JP7009162B2 - ポンプ装置およびフィルター構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を移送するポンプ装置および該ポンプ装置に適用可能なフィルター構造体に関するものである。
キャンドモータポンプは、取扱液(液体)をモータ内部に取り込み、循環させることでモータを冷却するとともに、すべり軸受を潤滑する構造を有するポンプ装置である。主軸(回転軸)を支持するすべり軸受部では、取扱液の動圧、すなわち、取扱液の水膜による、いわゆるくさび効果により主軸が浮上する。以下、キャンドモータポンプをポンプ装置と呼ぶことがある。
すべり軸受の特徴の一つは、ポンプ装置の運転時では、主軸との接触がなく、長寿命である。この水膜を構成する取扱液には、すべり軸受と主軸との間の摺動面の粗さを悪化させるような異物の混入は避けなければならない。
直結給水装置は、水道本管内の取扱液の圧力を装置内に直接取り込み、この圧力では十分な揚程を得ることができない場合は、ポンプ装置の起動によって所望の揚程を実現する給水装置である。このことから、ポンプ装置の運転停止時にも、水道本管内の取扱液の圧力は常にポンプ装置に加わっている。ポンプ装置の運転を必要としない揚程の場合でポンプの運転停止時にも、取扱液(この場合は水道水)はポンプ装置に流入する。
ところで、水道水には配管内の異物(配管錆、細かい砂、配管接続時のシール剤のゴミ等)が混入するおそれがある。また、炭酸カルシウム等の析出物が異物として水道水に混入するおそれがある。したがって、直結給水装置にキャンドモータポンプを搭載するにあたって、異物への対策が求められている。
特開昭58-5496号公報 特開平11-324971号公報 特開2011-17294号公報
ポンプ装置には、取扱液に含まれる異物を捕捉するためのフィルターが設けられることがある。しかしながら、フィルターに捕捉された異物はフィルターに堆積するため、所定の期間が経過した後に、フィルターの清掃が必要となる。また、想定外の異物がフィルターに堆積した場合には、フィルターは目詰まりを起こし、取扱液はモータ内部に取り込まれなくなり、モータの冷却不足および/またはすべり軸受の異常摩耗が発生するおそれがある。
そこで、本発明は、異物の捕捉および除去を行うことができるポンプ装置を提供することを目的とする。
本発明は、異物の捕捉および除去を行うことができるフィルター構造体を提供することを目的とする。
一態様は、羽根車と、前記羽根車が固定され、内部に貫通する軸通孔が形成された回転軸と、前記回転軸を回転可能に支持するすべり軸受と、前記羽根車を収容するポンプケーシングと、前記ポンプケーシングの高圧側の開口部に固定され、前記すべり軸受が配置された空間と前記ポンプケーシングの内部とを接続する流通孔が形成されたケーシングカバーと、前記流通孔に配置された第1フィルター構造体と、前記軸通孔に配置された第2フィルター構造体とを備えていることを特徴とするポンプ装置である。
好ましい態様は、前記第1フィルター構造体は、前記流通孔を覆う第1フィルター本体と、前記第1フィルター本体の前記流通孔から離間する方向への移動を制限する押さえ部材とを備えており、前記押さえ部材は、前記第1フィルター本体を介して前記流通孔に連通する窓部を有していることを特徴とする。
好ましい態様は、前記ケーシングカバーは、前記流通孔が形成され、かつ前記回転軸と同心状に配置された環状凹部を備えており、前記第1フィルター構造体は、前記環状凹部に装着されていることを特徴とする。
好ましい態様は、前記第2フィルター構造体は、前記軸通孔を覆う第2フィルター本体と、前記第2フィルター本体の前記軸通孔から離間する方向への移動を制限するストッパーとを備えており、前記ストッパーは、前記第2フィルター本体を介して前記軸通孔に連通する連通孔を有していることを特徴とする。
好ましい態様は、前記ストッパーは、前記回転軸の端部に固定された第1部位と、前記第1部位に接続され、前記回転軸の軸線方向に延びる第2部位とを備えており、前記連通孔は、前記第2部位に形成されており、前記第2フィルター本体は、前記第1部位および前記第2部位によって形成された空間に配置されていることを特徴とする。
好ましい態様は、前記ストッパーは、前記回転軸の軸通孔に形成された挿入部に挿入された第1部位を備えており、前記フィルター本体は、前記挿入部および前記第1部位によって形成された空間に配置されていることを特徴とする。
他の態様は、羽根車と、該羽根車が固定され、内部に貫通する軸通孔が形成された回転軸と、該回転軸を回転可能に支持するすべり軸受と、該羽根車を収容するポンプケーシングと、該ポンプケーシングの高圧側の開口部に固定され、該すべり軸受が配置された空間と該ポンプケーシングの内部とを接続する流通孔が形成されたケーシングカバーとを備えるポンプ装置に適用可能なフィルター構造体であって、前記フィルター構造体は、前記流通孔に配置可能な第1フィルター構造体と、前記軸通孔に配置可能な第2フィルター構造体とを備えており、前記第1フィルター構造体は、前記流通孔を覆うことが可能な第1フィルター本体と、前記第1フィルター本体の前記流通孔から離間する方向への移動を制限することが可能な押さえ部材とを備えており、前記押さえ部材は、前記第1フィルター本体を介して前記流通孔に連通可能な窓部を有していることを特徴とする。
さらに他の態様は、羽根車と、該羽根車が固定され、内部に貫通する軸通孔が形成された回転軸と、該回転軸を回転可能に支持するすべり軸受と、該羽根車を収容するポンプケーシングと、該ポンプケーシングの高圧側の開口部に固定され、該すべり軸受が配置された空間と該ポンプケーシングの内部とを接続する流通孔が形成されたケーシングカバーとを備えるポンプ装置に適用可能なフィルター構造体であって、前記フィルター構造体は、前記流通孔に配置可能な第1フィルター構造体と、前記軸通孔に配置可能な第2フィルター構造体とを備えており、前記第2フィルター構造体は、前記軸通孔を覆うことが可能な第2フィルター本体と、前記第2フィルター本体の前記軸通孔から離間する方向への移動を制限することが可能なストッパーとを備えており、前記ストッパーは、前記第2フィルター本体を介して前記軸通孔に連通可能な連通孔を有していることを特徴とする。
ポンプ装置は、流通孔に配置された第1フィルター構造体と、軸通孔に配置された第2フィルター構造体とを備えている。したがって、ポンプ装置の運転時には、第1フィルター構造体は液体中の異物を捕捉し、第2フィルター構造体に堆積した異物は除去される。ポンプ装置の運転停止時には、第2フィルター構造体は液体中の異物を捕捉し、第1フィルター構造体に堆積した異物は除去される。結果として、ポンプ装置は、異物の捕捉および除去を行うことができる。
ポンプ装置の一実施形態を示す図である。 ケーシングカバーに配置された第1フィルター構造体の拡大断面図である。 第1フィルター構造体の正面図である。 図3のA-A線断面図である。 ケーシングカバーに形成された突起を示す図である。 第2フィルター構造体の一実施形態を示す図である。 第2フィルター構造体の他の実施形態を示す図である。 第2フィルター構造体のさらに他の実施形態を示す図である。 ポンプ装置の運転時におけるポンプ装置内の液体の流れを示す図である。 ポンプ装置の運転停止時におけるポンプ装置内の液体の流れを示す図である。 受水槽内の液体を移送する液体移送システムに適用されたポンプ装置を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下で説明する図面において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、ポンプ装置の一実施形態を示す図である。本実施形態では、ポンプ装置は、キャンドモータポンプである。キャンドモータポンプは、液体がその内部を循環する構造を有している。図1に示すように、キャンドモータポンプは、ポンプPと、このポンプPを駆動するためのモータ部Mとから構成されている。ポンプPは、液体を移送するための羽根車1と、羽根車1が固定された回転軸(主軸)2と、羽根車1の液体入口を囲むように配置されたライナーリング3と、羽根車1およびライナーリング3を収容するポンプケーシング4とを備えている。
ポンプケーシング4の高圧側の開口部にはケーシングカバー5が固定されている。回転軸2はケーシングカバー5を貫通して延びており、羽根車1は回転軸2の端部(より具体的には、ポンプケーシング側端部)に固定されている。回転軸2の内部には、その軸線CL方向に貫通する軸通孔2aが形成されており、回転軸2の両端において開口している。軸通孔2aは回転軸2の軸線CLと平行である。
ケーシングカバー5には、ポンプケーシング4内に吸い込まれた液体の一部をモータ部M、より具体的には、すべり軸受21,22と回転軸2との間の隙間に導くための複数の流通孔5aが形成されている。羽根車1の回転によって昇圧された液体の一部は、これら複数の流通孔5aを通ってモータ部Mに導かれる。図1では、2つの流通孔5aが描かれているが、流通孔5aの数は本実施形態には限定されない。流通孔5aは、回転軸2(すなわち、ケーシングカバー5)の周方向に沿って等間隔に配置されている。
ポンプ装置は、回転軸2を回転させるモータ10と、回転軸2を回転可能に支持するすべり軸受21,22と、回転軸2、モータ10、およびすべり軸受21,22を収容するモータフレーム12とを備えている。モータ10は、回転軸2に固定されたモータロータ15と、モータロータ15の周囲に配置されたモータステータ16とを備えている。モータステータ16は、ステータコア16aと、ステータコア16aに巻かれた複数のコイル16bとを備えている。複数のコイル16bはモータロータ15を囲むように配置されている。
回転軸2は、モータロータ15の両側に配置されたすべり軸受21,22によって回転可能に支持されている。すべり軸受21は、回転軸2のラジアル荷重を支持するラジアル部位21aと、回転軸2(より具体的には、回転軸2に固定されたスラスト板25)のスラスト荷重を支持するスラスト部位21bとから構成されている。同様に、すべり軸受22は、ラジアル部位22aと、スラスト部位22bとから構成されている。スラスト板25,25は、環状形状を有しており、モータロータ15の両側の位置において回転軸2に固定されている。スラスト板25,25は回転軸2と一体に回転する。
モータロータ15とモータステータ16との間には、円筒状のキャン18がモータロータ15を取り囲むように配置されている。モータステータ16は、モータフレーム12とキャン18との間に配置されている。モータステータ16は、モータフレーム12の内面およびキャン18の外面に接触している。モータロータ15、モータステータ16、およびキャン18は同心状に配置されている。モータステータ16は、モータフレーム12、ケーシングカバー5、およびキャン18により形成されたステータ室11内に配置されている。
ケーシングカバー5とポンプケーシング4との間には、環状のシール部材17が配置されている。シール部材17は、液体がこれら隙間を通ってポンプ装置の外部に流出することを防止している。ケーシングカバー5の反対側にはエンドカバー19が配置されており、モータフレーム12の端部側開口はエンドカバー19によって閉じられている。
円筒状のラジアル部位21aは回転軸2とケーシングカバー5との間に配置されており、回転軸2の外周面とラジアル部位21aの内周面との間には僅かな隙間が形成されている。同様に、円筒状のラジアル部位22aは回転軸2とエンドカバー19との間に配置されており、回転軸2の外周面とラジアル部位22aの内周面との間には僅かな隙間が形成されている。
環状のスラスト部位21bは、スラスト板25とケーシングカバー5との間に配置されている。環状のスラスト部位22bは、スラスト板25とエンドカバー19との間に配置されている。
モータステータ16のコイル16bに電流を流すと、モータステータ16に磁界が形成され、この磁界により、モータロータ15が回転する。モータロータ15の回転は回転軸2を通じて羽根車1を回転させる。羽根車1が回転軸2とともに回転すると、液体は吸込口4aからポンプケーシング4内に吸い込まれ、羽根車1の回転により昇圧された後、吐出口4bから吐き出される。
ポンプ装置はフィルター構造体を備えている。フィルター構造体は、ケーシングカバー5の流通孔5aに配置された第1フィルター構造体50と、回転軸2の軸通孔2aに配置された第2フィルター構造体60とを備えている。以下、これらフィルター構造体の詳細について図面を参照しつつ説明する。
図2は、ケーシングカバー5に配置された第1フィルター構造体50の拡大断面図である。図3は、第1フィルター構造体50の正面図である。図4は、図3のA-A線断面図である。
図2に示すように、ケーシングカバー5は、ステータ室11の一部を構成し、モータフレーム12に隣接する外側部位30と、外側部位30から羽根車1に向かって延びる内側部位31と、外側部位30と内側部位31との間に配置された環状凹部32とを備えている。これら部位30,31および環状凹部32は一体的に構成されている。ケーシングカバー5(すなわち、外側部位30、内側部位31、および環状凹部32)は、全体として、環状形状を有しており、回転軸2と同心状に配置されている。流通孔5aは、回転軸2と同心状に配置された環状凹部32に形成されている。
第1フィルター構造体50は、ケーシングカバー5の環状凹部32に装着されている。第1フィルター構造体50は、ケーシングカバー5の流通孔5aを覆うフィルター本体51と、フィルター本体51の流通孔5aから離間する方向への移動を制限する押さえ部材52とを備えている。
フィルター本体51は、多数の開口が形成された網状部材であり、液体中の異物を捕捉することができる。押さえ部材52は、環状形状を有しており、回転軸2と同心状に配置されている。押さえ部材52は、ケーシングカバー5の環状凹部32に密着可能な大きさを有している。一実施形態では、押さえ部材52は、樹脂などの弾性変形可能な弾性部材から構成されている。
押さえ部材52は、フィルター本体51を介して流通孔5aに連通する複数の窓部52aを備えている。これら窓部52aは、押さえ部材52の周方向に沿って等間隔に配置されている。本実施形態では、押さえ部材52は、6つの窓部52aを備えているが、窓部52aの数は本実施形態には限定されない。
図4では、図面を見やすくするために、フィルター本体51の図示は省略されている。図4に示すように、窓部52aは、回転軸2の軸線CLに延びており、押さえ部材52のポンプ側端面52bおよびモータ部側端面52cにおいて開口している。
一実施形態では、フィルター本体51は、窓部52aを覆うように押さえ部材52のモータ部側端面52cに取り付けられてもよい。この場合、フィルター本体51は、窓部52aよりも大きな大きさを有しており、窓部52aを覆っている。フィルター本体51は、押さえ部材52の周方向に沿って等間隔に配置された複数のフィルター本体51であってもよく、環状形状を有する単一部材から構成されてもよい。単一のフィルター本体51は、押さえ部材52および回転軸2と同心状に配置されている。
他の実施形態では、フィルター本体51は、押さえ部材52の各窓部52aの内部に位置するように窓部52aに取り付けられてもよい。この場合、フィルター本体51は複数の部材から構成されている。
図3に示すように、押さえ部材52は、環状凹部32の外側面32aに接触する外輪部位53と、環状凹部32の内側面32bに接触する内輪部位54と、外輪部位53および内輪部位54とを接続する複数の接続部位55とを備えている。これら複数の接続部位55は、押さえ部材52の周方向に沿って等間隔に配置されている。窓部52aは隣接する接続部位55の間に形成されている。環状凹部32の内側面32bは内側部位31に接続されており、外側面32aは外側部位30に接続されている。
図4に示すように、外輪部位53の外周面53aは、モータ部側からポンプ側に向かって外輪部位53の断面積が徐々に大きくなるテーパー面である。したがって、第1フィルター構造体50がケーシングカバー5の環状凹部32に装着されるとき、押さえ部材52は環状凹部32にスムーズに挿入され、外輪部位53の外周面53aは環状凹部32の外側面32aに密着する。結果として、押さえ部材52のケーシングカバー5からの離間が防止される。
図5は、ケーシングカバー5に形成された突起56を示す図である。図5に示すように、押さえ部材52のケーシングカバー5からの離間を確実に防止するために、環状凹部32には、外側面32aから内側面32bに向かって延びる突起56が形成されてもよい。突起56は外側面32aに接続されている。突起56は、外側面32aに接続された環状形状を有する単一の部材であってもよく、環状凹部32の周方向に沿って等間隔に配置された複数の部材であってもよい。
一実施形態では、突起56は、内側面32bに接続され、内側面32bから外側面32aに向かって延びていてもよい。他の実施形態では、突起56は、外側面32aおよび内側面32bの両方に設けられてもよい。
図6は、第2フィルター構造体60の一実施形態を示す図である。図6に示すように、第2フィルター構造体60は、回転軸2の軸通孔2aを覆うフィルター本体61と、フィルター本体61の軸通孔2aから離間する方向への移動を制限するストッパー(移動制限部材)62とを備えている。
フィルター本体61は、フィルター本体51と同様に、多数の開口が形成された網状部材であり、フィルター本体61は、液体中の異物を捕捉することができる。
ストッパー62は、回転軸2の端部に固定された第1部位(本実施形態では、ナット部)63と、第1部位63に接続され、回転軸2の軸線CL方向に延びる第2部位(本実施形態では、袋部)64とを備えている。フィルター本体61は、第1部位63と第2部位64との間に形成された空間に配置されている。
第1部位63は、筒形状を有しており、第1部位63の内周面には、ねじ溝が形成されている。回転軸2の外周面には、第1部位63のねじ溝に対応するねじ溝が形成されている。第1部位63の内周面の大きさは、回転軸2の外周面よりも大きい。したがって、ストッパー62を締め付けることにより、第1部位63は回転軸2に螺合される。ストッパー62は、その締め付けによって羽根車1を回転軸2に固定することができる。
第2部位64はドーム形状を有しており、第2部位64には、フィルター本体61を介して回転軸2の軸通孔2aに連通する連通孔65が形成されている。連通孔65は、第2部位64を貫通しており、回転軸2の軸線CL方向に延びている。連通孔65の大きさは軸通孔2aと同じか、または小さい。さらに、連通孔65の大きさはフィルター本体61よりも小さい。したがって、ストッパー62は、フィルター本体61の脱落を確実に防止することができる。第2部位64はフィルター本体61を覆っており、連通孔65は軸通孔2aおよびフィルター本体61から離間した位置に配置されている。
図6に示す実施形態では、ストッパー62は、連通孔65を有する袋ナット部材である。ストッパー62の構造は図6の実施形態には限定されない。図7は、第2フィルター構造体60の他の実施形態を示す図である。図7に示すように、ストッパー62は、連通孔65が形成されたキャップ形状を有してもよい。図7に示す実施形態では、第2部位64は、ドーム形状を有しておらず、その途中で内側に折れ曲がった形状を有している。本実施形態においても、連通孔65の大きさは軸通孔2aと同じか、または小さい。さらに、連通孔65の大きさはフィルター本体61よりも小さい。したがって、ストッパー62は、フィルター本体61の脱落を確実に防止することができる。
図8は、第2フィルター構造体60のさらに他の実施形態を示す図である。図8に示すように、第2フィルター構造体60は、回転軸2の軸通孔2aを覆うフィルター本体61と、フィルター本体61の軸通孔2aから離間する方向への移動を制限するストッパー(移動制限部材)66とを備えている。ストッパー66は、回転軸2の軸通孔2aに形成された挿入部2bに挿入された第1部位(ねじ部)68と、第1部位68に接続され、回転軸2の半径方向外側に延びる第2部位(頭部)67とを備えている。フィルター本体61は、挿入部2bおよび第1部位68によって形成された空間に配置されている。
ストッパー66は、フィルター本体61を介して軸通孔2aに連通する連通孔69を有している。この連通孔69は、第1部位68および第2部位67を貫通しており、回転軸2の軸線CL方向に延びている。連通孔69の大きさは、回転軸2の軸通孔2aと同じか、または軸通孔2aよりも小さい。連通孔69の大きさはフィルター本体61よりも小さい。
本実施形態では、ストッパー66は、回転軸2に挿入されたねじ部材である。回転軸2の挿入部2bは、ストッパー66の第1部位68が螺合可能なねじ穴であり、軸通孔2aに連通している。挿入部2bは、回転軸2の端部に接続されている。フィルター本体61を挿入部2bに挿入した状態でストッパー66を締め付けることにより、第1部位68は回転軸2に螺合される。第2部位67は、ストッパー66の締め付けによって羽根車1を回転軸2に固定することができる。フィルター本体61は、回転軸2の挿入部2bおよび第1部位68によって形成された空間に配置される。
上述した実施形態では、第2フィルター構造体60は、回転軸2のポンプケーシング側端部に配置されているが、回転軸2のエンドカバー側端部に配置されてもよい。
本実施形態に係るポンプ装置は直結給水装置に適用される。直結給水装置は、水道本管内の液体の圧力をポンプ装置内に直接取り込み、この圧力では十分な揚程を得ることができない場合は、ポンプ装置の起動によって所望の揚程を実現する給水装置である。本実施形態では、ポンプ装置の運転時のみならず運転停止時にも、水道本管内の液体の圧力は常にポンプ装置内に加わっている。ポンプの運転を必要としない揚程の場合でポンプの運転停止時にも、液体はポンプに流入する。以下、ポンプ装置内の液体の流れについて図面を参照しつつ説明する。
図9は、ポンプ装置の運転時におけるポンプ装置内の液体の流れを示す図である。図9の矢印に示すように、ポンプケーシング4内に吸い込まれた液体の一部は、第1フィルター構造体50の窓部52a、フィルター本体51、および流通孔5aを通ってモータ部M、すなわち、すべり軸受21,22が配置された空間に導かれる。このとき、フィルター本体51には、ポンプPからモータ部Mに流れる液体の圧力が作用する。
ポンプケーシング4内に吸い込まれた液体に含まれる異物は、流通孔5aに配置された第1フィルター構造体50のフィルター本体51によって捕捉されるため、流通孔5aを通過する液体には異物は含まれていない。したがって、異物のモータ部Mへの侵入が防止される。第1フィルター構造体50に捕捉された異物はフィルター本体51に堆積する。
流通孔5aを通過した液体は、すべり軸受21が配置された空間に導かれ、スラスト部位21bとスラスト板25との間の隙間を流れ、さらに、ラジアル部位21aと回転軸2との間の隙間を流れる。羽根車1には、その軸方向に延びる貫通孔1aが形成されている。すべり軸受21と回転軸2との間の隙間に供給された液体は羽根車1の貫通孔1aを通って羽根車1内に戻される。ステータ室11は密閉されているため、液体は、ステータ室11内のモータステータ16に接触することはない。
モータ部Mに導かれた液体の一部は、モータロータ15とキャン18との間の僅かな隙間を通って、すべり軸受22が配置された空間に導かれる。液体は、スラスト部位22bとスラスト板25との間の隙間を流れ、さらに、ラジアル部位22aと回転軸2との間の隙間を流れる。このようにして、液体は回転軸2およびすべり軸受22を冷却および潤滑する。
すべり軸受22と回転軸2との間の僅かな隙間を流れた液体は、回転軸2の軸通孔2a、フィルター本体61、および連通孔65を通ってポンプケーシング4内に戻される。このとき、フィルター本体61には、モータ部MからポンプPに流れる液体の圧力が作用する。ストッパー66は、フィルター本体61の軸通孔2aから離間する方向への移動を制限する。したがって、フィルター本体61のストッパー66からの離脱が防止される。
ストッパー62の連通孔65の大きさは、ポンプ装置の内部を循環する液体の循環流量に応じて決定される。したがって、連通孔65の大きさを変更することにより、回転軸2の軸通孔2aの大きさを変更することなく、容易に液体の循環流量を調整することができる。例えば、液体の循環流量を小さくする場合には、連通孔65の大きさを小さくする(オリフィス効果)。
本実施形態に係るキャンドモータポンプは、液体(取扱液)の一部をポンプケーシング4の高圧側からモータ部Mの内部に取り込み、モータ部Mの内部の冷却およびすべり軸受21,22の潤滑を行うことができる。さらに、キャンドモータポンプは、液体を回転軸2の中心部の軸通孔2aを通過させてポンプケーシング4の吸込側に流す構造を有する。
直結給水装置に適用されるポンプ装置において、ポンプ装置の運転を必要としない場合、すなわち、ポンプ装置の運転停止時では、高圧の液体がポンプケーシング4の吸込側から吐出側に流れるため、モータ部Mの内部で循環する液体が逆流する。図10はポンプ装置の運転停止時におけるポンプ装置内の液体の流れを示す図である。図10では、モータ部Mを流れる液体の流れは図9に示す液体の流れと逆であるため、モータ部Mを流れる液体の流れの詳細な説明を省略する。
図10の矢印に示すように、ポンプ装置の運転停止時において、ポンプケーシング4内に流入した液体の一部は、回転軸2の軸通孔2aを通ってモータ部Mに導かれる。ポンプケーシング4内に流入した液体に含まれる異物は、軸通孔2aに配置された第2フィルター構造体60のフィルター本体61によって捕捉され、フィルター本体61に堆積する。したがって、軸通孔2aを通過する液体には異物は含まれず、異物のモータ部Mへの侵入が防止される。
軸通孔2aを通過した液体は、モータロータ15とキャン18との間の僅かな隙間を通過する。その後、液体は、流通孔5a、フィルター本体51、および窓部52aを通ってポンプケーシング4内に戻される。このとき、フィルター本体51には、モータ部MからポンプPに流れる液体の圧力が作用する。押さえ部材52は、フィルター本体51の流通孔5aから離間する方向への移動を制限する。したがって、フィルター本体51の押さえ部材52からの離脱が防止される。
ポンプ装置の運転停止時において、第1フィルター構造体50のフィルター本体51に堆積した異物は、流通孔5aを通ってモータ部MからポンプPに流れる液体の圧力によって除去され、ポンプケーシング4内に放出される。このようにして、フィルター本体51は、その目詰まりから解放される。
ポンプ装置の運転時において、第2フィルター構造体60のフィルター本体61に堆積した異物は、軸通孔2aを通ってモータ部MからポンプPに流れる液体の圧力によって除去され、ポンプケーシング4内に放出される。このようにして、フィルター本体61は、その目詰まりから解放される。ポンプ装置は、フィルター構造体50,60(より具体的には、フィルター本体51,61)の目詰まりを防止することができる。
直結給水装置におけるポンプ装置では、ポンプ装置の運転および運転停止により、ポンプ装置の内部を循環する液体の流れの方向が入れ替わる。ポンプ装置は、第1フィルター構造体50および第2フィルター構造体60を備えているため、フィルター本体51,61による異物の捕捉とフィルター本体51,61の清掃を繰り返すことができる。
一般的に、異物がフィルターに堆積すると、フィルターは本来の機能を十分に発揮することができないため、所定の期間を経た後にフィルターを清掃する必要がある。また、想定外の異物の堆積があった場合は、フィルターが目詰まりし、液体がモータ部に取り込まれなくなる。結果として、モータ部内の冷却不足および/またはすべり軸受の異常摩耗を引き起こすおそれがある。
本実施形態によれば、ポンプ装置は、その運転時において、第1フィルター構造体50によって流通孔5aを通過する液体中の異物を捕捉することができ、軸通孔2aを通過する液体によって第2フィルター構造体60に捕捉された異物を除去することができる。さらに、ポンプ装置は、その運転停止時において、第2フィルター構造体60によって軸通孔2aを通過する液体中の異物を捕捉することができ、流通孔5aを通過する液体によって第1フィルター構造体50に捕捉された異物を除去することができる。
本実施形態によれば、所定の期間が経過した後でもフィルター構造体50,60を清掃する必要はない。さらに、フィルター本体51,61の目詰まりを防止することができるため、モータ部M内の冷却不足および/またはすべり軸受21,22の異常摩耗の発生を防止することができる。
直結給水装置は、2台のポンプ装置による交互運転(並列交互運転)を基本構成(日本水道協会による規定)としている。したがって、移送される液体の目的圧力が常にポンプ装置の運転を必要とする高揚程であっても、常にポンプ装置は1台しか運転されないため、ポンプ装置内における液体の流れの方向の入れ替えは常に行われる。したがって、運転中のポンプ装置および運転停止中のポンプ装置は、それぞれ上述した効果を発揮することができる。
上述した実施形態では、ポンプ装置が直結給水装置に適用される実施形態について説明したが、ポンプ装置は、受水槽内の液体を外部に移送するシステムに適用されてもよい。図11は、受水槽100内の液体を移送する液体移送システムに適用されたポンプ装置を示す図である。図11に示すように、受水槽100はポンプ装置の上方に配置されている。受水槽100の底部には、流入管101の一端が接続されており、他端はポンプ装置の吸込口4aに接続されている。ポンプ装置の吐出口4bには、流出管102が接続されている。
図11に示す実施形態においても、ポンプ装置の運転停止時において、受水槽100内の液体の圧力は常にポンプ装置に加わっている。したがって、ポンプ装置は、上述した効果と同様の効果を奏することができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 羽根車
1a 貫通孔
2 回転軸
2a 軸通孔
2b 挿入部
3 ライナーリング
4 ポンプケーシング
4a 吸込口
4b 吐出口
5 ケーシングカバー
5a 流通孔
10 モータ
11 ステータ室
12 モータフレーム
15 モータロータ
16 モータステータ
16a ステータコア
16b コイル
17 シール部材
18 キャン
21,22 すべり軸受
21a,22a ラジアル部位
21b,22b スラスト部位
25 スラスト板
30 外側部位
31 内側部位
32 環状凹部
32a 外側面
32b 内側面
50 第1フィルター構造体
51 フィルター本体
52 押さえ部材
52a 窓部
52b ポンプ側端面
52c モータ部側端面
53 外輪部位
53a 外周面
54 内輪部位
55 接続部位
56 突起
60 第2フィルター構造体
61 フィルター本体
62,66 ストッパー
63 第1部位(ナット部)
64 第2部位(袋部)
65,69 連通孔
67 第2部位(頭部)
68 第1部位(ねじ部)
P ポンプ
M モータ部

Claims (7)

  1. 羽根車と、
    前記羽根車が固定され、内部に貫通する軸通孔が形成された回転軸と、
    前記回転軸を回転可能に支持するすべり軸受と、
    前記羽根車を収容するポンプケーシングと、
    前記ポンプケーシングの高圧側の開口部に固定され、前記すべり軸受が配置された空間と前記ポンプケーシングの内部とを接続する流通孔が形成されたケーシングカバーと、
    前記流通孔に配置された第1フィルター構造体と、
    前記軸通孔に配置された第2フィルター構造体とを備え
    前記第1フィルター構造体は、
    前記流通孔を覆う第1フィルター本体と、
    前記第1フィルター本体の前記流通孔から離間する方向への移動を制限する押さえ部材とを備えており、
    前記押さえ部材は、前記第1フィルター本体を介して前記流通孔に連通する窓部を有していることを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記ケーシングカバーは、前記流通孔が形成され、かつ前記回転軸と同心状に配置された環状凹部を備えており、
    前記第1フィルター構造体は、前記環状凹部に装着されていることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 前記第2フィルター構造体は、
    前記軸通孔を覆う第2フィルター本体と、
    前記第2フィルター本体の前記軸通孔から離間する方向への移動を制限するストッパーとを備えており、
    前記ストッパーは、前記第2フィルター本体を介して前記軸通孔に連通する連通孔を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ装置。
  4. 羽根車と、
    前記羽根車が固定され、内部に貫通する軸通孔が形成された回転軸と、
    前記回転軸を回転可能に支持するすべり軸受と、
    前記羽根車を収容するポンプケーシングと、
    前記ポンプケーシングの高圧側の開口部に固定され、前記すべり軸受が配置された空間と前記ポンプケーシングの内部とを接続する流通孔が形成されたケーシングカバーと、
    前記流通孔に配置された第1フィルター構造体と、
    前記軸通孔に配置された第2フィルター構造体とを備え、
    前記第2フィルター構造体は、
    前記軸通孔を覆う第2フィルター本体と、
    前記第2フィルター本体の前記軸通孔から離間する方向への移動を制限するストッパーとを備えており、
    前記ストッパーは、前記第2フィルター本体を介して前記軸通孔に連通する連通孔を有しており、
    前記ストッパーは、
    前記回転軸の端部に固定された第1部位と、
    前記第1部位に接続され、前記回転軸の軸線方向に延びる第2部位とを備えており、
    前記連通孔は、前記第2部位に形成されており、
    前記第2フィルター本体は、前記第1部位および前記第2部位によって形成された空間に配置されていることを特徴とするポンプ装置。
  5. 羽根車と、
    前記羽根車が固定され、内部に貫通する軸通孔が形成された回転軸と、
    前記回転軸を回転可能に支持するすべり軸受と、
    前記羽根車を収容するポンプケーシングと、
    前記ポンプケーシングの高圧側の開口部に固定され、前記すべり軸受が配置された空間と前記ポンプケーシングの内部とを接続する流通孔が形成されたケーシングカバーと、
    前記流通孔に配置された第1フィルター構造体と、
    前記軸通孔に配置された第2フィルター構造体とを備え、
    前記第2フィルター構造体は、
    前記軸通孔を覆う第2フィルター本体と、
    前記第2フィルター本体の前記軸通孔から離間する方向への移動を制限するストッパーとを備えており、
    前記ストッパーは、前記第2フィルター本体を介して前記軸通孔に連通する連通孔を有しており、
    前記ストッパーは、前記回転軸の軸通孔に形成された挿入部に挿入された第1部位を備えており、
    前記フィルター本体は、前記挿入部および前記第1部位によって形成された空間に配置されていることを特徴とするポンプ装置。
  6. 羽根車と、該羽根車が固定され、内部に貫通する軸通孔が形成された回転軸と、該回転軸を回転可能に支持するすべり軸受と、該羽根車を収容するポンプケーシングと、該ポンプケーシングの高圧側の開口部に固定され、該すべり軸受が配置された空間と該ポンプケーシングの内部とを接続する流通孔が形成されたケーシングカバーとを備えるポンプ装置に適用可能なフィルター構造体であって、
    前記フィルター構造体は、
    前記流通孔に配置可能な第1フィルター構造体と、
    前記軸通孔に配置可能な第2フィルター構造体とを備えており、
    前記第1フィルター構造体は、
    前記流通孔を覆うことが可能な第1フィルター本体と、
    前記第1フィルター本体の前記流通孔から離間する方向への移動を制限することが可能な押さえ部材とを備えており、
    前記押さえ部材は、前記第1フィルター本体を介して前記流通孔に連通可能な窓部を有していることを特徴とするフィルター構造体。
  7. 羽根車と、該羽根車が固定され、内部に貫通する軸通孔が形成された回転軸と、該回転軸を回転可能に支持するすべり軸受と、該羽根車を収容するポンプケーシングと、該ポンプケーシングの高圧側の開口部に固定され、該すべり軸受が配置された空間と該ポンプケーシングの内部とを接続する流通孔が形成されたケーシングカバーとを備えるポンプ装置に適用可能なフィルター構造体であって、
    前記フィルター構造体は、
    前記流通孔に配置可能な第1フィルター構造体と、
    前記軸通孔に配置可能な第2フィルター構造体とを備えており、
    前記第2フィルター構造体は、
    前記軸通孔を覆うことが可能な第2フィルター本体と、
    前記第2フィルター本体の前記軸通孔から離間する方向への移動を制限することが可能なストッパーとを備えており、
    前記ストッパーは、前記第2フィルター本体を介して前記軸通孔に連通可能な連通孔を有しており、
    前記連通孔は、前記軸通孔と同じか、または小さな大きさを有しており、前記連通孔の大きさは前記第2フィルター本体よりも小さいことを特徴とするフィルター構造体。
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