JP2017141832A - 表面輪郭 - Google Patents
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Abstract
【課題】
不必要な重量を追加することなく種々の熱管理特徴部に構造的に対応することが可能な、ガスタービンエンジンの構成要素用の壁を提供すること。
【解決手段】
ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素が提供される。ガスタービンエンジンの燃焼セクション及びタービンセクションは、コア空気流路を少なくとも部分的に定め、構成要素は、壁を含む。壁自体は、高温側と、反対側の低温側とを含む。構成要素がガスタービンエンジン内に設置されたとき、高温側は、コア空気流路に対して露出されると共に少なくとも部分的にこれを定める。壁は、壁の熱管理特徴部に構造的に対応するために壁の低温側に表面輪郭(162)を含むように製造される
【選択図】 図3
不必要な重量を追加することなく種々の熱管理特徴部に構造的に対応することが可能な、ガスタービンエンジンの構成要素用の壁を提供すること。
【解決手段】
ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素が提供される。ガスタービンエンジンの燃焼セクション及びタービンセクションは、コア空気流路を少なくとも部分的に定め、構成要素は、壁を含む。壁自体は、高温側と、反対側の低温側とを含む。構成要素がガスタービンエンジン内に設置されたとき、高温側は、コア空気流路に対して露出されると共に少なくとも部分的にこれを定める。壁は、壁の熱管理特徴部に構造的に対応するために壁の低温側に表面輪郭(162)を含むように製造される
【選択図】 図3
Description
本主題は、一般に、ガスタービンエンジンのタービンセクション及び/又は燃焼セクション内の特定の構成要素の表面輪郭に関する。
ガスタービンエンジンは、一般に、互いに流体連通状態で配置されたファン及びコアを含む。さらに、ガスタービンエンジンのコアは、一般に、直列流れ順に、圧縮機セクション、燃焼セクション、タービンセクション、及び排出セクションを含む。動作時、空気はファンから圧縮機セクションの入口に供給され、そこで1又は2以上の軸流圧縮機が空気を燃焼セクションに達するまで徐々に圧縮する。燃焼セクション内で燃料が圧縮空気に混合されて燃焼し、燃焼ガスがもたらされる。燃焼ガスは、燃焼セクションからタービンセクションに送られる。タービンセクションを通る燃焼ガスの流れは、タービンセクションを駆動し、次いで排出セクションを通って例えば大気中に送られる。
タービンセクション内に、固定ガイドベーン、ステータベーン等を含む1又は2以上のタービンノズル段が設けられ、そこを通る燃焼ガスの流れを方向付ける。タービンノズルの各段は、複数の円周方向に離間したタービンノズルセクションで形成され、各セクションは、タービンセクションを通る流路を部分的に定める半径方向内側及び外側の端壁を含む。端壁を形成する材料の温度を所望の温度範囲内に維持するために、端壁は、一般に1又は2以上の熱管理特徴部(thermal management feature)を含む。例えば、端壁は、典型的には貫通する複数の冷却穴を含む。
端壁が複数の冷却穴を含む場合、端壁は、典型的には、複数の冷却穴に構造的に対応するためにそれ以外の場合に必要な厚さよりも厚く形成される。しかしながら、本開示の発明者は、このことが、タービンノズルの段に、そして概してガスタービンエンジンに余計な重量を追加することになり得ることを見いだした。従って、不必要な重量を追加することなく種々の熱管理特徴部に構造的に対応することが可能な、構成要素用の壁は有用である。例えば、不必要な重量を追加することなく種々の熱管理特徴部に構造的に対応することが可能な、タービンノズル段のノズルセクション用の端壁は、特に有益である。
本発明の態様及び利点は、その一部を以下の説明に記載しており、又はこの説明から明らかにすることができ、或いは本発明を実施することにより理解することができる。
本開示の1つの例示的な実施形態において、ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素が提供される。ガスタービンエンジンの燃焼セクション及びタービンセクションは、コア空気流路を少なくとも部分的に定める。該構成要素は、高温側と反対側の低温側とを含む壁を含み、高温側は、コア空気流路に対して露出されるとともに少なくとも部分的にこれを定める。壁は、壁の熱管理特徴部に構造的に対応するために壁の低温側に表面輪郭を含むように製造される。
本開示の1つの例示的な実施形態において、ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素が提供される。ガスタービンエンジンの燃焼セクション及びタービンセクションは、コア空気流路を少なくとも部分的に定める。該構成要素は、高温側と反対側の低温側とを含む壁を含む。高温側は、コア空気流路に対して露出されるとともに少なくとも部分的にこれを定め、低温側は、覆われていない表面を定める。壁は、基部形状と、低温側で基部形状に局所的に付加された厚さとを含むように製造され、壁の低温側に表面輪郭を形成する。
本開示の1つの例示的な態様において、ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素を製造する方法が提供される。ガスタービンエンジンの燃焼セクション及びタービンセクションは、コア空気流路を少なくとも部分的に定める。本方法は、構成要素の壁の基部形状を形成することを含む。構成要素の壁は、コア空気流路に露出されると共に少なくとも部分的にこれを定める高温側と、反対側の低温側とを含む。本方法はまた、壁の低温側に表面輪郭を含めるように壁の基部形状を修正することを含む。本方法はまた、壁の1又は2以上の熱管理特徴部を形成することを含み、壁の低温側の表面輪郭は、1又は2以上の熱管理特徴に構造的に対応する。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、以下の説明及び添付の請求項を参照するとより理解できるであろう。本明細書に組み込まれかつその一部を構成する添付図面は、本発明の実施形態を例証しており、本明細書と共に本発明の原理を説明する役割を果たす。
添付図を参照した本明細書において、当業者に対してなしたその最良の形態を含む本発明の完全かつ有効な開示を説明する。
ここで、その1又は2以上の実施例が添付図面に例示されている本発明の実施形態について詳細に説明する。詳細な説明では、図面中の特徴部を示すために参照符号及び文字表示を使用している。本発明の同様の又は類似の要素を示すために、図面及び説明において同様の又は類似の記号表示を使用している。本明細書で使用される用語「第1」、「第2」、及び「第3」は、ある構成要素を別の構成要素と区別するために同義的に用いることができ、個々の構成要素の位置又は重要性を意味することを意図したものではない。用語「上流」及び「下流」は、流体通路における流体流れに対する相対的方向を指す。例えば、「上流」は、流体がそこから流れる方向を指し、「下流」は流体がそこに向けて流れ込む方向を指す。
ここで図面を参照すると、図中、同一の符号は図全体を通して同じ要素を表し、図1は、本開示の例示的な実施形態によるターボ機械の概略断面図である。より具体的には、図1の実施形態に関して、ターボ機械は、ガスタービンエンジンとして、さらに正確には高バイパスターボファンジェットエンジン12として構成され、本明細書では「ターボファンエンジン12」と呼ぶ。図1に示すように、ターボファンエンジン12は、軸線方向A(基準用に設けられた長手方向中心線13に対して平行に延びる)と、半径方向Rと、軸線方向Aの周りに延びる円周方向C(長手方向中心線13の周りに延びる。図3参照)と、を定める。一般に、ターボファン10は、ファンセクション14と、ファンセクション14から下流に配置されたコアタービンエンジン16とを含む。
図示された例示的なコアタービンエンジン16は、一般に、環状入口20を定める実質的に環状の外側ケーシング18を含む。コアタービンエンジン16は、直列流れ関係で、ブースタ又は低圧(LP)圧縮機22及び高圧(HP)圧縮機24を含む圧縮機セクションと、燃焼セクション26と、高圧(HP)タービン28及び低圧(LP)タービン30を含むタービンセクションと、ジェット排出ノズルセクション32とを含み、外側ケーシング18は、これを収容する。高圧(HP)シャフト又はスプール34は、HPタービン28をHP圧縮機24に駆動接続する。低圧(LP)シャフト又はスプール36は、LPタービン30をLP圧縮機22に駆動接続する。従って、LPシャフト36及びHPシャフト34は各々、回転構成要素であり、ターボファンエンジン12の動作中に軸線方向Aの周りで回転する。
さらに図1を参照すると、ファンセクション14は、離間した様式でディスク42に結合した複数のファンブレード40を有する可変ピッチファン38を含む。図示のように、ファンブレード40は、概ね半径方向Rに沿ってディスク42から外向きに延びる。ファンブレード40がファンブレード40のピッチを集合的に一斉に変えるように構成された適切なピッチ変更機構44に作動的に結合していることに基づいて、各ファンブレード40は、ピッチ軸Pの周りでディスク42に対して回転可能である。ファンブレード40、ディスク42、及びピッチ変更機構44は、出力ギヤボックス46を横切るLPシャフト36によって長手方向軸線12の周りで一緒に回転可能である。出力ギヤボックス46は、LPシャフト36に対するファン38の回転速度をより効率的なファン回転速度に調節するための複数のギヤを含む。より具体的には、ファンセクションは、出力ギヤボックス46を横切るLPシャフト36によって回転可能なファンシャフトを含む。従って、ファンシャフトもまた回転構成要素とみなすことができ、同様に1又は2以上の軸受によって支持される。
さらに図1の例示的な実施形態を参照すると、ディスク42は、空気力学的に輪郭形成されて空気流が複数のファンブレード40を通るのを促進する、回転可能フロントハブ48でカバーされる。加えて、例示的なファンセクション14は、円周方向でファン38を囲む及び/又はコアタービンエンジン16の少なくとも一部を囲む、環状ファンケーシング又は外側ナセル50を含む。例示的なナセル50は、周方向に離間した複数の出口ガイドベーン52によってコアタービンエンジン16に対して支持される。さらに、ナセル50の下流セクション54は、コアタービンエンジン16の外側部分の上に延びており、それらの間にバイパス空気流通路56を定めるようになっている。
ターボファンエンジン12の動作中、ある体積の空気58がナセル50及び/又はファンセクション14の関連の入口60を通ってターボファン10に入る。該体積の空気58がファンブレード40を通過すると、空気58の第1の部分は、矢印62で示すようにバイパス空気流通路56へ方向づけられ又は送られ、空気58の第2の部分は、矢印64で示すようにコア空気流路37、より詳細にはLP圧縮機22へと方向づけられ又は送られる。空気の第1の部分62と空気の第2の部分64との比は、一般にバイパス比として知られる。次に、空気の第2の部分64の圧力は、高圧(HP)圧縮機24を通って燃焼セクション26内へ送られるにつれて増大し、そこで燃料と混合されて燃焼し、燃焼ガス66をもたらす。
燃焼ガス66は、HPタービン28を通って送られ、そこで熱及び/又は運動エネルギーの一部が、外部ケーシング18に結合されたHPタービンステータベーン68とHPシャフト又はスプール34に結合されたHPタービンロータブレード70との連続した段を介して燃焼ガス66から抽出され、かくしてHPシャフト又はスプール34を回転させ、それによりHP圧縮機24の動作を助ける。燃焼ガス66は次に、LPタービン30を通って送られ、そこで熱及び運動エネルギーの第2の部分が、外部ケーシング18に結合されたLPタービンステータベーン72とLPシャフト又はスプール36に結合されたLPタービンロータブレード74との連続した段を介して燃焼ガス66から抽出され、かくしてLPシャフト又はスプール36を回転させ、それによりLP圧縮機22の動作及び/又はファン38の回転を助ける。
その後、燃焼ガス66は、コアタービンエンジン16のジェット排出ノズルセクション32を通って送られ、推進推力をもたらす。同時に、空気の第1の部分62の圧力は、空気の第1の部分62がターボファン10のファンノズル排出セクション76から排出される前にバイパス空気流通路56を通って送られるにつれて実質的に高められ、これも推進推力をもたらす。HPタービン28、LPタービン30及びジェット排出ノズルセクション32は、少なくとも部分的に、コアタービンエンジン16を通して燃焼ガス66を送るための熱ガス通路78を定める。
ここで図2を参照すると、図1のターボファンエンジン12の、特に燃焼セクション26及びタービンセクションのHPタービン28の拡大断面図が提示される。図示された燃焼セクション26は、一般に、内側ライナ82及び外側ライナ84で定められる燃焼室80を含んだ燃焼器79を含み、燃焼室80は、概ね軸線方向Aに沿って前方端86から後方端88に延びる。内側ライナ82は、一般に、燃焼室80を通って延びるコア空気流路37の部分の一部に対して露出されこれを定める高温側90と、反対側の低温側92とを定める。同様に、外側ライナ84もまた、燃焼室80を通って延びるコア空気流路37の部分の一部に対して露出されこれを定める高温側94と、反対側の低温側96とを定める。図示されていないが、内側及び/又は外側ライナ82、84は、内側及び/又は外側ライナ82、84の温度を所望の動作温度範囲内に維持するために、貫通して延びる1又は2以上の冷却穴、又は他の熱管理特徴部を含むことができる。
さらに、燃焼室80に燃焼セクションから燃料と圧縮空気との混合物を供給するために、複数の燃料ノズル98が燃焼室80の前方端86に配置される。上述もように、燃料と空気との混合物を燃焼室80内で燃焼させて、そこを通る燃焼ガスの流れを発生させる。図示した実施形態に関して、燃焼器79は、環状燃焼器として構成される。
燃焼セクション26の下流で、HPタービン28は、複数のタービン構成要素段を含み、各タービン構成要素段は、複数のタービン構成要素を含む。より具体的には、図示した実施形態に関して、HPタービン28は、複数のタービンノズル段、並びに1又は2以上のタービンロータブレード段を含む。詳細には、図示した実施形態に関して、HPタービン28は、第1のタービンノズル段100及び第2のタービンノズル段102を含み、その各々がそこを通る燃焼ガスの流れを方向付ける。第1のタービンノズル段100は、円周方向Cに沿って離間した複数のタービンノズルセクション104を含む。特に、第1のタービンノズル段100は、燃焼セクション26の直ぐ下流に位置し、従って、複数の燃焼排出ノズルセクションを有する燃焼器排出ノズル段とも呼ぶことができる。加えて、図示した例示的な実施形態に関して、第2のタービンノズル段102もまた、円周方向Cに沿って離間した複数のタービンノズルセクション106を含む。
第1のタービンノズル段100を形成する第1のタービンノズルセクション104は、コア空気流路37内に配置された第1段タービンノズル108、並びに壁を含む。より具体的には、ノズルセクション104は、内側端壁110及び外側端壁112を含み、ノズル100は、概ね半径方向Rに沿って内側端壁110と外側端壁112との間に延びる。第1のノズルセクション104の内側端壁110は、コア空気流路37に対して露出されこれを少なくとも部分的に定める高温側114と、反対側の低温側116とを定める。同様に、第1のノズルセクション104の外側端壁112は、コア空気流路37に対して露出されこれを少なくとも部分的に定める高温側118と、反対側の低温側120とを定める。特に、図示した実施形態に関して、内側及び外側端壁110、112の低温側116、120は、覆われておらず、組み立てる前はアクセス可能である(すなわち構成要素内に閉じ込められていない)。
第1のタービンノズル段100と同様に、第2のタービンノズル段102を形成する第2のタービンノズルセクション106は、各々、コア空気流路37内に配置された第2段タービンノズル122、並びに壁を含む。より具体的には、ノズルセクション106は、内側端壁124及び外側端壁126を含み、第2段タービンノズル122は、概ね半径方向Rに沿って内側端壁124と外側端壁126との間に延びる。第2のノズルセクション106の内側端壁124は、コア空気流路37に対して露出されこれを少なくとも部分的に定める高温側128と、反対側の低温側130とを定める。同様に、第2のノズルセクション106の外側端壁126は、コア空気流路37に対して露出されこれを少なくとも部分的に定める高温側132と、反対側の低温側134とを定める。第1のノズルセクション104の内側及び外側端壁110、112と同様に、図示した実施形態に関して、内側及び外側端壁124、126の低温側130、134は、覆われておらず、アクセス可能である(すなわち構成要素内に閉じ込められていない)。
さらに、同様に図2に示すように、第1のタービンノズル段100及び第2のタービンノズル段102のタービンノズルセクション104、106の各々は、それぞれシール136を含み、シール136もまた、以下に詳細に説明するように、少なくとも部分的にコア空気流路37に露出される。
第1のタービンノズル段100の直下流かつ第2のタービンノズル段102の直上流に位置するHPタービン28は、タービンノズルブレード140の第1段138を含む。タービンノズルブレード140の第1段138は、円周方向C(図3参照)に沿って離間した複数のタービンロータブレード140と、第1段ロータ142とを含む。複数のタービンロータブレード140は各々、基部144を含み、これを介してそれぞれの複数のタービンロータブレード110が第1段ロータ142に取り付けられている。図示されていないが、タービンロータ142自体は、HPシャフト34(図1参照)に接続されている。このようにして、タービンロータブレード140は、回転エネルギーがHPシャフト34に与えられたときに、HPタービン28によって定められるコア空気流路37を通る燃焼ガスの流れから運動エネルギーを抽出することができる。ターボファンエンジン12は、コア空気流路37に対して露出され少なくとも部分的にこれを定めるシュラウド113を付加的に含む。シュラウド113は、タービンロータブレード140の第1段138と共にシールを形成するように構成される。
第1及び第2のタービンノズル段100、102を形成する複数のノズルセクション104、106と同様に、タービンロータブレード140の各々の基部144は、壁又はプラットフォーム146を含む。タービンロータブレード140の各々の基部144のプラットフォーム146もまた、コア空気流路37に対して露出されこれを少なくとも部分的に定める高温側145と、反対側の低温側147とを定める。さらに、タービンロータブレード140の各々のプラットフォーム146は、シール148を含む。シール148は、第1及び第2のタービンノズル段100、102を形成するタービンノズルセクション104、106のシール136と相互作用するように構成され、タービンノズルブレード140の第1段138と第1及び第2のタービンノズル段100、102との間の、コア空気流路37からの所望しない燃焼ガス流を防止する。加えて、認識されるように、各々それぞれのロータブレード140の先端部120は、シュラウド113と共にシールを形成するように構成される。
ここで図3及び図4を参照すると、ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうち少なくとも一方の構成要素に関する本開示の例示的な実施形態による壁の図が提示される。より具体的には、図3は、例示的な壁の低温側の平面図を提示し、図4は、図3の例示的な壁の一部の、図3の線4−4に沿った側断面図を提示する。
図示した例示的な実施形態に関して、壁は、ガスタービンエンジンのタービンセクションのためのタービンノズル段のノズルセクションの端壁として構成される。より具体的には、図示した実施形態に関して、壁は、第1のタービンノズル段100のノズルセクション104の内側端壁110として構成される。内側端壁110は、図2を参照して上述した例示的な内側端壁110と実質的に同じ様式で構成することができ、従って、同じ又は類似の符号は、同じ又は類似の部分を指すものとすることができる。
従って、図示した端壁(本明細書では単に壁110とも呼ぶ)は、一般に、コア空気流路37に対して露出されこれを少なくとも部分的に定める高温側114と、反対側の低温側116とを定める。加えて、壁110は、高温側114で第1段タービンノズル108に取り付けるか又はこれと一体に形成することができる(点線で示す。図2もまた参照のこと)。図示されていないが、1又は2以上の冷却空気流通路が図示した端壁110を通って延びており、動作中に第1段タービンノズル108の内部キャビティに冷却空気流をもたらすことができる。図3及び図4で示される軸線方向、半径方向、及び円周方向A、R、Cは、上述の例示的なターボファンエンジン12によって定められる軸線方向、半径方向、及び円周方向A、R、Cに対応することを認識されたい。従って、図3及び図4で示される方向は、図示した例示的な壁110が例示的なターボファンエンジン12内に設置されたときに延びる方向とすることができる。
上述のように、ガスタービンエンジンの動作中、壁110の高温側114は、その上を流れる比較的高温の燃焼ガスに曝される。かかる高温燃焼ガス流に対処するために、ノズルセクション104の壁110は、熱管理特徴部を含む。図示した実施形態に関して、熱管理特徴部は、壁110によって定められた冷却穴150である。詳細には、図示した実施形態に関して、壁110の熱管理特徴部は、壁110によって定められた複数の冷却穴150である。複数の冷却穴150の各々は、壁110の低温側116の入口152から壁110の高温側114の出口154に延びる。
また図示した実施形態に関して、複数の冷却穴150の各々は、壁110に対して90度(90°)未満の角度155を定める。より具体的には、図示した複数の冷却穴150は各々、本体セクション156及びフレア出口セクション158を含む。複数の冷却穴150によって定められる角度135は、冷却穴150の本体セクション156の中心線160と、壁110の表面、例えば高温側114の壁110の表面との間の角度である。特に、フレア出口セクション158は、壁110の材料の更なる量が除去された領域であり、冷却穴150を通る冷却空気の流れを助長して壁110の高温側114に冷却膜を形成する。しかしながら、他の実施形態において、1又は2以上の冷却穴150は、他のいずれかの適切な形状、配向、又は構成を有することができることを認識されたい。
冷却穴150のために、特に冷却穴150のフレア出口セクション158のために壁110から除去された材料に構造的に対応するために、従来の壁(例えば端壁)は、かかる材料が除去されたにもかかわらず構造的に堅固なままであるのに十分な厚さで製造されていた。しかしながら、本開示の発明者は、そのことで不必要な材料を含めることになり、潜在的にはこれらの壁を含む種々の構成要素セクションの費用及び重量を増大させることになりかねないことを見いだした。
従って、図3及び図4に示す壁110は、壁110の熱管理特徴部に構造的に対応するために壁110の低温側116に表面輪郭162を含めて製造される。より具体的には、壁110の熱管理特徴部が冷却穴150、より正確に言えば複数の冷却穴150を含む図示した実施形態に関して、壁110の低温側116の表面輪郭162は、冷却穴150の入口152を囲む局所領域166に付加された追加材料164(すなわち局所的に付加された厚さ)を含む。より具体的には、図示した実施形態に関して、壁110の低温側116の表面輪郭162は、複数の局所領域166に付加された付加材料164を含み、各局所領域166は、複数の冷却穴150のうちの1又は2以上の入口152を囲む。さらに、冷却穴150が壁110に対して延びる角度155を想定すると、冷却穴150の各々の入口152を囲む局所領域166に付加された付加材料164は、冷却穴150の出口154の反対側の、壁110の低温側116の領域に延びる。かかる構成は、冷却穴150が比較的大きいフレア出口セクション158を含むことを可能にすることができる。
特に、図3に示す例示的な冷却穴150に関して、表面輪郭162の少なくとも幾つかは、種々の局所領域166に付加された付加材料164を含み、各局所領域166は、単一の独立した冷却穴150を囲む。しかしながら、他の位置において、表面輪郭162は、複数の熱管理特徴部をカバーすることができる。例えば、図示した例示的な壁110は、壁110の前方端に冷却穴150の列168を含む。かかる実施形態では、表面輪郭162は、複数の熱管理特徴部の各々を収容し、より正確に言えば、図示した実施形態に関して、冷却穴150の列168を収容する。より具体的には、図示したように、壁110の前方端の冷却穴150の列168は、対応する表面輪郭162の列170を含み、表面輪郭162は、冷却穴150の列168内の複数の冷却穴150の各々の入口152を囲む局所領域166に付加された付加材料164を含む。さらに、表面輪郭162は、冷却穴150の列168内の複数の冷却穴150の各々の出口154の反対側の、壁110の低温側116の領域に付加された付加材料164を含む。
図9に示す例示的なフローチャートを参照して以下に詳細に説明するように、図示した壁110は、一般に基部形状172を含み、表面輪郭162は基部形状172に付加された付加材料164(すなわち低温側116で基部形状172に局所的に付加された厚さ)で形成される。例えば、特定の例示的な態様において、壁110の基部形状172は、鋳造によって形成することができ、表面輪郭162は、付加製造プロセス(ラピッドプロトタイピング、ラピッドマニュファクチャリング、及び3Dプリンティングとしても知られる)を用いて、基部形状172に付加することができる。例えば、特定の例示的な態様において、壁110の基部形状172は、鋳造によって形成することができ、壁110の低温側116の表面輪郭162(付加材料164を含む)は、選択的レーザ焼結(SLS)、直接金属レーザ焼結(DMLS)、電子ビーム熔解(EBM)、拡散接合、又は選択的熱焼結(SHS)を用いて基部形状172に付加することができる。従って、表面輪郭162が冷却穴150の周りで基部形状172に付加された付加材料164を含む場合、付加材料164は、冷却穴150が開放されて延びた状態で残るようにして付加することができる。このことは、付加製造プロセスを用いて付加材料164を付加することによって達成することができる。追加的に又は代替的に、付加材料164は、冷却穴150を機械加工する前に基部形状172に付加することができ、冷却穴150の機械加工は、付加材料164を貫通して機械加工することを含むことができる。
ここで図5及び図6を参照すると、本開示の別の例示的な実施形態によるガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方の構成要素用の壁110の図が提示される。より具体的には、図5は、例示的な壁110の低温側116の平面図を提示し、図6は、図5の例示的な壁110の一部の、図5の線6−6に沿った側断面図を提示する。
図示した例示的な壁110は、図3及び図4を参照して上述した例示的な壁110と実質的に同じ様式で構成され、従って同じ又は類似の符号は、同じ又は類似の部分を指すものとすることができる。従って、図示した壁110(又は端壁110)は、一般に、コア空気流路37に対して露出された高温側114と、反対側の低温側116とを含む。加えて、図3の点線で示したように、壁110は、高温側114で第1段タービンノズル108に取り付けるか又はこれと一体に形成することができる(図2もまた参照のこと)
さらに、例示的な壁110は、冷却穴150として構成された、より正確に言えば複数の冷却穴150として構成された熱管理特徴部を含む。各冷却穴150は、壁110の低温側116の入口152から壁110の高温側114の出口154に延びる。しかしながら、図示した実施形態に関して、例示的な壁110、より正確には例示的な壁110の低温側116は、更なる熱管理特徴部を含む。詳細には、図示した壁110の低温側116は、壁110の低温側116の上の空気流を乱し(すなわち乱流を作り出す)、かかる空流による熱伝達を高めるための複数のタービュレータ174として構成された熱管理特徴部を含む。図示した実施形態に関して、タービュレータ174は、壁110の低温側116に対して垂直に延びた複数の円筒形のピンとして構成される。しかしながら、他の実施形態において、タービュレータ174は、他のいずれかの適切な構成、例えば他のいずれかの適切なサイズ又は形状を有することができる。さらに、図示した実施形態に関して、例示的な壁110の低温側116は、壁110の低温側116の上を通る空気流との熱交換を高めるためのフィン176として構成された更なる熱管理特徴部を含む。特に、図示した実施形態に関して、壁110の低温側116のタービュレータ174及び/又はフィン176に対してかかる熱管理特徴部に構造的に対応するために更なる表面輪郭162を付加する必要はない。
さらに、例示的な壁110は、冷却穴150として構成された、より正確に言えば複数の冷却穴150として構成された熱管理特徴部を含む。各冷却穴150は、壁110の低温側116の入口152から壁110の高温側114の出口154に延びる。しかしながら、図示した実施形態に関して、例示的な壁110、より正確には例示的な壁110の低温側116は、更なる熱管理特徴部を含む。詳細には、図示した壁110の低温側116は、壁110の低温側116の上の空気流を乱し(すなわち乱流を作り出す)、かかる空流による熱伝達を高めるための複数のタービュレータ174として構成された熱管理特徴部を含む。図示した実施形態に関して、タービュレータ174は、壁110の低温側116に対して垂直に延びた複数の円筒形のピンとして構成される。しかしながら、他の実施形態において、タービュレータ174は、他のいずれかの適切な構成、例えば他のいずれかの適切なサイズ又は形状を有することができる。さらに、図示した実施形態に関して、例示的な壁110の低温側116は、壁110の低温側116の上を通る空気流との熱交換を高めるためのフィン176として構成された更なる熱管理特徴部を含む。特に、図示した実施形態に関して、壁110の低温側116のタービュレータ174及び/又はフィン176に対してかかる熱管理特徴部に構造的に対応するために更なる表面輪郭162を付加する必要はない。
さらに、ここで図7を参照すると、本開示のさらに別の例示的な実施形態によるガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方の構成要素用の壁110の一部の側断面図が提示される。図7の壁110の図は、図4の例示的な壁110の図と同じ視点から見たものとすることができ、さらに図7の例示的な壁110は、図3及び図4を参照して上述した例示的な壁110と実質的に同じ様式で構成される。従って、同じ又は類似の符号は、同じ又は類似の部分を指すものとすることができる。従って、図示した壁110(又は端壁110)は、一般に、コア空気流路37に対して露出された高温側114と、反対側の低温側116とを定める。加えて、図示した例示的な壁110は、複数の熱管理特徴部を含む。熱管理特徴部は、壁110の低温側116の入口152から壁110の高温側114の出口154に延びた少なくとも1つの冷却穴150を含む。壁110は、壁110の低温側116に、少なくとも1つの冷却穴150に構造的に対応する表面輪郭162を含む。
さらに、図示した実施形態に関して、例示的な壁110の熱管理特徴部は、壁110の高温側114に局所的輪郭を付加的に含む。詳細には、図示した実施形態に関して、例示的な壁110の熱管理特徴部は、壁110の高温側114にリッジ178を付加的に含む。壁110の高温側114のリッジ178は、例えば高温燃焼ガスの流れを所望の方式で操作して所望の熱効果を達成するように構成することができる。加えて、図示した実施形態に関して、かかる熱特徴部(すなわち、壁110の高温側114にリッジ178として構成された局所輪郭)に構造的に対応する壁110の低温側116の輪郭162は、かかる熱特徴部に対して相補的な局所輪郭を含む。詳細には、図示した実施形態に関して、かかる熱特徴部に構造的に対応する壁110の低温側116の輪郭162は、壁110の高温側114のリッジ178に実質的に対応する形状の谷領域180を含む。かかる構成は、壁110の高温側114の上の高温燃焼ガスの流れを処理するためにリッジ178を含めたにもかかわらず、壁110が実質的に連続的な厚さ(例えば半径方向Rに沿って)を維持することを可能にする。より具体的には、かかる構成は、リッジ178を含めたにもかかわらず、壁110の長さに沿って(例えば軸線方向Aに沿って)実質的に一定の熱応力を可能にすることができる。
かかる例示的な実施形態では、表面輪郭162は、壁110の基部形状172から材料を除去することによって壁110に付加することができる。例えば、壁110の基部形状172は、鋳造することができ、表面輪郭162は、例えば基部形状172から材料を機械加工又は穿孔することによって、基部形状172から除去することができる。特に、熱管理特徴部、又はより具体的には壁110の高温側114のリッジ178は、例えば付加製造プロセスを用いて基部形状172に付加することができる。
しかしながら、他の実施形態において、壁110の熱管理特徴部は、追加的に又は代替的に、種々の他の形態の局所輪郭を含むことができることを認識されたい。例えば、壁110の熱管理特徴部は、追加的に又は代替的に、壁110の高温側114に谷又は他の凹みを含むことができる。例えば、ここで図8を簡単に参照すると、本開示のさらに別の例示的な実施形態による壁110の一部の側断面図が提示される。図8に示す壁110は、図7に示す例示的な壁110と実質的に同じ様式で構成することができる。しかしながら、図8の実施形態に関して、壁110は、壁110の高温側114に谷領域182として構成された熱管理特徴部を含む。壁110の高温側114の谷領域182は、壁110の上の高温燃焼ガスの流れを処理して所望の熱効果を達成するように構成することができる。かかる例示的な実施形態では、熱管理特徴部に構造的に対応するように構成された壁110の低温側116の表面輪郭162は、壁110の高温側114の谷領域182の反対側の局所領域166内で壁110に付加された付加材料164を含む。より詳細には、壁110の低温側116の表面輪郭162は、壁110の高温側114の谷領域182と実質的に同じ形状を有する、壁110に付加されたリッジ184を含む。かかる構成は、壁110の高温側114の上の高温ガスの流れを処理するために谷領域182を含めたにもかかわらず、壁110が実質的に連続的な厚さ(例えば半径方向Rに沿って)を維持することを可能にする。より具体的には、かかる構成は、谷領域182を含めたにもかかわらず、壁110の長さに沿って(例えば軸線方向Aに沿って)実質的に一定の熱応力を可能にすることができる。
かかる例示的な実施形態では、表面輪郭162は、付加製造プロセスを用いて壁110に付加することができる。例えば、壁110の基部形状172は、鋳造することができ、谷領域182は、例えば基部形状172から材料を機械加工又は穿孔することによって、基部形状172から除去することができ、表面輪郭162、又はより具体的には壁110の低温側116のリッジ178は、例えば付加製造プロセスを用いて基部形状172に付加することができる。
本開示の1又は2以上の実施形態による構成要素の壁は、構造的により堅固な壁をもたらすことができ、その一方でなお、所望の数及び形態の熱管理特徴部を可能にする。例えば、本開示の1又は2以上の実施形態による構成要素の壁は、壁全体を熱管理特徴部の所望の数及び形態に対応するのに必要な厚さより厚くすることを要しない。従って、本開示の1又は2以上の実施形態による壁は、ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方の構成要素用の、より軽量でより安価な、かつ構造的により堅固な壁をもたらすことができる。
しかしながら、図3乃至図8を参照して上述した例示的な壁は、第1のタービンノズル段100のノズルセクション104の内側端壁110として説明したが、他の例示的な実施形態において、図3乃至図7を参照して上述した壁は、代わりに、ターボファンエンジン12の燃焼セクション26又はタービンセクションの他のいずれかの適切な構成要素の一部とすることができることを認識されたい。例えば、他の例示的な実施形態において、壁110は、燃焼器79の壁とすることができ、又は、より具体的には、壁は、燃焼器79の内側ライナ82又は燃焼器79の外側ライナ84の少なくとも一方とすることができる。追加的に又は代替的に、壁は、第2のタービンノズル段102のノズルセクション104の壁110、例えば第2のタービンノズル段102のノズルセクション106のうちの1つの内側端壁124又は外側端壁126とすることができる。さらにまた他の例示的な実施形態において、壁は、タービンブレード140の第1段138又はタービンブレードの他のいずれかの段の、タービンブレード140の壁又はプラットフォーム146とすることができる。さらにまた、他の例示的な実施形態において、壁は、シュラウド(例えば図2の例示的なシュラウド113)の壁とすることができる。
さらに、上記構成要素は、図1に示す例示的なターボファンエンジン12に関連して説明したが、他の例示的な実施形態において、本開示の態様は、他のいずれかの適切な構成を有するターボファンエンジン12に組み込むことができることを認識されたい。追加的に又は代替的に、さらに他の実施形態において、本開示の態様は、他のいずれかの適切なガスタービンエンジンに組み込むことができる。例えば、他の例示的な実施形態において、本開示の態様は、例えば、ターボプロップエンジン、ターボシャフトエンジン、又はターボジェットエンジンに組み込むことができる。さらにまた、他の実施形態において、本開示の態様は、蒸気タービン、遠心圧縮機、及び/又はターボチャージャを含むが限定しされない、他のいずれかの適切なターボ機械に組み込むことができる。
ここで図9を参照すると、ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素を製造するための、本開示の例示的な態様による方法(200)のフローチャートが提示される。特定の例示的な態様において、ガスタービンエンジンの燃焼セクション及びタービンセクションは、図1及び図2を参照して上述した例示的なターボファンエンジンの燃焼セクション及びタービンセクションと実質的に同じ様式で構成することができる。従って、ガスタービンエンジンの燃焼セクション及びタービンセクションは、コア空気流路を少なくとも部分的に定めることができる。
例示的な方法(200)は、(202)において構成要素の壁の基部形状を形成することを含む。構成要素の壁は、コア空気流路に露出される高温側と、反対側の低温側とを定める。加えて、図示した例示的な態様に関して、(202)において構成要素の壁の基部形状を形成することは、(203)において構成要素の壁の基部形状を鋳造することを含む。(203)において構成要素の壁の基部形状を鋳造することは、いずれかの適切な鋳造技術を用いて行うことができる。
例示的な方法(200)は、(204)において壁の低温側に表面輪郭を含めるように構成要素の壁の基部形状を修正することと、(206)において壁の1又は2以上の熱管理特徴部を形成することとをさらに含む。(204)において壁の基部形状を修正することによって形成される壁の低温側の表面輪郭は、(206)で形成される1又は2以上の熱管理特徴部に構造的に対応する。
特定の例示的な態様において、(206)で形成される1又は2以上の熱管理特徴部は、壁の低温側から壁の高温側へ延びる1又は2以上の冷却穴を含む。かかる例示的な態様では、(204)において壁の低温側に表面輪郭を含めるように構成要素の壁の基部形状を修正することは、材料を付加して壁の低温側に表面輪郭を形成することを含む。特定の例示的な態様において、付加製造プロセスを用いて、材料を壁の低温側に付加して表面輪郭を形成することができる。さらに、かかる例示的な態様において、(206)において壁の1又は2以上の熱管理特徴部を形成すること、すなわち1又は2以上の冷却穴を形成することは、壁の低温側から壁の高温側へ、かつ壁の低温側の表面輪郭を貫通して、1又は2以上の冷却穴を穿孔することを含むことができる。
特に、特定の例示的な態様において、1又は2以上の冷却穴を穿孔することは、1又は2以上の冷却穴が壁に対して傾斜を定めるように、1又は2以上の冷却穴を壁に対して90度(90°)未満の角度で穿孔することを含むことができる。かかる例示的な態様では、材料を付加して壁の低温側に表面輪郭を形成することは、壁の高温側の冷却穴の出口の反対側の位置、又は想定位置で、壁の低温側に材料を付加することをさらに含むことができる。
しかしながら、他の例示的な態様において、(204)において壁の低温側に表面輪郭を含めるように構成要素の壁の基部形状を修正することは、構成要素の壁の基部形状から材料を除去することを含むことができる。かかる例示的な態様では、(206)において壁の1又は2以上の熱管理特徴部を形成することは、低温側で表面輪郭を含むように修正された壁の基部形状の箇所の反対側の高温側の壁に材料を付加することを含むことができる。例えば、高温側に付加された材料は、リッジを形成することができ、表面輪郭を形成するために低温側の壁から除去された材料は、リッジと実質的に同じ形状を有する谷を形成することができる。
しかしながら、ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素を製造するための例示的な方法(200)は、例示のみ目的で提示したものであることを認識されたい。例えば、他の例示的な態様において、構成要素の基部形状は、鋳造によって形成される必要はなく、代わりに付加製造プロセスを用いて形成することができる。かかる例示的な態様では、構成要素の全体を、構成要素の低温側の表面輪郭を含めて、付加製造プロセスを用いて形成することができる。
本明細書は最良の形態を含む実施例を使用して、本発明の様々な実施形態を開示し、また当業者が、あらゆる装置又はシステムを製作しかつ使用しまたあらゆる組込み方法を実行することを含む本発明の実施を行なうことを可能にもする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
12:ターボファンジェットエンジン
13:長手方向又は軸線方向中心線
14:ファンセクション
16:コアタービンエンジン
18:外側ケーシング
20:入口
22:低圧圧縮機
24:高圧圧縮機
26:燃焼セクション
28:高圧タービン
30:低圧タービン
32:ジェット排出セクション
34:高圧シャフト/スプール
36:低圧シャフト/スプール
38:ファン
40:ブレード
42:ディスク
44:始動部材
46:出力ギヤボックス
48:ナセル
50:ファンケーシング又はナセル
52:出口ガイドベーン
54:下流セクション
56:バイパス空気流通路
58:空気
60:入口
62:空気の第1の部分
64:空気の第2の部分
66:燃焼ガス
68:ステータベーン
70:タービンロータブレード
72:ステータベーン
74:タービンロータブレード
76:ファンノズル排出セクション
78:熱ガス路
79:燃焼器
80:燃焼室
82:内側ライナ
84:外側ライナ
86:前方端
88:後方端
90:内側ライナ高温側
92:内側ライナ低温側
94:外側ライナ高温側
96:外側ライナ低温側
98:燃料ノズル
100:第1のタービンノズル段
102:第2のタービンノズル段
104:第1のタービンノズルセクション
106:第2のタービンノズルセクション
108:タービンノズルの第1段
110:第1段内側端壁
112:第1段外側端壁
114:内側端壁の高温側
116:内側端壁の低温側
118:外側端壁の高温側
120:外側端壁の低温側
122:第2段タービンノズル
124:第2段内側端壁
126:第2段外側端壁
128:内側端壁の高温側
130:内側端壁の低温側
132:外側端壁の高温側
134:外側端壁の低温側
136:シール
138:タービンロータブレードの第1段
140:タービンロータブレード
142:タービンロータ
144:基部
146:プラットフォーム
148:シール
150:冷却穴
152:入口
154:出口
155:角度
156:本体セクション
158:フレア出口セクション
160:中心線
162:表面輪郭
164:付加材料
166:局所領域
168:冷却穴の列
170:表面輪郭の列
172:基部形状
174:タービュレータ
176:フィン
178:リッジ
180:谷領域
13:長手方向又は軸線方向中心線
14:ファンセクション
16:コアタービンエンジン
18:外側ケーシング
20:入口
22:低圧圧縮機
24:高圧圧縮機
26:燃焼セクション
28:高圧タービン
30:低圧タービン
32:ジェット排出セクション
34:高圧シャフト/スプール
36:低圧シャフト/スプール
38:ファン
40:ブレード
42:ディスク
44:始動部材
46:出力ギヤボックス
48:ナセル
50:ファンケーシング又はナセル
52:出口ガイドベーン
54:下流セクション
56:バイパス空気流通路
58:空気
60:入口
62:空気の第1の部分
64:空気の第2の部分
66:燃焼ガス
68:ステータベーン
70:タービンロータブレード
72:ステータベーン
74:タービンロータブレード
76:ファンノズル排出セクション
78:熱ガス路
79:燃焼器
80:燃焼室
82:内側ライナ
84:外側ライナ
86:前方端
88:後方端
90:内側ライナ高温側
92:内側ライナ低温側
94:外側ライナ高温側
96:外側ライナ低温側
98:燃料ノズル
100:第1のタービンノズル段
102:第2のタービンノズル段
104:第1のタービンノズルセクション
106:第2のタービンノズルセクション
108:タービンノズルの第1段
110:第1段内側端壁
112:第1段外側端壁
114:内側端壁の高温側
116:内側端壁の低温側
118:外側端壁の高温側
120:外側端壁の低温側
122:第2段タービンノズル
124:第2段内側端壁
126:第2段外側端壁
128:内側端壁の高温側
130:内側端壁の低温側
132:外側端壁の高温側
134:外側端壁の低温側
136:シール
138:タービンロータブレードの第1段
140:タービンロータブレード
142:タービンロータ
144:基部
146:プラットフォーム
148:シール
150:冷却穴
152:入口
154:出口
155:角度
156:本体セクション
158:フレア出口セクション
160:中心線
162:表面輪郭
164:付加材料
166:局所領域
168:冷却穴の列
170:表面輪郭の列
172:基部形状
174:タービュレータ
176:フィン
178:リッジ
180:谷領域
Claims (10)
- ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素であって、前記ガスタービンエンジンの前記燃焼セクション及びタービンセクションは、コア空気流路を少なくとも部分的に定め、前記構成要素は、
高温側と、反対側の低温側とを備えた壁を備え、前記高温側は、前記コア空気流路に対して露出されると共に少なくとも部分的にこれを定め、前記壁は、前記壁の熱管理特徴部に構造的に対応するために前記壁の前記低温側に表面輪郭(162)を含むように製造される、
構成要素。 - 前記壁の前記熱管理特徴部は、前記壁によって定められかつ前記壁の前記低温側の入口(152)から前記壁の前記高温側の出口(154)まで延びる冷却穴(150)であり、前記壁の前記低温側の前記表面輪郭(162)は、前記冷却穴(150)の前記入口を囲む局所領域(166)に付加された付加材料(164)を含む、請求項1に記載の構成要素。
- 前記冷却穴(150)は、前記壁に対して90度未満の角度(155)を定め、前記冷却穴(150)の前記入口(152)を囲む前記局所領域(166)に付加された前記付加材料(164)は、前記冷却穴(150)の前記出口(154)の反対側の前記壁の前記低温側の領域に延びる、請求項2に記載の構成要素。
- 前記壁の前記熱管理特徴部は、前記壁によって定められる複数の冷却穴(150)であり、前記冷却穴(150)の各々は、前記壁の前記低温側の入口(152)から前記壁の前記高温側の出口(154)まで延びており、前記壁の前記低温側の前記表面輪郭(162)は、前記冷却穴(150)の各々の前記入口(152)を囲む局所領域(166)に付加された付加材料(164)を含む、請求項1に記載の構成要素。
- 前記構成要素は、前記ガスタービンエンジンの前記タービンセクションのためのタービンノズル段のノズルセクションである、請求項1に記載の構成要素。
- 前記壁の前記熱管理特徴部は、前記壁の前記高温側の局所輪郭であり、前記壁の前記低温側の前記表面輪郭(162)は、前記壁の前記高温側の前記局所輪郭に形状が実質的に対応する局所輪郭を含む、請求項1に記載の構成要素。
- 前記壁は、基部形状(172)を備え、前記表面輪郭(162)は、付加製造プロセスを用いて前記基部形状(172)に付加される、請求項1に記載の構成要素。
- 前記壁の前記基部形状(172)は、鋳造によって形成される、請求項7に記載の構成要素。
- ガスタービンエンジンの燃焼セクション又はタービンセクションのうちの少なくとも一方のための構成要素を製造する方法であって、前記ガスタービンエンジンの前記燃焼セクション及びタービンセクションは、コア空気流路を少なくとも部分的に定め、前記方法は、
前記構成要素の壁の基部形状を形成するステップ(202)であって、前記構成要素の前記壁は、前記コア空気流路に露出されると共に少なくとも部分的にこれを定める高温側と、反対側の低温側とを備える、ステップ(202)と、
前記壁の前記低温側に表面輪郭を含めるように前記壁の前記基部形状を修正するステップ(204)と、
前記壁の1又は2以上の熱管理特徴部を形成するステップ(206)であって、前記壁の前記低温側の前記表面輪郭が前記1又は2以上の熱管理特徴に構造的に対応する、ステップ(206)と
を含む、方法。 - 前記構成要素の壁の前記基部形状を形成するステップ(202)が、前記構成要素の前記壁の前記基部形状を鋳造することを含む、請求項9に記載の方法。
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