JP7003858B2 - 光センサ - Google Patents

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Description

本発明は、光センサに関し、特に発光部からの出射光を物体に向けて照射し、物体からの反射光を受光部にて受光する光センサに関する。
従来から、物体が存在するか否かを検出するための光センサとして、物体に向けて発光部から出射光を照射し、物体により反射された反射光を受光部で受光する光センサが提案されている(例えば、特許文献1等を参照)。このような従来の光センサでは、受光部、発光部およびレンズ等の光学部材がケース部内に収容されており、適切な位置に配置された発光部から照射した光が物体により反射されて、適切な位置に配置された受光部に入射するように設計されている。
特開2015-81801号公報
したがって、光センサの組立作業時に受光部と発光部の取付位置を間違えると、受光用および発光用に設計された光学部材との組み合わせが不適切になり、光照射と受光を適切に行えず不良品となってしまう。このような誤組付けを防止するために、通常は受光部と発光部を搭載する部材上に位置を確認するためのマーキング等が設けられている。しかし、光センサは小型化される傾向があり、マーキングの視認性を確保することが困難となる。
また、ケース内部に位置決め部を形成しておき、受光部と発光部を誤挿入した場合に位置決め部が干渉して、誤挿入を防止する構造も考えられる。しかし、ケース部等の光センサを構成する各部材は樹脂で構成されているため、一定以上の大きさの力を加えて挿入すると、位置決め部が変形して誤った位置関係でも挿入できてしまうという問題があった。また、ケース部内に受光部と発光部を収容した後の完成品では、収容された内部を視認できないため、受光部と発光部が正しい位置に搭載されているか確認できないという問題もあった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、受光部と発光部の誤組付けを防止するとともに、組み立て後にも受光部と発光部の位置関係の正誤を容易に確認することが可能な光センサを提供することにある。
上記課題を解決するため本発明の光センサは、発光部から外部に所定波長の出射光を照射し、前記出射光のうち物体によって反射された反射光を受光部で受光する光センサであって、前記受光部と前記発光部を保持する受発光保持部と、下面に挿入口部が形成されて、前記挿入口部から前記受発光保持部が挿入されて内部に前記受発光保持部を収容するケース部を備え、前記挿入口部には第1位置決溝が形成されており、前記受発光保持部の底面部には前記第1位置決溝と対応する形状の第1突起部が形成されていることを特徴とする。
これにより、受発光保持部の底面部に第1突起部が設けられているため、受光部と発光部をそれぞれ搭載する位置が容易に判明し、ケース部に受発光保持部の向きが誤って挿入された場合には、第1突起部がケース部と干渉するため誤挿入を防止できる。また、第1突起部は受発光保持部の底面部に設けられており、第1位置決溝はケース部の挿入口部に形成されているため、両者の嵌挿を外部から確認することで光センサの組み立て後にも、受光部と発光部の位置関係の正誤を容易に確認することが可能となる。
また、本発明の一実施態様では、前記受発光保持部は、前記底面部から上方に突出して前記ケース部内に収容される台座部を備え、前記台座部上に前記受光部および前記発光部を搭載している。
また、本発明の一実施態様では、前記第2位置決溝および前記第2突起部をさらに備え、前記第1位置決溝と前記第2位置決溝は形状が異なり、前記第1突起部と前記第2突起部は形状が異なっている。
また、本発明の一実施態様では、前記第1位置決溝および前記第1突起部は、前記ケース部の側壁よりも外方に突出して設けられている。
また、本発明の一実施態様では、前記ケース部には、第1係止部と第2係止部が形成されており、前記受発光保持部には、前記第1係止部に係止される第1係止爪と、前記第2係止部に係止される第2係止爪が形成されており、前記第1係止爪と前記第2係止爪は、形状が異なっている。
本発明によれば、受光部と発光部の誤組付けを防止するとともに、組み立て後にも受光部と発光部の位置関係の正誤を容易に確認することが可能な光センサを提供することができる。
実施形態1に係る光センサ100の構成を示す分解斜視図である。 受発光保持部10の構造を示す模式斜視図であり、図2(a)は上方斜視図であり、図2(b)が下方斜視図である。 ケース部20の構造を示す模式斜視図であり、図3(a)は上方斜視図であり、図3(b)は下方斜視図である。 実施形態1の光センサ100を組み立てた状態を示す模式斜視図である。 本発明の光センサ100における、受発光保持部10の底面構造例を示す模式平面図である。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態1に係る光センサ100の構成を示す分解斜視図である。図1に示すように、本実施形態の光センサ100は、受発光保持部10と、ケース部20と、光学部材30とを備えている。また、受発光保持部10の台座部11にはそれぞれ発光部40と受光部50が搭載されており、発光部40の端子部41a,41bと、受光部50の端子部51a,51bが台座部11に沿って下方に延長されている。受発光保持部10の底面部には、第1突起部17が突出して形成されている。
受発光保持部10は、発光部40と受光部50を保持してケース部20内の所定位置に配置するための部材であり、その外形はケース部20の内部に収容可能な形状と大きさに形成されている。受発光保持部10は樹脂材料で構成されており、公知の樹脂成形技術を用いて形成されている。受発光保持部10を構成する樹脂材料は特に限定されない。受発光保持部10の構造については図2で詳細に説明する。
ケース部20は、光センサ100の外形を構成するとともに、内部に受発光保持部10、発光部40、受光部50を収容し、天面に光学部材30を搭載するための部材である。ケース部20も樹脂材料で構成され、公知の樹脂成形技術を用いて形成されている。ケース部20を構成する樹脂材料は特に限定されない。図1では、ケース部20として略直方体の箱状の例を示しているが、ケース部20の形状は限定されない。ケース部20の構造については図3で詳細に説明する。
光学部材30は、受光部50から外部に照射される光の波長を透過する部材であり、ケース部20の天面に搭載される。図1では光学部材30として略矩形で平板状のものを示しているが、光学部材30の形状は限定されず、例えばレンズ機能を一体化したものであってもよい。また、光学部材30としては、受光部50から照射される光の波長のみを透過する波長フィルタの機能を有するとしてもよい。
発光部40は、光センサ100の外部から端子部41a,41bを介して電力および信号が伝達され、所定の波長で発光する部材である。発光部40の具体的構成は限定されないが、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などが挙げられる。発光部40が発光する光の波長は、受光部50の吸収帯域に含まれていればよく、例えば赤外光が用いられる。また、発光部40はレンズ等の光学部材を備えていてもよく、LEDチップからの発光を所望の配光特性で照射する。
受光部50は、所定波長の光を吸収して電気信号に変換し、端子部51a,51bを介して光センサ100の外部に検出信号を送出する部材である。受光部50の具体的構成は限定されないが、例えばフォトトランジスタを用いることができる。受光部50は、発光部40が照射する光の波長を吸収帯域に含んでいる。また、受光部50はレンズ等の光学部材を備えていてもよく、入射した光を効率よくフォトトランジスタに集光して検出する。
図2は、受発光保持部10の構造を示す模式斜視図であり、図2(a)は上方斜視図であり、図2(b)が下方斜視図である。図2(a)(b)に示すように、受発光保持部10は樹脂で一体成形された部材であり、台座部11、分離部12、搭載面13a,13b、端子ガイド部14a,14b、第1係止爪15a、第2係止爪15b、底面部16a,16b、第1突起部17を備えている。
台座部11は、底面部16a,16bから上方に突出して形成された略直方体形状の部分である。また台座部11には、上部に分離部12と搭載面13a,13bが形成され、短辺側の側壁に沿って端子ガイド部14a,14bが形成され、長辺側の側面に第1係止爪15aと第2係止爪15bが形成されている。
分離部12は、台座部11の上方中央部に立設された壁状の部分であり、搭載面13a,13bを分離している。また分離部12は、図1に示したように発光部40と受光部50の一方の側面に当接して発光部40と受光部50を保持する機能も有している。図2では、分離部12として断面三角形状で搭載面13a,13bを幅方向に横断する形状としているが、形状は限定されない。
搭載面13a,13bは、台座部11の上方に形成された面であり、それぞれ図1に示したように発光部40と受光部50を搭載する領域である。また搭載面13a,13bは、分離部12方向に所定角度傾斜して設けられており、傾斜によって発光部40と受光部50のそれぞれを所定の受発光方向に向けている。
端子ガイド部14a,14bは、台座部11の短辺側の側壁に沿ってそれぞれ底面部16a,16bから上方に延びる略平板状の部分である。また、端子ガイド部14a,14bの上端は搭載面13a,13bよりも上方に突出して形成されている。図1に示したように、発光部40と受光部50をそれぞれ搭載面13a,13bに搭載した際に、端子ガイド部14aは端子部41a,41bの間に位置し、端子ガイド部14bは端子部51a,51bの間に位置している。これにより、端子部41a,41bの間および端子部51a,51bの間での絶縁性を確保することができる。
第1係止爪15aおよび第2係止爪15bは、台座部11の長辺側の側面から外方に突出して形成された弾性爪であり、第1係止爪15aと第2係止爪15bはそれぞれ反対側の側面に設けられている。また、第1係止爪15aおよび第2係止爪15bの形成されている位置は、底面部16a,16bよりも上方であり、搭載面13a,13bよりも下方である。また、第1係止爪15aの幅は第2係止爪15bよりも大きく形成されており、第1係止爪15aと第2係止爪15bは形状が異なっている。
底面部16a,16bは、受発光保持部10の底部を形成する部分であり、台座部11を挟んで両側に設けられている。また、底面部16a,16bと台座部11との間には間隙が設けられており、図1に示したように底面部16aと台座部11との間から端子部41a,41bが下方に取り出され、底面部16bと台座部11との間から端子部51a,51bが下方に取り出される。底面部16a,16bと台座部11で端子部41a,41b,51a,51bを挟持することで、端子部41a,41b,51a,51bの位置ズレを抑制し、発光部40と受光部50を位置決めして保持することができる。底面部16aからは第1突起部17が側方に突出して形成されており、底面部16bの側面には突起は形成されていない。
第1突起部17は、受発光保持部10の短辺側において底面部16aから突出して形成された部分であり、本実施形態では略矩形状の突起が所定の幅と高さで形成されている。第1突起部17の形状は限定されないが、受発光保持部10の上方や側方、および下方から良好に視認できる形状であることが好ましい。特に底面部16aの下方に形成しておき、光センサ100を組み立てた状態でも下方から視認可能とすることが好ましい。発光部40を搭載する側に第1突起部17を形成しておくことで、発光部40と受光部50を搭載する際に搭載位置を誤ることを防止できる。
第1突起部17は、端子部41a,41b,51a,51bを取り出す位置、つまり底面部16a,16bと台座部11の間に設けられた間隙よりも外側に設けることが好ましい。この位置に第1突起部17を設けることで、図1に示したように発光部40と受光部50を受発光保持部10に搭載した状態でも、端子部41a,41b,51a,51bよりも外側に第1突起部17が位置するため、第1突起部17の視認性が向上する。
また、第1突起部17の突出方向は、ケース部20の短辺側方向であることが好ましい。また、第1突起部17の突出量は、ケース部20の短辺側の側壁よりも外方に突出することが好ましい。ケース部20の長辺側に第1位置決溝24aを設けると、本体部21の側壁を厚くする必要があり小型化が困難となる。
また、後述するように、ケース部20に受発光保持部10を挿入する際に、誤った位置関係で挿入すると第1突起部17がケース部20と干渉するため、誤挿入を防止できる。また、正しい位置関係で挿入しても、組み立て後にも光センサ100の下方から第1突起部17の位置を確認できるため、発光部40と受光部50が正しい位置に配置されていることを容易に確認することができる。ここでは発光部40を搭載する側にのみ第1突起部17を形成した例を示したが、受光部50を搭載する側の底面部16bにのみ形成するとしてもよい。
図3は、ケース部20の構造を示す模式斜視図であり、図3(a)は上方斜視図であり、図3(b)は下方斜視図である。図3(a)(b)に示すように、ケース部20は樹脂で一体成形された部材であり、本体部21、フランジ部22、天面部23、挿入口部24、第1開口部25、第2開口部26を備えている。
本体部21は、ケース部20の外形を構成する筐体であり、内部が空洞とされて受発光保持部10が収容される部分である。本実施形態では本体部21を略直方体形状とした例を示しているが、形状は限定されない。また、本体部21の最下部には、短辺側の両側面からフランジ部22が延伸して形成されている。また、長辺側の一方の側面には第1開口部25が形成されており、他方の側面には第2開口部26が形成されている。本体部の上端面は天面部23が形成されており、下面には本体部21の内部から連通した挿入口部24が形成されている。
フランジ部22は、本体部21の短辺側の両側面から延伸して形成された略平板状の部分である。フランジ部22の平坦部には、上下方向に貫通する貫通孔22aが形成されている。貫通孔22aは、光センサ100を取り付ける際にネジやボルト等の固定部材を挿入する孔である。
天面部23は、本体部21の上端面であり、発光側開口部23aと受光側開口部23bが形成されている。また、光学部材保持部23cが形成されている。発光側開口部23aは、発光部40に対応する位置に形成された開口であり、発光部40から出射した光を光センサ100の外部に取り出すための部分である。受光側開口部23bは、受光部50に対応する位置に形成された開口であり、受光部50に入射する光を光センサ100の外部から取り入れるための部分である。
光学部材保持部23cは、天面部23から所定間隔上方に形成された突起であり、本体部21の側壁内側から天面部23の内側に突出して形成されている。天面部23と光学部材保持部23cとの間隔は光学部材30の厚みと略等しく、天面部23上に光学部材30を配置した際に、天面部23と光学部材保持部23cとの間に光学部材30が挟持される。
挿入口部24は、本体部21の下面に形成され、本体部21の内部と連通する開口部である。挿入口部24の形状は、受発光保持部10の底面部16a,16bと台座部11の外形と略同一とされている。挿入口部24は、発光部40と受光部50を搭載した受発光保持部10が挿入される。また、挿入口部24の一方の短辺側には、第1位置決溝24aが形成されている。
第1位置決溝24aは、受発光保持部10の第1突起部17に対応した位置、深さおよび形状で形成された溝である。受発光保持部10が正しい向きで挿入口部24から挿入された場合には、第1位置決溝24aに第1突起部17を嵌挿して、正常位置まで受発光保持部10を挿入することができる。受発光保持部10が誤った向きで挿入口部24から挿入された場合には、第1突起部17がケース部20と干渉して、正常位置まで受発光保持部10を挿入することができない。
ここで、第1位置決溝24aは、ケース部20の短辺側の側壁よりも外方に突出して設けられていることが好ましい。ケース部20の短辺側には、上述したようにフランジ部22が存在するため、第1位置決溝24a形成しても強度を確保できる。ケース部20の長辺側に第1位置決溝24aを設けると、本体部21の側壁を厚くする必要があり小型化が困難となる。
第1開口部25は、本体部21の長辺側の一方の側面に形成された略矩形状の開口であり、下方の内周に規制部25a,25bが形成されている。規制部25a,25bは、第1開口部25の下辺内周に形成された突起状部分であり、規制部25a,25bの間で露出する内周の距離を規定している。規制部25a,25bの間隔は、第1係止爪15aの幅と略同程度である。
第2開口部26は、本体部21の長辺側の他方の側面に形成された略矩形状の開口であり、下方の内周に規制部26a,26bが形成されている。規制部26a,26bは、第2開口部26の下辺内周に形成された突起状部分であり、規制部26a,26bの間で露出する内周の距離を規定している。規制部26a,26bの間隔は、第2係止爪15bの幅と略同程度である。
図4は、本実施形態の光センサ100を組み立てた状態を示す模式斜視図である。図4に示したように、ケース部20の天面部23には光学部材30が搭載されて、光学部材保持部23cによって保持されている。受発光保持部10は、挿入口部24からケース部20に挿入され、規制部25a,25bの間で第1係止爪15aが第1開口部25の下辺に係止されている。また同様に図中裏側では、規制部26a,26bの間で第2係止爪15bが第2開口部26の下辺に係止されている。したがって、規制部25a,25bの間に露出された第1開口部25の下辺は、本発明における第1係止部に相当し、規制部26a,26bの間に露出された第2開口部26の下辺は、本発明における第2係止部に相当している。
規制部25a,25bの間隔と規制部26a,26bの間隔は、それぞれ第1係止爪15aと第2係止爪15bの幅に相当しているので、受発光保持部10の向きを誤って挿入口部24に挿入した場合には、幅広の第1係止爪15aは幅が狭い規制部26a,26bの間には係止されない。これにより、第1突起部17と第1位置決溝24aの嵌挿による誤組付け防止に加えて、幅広の第1係止爪15aの係止状態によって誤組付けを防止することができる。
図4に示したように、光センサ100を正しく組み立てた状態では、第1開口部25内で第1係止爪15aが下辺に係止され、第2開口部26内で第2係止爪15bが下辺に係止されている。したがって、発光部40と受光部50が正しい位置関係で組み立てられていることを外部から容易に確認することができる。また光センサ100の底面では、挿入口部24に形成された第1位置決溝24aに第1突起部17が嵌挿されており、発光部40と受光部50が正しい位置関係で組み立てられていることを底面側から容易に確認することができる。
以上に述べたように、本実施形態の光センサ100では、発光部40と受光部50の誤組付けを防止するとともに、組み立て後にも発光部40と受光部50の位置関係の正誤を容易に確認することが可能となる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図面を参照して説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図5は、本発明の光センサ100における、受発光保持部10の底面構造例を示す模式平面図である。
図5(a)は、一方の底面部16aにのみ第1突起部17が形成されており、実施形態1と同様の構造例を示している。図5(b)は、底面部16aに第1突起部17が形成され、底面部16bにも略矩形状の第2突起部18aが形成された例を示している。図5(c)は、底面部16aに第1突起部17が形成され、底面部16bにも略半円形状の第2突起部18bが形成された例を示している。図5(d)は、底面部16aに第1突起部17が形成され、底面部16bにも略三角形状の第2突起部18cが形成された例を示している。図5(b)~(d)の例では、第2突起部18a~18cに対応した位置と形状の第2位置決溝が挿入口部24に形成されている。
図5(b)~(d)に示した例では、底面部16aとは反対側の底面部16bにも第2突起部18a~18cが形成されており、第1突起部17と第2突起部18a~18cは形状が異なり、同様に第1位置決溝24aと第2位置決溝は形状が異なっている。これにより、受発光保持部10の向きを誤って挿入口部24から挿入した場合に、底面部16aと底面部16bの両側で第1突起部17と第2突起部18a~18cを嵌挿できず、誤挿入を確実に防止することができる。
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
10…受発光保持部
100…光センサ
11…台座部
12…分離部
13a…搭載面
14a,14b…端子ガイド部
15a…第1係止爪
15b…第2係止爪
16a,16b…底面部
17…第1突起部
18a~18c…第2突起部
20…ケース部
30…光学部材
40…発光部
50…受光部
21…本体部
22…フランジ部
22a…貫通孔
23…天面部
23a…発光側開口部
23b…受光側開口部
23c…光学部材保持部
24…挿入口部
24a…第1位置決溝
25…第1開口部
25a,25b,26a,26b…規制部
26…第2開口部
41a,41b,51a,51b…端子部

Claims (5)

  1. 発光部から外部に所定波長の出射光を照射し、前記出射光のうち物体によって反射された反射光を受光部で受光する光センサであって、
    前記受光部と前記発光部を保持する受発光保持部と、
    下面に挿入口部が形成されて、前記挿入口部から前記受発光保持部が挿入されて内部に前記受発光保持部を収容するケース部を備え、
    前記挿入口部には第1位置決溝が形成されており、前記受発光保持部の底面部には前記第1位置決溝と対応する形状の第1突起部が形成されていることを特徴とする光センサ。
  2. 請求項1に記載の光センサであって、
    前記受発光保持部は、前記底面部から上方に突出して前記ケース部内に収容される台座部を備え、前記台座部上に前記受光部および前記発光部を搭載していることを特徴とする光センサ。
  3. 請求項1または2に記載の光センサであって、
    第2位置決溝および第2突起部をさらに備え、前記第1位置決溝と前記第2位置決溝は形状が異なり、前記第1突起部と前記第2突起部は形状が異なっていることを特徴とする光センサ。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の光センサであって、
    前記第1位置決溝および前記第1突起部は、前記ケース部の側壁よりも外方に突出して設けられていることを特徴とする光センサ。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の光センサであって、
    前記ケース部には、第1係止部と第2係止部が形成されており、
    前記受発光保持部には、前記第1係止部に係止される第1係止爪と、前記第2係止部に係止される第2係止爪が形成されており、
    前記第1係止爪と前記第2係止爪は、形状が異なっていることを特徴とする光センサ。
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