JP7001521B2 - シールド掘進機及び巨礫の処理方法 - Google Patents
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Description
また、「巨礫の処理」とは、少なくとも、排土装置にて排出可能となるように巨礫を破砕すること、又は、排土装置とは別ルートで巨礫を回収して搬出することを含む。
そこで、特許文献1や特許文献2に記載されているように、チャンバ内の巨礫を破砕して、掘削土砂と共に排出可能とする装置が提案されている。
あるいは、隔壁における排出口の左右両側部からチャンバ内に突出可能な左右一対の礫ずれ防止用ロッドを設け、チャンバ内に取込まれた巨礫を、排出口の直前において、トンネル幅方向両側から囲い込む。そして、ロッド間に位置決め保持された巨礫をカッタヘッド側に設けた礫破砕用カッタ(ディスクカッタ)により破砕する。
すなわち、特許文献1に記載されているように、隔壁側から削岩する際は、排出口の左右両側部から斜めに削岩するしかなく、削岩機の突出長さが大となるなど、削岩しやすいとは言えない。
前記処理口は、その前方へ移動させた巨礫の破砕に用いられる。
前記カッタヘッド側ロッド部材は、前記カッタヘッドの回動により前記チャンバ内の巨礫を前記処理口の前方へ移動させたときに、前記隔壁側ロッド部材との間に、巨礫を挟み込んで保持する。
本発明に係る巨礫の処理方法は、下記(1)~(3)の工程を含む。
(1)前記カッタヘッドから前記チャンバ内にカッタヘッド側ロッド部材を突出させる。
(2)前記カッタヘッドを回転させることで、前記カッタヘッド側ロッド部材により、前記チャンバ内の巨礫を前記排出口の前方から、前記隔壁に前記排出口の周方向上方に位置させて開口させた処理口の前方に移動させる。
(3)前記処理口から前記チャンバ内に削岩機を挿入して、巨礫を破砕する。
前記カッタヘッドを回転させる前に、前記処理口の周方向上方にて、前記隔壁から前記チャンバ内に隔壁側ロッド部材を突出させ、
前記カッタヘッド側ロッド部材により、前記チャンバ内の巨礫を前記処理口の前方へ移動させたときに、前記カッタヘッド側ロッド部材と前記隔壁側ロッド部材とで、巨礫を挟み込んで保持する。
図1は本発明の一実施形態に係るシールド掘進機の正面図(A)及び側面断面図(B)である。
隔壁4はまた、回転中心軸3aの軸受部回りに、旋回環6を回転自在に支持している。カッタヘッド3の各カッタスポーク3cは後面側にて支持アーム7を介して旋回環6に連結されている。これにより、旋回環6の回転によってカッタヘッド3が回転する。
隔壁4にはまた、カッタヘッド3側の機器と隔壁4後方の機器とを油圧回路や電気回路で連係させるためにロータリージョイント11が設けられる。
排土装置13は、隔壁4の後方に配置されていて、チャンバ5内に蓄えられた土砂を隔壁4に開口させた排出口12から機外に向けて排出する。
排土装置13はまた、チャンバ5内の掘削土砂の排出と同時に、チャンバ5内の土圧を制御して、切羽の崩落を防止する。
すなわち、円筒状の掘進機本体2が、隔壁4より後方で、前胴2aと後胴2bとに分割されている。そして、中折れ機構として、前胴2aの後端部と後胴2bの前端部とを、前胴2aを外側、後胴2bを内側にして、折れ曲がり可能にラップさせてなるラップ部14と、前胴2aと後胴2bとをラップ部14の前後で連結する油圧式の連結ジャッキ15と、が設けられる。
シールド掘進機1の曲進時には、曲がる側の連結ジャッキを中立位置より縮め、反対側の連結ジャッキを中立位置より伸ばすことにより、前胴2aと後胴2bとの中折れを実現する。
エレクタ16は、セグメントSGを把持する把持部16aを有し、セグメントSGを把持しつつ、セグメントSGをトンネル軸方向、径方向及び周方向に移動させて、所定の位置にセットする。こうして、複数のセグメントSGを円周方向に組み立てて、セグメントリングを形成し、形成済みのセグメントリングと連結して、円筒状の覆工体を構築する。
推進ジャッキ17は、後胴2bの内周面に、周方向にほぼ等間隔で複数、配置され、覆工済みのセグメントSGの端面を押すことで推力を発生させる。
推進ジャッキ17の伸長により、1リング分掘削すると、ジャッキを戻して、1リング分覆工する。従って、1リング分ずつ、掘削と覆工とを繰り返す。
セグメントSGは後胴2b内で組み立てるので、覆工済みのセグメントSGの外径は後胴2bの内径より小さくなる。このため、後胴2bの後端部内周面と覆工済みのセグメントSGとの間には隙間ができる。従って、この隙間から地下水や土砂が機内(シールド掘進機1内)に入らないようにテールシール18が設けられる。テールシール18は、覆工済みのセグメントSGの外周部に摺接して、前記隙間を塞ぐ。
図2は巨礫処理装置について示すシールド掘進機の正面図(A)及び側面断面図(B)である。
ここでいう「周方向」とは、カッタヘッド3の回転方向をいう。「上方」とは、隔壁4(チャンバ5)の最下方に位置する排出口12より、回転方向の下流側に位置することで、排出口12より高位置となることを意味する。処理(破砕)の対象となる巨礫はチャンバ5の最下方の排出口12の付近に集まり、これを周方向(カッタヘッド3の回転方向)に移動させて処理することから、処理口21は排出口12より回転方向下流側で排出口12より上方となる。
ロッド部材23は、カッタスポーク3cの外端寄りの位置に、カッタスポーク3cの長手方向(径方向)に並べて、複数(2~3本程度)設けられることが好ましい。
これにより、ロッド部材23は、突出状態にて、カッタヘッド3と一体に回転すると、チャンバ5内の排出口12の前方の掘削土砂中に巨礫がある場合に、巨礫に側方から当接し、掘削土砂中の巨礫を排出口12の前方から処理口21の前方へ移動させることができる。尚、チャンバ5内の掘削土砂はロッド部材23の間から逃げて、そのまま滞留するので、巨礫のみを移動させることができる。
ロッド部材24は、隔壁4の外周寄りの位置に、径方向に並べて、複数(2~3本)設けられることが好ましい。
これにより、隔壁4側のロッド部材(隔壁側ロッド部材)24は、突出状態にて、前記カッタヘッド3側のロッド部材(カッタヘッド側ロッド部材)23によって処理口21の前方へ移動された巨礫を、カッタヘッド側ロッド部材23と協働して、挟み込む(周方向に位置決め保持する)ことができる。
図3は、チャンバ5内に巨礫Kが取込まれて、排出口12の前方に位置し、排土装置(スクリューコンベア)13により排出できない状態を示している。かかる状態はカッタヘッド3や排土装置13のトルク変動などから検知することができる。かかる検知により巨礫処理がスタートする。
従って、巨礫Kを移動させるための準備として、先ず、カッタヘッド3の角度合わせを行う。すなわち、図3に示されているように、カッタヘッド3を微速回転させ、カッタヘッド側ロッド部材23を有するカッタスポークを排出口12の付近で回転方向上流側に位置させる。
ここでは、カッタヘッド側ロッド部材23をカッタヘッド3の背面よりチャンバ5内に突出させる。
また、隔壁側ロッド部材24を隔壁4の前面よりチャンバ5内(更にはカッタスポーク間の開口3e内)に突出させる。
この状態で、チャンバ5内の排出口12の前方の巨礫Kは、カッタヘッド側ロッド部材23と隔壁側ロッド部材24との間にあるものとする。
カッタヘッド3を微速回転させる。すなわち、カッタヘッド3を通常の掘削中の回転速度より十分に低速度で回転させる。
これにより、カッタヘッド側ロッド部材23が一体に回転し、チャンバ5内の排出口12の前方にある巨礫Kに側方から当接し、巨礫Kを排出口12の前方から周方向上方へ(処理口21の前方に向かって)移動させることができる。
逆に、カッタヘッド3が、両ロッド部材23、24の角度差が0になるまで、回転した場合、巨礫が無いと判定することができる。
隔壁4の処理口21の前方に巨礫Kが保持されている状態で、バルブ22(図6では省略)によって、処理口21を開く。そして、隔壁4後方の作業場所から、処理口21に巨礫破砕装置としての削岩機25を挿入してセットする。これにより、削岩機25をチャンバ5内に臨ませ、削岩機25によって巨礫Kを破砕する。
削岩機25としては、打撃式削岩機の他、ビットを先端に取付けたロッド(ドリル)を回転させて削孔するボーリングマシンタイプの回転式削岩機を用いることができる。
巨礫が排土装置(スクリューコンベア)13で呑み込み可能なサイズまで破砕されていれば、削岩機25を撤去して、バルブ22を閉じ、両ロッド部材23、24を引込めてから、掘進を再開する。
巨礫の破砕が不十分な場合、削岩機25による打撃や削孔を繰り返す。巨礫の強度が高い場合、削孔跡に静的破砕機械などを挿入して破砕することも有効である。
隔壁4の処理口21は、これに連なって隔壁4の後方へ延びる筒状部21aを備え、筒状部21a内及びその後方に、削岩機セット設備30が設けられる。
先ず図8(a)に示すように、ボールバルブ33を閉じている状態で、削岩機25の削岩ロッド25aの先端をパイプ状部材32のロッド通し孔32bに挿入し、収縮状態にあるパッカー35を通過させて、ボールバルブ33の直前まで引き通す。
また、常にパッカー35によりシールすることで、機内への土砂や地下水の流入を抑制しつつ、削岩作業を行うことができる。
すなわち、隔壁4の排出口12(排土装置13の呑み口)付近は破砕機構を設置するためのスペースがとれないため、排出口12から離れた位置まで移動させて破砕できるようにするのである。
本実施形態では、処理口21の前方に移動させた巨礫Kを、処理口21内に引入れて、回収処理する。従って、処理口21は、想定される巨礫の大きさより大きくする。
本実施形態では、このゲートバルブ38が前述の「処理口21を開閉するバルブ22」に相当する。
従って、筒状部21aの延在方向後側の部位は、巨礫の引込み空間であり、主ピストン41が前後方向に摺動可能に配置されている。主ピストン41はピストンロッド42を介して副ピストン43に連結され、この副ピストン43に対し図で左方に付勢する油圧室44が形成されている。
隔壁4の処理口21の前方に巨礫Kが保持されている状態で、ゲートバルブ38によって、処理口21を開く。
すなわち、隔壁4の排出口12(排土装置13の呑み口)付近は回収機構を設置するためのスペースがとれないため、排出口12から離れた位置まで移動させて回収できるようにするのである。
尚、出願当初の請求項は以下の通りであった。
[請求項1]
筒状の掘進機本体と、前記本体の前端部に配置される回転可能なカッタヘッドと、前記カッタヘッドの後方で前記本体内に配置される隔壁と、前記カッタヘッドと前記隔壁との間に形成されて前記カッタヘッドにより掘削された土砂を蓄えるチャンバと、前記チャンバ内に蓄えられた土砂を前記隔壁に開口させた排出口から機外に向けて排出する排土装置と、備える、シールド掘進機であって、
前記隔壁に前記排出口の周方向上方に位置させて開口させた処理口と、
前記処理口を開閉するバルブと、
前記カッタヘッドから前記チャンバ内に出没可能で、前記カッタヘッドの回動により前記チャンバ内の巨礫を前記処理口の前方へ移動させることができるカッタヘッド側ロッド部材と、を含み、
前記処理口は、その前方へ移動させた巨礫の破砕あるいは回収に用いられることを特徴とする、シールド掘進機。
[請求項2]
前記処理口の周方向上方にて、前記隔壁から前記チャンバ内に出没可能な隔壁側ロッド部材を更に含み、
前記カッタヘッド側ロッド部材は、前記カッタヘッドの回動により前記チャンバ内の巨礫を前記処理口の前方へ移動させたときに、前記隔壁側ロッド部材との間に、巨礫を挟み込むことを特徴とする、請求項1記載のシールド掘進機。
[請求項3]
前記処理口にセットされる巨礫破砕用の削岩機を更に含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のシールド掘進機。
[請求項4]
前記処理口は、前記削岩機を水密状態で挿入させ、且つ首振り可能とする削岩機セット設備を備えることを特徴とする、請求項3記載のシールド掘進機。
[請求項5]
前記削岩機セット設備は、前記処理口を閉止する本体と、前記本体を貫通すると共に前記本体に傾動自在に支持され、前記削岩機の削岩ロッドを挿通可能なパイプ状部材と、前記パイプ状部材の内周部に設けられ、前記削岩ロッドを水密状態で挿通させるシール部材と、を含んで構成されることを特徴とする、請求項4記載のシールド掘進機。
[請求項6]
前記バルブは、前記パイプ状部材の内部に設けられて、前記削岩ロッドの挿通経路を開閉するものであることを特徴とする、請求項5記載のシールド掘進機。
[請求項7]
前記処理口に連なって前記隔壁の後方へ延びる筒状部と、前記筒状部内に巨礫を引込んで回収する回収設備と、を更に含むことを特徴とする、請求項1記載のシールド掘進機。
[請求項8]
筒状の掘進機本体と、前記本体の前端部に配置される回転可能なカッタヘッドと、前記カッタヘッドの後方で前記本体内に配置される隔壁と、前記カッタヘッドと前記隔壁との間に形成されて前記カッタヘッドにより掘削された土砂を蓄えるチャンバと、前記チャンバ内に蓄えられた土砂を前記隔壁に開口させた排出口から機外に向けて排出する排土装置と、備える、シールド掘進機において、
前記チャンバ内に巨礫が取込まれた際に、
(1)前記カッタヘッドから前記チャンバ内にカッタヘッド側ロッド部材を突出させ、
(2)前記カッタヘッドを回転させることで、前記カッタヘッド側ロッド部材により、前記チャンバ内の巨礫を前記排出口の前方から、前記隔壁に前記排出口の周方向上方に位置させて開口させた処理口の前方に移動させ、
(3)前記処理口から前記チャンバ内に削岩機を挿入して、巨礫を破砕する
ことを特徴とする、シールド掘進機における巨礫の処理方法。
[請求項9]
前記カッタヘッドを回転させる前に、前記処理口の周方向上方にて、前記隔壁から前記チャンバ内に隔壁側ロッド部材を突出させ、
前記カッタヘッド側ロッド部材により、前記チャンバ内の巨礫を前記処理口の前方へ移動させたときに、前記カッタヘッド側ロッド部材と前記隔壁側ロッド部材とで、巨礫を挟み込んで保持することを特徴とする、請求項8記載のシールド掘進機における巨礫の処理方法。
[請求項10]
前記(3)の巨礫を破砕する工程に代えて、前記処理口から巨礫を回収する工程を含むことを特徴とする、請求項8記載のシールド掘進機における巨礫の処理方法。
2 掘進機本体
2a 前胴
2b 後胴
3 カッタヘッド
3a 回転中心軸
3b 外周リング
3c カッタスポーク
3d カッタビット
3e 開口
4 隔壁
5 チャンバ
6 旋回環
7 支持アーム
8 リングギア
9 モータ
10 ピニオンギア
11 ロータリージョイント
12 排出口
13 排土装置(スクリューコンベア)
14 ラップ部
15 連結ジャッキ
16 エレクタ
16a 把持部
17 推進ジャッキ
18 テールシール
21 処理口
21a 筒状部
22 バルブ
23 カッタヘッド側ロッド部材
24 隔壁側ロッド部材
25 削岩機
25a 削岩ロッド
30 削岩機セット設備
31 本体
32 パイプ状部材
32a 球面
32b ロッド通し孔
33 ボールバルブ
34 開閉用レバー
35 パッカー
38 ゲートバルブ
40 回収設備
41 主ピストン
42 ピストンロッド
43 副ピストン
44 油圧室
45 開口
46 蓋部材
Claims (3)
- 筒状の掘進機本体と、前記本体の前端部に配置される回転可能なカッタヘッドと、前記カッタヘッドの後方で前記本体内に配置される隔壁と、前記カッタヘッドと前記隔壁との間に形成されて前記カッタヘッドにより掘削された土砂を蓄えるチャンバと、前記チャンバ内に蓄えられた土砂を前記隔壁に開口させた排出口から機外に向けて排出する排土装置と、備える、シールド掘進機であって、
前記隔壁に前記排出口の周方向上方に位置させて開口させた処理口と、
前記処理口を開閉するバルブと、
前記カッタヘッドから前記チャンバ内に出没可能で、前記カッタヘッドの回動により前記チャンバ内の巨礫を前記処理口の前方へ移動させることができるカッタヘッド側ロッド部材と、
前記処理口の周方向上方にて、前記隔壁から前記チャンバ内に出没可能な隔壁側ロッド部材と、を含み、
前記処理口は、その前方へ移動させた巨礫の破砕に用いられ、
前記カッタヘッド側ロッド部材は、前記カッタヘッドの回動により前記チャンバ内の巨礫を前記処理口の前方へ移動させたときに、前記隔壁側ロッド部材との間に、巨礫を挟み込んで保持することを特徴とする、シールド掘進機。 - 前記処理口にセットされる巨礫破砕用の削岩機を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載のシールド掘進機。
- 筒状の掘進機本体と、前記本体の前端部に配置される回転可能なカッタヘッドと、前記カッタヘッドの後方で前記本体内に配置される隔壁と、前記カッタヘッドと前記隔壁との間に形成されて前記カッタヘッドにより掘削された土砂を蓄えるチャンバと、前記チャンバ内に蓄えられた土砂を前記隔壁に開口させた排出口から機外に向けて排出する排土装置と、備える、シールド掘進機において、
前記チャンバ内に巨礫が取込まれた際に、
(1)前記カッタヘッドから前記チャンバ内にカッタヘッド側ロッド部材を突出させ、
(2)前記カッタヘッドを回転させることで、前記カッタヘッド側ロッド部材により、前記チャンバ内の巨礫を前記排出口の前方から、前記隔壁に前記排出口の周方向上方に位置させて開口させた処理口の前方に移動させ、
(3)前記処理口から前記チャンバ内に削岩機を挿入して、巨礫を破砕する
ことを含む、シールド掘進機における巨礫の処理方法であって、
前記カッタヘッドを回転させる前に、前記処理口の周方向上方にて、前記隔壁から前記チャンバ内に隔壁側ロッド部材を突出させ、
前記カッタヘッド側ロッド部材により、前記チャンバ内の巨礫を前記処理口の前方へ移動させたときに、前記カッタヘッド側ロッド部材と前記隔壁側ロッド部材とで、巨礫を挟み込んで保持することを特徴とする、シールド掘進機における巨礫の処理方法。
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