、使用者の肌34がローラ17〜20の外周面に接触しているとともに、使用者の手がハンドル22表面の導電部に接触している。このため、太陽電池パネル33で発電された電力により、ローラ17〜20から肌34及び使用者の手を介して微弱電流が流れて肌34を刺激し、血流の促進やリンパ液の循環促進が図られる。
その後、先程の移動方向とは反対側に移動させた場合について説明する。この場合、美容器11は、矢印P1とは反対方向に移動し、各ローラ17〜20は、図3の円弧矢印Q1,Q2,Q3,Q4と反対方向に回転する。この場合、先程は後行していたローラ19,20が、ローラ17,18に対して先行することになる。
この場合、一対のローラ19,20が、その前部側が移動方向の後部側に狭まるとともに交差した軸線を中心にして内向きに回転される。これにより、図4(b)及び図5(b)に示すように、両ローラ19,20間において肌34が、ローラ19,20の回転に伴って、巻き上げるようにして摘み上げられて、マッサージされる。更に、後行する一対のローラ17,18も、先行する一対のローラ19,20と同様に回転する。従って、先行するローラ19,20によって摘み上げられた箇所が、後行するローラ17,18によって、再び、摘み上げられて、マッサージされる。なお、この場合にも、太陽電池パネル33で発電された電力により、ローラ17〜20から肌34及び使用者の手を介して微弱電流が流れて肌34を刺激する。
このため、上記実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態においては、美容器11のフレーム12には2対の支持軸13,14,15,16が突設されている。各支持軸13〜16には、マッサージ用のほぼ球体形状のローラ17〜20がそれぞれ回転可能に支持されている。対となる支持軸13,14及び支持軸15,16は、正面投影において先広がり傾斜状をなすように配置されている。更に、各支持軸13〜16は、フレーム12に各支持軸13〜16が固定された固定位置を基準にして、移動方向軸に対して同じ角度で傾斜するように配置されている。このため、この美容器11を矢印P1方向に移動させると、先行のローラ17,18によって、肌34を押圧するようなマッサージ効果が得られた箇所に、後行のローラ19,20によって再び押圧するようなマッサージ効果が得られる。この美容器11を矢印P1とは逆方向に移動させると、先行のローラ19,20によって、肌34を摘み上げるようなマッサージ効果が得られた箇所に、後行のローラ17,18によって再び摘み上げるようなマッサージ効果が得られる。従って、2対のローラ17〜20によって、肌34の同じ箇所に押圧又は摘み上げのマッサージを短時間で繰り返して行なうことができる。更に、肌は同じ方向に同じ刺激を繰り返して受けるので、リンパの流れを更に促進することができる。
(2)本実施形態においては、対となるローラ17〜20における支持軸13,14(支持軸15,16)の先端は、すべて間隔L1だけ離れるように形成されている。これにより、対になるローラ17〜20によって同じ範囲の肌に対して刺激を繰り返して行なうことができるので、効率よくマッサージすることができる。
(3)本実施形態においては、美容器11のフレーム12には、ハンドル22が設けられている。このため、ハンドル22を把持して美容器11を容易に移動させることができ、マッサージを適切に行なうことができる。
(4)本実施形態における美容器11は、ハンドル22の向きがフレーム12に対して変更可能に構成されるとともに、所望の角度で保持されるようになっている。このため、例えばマッサージの部位に応じて、ハンドル22の向きを変更することにより、フレーム12を所望の方向に自由に、かつ無理なく移動させることができて、良好な操作性とマッサージ効果とを得ることができる。
(5)本実施形態では、ローラ17〜20は球形状で構成されている。このため、ローラ17〜20が肌34に狭い面積で接触し、肌34の局部に対して集中して押圧力や摘み上げ力を作用させることができる。更に、肌34に対してローラ17〜20の動きがスムーズで、移動方向も簡単に変えることができる。
(変更例)
また、この実施形態は、次のように変更してもよい。
・ 上記実施形態においては、2対のローラ17〜20を備えた美容器11とした。複数対のローラを備えた美容器であれば、ローラの数は2対に限定されず、3対以上であってもよい。
・ 上記実施形態においては、ローラ17〜20を支持する支持軸13〜16のうち、移動方向に整列している支持軸13,15(又は支持軸14,16)は、その軸中心がすべて平行となるように配置されている。これに限らず、移動方向に整列する支持軸13,15(又は支持軸14,16)は、美容器の移動方向に対して肌を同じ方向に押圧して摘み上げることができれば、すなわち、フレームに前記支持軸が固定された固定位置を基準にして、前記各回転体の支持軸を、移動方向軸において同じ方向側に傾斜させていれば、すべて同じ角度でなくてもよい。
また、上記実施形態においては、対となるローラ17,18(19,20)の支持軸13,14(15,16)は、正面投影において先広がり傾斜状をなすように配置した。対となるローラ17,18(19,20)の支持軸13,14(15,16)の配置は、これに限らず、例えば、正面投影において先狭まり傾斜状であってもよい。すなわち、対となるローラ17,18同士が、異なる方向に傾斜していれば、マッサージ効果を得ることができる。
・ 上記実施形態においては、対となるローラ17,18(19,20)の間隔L1は同じにしたが、対となるローラの間隔をすべて同じにしなくてもよい。更に、対となるローラ17,18(19,20)の中心点同士を結んだ線の中心が、一直線上に並ぶようにローラ17,18(19,20)を配置してもよいし、ずれるようにローラ17,18(19,20)を配置してもよい。
更に、上記実施形態では、移動方向に整列している各支持軸13,15(又は支持軸14,16)の間隔L2は、対となるローラの間隔L1より広くしたが、移動方向に整列している各支持軸13,15(又は支持軸14,16)の間隔L2は、対となるローラの間隔L1と同じでもよいし、狭くてもよい。すなわち、移動方向に整列している各支持軸13,15(又は支持軸14,16)の間隔L2は、肌領域への刺激を連続して行なえる距離であればよい。
更に、すべてのローラを異なる径で構成してもよいし、対となるローラを同じ径で構成してもよい。
・ 図9に示すように、支持軸13〜16の中心軸線100とローラ17〜20の中心軸線101とを一致させず、それらを異なる位置に配置して、支持軸13〜16の中心軸線100に対してローラ17〜20の中心軸線101を傾斜させてもよい。この場合、ローラ17〜20の中心軸線101は支持軸13〜16の中心軸線100に対して交差しても交差しなくてもよい。このようにすれば、図9に2点鎖線で示すように、ローラ17〜20はその回転にともなって揺動するため、皮膚への当接圧力に強弱を付けることができる。中心軸線101を傾斜させたローラは少なくともひとつ設けられる。
・ 図10に示すように、支持軸13〜16の中心軸線100に対してローラ17〜20の中心軸線101を偏心させてもよい。この場合、ローラ17〜20の中心軸線101は支持軸13〜16の中心軸線100に対して平行である。このようにすれば、図10に2点鎖線で示すように、ローラ17〜20は偏心回転するため、皮膚への当接圧力に強弱を付けることができる。中心軸線101を偏心させたローラは少なくともひとつ設けられる。
・ 少なくとも1個のローラ17〜20において、支持軸13〜16をフレーム12に軸受を介して回転可能に支持するとともに、その支持軸13〜16にローラ17〜20を固定させてもよい。従って、この構成においては、支持軸13〜16とローラ17〜20とが一体に回転される。また、この構成において、図示はしないが、少なくとも1個のローラ17〜20において、支持軸13〜16の脚部121に支持される部分と、ローラ17〜20を支持する部分との間において、支持軸13〜16を屈曲または湾曲させてもよい。このようにすれば、支持軸13〜16が全体として「く」の字状やクランク状になる。従って、ローラ17〜20が揺動しながら回転されたり、偏心回転されたりするため、皮膚への当接圧力に強弱を付けることができる。
・ 図11〜14に示すように、ローラ17〜20の形状を変更してもよい。図11ではローラ17〜20が球形に形成され、図12では楕円球形あるいはラグビーボール形状に形成され、図13では両端を半球状にした円筒状に形成され、図14では一端側を半球状にしたバルーン形状に形成されている。さらに、例えば、両端を切り落とした平面状にするとともに、外周面が円筒面を有する筒形状、すなわちドラム状あるいは樽状にしたり、多角形の筒形状(10角筒,12角筒等)にしてもよい。なお、前記のようにバルーン形状に形成された場合は、曲率の大きな先端側の部分で肌を摘まみ上げ、曲率の小さな部分で摘まみ上げ状態を保持できるため、摘まみ上げ効果を向上させることができる。
・ ローラ17〜20の表面の小平面171,181,191,201の形状を変更してもよい。例えば、図11のように四角形にしたり、図12のように細長形状にしたり、図14のように円形状にしたりしてもよい。なお、図12では、ローラ17〜20の最大径部に環状のライン103が付されている。図13のローラ17〜20は、表面が平滑で、小平面171,181,191,201は形成されていないが、その表面を梨地状にしたり、多数の小孔を有するディンプル状にしたりしてもよい。
・ ローラ17〜20として表面に多数のイボ状の突起を有する形状にしてもよい。
・ 少なくとも1個のローラ17〜20において、ほぼ球状あるいはラグビーボール形状等の各種形状のローラ17〜20の皮膚と接する部分における外周の一部または複数部分を凹ませたり、突出させたりしてもよい。このようにすれば、ローラ17〜20の回転にともない、ローラ17〜20間の間隔が変化するため、皮膚への当接圧力に強弱を付けることができる。
・ 上記実施形態においては、ローラ17〜20が回転可能に取り付けられたフレーム12に、このフレームとは回転角度調整可能なハンドル22を設けた。これに限られず、フレームをハンドルとして機能と一体にしてもよい。この場合、フレームがハンドルとして機能するようにしてもよいし、フレームとハンドルを一体固定してもよい。例えば、図6において、ローラ19,20側のフレーム12の端部を更に延在させて、ここを把持部とすることにより、フレームをハンドルとして機能させてもよい。
更に、フレーム12とハンドル22との回転角度調整は、カラー26の係合突起27を、各対の係合凹部28〜31に係合することにより、段階的に行なった。フレーム12とハンドルとの回転角度の調整は、この構成に限られない。例えば、配列ピッチの形状を変更したり、任意の角度で係止部材を設けたりして、自由に角度調整を行なう機構によって行なってもよい。
・ 上記実施形態においては、フレーム12、ハンドル22及びローラ17〜20等を、合成樹脂で形成し、外表面に金属メッキを施した。これらを構成する材料は、合成樹脂以外であってもよく、例えば、金属や木,あるいは石やセラミック等によって形成してもよい。更に、外表面の金属メッキを省略してもよい。この場合、太陽電池パネル33を省略してもよいし、埋め込み型の出力端子をフレーム12,ハンドル22,ローラ17〜20等の表面に設けて、使用者の肌が接触できるようにしてもよい。更に、フレーム12,ハンドル22,ローラ17〜20の外表面を軟質樹脂やセラミック等によってコーティングしてもよい。
・ 長辺上において隣接したり、対角線上において隣接したりするローラ17〜20間に電位差が形成されようにしてもよい。このようにすれば、ローラ17〜20間に交流電流やパルス電流を供給することにより、ローラ17〜20間の皮膚や筋肉に対して電気マッサージを与えることができる。ただし、この場合は、電位差が形成されるローラ17〜20間に電気絶縁構造を設ける必要がある。
11…美容器、12…フレーム、13,14,15,16…支持軸、17,18,19,20…ローラ、22…ハンドル、33…太陽電池パネル、100,101…中心軸線、L1,L2…軸間間隔。

Claims (5)

  1. 複数対の回転体と、
    前記各回転体を回転可能に支持する支持軸と、
    前記支持軸を固定する本体とを備えた美容器であって、
    前記回転体は、使用時に移動する方向に延在する移動方向軸の両側に配置される2つの回転体を1対として、前記移動方向軸に複数対が並んでおり、
    前記各回転体の支持軸を、前記本体に前記支持軸が固定された固定位置を基準にして、前記移動方向軸に対して同じ方向側に傾斜させたことを特徴とする美容器。
  2. 前記固定位置を基準にして、前記各回転体の支持軸を同じ角度で傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の美容器。
  3. 前記対となる回転体を支持する支持軸の固定位置の固定距離が、他の対における固定距離と一致することを特徴とする請求項1又は2に記載の美容器。
  4. 2対の前記回転体を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の美容器。
  5. 前記本体には、前記移動方向に移動させるために把持するハンドルが設けられていること特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の美容器。
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