JP7012623B2 - 管路閉塞用ストッパおよび管路閉塞方法 - Google Patents
管路閉塞用ストッパおよび管路閉塞方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7012623B2 JP7012623B2 JP2018161551A JP2018161551A JP7012623B2 JP 7012623 B2 JP7012623 B2 JP 7012623B2 JP 2018161551 A JP2018161551 A JP 2018161551A JP 2018161551 A JP2018161551 A JP 2018161551A JP 7012623 B2 JP7012623 B2 JP 7012623B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipeline
- stopper
- flange
- sleeve
- flange member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Description
一端側に鍔部を有する押えバーと、
押えバーの他端側に設けられ、ハンドルを操作することにより回動されるナットと、
ナットに螺合するネジ部を有し、押えバーに内装されるシャフトと、
シャフトの一端側に設けられる円板と、
鍔部と円板との間に配置されるゴム製のシール体と、
を備えたものである。
(a)サービスチーズの上部に取り付けられたプラグを取り外す、
(b)サービスチーズの上部(開口端)からサービスチーズストッパを挿入する、
(c)サービスチーズストッパのハンドルを回してシール体を拡径させる、
といった手順を踏むことにより、ガスが流通している状態であっても、サービスチーズ内の流路を閉塞することが可能である。
(a)まず、「管路閉塞用ストッパ」を「管路の開口端」から挿入して、「第2シール部材」を「管路の開口端」の内面上に位置させる、
(b)次に、「ハンドル部材」を回転操作して、「第2シール部材」を「管路の開口端」に圧着させる、
(c)その後、さらに「ハンドル部材」を回転操作して、「シール部材」を「管路」内の所定部分(「管路の開口端」から離れた部分)に圧着させる、
といった手順を踏むことにより、「管路」を閉塞することが可能である。
また、上記管路閉塞用ストッパにかかる発明においては、前記第2シール部材の硬度は、前記シール部材の硬度よりも低い、と好適である。
この場合、前記第1スリーブ部材は、その前記他端側の内面に形成され、前記軸部材の前記他端側に形成された第1ネジ部と螺合する第2ネジ部と、その前記他端側の外面に形成される第3ネジ部と、を有し、前記第2スリーブ部材は、その前記一端側の内面に形成され、前記第3ネジ部と螺合する第4ネジ部を有する、と好適である。
このとき、前記第1ネジ部および前記第2ネジ部の各ネジ山のピッチは、前記第3ネジ部および前記第4ネジ部の各ネジ山のピッチよりも大きい、とより好適である。
図1に示すように、管路PLを構成するガス管Pは、樹脂(例えば、塩化ビニル樹脂)等によって被覆された鋼管(被覆層Cを有する鋼管)からなり、基幹となるガス供給ラインから供給された可燃性ガス(本実施形態では、都市ガス)をガスメータ等に導出するための配管である。
図1および図2に示すように、管路閉塞用ストッパ1は、軸部材10と、スリーブ部材20と、第1フランジ部材30と、第2フランジ部材40と、第1シール部材50と、第3フランジ部材60と、第4フランジ部材70と、第2シール部材80と、ハンドル部材90とを備えている。なお、上記軸部材10と、スリーブ部材20と、第1フランジ部材30と、第2フランジ部材40と、第1シール部材50と、第3フランジ部材60と、第4フランジ部材70と、第2シール部材80と、ハンドル部材90とが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「軸部材」と、「スリーブ部材」と、「第1フランジ部材」と、「第2フランジ部材」と、「シール部材」と、「第3フランジ部材」と、「第4フランジ部材」と、「第2シール部材」と、「ハンドル部材」とに該当する。
一方、雄ネジ部21bは、後述する第2スリーブ部材22の雌ネジ部22aと同一ピッチのネジ山を有し、第1スリーブ部材21と第2スリーブ部材22とを組み付けた状態で、第2スリーブ部材22の雌ネジ部22aに螺合されるようになっている。
(a)ハンドル部材90を回すと、その回転力が、まず、第1スリーブ部材21の雄ネジ部21bおよび第2スリーブ部材22の雌ネジ部22aに伝達されるため、これに伴って、第1スリーブ部材21(第3フランジ部材60)が他端側へ向けて移動され(図3(a)参照)、
(b)その後、ハンドル部材90をさらに回すと、その回転力が、軸部材10の雄ネジ部10bおよび第1スリーブ部材21の雌ネジ部21aにも伝達されるようになるため、これにより、第1スリーブ部材21に遅れて、軸部材10(第1フランジ部材30)も他端側へ向けて移動されるようになっている(図3(b)参照)。
第1フランジ部材30は、円環状に形成された鋼製の板部材からなり、その中央部に、軸部材10の雄ネジ部10aに螺合可能な雌ネジ部30aが形成されている。
上述したように、本実施形態では、軸部材10の雄ネジ部10aに、第1フランジ部材30の雌ネジ部30aを螺合させた後、ナット11を締め込むことにより、これらがダブルナットの状態で軸部材10に固定されるようになっている。
このように取り付けられた第1シール部材50は、第1フランジ部材30と第2フランジ部材40との間の距離が短縮(第1フランジ部材30が他端側へ移動)されることにより、拡径(潰れ変形)されるようになっている(図3(b)参照)。
具体的に、この第2シール部材80は、サービスチーズSTの下流端STbの内径よりも小さい直径の一端面80aと、サービスチーズSTの下流端STbの内径よりも大きい直径の他端面80bと、一端面80aと他端面80bとを連結する傾斜面80cとが設けられた形状となっている。なお、上記サービスチーズSTの下流端STbと、一端面80aと、他端面80bと、傾斜面80cとが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「開口端」と、「一端部」と、「他端部」と、「傾斜面」とに該当する。
第2シール部材80は、第2スリーブ部材22に取り付けられた状態で、第3フランジ部材60と第4フランジ部材70との間に挟み込まれるようにして配置される。
切断部82は、傾斜面80cと貫通穴81との間で、かつ、一端面80aと他端面80bとの間を、それぞれ、直線状に切断するように形成されている。
特に、本実施形態では、第2シール部材80が、第1シール部材50よりも硬度の低い部材、すなわち、拡径(潰れ変形)させやすい部材により形成されているため、比較的少ない力(回転力)で、サービスチーズSTからの可燃性ガスの流出を止めることが可能となっている。
・管路PLに可燃性ガスが流通している、
・サービスチーズSTの下流端STbにプラグ(図示省略)が取り付けられている、
といった条件のもと、サービスチーズSTの分岐端STcから延設されるガス管Pを撤去する場合を例にとって説明する。
図1および図4に示すように、本実施形態にかかる管路閉塞方法は、ノーブロー作業バッグ取付工程S100をおこなうことから始まる。
具体的に、ノーブロー作業バッグ取付工程S100では、サービスチーズSTの下流端STbにノーブロー作業バッグNBを取り付ける作業をおこなう。
プラグ取外工程S200では、サービスチーズSTの下流端STbに取り付けられたプラグ(図示省略)を取り外す作業をおこなう。
具体的に、プラグ取外工程S200では、ノーブロー作業バッグNB内で、レンチ等の工具を用いてプラグを取り外す作業をおこなう。
本実施形態では、このようなプラグ取外工程S200をおこなった後、次工程である管路閉塞用ストッパ挿入工程S300がおこなわれるようになっている。
管路閉塞用ストッパ挿入工程S300では、サービスチーズSTの下流端STbから管路閉塞用ストッパ1を挿入する作業をおこなう。
具体的に、管路閉塞用ストッパ挿入工程S300では、ノーブロー作業バッグNB内で、管路閉塞用ストッパ1をサービスチーズST内に挿入して、第2シール部材80の傾斜面80cをサービスチーズSTの下流端STbの内面に当接させる作業をおこなう。なお、本実施形態では、この状態で、第1シール部材50が、サービスチーズSTの上流端STa側を塞ぐことが可能な位置に配置されるようになっている。
本実施形態では、このような管路閉塞用ストッパ挿入工程S300をおこなった後、次工程である第2シール部材圧着工程S400がおこなわれるようになっている。
図3(a)および図4に示すように、第2シール部材圧着工程S400では、ノーブロー作業バッグNB内で、ハンドル部材90を所定方向(本実施形態では、時計回り)に回して、第2シール部材80を拡径させる作業をおこなう。
(a)ハンドル部材90による回転力が、軸部材10の雄ネジ部10bおよび第1スリーブ部材21の雌ネジ部21aよりも先に、第1スリーブ部材21の雄ネジ部21bおよび第2スリーブ部材22の雌ネジ部22aに伝達されやすくなっているうえ、
(b)第2シール部材80が、第1シール部材よりも硬度の低い部材(変形しやすい部材)で形成されている、
ため、ハンドル部材90を回すと、軸部材10(第1フランジ部材30)よりも先に、第1スリーブ部材21(第3フランジ部材60)が、他端側へ向けて移動されるように構成されている。
本実施形態では、サービスチーズSTの下流端STbが閉塞される(サービスチーズSTの下流端STbからの可燃性ガスの流出が止まる)ことで終了し、その後、次工程であるノーブロー作業バッグ取外工程S500がおこなわれるようになっている。
ノーブロー作業バッグ取外工程S500では、サービスチーズSTの下流端STbに取り付けられたノーブロー作業バッグNBを取り外す作業をおこなう。
本実施形態では、上記ノーブロー作業バッグ取外工程S500をおこなった後、次工程である第1シール部材圧着工程S600がおこなわれるようになっている。
図3(b)および図4に示すように、第1シール部材圧着工程S600では、ハンドル部材90をさらに回して、第1シール部材50を拡径(第1フランジ部材30と第2フランジ部材40との間の距離を短縮)させる作業をおこなう。
これにより、サービスチーズSTの上流端STaが第1シール部材50によって閉塞(圧着)されるため、それよりも下流側(サービスチーズSTの下流端STbおよび分岐端STc)への可燃性ガスの流出を止めることが可能となる。なお、本実施形態では、第1シール部材圧着工程S600をおこなう前に、ノーブロー作業バッグNBがサービスチーズSTから取り外されているため、第1シール部材50によるサービスチーズSTの閉塞を「両手」で確実におこなうことが可能である。
ガス管撤去工程S700では、サービスチーズSTの分岐端STcから延びるガス管Pを撤去するとともに、この分岐端STcにプラグ(図示省略)を取り付ける作業をおこなう。
本実施形態では、このようなガス管撤去工程S700をおこなった後、次工程である復旧工程S800がおこなわれるようになっている。
復旧工程S800では、
(a)まず、サービスチーズSTの下流端STbにノーブロー作業バッグNBを取り付ける、
(b)次に、ノーブロー作業バッグNB内で、ハンドル部材を所定方向(本実施形態では、反時計回り)に回して、管路閉塞用ストッパ1を取り外すとともに、サービスチーズSTの下流端STbにプラグ(図示省略)を取り付ける、
(c)その後、ノーブロー作業バッグNBをサービスチーズSTから取り外す、
といった作業をおこなう。
本管路閉塞方法は、このような復旧工程S800をおこなうことで終了するようになっている。
(a)まず、サービスチーズSTの下流端STb側が第2シール部材80によって閉塞され、
(b)その後、サービスチーズSTの上流端STa側が第1シール部材50によって閉塞される、
ように構成されている。
(a)第2シール部材80による拡径状況等を確認しながら、サービスチーズSTの下流端STb側を塞いだ後、
(b)サービスチーズSTの上流端STa側を第1シール部材50でさらに塞ぐことができる、
ように構成されているため、可燃性ガスが管路PL内を流通している状態あっても、外部への可燃性ガスの流出を抑えつつ、管路PL(サービスチーズST)を確実に閉塞することが可能である。
例えば、図5に示す管路閉塞用ストッパ101(以下、これを「第2実施形態」と称す)のように、このようなネジによる連結を省略することも可能である。
軸部材110の一端側には、上記「第1実施形態」と同様、ナット11および第1フランジ部材30が、ダブルナットの状態で固定される一方、軸部材110の他端側には、雌ネジ部191aが形成されたハンドル部材190が回動自在に取り付けられている。
このスリーブ部材120の一端には、上記「第1実施形態」と同様、第2フランジ部材40が溶接等により取り付けられている。
(a)ナット11および第1フランジ部材30が固定された軸部材110を、第1シール部材50の貫通穴51に挿通する、
(b)第1シール部材50が組み付けられた軸部材110を、第2フランジ部材40が取り付けられたスリーブ部材120に挿通する、
ことにより、おこなうことができる。
本体部191は、略円柱形状を有し、その中央部に、軸部材110の雄ネジ部110aに螺合可能な雌ネジ部191aが形成されている。
把持部192は、本体部191の外周面から径方向外側へ向けて突出して設けられ、その先端部には、把持部192の長さを延長することが可能な延長部192aが軸支されている。
このように構成されたハンドル部材190は、軸部材110の雄ネジ部110aに本体部191の雌ネジ部191aを螺着することにより、軸部材110に対して回動自在に取り付けられるようになっている。
当接板部197は、略C字状に形成され、その内周の曲率半径が、スリーブ部材120の外周面の曲率半径よりも大きく形成されている。
(a)第1フランジ部材30と、第2フランジ部材40との間の距離が短縮されるほか、
(b)第1フランジ部材30と、第2シール部材80に当接する保持部材195の当接板部197との間の距離も短縮される、
ようになっている。
(a)第1フランジ部材30と第2フランジ部材40との間の距離が短縮されるため、これにより、第1シール部材50が、潰れ変形(拡径)されるばかりか、
(b)第1フランジ部材30と他端側の当接板部197との距離が短縮されるため、その結果、第2シール部材80が、保持部材195によって押圧されるかのごとく変形される、
ようになっている。
・回転力の発生源であるハンドル部材190に保持部材195を介して接しているうえ、
・第1シール部材50よりも変形しやすい部材(硬度の低い部材)で形成されている、
ため、ハンドル部材190の回転による回転力が、第1シール部材50よりも先に、第2シール部材80に作用しやすいものとなっている。なお、この点については、本件の発明者が実際にこれと同じものを製作して実証済みである。
さらに、上記「第1実施形態」および「第2実施形態」では、第2シール部材80を、円錐台状に形成したが、その他の形状(例えば、円柱状)に形成することも可能である。
また、上記「第1実施形態」および「第2実施形態」では、第2シール部材80を、第1シール部材50よりも硬度の低い部材で形成したが、第1シール部材50と同じ硬度の部材で形成してもよく、第1シール部材50よりも硬度の高い部材で形成することも可能である。
10,110 軸部材
10a,110a 雄ネジ部
10b 雄ネジ部
11 ナット
20,120 スリーブ部材
21 第1スリーブ部材
21a 雌ネジ部
21b 雄ネジ部
22 第2スリーブ部材
22a 雌ネジ部
30 第1フランジ部材
30a 雌ネジ部
40 第2フランジ部材
50 第1シール部材
51 貫通穴
60 第3フランジ部材
70 第4フランジ部材
80 第2シール部材
80a 一端面
80b 他端面
80c 傾斜面
81 貫通穴
82 切断部
90,190 ハンドル部材
91,191 本体部
191a 雌ネジ部
92,192 把持部
92a,192a 延長部
195 保持部材
196 本体部
197 当接板部
PL 管路
P ガス管
C 被覆層
ST サービスチーズ
STa 上流端
STb 下流端
STc 分岐端
NB ノーブロー作業バッグ
Claims (8)
- 軸部材と、
前記軸部材が挿通されるスリーブ部材と、
前記軸部材の一端側に設けられる第1フランジ部材と、
前記スリーブ部材の前記一端側に設けられる第2フランジ部材と、
前記スリーブ部材の他端側に配置され、所定方向に回転させることで前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間の距離を変更することが可能なハンドル部材と、
前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間に設けられ、前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間の距離が短縮されることにより拡径されて管路の内面に圧着されるシール部材と、
を備えた管路閉塞用ストッパにおいて、
前記管路閉塞用ストッパは、
前記スリーブ部材に前記シール部材と間隔を空けて設けられ、前記ハンドル部材の回転操作により拡径されて前記管路を閉塞する第2シール部材を備え、
前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間の距離は、
前記ハンドル部材の回転操作により前記第2シール部材が拡径された後に短縮される、
ことを特徴とする管路閉塞用ストッパ。 - 前記第2シール部材は、その前記一端側の一端部から前記他端側の他端部に向けて漸次拡径する傾斜面を有し、
前記管路の内径は、前記一端部の外径よりも大きく、前記他端部の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の管路閉塞用ストッパ。 - 前記第2シール部材の硬度は、前記シール部材の硬度よりも低いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管路閉塞用ストッパ。
- 前記スリーブ部材は、
前記第2フランジ部材が設けられる第1スリーブ部材と、
前記第1スリーブ部材の前記他端側に連結される第2スリーブ部材と、を有し、
前記管路閉塞用ストッパは、
前記第1スリーブ部材の前記他端側に設けられる第3フランジ部材と、
前記第2スリーブ部材に設けられる第4フランジ部材と、をさらに備え、
前記第3フランジ部材と前記第4フランジ部材との間の距離は、
前記ハンドル部材の回転操作により短縮され、
前記第2シール部材は、
前記第3フランジ部材と前記第4フランジ部材との間に設けられ、これらの間の距離が短縮されることにより拡径される、
ことを特徴とする請求項1~請求項3の何れか1項に記載の管路閉塞用ストッパ。 - 前記第1スリーブ部材は、
その前記他端側の内面に形成され、前記軸部材の前記他端側に形成された第1ネジ部と螺合する第2ネジ部と、
その前記他端側の外面に形成される第3ネジ部と、を有し、
前記第2スリーブ部材は、
その前記一端側の内面に形成され、前記第3ネジ部と螺合する第4ネジ部を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の管路閉塞用ストッパ。 - 前記第1ネジ部および前記第2ネジ部の各ネジ山のピッチは、前記第3ネジ部および前記第4ネジ部の各ネジ山のピッチよりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の管路閉塞用ストッパ。
- 前記管路閉塞用ストッパは、
前記ハンドル部材と前記第2シール部材との間に設けられ、前記スリーブ部材の外周部の少なくとも一部を覆った状態で前記ハンドル部材と前記第2シール部材との間の距離を保持可能な保持部材をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1~請求項3の何れか1項に記載の管路閉塞用ストッパ。 - 軸部材と、
前記軸部材を挿通可能なスリーブ部材と、
前記軸部材の一端側に設けられる第1フランジ部材と、
前記スリーブ部材の前記一端側に設けられる第2フランジ部材と、
前記スリーブ部材の他端側に配置され、所定方向に回転させることで前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間の距離を変更することが可能なハンドル部材と、
前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間に設けられ、前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間の距離が短縮されることにより拡径されて管路の内面に圧着されるシール部材と、
を備えた管路閉塞用ストッパを用いて管路を閉塞する管路閉塞方法において、
前記管路閉塞用ストッパは、
前記スリーブ部材に前記シール部材と間隔を空けて設けられ、前記ハンドル部材の回転操作により拡径されて前記管路を閉塞する第2シール部材を備え、
前記第1フランジ部材と前記第2フランジ部材との間の距離は、
前記ハンドル部材の回転操作により前記第2シール部材が拡径された後に短縮され、
前記管路閉塞用ストッパを前記管路の開口端から挿入する挿入工程と、
前記ハンドル部材を回転操作して前記第2シール部材を前記管路の内面に圧着させる第1圧着工程と、
前記第1圧着工程をおこなった後、前記ハンドル部材を回転操作して前記シール部材を前記管路の内面に圧着させる第2圧着工程と、を含む、
ことを特徴とする管路閉塞方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018161551A JP7012623B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 管路閉塞用ストッパおよび管路閉塞方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018161551A JP7012623B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 管路閉塞用ストッパおよび管路閉塞方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020034097A JP2020034097A (ja) | 2020-03-05 |
JP7012623B2 true JP7012623B2 (ja) | 2022-01-28 |
Family
ID=69667607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018161551A Active JP7012623B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 管路閉塞用ストッパおよび管路閉塞方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7012623B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050263200A1 (en) | 2002-06-26 | 2005-12-01 | Harad Syse | Device for fastening a manoeuvrable plug for plugging of pipes |
JP2007113595A (ja) | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Tokyo Gas Co Ltd | ガス遮断治具、これを用いた水取器撤去作業工法及び継手交換作業工法 |
JP4840120B2 (ja) | 2006-12-13 | 2011-12-21 | 王子製紙株式会社 | インクジェット記録用シートの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4840120U (ja) * | 1971-09-14 | 1973-05-21 | ||
JP2007016883A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Seibu Gas Co Ltd | 配管内用の閉塞継手 |
-
2018
- 2018-08-30 JP JP2018161551A patent/JP7012623B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050263200A1 (en) | 2002-06-26 | 2005-12-01 | Harad Syse | Device for fastening a manoeuvrable plug for plugging of pipes |
JP2007113595A (ja) | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Tokyo Gas Co Ltd | ガス遮断治具、これを用いた水取器撤去作業工法及び継手交換作業工法 |
JP4840120B2 (ja) | 2006-12-13 | 2011-12-21 | 王子製紙株式会社 | インクジェット記録用シートの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020034097A (ja) | 2020-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8151825B2 (en) | Reverse flow wye connector | |
US8783293B2 (en) | Simple reverse flow wye connector | |
JP2013545043A (ja) | 導管継手を口輪と連結するプッシュ | |
WO2007013654A1 (ja) | 縮径継手部を有するバルブと縮径用継手並びにこれらを用いた配管システム | |
KR20190114521A (ko) | 배관연결장치 | |
JP4474427B2 (ja) | 管継手の締め付け角度判定方法及び管継手の締め付け角度判定治具 | |
JP3524487B2 (ja) | 薄肉管継手 | |
JP7012623B2 (ja) | 管路閉塞用ストッパおよび管路閉塞方法 | |
US20190128466A1 (en) | Pipe Liner Re-Flaring System and Method | |
JP4328236B2 (ja) | 樹脂パイプ用継手構造および樹脂パイプ用継手を用いた樹脂パイプ接続方法 | |
JP4730079B2 (ja) | フレア式管継手兼用の食い込み式管継手 | |
US3977066A (en) | Pipefitting securing tool | |
JP2007138980A (ja) | 管継手 | |
JP7012624B2 (ja) | 管路閉塞用ストッパおよび管路閉塞方法 | |
JP2006046564A (ja) | 防食スリーブ | |
JP4499400B2 (ja) | 配管工事ツールおよびそれを用いてパイプを修理する方法 | |
JP2008190700A (ja) | 縮径継手部を有するバルブ | |
JP6759380B2 (ja) | 突合せ溶接継手を有する管端開放管耐圧試験用冶具 | |
JP4660186B2 (ja) | 継手保持部材及び継手保持部材と継手部材とからなる器具 | |
JP6592757B2 (ja) | 高圧用継手 | |
JP5395970B2 (ja) | 管継手及び閉鎖バルブ | |
JP2023167176A (ja) | 鋼管と継手の接続機構 | |
JP7360612B2 (ja) | ノズル又はパイプの補修方法 | |
WO2017060981A1 (ja) | 銅管と継手の接続機構 | |
US20060137753A1 (en) | Plumbing tool for temporarily plugging a pipe |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7012623 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |