JP7006160B2 - マンドレル引き抜き装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ホースからマンドレルを引き抜くマンドレル引き抜き装置に関する。
ホースの製造工程は、マンドレルの両端を除いた箇所に内被材、補強材および外被材からなるホース材料を順次積層する積層工程、マンドレルに積層されたホース材料に加硫を行う加硫工程、加硫後のホースからマンドレルを引き抜くマンドレル引き抜き工程を備える。
引き抜き工程では、マンドレルのみの軸方向への挿通を可能とした貫通孔を有するホース当接部が用いられる。
そして、引き抜き工程では、マンドレル端部をクランプ部により挟持すると共にこのクランプ部を移動不能にしておき、ホースの端部にホース当接部を当接させホース当接部の貫通孔からマンドレルの端部を挿通させ、ホース当接部をクランプ部から離れる方向でマンドレルの軸方向に沿って移動させることにより、言い換えるとマンドレルを静止させておき、ホースをマンドレル上で移動させることで、ホースからマンドレルを引き抜くようにしている。
特開2004-130645号公報
上記従来装置では、ホース当接部の移動をチェーン機構により行なっている。
したがって、ホースの長さが30m、40mと長くなってくると、チェーン機構も長くなって装置が大型化し、ホースの生産ラインにおいてマンドレル引き抜き装置が占める割合が大きくなり、何らかの改善が求められていた。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、その目的は小型化を図る上で有利なマンドレル引き抜き装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ホースからマンドレルを引抜くマンドレル引き抜き装置であって、ホースに挿通されたマンドレルの軸方向の移動を可能として前記ホースの端部に当接可能なホース当接部と、前記ホース当接部に向け前記マンドレルに平行させたピストンロッドを有する引き抜き流体シリンダと、前記ピストンロッドの先端に取着され前記ホース当接部から突出するマンドレルの端部をクランプするクランプ部と、前記引き抜き流体シリンダの伸縮により前記クランプ部で前記ホース当接部から引抜かれた前記マンドレルの両側から前記マンドレルを挟持する挟持位置と、前記挟持を解除する挟持解除位置との間で移動可能で、前記挟持位置において駆動されることにより前記ホース当接部から前記マンドレルを引抜く一対のベルト搬送機構とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記一対のベルト搬送機構は、水平方向で前記マンドレルの両側に配置されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記引き抜き流体シリンダは、前記ピストンロッドが出没するシリンダボディを有し、前記ピストンロッドの先端に取着されピストンロッドの出没により前記シリンダボディの上方を往復直線移動する移動台が設けられ、前記一対のベルト搬送機構は前記移動台に設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記ホース当接部と前記シリンダボディの間で前記ホース当接部寄りの箇所に、前記クランプ部により前記マンドレルがホース当接部から引き抜かれた状態で上昇し、前記ホース当接部寄りの前記マンドレルの箇所を下方から支え前記マンドレルの垂れ下がりを阻止する第1マンドレル受けガイドローラが設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記ホース当接部と反対に位置する引き抜き流体シリンダの箇所に、マンドレルを前記ホース当接部から離れる方向に案内するローラ群が設けられ、前記ローラ群の一部は、前記ピストンロッドと反対に位置する前記シリンダボディの箇所の上方に配置されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記ローラ群の前記ホース当接部寄りの箇所に、自重により垂れ下がったマンドレルの端部を、前記ローラ群のうち最も前記ホース当接部寄りに位置するローラ上に案内するガイド板が設けられていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記一対のベルト搬送機構は、上下方向において前記マンドレルの両側に配置されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記一対のベルト搬送機構は、前記引き抜き流体シリンダを挟んで前記ホース当接部と反対の箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、マンドレル引き抜き装置の長さは、ホースの長さに対応して長くなることはなく、マンドレル引き抜き装置の長さを短縮化する上で有利となる。
したがって、ホースの生産ラインにおいてマンドレル引き抜き装置が占める割合を大幅に小さくでき、生産現場のスペースを有効利用する上で極めて有利となる。
請求項2記載の発明によれば、一対のベルト搬送機構を、水平方向でマンドレルの両側に配置することで、マンドレル引き抜き装置の高さをコンパクト化する上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、マンドレル引き抜き装置の長さを、伸長状態となった引き抜き流体シリンダの長さにすることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、マンドレル引き抜き装置によるマンドレルの引き抜き操作を円滑に行なう上で有利となる。
請求項5、6記載の発明によれば、マンドレル引き抜き装置により引き抜かれたマンドレルをマンドレル引き抜き装置の下流側に配置された下流側搬送部に円滑に受け渡す上で有利となる。
請求項7記載の発明によれば、一対のベルト搬送機構を、上下方向でマンドレルの両側に配置することで、マンドレル引き抜き装置の幅をコンパクト化する上で有利となる。
請求項8記載の発明によれば、マンドレル引き抜き装置の長さは、伸長状態となった引き抜き流体シリンダの長さに、一対のベルト搬送機構の長さを加えた寸法となり、ホースの長さに対応して長くなることはなく、マンドレル引き抜き装置の長さを短縮化する上で有利となる。
したがって、ホースの生産ラインにおいてマンドレル引き抜き装置が占める割合を大幅に小さくでき、生産現場のスペースを有効利用する上で極めて有利となる。
また、引き抜き流体シリンダと一対のベルト搬送機構とが切り離されているので、一対のベルト搬送機構のメンテナンスを効率良く行なう上で有利となる。
第1の実施の形態に係るマンドレル引き抜き装置の正面図であり、引き抜き流体シリンダの伸長状態でマンドレルの端部をクランプ部によりクランプした状態を示している。 第1の実施の形態に係るマンドレル引き抜き装置の一対のベルト搬送機構の正面図である。 第1の実施の形態に係るマンドレル引き抜き装置の一対のベルト搬送機構の平面図である。 一対のベルト搬送機構の移動台の基板部の平面図である。 一対のベルト搬送機構が挟持解除位置に位置した状態の側面図である。 一対のベルト搬送機構が挟持位置に位置した状態の側面図である。 第1の実施の形態に係るマンドレル引き抜き装置の正面図であり、引き抜き流体シリンダの縮小状態を示している。 引き抜き流体シリンダの縮小状態でクランプ部をクランプ状態からクランプ解除状態とした場合のマンドレルの端部の動きの説明図である。 引き抜き流体シリンダの縮小状態でクランプ部をクランプ状態からクランプ解除状態にする前に第1マンドレル受けガイドローラを退避位置から上昇位置に上昇させた説明図である。 クランプ部をクランプ解除状態とし、引き抜き流体シリンダの縮小状態から伸長状態へ移行させる説明図である。 第1マンドレル受けガイドローラを上昇位置から退避位置へ下降させ、引き抜き流体シリンダの縮小状態から伸長状態へ移行させる説明図である。 引き抜き流体シリンダの縮小状態と伸長状態の中間の状態で一対のベルト搬送機構によりマンドレルをホースから引き抜く説明図である。 一対のベルト搬送機構によりマンドレルがホースから引き抜かれていく説明図である。 第2の実施の形態に係るマンドレル引き抜き装置の正面図であり、引き抜き流体シリンダの伸長状態でマンドレルの端部をクランプ部によりクランプした状態を示している。 第2の実施の形態に係るマンドレル引き抜き装置の一対のベルト搬送機構を駆動プーリ、従動プーリの軸心方向から見た図である。 一対のベルト搬送機構の移動台の基板部を、駆動プーリ、従動プーリの軸心方向から見た図である。 図15のA矢視図である。 第2の実施の形態の変形例に係るマンドレル引き抜き装置の一対のベルト搬送機構を駆動プーリ、従動プーリの軸心方向から見た図である。 一対のベルト搬送機構の移動台の基板部を、駆動プーリ、従動プーリの軸心方向から見た図である。 第3の実施の形態に係るマンドレル引き抜き装置の正面図であり、引き抜き流体シリンダの伸長状態でマンドレルの端部をクランプ部によりクランプした状態を示している。 引き抜き流体シリンダの1回目の縮小動作が終了した状態を示す図である。 引き抜き流体シリンダの2回目の縮小動作が終了した状態を示す図である。 引き抜き流体シリンダの3回目の縮小動作が終了した状態を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるマンドレル引き抜き装置の好適な実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図1~図13を参照して第1の実施の形態から説明する。
図1に示すように、マンドレル引き抜き装置10Aは、マンドレル12にホース材料を装着して加硫した後、ホース14からマンドレル12を引き抜くものである。
本実施の形態では、マンドレル引き抜き装置10Aは、ホース14の生産ライン上に設置されている。
生産ラインは、マンドレル12が挿通され加硫されたホース14を支持するローラ群からなる上流側搬送部16と下流側搬送部18とを備え、マンドレル引き抜き装置10Aは、上流側搬送部16と下流側搬送部18との間に配置され、ホース当接部20は上流側搬送部16の下流端に設けられている。
マンドレル12は、ホース14の内径と等しい外径で形成され、マンドレル12の全長にわたってホース材料が装着されているが、マンドレル引き抜き装置10Aによるマンドレル12の引き抜き工程の前に、マンドレル12の一方の端部1202寄りのホース材料の部分が切り取られ、マンドレルの端部1202が露出している。
第1の実施の形態にかかるマンドレル引き抜き装置10Aは、ホース当接部20と、マンドレル移動部22と、一対のベルト搬送機構24と、第1マンドレル受けガイドローラ26と、第2マンドレル受けガイドローラ28(図2)とを含んで構成されている。
ホース当接部20は、当接板2002と、上下のホース当接用引き抜き流体シリンダ2004A、2004Bを含んで構成されている。
上下のホース当接用引き抜き流体シリンダ2004A、2004Bは、本実施の形態ではエアシリンダで、基台2006の上に設けられたブラケット2008で支持されている。
当接板2002は、2つの分割体2002A、2002Bで構成されている。
2つの分割体2002A、2002Bは、上下のホース当接用引き抜き流体シリンダ2004A、2004Bのピストンロッド2010A、2010Bの先部に着脱可能に取着されている。
2つの分割体2002A、2002Bには、マンドレル12の外径に対応した形状の半円状の凹部が形成され、上下のホース当接用引き抜き流体シリンダ2004A、2004Bの伸長作動によりそれらの先端面が当接することで半円状の凹部が合され、ホース14の軸心方向への移動を阻止し、かつ、マンドレル12のみの軸方向への移動を許容する貫通孔2012が形成される。
貫通孔2012の軸心は、上流側搬送部16で支持されたホース14内のマンドレル12の軸心と合致している。
本実施の形態では、このように当接板2002を複数の分割体2002A、2002Bで構成し、生産ラインにおいて異なる寸法のホース14を生産する場合に、ホース当接部20を容易に変更できるようにしておき、マンドレル引き抜き装置10Aの汎用性が高められている。
なお、ホース14の軸心方向への移動を阻止し、かつ、マンドレル12のみの軸方向への移動を許容する2つの分割体2002A、2002Bの形状には、従来公知の様々な構造が採用可能である。
マンドレル移動部22は、クランプ部30、引き抜き流体シリンダ32、移動台34とを含んで構成されている。
引き抜き流体シリンダ32は、床上で基台36を介して支持されたシリンダボディ3202と、シリンダボディ3202に対して出没するピストンロッド3204とを含んで構成され、ピストンロッド3204をホース当接部20側に向け配置されている。
引き抜き流体シリンダ32の軸心は水平方向に向けられ、かつ、2つの分割体2002A、2002Bで形成される貫通孔2012の軸心と平行しており、言い換えると、貫通孔2012に挿通されるマンドレル12と平行している。
本実施の形態では、引き抜き流体シリンダ32は油圧シリンダである。
移動台34は、ピストンロッド3204の先部に取着されている。
図1に示すように、移動台34は、基板部3402と、連結板部3404と、一対の脚部3406とを備えている。
基板部3402は、水平方向でかつ引き抜き流体シリンダ32の軸心方向と直交する方向に延在する幅と、水平方向で引き抜き流体シリンダ32の軸心方向に延在する長さとを有する矩形板状を呈している。
基板部3402は、ホース当接部20側に位置する前部3402Aと、ホース当接部20から離れた側に位置する後部3402Bとを有している。
連結板部3404は、基板部3402の前部3402Aの下面の幅方向の中央部に取着され、基板部3402の下面から下方に突出して設けられている。
そして、連結板部3404の下部にピストンロッド3204の先端が連結部材33を介して取着され、引き抜き流体シリンダ32の伸縮作動により移動台34がホース当接部20に対して離間接近する方向に往復直線移動される。
本実施の形態では、引き抜き流体シリンダ32が最も伸長した状態を伸長状態と呼び、最も縮小した状態を縮小状態と呼ぶ。したがって、引き抜き流体シリンダ32の伸長状態で移動台34がホース当接部20に最も近づいた前端位置となり、引き抜き流体シリンダ32の縮小状態で移動台34がホース当接部20から最も離れた後端位置となる。
一対の脚部3406は、基板部3402の前部3402Aの上面の幅方向の両側に取着され、基板部3402の上面から上方に突出して設けられている。
クランプ部30は、マンドレル12の端部1202を挟持する箇所であり、一対の脚部3406間に設けられている。
クランプ部30は、下クランプ部材3002と、上クランプ部材3004と、クランプ用流体シリンダ3006とを含んで構成されている。
下クランプ部材3002は、水平方向でかつ引き抜き流体シリンダ32の軸心方向と直交する方向に延在し、下クランプ部材3002の延在方向の両端は、それぞれ一対の脚部3406に取着されている。なお、下クランプ部材3002の延在方向の両端を、それぞれ一対の脚部3406に上下方向に位置調節可能に取着するなど任意である。
下クランプ部材3002の延在方向の中央には、上方に開放状のV字状の挟持用溝3002Aが形成されている。
クランプ用流体シリンダ3006は、本実施の形態では油圧シリンダで、その軸心を上下方向に向けて配置されている。
クランプ用流体シリンダ3006は、一対の脚部3406の上部間で支持されたシリンダボディ3008と、シリンダボディ3008に対して出没するピストンロッド3010とを含んで構成され、ピストンロッド3010を下方に向け配置されている。
上クランプ部材3004は、ピストンロッド3010の下端に着脱可能に取着され、水平方向でかつ引き抜き流体シリンダ32の軸心方向と直交する方向に延在している。
上クランプ部材3004の延在方向の中央には、下方に開放状のV字状の挟持用溝3004Aが形成されている。
したがって、クランプ部30のクランプ状態では、シリンダボディ3008に対してピストンロッド3010が伸長し、下クランプ部材3002と上クランプ部材3004との挟持用溝3002A、3004Aによりマンドレル12を挟持し、マンドレル12をクランプする。
また、クランプ部30のクランプ解除状態では、ピストンロッド3010がシリンダボディ3008に没入し、下クランプ部材3002の挟持用溝3002Aに載せられたマンドレル12から上クランプ部材3004の挟持用溝3004Aが上方に離間し、マンドレル12のクランプを解除する。
一対のベルト搬送機構24は、移動台34の基板部3402上に設けられ、クランプ部30によりホース14から引き抜かれたマンドレル12の両側に配置されている。
一対のベルト搬送機構24は、クランプ部30によりホース14から引き抜かれたマンドレル12の部分の挟持および挟持解除を可能とし、マンドレル12の部分を挟持した状態でマンドレル12の部分をホース当接部20から離れる方向に移動させるものである。
図2~図6に示すように、一対のベルト搬送機構24は、それぞれ可動板38、可動板用流体シリンダ40、可動板用ガイド42、ベルト44、駆動プーリ46、従動プーリ48、圧接用ローラ50、プーリ駆動モータ52とを含んで構成されている。
図3、図5、図6に示すように、一対のベルト搬送機構24の可動板38は、平面視した場合、クランプ部30によりホース14から引き抜かれたマンドレル12の両側に配置され、各可動板38は基板部3402の前部3402A寄りの箇所から基板部3402の後端の後方にわたって延在している。
可動板38は、ホース当接部20側に位置する前部38Aと、ホース当接部20から離れた側に位置する後部38Bとを有している。
図2に示すように、可動板38には、可動板38の上方に配置され可動板38に対向する上板3802が設けられ、図2、図3に示すように、上板3802は、可動板38の後部38B寄りに位置する箇所から立設された脚部3804と、可動板38の延在方向の中間部に延在方向に間隔をおいた位置から立設された複数の支持柱3806とによって支持されている。複数の支持柱3806はそれらの上下の端部がボルト3808を介して上板3802と可動板38に締結されている。
可動板用流体シリンダ40は、本実施の形態ではエアシリンダで、各可動板38に対応してそれぞれ設けられ、シリンダボディ4002が基板部3402の上面の側部に取着され、ピストンロッド4004の先端が対応する可動板38に連結されている。
図6に示すように、各可動板38の可動板用流体シリンダ40の伸長状態で、一対のベルト搬送機構24は、ベルト44でマンドレル12を挟持する挟持位置となり、図5に示すように、可動板用流体シリンダ40の縮小状態で、一対のベルト搬送機構24は、ベルト44がマンドレル12から離間する挟持解除位置となる。
図4、図5、図6に示すように、可動板用ガイド42は、クランプ部30によりホース14から引き抜かれたマンドレル12の中心軸に対して、一対の可動板38が水平方向でマンドレル12の長手方向と直交する方向に移動するように案内するものである。
可動板用ガイド42は、基板部3402の上面の前後部にそれぞれ設けられたレール4202と、各可動板38の下面に取着されレール4202に滑動可能に結合するガイド4204を含んで構成されている。
さらに、図4に示すように、基板部3402の上面に軸を中心としてピニオン54が回転可能に設けられ、可動板38の下面にピニオン54に噛合するラック56が設けられ、平面視した場合に、クランプ部30によりホース14から引き抜かれたマンドレル12の中心軸に対して、一対の可動板38が等しい距離を維持しつつ水平方向でマンドレル12の長手方向と直交する方向に移動するように構成されている。すなわち、ピニオン54とラック56により、ホース14から引き抜かれたマンドレル12の中心軸に対して、一対のベルト搬送機構24を等しい距離を維持しつつマンドレル12の長手方向と直交する方向に移動する等距離維持機構58が構成されている。
駆動プーリ46は、各可動板38の幅方向の中央で後部38B寄りの箇所に設けられ、従動プーリ48は、各可動板38の幅方向の中央部で前部38Aに設けられている。
駆動プーリ46は上下方向に延在する支軸4602に一体回転可能に結合され、従動プーリ48は上下方向に延在する支軸4802に回転可能に支持され、それら支軸4602、4802の下部は可動板38で回転可能に支持され、支軸4602、4802の上部は上板3802で回転可能に支持されている。
図2、図3に示すように、ベルト44は駆動プーリ46と従動プーリ48とにわたって巻装されている。
ベルト44は、鋼製のマンドレル12に対して摩擦係数の大きい材料で形成され、このような材料としてゴムなどの従来公知の様々な材料が使用可能であり、ベルト44の表面にライニングを施すなど任意である。
そして、ホース当接部20から引き抜かれたマンドレル12がベルト44の幅の中央に位置するようにベルト44は設けられている。
圧接用ローラ50は、一対のベルト搬送機構24のベルト44が対向する箇所の内面に、ベルト44の長手方向に間隔をおいて複数設けられている。
圧接用ローラ50は、上下方向に延在する支軸5002に回転可能に支持され、支軸5002の両端は可動板38と上板3802により支持されている。
複数の圧接用ローラ50が配置されたベルト44の箇所は、一対のベルト搬送機構24の挟持位置において、ホース当接部20から引き抜かれたマンドレル12をマンドレル12の長手方向と直交する方向で水平方向の両側からベルト44を介して挟持する箇所である。
図2に示すように、プーリ駆動モータ52は、各可動板38の後部38B寄りの箇所に取着され、駆動プーリ46の支軸4602の下端と、プーリ駆動モータ52の出力軸5202とは、チェーンスプロケット機構60を介して連結されている。
一対のベルト搬送機構24の挟持位置においてプーリ駆動モータ52を作動させると、一対のベルト44が逆向きに走行し、マンドレル12の両側を、複数の圧接用ローラ50が配置されたベルト44の箇所で挟持し、ホース当接部20からマンドレル12を引き抜いていく。
図1に示すように、第1マンドレル受けガイドローラ26は、ホース当接部20寄りの床面に昇降可能に設けられている。
図7に示すように、引き抜き流体シリンダ32の縮小状態でクランプ部30によりマンドレル12はホース当接部20から引き出されるが、この状態からクランプ部30によるマンドレル12のクランプを解除すると、ホース14によりマンドレル12がホース当接部20側に引き戻され、マンドレル12の端部は下クランプ部材3002の挟持用溝3002Aから外れ、図8に示すように、マンドレル12はその自重により垂れ下がる。
この状態で引き抜き流体シリンダ32を伸長させ、一対のベルト搬送機構24によりマンドレル12を引き抜こうとしても、マンドレル12の端部1202が下クランプ部材3002に当たり、あるいは、下クランプ部材3002の下方の移動台34の箇所に当たるため、引き抜き流体シリンダ32を伸長させることができない。
このような不具合を作業員の手作業によることなく、第1マンドレル受けガイドローラ26により自動的に解消するようにしたものである。
第1マンドレル受けガイドローラ26は、その軸心方向を水平方向に向け、かつ、平面視した場合、クランプ部30によりホース当接部20から引き出されるマンドレル12部分に対して直交する方向に延在させて支軸2602により回転可能に支持されている。第1マンドレル受けガイドローラ26の軸心方向の中央部にはマンドレル12を受けるための小径部が形成されている。
支軸2602は、その軸心を上下方向に延在させたローラ用流体シリンダ62のピストンロッド6204で支持され、シリンダボディ6202は床上に支持され、本実施の形態ではローラ用流体シリンダ62はエアシリンダである。
したがって、ローラ用流体シリンダ62の伸縮作動により第1マンドレル受けガイドローラ26は昇降する。
第1マンドレル受けガイドローラ26は、常時、ピストンロッド3204や移動台34から下方に離れた退避位置に位置し、図9に示すように、引き抜き流体シリンダ32の縮小状態でクランプ部30によりマンドレル12がホース当接部20から引き出された状態で上昇して上昇位置となり、上昇位置では、ホース当接部20寄りのマンドレル12の箇所を下方から支え、マンドレル12の垂れ下がりを阻止する。
そして、引き抜き流体シリンダ32を伸長させ、移動台34をホース当接部20側に移動させる際に、マンドレル12の端部1202が下クランプ部材3002の挟持用溝3002Aに載せられたならば、第1マンドレル受けガイドローラ26は下降して退避位置に戻る。
図2、図3に示すように、第2マンドレル受けガイドローラ28は、駆動プーリ46とプーリ駆動モータ52の間の箇所に設けられ、一対のベルト搬送機構24のうちの一方のベルト搬送機構24の可動板38にブラケット3810を介して設けられている。
第2マンドレル受けガイドローラ28は、一対のベルト搬送機構24により引き抜かれるマンドレル12を下方から支えてマンドレル12の垂れ下がりを阻止し、マンドレル12を後述する下流側搬送部18に円滑に受け渡すものである。
また、図7に示すように、引き抜き流体シリンダ32の縮小状態で、可動板38の後部38Bの後方に離れた引き抜き流体シリンダ32の上方の箇所に、下流側搬送部18を構成するローラ群1802の一部が配置されている。
ローラ群1802の一部のうち、最もホース当接部20寄りに位置するローラ1802Aの前方の箇所に、すなわち、ローラ1802Aのホース当接部20寄りの箇所に、自重により垂れ下がったマンドレル12の端部1202を上方に案内するガイド板64が設けられ、このガイド板64により、ベルト搬送機構24により引き抜かれるマンドレル12が、下流側搬送部18により円滑に搬送されるように図られている。
次に、マンドレル引き抜き装置10Aを用いて、ホース14からマンドレル12を引き抜く場合について説明する。
一対のベルト搬送機構24は挟持解除位置に位置し、第1マンドレル受けガイドローラ26は退避位置に位置している。
図1に示すように、引き抜き流体シリンダ32を伸長状態とし、クランプ部30をクランプ解除状態からクランプ状態にし、ホース当接部20の貫通孔2012から突出するマンドレル12の端部1202をクランプ部30によりクランプする。
次に、図7に示すように、引き抜き流体シリンダ32を伸長状態から縮小させて縮小状態とし、クランプ部30によりマンドレル12を引き抜く。
ここで第1マンドレル受けガイドローラ26を退避位置から上昇位置に上昇させる。
次に、クランプ部30をクランプ解除状態とし、クランプ部30によるマンドレル12の端部1202のクランプを解除する。
この解除により、図8に示すように、ホース14の弾性によりマンドレル12はホース当接部20側に引き戻され、マンドレル12の端部1202は下クランプ部材3002の挟持用溝3002Aから外れ、マンドレル12は自重によりその端部が垂れ下がる方向に変形しようとするが、図9に示すように、第1マンドレル受けガイドローラ26が位置することから、第1マンドレル受けガイドローラ26によりマンドレル12は直線状に延在した状態が維持される。
次に、図10に示すように、引き抜き流体シリンダ32を伸長させる。
引き抜き流体シリンダ32が伸長し、マンドレル12の端部1202が下クランプ部材3002の挟持用溝3002Aに載ったならば、図11に示すように、第1マンドレル受けガイドローラ26を退避に下降させ、第1マンドレル受けガイドローラ26と移動台34の下部との衝突を防止する。
引き抜き流体シリンダ32が縮小状態から伸長状態に移行するにつれて、マンドレル12は、挟持解除位置に位置している一対のベルト搬送機構24のベルト44の間に挿入されていく。
そして、図11に示すように、引き抜き流体シリンダ32が縮小状態と伸長状態の中間の状態になったならば、一対のベルト搬送機構24を挟持位置にし、一対のベルト搬送機構24の複数の圧接用ローラ50を介してベルト44によりマンドレル12を挟持し、プーリ駆動モータ52を回転して一対のベルト搬送機構24のベルト44を搬送させ、以後、一対のベルト44の走行によりマンドレル12をホース当接部20から引き抜いていく。
一対のベルト44により引き抜かれたマンドレル12は、図12、図13に示すように、第2マンドレル受けガイドローラ28、ガイド板64を介して下流側搬送部18に受け渡され、下流側搬送部18により円滑に搬送される。
したがって、本実施の形態によれば、マンドレル引き抜き装置10Aの長さは、伸長状態となった引き抜き流体シリンダ32の長さの寸法で足りる。
したがって、ホース14の長さに伴いマンドレル12の長さが30m、40mと長くなった場合でも、マンドレル引き抜き装置10Aの長さはホース14の長さに対応して長くなることはなく、従来のように30m、40mとはならず、数メートルで足りる。
したがって、ホース14の生産ラインにおいてマンドレル引き抜き装置10Aが占める割合を大幅に小さくでき、生産現場のスペースを有効利用する上で極めて有利となる。
また、一対のベルト搬送機構24を、水平方向でマンドレル12の両側に配置するようにしたので、マンドレル引き抜き装置10Aの高さをコンパクト化する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に、図14~図17を参照して第2の実施の形態について説明する。
なお、以下の実施の形態の説明では、第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付しその説明を省略し、第1の実施の形態と異なった箇所を重点的に説明する。
第2の実施の形態では、一対のベルト搬送機構24が、ホース当接部20から引き抜かれたマンドレル12の上下に配置された点が第1の実施の形態と異なっている。
図14に示すように、移動台34は、第1の実施の形態と同様な基板部3402と、連結板部3404と、一対の脚部3406とに加え、基板部3402の幅方向の一側から立設された縦板3410を備えている。
そして、一対のベルト搬送機構24がこの縦板3410を介してホース当接部20から引き抜かれるマンドレル12の上下に配置されている。
図15~図17に示すように、一対のベルト搬送機構24は、第1の実施の形態と同様に、それぞれ可動板38、可動板用流体シリンダ40、可動板用ガイド42、ベルト44、駆動プーリ46、従動プーリ48、圧接用ローラ50、プーリ駆動モータ52とを含んで構成されている。
図16に示すように、可動板38は、縦板3410と平行に配置され、縦板3410の前後部に設けられた上下方向に延在するレール4202と、可動板38に設けられレール4202に滑動可能に結合するガイド4204とからなる可動板用ガイド42により、ホース14から引き抜かれたマンドレル12の中心軸に対して、一対の可動板38が上下方向でマンドレル12の長手方向と直交する方向に移動するように案内される。
また、縦板3410に軸を中心としてピニオン54が回転可能に設けられ、縦板3410に対向する可動板38の面にピニオン54に噛合するラック56が設けられ、ホース14から引き抜かれたマンドレル12の中心軸に対して、一対の可動板38が等しい距離を維持しつつ上下方向でマンドレル12の長手方向と直交する方向に移動するように構成されている。
可動板用流体シリンダ40は、上側の可動板38のみに設けられ、シリンダボディ4002が縦板3410に取着され、ピストンロッド4004が上側の可動板38に連結されている。
本実施の形態では、可動板用流体シリンダ40が伸縮すると、上側の可動板38が昇降すると共に、下側の可動板38は、ピニオン54、ラック56を介して上側の可動板38と逆方向に昇降し、マンドレル12の中心軸に対して一対のベルト搬送機構24を等しい距離を維持しつつ上下の可動板38を昇降させる。
可動板用流体シリンダ40の伸長状態で、一対のベルト搬送機構24は、ベルト44でマンドレル12を挟持する挟持位置となり、可動板用流体シリンダ40の縮小状態で、一対のベルト搬送機構24は、ベルト44がマンドレル12から離間する挟持解除位置となる。
なお、第1の実施の形態と同様に、上下の可動板38に対応してそれぞれ可動板用流体シリンダ40を設け、上下の可動板38をそれぞれ可動板用流体シリンダ40で昇降させるようにしてもよいことは無論のことである。
図17に示すように、縦板3410と反対に位置する可動板38の箇所に可動板38に対向して側板66が設けられ、可動板38と側板66とはそれらの後端で連結板68により連結されている。
駆動プーリ46は、各可動板38の幅方向の中央で後部38B寄りの箇所に設けられ、従動プーリ48は、各可動板38の幅方向の中央部で前部38Aに設けられている。
駆動プーリ46は水平方向に延在する支軸4602に一体回転可能に結合され、従動プーリ48は水平方向に延在する支軸4802に回転可能に支持され、それら支軸4602、4802の一方の端部は可動板38で回転可能に支持され、他方の端部は側板66で回転可能に支持されている。
図15、図17に示すように、ベルト44は駆動プーリ46と従動プーリ48とにわたって巻装され、圧接用ローラ50は、一対のベルト搬送機構24のベルト44が対向する箇所の内面に、ベルト44の長手方向に間隔をおいて複数設けられている。
プーリ駆動モータ52は、各可動板38の後部38B寄りの箇所に取着され、駆動プーリ46の支軸4602にプーリ駆動モータ52の出力軸5202が連結されている。
なお、第2の実施の形態では、一対のベルト搬送機構24によるマンドレル12の引き抜き時、上下のベルト44によりマンドレル12の上下方向の位置が決定されるため、マンドレル12を下方から支える第2マンドレル受けガイドローラ28が設けられておらず、図14、図17に示すように、一対のベルト搬送機構24により引き抜かれたマンドレル12に水平方向の両側から接触する、軸心を上下方向に向けた一対の縦ローラ70が設けられている。
このような第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態のマンドレル引き抜き装置10Aの高さをコンパクト化する上で有利となるという効果を除いて、第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
第2の実施の形態では、一対のベルト搬送機構24を、上下方向でマンドレル12の両側に配置するようにしたので、マンドレル引き抜き装置10Bの高さではなく幅をコンパクト化する上で有利となる。
(第2の実施の形態の変形例)
次に、図18、図19を参照して第2の実施の形態の変形例について説明する。
この変形例では、下側の可動板38を縦板3410に固定し、上側の可動板38のみを昇降させるようにしたものである。
そのため、下側の可動板38に、可動板用流体シリンダ40や、レール4202とガイド4204からなる可動板用ガイド42が設けられておらず、また、縦板3410にピニオン54が設けられておらず、上下の可動板38にピニオン54に噛合するラック56が設けられていない。
この変形例では、下側の可動板38のベルト搬送機構24は、ベルト搬送機構24のベルト44に載置されたマンドレル12の軸心が、ホース当接部20の貫通孔2012に挿通されたマンドレル12の部分およびクランプ部30でクランプされたマンドレル12の部分の軸心と合致するように設けられている。
この変形例によっても第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(第3の実施の形態)
次に、図20~図23を参照して第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態では、一対のベルト搬送機構24を、引き抜き流体シリンダ32を挟んでホース当接部20と反対の箇所に設けたものである。
第3実施の形態では、移動台34に、第1の実施の形態の一対のベルト搬送機構24が設けられる基板部3402の箇所が設けられておらず、引き抜き流体シリンダ32の伸縮によりクランプ部30のみが往復直線移動する。
第1の実施の形態の一対のベルト搬送機構24が設けられる基板部3402の箇所に相当する基板部3402Aが引き抜き流体シリンダ32から離れた箇所に基台72を介して設置され、基板部3402A上に第1の実施の形態と同様に一対のベルト搬送機構24が、クランプ部30により引き抜かれたマンドレル12に対して挟持位置と挟持解除位置との間で移動可能に設けられている。
また、引き抜き流体シリンダ32のシリンダボディ3202上に、下流側搬送部18を構成するローラ群1802の一部がほぼシリンダボディ3202の全長にわたって設けられ、クランプ部30により引き抜かれたマンドレル12が一対のベルト搬送機構24に円滑に搬送されるように図られている。
図21に引き抜き流体シリンダ32の1回目の縮小動作が終了した状態を示し、図22に引き抜き流体シリンダ32の2回目の縮小動作が終了した状態を示し、図23に引き抜き流体シリンダ32の3回目の縮小動作が終了した状態を示すように、引き抜き流体シリンダ32の3回目の縮小動作により、マンドレル12は一対のベルト搬送機構24に到達し、以後、一対のベルト搬送機構24によりマンドレル12が引き抜かれる。
このような第3の実施の形態によれば、マンドレル引き抜き装置10Cの長さは、伸長状態となった引き抜き流体シリンダ32の長さに、一対のベルト搬送機構24を長さを加えた寸法となる。
したがって、ホース14の長さに伴いマンドレル12の長さが30m、40mと長くなった場合でも、マンドレル引き抜き装置10Aの長さはホース14の長さに対応して長くなることはなく、従来のように30m、40mとはならず、数メートルで足りる。
したがって、第1の実施の形態と同様に、ホース14の生産ラインにおいてマンドレル引き抜き装置10Cが占める割合を大幅に小さくでき、生産現場のスペースを有効利用する上で極めて有利となる。
また、第3の実施の形態では、引き抜き流体シリンダ32と一対のベルト搬送機構24とが切り離されているので、一対のベルト搬送機構24のメンテナンスを効率良く行なう上で有利となる。
10A~10C マンドレル引き抜き装置
12 マンドレル
1202 端部
14 ホース
1802 ローラ群
1802A ローラ
20 ホース当接部
24 一対のベルト搬送機構
26 第1マンドレル受けガイドローラ
30クランプ部
32 引き抜き流体シリンダ
3202 シリンダボディ
3204 ピストンロッド
34 移動台
64 ガイド板

Claims (8)

  1. ホースからマンドレルを引抜くマンドレル引き抜き装置であって、
    ホースに挿通されたマンドレルの軸方向の移動を可能として前記ホースの端部に当接可能なホース当接部と、
    前記ホース当接部に向け前記マンドレルに平行させたピストンロッドを有する引き抜き流体シリンダと、
    前記ピストンロッドの先端に取着され前記ホース当接部から突出するマンドレルの端部をクランプするクランプ部と、
    前記引き抜き流体シリンダの伸縮により前記クランプ部で前記ホース当接部から引抜かれた前記マンドレルの両側から前記マンドレルを挟持する挟持位置と、前記挟持を解除する挟持解除位置との間で移動可能で、前記挟持位置において駆動されることにより前記ホース当接部から前記マンドレルを引抜く一対のベルト搬送機構と、
    を備えることを特徴とするマンドレル引き抜き装置。
  2. 前記一対のベルト搬送機構は、水平方向で前記マンドレルの両側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のマンドレル引き抜き装置。
  3. 前記引き抜き流体シリンダは、前記ピストンロッドが出没するシリンダボディを有し、
    前記ピストンロッドの先端に取着されピストンロッドの出没により前記シリンダボディの上方を往復直線移動する移動台が設けられ、
    前記一対のベルト搬送機構は前記移動台に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2記載のマンドレル引き抜き装置。
  4. 前記ホース当接部と前記シリンダボディの間で前記ホース当接部寄りの箇所に、前記クランプ部により前記マンドレルがホース当接部から引き抜かれた状態で上昇し、前記ホース当接部寄りの前記マンドレルの箇所を下方から支え前記マンドレルの垂れ下がりを阻止する第1マンドレル受けガイドローラが設けられている、
    ことを特徴とする請求項3記載のマンドレル引き抜き装置。
  5. 前記ホース当接部と反対に位置する引き抜き流体シリンダの箇所に、マンドレルを前記ホース当接部から離れる方向に案内するローラ群が設けられ、
    前記ローラ群の一部は、前記ピストンロッドと反対に位置する前記シリンダボディの箇所の上方に配置されている、
    ことを特徴とする請求項4記載のマンドレル引き抜き装置。
  6. 前記ローラ群の前記ホース当接部寄りの箇所に、自重により垂れ下がったマンドレルの端部を、前記ローラ群のうち最も前記ホース当接部寄りに位置するローラ上に案内するガイド板が設けられている、
    ことを特徴とする請求項5記載のマンドレル引き抜き装置。
  7. 前記一対のベルト搬送機構は、上下方向において前記マンドレルの両側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のマンドレル引き抜き装置。
  8. 前記一対のベルト搬送機構は、前記引き抜き流体シリンダを挟んで前記ホース当接部と反対の箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のマンドレル引き抜き装置。
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