JP7010341B1 - エレベータ、操作盤、エレベータの制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、本発明の実施形態1に係るエレベータ100の構成について、図1を用いて説明する。図1は、エレベータ100の構成の一例を示すブロック図である。
制御装置1は、エレベータ100の運転制御全般を統括して行うコンピュータであり、CPU11、メモリ12、入力部13、および選択ルール表示部14を備えている。
かご2は、建物に設けられた昇降路内を通り、該建物の複数の階床間を移動する乗りかごである。かご2内には、利用者の行先階の登録を受付けるための操作盤20が設置されていてもよい。
次に、制御装置1の機能について、図2を用いて説明する。図2は、図1に示すエレベータ100の構成の一例を示す機能ブロック図である。なお、説明の便宜上、図1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
操作盤20において、複数の非接触センサ22は、互いの位置関係が所定の範囲内に配置された非接触センサ22(例えば、図7に示す第1センサおよび第2センサ)を含んでいてもよい。ここで、所定の範囲とは、1人の利用者の腕および手等によって行われる1つの操作を所定時間内に検出し得る範囲を意図している。例えば、第1センサは利用者の手を検出した非接触センサ22であり、第2センサは該利用者の手首、腕、または肘等を検出した非接触センサ22であってもよい。
複数の非接触センサ22は、連続して配置されていない2つの非接触センサ22(図8に示す第1センサおよび第2センサ)を含んでいてもよい。ここで、連続して配置されていない2つの非接触センサ22のうちの第1センサは、操作を検出した非接触センサ22のうち最上に配置されている非接触センサ22(最上センサ)であってもよい。または、第1センサは、操作を検出した非接触センサ22のうち最上に配置されている非接触センサ22から連続して配置されている非接触センサ(連続検出センサ)であってもよい。一方、第2センサは、第1センサおよび該第1センサから連続して配置されている非接触センサ22と、連続して配置されていない非接触センサ22である。第1センサは利用者の指先および手等を検出した非接触センサ22であり、第2センサは該利用者が所持している荷物等を検出した非接触センサ22であってもよい。
上記の実施形態に係る制御装置1のセンサ信号取得部111、選択部112、行先階決定部113、表示制御部114、およびルール切替指示受付部115を、かご2aに設置される操作盤20a(図6~10参照)が備える構成であってもよい。このような構成を備えるエレベータ100aについて、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の実施形態2に係るエレベータ100aの構成について、図3および図4を用いて説明する。図3は、エレベータ100aの構成の一例を示すブロック図であり、図4は、図3に示すエレベータ100aの構成の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置1aは、エレベータ100aの運転制御全般を統括して行うコンピュータであり、CPU11aおよびメモリ12aを備えている。
次に、制御装置1aの機能について、図4を用いて説明する。
かご2aは、エレベータ100のかご2と同様、利用者の行先階の登録を受付けるための操作盤20aが設置されていてもよい。
図3に戻り、操作盤20aは、複数の階表示部21、複数の非接触センサ22(センサ)、CPU26、メモリ27、入力部25、および選択ルール表示部14を備えている。
以下では、上述した実施形態1および2に係るエレベータ100、100aが行う処理について、図5を用いて説明する。図5は、エレベータ100、100aが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
上記の構成によれば、エレベータ100、100aは、切替指示に応じて、第1選択ルールを第2選択ルールに切り替え、第2選択ルールに基づき、第1センサおよび第2センサのいずれに対応する階床を行先階として選択するかを決定する。
制御装置1、1aの制御部110、110aおよび、操作盤20aの制御部230は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
2、2a かご
14 選択ルール表示部(表示部)
20、20a 操作盤
22 非接触センサ(センサ)
100、100a エレベータ
112 選択部
113、113a 行先階決定部
115 ルール切替指示受付部
120、270 記憶部
S1 受付ステップ
S2 ルール切替ステップ
S3 選択ステップ
Claims (9)
- かごの行先階を登録するための非接触での操作を検出可能な複数のセンサと、
前記複数のセンサのうちの第1センサおよび第2センサが操作を検出した場合に、前記第1センサに対する操作を選択とし、前記第2センサに対する操作を非選択とするための第1選択ルールと、前記第1センサに対する操作を非選択とし、前記第2センサに対する操作を選択とするための第2選択ルールと、を含む複数の選択ルールを記憶する記憶部と、
切替指示に応じて、選択ルールを前記第1選択ルールから前記第2選択ルールに切り替えるルール切替指示受付部と、
前記第1選択ルールへの切り替えが指示された場合、前記第1選択ルールに基づき、前記第1センサに対応する階床を行先階として選択することを決定し、前記第2選択ルールへの切り替えが指示された場合、前記第2選択ルールに基づき、前記第2センサに対応する階床を行先階として選択することを決定する選択部と、を備える、
ことを特徴とするエレベータ。 - 前記選択部が現在用いている前記第1選択ルールを示す情報、および、切替先の前記第2選択ルールを示す情報、のうちの少なくとも一方を表示可能な表示部をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
- 前記第1選択ルールおよび前記第2選択ルールには固有の識別情報が付与されており、
前記ルール切替指示受付部は、前記第2選択ルールの識別情報を含む前記切替指示に応じて、前記第1選択ルールを前記第2選択ルールに切り替える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ。 - 前記複数のセンサは、複数の列をなして配置されており、
前記第1センサおよび前記第2センサはそれぞれ、互いに異なる列に属するセンサである、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータ。 - 前記第1センサおよび前記第2センサは、連続して配置されていない2つのセンサであって、
前記第1センサは、操作を検出したセンサのうち最も上に配置されている最上センサ、または、該最上センサから連続して配置されている連続検出センサである、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータ。 - 前記選択部によって選択された操作の選択状態が第1の時間以上継続した場合に、該操作に対応する階床を行先階として決定する行先階決定部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のエレベータ。 - 前記行先階決定部は、前記選択部によって選択された操作の選択状態が第1の時間以上継続した場合であって、該操作に対応する階床がすでに行先階として登録されている場合、該階床を非登録に切り換える、
ことを特徴とする請求項6に記載のエレベータ。 - かごの行先階を登録するための非接触での操作を検出可能な複数のセンサと、
前記複数のセンサのうちの第1センサおよび第2センサが操作を検出した場合に、前記第1センサに対する操作を選択とし、前記第2センサに対する操作を非選択とするための第1選択ルールと、前記第1センサに対する操作を非選択し、前記第2センサに対する操作を選択とするための第2選択ルールと、を含む複数の選択ルールを記憶する記憶部と、
切替指示に応じて、選択ルールを前記第1選択ルールから前記第2選択ルールに切り替えるルール切替指示受付部と、
前記第1選択ルールへの切り替えが指示された場合、前記第1選択ルールに基づき、前記第1センサに対応する階床を行先階として選択することを決定し、前記第2選択ルールへの切り替えが指示された場合、前記第2選択ルールに基づき、前記第2センサに対応する階床を行先階として選択することを決定する選択部と、を備える、
ことを特徴とする操作盤。 - かごの行先階を登録するための非接触での操作を検出可能な複数のセンサを有するエレベータの制御方法であって、
前記複数のセンサのうちの第1センサおよび第2センサが操作を検出した場合に、前記第1センサに対する操作を選択とし、前記第2センサに対する操作を非選択とするための第1選択ルール、および、前記第1センサに対する操作を非選択し、前記第2センサに対する操作を選択とするための第2選択ルールの各々を示す選択ルール情報を切り替えるための切替指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けた切替指示に応じて、選択ルールを前記第1選択ルールから前記第2選択ルールに切り替えるルール切替指示受付ステップと、
前記第1選択ルールへの切り替えが指示された場合、前記第1選択ルールに基づき、前記第1センサに対応する階床を行先階として選択することを決定し、前記第2選択ルールへの切り替えが指示された場合、前記第2選択ルールに基づき、前記第2センサに対応する階床を行先階として選択することを決定する選択ステップと、を含む、
ことを特徴とするエレベータの制御方法。
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JP2020128439A JP7010341B1 (ja) | 2020-07-29 | 2020-07-29 | エレベータ、操作盤、エレベータの制御方法 |
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