JP7002306B2 - タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法 - Google Patents

タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7002306B2
JP7002306B2 JP2017229358A JP2017229358A JP7002306B2 JP 7002306 B2 JP7002306 B2 JP 7002306B2 JP 2017229358 A JP2017229358 A JP 2017229358A JP 2017229358 A JP2017229358 A JP 2017229358A JP 7002306 B2 JP7002306 B2 JP 7002306B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine
edge portion
trailing edge
high porosity
porosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017229358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019100205A (ja
Inventor
徹 星
隆雄 横山
豊隆 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2017229358A priority Critical patent/JP7002306B2/ja
Publication of JP2019100205A publication Critical patent/JP2019100205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7002306B2 publication Critical patent/JP7002306B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supercharger (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

この発明は、タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法に関する。
自動車等の車両に用いられるターボチャージャーは、性能向上が望まれており、排ガス温度の高温化が進んでいる。排気ガス温度が高温化すると、例えば、部分的な強度低下が発生する可能性があった。
特許文献1には、TiAL製タービンホイールと炭素鋼製シャフトとをNiろう材によって接合したタービンローター備えるエンジン用過給機が記載されている。この特許文献1に記載のタービンローターは、ろう付け位置をタービンホイールの背面から遠ざけて排ガス温度によるろう付け部分の強度低下を防止するようにしている。
特許第6021354号公報
特許文献1に記載のタービンは、ラジアルタービンであって、タービンホイールにタービン動翼を備えている。このようなラジアルタービンや、斜流タービンにおいては、タービン動翼の後縁側の動翼付け根に掛かる応力が大きい。さらに、このようなタービン動翼は、排気ガスによりその前縁側で入熱して後縁側に伝熱される。そのため、排気温度が高温化すると、後縁側の動翼付け根(言い換えれば、動翼のハブ側の部分)における高温強度が特に厳しくなる。
その一方で、曲げ剛性等を確保するようにタービン動翼の後縁翼厚を増加させると、この後縁において翼厚増加によるウェイクが発生して空力性能が低下してしまうという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、後縁翼厚を増加させることなしにタービン動翼の後縁部における高温強度を確保して空力性能が低下することを抑制することができるタービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために以下の構成を採用する。
この発明の第一態様によれば、タービンホイールは、ハブと、タービン動翼とを備える。ハブは、軸線回りに回転可能とされ、軸線方向の第一側から第二側に向かうにしたがって前記軸線を中心とした径方向で漸次前記軸線に近づくように形成された凹曲面状のハブ面を有する。タービン動翼は、前記ハブ面から前記ハブ面と交差する方向に延びて前記軸線を中心とした周方向に間隔をあけて複数配置されている。これらタービン動翼は、前縁部と後縁部と、シュラウド部とを備えている。前縁部は、前記軸線方向の第一側に設けられて前記径方向の外側から作動流体が流入する。後縁部は、前記軸線方向の第二側に設けられて前記軸線に沿うように前記第二側に作動流体が流出する。前記シュラウド部は、前記ハブ面とは反対側の前記前縁部及び前記後縁部の端部同士を繋いている。前記タービン動翼は、前記前縁部を含む前記前縁部側の領域に、前記後縁部のハブ側の領域よりも気孔率の高い高気孔率部を備えている。
高温の作動流体は、タービンホイールに対してタービン動翼の前縁部から流入して後縁部から流れ出る。作動流体は、膨張仕事により後縁部では温度低下するため、後縁部は、主に前縁部からの伝熱により温度上昇する。しかし、第一態様では前縁部を含む前縁部側の領域に高気孔率部を備えている。高気孔率部は、後縁部よりも気孔率が高いため、前縁部から後縁部への伝熱を抑制して、後縁部の温度を低下させることができる。したがって、後縁翼厚を増加させることなしにタービン動翼の後縁部における高温強度を確保して空力性能が低下することを抑制することができる。
さらに、第一態様に係る高気孔率部は、前記タービン動翼の内部に形成されてい
このように構成することで、高気孔率部がタービン動翼の表面に露出することを抑制できるため、タービン動翼の表面が粗くなり作動流体の流れが乱れることを抑制できる。
この発明の第態様によれば、第態様に係る高気孔率部は、トラス状に形成されていてもよい。
このように構成することで、トラス構造の内部に空隙が形成されるので、気孔率を高めて高気孔率部における熱伝導性を低下させることができる。さらに、トラス構造により翼面の遠心応力に対して必要な剛性を確保することができる。
この発明の第態様によれば、第一又は態様に係る高気孔率部は、前記前縁部から前記後縁部に渡る前記シュラウド部を含む先端部側の領域に形成されていてもよい。
このように構成することで、シュラウド部を含む領域の密度を低下させることができるため、タービン動翼のシュラウド部側の重量を低減できる。そのため、遠心力等により後縁部のハブ側翼面に掛かる曲げ応力を低減できる。また、後縁部のハブ側の領域を高気孔率とする場合と比較して、後縁部のハブ側の領域の剛性が低下することを抑制できる。
この発明の第態様によれば、ターボチャージャーは、第一から第態様の何れか一つの態様に係る高気孔率部を備える。
このように構成することで、より高温の作動流体を利用できるため、ターボチャージャーの性能向上を図ることができる。
この発明の第態様によれば、タービンホイールの製造方法は、第一から第態様の何れか一つの態様に係るタービンホイールを同種金属による金属積層法により製造する工程を含む。
このようにすることで、上記高気孔率部を有するタービンホイールを容易に製造することができる。
上記タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法によれば、後縁翼厚を増加させることなしにタービン動翼の後縁部における高温強度を確保して空力性能が低下することを抑制することができる。
この発明の第一実施形態におけるターボチャージャーの概略構成図である。 この発明の第一実施形態におけるタービンホイールの断面図である。 この発明の第一実施形態における回転機械のケーシングの製造方法のフローチャートである。 この発明の第二実施形態における図2に相当する断面図である。 図4のV-V線に沿う断面図である。 この発明の第三実施形態における高気孔率部の断面図である。 この発明の第四実施形態における図2に相当する断面図である。
(第一実施形態)
次に、この発明の第一実施形態におけるタービンホイール、ターボチャージャーを図面に基づき説明する。
図1は、この発明の第一実施形態におけるターボチャージャーの概略構成図である。
図1に示すように、ターボチャージャー1は、軸受部Bと、タービン部Tと、コンプレッサ部Pと、を備えている。ターボチャージャー1は、例えば、自動車等の車両や、船舶等の内燃機関の補機として用いられる。このターボチャージャー1は、作動流体であるエンジン(図示せず)の排気ガス流の熱エネルギーをタービン部Tにより回転エネルギーに変換する。このタービン部Tで変換された回転エネルギーは、軸受部Bに支持された回転軸2を介してコンプレッサ部Pに伝達される。コンプレッサ部Pは、この伝達された回転エネルギーを利用して空気を圧縮する。このコンプレッサ部Pで圧縮された空気は、給気としてエンジン(図示せず)に供給される。図1に示す一点鎖線は、回転軸2の中心軸(軸線)Cを示している。以下の説明において、回転軸2の中心軸Cが延びる軸線方向を「軸線方向Da」、中心軸Cを中心とした径方向を「径方向Dr」、中心軸Cを中心とした周方向を「周方向Dc」と称する。
軸受部Bは、軸受3と、軸受ハウジング4と、を備えている。
軸受3は、軸受ハウジング4の内部に配置され回転軸2を回転自在に支持する。この実施形態における軸受3は、軸線方向Daに間隔を空けた複数箇所で回転軸2を支持している。軸受ハウジング4は、回転軸2および軸受3を外側から覆うように形成されている。この実施形態で例示する軸受部Bは、流体膜を形成する流体軸受けであって、軸受ハウジング4は、その内部に、潤滑用の流体を外部から軸受3に供給するための流体流路を備えている。ここで、詳細説明は省略するが、軸受部Bは、更に、回転軸2のスラスト方向の荷重を受ける、いわゆるスラスト軸受に相当する構成も備えている。
コンプレッサ部Pは、軸受部Bの軸線方向Daの第一側に隣接して設けられている。コンプレッサ部Pは、コンプレッサホイール5と、コンプレッサハウジング6と、を備えている。コンプレッサホイール5は、遠心式コンプレッサにおいてインペラと称されるものであって、回転軸2の第一端部2aに設けられている。この実施形態で例示するコンプレッサホイール5は、回転軸2の第一端部2aに形成されたネジ部2nにナット21をねじ込むことで結合されている。
コンプレッサハウジング6は、入口流路形成部61と、コンプレッサホイール収容部62と、コンプレッサスクロール部63と、を形成している。
入口流路形成部61は、空気をコンプレッサホイール収容部62に案内する流路を形成する。入口流路形成部61は、中心軸Cを中心とした管状に形成され、その内部空間が、コンプレッサホイール収容部62の内部空間と連通している。
コンプレッサホイール収容部62は、コンプレッサホイール5を収容する空間を形成している。
コンプレッサスクロール部63は、コンプレッサホイール収容部62の径方向Drの外側に配置され、コンプレッサホイール収容部62と径方向Drで連通されている。
コンプレッサスクロール部63は、コンプレッサホイール収容部62の径方向Drの外側で、周方向Dcに延びるとともに、スクロール出口(図示せず)に向かって流路断面積が漸次拡大するように形成されている。このコンプレッサスクロール部63は、吸気配管やインタークーラー(何れも図示せず)等を介してエンジン(図示せず)に接続されている。
タービン部Tは、軸受部Bの軸線方向Daの第二側に隣接して設けられている。タービン部Tは、タービンホイール7と、タービンハウジング8と、を備えている。
タービンホイール7は、径方向Drの外側から流入した排気ガスを軸線方向Daの第二側に向けて流す、いわゆる半径流タービンを構成するタービンホイールである。タービンホイール7は、周方向Dcに間隔を空けて配置された複数のタービン動翼71を備えている。このタービンホイール7は、回転軸2の第二端部2bに一体に設けられている。つまり、タービンホイール7が中心軸Cを中心として回転することで、このタービンホイール7と共に、回転軸2と、コンプレッサホイール5とが中心軸C回りに一体に回転する。なお、タービンホイール7と回転軸2とによりタービンローターTrが構成されている。
タービンハウジング8は、タービンスクロール部81と、タービンホイール収容部82と、ディフューザ83と、を備えている。
タービンスクロール部81は、タービンホイール収容部82の径方向Drの外側に配置され、周方向Dcに延びている。このタービンスクロール部81は、タービンホイール収容部82と径方向Drで連通されている。
タービンスクロール部81の流路断面積は、排気ガスが流入するスクロール入口81aから周方向Dcに離れるにしたがって、漸次縮小するように形成されている。このタービンスクロール部81のスクロール入口81aは、排気配管を介してエンジン(図示せず)に接続されている。
タービンホイール収容部82は、タービンホイール7を収容する空間を形成している。タービンスクロール部81からタービンホイール収容部82に流入した排気ガスは、径方向Dr外側からタービンホイール7のタービン動翼71の間に流入する。このタービン動翼71の間に流入した排気ガスは、タービンホイール7を回転させた後、タービンホイール7の中心軸Cに沿って、軸線方向Daの第二側に向けて流出する。
図2は、この発明の第一実施形態におけるタービンホイールの断面図である。
図2に示すように、タービンホイール7は、ハブ70と、複数のタービン動翼71とを備えている。
ハブ70は、軸線方向Daから見て円形の円盤状に形成されている。ハブ70は、ハブ面72を有している。このハブ面72は、軸線方向Daの第一側(図2中、左側)から第二側(図2中、右側)に向かうにしたがって径方向Drで漸次中心軸Cに近づく凹曲面状に形成されている。この実施形態で例示するハブ面72は、軸線方向Daの最も第一側において中心軸Cと直交する方向に延び、軸線方向Daの最も第二側において軸線方向Daに延びる凹曲面に形成されている。ハブ70は、上記形状のハブ面72を有することで、軸線方向Daの第一側から第二側に向かうにしたがって、径方向Drの厚さ寸法が減少し、この厚さ寸法の減少率が、軸線方向Daの第一側から第二側に向かうにしたがって漸次低下している。
タービン動翼71は、ハブ面72から突出するように形成され、ハブ面72と交差する方向に延びている。タービン動翼71は、周方向Drに間隔をあけて複数配置されている。これらタービン動翼71は、中心軸Cを中心として放射状に配置されている。タービン動翼71は、それぞれ前縁部73と、後縁部74と、シュラウド部75と、基部76と、を備えている。
前縁部73は、軸線方向Daの第一側に設けられている。この実施形態における前縁部73は、軸線方向Daに延びている。この前縁部73は、上述したタービンスクロール部81の径方向Dr内側に配置されている。つまり、周方向Dcに並んだ複数のタービン動翼71の前縁部73の間に、径方向Dr外側から排気ガスGが流入する。
後縁部74は、軸線方向Daの第二側に設けられている。この第一実施形態における後縁部74は、中心軸Cと交差する方向に延びている。後縁部74は、軸線方向Daでディフューザ83の第一側に配置され、複数のタービン動翼71の後縁部74の間から中心軸Cに沿って作動流体である排気ガスGが第二側に流出する。
シュラウド部75は、タービン動翼71の翼高さ方向で、ハブ面72とは反対側に配置されている。シュラウド部75は、前縁部73及び後縁部74の端部73a,74a同士を繋いでいる。シュラウド部75は、ハブ面72と同様に凹曲面状に形成されている。
基部76は、ハブ面72と交差する部分であり、ハブ面72の曲面に沿って湾曲して形成されている。
このように形成されたタービン動翼71は、軸線方向Daの第一側から第二側に向かうにしたがって漸次翼高さ方向の寸法が増加している。
上述したタービン動翼71は、前縁部73を含む領域に、少なくとも後縁部74の基部76側(言い換えれば、ハブ面72に近い側)の領域よりも気孔率の高い高気孔率部77を備えている。
高気孔率部77は、タービン動翼71の前縁部73から中間部78にまで至る領域に形成されている。この第一実施形態において例示する高気孔率部77は、タービン動翼71の前縁部73を「0」、後縁部74を「1」とした翼長さの無次元値で0から0.5の領域に形成されている。しかし、中間部78の位置は、上述した位置に限られず、例えば、無次元値で0.5よりも小さい位置(但し、無次元値で0よりも大きい)に中間部78を設定するようにしても良い。
この第一実施形態における高気孔率部77は、タービン動翼71の厚さ方向の全域に形成されている。つまり、高気孔率部77は、タービン動翼71の表面に露出している。この第一実施形態においては、高気孔率部77を除くタービン動翼71の残部が、高気孔率部77よりも気孔率の低い低気孔率部79となっている。
ここで、高気孔率部77は、気孔率が高いほど熱伝達が抑制され、剛性も低下する。その一方で、高気孔率部77は、気孔率が低いほど熱伝達され易く、剛性が高まる。高気孔率部77の気孔率は、例えば、運転条件等から求められるタービン動翼71の強度の制約に基づいて、必要な強度を確保しつつ可能な限り熱伝達が抑制可能な気孔率とすることができる。高気孔率部77における気孔率は、シミュレーションや実験の結果等に基づいて求めてもよい。
この第一実施形態におけるタービン動翼71及びターボチャージャーは、上述した構成を備えている。次に、この発明の第一実施形態におけるタービンホイールの製造方法について図面を参照しながら説明する。
図3は、この発明の第一実施形態における回転機械のケーシングの製造方法のフローチャートである。
この第一実施形態におけるタービン動翼71は、例えば、ニッケル基合金等の金属材料を用いて金属積層法により製造される。
図3に示すように、金属積層法は、材料粉を所定厚さに敷き詰めて材料粉層を形成する工程S1と、材料粉層に溶融ビームを照射する工程S2と、を順次繰り返す。
材料粉層を形成する工程S1は、タービンホイール7を形成するニッケル基合金等の金属材料からなる材料粉を、例えば30~50μmといった所定の厚さに敷き詰めることで、材料粉層を形成する。
溶融ビームを照射する工程S2は、材料粉層に対し、レーザー光、電子ビーム等、材料粉を溶融するエネルギーを有した溶融ビームを照射する。溶融ビームの照射により、材料粉が溶融する。溶融ビームの照射を停止すると、材料粉が冷却固化して金属層が形成される。材料粉層に対する溶融ビームの照射範囲は、タービンホイール7の断面形状に対応した範囲とする。
上記の材料粉層を形成する工程S1と、溶融ビームを照射する工程S2とを1サイクル行うと、タービンホイール7の一部を形成する金属層が所定の厚さに形成される。材料粉層を形成する工程S1と、溶融ビームを照射する工程S2とを順次繰り返し、溶融ビームの照射範囲をタービンホイール7の断面形状に合わせて順次変更していくことで、複数の金属層が順次積層されていき、所定形状のタービンホイール7が形成される。
高気孔率部77は、タービンホイール7を上記金属積層法で形成する際に、気泡が含まれる形状で形成することで形成できる。さらに、高気孔率部77は、タービンホイール7を上記金属積層法で形成する際に、溶融ビームを照射する工程で照射する溶融ビームの出力、ビーム走査速度、ビーム走査線幅等を調整することでも形成できる。例えば、敷き詰めた材料粉が完全に溶融しきらずに、一部が未溶融の状態で残存するよう、溶融ビームの出力を弱めて設定することで、気孔率が相対的に高い高気孔率部77を形成できる。なお、低気孔率部79は、敷き詰めた材料粉からなる材料粉層が完全に溶融するよう、溶融ビームの出力を設定することで形成できる。これにより、材料粉は、完全に溶融した後に冷却固化し、気孔率が低くなる。
上述した第一実施形態では、前縁部73を含む領域に高気孔率部77を備えている。この高気孔率部77は、後縁部74よりも気孔率が高いため、前縁部73から後縁部74への伝熱を抑制して、後縁部74の温度を低下させることができる。その結果、後縁翼厚を増加させることなしにタービン動翼71の後縁部74における高温強度を確保して空力性能が低下することを抑制することができる。
(第二実施形態)
次に、この発明の第二実施形態を図面に基づき説明する。この第二実施形態は、上述した第一実施形態に対して、高気孔率部の配置が異なるだけである。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、ターボチャージャー全体の詳細説明については省略する。
図4は、この発明の第二実施形態における図2に相当する断面図である。図5は、図4のV-V線に沿う断面図である。
図4、図5に示すように、この第二実施形態におけるタービンホイール207は、ハブ70と、複数のタービン動翼271とを備えている。
ハブ70は、第一実施形態のハブ70と同様の構成であり、軸線方向Daから見て円形の円盤状に形成されている。また、ハブ70は、ハブ面72を有しており、このハブ面72が、軸線方向Daの第一側から第二側に向かうにしたがって径方向Drで漸次中心軸Cに近づく凹曲面状に形成されている。
タービン動翼271は、ハブ面72から突出するように形成され、ハブ面72と交差する方向に延びている。さらに、タービン動翼271は、周方向Drに間隔をあけて複数配置されている。これらタービン動翼271は、中心軸Cを中心として放射状に配置されている。タービン動翼271は、それぞれ前縁部73と、後縁部74と、シュラウド部75と、基部76と、を備えている。
前縁部73は、軸線方向Daの第一側に設けられている。この第二実施形態における前縁部73は、軸線方向Daに延びている。この前縁部73は、上述したタービンスクロール部81(図1参照)の径方向Dr内側に配置されている。つまり、周方向Dcに並んだ複数のタービン動翼271の前縁部73の間に、径方向Dr外側から排気ガスGが流入する。
後縁部74は、軸線方向Daの第二側に設けられている。この第二実施形態における後縁部74は、中心軸Cと直交する方向に延びている。後縁部74は、軸線方向Daでディフューザ83(図1参照)の第一側に配置されており、作動流体である排気ガスGが、複数のタービン動翼271の後縁部74の間から中心軸Cに沿って第二側に流出する。
シュラウド部75は、タービン動翼271の翼高さ方向で、ハブ面72とは反対側に配置されている。シュラウド部75は、前縁部73及び後縁部74の端部73a,74a同士を繋いでいる。シュラウド部75は、ハブ面72と同様に凹曲面状に形成されている。
基部76は、ハブ面72と交差する部分であり、ハブ面72の曲面に沿って湾曲して形成されている。
このように形成されたタービン動翼271は、軸線方向Daの第一側から第二側に向かうにしたがって漸次翼高さ方向の寸法が増加している。
上述したタービン動翼271は、第一実施形態のタービン動翼71と同様に、前縁部73を含む領域に、少なくとも後縁部74の基部76側の領域よりも気孔率の高い高気孔率部277を備えている。
この高気孔率部277は、タービン動翼271の前縁部73から中間部78にまで至る領域に形成されている。この第二実施形態において例示する高気孔率部277は、第一実施形態と同様に、タービン動翼271の前縁部を「0」、後縁部を「1」とした翼長さの無次元値で0から0.5の領域に形成されている。
図5に示すように、この第二実施形態における高気孔率部277は、タービン動翼271の内部に形成されている。言い換えれば、高気孔率部277は、タービン動翼271の厚さ方向で、この高気孔率部277よりも気孔率の低い低気孔率部279に挟まれるようにして形成されている。つまり、高気孔率部277は、タービン動翼271の厚さ方向の表面に露出していない。低気孔率部279は、高気孔率部277よりも表面が平滑に形成されている。そして、この第二実施形態においては、高気孔率部277を除くタービン動翼271の残部が、高気孔率部277よりも気孔率の低い低気孔率部279となっている。
ここで、高気孔率部277は、後縁部74への伝熱の観点から高気孔率部277の気孔率を低下させても問題ない場合には、タービン動翼271の厚さに対して80%以下としても良い。また、タービン動翼271の厚さに対する高気孔率部の厚さは、前縁部73から中間部78における強度が確保される範囲であればよく、例えば、80%よりも高い、例えば、90%以下としたり95%以下としたりしてもよい。なお、第二実施形態における高気孔率部277の気孔率は、タービン動翼271の厚さ方向で低気孔率部279に挟まれており、低気孔率部279によって剛性が確保されるため、第一実施形態の高気孔率部77よりも気孔率を高くしても良い。
したがって、上述した第二実施形態によれば、第一実施形態と同様に、高気孔率部277の気孔率は、後縁部74の気孔率、言い換えれば、高気孔率部277よりも後縁部74側の領域の低気孔率部279の気孔率よりも高いため、前縁部73から後縁部74への伝熱を抑制して、後縁部74の温度を低下させることができる。その結果、後縁翼厚を増加させることなしにタービン動翼271の後縁部74における高温強度を確保して空力性能が低下することを抑制することができる。
さらに、第二実施形態では、高気孔率部277がタービン動翼271の内部に形成され、高気孔率部277がタービン動翼271の表面に露出しない。そのため、タービン動翼271の表面が粗くなり作動流体である排気ガスGの流れが乱れることを抑制できる。その結果、空力性能が低下することをより一層抑制することができる。
(第三実施形態)
次に、この発明の第三実施形態を図面に基づき説明する。この第三実施形態は、上述した第一実施形態に対して、高気孔率部の形状が異なるだけである。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、ターボチャージャー全体の詳細説明については省略する。
図6は、この発明の第三実施形態における高気孔率部の断面図である。
図6に示すように、この第三実施形態におけるタービン動翼371は、高気孔率部377を備えている。この高気孔率部377は、第一、第二実施形態と同様に前縁部73、後縁部74、シュラウド部75及び基部76を有したタービン動翼371の前縁部73を含む領域に形成されている。そして、高気孔率部377は、タービン動翼371の前縁部73から中間部78にまで至る領域に形成されている。この第三実施形態において例示する高気孔率部377も、第一、第二実施形態と同様に、タービン動翼371の前縁部73を「0」、後縁部74を「1」とした翼長さの無次元値で0から0.5の領域に形成されている。そして、この第三実施形態における高気孔率部377は、タービン動翼371においてその厚さ方向の全域に形成されている。
高気孔率部377は、トラス状に形成されている。ここで、トラス状とは、三角形を基本形とした集合体で構成した形状であって、この高気孔率部377は、三角形の基本形が三次元的に構成されたいわゆる立体トラスとなるように形成されている。ここで、高気孔率部377のトラス状の形状は、タービン動翼371に必要な剛性が得られる条件下で、単位体積当たりの密度が可能な範囲で低くなるように(言い換えれば、気孔率が高くなるように)形成する。
この第三実施形態におけるタービンホイールも、第一実施形態と同様に、同種金属による金属積層法により形成することができる。
なお、第三実施形態の高気孔率部377が、タービン動翼371の厚さ方向の全域に形成される場合について説明した。しかし、第二実施形態と同様に、第三実施形態の高気孔率部377は、タービン動翼371の内部に形成されていても良い。
したがって、第三実施形態によれば、第一実施形態と同様に、高気孔率部377の気孔率は、後縁部74の気孔率よりも高いため、前縁部73から後縁部74への伝熱を抑制して、後縁部74の温度を低下させることができる。その結果、後縁翼厚を増加させることなしにタービン動翼371の後縁部74における高温強度を確保して空力性能が低下することを抑制することができる。
さらに、第三実施形態では、高気孔率部377がトラス状に形成されている。そのため、トラス構造の内部に空隙が形成され、この空隙が気孔率を高めて高気孔率部377における熱伝導性を低下させることができる。さらに、トラス構造により翼面の遠心応力に対して必要な剛性を確保することができる。
(第四実施形態)
次に、この発明の第四実施形態を図面に基づき説明する。この第四実施形態は、上述した第一実施形態に対して、高気孔率部の形成される範囲が拡張されているだけである。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、ターボチャージャー全体の詳細説明については省略する。
図7は、この発明の第四実施形態における図2に相当する断面図である。
図7に示すように、タービンホイール407のタービン動翼471は、第一実施形態と同様に、前縁部73、後縁部74,シュラウド部75及び基部76を備えている。
タービン動翼471は、前縁部73を含む領域に、少なくとも後縁部74の基部側(言い換えれば、ハブ面72に近い側)の領域よりも気孔率の高い高気孔率部477を備えている。
高気孔率部477は、タービン動翼471の前縁部73から中間部78にまで至る領域に形成されている。さらに、高気孔率部477は、前縁部73から後縁部74に渡るシュラウド部75を含む領域にも形成されている。この第四実施形態において例示する高気孔率部477は、タービン動翼471の前縁部を「0」、後縁部を「1」とした翼長さの無次元値で0から0.5の領域に形成されている。さらに、この第四実施形態において例示する高気孔率部477は、タービン動翼471のハブ70側の基部76の位置を「0」、タービン動翼のシュラウド部75の位置を「1」とした翼スパンの無次元値(言い換えれば、前述した翼長さで同一位置における翼高さの無次元値)が、0.75以上となる領域に形成されている。
ここで、第四実施形態においては、翼スパンの無次元値0.75以上の領域に高気孔率部477が形成される場合について説明したが、高気孔率部477は、タービン動翼471の後縁部74付近の大きな応力が作用する領域よりもシュラウド部75に近い側、すなわちタービン動翼471の先端部側の領域に形成されていればよく、翼スパン0.75以上に限られるものではない。
この第四実施形態における高気孔率部においては、第一実施形態と同様に、タービン動翼においてその厚さ方向の全域に形成されてもよいし、第二実施形態と同様に、タービン動翼の内部に形成されるようにしてもよい。この第四実施形態においても、上述した第一、第二実施形態と同様に、高気孔率部を除くタービン動翼の残部が、高気孔率部よりも気孔率の低い低気孔率部となっている。なお、第四実施形態の高気孔率部は、第三実施形態の高気孔率部と同様にトラス状に形成するようにしても良い。
したがって、上述した第四実施形態によれば、第一実施形態と同様に、高気孔率部477の気孔率は、後縁部74のハブ70側の領域の気孔率よりも高いため、前縁部73から後縁部74への伝熱を抑制して、後縁部74の温度を低下させることができる。その結果、後縁翼厚を増加させることなしにタービン動翼の後縁部における高温強度を確保して空力性能が低下することを抑制することができる。
さらに、シュラウド部75を含む領域、すなわちタービン動翼471の先端部側の領域の密度を低下させることができる。そのため、タービン動翼471のシュラウド部75側の重量を低減できる。これにより、遠心力等により後縁部74のハブ側翼面に掛かる曲げ応力を低減できる。また、後縁部74のハブ70側の領域を高気孔率部477とする場合と比較して、後縁部74のハブ70側の領域に低気孔率部479を形成できるため、後縁部74のハブ70側の領域における剛性が低下することを抑制できる。
この発明は上述した各実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
例えば、上述した各実施形態では、タービンホイールをターボチャージャーに適用する場合について説明したが、ターボチャージャー以外のタービンに適用しても良い。
1 ターボチャージャー
2 回転軸
2a 第一端部
2b 第二端部
2n ネジ部
3 軸受
4 軸受ハウジング
5 コンプレッサホイール
6 コンプレッサハウジング
7,207,407 タービンホイール
8 タービンハウジング
21 ナット
61 入口流路形成部
62 コンプレッサホイール収容部
63 コンプレッサスクロール部
71 タービン動翼
70 ハブ
71,271,471 タービン動翼
72 ハブ面
73 前縁部
74 後縁部
75 シュラウド部
76 基部
77,277 高気孔率部
78 中間部
79,279 低気孔率部
81 タービンスクロール部
81a スクロール入口
82 タービンホイール収容部
83 ディフューザ

Claims (5)

  1. 金属材料からなるタービンホイールであって、
    軸線回りに回転可能とされ、軸線方向の第一側から第二側に向かうにしたがって前記軸線を中心とした径方向で漸次前記軸線に近づくように形成された凹曲面状のハブ面を有するハブと、
    前記ハブ面から前記ハブ面と交差する方向に延びて前記軸線を中心とした周方向に間隔をあけて複数配置されたタービン動翼と、を備え、
    前記タービン動翼は、
    前記軸線方向の第一側に設けられて前記径方向の外側から作動流体が流入する前縁部と、
    前記軸線方向の第二側に設けられて前記軸線に沿うように前記第二側に作動流体が流出する後縁部と、
    前記ハブ面とは反対側の前記前縁部及び前記後縁部の端部同士を繋ぐシュラウド部と、を有し、
    前記前縁部を含む前記前縁部側の領域に、前記後縁部のハブ側の領域よりも気孔率の高い高気孔率部を備え
    前記高気孔率部は、前記タービン動翼の内部に形成され、前記タービン動翼の厚さ方向で前記高気孔率部の気孔率よりも低い低気孔率部に挟まれた
    タービンホイール。
  2. 前記高気孔率部は、トラス状に形成されている請求項に記載のタービンホイール。
  3. 前記高気孔率部は、前記前縁部から前記後縁部に渡る前記シュラウド部を含む前記タービン動翼の先端部側の領域に形成されている請求項1又は2に記載のタービンホイール。
  4. 請求項1からの何れか一項に記載のタービンホイールを備えるターボチャージャー。
  5. 請求項1からの何れか一項に記載のタービンホイールを同種金属による金属積層法により製造する工程を含むタービンホイールの製造方法。
JP2017229358A 2017-11-29 2017-11-29 タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法 Active JP7002306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017229358A JP7002306B2 (ja) 2017-11-29 2017-11-29 タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017229358A JP7002306B2 (ja) 2017-11-29 2017-11-29 タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019100205A JP2019100205A (ja) 2019-06-24
JP7002306B2 true JP7002306B2 (ja) 2022-01-20

Family

ID=66976358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017229358A Active JP7002306B2 (ja) 2017-11-29 2017-11-29 タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7002306B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003120202A (ja) 2001-10-16 2003-04-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ラジアルタービン動翼
US20080250641A1 (en) 2007-04-10 2008-10-16 Siemens Power Generation, Inc. System for forming a gas cooled airfoil for use in a turbine engine
JP2016037901A (ja) 2014-08-07 2016-03-22 日立金属株式会社 羽根車
WO2017158837A1 (ja) 2016-03-18 2017-09-21 三菱重工業株式会社 回転機械、回転機械のケーシングの製造方法
JP2017187027A (ja) 2016-04-05 2017-10-12 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 高気孔率材料及びその製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0811921B2 (ja) * 1987-06-05 1996-02-07 日本特殊陶業株式会社 タービンロータ
JPH08121105A (ja) * 1994-10-21 1996-05-14 Nissan Motor Co Ltd セラミックス製タービンロータおよびその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003120202A (ja) 2001-10-16 2003-04-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ラジアルタービン動翼
US20080250641A1 (en) 2007-04-10 2008-10-16 Siemens Power Generation, Inc. System for forming a gas cooled airfoil for use in a turbine engine
JP2016037901A (ja) 2014-08-07 2016-03-22 日立金属株式会社 羽根車
WO2017158837A1 (ja) 2016-03-18 2017-09-21 三菱重工業株式会社 回転機械、回転機械のケーシングの製造方法
JP2017187027A (ja) 2016-04-05 2017-10-12 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 高気孔率材料及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019100205A (ja) 2019-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5639377B2 (ja) 複合型吸音器及び熱交換出口案内翼
US9470095B2 (en) Airfoil having internal lattice network
US11156090B2 (en) Low speed fan for gas turbine engines
JP5550812B2 (ja) タービンブレード装置
JP5658456B2 (ja) ターボ機械用の複合型表面冷却器及び音響吸収器
EP2803820B1 (en) Impingement-cooled integral turbine rotor
JP2008082337A (ja) ガイドベーン及びガスタービンエンジン組立体
JP6255051B2 (ja) ガスタービンエンジンの隣接ノズルを配置するための方法
US20180216493A1 (en) Turbine Spider Frame with Additive Core
JP2015036545A (ja) 後縁補完構造を有する翼
JP2019074077A5 (ja) 交互嵌合タービンエンジン用のクリアランス制御の方法
JP2012026448A (ja) 接合縁部を備えた構成要素
JP2017122445A5 (ja)
JP2010196563A (ja) 遷音速翼
JP2008514850A (ja) ガスタービンジェットエンジンにおけるファンケースの強化方法
JP6527902B2 (ja) 軸受
JP2017150475A (ja) 翼形部の後縁冷却
JP2016205390A5 (ja)
JP2017141832A (ja) 表面輪郭
JP2009515075A (ja) ガスタービンジェットエンジンにおけるファンケースの強化方法
CN108691568B (zh) 用于燃气涡轮发动机的涡轮级间框架
JP7002306B2 (ja) タービンホイール、ターボチャージャー及びタービンホイールの製造方法
US10215032B2 (en) Blade having a hollow part span shroud
WO2017158837A1 (ja) 回転機械、回転機械のケーシングの製造方法
JP2008196327A (ja) ターボ過給機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7002306

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150