JP7003332B2 - 運転者監視装置及び運転者監視方法 - Google Patents

運転者監視装置及び運転者監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7003332B2
JP7003332B2 JP2021529612A JP2021529612A JP7003332B2 JP 7003332 B2 JP7003332 B2 JP 7003332B2 JP 2021529612 A JP2021529612 A JP 2021529612A JP 2021529612 A JP2021529612 A JP 2021529612A JP 7003332 B2 JP7003332 B2 JP 7003332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
face
seat
area
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021529612A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021001942A1 (ja
Inventor
光男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021001942A1 publication Critical patent/JPWO2021001942A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7003332B2 publication Critical patent/JP7003332B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/48Control systems, alarms, or interlock systems, for the correct application of the belt or harness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W40/00Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models
    • B60W40/08Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models related to drivers or passengers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis

Description

この発明は、車両における運転者監視装置及び運転者監視方法に関するものである。
従来、車両における運転者の状態を監視する運転者監視装置がある。運転者監視装置は、運転席に着座している運転者の顔が存在すべき範囲を含む車両内の範囲が撮像された画像をカメラから受信し、受信した撮像画像を解析してこの撮像画像に含まれている顔の領域を認識し、認識した顔の領域を用いて運転者の状態を判定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-116742号公報
例えば、後部座席の乗員が運転席のヘッドレスト付近に身を乗り出すことにより後部座席の乗員の顔が運転者の顔に接近した場合、従来の運転者監視装置は、この後部座席の乗員の顔を運転者の顔として誤認識してしまう可能性があった。従来の運転者監視装置は、後部座席の乗員の顔を運転者の顔として誤認識した場合、後部座席の乗員の顔の領域を用いて脇見運転及び居眠り運転等の状態を判定することになる。そのため、従来の運転者監視装置は、運転者が正常な状態であっても、後部座席の乗員の状態によっては運転者が脇見運転及び居眠り運転等の状態であるものと誤判定する可能性があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、運転者以外の乗員の顔を運転者の顔として誤認識することを抑制することを目的とする。
この発明に係る運転者監視装置は、運転席に着座している運転者の顔が存在すべき範囲を含む車両内の範囲が撮像された撮像画像を撮像装置から取得し、撮像画像における顔認識領域に存在する顔を運転者の顔として認識する運転者認識部と、運転者認識部により認識された運転者の顔に基づいて運転者の状態を判定する運転者状態判定部と、運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さを検出するシートベルト検出部と、シートベルト検出部により検出されたシートベルトの引き出し長さに基づいて、撮像画像における顔認識領域の大きさ又は位置を変更する領域変更部とを備えるものである。
この発明によれば、運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さに基づいて、顔認識領域の大きさ又は位置を変更することができる。したがって、例えば、運転席以外の座席の乗員の顔が運転者の顔に接近した場合に、この乗員の顔が顔認識領域に入る可能性を低下させ、運転者以外の乗員の顔を運転者の顔として誤認識することを抑制することができる。
実施の形態1に係る運転者監視装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る運転者監視装置による運転者監視動作の一例を示すフローチャートである。 通常時の車内の状態が撮像された撮像画像の例を示す図である。 後部座席の乗員が運転席のヘッドレスト付近に身を乗り出している状態が撮像された撮像画像の例を示す図である。 実施の形態1に係る運転者監視装置による顔認識領域変更動作の一例を示すフローチャートである。 後部座席の乗員が運転席のヘッドレスト付近に身を乗り出している状態における、顔認識領域の縮小例を示す図である。 後部座席の乗員が運転席のヘッドレスト付近に身を乗り出している状態における、顔認識領域の移動例を示す図である。 実施の形態2に係る運転者監視装置による顔認識領域変更動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る運転者監視装置による顔認識領域変更動作の一例を示すフローチャートである。 各実施の形態に係る運転者監視装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 各実施の形態に係る運転者監視装置のハードウェア構成の別の例を示すブロック図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る運転者監視装置2の構成例を示すブロック図である。撮像装置1及び運転者監視装置2は、図示しない車両に搭載されている。この撮像装置1は、例えば、車両前部における運転席と助手席の中間位置に設置されて、運転席と助手席とを同時に撮像する。撮像装置1は、撮像画像を運転者監視装置2へ出力する。なお、撮像装置1は、少なくとも運転席に着座している運転者の顔が存在すべき範囲を含む車両内の範囲を撮像可能に設置されているものであればよい。運転席に着座している運転者の顔が存在すべき範囲とは、例えば、運転席のヘッドレストの前方付近の空間に相当する範囲である。
運転者監視装置2は、運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6を備える。この運転者監視装置2は、撮像装置1に接続されている。
運転者認識部3は、撮像装置1が撮像した撮像画像を、撮像装置1から取得する。運転者認識部3は、この撮像画像中の運転者の顔が位置する可能性が高い領域(以下、「顔認識領域」と称する)に存在する顔を、運転者の顔として認識する。顔認識領域は、例えば、矩形状の領域である。運転者認識部3は、認識した運転者の顔の情報を、運転状態判定部4へ出力する。
なお、運転者認識部3は周知の技術を用いて顔を認識すればよいため、認識方法の詳細な説明は省略する。また、撮像画像における顔認識領域の大きさ及び位置は、領域変更部6から指示される。運転者認識部3は、領域変更部6から顔認識領域の大きさ及び位置の指示があると、当該指示に基づいて、顔認識領域を設定する。
運転状態判定部4は、運転者認識部3により認識された運転者の顔に基づいて、運転者の状態を判定する。例えば、運転状態判定部4は、運転者の顔の向きに基づいて脇見運転を判定する。また、例えば、運転状態判定部4は、運転者の眼の開閉度合いに基づいて居眠り運転を判定する。運転状態判定部4は、運転者が脇見運転又は居眠り運転等を行っていると判定した場合、車両に搭載されたスピーカ又はディスプレイの少なくとも一方を用いて運転者に対して警告する。また、運転状態判定部4は、運転者が脇見運転又は居眠り運転等を行っていると判定した場合、ハンドル又は運転席の少なくとも一方を振動させることによって運転者に対して警告してもよい。
シートベルト検出部5は、撮像装置1が撮像した撮像画像を、撮像装置1から取得する。ここでは、撮像装置1は、運転席、助手席、運転席側の後部座席、及び助手席側の後部座席を同時に撮像する構成であるものとする。シートベルト検出部5は、この撮像画像を解析して、運転席以外の座席、つまり助手席、運転席側の後部座席、及び助手席側の後部座席の各シートベルトの引き出し長さを検出する。例えば、シートベルトに等間隔の印がつけられている場合、シートベルト検出部5は、撮像画像中のシートベルトの印に基づいて引き出し長さを検出する。シートベルト検出部5は、検出した運転席以外のシートベルトの引き出し長さを、領域変更部6へ出力する。
シートベルト検出部5によるシートベルトの引き出し長さの検出方法は、撮像画像を用いた上記の方法に限定されない。例えば、各座席にシートベルトの巻き取り長さを計測するセンサが設置されている場合、シートベルト検出部5は、各座席のセンサからシートベルトの巻き取り長さの計測結果を取得し、この計測結果に基づいてシートベルトの引き出し長さを検出する。
領域変更部6は、撮像装置1の撮像画像における顔認識領域の大きさ及び位置の情報を保持している。撮像画像における顔認識領域の大きさ及び位置は、撮像装置1の設置場所及び撮像範囲等に応じて事前に設定されたものである。領域変更部6は、シートベルト検出部5により検出された運転席以外のシートベルトの引き出し長さに基づいて、この顔認識領域の大きさ又は位置を変更する。領域変更部6は、シートベルトの引き出し長さが長いほど顔認識領域の縮小量又は移動量を大きくしてもよいし、シートベルトの引き出し長さが予め定められた第1長さ以上になった場合に顔認識領域を縮小又は移動してもよい。引き出し長さは、シートベルトが巻き取り装置から引き出された長さであってもよいし、巻き取り装置から引き出された長さの変化量であってもよい。予め定められた第1長さとは、乗員がシートベルトを引き出しながら身体を運転席の方向に移動することによって、この乗員の顔が、事前に設定されたデフォルトの顔認識領域に入ったことを判定するための値である。この第1長さも、シートベルトが巻き取り装置から引き出された長さであってもよいし、巻き取り装置から引き出された長さの変化量であってもよい。また、この第1長さは、全座席共通の値であってもよいし、座席ごとに異なる値であってもよい。領域変更部6は、顔認識領域の大きさ及び位置の情報を、運転者認識部3へ出力することで、運転者認識部3に対して顔認識領域の大きさ及び位置の指示を行う。
次に、運転者監視装置2の動作を説明する。
図2は、実施の形態1に係る運転者監視装置2による運転者監視動作の一例を示すフローチャートである。ステップST1において、運転者認識部3は、領域変更部6から顔認識領域の大きさ及び位置の指示があった場合(ステップST1“YES”)、ステップST2において顔認識領域を設定する。顔認識領域の大きさ及び位置の指示がない場合(ステップST1“NO”)、運転者認識部3は、前回設定した顔認識領域をそのまま用いる。
ステップST3において、運転者認識部3は、撮像装置1から撮像画像を取得し、撮像画像における顔認識領域に存在する顔を運転者の顔として認識する。ステップST4において、運転状態判定部4は、運転者認識部3により認識された運転者の顔に基づいて、運転者の状態を判定する。
図3は、通常時の車内の状態が撮像された撮像画像の例を示す図である。図4は、後部座席31の後部座席乗員33が運転席11のヘッドレスト付近に身を乗り出している状態が撮像された撮像画像の例を示す図である。
図3及び図4に示されるように、撮像画像には、運転席11、運転席シートベルト12、運転席11に着座している運転者13、助手席21、運転席11側の後部座席31、後部座席シートベルト32、及び後部座席31に着座している後部座席乗員33が含まれている。この例では、助手席21には乗員が存在しない。また、この例では、説明を簡単にするために助手席21側の後部座席が省略されている。
図3に示されるように、後部座席乗員33が後部座席31に着座している通常時、顔認識領域10には、運転者13の顔が存在する。なお、顔認識領域10には後部座席乗員33の顔の一部も存在するが、運転者認識部3は、運転者13の顔の大きさに比べて後部座席乗員33の顔の大きさが小さいこと、及び運転者13の顔の明るさに比べて後部座席乗員33の顔の明るさが暗いこと等に基づいて、運転者13の顔と後部座席乗員33の顔とを区別することができる。
図4に矢印41で示されるように、後部座席乗員33が運転席11のヘッドレスト付近に身を乗り出した状態では、後部座席乗員33の顔が運転席11のヘッドレストに接近している可能性が高く、後部座席乗員33の顔が顔認識領域10に入っている可能性がある。この場合、運転者13の顔の大きさと後部座席乗員33の顔の大きさが略同じになり、また、運転者13の顔の明るさと後部座席乗員33の顔の明るさが略同じになる。そのため、運転者認識部3は、顔認識領域10に存在する後部座席乗員33の顔を、運転者の顔として誤認識する場合がある。後部座席乗員33の顔が運転者の顔として誤認識された場合、運転状態判定部4は、実際の運転者13は運転に集中している状態にもかかわらず、後部座席乗員33の顔の状態に基づいて脇見運転等の警告を行ってしまうことがある。
図5は、実施の形態1に係る運転者監視装置2による顔認識領域変更動作の一例を示すフローチャートである。運転者監視装置2は、図5のフローチャートに示される動作を、図2のフローチャートに示される動作と並列に実行する。
ステップST11において、シートベルト検出部5は、運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さを検出する。ステップST12において、領域変更部6は、シートベルト検出部5により検出されたシートベルトの引き出し長さが第1長さ以上となった座席があるか否かを判定する。シートベルトの引き出し長さが第1長さ以上となった座席がある場合(ステップST12“YES”)、ステップST13において、領域変更部6は、顔認識領域を縮小し、縮小後の顔認識領域の情報を運転者認識部3に指示する。一方、シートベルトの引き出し長さが第1長さ以上となった座席がない場合(ステップST12“NO”)、ステップST14において、領域変更部6は、顔認識領域の大きさをリセットし、リセット後のデフォルトの顔認識領域の情報を運転者認識部3に指示する。
図6は、後部座席31の後部座席乗員33が運転席11のヘッドレスト付近に身を乗り出している状態における、顔認識領域10の縮小例を示す図である。図6に矢印41で示されるように、後部座席乗員33が運転席11のヘッドレスト付近に身を乗り出すと、後部座席シートベルト32が矢印42で示されるように引き出されて長くなる。後部座席シートベルト32の引き出し長さの変化量は、シートベルト検出部5により検出される。領域変更部6は、後部座席シートベルト32が引き出されたことにより、後部座席シートベルト32の引き出し長さが第1長さ以上となった場合、顔認識領域10を顔認識領域10aに縮小する。これにより、後部座席乗員33の顔が顔認識領域10aに入ることが抑制され、後部座席乗員33の顔が運転者の顔として誤認識される可能性が低下する。なお、運転者13の顔が顔認識領域10aから外れてしまうことを抑制するために、領域変更部6は、例えば、顔認識領域10の左右方向のみを縮小する。
顔認識領域10の縮小は、縮小後の顔認識領域10aが、運転者の顔が含まれている可能性がより高いと推定される領域を含み、かつ、運転者以外の乗員の顔が含まれる可能性が低い領域となるように行われる。デフォルトの顔認識領域10は、例えば、運転者の顔が種々の位置に動いたとしても運転者の顔が検出できる程度に、広く設定されることがある。一方、運転中の運転者の姿勢は、略一定の状態であることが多く、このため、運転者の顔の位置も、一定の位置に止まることが多い。したがって、顔認識領域10が広く設定される場合、当該顔認識領域10の中にも、運転者の顔が含まれている可能性が比較的高い部分と、比較的低い部分とが生じる状態となる。顔認識領域10の縮小は、このような状態を考慮して行われる。
顔認識領域10の縮小は、例えば、顔認識領域10内の特定の位置を基準として行われる。具体的には、例えば、矩形状の顔認識領域10の中心を基準として、矩形の縦横の比率が変えずに縮小する態様、又は、矩形状の顔認識領域10の中心を基準として、左右方向のみを縮小する態様が考えられる。矩形状の顔認識領域10の中心を基準として、左右方向のみを縮小する態様の場合、左右を均等に縮小させることも可能であるし、左右の縮小の比率を異なるものとすることも可能である。また、例えば、矩形状の顔認識領域10の左辺若しくは右辺を基準として、左右方向のみに縮小する態様、又は、矩形状の顔認識領域10のいずれかの頂点を基準として、矩形の縦横の比率を変えずに若しくは矩形の縦横の比率を変えて縮小する態様も考えられる。
このように、顔認識領域10の縮小は、縮小後の顔認識領域10aが、運転者の顔が含まれている可能性がより高いと推定される領域を含み、かつ、運転者以外の乗員の顔が含まれる可能性が低い領域となるように行われるものであればよい。
図6では、領域変更部6が顔認識領域10を顔認識領域10aに縮小したが、顔認識領域10を移動してもよい。
図7は、後部座席31の後部座席乗員33が運転席11のヘッドレスト付近に身を乗り出している状態における、顔認識領域10の移動例を示す図である。例えば、領域変更部6は、運転席11以外の座席のシートベルトの引き出し長さが予め定められた第1長さ以上となった場合、顔認識領域10を矢印43で示されるように運転席11の窓側に移動し、顔認識領域10bにする。
顔認識領域10の移動は、移動後の顔認識領域10bが、運転者の顔が含まれている可能性がより高いと推定される領域を含み、かつ、運転者以外の乗員の顔が含まれる可能性が低い領域となるように行われる。例えば、図7に示されるような右ハンドルの車両の場合、撮像画像中の運転者の顔の右側の領域には、運転者以外の乗員の顔が含まれる可能性が高いが、運転者の顔の左側の領域、すなわち、運転席11の窓側の領域には、運転者以外の乗員の顔が含まれる可能性が低い。したがって、上記のように顔認識領域10を運転席11の窓側に移動することで、移動後の顔認識領域10bを、運転者の顔が含まれている可能性がより高いと推定される領域を含み、かつ、運転者以外の乗員の顔が含まれる可能性が低い領域とすることができる。
なお、実施の形態1に係る運転者監視装置2における領域変更部6は、顔認識領域の大きさを変更する機能のみを有するものでもよいし、顔認識領域の位置を変更する機能のみを有するものでもよいし、または、両方の機能をともに有するものであってもよい。また、領域変更部6が上記の両方の機能をともに有するものである場合、状況に応じて大きさ若しくは位置のいずれかのみを変更するものであってもよい。また、領域変更部6が上記の両方の機能をともに有するものである場合、大きさ若しくは位置のいずれかのみを変更するか、又は、大きさと位置の両方を変更するかを、状況に応じて選択可能なものであってもよい。
以上のように、実施の形態1に係る運転者監視装置2は、運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6を備える。運転者認識部3は、運転席に着座している運転者の顔が存在すべき範囲を含む車両内の範囲が撮像された撮像画像を撮像装置1から取得し、この撮像画像における顔認識領域に存在する顔を運転者の顔として認識する。運転状態判定部4は、運転者認識部3により認識された運転者の顔に基づいて運転者の状態を判定する。シートベルト検出部5は、運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さを検出する。領域変更部6は、シートベルト検出部5により検出されたシートベルトの引き出し長さに基づいて、撮像画像における顔認識領域の大きさ又は位置を変更する。この構成により、領域変更部6は、例えば、運転席以外の座席の乗員が運転席へ接近した場合に、この乗員の顔が顔認識領域に入る可能性を低下させることができるので、運転者認識部3が運転者以外の乗員の顔を運転者の顔として誤認識することを抑制することができる。
また、実施の形態1によれば、領域変更部6は、運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さが予め定められた第1長さ以上となった場合、顔認識領域の縮小又は移動を行う。この構成により、領域変更部6は、運転席以外の座席の乗員が運転席へ接近した場合に、この乗員の顔が顔認識領域に入る可能性を低下させることができる。
なお、領域変更部6は、運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さが長いほど、顔認識領域の縮小量又は移動量を大きくしてもよい。この構成により、領域変更部6は、運転席以外の座席の乗員の、運転席への接近度合いに応じて、顔認識領域を変更することができる。よって、領域変更部6は、運転席以外の座席の乗員の顔が顔認識領域に入る可能性を低下させることができると共に、運転者13の顔が顔認識領域10aから外れてしまうことを抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る運転者監視装置2の構成は、実施の形態1の図1に示された構成と図面上は同一であるため、以下では図1を援用する。
実施の形態2の領域変更部6は、シートベルトの引き出し長さが予め定められた第1長さ以上となった座席の位置に応じて、顔認識領域の縮小の態様又は移動方向を変更する。例えば、シートベルトが引き出されている座席が運転席側の後部座席である場合、運転席側の後部座席の乗員は、運転席のヘッドレストの左右どちら側からも顔を出す可能性がある。そのため、領域変更部6は、運転席側の後部座席のシートベルトの引き出し長さが第1長さ以上となった場合、顔認識領域を左右均等に縮小させる。
また、例えば、シートベルトが引き出されている座席が助手席側の後部座席である場合、助手席側の後部座席の乗員は、運転席の窓側から顔を出すことが困難であり、助手席側から顔を出す可能性が高い。そのため、領域変更部6は、助手席側の後部座席のシートベルトの引き出し長さが第1長さ以上となった場合、顔認識領域を助手席側だけ縮小させる。または、領域変更部6は、助手席側の後部座席のシートベルトの引き出し長さが第1長さ以上となった場合、顔認識領域を窓側へ移動させてもよい。
このように、実施の形態2の領域変更部6は、運転席以外の座席の乗員が顔を出す可能性のある側の顔認識領域のみを縮小させる。または、領域変更部6は、運転席以外の座席の乗員が顔を出す可能性のある側とは反対へ顔認識領域を移動させる。なお、座席ごとの顔認識領域の縮小の態様、及び座席ごとの顔認識領域の移動方向等の情報は、領域変更部6に予め設定されている。
図8は、実施の形態2に係る運転者監視装置2による顔認識領域変更動作の一例を示すフローチャートである。運転者監視装置2は、図8のフローチャートに示される動作を、図2のフローチャートに示される動作と並列に実行する。図8のフローチャートにおけるステップST11,ST12,ST14の動作は、図5のフローチャートにおけるステップST11,ST12,ST14の動作と同じである。
シートベルトの引き出し長さが第1長さ以上となった座席がある場合(ステップST12“YES”)、ステップST13aにおいて、領域変更部6は、その座席に応じた縮小の態様で顔認識領域を縮小し、縮小後の顔認識領域の情報を運転者認識部3に指示する。
以上のように、実施の形態2の領域変更部6は、シートベルトの引き出し長さが予め定められた第1長さ以上となった座席の位置に応じて顔認識領域の縮小の態様又は移動方向を変更する。この構成により、領域変更部6は、変更後の顔認識領域に、運転者以外の乗員の顔が入る可能性をさらに低下させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る運転者監視装置2の構成は、実施の形態1の図1に示された構成と図面上は同一であるため、以下では図1を援用する。
図9は、実施の形態3に係る運転者監視装置2による顔認識領域変更動作の一例を示すフローチャートである。運転者監視装置2は、図9のフローチャートに示される動作を、図2のフローチャートに示される動作と並列に実行する。
ステップST11bにおいて、シートベルト検出部5は、運転席を含む各座席のシートベルトの引き出し長さを検出する。
続くステップST15において、領域変更部6は、シートベルト検出部5により検出された運転席のシートベルトの引き出し長さが予め定められた第2長さ以上であるか否かを判定する。第2長さは、第1長さと同じであってもよいし、異なってもよい。また、この第2長さは、シートベルトが巻き取り装置から引き出された長さであってもよいし、巻き取り装置から引き出された長さの変化量であってもよい。
運転席のシートベルトの引き出し長さが第2長さ以上である場合(ステップST15“YES”)、実際の運転者の顔の位置が顔認識領域の端に寄っている可能性が高い。このような場合に顔認識領域が縮小又は移動されると、実際の運転者の顔が顔認識領域から外れてしまう可能性がある。そのため、領域変更部6は、運転席のシートベルトの引き出し長さが第2長さ以上である場合(ステップST15“YES”)、顔認識領域の縮小又は移動をいずれも行わない。
一方、運転席のシートベルトの引き出し長さが第2長さ未満である場合(ステップST15“NO”)、実際の運転者の顔の位置が顔認識領域の端に寄っている可能性が低い。このような場合に顔認識領域が縮小又は移動しても、実際の運転者の顔が顔認識領域から外れる可能性は低い。そのため、領域変更部6は、運転席のシートベルトの引き出し長さが第2長さ未満である場合(ステップST15“NO”)、実施の形態1の顔認識領域変更動作(ステップST12,ST13,ST14)を行う。なお、領域変更部6は、実施の形態1の顔認識領域変更動作に代えて、実施の形態2の顔認識領域変更動作(図8のステップST12,ST13a,ST14)を行ってもよい。
以上のように、実施の形態3のシートベルト検出部5は、運転席のシートベルトの引き出し長さを検出する。領域変更部6は、シートベルト検出部5により検出された運転席のシートベルトの引き出し長さが予め定められた第2長さ以上である場合、顔認識領域の縮小又は移動をいずれも行わない。この構成により、領域変更部6は、顔認識領域を変更することによって実際の運転者の顔が変更後の顔認識領域から外れてしまうことを抑制することができる。
図10及び図11は、各実施の形態に係る運転者監視装置2のハードウェア構成例を示す図である。運転者監視装置2における運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6の機能は、処理回路により実現される。即ち、運転者監視装置2は、上記機能を実現するための処理回路を備える。処理回路は、専用のハードウェアとしての処理回路100であってもよいし、メモリ102に格納されるプログラムを実行するプロセッサ101であってもよい。
図10に示されるように、処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6の機能を複数の処理回路100で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路100で実現してもよい。
図11に示されるように、処理回路がプロセッサ101である場合、運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。プロセッサ101は、メモリ102に格納されたプログラムを読みだして実行することにより、各部の機能を実現する。即ち、運転者監視装置2は、プロセッサ101により実行されるときに、図2及び図5等のフローチャートで示されるステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。また、このプログラムは、運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
ここで、プロセッサ101とは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、又はマイクロプロセッサ等のことである。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性若しくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク又はフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
なお、運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、運転者監視装置2における処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の機能を実現することができる。
上記例では、運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6の機能が車両に搭載される運転者監視装置2に集約された構成であったが、ネットワーク上のサーバ装置に集約され、このサーバ装置が車両の撮像装置1から撮像画像を取得すると共に運転者状態の判定結果を車両へ通知する構成であってもよい。また、運転者認識部3、運転状態判定部4、シートベルト検出部5、及び領域変更部6の機能がネットワーク上のサーバ装置、スマートフォン等の携帯端末、及び車載器等に分散されていてもよい。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る運転者監視装置は、撮像画像を用いて運転者の脇見運転及び居眠り運転等の状態を判定する運転者監視装置等に用いるのに適している。
1 撮像装置、2 運転者監視装置、3 運転者認識部、4 運転状態判定部、5 シートベルト検出部、6 領域変更部、10,10a,10b 顔認識領域、11 運転席、12 運転席シートベルト、13 運転者、21 助手席、31 後部座席、32 後部座席シートベルト、33 後部座席乗員、41,42,43 矢印、100 処理回路、101 プロセッサ、102 メモリ。

Claims (6)

  1. 運転席に着座している運転者の顔が存在すべき範囲を含む車両内の範囲が撮像された撮像画像を撮像装置から取得し、前記撮像画像における顔認識領域に存在する顔を運転者の顔として認識する運転者認識部と、
    前記運転者認識部により認識された前記運転者の顔に基づいて前記運転者の状態を判定する運転者状態判定部と、
    前記運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さを検出するシートベルト検出部と、
    前記シートベルト検出部により検出された前記シートベルトの引き出し長さに基づいて、前記撮像画像における前記顔認識領域の大きさ又は位置を変更する領域変更部とを備える運転者監視装置。
  2. 前記領域変更部は、前記運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さが長いほど、前記顔認識領域の縮小量又は移動量を大きくすることを特徴とする請求項1記載の運転者監視装置。
  3. 前記領域変更部は、前記運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さが予め定められた第1長さ以上となった場合、前記顔認識領域の縮小又は移動を行うことを特徴とする請求項1記載の運転者監視装置。
  4. 前記領域変更部は、シートベルトの引き出し長さが前記第1長さ以上となった座席の位置に応じて前記顔認識領域の縮小の態様又は移動方向を変更することを特徴とする請求項3記載の運転者監視装置。
  5. 前記シートベルト検出部は、前記運転席のシートベルトの引き出し長さを検出し、
    前記領域変更部は、前記シートベルト検出部により検出された前記運転席のシートベルトの引き出し長さが予め定められた第2長さ以上である場合、前記顔認識領域の縮小又は移動をいずれも行わないことを特徴とする請求項1記載の運転者監視装置。
  6. 運転者認識部が、運転席に着座している運転者の顔が存在すべき範囲を含む車両内の範囲が撮像された撮像画像を撮像装置から取得し、前記撮像画像における顔認識領域に存在する顔を運転者の顔として認識し、
    運転者状態判定部が、前記運転者認識部により認識された前記運転者の顔に基づいて前記運転者の状態を判定し、
    シートベルト検出部が、前記運転席以外の座席のシートベルトの引き出し長さを検出し、
    領域変更部が、前記シートベルト検出部により検出された前記シートベルトの引き出し長さに基づいて、前記撮像画像における前記顔認識領域の大きさ又は位置を変更する運転者監視方法。
JP2021529612A 2019-07-02 2019-07-02 運転者監視装置及び運転者監視方法 Active JP7003332B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/026373 WO2021001942A1 (ja) 2019-07-02 2019-07-02 運転者監視装置及び運転者監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021001942A1 JPWO2021001942A1 (ja) 2021-12-16
JP7003332B2 true JP7003332B2 (ja) 2022-01-20

Family

ID=74100749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021529612A Active JP7003332B2 (ja) 2019-07-02 2019-07-02 運転者監視装置及び運転者監視方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7003332B2 (ja)
WO (1) WO2021001942A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113506A (ja) 2008-11-06 2010-05-20 Aisin Aw Co Ltd 乗員位置検出装置、乗員位置検出方法及び乗員位置検出プログラム
WO2018116373A1 (ja) 2016-12-20 2018-06-28 三菱電機株式会社 車載画像認証装置
JP2018149990A (ja) 2017-03-14 2018-09-27 オムロン株式会社 運転者の着座判定装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017049311A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 沖電気工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113506A (ja) 2008-11-06 2010-05-20 Aisin Aw Co Ltd 乗員位置検出装置、乗員位置検出方法及び乗員位置検出プログラム
WO2018116373A1 (ja) 2016-12-20 2018-06-28 三菱電機株式会社 車載画像認証装置
JP2018149990A (ja) 2017-03-14 2018-09-27 オムロン株式会社 運転者の着座判定装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021001942A1 (ja) 2021-01-07
JPWO2021001942A1 (ja) 2021-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6717929B2 (ja) 駐車支援装置、車載カメラ、車両および駐車支援方法
JP6384322B2 (ja) 車両用表示装置
JP6960995B2 (ja) 状態判定装置および状態判定方法
US20200369207A1 (en) Image processing device, image display system, and image processing method
WO2018158809A1 (ja) 車両用撮像制御装置、ドライバモニタリング装置、及び、車両用撮像制御方法
JP2016190575A (ja) 駐車支援装置、及び駐車支援システム
JP2008120142A (ja) 自動車用情報表示システム
JP7003332B2 (ja) 運転者監視装置及び運転者監視方法
JP2013047019A (ja) 車両用ミラー制御装置
JP4501708B2 (ja) 運転者の顔向き判定装置
JP6594595B2 (ja) 運転不能状態判定装置および運転不能状態判定方法
JP7109649B2 (ja) 覚醒度推定装置、自動運転支援装置および覚醒度推定方法
JP6945775B2 (ja) 車載用画像処理装置、および、車載用画像処理方法
CN111807272B (zh) 控制装置、控制方法以及记录介质
JP7175381B2 (ja) 覚醒度推定装置、自動運転支援装置および覚醒度推定方法
JP7183420B2 (ja) 車載用画像処理装置、および、車載用画像処理方法
JP2017061216A (ja) 車載撮像システム、車両および撮像方法
WO2022176037A1 (ja) 調整装置、調整システム、表示装置、乗員監視装置、および、調整方法
WO2023170777A1 (ja) 乗員監視装置、乗員監視方法、及び乗員監視プログラム
JP5040634B2 (ja) 警告装置、警告方法および警告プログラム
JP2019074963A (ja) 所定部位検出装置及び所定部位検出システム
JPWO2019207625A1 (ja) 乗員検知装置、乗員検知方法及び乗員検知システム
WO2023017595A1 (ja) 乗員状態判定装置、乗員状態判定方法、および、乗員状態判定システム
JP2023168763A (ja) 乗員保護補助装置
US20240092268A1 (en) Vehicle display control device, vehicle display control method, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210527

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7003332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150