JP2019159989A - 機器管理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】不完全な情報で機器の設定が行われるのを防ぐ。【解決手段】管理装置20は、ユーザの操作に応じて、予め定められた機器の設定情報を生成する。管理装置20は、設定情報の提供が可能となる提供時刻を、操作が行われた時刻より後の時刻に設定する。管理装置20は、設定情報の問合せを画像形成装置30Bが行ったことの通知を取得した時刻が、設定した提供時刻より前の時刻である場合、設定情報の再度の問合せの時刻をサーバ装置10へ通知し、サーバ装置10は、通知された時刻を画像形成装置30Bへ通知する。管理装置20は、設定情報の問合せを画像形成装置30Bが行ったことの通知を取得した時刻が、設定した提供時刻以降の時刻である場合、画像形成装置30Bの設定情報をサーバ装置10へ提供する。サーバ装置10は、画像形成装置30Bから設定情報の問合せを受けると、取得した設定情報を画像形成装置30Bへ提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、機器管理装置及びプログラムに関する。
複写、ファックス、スキャナ、プリンタ等の複数の機能を備えた画像処理装置の設定を行う発明として、例えば特許文献1に開示された情報処理装置がある。この情報処理装置は、画像処理装置からポーリングが行われると、管理設定処理を実行可能な時間帯であるか判断する。情報処理装置は、ポーリングが行われた時刻が管理設定処理を実行可能な時間帯である場合、画像処理装置に対してポーリングの間隔を示すポーリング間隔情報を送信し、第1処理を実行中であることをアプリケーション処理装置へ通知する。この通知を受けたアプリケーション処理装置は、設定に係る情報などの画像処理装置が処理する情報を含む第2処理を情報処理装置へ発行し、情報処理装置は、第2処理を取得する。画像処理装置は、ポーリング間隔情報が示す間隔の時間が経過すると、再ポーリングを行って情報処理装置から第2処理を取得し、取得した第2処理を実行して設定を行う。
特許第5853978号公報
機器の設定に係る設定情報を提供する装置へ機器からのポーリングを受けてから通知を行い、通知に応じて発行される設定情報を取得して機器へ提供する場合、例えば、設定情報を提供する装置において、通知を受けた時点で設定が完了していない場合、設定途中の不完全な設定情報を機器へ提供してしまい、不完全な設定情報で機器の設定が行われてしまう虞がある。
本発明は、不完全な情報で機器の設定が行われるのを防ぐことを目的とする。
本発明の請求項1に係る機器管理装置は、ユーザによる操作が行われる操作部で行われた操作に応じて、予め定められた機器の設定情報を生成する生成手段と、前記設定情報の提供が可能となる提供時刻を、前記操作が行われた時刻より後の時刻に設定する設定手段と、前記設定情報の問合せを前記機器が行ったことの通知を取得した時刻が、前記提供時刻より前の時刻である場合、前記設定情報の再度の問合せの時刻を通知する通知手段と、前記問合せを前記機器が行ったことの通知を取得した時刻が、前記提供時刻以降の時刻である場合、前記設定情報を提供する提供手段と、を備える。
本発明の請求項2に係る機器管理装置においては、前記設定手段は、前記ユーザにより設定される設定項目に応じた時刻に前記提供時刻を設定する。
本発明の請求項3に係る機器管理装置においては、前記設定手段は、前記提供時刻を前記設定項目における設定の量が多くなるにつれて遅くする。
本発明の請求項4に係る機器管理装置においては、前記設定手段は、前記機器のユーザ数に応じて前記提供時刻を設定する。
本発明の請求項5に係る機器管理装置においては、前記設定手段は、前記提供時刻を前記ユーザ数が多くなるにつれて遅くする。
本発明の請求項6に係る機器管理装置においては、前記機器は、ファイアウォールを介して前記問合せ及び前記再問合せを行う。
本発明の請求項7に係るプログラムは、 ユーザによる操作が行われる操作部で行われた操作に応じて、予め定められた機器の設定情報を生成する生成手段と、前記設定情報の提供が可能となる提供時刻を、前記操作が行われた時刻より後の時刻に設定する設定手段と、前記設定情報の問合せを前記機器が行ったことの通知を取得した時刻が、前記提供時刻より前の時刻である場合、前記設定情報の再度の問合せの時刻を通知する通知手段と、前記問合せを前記機器が行ったことの通知を取得した時刻が、前記提供時刻以降の時刻である場合、前記設定情報を提供する提供手段して機能させるためのプログラムである。
本発明の請求項1に係る機器管理装置によれば、不完全な情報で機器の設定が行われなくなる。
本発明の請求項2に係る機器管理装置によれば、提供時刻を項目に適した時刻に設定し、設定の完了に要する時間を最適化できる。
本発明の請求項3に係る機器管理装置によれば、設定の量が多い場合に提供時刻を遅くし、不完全な設定が行われるのを防ぐことができる。
本発明の請求項4に係る機器管理装置によれば、ユーザ数に適した提供時刻を設定し、設定の完了に要する時間を最適化できる。
本発明の請求項5に係る機器管理装置によれば、ユーザ数が多い場合に提供時刻を遅くし、不完全な設定が行われるのを防ぐことができる。
本発明の請求項6に係る機器管理装置によれば、機器の設定に係る情報の漏洩を抑えることができる。
本発明の請求項7に係るプログラムによれば、不完全な情報で機器の設定が行われなくなる。
本発明の一実施形態の情報処理システム1に係る装置を示した図。 画像形成装置30のハードウェア構成の一例を示した図。 問合せデータベースDB1の一例を示した図。 ユーザデータベースDB2の一例を示した図。 画像形成装置30において実現する機能の構成を示した機能ブロック図。 サーバ装置10のハードウェア構成を示した図。 処理データベースDB3の一例を示した図。 サーバ装置10において実現する機能の構成を示した機能ブロック図。 管理装置20のハードウェア構成を示した図。 機器データベースDB4の一例を示した図。 ユーザ管理データベースDB5の一例を示した図。 管理装置20において実現する機能の構成を示した機能ブロック図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 データベースの内容を示した図。 管理装置20が表示する画面の一例を示した図。 機器データベースDB4の内容を示した図。 機器データベースDB4の内容を示した図。 処理データベースDB3の内容を示した図。 問合せデータベースDB1の内容を示した図。 機器データベースDB4の内容を示した図。 処理データベースDB3の内容を示した図。 管理装置20が表示する画面の一例を示した図。 ユーザ管理データベースDB5の内容を示した図。 機器データベースDB4の内容を示した図。 処理データベースDB3の内容を示した図。 問合せデータベースDB1の内容を示した図。 機器データベースDB4の内容を示した図。 処理データベースDB3の内容を示した図。 問合せデータベースDB1の内容を示した図。 機器データベースDB4の内容を示した図。 処理データベースDB3の内容を示した図。 ユーザデータベースDB2の内容を示した図。
[実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態である情報処理システム1に係る装置を示した図である。通信回線2Aは、データ通信が行われる通信回線である。通信回線2Bは、例えば、企業内に設けられた通信回線であり、画像形成装置30A、30Bが接続されている。また、通信回線2Bには、図示省略したパーソナルコンピュータが接続される。ファイアウォール40は、通信回線2Aと通信回線2Bとに接続されており、通信回線2A側から通信回線2B側への不正な通信を遮断する。
本発明に係る機器の一例である画像形成装置30A、30Bは、用紙に画像を形成する画像形成機能、文書を読み取るスキャン機能、複写機能、ファクシミリ機能などを備えた装置である。画像形成装置30A、30Bは、通信回線2Bに接続されており、他の装置とデータ通信を行う。画像形成装置30A、30Bについては、各々を区別する必要がない場合は、画像形成装置30と表記する。なお、図1においては、図面が煩雑になるのを防ぐため画像形成装置30A、30Bのみを示しているが、3台以上の画像形成装置30が通信回線2Bに接続可能である。画像形成装置30は、予め設定された時刻となると、画像形成装置30を設定するための設定情報をサーバ装置10から取得する処理を開始し、取得した設定情報を用いて自身の設定を行う。設定情報としては、例えば、画像形成装置30のIPアドレス、ホスト名、画像形成装置30を使用する部門の部門名、画像形成装置30を使用するユーザのユーザ名などがある。設定情報として例示した上記のものは一例であり、他の情報も含まれる。
本発明に係るサーバ装置の一例であるサーバ装置10は、データ通信を行うコンピュータ装置であり、通信回線2Aに接続されている。サーバ装置10は、管理装置20及び画像形成装置30とデータ通信を行う。サーバ装置10は、画像形成装置30の設定を行うための設定情報を管理装置20から取得し、取得した設定情報を画像形成装置30からの問合せに応じて画像形成装置30へ提供する。
本発明に係る管理装置の一例である管理装置20は、画像形成装置30の設定を行うための設定情報を生成する装置であり、サーバ装置10に接続されている。管理装置20は、管理者の操作に応じて設定情報を生成し、生成した設定情報をサーバ装置10へ提供する。なお、管理装置20は、通信回線2Aに接続され、通信回線2Aを介してサーバ装置10と通信を行う構成であってもよい。
(画像形成装置30の構成)
図2は、画像形成装置30のハードウェア構成の一例を示した図である。操作部304は、画像形成装置30を操作するための複数のボタンを有する。また、操作部304は、液晶ディスプレイと液晶ディスプレイの表示面において指の接触を検出するセンサとを組み合わせたタッチパネル304Aを備えている。タッチパネル304Aは、画像形成装置30を操作するための画面を表示する。なお、本実施形態においては、画像形成装置30はタッチパネル304Aを有し、タッチパネル304Aとボタンで画像形成装置30を操作可能であるが、タッチパネル304Aの替わりに液晶ディスプレイを有し、液晶ディスプレイでGUIの画面を表示し、ボタンで画像形成装置を操作する構成であってもよい。
通信部305は、データ通信を行うための通信インターフェースであり、通信回線2Bに接続されている。スキャン部306は、文書を光学的に読み取り、読み取った文書の画像を表す画像情報を生成する画像読取装置(図示略)を備えている。画像処理部308は、用紙に形成する画像を表す情報に各種処理を施すものである。画像処理部308は、制御部301から供給される情報が表す文書や静止画などの画像に色補正や階調補正等の画像処理を施し、画像処理が施された画像からYellow(Y)、Magenta(M)、Cyan(C)、Black(K)の各色の画像の画像データを生成して画像形成部307へ出力する。
画像形成部307は、電子写真方式によって用紙にトナー像を形成する。具体的には、画像形成部307は、Yellowの色のトナー像を形成する画像形成部、Magentaの色のトナー像を形成する画像形成部、Cyanの色のトナー像を形成する画像形成部、Blackの色のトナー像を形成する画像形成部を備えている。各画像形成部は、画像処理部308が出力した画像データに従って感光体上に静電潜像を形成した後、感光体表面にトナーを付着させてYellow、Magenta、Cyan、Blackの各色のトナー像を形成し、このトナー像を用紙に転写する。そして、用紙に転写されたトナー像に熱と圧力を加えて定着させた後、トナー像が形成された用紙を画像形成装置30の外へ排出する。なお、画像形成部307は、本実施形態においてはトナーを用いて用紙に画像を形成するが、インクジェット方式などのインクを用いて用紙に画像を形成する構成としてもよい。
記憶部302は、データを記憶する記憶装置を有しており、例えば、通信回線2Bに接続されているパーソナルコンピュータから送信されて通信部205が受信した用紙に形成する画像を表す情報、スキャン部306が生成した画像情報、サーバ装置10から取得した設定情報などを記憶する。
また、記憶部302は、問合せデータベースDB1と、ユーザデータベースDB2を記憶する。図3は、画像形成装置30Bが記憶している問合せデータベースDB1の一例を示した図であり、図4は、画像形成装置30Bが記憶しているユーザデータベースDB2の一例を示した図である。問合せデータベースDB1の「種別」の列には、サーバ装置10に対して行う問合せの種別を表す情報が格納され、問合せデータベースDB1の「時刻」の列には、サーバ装置10に対して問合せを行う時刻が格納される。問合せの種別は、画像形成装置30がサーバ装置10に対して行う問合せがどのような問合せであるか表す情報である。例えば、毎日予め定められた時刻にサーバ装置10へ行う定期的な問合せについては、問合せの種別は、「毎日」となり、サーバ装置10からの指示に応じて行う再度の問合せについては、問合せの種別は、「再問合せ」となる。
問合せデータベースDB1の内容が図3に示した内容である場合、画像形成装置30Bは、サーバ装置10に対して毎日12:10になると問合せを行う。ユーザデータベースDB2には、画像形成装置30Bを使用するユーザのユーザ名が格納される。ユーザデータベースDB2の内容が図4に示した内容である画像形成装置30Bは、ユーザ名が「AAAA」であるユーザと、ユーザ名が「BBBB」であるユーザが使用可能な状態である。
制御部301は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを有している。画像形成装置30において実現する機能は、記憶部302に記憶されているプログラム(ソフトウェア)をCPU、メモリなどのハードウェア上に読み込ませることでCPUが演算を行い、記憶部302の制御、通信部305の制御、メモリ及び記憶部302におけるデータの読み出し及び/又は書き込みの制御を行うことで実現される。
図5は、制御部301がプログラムを実行することにより実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示した機能ブロック図である。問合せ部3001は、毎日同じ時刻になると、サーバ装置10に対して設定情報を取得するための問合せを行う。問合せ部3001が問合せを行う時刻は、問合せデータベースDB1に格納されている時刻であり、種別「毎日」に対応付けられている時刻である。再問合せ部3002は、サーバ装置10に対して設定情報を取得するための再問合せを行う。再問合せ部3002が再問合せを行う時刻は、問合せデータベースDB1に格納されている時刻であり、種別「再問合せ」に対応付けられている時刻である。設定部3003は、サーバ装置10から送信される設定情報を取得し、取得した情報を用いて画像形成装置30の設定を行う。
(サーバ装置10の構成)
図6は、サーバ装置10のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部105は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部105は、通信回線2Aに接続されており、通信回線2Aを介してデータ通信を行う。また、通信部105は、通信ケーブルで管理装置20に接続されており、通信ケーブルを介して管理装置20とデータ通信を行う。
記憶部102は、情報を記憶する記憶装置(例えばハードディスク装置)を有している。記憶部102は、制御部101が実行するプログラムと処理データベースDB3を記憶する。図7は、処理データベースDB3の一例を示した図である。処理データベースDB3の「処理ID」の列には、サーバ装置10が実行する処理を識別する識別子である処理IDが格納される。処理データベースDB3の「機器ID」の列には、処理IDで識別される処理の対象となる機器を識別する機器IDが格納される。本実施形態においては、機器IDは、画像形成装置30Aの機器ID又は画像形成装置30Bの機器IDである。処理データベースDB3の「種別」の列には、処理IDで識別される処理の種別を表す情報が格納される。処理の種別は、サーバ装置10が行う処理がどのような処理であるのかを表す情報である。例えば、画像形成装置30からの問合せに対して応対する処理の場合には、「問合せ」という情報が格納される。処理データベースDB3の「状態」の列には、処理IDで識別される処理の状態を表す情報が格納される。処理データベースDB3の「時間帯」の列には、処理IDで識別される処理を始めることが可能な時間帯を示す情報が格納される。処理データベースDB3の「問合せ時刻」の列には、画像形成装置30に問合せを行わせる時刻を示す情報が格納される。処理データベースDB3の「詳細」の列には、処理IDで識別される処理で使用する情報が格納される。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを有している。サーバ装置10において実現する機能は、記憶部102に記憶されているプログラム(ソフトウェア)をCPU、メモリなどのハードウェア上に読み込ませることでCPUが演算を行い、記憶部102の制御、通信部105の制御、メモリ及び記憶部102におけるデータの読み出し及び/又は書き込みの制御を行うことで実現される。
図8は、制御部101がプログラムを実行することにより実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。登録部1001は、実行する処理を管理装置20から送られる情報を用いて登録する。通知部1002は、再問合せのタイミングを画像形成装置30へ通知する。提供部1003は、管理装置20から取得した設定情報を画像形成装置30へ提供する。
(管理装置20の構成)
図9は、管理装置20のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部205は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部205は、通信ケーブルを介してサーバ装置10に接続されている。表示部203は、液晶ディスプレイなどの表示装置を有しており、管理装置20を操作するための各種画面を表示する。操作部204は、キーボードやマウスなどの入力装置を有し、ユーザの操作を受け付ける。
記憶部202は、情報を記憶する記憶装置(例えばハードディスク装置)を有している。記憶部202は、制御部201が実行するプログラムと、機器データベースDB4と、ユーザ管理データベースDB5を記憶する。
図10は、機器データベースDB4の一例を示した図である。機器データベースDB4の「機器ID」の列には、管理装置20で設定する画像形成装置30を識別する機器IDが格納される。機器データベースDB4の「部門」の列には、管理装置20で設定する画像形成装置30を使用する部門の部門名を示す情報が格納される。機器データベースDB4の「時間帯」の列には、機器IDで識別される画像形成装置30からの問合せにサーバ装置10が応答を始めることが可能な時間帯を示す情報が格納される。機器データベースDB4の「発行中の処理ID」の列には、サーバ装置10に行わせる処理を識別する識別子が格納される。機器データベースDB4の「提供時刻」の列には、設定情報を提供可能となる提供時刻が格納される。
図11は、ユーザ管理データベースDB5の一例を示した図である。ユーザ管理データベースDB5の「ユーザID」の列には、画像形成装置30を使用するユーザを識別するユーザIDが格納される。ユーザ管理データベースDB5の「ユーザ名」の列には、画像形成装置30を使用するユーザのユーザ名が格納される。ユーザ管理データベースDB5の「部門」の列には、ユーザ名で特定されるユーザが所属する部門の部門名が格納される。ユーザ管理データベースDB5の内容が図11に示した内容である場合、ユーザ名が「AAAA」であるユーザは部門Aに属し、ユーザ名が「BBBB」であるユーザは部門Aに属していることを表している。
制御部201は、CPU及びメモリを有している。管理装置20において実現する機能は、記憶部202に記憶されているプログラム(ソフトウェア)をCPU、メモリなどのハードウェア上に読み込ませることでCPUが演算を行い、記憶部202の制御、通信部205の制御、メモリ及び記憶部202におけるデータの読み出し及び/又は書き込みの制御を行うことで実現される。
図12は、制御部201がプログラムを実行することにより実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示した機能ブロック図である。生成部2001は、操作部204で行われた操作に応じて、画像形成装置30を設定するための設定情報を生成する。生成部2001は、本発明に係る生成手段の一例である。設定部2002は、設定情報の提供が可能となる提供時刻を、画像形成装置30の設定の操作が行われた時刻より後の時刻に設定する。設定部2002は、本発明に係る設定手段の一例である。通知部2003は、設定情報の問合せを画像形成装置30が行ったことの通知を取得した時刻が、設定してある提供時刻より前の時刻である場合、設定情報の再度の問合せの時刻を通知する。通知部2003は、本発明に係る通知手段の一例である。提供部2004は、画像形成装置30を設定するための設定情報をサーバ装置10へ提供する。提供部2004は、本発明に係る提供手段の一例である。
(実施形態の動作例)
次に本実施形態の動作の一例を説明する。以下の説明においては、画像形成装置30Aを使用する部門が部門Aに設定され、画像形成装置30Bを使用する部門も部門Aに設定され、画像形成装置30Aのユーザとしてユーザ名が「AAAA」であるユーザAと、ユーザ名が「BBBB」であるユーザBが設定され、画像形成装置30BにもユーザとしてユーザAとユーザBが設定されている状態から、画像形成装置30Bを使用する部門を部門Bに変更し、ユーザBを部門Bのメンバーに変更する場合を想定して動作例の説明を行う。
図13−図16は、本実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図である。画像形成装置30Bの設定を変更する前の状態においては、問合せデータベースDB1、ユーザデータベースDB2、処理データベースDB3、機器データベースDB4及びユーザ管理データベースDB5の内容は、図17に示した内容となっている。
画像形成装置30の管理者は、画像形成装置30Bの設定を変更する場合、操作部204を操作して表示部203に画像形成装置30Bの設定画面を表示させる。図18は、管理者の操作に応じて表示される画像形成装置30Bの設定画面の一例を示した図である。管理者は、画像形成装置30Bが使用される部門を部門Aから部門Bに変更する場合、図18に示した「設定グループ」のコンボボックスを操作し、画像形成装置30Bが使用される部門を部門Aから部門Bに変更する(ステップS1)。この操作が行われると、管理装置20は、機器データベースDB4の内容を変更し、画像形成装置30Bの機器IDが格納されている2行目のレコードの「部門」の列内の情報を部門Aから部門Bに変更し、図19に示した内容とする(ステップS2)。
次に管理装置20は、画像形成装置30Bからの問合せに応対するための応対処理をサーバ装置10に登録する。管理装置20は、この応対処理をサーバ装置10へ登録する際に、応対処理に係る情報を機器データベースDB4に格納する(ステップS3)。具体的には、管理装置20は、この応対処理を識別する処理IDと、提供時刻を、機器データベースDB4において画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードに格納する。ここで提供時刻は、上述の画像形成装置30Bの設定の変更が行われた時刻から予め定められた時間が経過した後の時刻である。例えば、管理装置20(設定部2002)は、上述の画像形成装置30Bの設定の変更が行われた時刻が12:00であった場合、提供時刻を30分後の12:30とする。この時点で機器データベースDB4は、図20に示した状態となる。
次に管理装置20(通知部2003)は、応対処理をサーバ装置10へ登録するために、この応対処理を識別する処理ID、設定が変更される画像形成装置30Bの機器ID、時間帯の情報、画像形成装置30Bに問合せを行わせる時刻である問合せ時刻、問合せに対して応対する処理であることを示す情報をサーバ装置10へ送る(ステップS4)。なお、ここで送られる時間帯の情報は、機器データベースDB4で画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードにある時間帯の情報である。また、ここで送る問合せ時刻は、ここでは、上述の提供時刻と同じ時刻である12:30とする。
サーバ装置10(登録部1001)は、ステップS4で送られた情報を取得し、取得した情報を処理データベースDB3に格納する(ステップS5)。図21は、取得した情報を格納した後の処理データベースDB3の内容を示した図である。サーバ装置10は、取得した処理IDを、処理データベースDB3の「処理ID」の列に格納し、取得した機器IDを、処理データベースDB3の「機器ID」の列に格納する。また、サーバ装置10は、取得した情報のうち、問合せに対して応対する処理であることを示す情報を、処理データベースDB3の「種別」の列に格納し、取得した時間帯の情報を、処理データベースDB3の「時間帯」の列に格納する。また、サーバ装置10は、処理データベースDB3の「状態」の列に「実行前」との情報を格納し、取得した問合せ時刻を処理データベースDB3の「問合せ時刻」の列に格納する。例えば、サーバ装置10は、管理装置20から取得した問合せ時刻が12:30であった場合、12:30を、処理データベースDB3の「問合せ時刻」の列に格納する。
画像形成装置30B(問合せ部3001)は、問合せデータベースDB1に格納されている時刻である12:10になると、サーバ装置10に対して問合せを行う(ステップS7)。この問合せは、画像形成装置30Bを識別する機器IDである「m002」を含む。
サーバ装置10は、画像形成装置30Bからの問合せを取得すると、取得した問合せに含まれている機器ID(m002)を機器IDの列に格納し、且つ、状態の列に「実行前」との情報を格納しているレコードを、処理データベースDB3において特定する。そしてサーバ装置10は、特定したレコードの種別の列に格納されている情報を判断する(ステップS8)。サーバ装置10は、特定したレコードの種別の列に格納されている情報が「問合せ」である場合、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であるか判断する(ステップS9)。
この時点で処理データベースDB3の内容は図21に示した状態であって、取得した機器ID(m002)を機器IDの列に格納し、且つ、種別の列に「実行前」との情報を格納しているレコードにおいては、種別の列に格納されている情報が「問合せ」であるため、問合せを取得した時刻「12:10」が、特定したレコードの時間帯の列に格納されている時間帯の範囲内であるか判断する。ここで、問合せを取得した時刻「12:10」は、特定したレコードの時間帯の列に格納されている時間帯「12:00−13:00」の範囲内であるため、サーバ装置10は、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であると判断する。
サーバ装置10(通知部1002)は、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であると判断すると、特定したレコードの「問合せ時刻」の列に格納されている時刻である12:30を、再問合せの時刻として含み、再問合せを指示するメッセージを画像形成装置30Bへ送る(ステップS10)。画像形成装置30Bは、サーバ装置10から送られた再問合せを指示するメッセージを取得すると、取得したメッセージに応じて、問合せの種別と取得した再問合せ時刻とを、図22に示したように問合せデータベースDB1へ格納する(ステップS11)。
また、サーバ装置10は、特定したレコードの「状態」の列を実行中との情報に更新し(ステップS12)、特定したレコードの「処理ID」の列に格納されている処理IDを含み、この処理IDの処理を実行中であることを通知するメッセージを管理装置20へ送信する(ステップS13)。
管理装置20は、このメッセージを取得すると、機器データベースDB4において、取得したメッセージに含まれている機器ID(m002)が格納されている2行目のレコードを特定し、特定したレコードの「提供時刻」の列に格納されている時刻(12:30)と、このメッセージを取得した時刻とを比較する(ステップS14)。ここで、このメッセージを取得した時刻が12:10であって、提供時刻の12:30より前であるため、管理装置20は、画像形成装置30Bからの問合せに応対するための応対処理を、サーバ装置10に再登録する。管理装置20は、この応対処理をサーバ装置10へ再登録する際に、応対処理に係る情報を機器データベースDB4に格納する(ステップS15)。具体的には、管理装置20は、取得した機器ID(m002)が格納されているレコードの処理IDの列の情報を新たな処理IDである「002」に更新する。この時点で機器データベースDB4は、図23に示した状態となる。
次に管理装置20(通知部2003)は、応対処理をサーバ装置10へ登録するために、この応対処理を識別する処理ID、設定が変更される画像形成装置30Bの機器ID、時間帯の情報、画像形成装置30Bに問合せを行わせる時刻である問合せ時刻、問合せに対して応対する処理であることを示す情報をサーバ装置10へ送る(ステップS16)。なお、ここで送られる時間帯の情報は、機器データベースDB4で画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードにある時間帯の情報である。また、ここで送る問合せ時刻は、ここでは、機器データベースDB4で画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードにある提供時刻から10分後の時刻である12:40とする。
サーバ装置10(登録部1001)は、ステップS16で送られた情報を取得し、取得した情報を処理データベースDB3に格納する(ステップS17)。図24は、取得した情報を格納した後の処理データベースDB3の内容を示した図である。なお、サーバ装置10は、取得した情報に含まれる機器IDと同じ機器IDを格納したレコードで状態の列に「実行中」との情報が格納されているレコードについては、状態の列に「終了」との情報を格納する。
次に、管理装置20においては、ユーザBが所属する部門を部門Aから部門Bに変更する操作が管理者により行われる(ステップS18)。図25は、ユーザBに関する情報の設定画面の一例を示した図である。管理者は、図25に示した画面において、ユーザBが所属する部門を部門Aから部門Bに変更する操作を操作部204において行う。この操作が行われると、管理装置20は、ユーザ管理データベースDB5を更新し、ユーザ管理データベースDB5の内容は、図17に示した内容から図26に示した内容となり、画像形成装置30Bについて、ユーザの設定を変更することとなる。
管理装置20は、ユーザBが所属する部門が変更されると、機器データベースDB4で画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードにおいて、処理IDが格納されているか判断する(ステップS19)。ここで、機器データベースDB4の内容は、図23に示した状態であり、機器データベースDB4で画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードにおいて、処理IDが格納されている。この場合、管理装置20(設定部2002)は、提供時刻を更新する(ステップS20)。ここで提供時刻は、ユーザBの部門変更が行われた時刻から予め定められた時間が経過した後の時刻である。例えば、管理装置20は、ユーザBの部門変更が行われた時刻が12:20であった場合、提供時刻を30分後の12:50とする。この時点で機器データベースDB4は、図27に示した状態となる。
次に管理装置20(通知部2003)は、機器データベースDB4で画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードの処理IDの列に格納されている処理ID(002)と、問合せ時刻を含み、問合せ時刻の更新を指示するメッセージをサーバ装置10へ送信する(ステップS21)。このメッセージに含まれる問合せ時刻は、ここではステップS20で更新された提供時刻の12:50である。
サーバ装置10は、ステップS20で送られたメッセージを取得する。このメッセージを取得したサーバ装置10は、処理データベースDB3において、取得したメッセージに含まれている処理IDが格納されているレコードを特定し、特定したレコードの「問合せ時刻」の列を、メッセージに含まれている問合せ時刻に更新する(ステップS22)。例えば、このメッセージに含まれている有効時刻が12:50である場合、サーバ装置10は、図28に示したように、処理データベースDB3において処理IDとして「002」が格納されているレコードの問合せ時刻の列を、12:50に変更する。なお、ユーザBが画像形成装置30Bのユーザとなり、画像形成装置30Aのユーザではなくなることにより、画像形成装置30Aについても設定が変更されることとなるが、画像形成装置30Aに対する動作例については説明を省略する。
画像形成装置30B(再問合せ部3002)は、問合せデータベースDB1で種別として「再問合せ」が格納されているレコードに格納されている時刻の「12:30」になると、サーバ装置10に対して再問合せを行う(ステップS23)。この再問合せは、画像形成装置30Bを識別する機器IDである「m002」を含む。
サーバ装置10は、画像形成装置30Bからの問合せを取得すると、取得した問合せに含まれている機器ID(m002)を機器IDの列に格納し、且つ、状態の列に「実行前」との情報を格納しているレコードを、処理データベースDB3において特定する。そしてサーバ装置10は、特定したレコードの種別の列に格納されている情報を判断する(ステップS24)。サーバ装置10は、特定したレコードの種別の列に格納されている情報が「問合せ」である場合、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であるか判断する(ステップS25)。
この時点で処理データベースDB3の内容は図28に示した状態であって、取得した機器ID(m002)を機器IDの列に格納し、且つ、種別の列に「実行前」との情報を格納しているレコードにおいては、種別の列に格納されている情報が「問合せ」であるため、問合せを取得した時刻「12:30」が、特定したレコードの時間帯の列に格納されている時間帯の範囲内であるか判断する。ここで、問合せを取得した時刻「12:30」は、特定したレコードの時間帯の列に格納されている時間帯「12:00−13:00」の範囲内であるため、サーバ装置10は、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であると判断する。
サーバ装置10(通知部1002)は、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であると判断すると、特定したレコードの「問合せ時刻」の列に格納されている時刻である12:50を、再問合せの時刻として含み、再問合せを指示するメッセージを画像形成装置30Bへ送る(ステップS26)。画像形成装置30Bは、サーバ装置10から送られた再問合せを指示するメッセージを取得すると、取得したメッセージに応じて、問合せの種別と取得した再問合せ時刻とを、図29に示したように問合せデータベースDB1へ格納する(ステップS27)。
また、サーバ装置10は、特定したレコードの「状態」の列を実行中との情報に更新し(ステップS28)、特定したレコードの「処理ID」の列に格納されている処理IDを含み、この処理IDの処理を実行中であることを通知するメッセージを管理装置20へ送信する(ステップS29)。
管理装置20は、このメッセージを取得すると、機器データベースDB4において、取得したメッセージに含まれている機器ID(m002)が格納されている2行目のレコードを特定し、特定したレコードの「提供時刻」の列に格納されている時刻(12:50)と、このメッセージを取得した時刻とを比較する(ステップS30)。ここで、このメッセージを取得した時刻が12:30であって、提供時刻の12:50より前であるため、管理装置20は、画像形成装置30Bからの問合せに応対するための応対処理を、サーバ装置10に再登録する。管理装置20は、この応対処理をサーバ装置10へ再登録する際に、応対処理に係る情報を機器データベースDB4に格納する(ステップS31)。具体的には、管理装置20は、取得した機器ID(m002)が格納されているレコードの処理IDの列の情報を新たな処理IDである「003」に更新する。この時点で機器データベースDB4は、図30に示した状態となる。
次に管理装置20(通知部2003)は、応対処理をサーバ装置10へ登録するために、この応対処理を識別する処理ID、設定が変更される画像形成装置30Bの機器ID、時間帯の情報、画像形成装置30Bに問合せを行わせる時刻である問合せ時刻、問合せに対して応対する処理であることを示す情報をサーバ装置10へ送る(ステップS32)。なお、ここで送られる時間帯の情報は、機器データベースDB4で画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードにある時間帯の情報である。また、ここで送る問合せ時刻は、ここでは、機器データベースDB4で画像形成装置30Bの機器IDが格納されているレコードにある提供時刻から10分後の時刻である13:00とする。
サーバ装置10(登録部1001)は、ステップS32で送られた情報を取得し、取得した情報を処理データベースDB3に格納する(ステップS33)。図31は、取得した情報を格納した後の処理データベースDB3の内容を示した図である。なお、サーバ装置10は、取得した情報に含まれる機器IDと同じ機器IDを格納したレコードで状態の列に「実行中」との情報が格納されているレコードについては、状態の列に「終了」との情報を格納する。
画像形成装置30B(再問合せ部3002)は、問合せデータベースDB1で種別として「再問合せ」が格納されているレコードに格納されている時刻の「12:50」になると、サーバ装置10に対して再問合せを行う(ステップS34)。この再問合せは、画像形成装置30Bを識別する機器IDである「m002」を含む。
サーバ装置10は、画像形成装置30Bからの問合せを取得すると、取得した問合せに含まれている機器ID(m002)を機器IDの列に格納し、且つ、状態の列に「実行前」との情報を格納しているレコードを、処理データベースDB3において特定する。そしてサーバ装置10は、特定したレコードの種別の列に格納されている情報を判断する(ステップS35)。サーバ装置10は、特定したレコードの種別の列に格納されている情報が「問合せ」である場合、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であるか判断する(ステップS36)。
この時点で処理データベースDB3の内容は図31に示した状態であって、取得した機器ID(m002)を機器IDの列に格納し、且つ、種別の列に「実行前」との情報を格納しているレコードにおいては、種別の列に格納されている情報が「問合せ」であるため、問合せを取得した時刻「12:50」が、特定したレコードの時間帯の列に格納されている時間帯の範囲内であるか判断する。ここで、問合せを取得した時刻「12:50」は、特定したレコードの時間帯の列に格納されている時間帯「12:00−13:00」の範囲内であるため、サーバ装置10は、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であると判断する。
サーバ装置10(通知部1002)は、問合せを取得した時刻が特定したレコードに格納されている時間帯の範囲内であると判断すると、特定したレコードの「問合せ時刻」の列に格納されている時刻である13:00を、再問合せの時刻として含み、再問合せを指示するメッセージを画像形成装置30Bへ送る(ステップS37)。画像形成装置30Bは、サーバ装置10から送られた再問合せを指示するメッセージを取得すると、取得したメッセージに応じて、問合せの種別と取得した再問合せ時刻とを、図32に示したように問合せデータベースDB1へ格納する(ステップS38)。
また、サーバ装置10は、特定したレコードの「状態」の列を実行中との情報に更新し(ステップS39)、特定したレコードの「処理ID」の列に格納されている処理IDを含み、この処理IDの処理を実行中であることを通知するメッセージを管理装置20へ送信する(ステップS40)。
管理装置20は、このメッセージを取得すると、機器データベースDB4において、取得したメッセージに含まれている機器ID(m002)が格納されている2行目のレコードを特定し、特定したレコードの「提供時刻」の列に格納されている時刻(12:50)と、このメッセージを取得した時刻とを比較する(ステップS41)。ここで、このメッセージを取得した時刻が12:50であって、提供時刻の12:50と同じ時刻であるため、管理装置20は、画像形成装置30Bを設定するための設定処理をサーバ装置10に登録する。管理装置20は、この設定処理をサーバ装置10へ登録する際に、設定処理に係る情報を機器データベースDB4に格納する。
具体的には、管理装置20は、取得した機器ID(m002)が格納されているレコードの処理IDの列の情報を新たな「004」に更新する(ステップS42)。また、管理装置20(生成部2001)は、取得した機器ID(m002)が格納されているレコードに格納されている部門名の部門に属するユーザのユーザ名を取得する(ステップS43)。この時点では、機器データベースDB4の状態は、図30に示した状態であるため、管理装置20は、取得した機器ID「m002」を格納したレコードから部門名として部門Bを取得し、取得した部門Bに属するユーザBのユーザ名「BBBB」を、図26に示した状態のユーザ管理データベースDB5から取得する。
次に管理装置20(提供部2004)は、設定処理をサーバ装置10へ登録するために、設定処理を識別する処理ID(004)、画像形成装置30Bを使用するユーザのユーザ名(BBBB)、設定が変更される画像形成装置30Bの機器ID(m002)、設定処理であることを示す情報、処理ID「003」で識別される処理を終了させる情報をサーバ装置10へ送る(ステップS44)。管理装置20は、これらの情報を送った後、取得した機器ID(m002)が格納されているレコードの「提供時刻」の列に格納されている時刻を消去する(ステップS45)。この時点で機器データベースDB4は、図33に示した状態となる。
サーバ装置10(登録部1001)は、ステップS44で送られた情報を取得し、取得した情報を処理データベースDB3に格納する(ステップS46)。図34は、取得した情報を格納した後の処理データベースDB3の内容を示した図である。サーバ装置10は、取得した処理ID「004」を、処理データベースDB3の「処理ID」の列に格納し、取得した機器IDを、処理データベースDB3の「機器ID」の列に格納する。また、サーバ装置10は、取得した情報のうち、設定処理であることを示す情報を、処理データベースDB3の「種別」の列に格納し、取得したユーザ名を処理データベースDB3の「詳細」の列に格納する。また、サーバ装置10は、処理データベースDB3の「状態」の列に「実行前」との情報を格納する。なお、サーバ装置10は、処理ID「003」で識別される処理を終了させる情報に応じて、取得した処理IDと同じ処理IDを格納したレコードで状態の列に「終了」との情報を格納する。
画像形成装置30B(再問合せ部3002)は、問合せデータベースDB1で種別として「再問合せ」が格納されているレコードに格納されている時刻の13:00になると、サーバ装置10に対して再問合せを行う(ステップS47)。この再問合せは、画像形成装置30Bを識別する機器IDである「m002」を含む。
サーバ装置10は、画像形成装置30Bからの問合せを取得すると、取得した問合せに含まれている機器ID(m002)を機器IDの列に格納し、且つ、状態の列に「実行前」との情報を格納しているレコードを、図34に示した状態の処理データベースDB3において特定する。そしてサーバ装置10は、特定したレコードの種別の列に格納されている情報を判断する(ステップS48)。サーバ装置10(提供部1003)は、「状態」の列に「実行前」との情報が格納されている4行目のレコードを特定すると、特定したレコードの種別の列に格納されている情報が「設定」である場合、特定したレコードの「状態」の列に「実行中」との情報を格納し、詳細の列に格納されている設定情報を含み、設定を指示するメッセージを画像形成装置30Bへ送る(ステップS49)。
画像形成装置30Bは、サーバ装置10から送られたメッセージを取得し、取得したメッセージに含まれる設定情報で設定を行う(ステップS50)。ここで画像形成装置30Bは、図35に示したように、メッセージに含まれているユーザ名「BBBB」を、ユーザデータベースDB2に格納し、取得した情報に含まれていないユーザ名「AAAA」をユーザデータベースDB2から消去する。画像形成装置30Bは、設定情報を用いた設定を終えると、問合せデータベースDB1において、「再問合せ」との情報が格納されているレコードを削除する。
画像形成装置30Bは、設定情報を用いた設定を終えると、画像形成装置30Bの機器IDを含み、設定が終了したことを示すメッセージをサーバ装置10へ送信する(ステップS51)。サーバ装置10は、このメッセージを取得すると、処理データベースDB3を更新する(ステップS52)。具体的には、サーバ装置10は、取得したメッセージに含まれている機器IDを格納したレコードを処理データベースDB3において特定し、特定したレコードの「状態」の列に格納されている情報を「終了」に更新する。サーバ装置10は、処理データベースDB3の更新を終了すると、取得したメッセージに含まれている画像形成装置30Bの機器IDを含み、設定処理が終了したことを通知するメッセージを管理装置20へ送信する(ステップS53)。
管理装置20は、このメッセージを取得すると、機器データベースDB4を更新する(ステップS54)。具体的には、管理装置20は、取得したメッセージに含まれている機器IDを格納したレコードを機器データベースDB4において特定し、特定したレコードの発行中の処理IDの列に格納されている情報を消去する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
本発明においては、管理装置20は、提供時刻を更新する際に、管理装置20で設定の変更が行われた項目に応じて提供時刻を更新するようにしてもよい。例えば、画像形成装置30Bのホスト名を変更する操作が管理装置20において行われた場合、管理装置20は、提供時刻を、この操作が行われた10分後に更新する。また、例えば、画像形成装置30Bのユーザを変更する操作が管理装置20において行われた場合、有効時刻を、この操作が行われた30分後に更新する。
また、本発明においては、サーバ装置10は、提供時刻を更新する際に、管理装置20で設定の変更が行われた項目における設定量に応じて提供時刻を更新するようにしてもよい。例えば、管理装置20は、変更された設定項目において設定される情報の量が多くなるにつれて提供時刻を遅い時刻に更新してもよい。
また、本発明においては、ユーザ管理データベースDB5にて管理されるユーザの数に応じて、提供時刻を更新するようにしてもよい。例えば、管理装置20は、ユーザ管理データベースDB5で管理されるユーザの人数が多くなるにつれて提供時刻を遅い時刻に更新してもよい。
上述した実施形態においては、管理装置20は、処理IDを更新してサーバ装置10に対して応対処理を再登録しているが、状態と問合せ時刻を更新し、処理IDを更新しない構成としてもよい。
1…情報処理システム、2A、2B…通信回線、10…サーバ装置、20…管理装置、30、30A、30B…画像形成装置、101…制御部、102…記憶部、105…通信部、201…制御部、202…記憶部、205…通信部、301…制御部、302…記憶部、305…通信部、1001…登録部、1002…通知部、1003…提供部、2001…生成部、2002…設定部、2003…通知部、2004…提供部、3001…問合せ部、3002…再問合せ部、3003…設定部。

Claims (7)

  1. ユーザによる操作が行われる操作部で行われた操作に応じて、予め定められた機器の設定情報を生成する生成手段と、
    前記設定情報の提供が可能となる提供時刻を、前記操作が行われた時刻より後の時刻に設定する設定手段と、
    前記設定情報の問合せを前記機器が行ったことの通知を取得した時刻が、前記提供時刻より前の時刻である場合、前記設定情報の再度の問合せの時刻を通知する通知手段と、
    前記問合せを前記機器が行ったことの通知を取得した時刻が、前記提供時刻以降の時刻である場合、前記設定情報を提供する提供手段と、
    を備える機器管理装置。
  2. 前記設定手段は、前記ユーザにより設定される設定項目に応じた時刻に前記提供時刻を設定する
    請求項1に記載の機器管理装置。
  3. 前記設定手段は、前記提供時刻を前記設定項目における設定の量が多くなるにつれて遅くする
    請求項2に記載の機器管理装置。
  4. 前記設定手段は、前記機器のユーザ数に応じて前記提供時刻を設定する
    請求項1に記載の機器管理装置。
  5. 前記設定手段は、前記提供時刻を前記ユーザ数が多くなるにつれて遅くする
    請求項4に記載の機器管理装置。
  6. 前記機器は、ファイアウォールを介して前記問合せ及び前記再問合せを行う
    請求項1に記載の機器管理装置。
  7. コンピュータを、
    ユーザによる操作が行われる操作部で行われた操作に応じて、予め定められた機器の設定情報を生成する生成手段と、
    前記設定情報の提供が可能となる提供時刻を、前記操作が行われた時刻より後の時刻に設定する設定手段と、
    前記設定情報の問合せを前記機器が行ったことの通知を取得した時刻が、前記提供時刻より前の時刻である場合、前記設定情報の再度の問合せの時刻を通知する通知手段と、
    前記問合せを前記機器が行ったことの通知を取得した時刻が、前記提供時刻以降の時刻である場合、前記設定情報を提供する提供手段
    として機能させるためのプログラム。
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