JP7001564B2 - 通過センサ取付カバー - Google Patents
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Description
例えば、このような加工品検出用の通過センサは、加工品の排出路の一部を構成するカバーの周壁部に取り付けられ、カバー内を通過する加工品を検出している。
従来の通過センサ取付カバーは、カバー内において通過センサの検出エリアが限られており、カバー内を通過する加工品が検出エリア外を通過しないように位置を調整して加工装置の排出口に設置しているが、加工装置から排出される加工品の形状やサイズ等が変更されると、検出エリアを外れて通過してしまう場合があった。このように排出された加工品が検出されないと、排出不良として加工装置が停止してしまう問題があった。そのため、加工品の形状やサイズ等が変更される際には、加工品に合わせて通過センサ取付カバーの設計を変更したり、取付位置等を再度設定し直したり必要があった。
すなわち、この通過センサ取付カバーでは、誘導枠部材が、アウターレール部に沿ってインナーレール部をスライドさせることで着脱可能とされているので、ネジやボルト等の部材を使用することなく、スライドさせるだけで容易に着脱させることができる。なお、本発明では、誘導枠部材の着脱にネジやボルト等が不要であるが、誘導枠部材をより確実に固定するために、スライドさせて取り付けた状態でさらにネジやボルト等で固定しても構わない。
すなわち、この通過センサ取付カバーでは、誘導枠部材の背面開口部が、周壁部のうち反射板が取り付けられた壁部よりも内側に開口しているので、排出されてくる加工品が誘導枠部材で枠状カバー本体内に誘導される際に反射板に当たり難くなり、反射板の傷付きを抑制することができる。
すなわち、この通過センサ取付カバーでは、センサ本体が、光線スリットの外側に光線スリットとの間に隙間を設けて取り付けられているので、加工品に付着している油等が光線スリットを通してセンサ本体に付着してしまうことを抑制可能である。また、誘導されてきた加工品がセンサ本体に当たってしまうことを防止可能である。
すなわち、この通過センサ取付カバーでは、誘導枠部材の背面開口部が、光線スリットの下端よりも上に配されているので、誘導枠部材で枠状カバー本体内に誘導される加工品が光線スリットよりも下側を通って検出されないことを防止できる。
すなわち、この通過センサ取付カバーでは、背面側ガイド部材の底面から加工品の排出方向に向けてガスを噴出するガス噴出機構を備えているので、ガス噴出機構により噴射されたガスによって加工品を排出方向に強制的に押し出すことで、加工品が背面側ガイド部材内に留まってしまうことを防止可能である。
すなわち、この通過センサ取付カバーでは、誘導枠部材が、排出口側に向けて伸縮可能な底板部を有しているので、排出口との間に隙間があっても伸縮可能な底板部を伸ばすことで隙間を埋め、加工品が円滑に枠状カバー本体内に誘導することができる。
すなわち、本発明の通過センサ取付カバーによれば、誘導枠部材が、枠状カバー本体の前面に着脱可能に取り付けられているので、加工品の形状やサイズ等が変更になっても加工品に対応する誘導枠部材に容易に交換できるため、枠状カバー本体自体の設計変更や取付調整等が不要になる。
したがって、本発明の通過センサ取付カバーでは、様々な加工品に容易に対応して確実に検出でき、検出不良による加工装置の停止を防ぐことができる。
上記通過センサ2は、図1に示すように、光線を反射する反射板2Aと、反射板2Aに向けて光線を投光する投光部(図示略)及び反射板2Aから反射された光線を受光する受光部(図示略)とを有するセンサ本体2Bとを備えている。すなわち、通過センサ2は、回帰反射型光電センサである。
すなわち、通過センサ取付カバー1は、誘導枠部材4の背面側に形成された一対のインナーレール部4aと、枠状カバー本体3の前面側に形成され一対のインナーレール部4aをガイドする一対のアウターレール部3aとを備えており、誘導枠部材4が、図9に示すように、アウターレール部3aに沿ってインナーレール部4aをスライドさせることで着脱可能とされている。
前記周壁部のうちセンサ本体2Bが取り付けられた壁部には、センサ本体2Bからの光線が通ると共に反射板2Aで反射された光線が通る光線スリット3bが形成されている。
上記センサ本体2Bは、光線スリット3bの外側に光線スリット3bとの間に隙間Sを設けて取り付けられている。
なお、センサ本体2Bは、下部に防振ゴム2cが取り付けられた状態でセンサ本体カバー7に収納されている。また、センサ本体2Bは、ネジ・ボルト等によりセンサ本体カバー7から容易に取り出し可能になっている。
なお、反射板2Aは、反射板カバー8の上部から容易に抜き差し可能になっている。
また、反射板カバー8が取り付けられた壁部には、センサ本体2Bからの光線を反射板2Aに通すために縦長スリット状の反射板側窓部3cが形成され、この反射板側窓部3cに反射板2Aが対向配置されている。
また、誘導枠部材4の背面開口部4bが、図8に示すように、光線スリット3bの下端よりも上に配されている。例えば、誘導枠部材4の底面と枠状カバー本体3の底面とは、互いの接続部分で約5~6mmの段差が設けられ、誘導枠部材4の底面が枠状カバー本体3の底面よりも高く配されている。
なお、図11では、センサ本体2Bをセンサ本体カバー7内に取り付ける前の状態を示している。
上記背面側ガイド部材8は、底面8aが排出方向に沿った谷折り状態とされている。すなわち、背面側ガイド部材8の底面8aは、断面V字形状とされている。
なお、背面側ガイド部材の底面は、中央部が凹んだ断面形状であれば、傾斜が緩やかな断面U字形状や断面台形状としても構わない。
なお、背面側ガイド部材8を取り付けるか否かは、加工品Wの排出経路等に応じて任意に選択可能である。
また、背面側ガイド部材8は、複数を連結可能である。
なお、図13の(a)に示すように、背面側ガイド部材8の底面8aが平面状であると、排出される加工品Wとの接触面積が多く、途中で止まってしまうおそれがあるが、図13の(b)に示すように、背面側ガイド部材8の底面8aが断面V字状等であり、断面中央部が凹んでいる形状であると、排出される加工品Wとの接触面積が少なくなって、滑り易くなり、途中で止まり難くなる。
さらに、加工装置10の金型等から自然落下でゆっくり加工品Wを排出させる場合でも、金型等の排出口10aに誘導枠部材4を直接取り付けて近接させることで、自然落下してくる加工品Wを枠状カバー本体3に誘導してタイムオーバーとならずに確実に検出することが可能になる。
さらに、背面側ガイド部材8の底面8aから加工品Wの排出方向に向けてガスを噴出するガス噴出機構9を備えているので、ガス噴出機構9により噴射されたガスによって加工品Wを排出方向に強制的に押し出すことで、加工品Wが背面側ガイド部材8内に留まってしまうことを防止可能である。
上記底板部25は、両側の側板部25bに固定され側板部25bよりも突出した断面コ字状の支持部25aと、支持部25aから突出方向にスライド可能な断面コ字状の可動部25dとを備えている。
このように支持部25a及び可動部25dを断面コ字状とすることで、突出した部分の両側に壁を構成して側方に加工品が飛び出してしまうことを抑制している。
Claims (7)
- 加工装置から排出される加工品の排出口に直接又は近接して取り付けられ内側を通過する前記加工品を検出する通過センサが取り付け可能な通過センサ取付カバーであって、
前記通過センサが、光線を反射する反射板と、前記反射板に向けて光線を投光する投光部及び前記反射板から反射された光線を受光する受光部とを有するセンサ本体とを備え、
内側が前記排出口から排出される前記加工品の排出路となると共に前記通過センサが取り付けられる枠状カバー本体と、
前記枠状カバー本体と前記排出口との間に設けられ排出される前記加工品を前記排出路に誘導する誘導枠部材とを備え、
前記センサ本体と前記反射板とが、前記排出路を挟んで互いに対向状態に前記枠状カバー本体の周壁部に取り付けられ、
前記誘導枠部材が、前記枠状カバー本体の前面に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする通過センサ取付カバー。 - 請求項1に記載の通過センサ取付カバーにおいて、
前記誘導枠部材の背面側に形成された一対のインナーレール部と、
前記枠状カバー本体の前面側に形成され一対の前記インナーレール部をガイドする一対のアウターレール部とを備え、
前記誘導枠部材が、前記アウターレール部に沿って前記インナーレール部をスライドさせることで着脱可能とされていることを特徴とする通過センサ取付カバー。 - 請求項1又は2に記載の通過センサ取付カバーにおいて、
前記誘導枠部材の背面開口部が、前記周壁部のうち前記反射板が取り付けられた壁部よりも内側に開口していることを特徴とする通過センサ取付カバー。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の通過センサ取付カバーにおいて、
前記周壁部のうち前記センサ本体が取り付けられた壁部に、前記センサ本体からの光線が通ると共に前記反射板で反射された光線が通る光線スリットが形成され、
前記センサ本体が、前記光線スリットの外側に前記光線スリットとの間に隙間を設けて取り付けられていることを特徴とする通過センサ取付カバー。 - 請求項4に記載の通過センサ取付カバーにおいて、
前記誘導枠部材の背面開口部が、前記光線スリットの下端よりも上に配されていることを特徴とする通過センサ取付カバー。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の通過センサ取付カバーにおいて、
前記枠状カバー本体の背面開口部に連結され前記排出路を通過した前記加工品を誘導する背面側ガイド部材と、
前記背面側ガイド部材の底面から前記加工品の排出方向に向けてガスを噴出するガス噴出機構とを備えていることを特徴とする通過センサ取付カバー。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の通過センサ取付カバーにおいて、
前記誘導枠部材が、前記排出口側に向けて伸縮可能な底板部を有していることを特徴とする通過センサ取付カバー。
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2018
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