JP6999831B2 - フィルムアンテナ及びそれを含むディスプレイ装置 - Google Patents

フィルムアンテナ及びそれを含むディスプレイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6999831B2
JP6999831B2 JP2020543447A JP2020543447A JP6999831B2 JP 6999831 B2 JP6999831 B2 JP 6999831B2 JP 2020543447 A JP2020543447 A JP 2020543447A JP 2020543447 A JP2020543447 A JP 2020543447A JP 6999831 B2 JP6999831 B2 JP 6999831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation pattern
film antenna
radiation
antenna according
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020543447A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021501541A (ja
Inventor
キム,ジョン・ミン
リュ,ハン・ソプ
パク,ドン・ピル
ホン,ウォン・ビン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dongwoo Fine Chem Co Ltd
Original Assignee
Dongwoo Fine Chem Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dongwoo Fine Chem Co Ltd filed Critical Dongwoo Fine Chem Co Ltd
Publication of JP2021501541A publication Critical patent/JP2021501541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6999831B2 publication Critical patent/JP6999831B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/30Arrangements for providing operation on different wavebands
    • H01Q5/307Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Description

本発明は、フィルムアンテナ及びそれを含むディスプレイ装置に関する。より詳細には、電極および誘電層を含むフィルムアンテナ、並びにそれを含むディスプレイ装置に関する。
近年、情報化社会が進展するにつれて、ワイファイ(Wi-Fi)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))などの無線通信技術がディスプレイ装置と結合され、例えばスマートフォンの形で実現されている。この場合には、アンテナが前記ディスプレイ装置に結合され、通信機能を実行することができる。
最近では、移動通信技術が進化するにつれて、超高周波帯域の通信を行うためのアンテナが前記ディスプレイ装置に結合される必要がある。
例えば、最近の5Gの高周波帯域の通信の場合には、波長がより短くなったことにより、信号の送受信が遮断される場合があり、また、送受信可能な周波数帯域が狭くて信号損失、信号遮断に弱いことがある。
また、アンテナが搭載されるディスプレイ装置がより薄型、軽量化されることによって、前記アンテナが占めるスペースも減少し得る。このため、限られたスペースの中で、高周波、広帯域信号の送受信を同時に実現するには限界がある。
例えば、韓国公開特許第2003-0095557号は、携帯用端末に内蔵されるアンテナ構造を開示しているが、前述の問題に対しては解決策を提供していない。
本発明の課題は、向上した信号の送受信効率を有するフィルムアンテナを提供することである。
本発明の課題は、向上した信号の送受信効率を有するフィルムアンテナを含むディスプレイ装置を提供することである。
1.誘電層と、前記誘電層の上面上に配置され、同一平面上に共に配列された互いに異なる共振周波数を持つ複数の放射パターンとを含む、フィルムアンテナ。
2.前記項目1において、前記放射パターンは、前記誘電層の上面に平行な一方向に沿って順次配列され、互いに異なる共振周波数を持つ第1の放射パターン、第2の放射パターン及び第3の放射パターンを含む、フィルムアンテナ。
3.前記項目2において、前記第1の放射パターン、前記第2の放射パターン及び前記第3の放射パターンの順に共振周波数が増加する、フィルムアンテナ。
4.前記項目3において、前記第1の放射パターン、前記第2の放射パターン及び前記第3の放射パターンの順に長さが減少する、フィルムアンテナ。
5.前記項目4において、前記第1の放射パターンと前記第2の放射パターンとの長さの差、および前記第2の放射パターンと前記第3の放射パターンとの長さの差は、それぞれ0.01mm~5cmの範囲である、フィルムアンテナ。
6.前記項目2において、前記第1の放射パターン、前記第2の放射パターン及び前記第3の放射パターンは、それぞれ複数形成されて放射群を定義する、フィルムアンテナ。
7.前記項目1において、隣接する互いに異なる共振周波数を持つ放射パターンの中心間の距離は、前記フィルムアンテナの共振周波数に該当する最小波長の半分以上である、フィルムアンテナ。
8.前記項目1において、前記フィルムアンテナの全共振周波数の範囲は、3~70GHzである、フィルムアンテナ。
9.前記項目1において、前記誘電層の底面上に形成されたグランド層をさらに含む、フィルムアンテナ。
10.前記項目1において、前記放射パターンのそれぞれから分岐される伝送線路と、前記伝送線路を介して、該当共振周波数の放射パターンにそれぞれ電気的に接続されるパッドとをさらに含む、フィルムアンテナ。
11.前記項目1において、前記放射パターンの周辺に形成されたダミーパターンをさらに含む、フィルムアンテナ。
12.前記項目11において、前記放射パターンおよび前記ダミーパターンは、メッシュパターン構造を含む、フィルムアンテナ。
13.前記項目1において、前記放射パターンは、それぞれ銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、クロム(Cr)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、亜鉛(Zn)、又はこれらの合金からなる群より選択される少なくとも一つを含む、フィルムアンテナ。
14.前記項目1~13のいずれかに記載のフィルムアンテナを含む、ディスプレイ装置。
本発明の実施形態に係るフィルムアンテナは、同一レベル又は同一平面上に配列され、互いに異なる共振周波数を持つ複数の放射パターンを含むことができる。これにより、実質的に単一のフィルム内で広帯域の信号送受信を実現することができる。
一部の実施形態において、各共振周波数の放射パターンは、複数形成されて群を形成し、前記群をアレイの形で単一のフィルム内に含めることができる。これにより、広帯域の信号送受信とともに信号感度を増加させることができる。
前記フィルムアンテナは、3G以上、例えば5G高周波帯域の送受信が可能な移動通信機器を含むディスプレイ装置に適用され、放射特性および透過度のような光学特性を共に向上させることができる。
図1は、例示的な実施形態に係るフィルムアンテナを示す概略平面図である。 図2は、例示的な実施形態に係るフィルムアンテナを示す概略断面図である。 図3は、比較例に係るフィルムアンテナの共振周波数を示すグラフである。 図4は、例示的な実施形態に係るフィルムアンテナの共振周波数を示すグラフである。 図5は、例示的な実施形態に係るフィルムアンテナを示す概略平面図である。 図6は、一部の例示的な実施形態に係るフィルムアンテナのパターン構造を示す概略平面図である。 図7は、例示的な実施形態に係るディスプレイ装置を説明するための概略平面図である。
本発明の実施形態は、同一層または同一平面上に配列され、互いに異なる共振周波数を持つ放射パターンを含む、広帯域の信号送受信が実現可能なフィルムアンテナを提供するものである。
前記フィルムアンテナは、例えば、透明フィルムの形で製作されるマイクロストリップパッチアンテナ(microstrip patch antenna)であってもよい。前記フィルムアンテナは、例えば、3G~5G移動通信のための通信機器に適用できる。
また、本発明の実施形態は、前記フィルムアンテナを含むディスプレイ装置を提供するものである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態をより具体的に説明する。ただし、本明細書に添付される図面は、本発明の好適な実施形態を例示するものであって、発明の詳細な説明とともに本発明の技術思想をさらに理解する一助となる役割を果たすものであるため、本発明は図面に記載された事項のみに限定されて解釈されるものではない。
図1及び図2は、それぞれ例示的な実施形態に係るフィルムアンテナを示す概略的な平面図および断面図である。例えば、図2は、図1に示される「I-I’」に沿う断面図である。
図1において、誘電層100の上面に平行であり、互いに垂直に交差する二つの方向を第1方向及び第2方向に定義し、前記第1及び第2方向に垂直な方向を第3方向に定義する。例えば、前記第1、第2及び第3方向は、それぞれX軸、Y軸及びZ軸方向に対応できる。前述の方向の定義は、他の図面でも同様に適用できる。
図1を参照すると、例示的な実施形態に係るフィルムアンテナは、誘電層100と、放射パターン110とを含む。
誘電層100は、所定の誘電率を有する絶縁物質を含むことができる。誘電層100は、例えば、シリコン酸化物、シリコン窒化物、金属酸化物などの無機絶縁物質、またはエポキシ樹脂、アクリル樹脂、イミド系樹脂などの有機絶縁物質を含むことができる。誘電層100は、放射パターン110が形成されるフィルムアンテナのフィルム基材として機能することができる。
例えば、透明フィルムを誘電層100として提供することができる。前記透明フィルムは、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂;ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロースなどのセルロース系樹脂;ポリカーボネート系樹脂;ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル(メタ)アクリレートなどのアクリル系樹脂;ポリスチレン、アクリロニトリル-スチレン共重合体などのスチレン系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、シクロ系またはノルボルネン構造を有するポリオレフィン、エチレン-プロピレン共重合体などのポリオレフィン系樹脂;塩化ビニル系樹脂;ナイロン、芳香族ポリアミドなどのアミド系樹脂;イミド系樹脂;ポリエーテルスルホン系樹脂;スルホン系樹脂;ポリエーテルエーテルケトン系樹脂;硫化ポリフェニレン系樹脂;ビニルアルコール系樹脂;塩化ビニリデン系樹脂;ビニルブチラル系樹脂;アリレート系樹脂;ポリオキシメチレン系樹脂;エポキシ系樹脂などの熱可塑性樹脂を含むことができる。これらは、単独であるいは2以上を組み合わせて使用することができる。また、(メタ)アクリル系、ウレタン系、アクリルウレタン系、エポキシ系、シリコーン系などの熱硬化性樹脂または紫外線硬化型樹脂からなる透明フィルムを誘電層100として活用することができる。
一部の実施形態では、誘電層100の誘電率は、約1.5~12の範囲に調節することができる。前記誘電率が約12を超えると、駆動周波数が減少しすぎて、所望の高周波帯域での駆動を実現できないことがある。
例示的な実施形態において、前記フィルムアンテナは、パッド領域(Pad Area:PA)、伝送領域(Transmission Area:TA)、および放射領域(Radiation Area:RA)を含むことができる。これにより、誘電層100もまた、パッド領域PA、伝送領域TA、および放射領域RAに区分することができる。
例示的な実施形態によると、複数の放射パターン110は、誘電層100の上面上に共に配列することができる。例示的な実施形態によると、放射パターン110は、同一レベル又は同一平面上に前記第1方向に沿って共に配列することができる。例えば、放射パターン110は、放射領域RAの誘電層100部分の上面上に配列することができる。
図1に示すように、各放射パターン110は、伝送線路122,124,126に接続される突出部を中央部に含むことができる。しかし、図1に示す放射パターン110の形状は、例示的なものであり、放射効率などを考慮して適宜変更することができる。
例示的な実施形態によると、放射パターン110は、互いに異なる共振周波数を持つことができる。例えば、放射パターン110は、互いに異なる共振周波数を持ち、前記第1方向に沿って順次配列される第1の放射パターン112、第2の放射パターン114及び第3の放射パターン116を含むことができる。
一部の実施形態では、第1の放射パターン112、第2の放射パターン114及び第3の放射パターン116に対応する共振周波数が順次に増加し得る。一部の実施形態では、隣り合う放射パターン間の共振周波数の差は、約1GHz以下であってもよい。
例えば、第1の放射パターン112は、約26~27GHz帯域の共振周波数を持ち、第2の放射パターン114は、約27~28GHz帯域の共振周波数を持ち、第3の放射パターン116は、約28~29GHz帯域の共振周波数を持つことができる。これにより、前記フィルムアンテナは、約26~29GHzの範囲のカバレッジを持つことができる。
しかし、各放射パターン110の共振周波数は、前記フィルムアンテナの全共振周波数カバレッジ(coverage)を考慮して調節することができる。また、放射パターン110の数も前記カバレッジによって調節できる。
一部の実施形態では、前記フィルムアンテナの全共振周波数カバレッジは、5G通信を包括するように約3~70GHzであってもよく、一実施形態では約25~35GHzであってもよい。
前述したように、第1の放射パターン112、第2の放射パターン114及び第3の放射パターン116の順に共振周波数が増加する場合には、第1の放射パターン112、第2の放射パターン114及び第3の放射パターン116の順に長さ(例えば、前記第2方向への長さ)が減少し得る。
図1に示すように、第1の放射パターン112の長さは「L1」と表示され、第2の放射パターン114の長さは「L2」と表示され、第3の放射パターン116の長さは「L3」と表示され、L1、L2及びL3の順に長さが減少し得る。
一実施形態では、共振周波数が重畳されるように、隣り合う放射パターン110間の長さの差(例えば、L1-L2及びL2-L3)は、約0.01mm~5cmの範囲で調節できる。
また、各放射パターン110の長さL1,L2,L3は、前述した5G帯域の信号送受信のために、例えば約0.5mm~10cmの範囲で形成することができる。
一部の実施形態では、第1の放射パターン112、第2の放射パターン114及び第3の放射パターン116の順に共振周波数が減少し、長さが増加してもよい。前述したように、順次に共振周波数が増加または減少するように放射パターン110を配列し、共振周波数の重畳効率を増加させることができる。
しかし、第1の放射パターン112、第2の放射パターン114及び第3の放射パターン116の配列順序はランダムに調整してもよく、放射パターン110の配列順序により本発明が制限されるものではない。
一方、各放射パターン110の独立した放射特性、偏波特性を確保するために、隣り合う放射パターン110間の距離D1を調整することができる。隣り合う放射パターン110間の距離D1は、隣り合う放射パターン110(互いに異なる共振周波数を持つ放射パターン)の中心間の距離と定義することができる。例えば、第1の放射パターン112の中心と第2の放射パターン114の中心、または第2の放射パターン114の中心と第3の放射パターン116の中心との間の距離と定義することができる。
一部の実施形態では、隣接する放射パターン110間の距離D1は、前記フィルムアンテナの共振周波数に該当する最小波長の半分(λ/2)以上、一実施形態ではλ以上であってもよい。
放射パターン110は、それぞれ銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、クロム(Cr)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、亜鉛(Zn)、又はこれらの合金を含むことができる。これらは、単独であるいは2以上を組み合わせて使用することができる。例えば、放射パターン110は、低抵抗の実現のために、銀(Ag)または銀合金を含むことができ、例えば、銀-パラジウム-銅(APC)合金を含むことができる。
一部の実施形態では、放射パターン110は、インジウムスズ酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、インジウム亜鉛スズ酸化物(ITZO)、亜鉛酸化物(ZnOx)のような透明金属酸化物を含むことができる。
一部の実施形態では、放射パターン110は、透過率の向上のためにメッシュ(mesh)-パターン構造を含むことができる。
一部の実施形態では、放射パターン110は、高透過率の金属薄膜構造を持つことができる。例えば、放射パターン110は、約50~200Åの厚さのソリッド金属薄膜構造を有することができる。例えば、放射パターン110の透過率は、約70%以上、好ましくは約80%以上であってもよい。
伝送領域TAの誘電層100部分上には、伝送線路122,124,126が配置され、放射パターン110と接続することができる。例示的な実施形態によると、第1の伝送線路122、第2の伝送線路124及び第3の伝送線路126は、それぞれ第1の放射パターン112、第2の放射パターン114及び第3の放射パターン116と接続することができる。例えば、伝送線路122,124,126の一端部は、それぞれの放射パターン110と接続することができる。
伝送線路122,124,126は、放射パターン110と実質的に同一の導電物質を含むことができ、同じエッチング工程により放射パターン110と共に形成することができる。例示的な実施形態によると、伝送線路122,124,126および放射パターン110は、誘電層100の上面上に形成され、同一レベルの導電層を形成することができる。
伝送線路122,124,126は、パッド領域PAに延長され、パッド132,134,136と電気的に接続できる。例えば、第1のパッド132から第1の伝送線路122が延長され、第1の放射パターン112に電気的に接続できる。第2のパッド134から第2の伝送線路124が延長され、第2の放射パターン114に電気的に接続できる。第3のパッド136から第3の伝送線路126が延長され、第3の放射パターン116に電気的に接続できる。
一部の実施形態では、パッド132,134,136は、伝送線路122,124,126および放射パターン110と同一層または同一平面上に配置することができる。一部の実施形態では、パッド132,134,136は、伝送線路122,124,126よりも上層に形成することができる。例えば、誘電層100上に伝送線路122,124,126を覆う絶縁膜(図示せず)を形成し、前記絶縁膜上にパッド132,134,136を形成することができる。例えば、パッド132,134,136は、前記絶縁膜を貫通するビアまたはコンタクトを介して伝送線路122,124,126と電気的に接続できる。
図2を参照すると、誘電層100の底面上にはグランド層90を形成することができる。例えば、誘電層100によって放射パターン112,114,116とグランド層90との間で前記第3方向に静電容量(capacitance)又はインダクタンス(inductance)が形成され、前記フィルムアンテナが駆動又はセンシングできる周波数帯域を調節することができる。例えば、前記フィルムアンテナは、垂直放射アンテナで提供され得る。
グランド層90は、金属、合金または透明導電性酸化物を含むことができる。一実施形態では、前記フィルムアンテナが実装されるディスプレイ装置の導電性部材をグランド層90で提供することもできる。
前記導電性部材は、例えば、ディスプレイパネルに含まれる薄膜トランジスタ(TFT)のゲート電極、スキャンライン又はデータラインなどの各種の配線、または画素電極、共通電極などの各種の電極を含むことができる。
前述のように、単一のフィルムアンテナ内に、異なる共振周波数を持つ複数の放射パターン110は、例えば、並列的に配列することができる。これにより、前記フィルムアンテナによりセンシング可能な周波数の帯域幅を拡張することができる。
図3は、比較例に係るフィルムアンテナの共振周波数を示すグラフである。
図3を参照すると、例えば、パッチの形のフィルムアンテナの場合、低電力などにより、送受信可能な帯域幅(bandwidth)が減少することがある。これにより、共振周波数に該当するピークの幅が減少しすぎて、信号遮断が発生することがある。また、帯域幅の減少によってチャネル容量が共に減少し、信号送受信の速度が低下することもある。
図4は、例示的な実施形態に係るフィルムアンテナの共振周波数を示すグラフである。
図4を参照すると、例示的な実施形態に係るフィルムアンテナの場合、異なる共振周波数を持つ放射パターン110を、各帯域幅の重畳が実現されるように並列に配置することができる。
これにより、各放射パターン110の高周波送受信を確保するとともに、帯域幅の重畳により実質的に広帯域通信を効率よく実現することができる。また、相対的に薄い誘電層100を有するパッチフィルムの形でアンテナを実現し、信号損失も大幅に低減することができる。
図5は、例示的な実施形態に係るフィルムアンテナを示す概略平面図である。
図5を参照すると、第1の放射パターン112、第2の放射パターン114及び第3の放射パターン116は、それぞれ複数配列されて放射群を定義することができる。
例えば、図5に示すように、一対の第1の放射パターン112が第1の伝送線路122を介してペアリング(pairing)され、第1の放射群を定義することができる。一対の第2の放射パターン114は、第2の伝送線路124を介してペアリングされ、第2の放射群を定義することができる。一対の第3の放射パターン116は、第3の伝送線路126を介してペアリングされ、第3の放射群を定義することができる。
各共振周波数の放射パターンが複数ペアリングされることによって、放射パターンの密集度を増加させ、信号送受信の効率をより向上させることができる。また、各放射パターンの該当共振周波数に対するゲイン(gain)または感度を増加させることができる。これにより、高出力、高周波、広帯域通信を前記フィルムアンテナにより共に実現することができる。
一部の実施形態では、各放射群の間の離隔距離(例えば、異なる放射群に属する隣り合う二つの放射パターンの中心間の距離)は、約λ/2以上であってもよく、一実施形態では約λ以上であってもよい。
図5では、各放射パターン群が1*2構造を有することが示されているが、前記フィルムアンテナが実装される電子機器のサイズ、通信帯域などを考慮して、例えば1*3構造、1*4構造などに拡張されてもよい。
図6は、一部の例示的な実施形態に係るフィルムアンテナのパターン構造を示す概略平面図である。
図6を参照すると、メッシュパターン構造のダミーパターン140を放射パターン110の周辺に形成することができる。一実施形態では、放射パターン110もまた、ダミーパターン140と実質的に同一または類似のメッシュパターン構造を含むことができる。
例えば、放射パターン110の枠に沿って形成された分離領域150によって、放射パターン110とダミーパターン140を互いに分離及び絶縁することができる。
放射パターン110及びダミーパターン140を実質的に同一または類似のメッシュパターン構造を含むように形成することにより、前記フィルムアンテナの透過率を向上し、且つパターン形状の違いによる放射パターン110の視認を防止することができる。
図7は、例示的な実施形態に係るディスプレイ装置を説明するための概略平面図である。例えば、図7は、ディスプレイ装置のウィンドウを含む外部形状を示している。
図7を参照すると、ディスプレイ装置200は、表示領域210および周辺領域220を含むことができる。周辺領域220は、例えば、表示領域210の両側部及び/又は両端部に配置することができる。
一部の実施形態において、前述したフィルムアンテナは、ディスプレイ装置200の周辺領域220にパッチの形で挿入することができる。一部の実施形態において、図1で説明したフィルムアンテナの放射領域RAは、ディスプレイ装置200の表示領域210に少なくとも部分的に対応するように配置され、パッド領域PAは、ディスプレイ装置200の周辺領域220に対応するように配置されてもよい。
周辺領域220は、例えば、画像表示装置の遮光部又はベゼル部に相当し得る。また、周辺領域220には、ディスプレイ装置200及び/又は前記フィルムアンテナのICチップのような駆動回路を配置することができる。
前記フィルムアンテナのパッド領域PAを前記駆動回路に隣接するように配置することにより、信号の送受信経路を短縮して信号損失を抑制することができる。
一部の実施形態では、表示領域210上に前記フィルムアンテナのダミーパターン140(図6を参照)を配置することができる。これにより、表示領域210における透過率の低下及び前記フィルムアンテナの電極の視認を防止することができる。

Claims (13)

  1. 誘電層と、
    前記誘電層の上面上に配置され、同一平面上に共に配列された互いに異なる共振周波数を持つ複数の放射パターンと
    互いに異なる共振周波数の前記複数の放射パターンのうち、同じ共振周波数の放射パターンに独立して接続されたパッドと、
    同じ共振周波数の前記放射パターンと前記パッドをそれぞれ独立して接続する伝送線路とを含む、フィルムアンテナ。
  2. 前記放射パターンは、前記誘電層の上面に平行な一方向に沿って順次配列され、互いに異なる共振周波数を持つ第1の放射パターン、第2の放射パターン及び第3の放射パターンを含む、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  3. 前記第1の放射パターン、前記第2の放射パターン及び前記第3の放射パターンの順に共振周波数が増加する、請求項2に記載のフィルムアンテナ。
  4. 前記第1の放射パターン、前記第2の放射パターン及び前記第3の放射パターンの順に長さが減少する、請求項3に記載のフィルムアンテナ。
  5. 前記第1の放射パターンと前記第2の放射パターンとの長さの差、および前記第2の放射パターンと前記第3の放射パターンとの長さの差は、それぞれ0.01mm~5cmの範囲である、請求項4に記載のフィルムアンテナ。
  6. 前記第1の放射パターン、前記第2の放射パターン及び前記第3の放射パターンは、それぞれ複数形成されて放射群を定義する、請求項2に記載のフィルムアンテナ。
  7. 隣接する互いに異なる共振周波数を持つ放射パターンの中心間の距離は、前記フィルムアンテナの共振周波数に該当する最小波長の半分以上である、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  8. 前記フィルムアンテナの全共振周波数の範囲は、3~70GHzである、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  9. 前記誘電層の底面上に形成されたグランド層をさらに含む、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  10. 前記放射パターンの周辺に形成されたダミーパターンをさらに含む、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  11. 前記放射パターン及び前記ダミーパターンは、メッシュパターン構造を含む、請求項10に記載のフィルムアンテナ。
  12. 前記放射パターンは、それぞれ銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、クロム(Cr)、チタン(Ti)、タングステン(W)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)、バナジウム(V)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、亜鉛(Zn)、又はこれらの合金からなる群より選択される少なくとも一つを含む、請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  13. 請求項1~12のいずれか一項に記載のフィルムアンテナを含む、ディスプレイ装置。
JP2020543447A 2017-11-06 2018-11-06 フィルムアンテナ及びそれを含むディスプレイ装置 Active JP6999831B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020170146873A KR101962822B1 (ko) 2017-11-06 2017-11-06 필름 안테나 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
KR10-2017-0146873 2017-11-06
PCT/KR2018/013340 WO2019088790A1 (ko) 2017-11-06 2018-11-06 필름 안테나 및 이를 포함하는 디스플레이 장치

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021501541A JP2021501541A (ja) 2021-01-14
JP6999831B2 true JP6999831B2 (ja) 2022-01-19

Family

ID=65906558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020543447A Active JP6999831B2 (ja) 2017-11-06 2018-11-06 フィルムアンテナ及びそれを含むディスプレイ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11411299B2 (ja)
JP (1) JP6999831B2 (ja)
KR (1) KR101962822B1 (ja)
CN (1) CN111344901B (ja)
WO (1) WO2019088790A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101962821B1 (ko) * 2018-01-18 2019-07-31 동우 화인켐 주식회사 필름 안테나 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
WO2021085919A1 (ko) * 2019-10-28 2021-05-06 동우화인켐 주식회사 안테나 구조체, 이를 포함하는 안테나 어레이 및 디스플레이 장치
KR102673524B1 (ko) 2019-11-05 2024-06-11 삼성디스플레이 주식회사 전자 장치
WO2021182760A1 (ko) * 2020-03-13 2021-09-16 동우화인켐 주식회사 안테나 장치 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
KR102396131B1 (ko) * 2020-12-14 2022-05-09 동우 화인켐 주식회사 안테나 패키지 및 이를 포함하는 화상 표시 장치
KR102390288B1 (ko) * 2021-07-05 2022-04-22 동우 화인켐 주식회사 안테나 구조체 및 이를 포함하는 화상 표시 장치

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003198230A (ja) 2001-12-28 2003-07-11 Ntn Corp 誘電性樹脂統合アンテナ
JP2004112397A (ja) 2002-09-19 2004-04-08 Yokohama Tlo Co Ltd 多周波共用アンテナ、及びマルチバンド送受信機
JP2005244317A (ja) 2004-02-24 2005-09-08 Ntt Docomo Inc マイクロストリップアンテナ
WO2011089219A1 (fr) 2010-01-21 2011-07-28 Bouygues Telecom Antenne imprimee optiquement transparente a plan de masse maille
US20140218259A1 (en) 2011-08-29 2014-08-07 Bg T&A Co. Antenna for a radar detector
JP2017175540A (ja) 2016-03-25 2017-09-28 大日本印刷株式会社 アンテナ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59126304A (ja) * 1983-01-10 1984-07-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 2周波数帯共用マイクロストリツプアンテナ
JPH04135007U (ja) * 1991-06-07 1992-12-16 株式会社村田製作所 マイクロストリツプアンテナ
US5422649A (en) * 1993-04-28 1995-06-06 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Parallel and series FED microstrip array with high efficiency and low cross polarization
US6359588B1 (en) * 1997-07-11 2002-03-19 Nortel Networks Limited Patch antenna
KR100447852B1 (ko) 2002-06-12 2004-09-08 삼성전자주식회사 휴대용 무선기기의 내장형 안테나
JP2007274528A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sumitomo Metal Mining Co Ltd フィルムアンテナ
KR100920018B1 (ko) * 2007-03-23 2009-10-05 박정숙 광대역/2주파 마이크로스트립 패치 안테나 및 배열 안테나
US9537216B1 (en) * 2010-12-01 2017-01-03 Netblazer, Inc. Transparent antenna
US20140106684A1 (en) * 2012-10-15 2014-04-17 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Transparent antennas on a display device
JP5995889B2 (ja) * 2014-02-28 2016-09-21 日本ピラー工業株式会社 平面アンテナ
KR102248849B1 (ko) * 2014-03-05 2021-05-07 삼성전자주식회사 안테나 장치 및 그를 구비하는 전자 장치
KR101744886B1 (ko) * 2016-07-27 2017-06-08 재단법인 구미전자정보기술원 마이크로 스트립 패치 안테나
KR101940797B1 (ko) * 2017-10-31 2019-01-21 동우 화인켐 주식회사 필름 안테나 및 이를 포함하는 디스플레이 장치

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003198230A (ja) 2001-12-28 2003-07-11 Ntn Corp 誘電性樹脂統合アンテナ
JP2004112397A (ja) 2002-09-19 2004-04-08 Yokohama Tlo Co Ltd 多周波共用アンテナ、及びマルチバンド送受信機
JP2005244317A (ja) 2004-02-24 2005-09-08 Ntt Docomo Inc マイクロストリップアンテナ
WO2011089219A1 (fr) 2010-01-21 2011-07-28 Bouygues Telecom Antenne imprimee optiquement transparente a plan de masse maille
US20140218259A1 (en) 2011-08-29 2014-08-07 Bg T&A Co. Antenna for a radar detector
JP2017175540A (ja) 2016-03-25 2017-09-28 大日本印刷株式会社 アンテナ

Also Published As

Publication number Publication date
US11411299B2 (en) 2022-08-09
CN111344901B (zh) 2023-01-10
US20200266525A1 (en) 2020-08-20
CN111344901A (zh) 2020-06-26
JP2021501541A (ja) 2021-01-14
KR101962822B1 (ko) 2019-03-27
WO2019088790A1 (ko) 2019-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6999832B2 (ja) フィルムアンテナ及びそれを含むディスプレイ装置
JP6972360B2 (ja) フィルムアンテナ及びそれを含むディスプレイ装置
JP6999831B2 (ja) フィルムアンテナ及びそれを含むディスプレイ装置
KR101940797B1 (ko) 필름 안테나 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
US11600911B2 (en) Antenna device and display device including the same
KR102258794B1 (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
JP2021516931A (ja) アンテナ素子及びそれを含むディスプレイ装置
JP6971406B2 (ja) フィルムアンテナ−回路接続構造体及びそれを含むディスプレイ装置
US11804646B2 (en) Antenna structure and image display device including the same
KR102233690B1 (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
JP2021048584A (ja) アンテナ素子及びそれを含むディスプレイ装置
US20230121298A1 (en) Antenna package and display device including the same
US20220285840A1 (en) Antenna device and display device including the same
KR20210031237A (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
KR102581398B1 (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
US20230006363A1 (en) Antenna structure and image display device including the same
KR20220099840A (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
KR20210031355A (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
KR20210127390A (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
KR20210111621A (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
KR20210089390A (ko) 안테나 소자 및 이를 포함하는 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200430

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20210316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6999831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150