JP7003729B2 - サーバ装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明の請求項2に係るサーバ装置によれば、項目に適した有効時刻を設定し、設定の完了に要する時間を最適化できる。
本発明の請求項3に係るサーバ装置によれば、設定の量が多い場合に有効時刻を遅くし、不完全な設定が行われるのを防ぐことができる。
本発明の請求項4に係るサーバ装置によれば、ユーザ数に適した有効時刻を設定し、設定の完了に要する時間を最適化できる。
本発明の請求項5に係るサーバ装置によれば、ユーザ数が多い場合に有効時刻を遅くし、不完全な設定が行われるのを防ぐことができる。
本発明の請求項6に係るサーバ装置によれば、機器の設定に係る情報の漏洩を抑えることができる。
本発明の請求項7に係るプログラムによれば、不完全な情報で機器の設定が行われなくなる。
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態である情報処理システム1に係る装置を示した図である。通信回線2Aは、データ通信が行われる通信回線である。通信回線2Bは、例えば、企業内に設けられた通信回線であり、画像形成装置30A、30Bが接続されている。また、通信回線2Bには、図示省略したパーソナルコンピュータが接続される。ファイアウォール40は、通信回線2Aと通信回線2Bとに接続されており、通信回線2A側から通信回線2B側への不正な通信を遮断する。
図2は、画像形成装置30のハードウェア構成の一例を示した図である。操作部304は、画像形成装置30を操作するための複数のボタンを有する。また、操作部304は、液晶ディスプレイと液晶ディスプレイの表示面において指の接触を検出するセンサとを組み合わせたタッチパネル304Aを備えている。タッチパネル304Aは、画像形成装置30を操作するための画面を表示する。なお、本実施形態においては、画像形成装置30はタッチパネル304Aを有し、タッチパネル304Aとボタンで画像形成装置30を操作可能であるが、タッチパネル304Aの替わりに液晶ディスプレイを有し、液晶ディスプレイでGUIの画面を表示し、ボタンで画像形成装置を操作する構成であってもよい。
問合せデータベースDB1の内容が図3に示した内容である場合、画像形成装置30Bは、サーバ装置10に対して毎日12:10になると問合せを行う。ユーザデータベースDB2には、画像形成装置30Bを使用するユーザのユーザ名が格納される。ユーザデータベースDB2の内容が図4に示した内容である画像形成装置30Bは、ユーザ名が「AAAA」であるユーザと、ユーザ名が「BBBB」であるユーザが使用可能な状態である。
図6は、サーバ装置10のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部105は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部105は、通信回線2Aに接続されており、通信回線2Aを介してデータ通信を行う。また、通信部105は、通信ケーブルで管理装置20に接続されており、通信ケーブルを介して管理装置20とデータ通信を行う。
図7は、処理データベースDB3の一例を示した図である。処理データベースDB3の「処理ID」の列には、サーバ装置10が実行する処理を識別する識別子である処理IDが格納される。処理データベースDB3の「機器ID」の列には、処理IDで識別される処理の対象となる機器を識別する機器IDが格納される。本実施形態においては、機器IDは、画像形成装置30Aの機器ID又は画像形成装置30Bの機器IDである。処理データベースDB3の「種別」の列には、処理IDで識別される処理の種別を表す情報が格納される。処理の種別は、サーバ装置10が行う処理がどのような処理であるのかを表す情報である。例えば、画像形成装置30からの問合せに対して応対する処理の場合には、「問合せ」という情報が格納される。処理データベースDB3の「状態」の列には、処理IDで識別される処理の状態を表す情報が格納される。処理データベースDB3の「時間帯」の列には、処理IDで識別される処理を始めることが可能な時間帯を示す情報が格納される。処理データベースDB3の「有効時刻」の列には、画像形成装置30からの問合せを有効とする時刻を示す情報が格納される。処理データベースDB3の「詳細」の列には、処理IDで識別される処理で使用する情報が格納される。
図9は、管理装置20のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部205は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部205は、通信ケーブルを介してサーバ装置10に接続されている。表示部203は、液晶ディスプレイなどの表示装置を有しており、管理装置20を操作するための各種画面を表示する。操作部204は、キーボードやマウスなどの入力装置を有し、ユーザの操作を受け付ける。
次に本実施形態の動作の一例を説明する。以下の説明においては、画像形成装置30Aを使用する部門が部門Aに設定され、画像形成装置30Bを使用する部門も部門Aに設定され、画像形成装置30Aのユーザとしてユーザ名が「AAAA」であるユーザAと、ユーザ名が「BBBB」であるユーザBが設定され、画像形成装置30BにもユーザとしてユーザAとユーザBが設定されている状態から、画像形成装置30Bを使用する部門を部門Bに変更し、ユーザBを部門Bのメンバーに変更する場合を想定して動作例の説明を行う。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
なお、管理装置20は、有効時刻の更新を指示するメッセージに有効時刻を含めてもよい。例えば、管理装置20は、画像形成装置30Bのホスト名を変更する操作が管理装置20において行われた場合、この操作が行われた時刻の10分後を有効時刻として設定し、設定した有効時刻を有効時刻の更新を指示するメッセージに含めて送信する。また、例えば、画像形成装置30Bのユーザを変更する操作が管理装置20において行われた場合、管理装置20は、この操作が行われた時刻の30分後を有効時刻として設定し、設定した有効時刻を有効時刻の更新を指示するメッセージに含めて送信する。サーバ装置10は、このメッセージを取得した場合、メッセージに含まれている有効時刻に応じて、処理データベースDB3の有効時刻を更新する。
なお、この変形例においても、管理装置20は、有効時刻の更新を指示するメッセージに有効時刻を含めてもよい。例えば、管理装置20は、メッセージを送る時刻を起点とし、設定の変更が行われた項目における設定量が多くなるにつれて有効時刻を遅い時刻に設定し、設定した有効時刻を有効時刻の更新を指示するメッセージに含めて送信する。サーバ装置10は、このメッセージを取得した場合、メッセージに含まれている有効時刻に応じて、処理データベースDB3の有効時刻を更新する。
なお、この変形例においても、管理装置20は、有効時刻の更新を指示するメッセージに有効時刻を含めてもよい。例えば、管理装置20は、メッセージを送る時刻を起点とし、ユーザ管理データベースDB5にて管理されるユーザの数が多くなるにつれて有効時刻を遅い時刻に設定し、設定した有効時刻を有効時刻の更新を指示するメッセージに含めて送信する。サーバ装置10は、このメッセージを取得した場合、メッセージに含まれている有効時刻に応じて、処理データベースDB3の有効時刻を更新する。
例えば、管理装置20は、ステップS3で処理をサーバ装置10に登録する際に、再問合せの時間間隔を表す情報を送信し、サーバ装置10は、この時間間隔を表す情報に応じて、再問合せの時刻を画像形成装置30Bへ送信してもよい。例えば、再問合せの時間間隔が10分であり、サーバ装置10は、ステップS24で送られた情報を取得した時刻が12:50である場合、取得した時間間隔の10分に応じて、12:50分の10分後である13:00を再問合せの時刻として画像形成装置30Bへ通知してもよい。また、サーバ装置10は、再問合せを取得した時刻が有効時刻以降であった場合にステップS21で画像形成装置30Bへ送る再問合せの時刻について、時間間隔を表す情報に応じて再問合せの時刻を通知してもよい。例えば、再問合せの時間間隔が10分であり、再問合せの時刻を取得した時刻が「12:50」であり、有効時刻が「12:50」であった場合、取得した時間間隔の10分に応じて、12:50分の10分後である13:00を再問合せの時刻として画像形成装置30Bへ通知してもよい。
Claims (7)
- 機器からの問合せが有効となる有効時刻を設定する設定手段と、
前記機器から自装置への問合せを受け付け、当該問合せを受け付けた時刻が前記機器へ前記機器の設定情報を送信する時間帯の範囲内であり、且つ、前記有効時刻より前である場合、再問合せのタイミングを前記機器へ通知する第1通知手段と、
前記機器の前記設定情報が更新されたことを表す通知を前記機器の設定が行われる管理装置から取得した場合、前記有効時刻を更新して遅らせる更新手段と、
前記有効時刻以降に前記機器から再問合せが行われた場合、前記設定情報を前記管理装置へ要求する要求手段と、
前記要求への応答として前記管理装置から送信される前記設定情報を取得する取得手段と、
前記設定情報を前記機器が取得するための問合せのタイミングを前記機器へ通知する第2通知手段と、
前記第2通知手段で通知したタイミング以降に前記機器から問合せが行われた場合、前記取得手段が取得した前記設定情報を前記機器へ提供する提供手段と
を備えるサーバ装置。 - 前記更新手段は、前記管理装置で設定される設定項目に応じた時刻に前記有効時刻を更新する
請求項1に記載のサーバ装置。 - 前記更新手段は、前記有効時刻を前記設定項目における設定の量が多くなるにつれて遅くする
請求項2に記載のサーバ装置。 - 前記更新手段は、前記機器のユーザ数に応じて前記有効時刻を更新する
請求項1に記載のサーバ装置。 - 前記更新手段は、前記有効時刻を前記ユーザ数が多くなるにつれて遅くする
請求項4に記載のサーバ装置。 - 前記機器との間にはファイアウォールがあり、前記ファイアウォールを介して前記問合せ及び前記再問合せを取得する
請求項1に記載のサーバ装置。 - コンピュータを、
機器からの問合せが有効となる有効時刻を設定する設定手段と、
前記機器から自装置への問合せを受け付け、当該問合せを受け付けた時刻が前記機器へ前記機器の設定情報を送信する時間帯の範囲内であり、且つ、前記有効時刻より前である場合、再問合せのタイミングを前記機器へ通知する第1通知手段と、
前記機器の前記設定情報が更新されたことを表す通知を前記機器の設定が行われる管理装置から取得した場合、前記有効時刻を更新して遅らせる更新手段と、
前記有効時刻以降に前記機器から再問合せが行われた場合、前記設定情報を前記管理装置へ要求する要求手段と、
前記要求への応答として前記管理装置から送信される前記設定情報を取得する取得手段と、
前記設定情報を前記機器が取得するための問合せのタイミングを前記機器へ通知する第2通知手段と、
前記第2通知手段で通知したタイミング以降に前記機器から問合せが行われた場合、前記取得手段が取得した前記設定情報を前記機器へ提供する提供手段
として機能させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018032873A JP7003729B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | サーバ装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018032873A JP7003729B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | サーバ装置及びプログラム |
Publications (2)
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JP2019148957A JP2019148957A (ja) | 2019-09-05 |
JP7003729B2 true JP7003729B2 (ja) | 2022-01-21 |
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ID=67849584
Family Applications (1)
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JP2018032873A Active JP7003729B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | サーバ装置及びプログラム |
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