JP7001666B2 - 画像処理装置とその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置とその制御方法に関する。
近年、コピー機能のみならず、プリント機能、ファクス機能、スキャン機能、送信宛先情報を管理するアドレス帳などを備えて、複数の機能を実行できる複合機が広く使われている。この複合機は、タッチパネルを備えた操作パネルとハードキーとを有する操作部を備えており、ユーザは、操作パネルに表示された機能の一覧の中から所望する機能のアイコン等にタッチして所望の機能を指定する。またユーザの認証機能を備え、認証したユーザの権限に従って、そのユーザによる複合機への操作を制限することも行われている。
従来、このような複合機やファクシミリ装置は、ユーザがファクス機能やネットワークスキャン機能を用いて送信した結果を印刷して出力する送信結果レポート機能を備えている。この送信結果レポート機能では、「常に印刷する」「常に印刷しない」「エラー時のみ印刷する」等、ユーザが所望する動作を設定でき、送信が終了すると、その装置はその設定に従って送信結果レポートの印刷を制御する。
一方、重要な文書を送信した証拠として、送信結果レポートを印刷して保存しておくというユースケースがある。しかし、管理者等が設定した送信結果レポート印刷の設定と、これから重要な文書を送信しようとしているユーザが意図している送信結果レポート印刷の設定とが異なっていることがある。例えば、その設定が「常に印刷する」でなければ、送信結果レポートは印刷されない。このため、ユーザが送信結果レポートを印刷するためには、送信ジョブ毎に、その装置の設定画面を開いて送信結果レポートの設定を確認し、必要に応じて、その設定を変更する必要がある。またユーザが、その送信結果レポートの設定を変更してユーザが所望する処理を実行した後、そのユーザは、再び設定画面を介して送信結果レポートの設定を元に戻す必要がある。このため、ユーザにとっては手間がかかり、また元に戻すのを忘れた場合は、他のユーザに迷惑をかけることになる。
この課題に対し、特許文献1には、送信結果レポートを印刷するか否かを設定できるとともに、ファクス送信を指示するスタートキーが押下されると、送信結果レポートを印刷するか否かを設定する設定画面を表示するファクシミリ装置が記載されている。この特許文献1に記載の技術では、スタートキーが押下された時の設定画面での設定に従って送信結果レポートの印刷が制御される。
特開2003-46692号公報
上記特許文献1に記載の技術では、スタートキーが押下された時に送信結果レポートを印刷するか否かを設定可能としているため、送信ジョブの設定を行う毎に、設定画面を開いて送信結果レポートの印刷設定を行う場合よりは操作性は向上する。
しかしながら、送信結果レポートを印刷するか否かを、その装置を操作するユーザの意図に任せてると問題が生じる可能性がある。即ち、管理者が送信結果レポートを常に印刷させたいと考えているにも拘らず、一般のユーザの操作で送信結果レポートを印刷しないように変更されたのでは、セキュリティや情報の保全等の運用上、問題が生じる可能性がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の目的は、機器に対する送信レポートの印刷設定と、送信ジョブごとにユーザが設定できる送信レポートの印刷設定との運用を図る技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
画像データを送信する送信機能を備える画像処理装置であって、
原稿を読み取る読取手段と、
前記読取手段が原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行手段と、
前記画像データを送信する送信機能に対する設定として、少なくとも前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定、又は前記送信レポートを印刷する第2設定を前記画像処理装置に設定可能な第1設定手段と、
前記送信ジョブに対する設定として、前記送信レポート印刷に関する設定を前記送信ジョブに設定可能な第2設定手段と、
前記画像データを送信する送信機能に対する設定として、前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは送信ジョブごとに送信レポートの印刷指示が可能となり、操作性を向上させることができる。また機器の設定を優先させたい場合は、送信ジョブごとの設定を許可しないようにできる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態に係るデジタル複合機(複写機)の概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係る複合機のソフトウェア機能を説明するブロック図。 実施形態に係る複合機の操作部の表示部にホーム画面が表示されている状態を示す図。 スキャン操作画面とファクス操作画面の一例を示す図。 機器設定画面と、送信結果レポート設定画面の一例を示す図。 ユーザが図4の応用機能ボタンを押下することにより表示部に表示される応用機能の設定画面の一例を示す図。 実施形態に係る複合機で印刷される送信結果レポートの一例を示す図。 実施形態1に係る複合機における送信結果レポートの印刷設定を説明するフローチャート。 実施形態1に係る複合機における応用機能の設定画面から「送信結果レポート」の印刷設定を行う場合の処理を説明するフローチャート。 本発明の実施形態1に係る複合機において、送信の終了時に、送信結果レポートを印刷するかどうかを制御する処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る複合機における送信結果レポートの印刷設定を説明するフローチャート。 実施形態2に係る複合機において、送信の終了時に、送信結果レポートを印刷するかどうかを制御する処理を説明するフローチャート。 本発明の実施形態3に係る複合機で表示される送信結果レポートの印刷設定画面の一例を示す図。 実施形態3において、ユーザが図4の応用機能ボタン403,408を押下することにより表示部301に表示される応用機能の設定画面の一例を示す図。 実施形態3に係る複合機において、送信の終了時に、送信結果レポートを印刷するかどうかを制御する処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。尚、この実施形態では、本発明の画像通信装置の一例として、スキャン機能、コピー機能、印刷機能、ストレージ機能などを有する複合機を例に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル複合機(複写機)の概略構成を示すブロック図である。
このデジタル複写機は、電子写真方式等の方式で記録紙(シート)上に画像を形成する画像形成部101、デジタル複写機を制御する制御部102を備えている。また、ステイプル処理等の後処理を行うフィニッシャ103、原稿を読取ってその原稿の画像データを出力するスキャナ部104、各種のデータやコマンドを入力する操作部105を備えている。またネットワークを介して画像データ送受信するネットワークインタフェース(I/F)106、ファクスデータを送受信するファクシミリインタフェース107、この複合機を使用するユーザの認証を行うカードリーダ110も備えている。これら画像形成部101、フィニッシャ103、スキャナ部104、操作部105、ネットワークI/F106、ファクシミリI/F107、カードリーダ110は、それぞれ専用インタフェース(不図示)を介して制御部102に接続されている。
制御部102は、中央処理装置(CPU)108と記憶装置(メモリ)109とを具備している。メモリ109には、CPU108が後述するフローチャートに従った処理を実行するための制御プログラム等が格納されている。またメモリ109には、設定ダイアログ・ボックスの制御プログラム、及び画面情報等を記述したコンテンツ等が格納されている。ここでメモリ109は、CPU108が実行するプログラムを記憶するとともに、ワークエリアを提供するDRAM,プログラムや画像データ等を不揮発に記憶するHDD(ハードディスクドライブ)等の記憶部等を含んでいる。
図2は、本実施形態に係る複合機のソフトウェア機能を説明するブロック図である。
UI制御部201は、操作部105の表示部に操作画面を表示し、ユーザの操作を受け付けるユーザインタフェース(UI)を制御する。スキャン制御部202は、スキャナ部104を制御し、原稿の画像を読み取る処理を制御する。送信制御部203は、スキャン制御部202がスキャナ部104を制御してスキャナ部104から得られた画像データをネットワークインタフェース106を用いてユーザが指定した宛先に送信する処理を制御する。ファクス制御部204は、ファクスインタフェース107を介したファクスの送受信を制御する。
ジョブ制御部205は、UI制御部201が受け付けたユーザからの送信要求、及び、その実行状態と履歴を管理する。画像管理部206は、スキャナ部104から取得した画像データを管理する。レポート制御部207は、ジョブ制御部205が管理するジョブの履歴を参照して送信結果レポートを生成する。印刷制御部208は、画像形成部101を用いて、スキャナ部104から取得した画像データや、受信したファクス文書、送信結果レポート等のシートへの印刷を制御する。これらソフトウェア機能を実現するプログラムはメモリ109に格納され、CPU108の制御の下で実行されることにより、これら機能が実行される。
図3は、実施形態に係る複合機の操作部105の表示部301に初期画面が表示されている状態を示す図である。
表示部301には、コピーボタン306、スキャンボタン307、ファックスボタン308、ボックスボタン309が表示されている。ユーザがこれらボタンのいずれかを選択してタッチすると、そのボタンに従った機能の処理が開始される。更に、この操作部105は、テンキー302、ジョブの開始を指示するスタートキー303を備えている。更に機器の設定画面を呼び出す「設定・登録」ボタン304や、ジョブの履歴・状況画面を呼び出す「履歴・状況」ボタン305も配置されている。
図4(A)は、図3の画面でユーザが「スキャン」ボタン307を押下することにより操作部105の表示部301に表示されるスキャン操作画面の一例を示す図である。
宛先入力エリア401には、ユーザが宛先を指定するためのボタンが表示されている。ここでの宛先の指定は、「アドレス帳」「ワンタッチ」「新規宛先」いずれかで実行できる。ユーザがアドレス帳ボタン404を押下するとアドレス帳の画面が表示部301に表示される。これによりユーザは所望の宛先をそのアドレス帳から選択できる。「ワンタッチ」ボタンが押下されると、ワンタッチとして登録されているキーの画面が表示され、ユーザはその中から所望の宛先に対応するキーを選択する。また「新規宛先」ボタンが押下されると、宛先を入力するための画面が表示され、ユーザはテンキー302等を使用して宛先の電話番号などを入力する。
ボタン群402は、読み取り解像度(図4では300×300dpi)、読み取りカラーモード(図4ではフルカラー)等の送信設定を設定する、送信設定ボタンを含む。応用機能ボタン403は、読み取り、送信時のさまざまな詳細設定を呼び出す。ここで応用機能には、読み取り時の倍率指定、タイマの設定、送信時のファイル名、レポート印刷指定等がある。
図4(B)は、図3の画面でユーザが「ファクス」ボタン308を押下することにより操作部105の表示部301に表示されるファクス操作画面の一例を示す図である。
ここでもスキャン操作画面と同様に、送信設定ボタン407、応用機能ボタン408を備えている。ファクスの送信の宛先は、ファクス宛先405にテンキー302を使用して直接電話番号を入力するか、ワンタッチ表示エリア406に表示されている宛先から選択して行われる。また更には、アドレス帳ボタン409を押下してアドレス帳を表示して宛先を選択するかのいずれかで指定できる。
図5(A)は、図3の画面でユーザが設定・登録ボタン304を押下することにより操作部105の表示部301に表示される機器設定画面の一例を示す図である。
機器設定メニューは階層構造になっているため、この画面には、現在の階層を表示する階層表示領域501と、その階層で設定可能な項目を表示する、設定項目リスト502が設けられている。ユーザは、設定項目リスト502に表示されている所望の項目を選択することで、その項目の設定画面を表示させることができる。例えば、「送信結果レポート」を選択すると、送信結果レポート印刷の動作を設定する設定画面を開くことができる。
図5(B)は、ユーザが図5(A)の設定項目リスト502から「送信結果レポート」にタッチすることにより表示される送信結果レポート設定画面の一例を示す図である。
この設定画面を介してなされる機器設定は機器に対して有効である。従って、この画面での設定は、この機器で実行される全ての送信ジョブに対する送信結果レポート印刷の動作を規定する。
「常に印刷する」ボタン503は、送信ジョブが終了する度、常に送信結果レポートを印刷するように設定する。「エラー時のみ印刷」ボタン504は、送信がエラー終了した場合にのみ送信結果レポートを印刷するように設定する。「常に印刷しない」ボタン505は、常に送信結果レポートは印刷しないように設定する。ユーザは、これらボタン503~505のいずれかを選択することにより、機器に対して、送信ジョブが終了した後の送信結果レポート印刷の動作を設定することができる。
また、ユーザが送信ジョブの設定を行う際、図4の応用機能ボタン403,408から送信結果レポート印刷の指示を許可するか否かを設定する、応用設定からの指示の許可ボタン506、この画面での設定を確定するOKボタン507も設けられている。
このように図5(A)(B)の画面を介して設定された、例えば送信結果レポートを印刷するか、しないかの設定は、この複合機に対する機器の設定として登録される。従って、通常、この設定は管理者権限を有しているユーザのみが行うことができる。
これに対して図4、図6の画面を介した送信結果レポートを印刷するか、しないかの設定は、ユーザが実行するジョブごとにユーザが設定するもので、ジョブに対応して設定され、また管理者権限を有していないユーザでも行うことができる。
図6は、ユーザが図4の応用機能ボタン403,408を押下することにより表示部301に表示される応用機能の設定画面の一例を示す図ある。
応用機能での設定は、送信ジョブ単位で有効である。ユーザは、この応用機能設定画面に表示されるボタンを押下することで、送信ジョブに対し必要な設定を行うことができる。
図6は、応用機能の設定画面の3ページ目に、「ファイル名」「件名/本文」「返信先」「Eメールの重要度」設定ボタンに続き、送信結果レポートの印刷を指示する「送信結果レポート」ボタン601が表示されている。ユーザは、この「送信結果レポート」ボタン601にタッチすることで、この送信ジョブの終了後、送信結果レポートを印刷するように設定することができる。
図7は、実施形態に係る複合機で印刷される送信結果レポートの一例を示す図である。
送信結果レポートは、送信結果領域701と、送信画像領域702を含む。送信結果領域701には、レポートを出力した日時、受付番号、送信の開始時刻、送信枚数が印刷されている。また正常に送信が終了した宛先として、終了相手先の電話番号が印刷されている。またエラーが発生したときは、そのエラーが発生した送信の宛先が印刷される。また送信画像領域702には、送信したシートの最初のページの画像が印刷される。
[実施形態1]
以下、機器に対する送信結果レポートの動作を設定する処理を、図8のフローチャートを参照して説明する。尚、このフローチャートに係る制御プログラムはメモリ109に格納されており、このプログラムはCPU108の制御の下に実行されて、このフローチャートで示す処理が実現される。
図8は、実施形態1に係る複合機における送信結果レポートの印刷設定を説明するフローチャートである。
S801でCPU108は図3に示す初期画面を操作部105の表示部301に表示する。次にS802でCPU108は、図3の画面でユーザが設定・登録ボタン304にタッチしたことを検知するとS803に進みCPU108は、操作部105に図5(A)に示す機器設定画面を表示する。次にS804でCPU108は、ユーザが設定項目リスト502から「送信結果レポート」を選択したことにより、CPU108は送信結果レポートの設定画面の表示指示を受け付ける。
次にS805に進みCPU108は、操作中のユーザが管理者権限を有しているか否かを判定する。S805でCPU108は、ユーザが管理者権限を有していると判定するとS806に進み、CPU108は、操作画面105に図5(B)に示す送信結果レポートの設定画面を表示する。S807でCPU108は、図5(B)の画面でOKボタン507が押下されるのを待つ。OKボタン507が押下されるとS808に進みCPU108は、図5(B)の画面で、「常に印刷する」ボタン503、「エラー時のみ印刷」ボタン504、「常に印刷しない」505のどのボタンが押下(選択)されているかを判定する。そして、その選択されている送信結果レポートの設定を基本動作設定として取得する。次にS809に進みCPU108は、応用機能からの設定を許可するボタン506でON、OFFのいずれが選択されているかを取得する。そしてS810に進みCPU108は、S808,S809で取得した送信結果レポートの印刷設定をメモリ109に保存して、この処理を終了する。
一方、S803でユーザが管理者でないときはS811に進み、CPU108は、操作部105にユーザの認証画面を表示する。そしてS812でCPU108は、その認証画面で入力したユーザの情報に基づいてユーザの認証が成功したか否かを判定する。ここでユーザの認証に成功するとS806に進むが、ユーザの認証に失敗すると、この処理を終了する。
尚、この実施形態1では、複合機への送信結果レポートの印刷設定を管理者のみに限定しているため、図5(A)の画面でユーザが設定項目リスト502から「送信結果レポート」を選択したとき、そのユーザが管理者権限を有しているか否かを判定している。しかし、ユーザが管理者権限を有していないことが事前に分かっていれば、図5(A)の機器設定画面を表示した時、設定項目リスト502の「送信結果レポート」を網掛けして「送信結果レポート」を選択できないようにしても良い。
続いて、応用機能の設定画面に表示する、「送信結果レポート」ボタン601の表示制御処理を図9のフローチャートを用いて説明する。
図9は、実施形態1に係る複合機における応用機能の設定画面(図6)から「送信結果レポート」の印刷設定を行う場合の処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートに係る制御プログラムはメモリ109に格納されており、このプログラムはCPU108の制御の下に実行されて、このフローチャートで示す処理が実現される。
まずS901でCPU108は、ユーザが、図4に示すスキャン又はファクス操作画面で応用機能ボタン403,408を押下したことを検知して、応用機能の設定画面の表示指示を受け付ける。そしてS902に進みCPU108は、例えば図6に示す応用機能の設定画面を表示する。次にS903に進みCPU108は、図8のS810でメモリ109に保存した、送信結果レポートの印刷設定を参照する。そしてS904に進みCPU108は、その記憶されている送信結果レポートの印刷設定で、応用機能からの設定が許可されているか、即ち、図5(B)の画面でボタン506でONが押されていたかどうかを判定する。ここでONが選択されていた、即ち、応用機能からの印刷設定が許可されていると判定するとS905に進み、CPU108は、図6の画面で「送信結果レポート」ボタン601を網掛けがない状態で表示してS906に進む。S906でCPU108は、図6の画面における「送信結果レポート」ボタン601の押下状態を取得する。そしてS907に進みCPU108は、その押下状態に応じて、送信結果レポートを印刷する、或いは印刷しないという設定をジョブの設定値に反映して、この処理を終了する。
一方、S904で応用機能からの印刷設定が許可されていない、即ち、図5(B)の画面のボタン506でOFFが選択されていたと判定するとS908に進む。S908でCPU108は、図6の「送信結果レポート」ボタン601に網掛けした状態で表示して、この処理を終了する。尚、ここでは、送信結果レポートの印刷設定に特化して説明しているためS908で「送信結果レポート」ボタン601を網掛け表示した後は、このボタン610の操作を受け付けないため、この処理を終了している。実際は、他のボタンが押下されることにより、例えば図6の例では、ファイル名や返信先、重要度などが設定される。
この処理によれば、S906で「送信結果レポート」ボタン601が押下されていると、送信ジョブに送信結果レポートを印刷することように設定される。しかし、「送信結果レポート」ボタン601が網掛けで表示されていると、ユーザはこのボタン601を操作できないため、図4の応用機能ボタン403,408からは、送信結果レポートを印刷するような設定はできないことになる。
続いて、送信ジョブが終了した時に、前述の設定に従って送信結果レポートを印刷するかどうか制御する処理を図10のフローチャートを参照して説明する。
図10は、本発明の実施形態1に係る複合機において、送信の終了時に、送信結果レポートを印刷するかどうかを制御する処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートに係る制御プログラムはメモリ109に格納されており、このプログラムはCPU108の制御の下に実行されて、このフローチャートで示す処理が実現される。
この処理は送信ジョブが終了することにより開始され、まずS1001でCPU108は、その終了した送信ジョブに、応用機能での「送信結果レポート」ボタン601により送信結果レポートの印刷が設定されていたかどうかを判定する。ここで印刷するように設定されていたときはS1002に進みCPU108は、例えば図7に示すような送信結果レポートを生成して印刷し、この処理を終了する。この実施形態1では、ジョブごとに設定する応用機能での設定が許可されている場合は、その応用機能で送信結果レポートの印刷が設定されていると、その設定を機器の設定に優先させて送信結果レポートを印刷させている。
一方、S1001でCPU108は、「送信結果レポート印刷」ボタン601により送信結果レポートの印刷が設定されていないと判定するとS1003に進む。S1003でCPU108は、メモリ109に保存されている送信結果レポートの印刷設定を参照し、機器に対する設定は「常に印刷」であるかどうか判定する。ここでCPU108が「常に印刷」が設定されていると判定するとS1002に進み、送信結果レポートを印刷して、この処理を終了する。
一方、S1003でCPU108は「常に印刷」が設定されていないと判定するとS1004に進みCPU108は、機器に対する設定は「エラー時のみ印刷」であるか否か判定する。そうであればS1005に進みCPU108は、送信が終了したジョブの情報を参照し、ジョブの送信に成功したか否か判定する。ここでCPU108が、送信に失敗したと判定したときはS1002に進んで送信結果レポートを印刷するが、送信に成功したときは送信結果レポートを印刷せずに、この処理を終了する。またS1004でCPU108は、機器に対する設定が「エラー時のみ印刷」でないと判定したときは、機器に対する設定は「常に印刷しない」であると判定して送信結果レポートを印刷せずに、この処理を終了する。
以上説明したように実施形態1によれば、送信結果レポートを印刷するか、しないかの設定を、機器への設定を行う設定画面、或いはジョブごとに設定する設定画面のいずれからでも行うことができる。また、機器の設定で、ジョブごとに設定する設定画面からの設定を許可するかどうかを指定できるため、例えば管理者が、複合機に対して送信結果レポートを印刷すると設定している場合、ユーザが各ジョブごとにその設定を変更できないようにもできる。
[実施形態2]
前述の実施形態1では、一般のユーザも操作可能な応用機能の画面では、送信結果レポートを印刷する設定が可能であるが、印刷しない設定を行うことができなかった。しかしながら、管理者が「常に印刷する」と設定していない場合は、一般のユーザが、送信結果レポートの印刷の要否を指定可能にしても運用上、問題がないこともあり得る。
そこで実施形態2では、複合機に対して管理者が「常に印刷する」と設定しているときは一般のユーザによる送信結果レポートの印刷設定を受け付けないようにする。また管理者が「常に印刷する」と設定していないときは、一般のユーザによる送信結果レポートの印刷設定を受け付けるようにする例で説明する。尚、実施形態2に係る複合機の構成等は前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
図11は、実施形態2に係る複合機における送信結果レポートの印刷設定を説明するフローチャートである。図11において、S1101~S1106の処理は、前述の図8のS801~S804,S806,S808の動作と同じであるため、その説明を省略する。尚、このフローチャートに係る制御プログラムはメモリ109に格納されており、このプログラムはCPU108の制御の下に実行されて、このフローチャートで示す処理が実現される。尚、前述の実施形態1の図8では、送信結果レポート設定画面の表示処理においてユーザ認証処理を含めて説明したが、ここでは認証処理の説明は割愛する。
S1107でCPU108は、図5(B)の送信結果レポートの設定画面で「常に印刷する」が選択されているかどうかを判定する。ここで「常に印刷する」が選択されていると判定するとS1111に進みCPU108は、図5(B)の画面の「応用機能からの設定を許可」ボタン506を網掛けで表示し、応用機能からの設定を不可とする。そしてS1112に進みCPU108は、応用機能からの設定が不可であると登録して、この処理を終了する。
一方、S1107でCPU108は、図5(B)の送信結果レポートの設定画面で「常に印刷する」が選択されていないと判定するとS1108に進み、図5(B)の画面の「応用機能からの設定を許可」ボタン506を通常の状態で表示する。そしてS1109に進みCPU108は、図5(B)の画面の「応用機能からの設定を許可」ボタン506のON或いはOFFの選択を受け付け、OKボタン507が押下されると、その設定を登録して、この処理を終了する。
次に送信終了時、送信結果レポートを印刷する処理を図12のフローチャートを参照して説明する。
図12は、実施形態2に係る複合機において、送信の終了時に、送信結果レポートを印刷するかどうかを制御する処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートに係る制御プログラムはメモリ109に格納されており、このプログラムはCPU108の制御の下に実行されて、このフローチャートで示す処理が実現される。
S1201でCPU108は、ユーザが投入した送信ジョブに、応用機能での「送信結果レポート」の印刷が設定されているかどうかを判定する。印刷が設定されていると判定するとS1202に進みCPU108は、その設定が図6の画面で「送信結果レポート」ボタン601が押下されることによる印刷指示であったか否かを判定する。S1202で「印刷する」設定であると判定するとS1203に進みCPU108は、送信ジョブの情報を参照し、例えば図7に示すような送信結果レポートを生成して印刷し、この処理を終了する。一方、S1202でCPU108は「印刷する」設定がされていないときは、送信結果レポートを印刷せずに終了する。
またS1201でCPU108は、応用機能の設定がないと判定するとS1204に進みCPU108は、メモリ109に保存されている送信結果レポートの印刷設定を参照し、機器に対する設定は「常に印刷」であるかどうか判定する。ここでCPU108が「常に印刷」が設定されていると判定するとS1203に進み、送信結果レポートを印刷して、この処理を終了する。
一方、S1204でCPU108は「常に印刷」が設定されていないと判定するとS1205に進みCPU108は、機器に対する設定は「エラー時のみ印刷」であるか否か判定する。そうであればS1206に進みCPU108は、送信が終了したジョブの情報を参照し、ジョブの送信に成功したか否か判定する。ここでCPU108が、送信に失敗したと判定したときはS1203に進んで送信結果レポートを印刷するが、送信に成功したときは送信結果レポートを印刷せずに、この処理を終了する。またS1205でCPU108は、機器に対する設定が「エラー時のみ印刷」でないと判定したときは、機器に対する設定は「常に印刷しない」であると判定して送信結果レポートを印刷せずに、この処理を終了する。
以上説明したように本実施形態2によれば、一般のユーザも操作可能な応用機能の画面で、「送信結果レポート」を印刷するように設定していない場合は、送信結果レポートの印刷を実行しないようにできる。
[実施形態3]
図7に示す送信管理レポートでは、送信結果と共に、送信した原稿の最初のページの画像が印刷されていた。しかし、印刷コストの観点等から、送信結果レポートに送信画像を印刷するか否かを設定可能とすることが考えられる。
しかし、重要な文書を送信した証拠として、送信結果レポートを印刷する際、併せて送信結果の画像も印刷したいという要求がある。このとき、送信ジョブ毎に、送信結果レポートに送信画像を印刷するかどうかの設定を切り替え、送信が終了した後、再び、その設定を元の状態に戻すのでは操作性が悪い。
そこで実施形態3では、送信結果レポートを印刷する際、併せて送信結果の画像を印刷するかどうかを設定する例を説明する。尚、実施形態3に係る複合機の構成等は前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。
図13は、本発明の実施形態3に係る複合機で表示される送信結果レポートの印刷設定画面の一例を示す図である。この送信結果レポートの印刷設定画面は、ユーザが、図5(A)の画面の設定項目リスト502から「送信結果レポート」を選択することで呼び出されて表示される。
ここで、前述の実施形態1に係る図5(B)の画面と比較すると、送信結果レポートの印刷の可否を指定するボタン506に加えて、送信画像の印刷を行うかどうかの設定ボタン1301が追加されている。ボタン1301は、送信結果レポートに送信画像を印刷するか否かを設定する送信画像設定ボタンである。またボタン1302は、ジョブ毎に、応用機能から送信画像を印刷するか否かを設定できる応用機能からの設定を行うボタンである。これらボタンでは、いずれもONが選択されると、その機能を実行するように設定され、OFFが選択されると、その機能を実行しないように設定される。
図14は、実施形態3において、ユーザが図4の応用機能ボタン403,408を押下することにより表示部301に表示される応用機能の設定画面の一例を示す図ある。
図6と比較すると明らかなように、図14では、「送信画像の印刷」ボタン1401が追加されている。ユーザはこのボタン1401を押下することで、この送信ジョブの終了後に印刷される送信結果レポートに、送信画像を印刷するように設定できる。
この「送信画像の印刷」ボタン1401は、図13の画面で、応用機能からの設定が許可ボタン1302でOFFが選択されているときは網掛け表示となる。一方、図13の画面で、応用機能からの設定が許可ボタン1302でONが選択されているときは通常表示となり、「送信画像の印刷」ボタン1401が選択可能となる。
続いて、送信終了時、送信結果レポートを印刷する処理を、図15のフローチャートを用いて説明する。
図15は、実施形態3に係る複合機において、送信の終了時に、送信結果レポートを印刷するかどうかを制御する処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートに係る制御プログラムはメモリ109に格納されており、このプログラムはCPU108の制御の下に実行されて、このフローチャートで示す処理が実現される。
前述の実施形態1、2では、機器に対する設定およびユーザの設定により、送信結果レポートそのもの印刷動作について説明したが、ここでは送信結果レポートの印刷時における送信画像の印刷に絞って説明する。
この処理は送信ジョブが終了することにより開始され、まずS1501でCPU108、その終了した送信ジョブに、応用機能の設定で「送信画像の印刷」が設定されているか否か判定する。S1501で「送信画像の印刷」が設定されていると判定するとS1502に進みCPU108は、その設定が「印刷する」であるか否かを判定する。ここで「印刷する」と設定されているとS1503に進みCPU108は、終了した送信ジョブの情報と、その画像情報を参照し、送信画像の最初のページの画像とともに、送信結果レポートを生成して印刷する。即ち、図7の送信画像領域702に、送信した原稿の最初のページの画像を印刷して、この処理を終了する。一方、S1502でCPU108は、その設定が「印刷する」でないと判定したときはS1505に進む。S1505でCPU108は、送信ジョブの情報を参照し、送信画像を含まない送信結果レポートを生成して印刷する。即ち、図7において、送信画像領域702に何も印刷されないレポートを印刷して、この処理を終了する。
一方、S1501でCPU108は、応用機能の設定で「送信画像の印刷」が設定されていないときはS1504に進みCPU108は、送信画像を印刷するか否かを機器の設定に従う。ここでCPU108は、メモリ109に保存されている送信画像の表示設定を参照し、機器に対する設定は「表示する」であるか否かを判定する。S1506でCPU108は「印刷する」が設定されていると判定するとS1503に進み、送信画像付きの送信結果レポートを印刷して、この処理を終了する。一方、S1504でCPU108が、送信画像を印刷するが設定されていないと判定するとS1505に進み、送信画像を含まない送信結果レポートを印刷して、この処理を終了する。
以上説明したように実施形態3によれば、送信結果レポートに送信画像を印刷するかどうかを、ユーザによる各ジョブごとの設定で制御できる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
101…画像形成部、102…制御部、104…スキャナ部、105…操作部、108…CPU、109…メモリ、201…UI制御部、205…ジョブ制御部、207…印刷制御部

Claims (40)

  1. 画像データを送信する送信機能を備える画像処理装置であって、
    原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行手段と、
    前記画像データを送信する送信機能に対する設定として、少なくとも前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定、又は前記送信レポートを印刷する第2設定を前記画像処理装置に設定可能な第1設定手段と、
    前記送信ジョブに対する設定として、前記送信レポート印刷に関する設定を前記送信ジョブに設定可能な第2設定手段と、
    前記画像データを送信する送信機能に対する設定として、前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第3設定手段が前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け不能と設定することによって、前記第2設定手段は、前記画像データを送信する送信機能に対する設定を設定不能になることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定は、前記送信レポートを印刷する第3設定を含み、
    前記第1設定手段によって前記第1設定が設定され且つ前記第2設定手段によって前記第3設定が設定された状態で送信ジョブを前記実行手段が実行することに応じて送信レポートを印刷する印刷手段を、更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記送信ジョブに対する前記第3設定は、当該送信ジョブの単位で有効となる設定であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 画像データを送信する送信機能を有する画像処理装置であって、
    原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行手段と、
    前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定、又は前記送信レポートを印刷する第2設定を、前記送信機能が選択されていない状態で第1画面を介して前記画像処理装置に設定可能な第1設定手段と、
    前記送信レポート印刷に関する設定を、前記送信機能が選択された状態で第2画面を介して前記送信ジョブに設定可能な第2設定手段と、
    前記送信機能が選択されていない状態で、前記送信機能が選択された状態において前記第2画面を介して前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記第3設定手段が前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け不能と設定することによって、前記第2設定手段は、前記送信機能が選択された状態で第2画面を介して前記送信レポートの印刷に関する設定を設定不能になることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定は、前記送信レポートを印刷する第3設定を含み、
    前記第1設定手段によって前記第1設定が設定され且つ前記第2設定手段によって前記第3設定が設定された状態で送信ジョブを前記実行手段が実行することに応じて送信レポートを印刷する印刷手段を、更に有することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像処理装置。
  8. 前記第2設定手段は、前記第3設定手段によって前記送信レポートの印刷に関する設定が受け付け可能に設定された場合に、前記送信機能が選択された状態であって、且つ前記実行手段による前記送信ジョブの実行の前に、前記第2設定を設定可能であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1画面は、前記画像処理装置の設定機能が選択された状態で表示可能な画面であることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 画像データを送信する送信機能を備える画像処理装置であって、
    原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行手段と、
    前記画像処理装置の機器設定として、少なくとも前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定、又は前記送信レポートを印刷する第2設定を前記画像処理装置に設定可能な第1設定手段と、
    1つの送信ジョブに対する設定として、前記送信レポート印刷に関する第2設定を前記送信ジョブに設定可能な第2設定手段と、
    前記送信機能に対する設定として、前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記第3設定手段が前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け不能と設定することによって、前記第2設定手段は、前記送信機能に対する設定を設定不能になることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定は、前記送信レポートを印刷する第3設定を含み、
    前記第1設定手段によって前記第1設定が設定され且つ前記第2設定手段によって前記第3設定が設定された状態で送信ジョブを前記実行手段が実行することに応じて送信レポートを印刷する印刷手段を、更に有することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像処理装置。
  13. 前記画像処理装置の機器設定とは、複数回の前記送信ジョブの実行に対する設定であることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. ファックスインターフェースを、更に有し、
    前記送信機能は、前記ファックスインターフェースを介して前記画像データを送信する送信機能であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. ファックスインターフェースと、
    前記ファックスインターフェースとは異なるネットワークインターフェースと、を更に有し、
    前記送信機能は、前記ネットワークインターフェースを介して前記画像データを送信する送信機能であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 画像処理装置であって、
    原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行手段と、
    前記画像処理装置を管理する管理者によって設定される管理者設定として、少なくとも前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定、又は前記送信レポートを印刷する第2設定を前記画像処理装置に設定可能な第1設定手段と、
    前記画像処理装置を使用するユーザによって設定されるユーザ設定として、前記送信レポート印刷に関する第2設定を送信ジョブに設定可能な第2設定手段と、
    送信機能に対する設定として、前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  17. 前記第3設定手段が前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け不能と設定することによって、前記第2設定手段は、前記送信機能に対する設定を設定不能になることを特徴とする請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定は、前記送信レポートを印刷する第3設定を含み、
    前記第1設定手段によって前記第1設定が設定され且つ前記第2設定手段によって前記第3設定が設定された状態で送信ジョブを前記実行手段が実行することに応じて送信レポートを印刷する印刷手段を、更に有することを特徴とする請求項16又は17に記載の画像処理装置。
  19. ファックスインターフェースを、更に有し、
    前記送信ジョブは、前記ファックスインターフェースを介して前記画像データを送信する送信ジョブであることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  20. ファックスインターフェースと、
    前記ファックスインターフェースとは異なるネットワークインターフェースと、を更に有し、
    前記送信ジョブは、前記ネットワークインターフェースを介して前記画像データを送信する送信ジョブであることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  21. 画像データを送信する送信機能を備える画像処理装置を制御する制御方法であって、
    原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行工程と、
    前記画像データを送信する送信機能に対する設定として、少なくとも前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定、又は前記送信レポートを印刷する第2設定を前記画像処理装置に設定可能な第1設定工程と、
    前記送信ジョブに対する設定として、前記送信レポートを印刷する第2設定を前記送信ジョブに設定可能な第2設定工程と、
    前記画像データを送信する送信機能に対する設定として、前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  22. 前記第3設定工程が前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け不能と設定することによって、前記第2設定工程は、前記画像データを送信する送信機能に対する設定を設定不能になることを特徴とする請求項21に記載の制御方法。
  23. 前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定は、前記送信レポートを印刷する第3設定を含み、
    前記第1設定工程によって前記第1設定が設定され且つ前記第2設定工程によって前記第3設定が設定された状態で送信ジョブを前記実行工程が実行することに応じて送信レポートを印刷する印刷工程を、更に有することを特徴とする請求項21又は22に記載の制御方法。
  24. 前記送信ジョブに対する前記第1設定及び前記第2設定は、当該送信ジョブの単位で有効となる設定であることを特徴とする請求項23に記載の制御方法。
  25. 画像データを送信する送信機能を有する画像処理装置を制御する制御方法であって、
    原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行工程と、
    前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定又は前記送信レポートを印刷する第2設定を、前記送信機能が選択されていない状態で第1画面を介して前記画像処理装置に設定可能な第1設定工程と、
    前記送信レポート印刷に関する第2設定を、前記送信機能が選択された状態で第2画面を介して前記送信ジョブに設定可能な第2設定工程と、
    前記送信機能が選択されていない状態で、前記送信機能が選択された状態において前記第2画面を介して前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  26. 前記第3設定工程が前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け不能と設定することによって、前記第2設定工程は、前記送信機能が選択された状態で第2画面を介して前記送信レポートの印刷に関する設定を設定不能になることを特徴とする請求項25に記載の制御方法。
  27. 前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定は、前記送信レポートを印刷する第3設定を含み、
    前記第1設定工程によって前記第1設定が設定され且つ前記第2設定工程によって前記第3設定が設定された状態で送信ジョブを前記実行工程が実行することに応じて送信レポートを印刷する印刷工程を、更に有することを特徴とする請求項25又は26に記載の制御方法。
  28. 前記第2設定工程は、前記第3設定工程によって前記送信レポートの印刷に関する設定が受け付け可能に設定された場合に、前記送信機能が選択された状態であって、且つ前記実行工程による前記送信ジョブの実行の前に、前記第2設定を設定可能であることを特徴とする請求項27に記載の制御方法。
  29. 前記第1画面は、前記画像処理装置の設定機能が選択された状態で表示可能な画面であることを特徴とする請求項25乃至28のいずれか1項に記載の制御方法。
  30. 画像データを送信する送信機能を備える画像処理装置を制御する制御方法であって、
    原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行工程と、
    前記画像処理装置の機器設定として、少なくとも前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定を前記画像処理装置に設定可能な第1設定工程と、
    1つの送信ジョブに対する設定として、前記送信レポート印刷に関する第2設定を前記送信ジョブに設定可能な第2設定工程と、
    前記送信機能に対する設定として、前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  31. 前記第3設定工程が前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け不能と設定することによって、前記第2設定工程は、前記送信機能に対する設定を設定不能になることを特徴とする請求項30に記載の制御方法。
  32. 前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定は、前記送信レポートを印刷する第3設定を含み、
    前記第1設定工程によって前記第1設定が設定され且つ前記第2設定工程によって前記第3設定が設定された状態で送信ジョブを前記実行工程が実行することに応じて送信レポートを印刷する印刷工程を、更に有することを特徴とする請求項30又は31に記載の制御方法。
  33. 前記画像処理装置の機器設定とは、複数回の前記送信ジョブの実行に対する設定であることを特徴とする請求項30乃至32のいずれか1項に記載の制御方法。
  34. 前記画像処理装置はファックスインターフェースを、更に有し、
    前記送信機能は、前記ファックスインターフェースを介して前記画像データを送信する送信機能であることを特徴とする請求項21乃至33のいずれか1項に記載の制御方法。
  35. 前記画像処理装置は、ファックスインターフェースと、
    前記ファックスインターフェースとは異なるネットワークインターフェースと、を更に有し、
    前記送信機能は、前記ネットワークインターフェースを介して前記画像データを送信する送信機能であることを特徴とする請求項21乃至33のいずれか1項に記載の制御方法。
  36. 画像処理装置を制御する制御方法であって、
    原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程で原稿を読み取って取得した画像データを送信する送信ジョブを実行する実行工程と、
    前記画像処理装置を管理する管理者によって設定される管理者設定として、少なくとも前記送信ジョブの送信結果を示す送信レポートを印刷しない第1設定、又は前記送信レポートを印刷する第2設定を前記画像処理装置に設定可能な第1設定工程と、
    前記画像処理装置を使用するユーザによって設定されるユーザ設定として、前記送信レポート印刷に関する第2設定を前記送信ジョブに設定可能な第2設定工程と、
    送信機能に対する設定として、前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け可能にするか否かを設定可能な第3設定工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  37. 前記第3設定工程が前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定を受け付け不能と設定することによって、前記第2設定工程は、前記送信機能に対する設定を設定不能になることを特徴とする請求項36に記載の制御方法。
  38. 前記送信ジョブに対する前記送信レポートの印刷に関する設定は、前記送信レポートを印刷する第3設定を含み、
    前記第1設定工程によって前記第1設定が設定され且つ前記第2設定工程によって前記第3設定が設定された状態で送信ジョブを前記実行工程が実行することに応じて送信レポートを印刷する印刷工程を、更に有することを特徴とする請求項36又は37に記載の制御方法。
  39. 前記画像処理装置は、ファックスインターフェースを、更に有し、
    前記送信ジョブは、前記ファックスインターフェースを介して前記画像データを送信する送信ジョブであることを特徴とする請求項36乃至38のいずれか1項に記載の制御方法。
  40. 前記画像処理装置は、ファックスインターフェースと、
    前記ファックスインターフェースとは異なるネットワークインターフェースと、を更に有し、
    前記送信ジョブは、前記ネットワークインターフェースを介して前記画像データを送信する送信ジョブであることを特徴とする請求項36乃至38のいずれか1項に記載の制御方法。
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