JP6998591B2 - 筐体装置及び筐体装置の装着方法 - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 ・平成29年10月26、27日、高松水道展で展示
本発明は、流体管に装着される筐体装置及びその筐体装置の装着方法に関する。
従来、水道管などの流体管の継手部で流体が漏洩したときに、筐体装置を用いて補修を行う場合がある。この筐体装置は、分割構造を有する環状のケース体と、そのケース体の分割部を締め付ける締結具とを備える。ケース体がシール材を介して流体管の外周面を密封状態で取り囲むことにより、漏洩した流体は内部空間内に留められ、流体の外部への漏出を防止できる。このような筐体装置は、例えば特許文献1に記載されている。また、筐体装置の別の例として、不断水工法で用いられる割T字管が挙げられる。このような筐体装置は、例えば特許文献2,3に記載されている。
筐体装置を流体管に装着する作業者は、締結具の操作によりケース体の分割部を締め付けて、ケース体を構成する複数の分割片を接合する。その際、分割部の隙間の大きさを視認することにより、または締結具のトルクに基づいて、締め付け管理を行うことができる。ところが、図10(a)及び(b)に示すように、シール材81の圧縮に応じて分割部80の隙間G8が規定される構成では、その隙間G8の大きさにバラツキを生じやすく、施工上、締め付け管理が煩雑であった。
これに対し、特許文献3の図5に記載されているように、分割部の接合面に突起(スペーサ)を形成することが考えられる。これによれば、突起の突出量(高さ)に応じて分割部の隙間が規定されるため、締め付け管理が容易となる。しかし、かかる筐体装置は、特定の外径を有する流体管に対して用いることができ、それとは外径が異なる流体管には用いることができない。そのため、例えば、呼び径φ200の鋳鉄管(外径:220.0mm)に用いられる筐体装置は、同じ呼び径φ200の鋼管(外径:216.3mm)には対応できず、経済的でない。
特開2002-276636号公報 特開2006-194344号公報 特開2006-214451号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、締め付け管理が容易で、しかも管種等によって外径が異なる場合にも対応できる筐体装置と、その筐体装置の装着方法を提供することにある。
本発明に係る筐体装置は、周方向の少なくとも1箇所に分割部を有し、シール材を介して流体管の外周面を密封状態で取り囲む環状のケース体と、前記分割部を締め付けることにより、前記ケース体を構成する複数の分割片を接合する締結具と、を備え、前記分割片の周方向端部に設けられた接合面に、第1の突起と、前記第1の突起よりも突出量の小さい第2の突起とが形成されていて、前記第1の突起は、前記分割部を締め付けたときに、第1の隙間を前記分割部に規定可能であり、前記第2の突起は、前記第1の突起を取り除いて前記分割部を締め付けたときに、前記第1の隙間よりも小さい第2の隙間を前記分割部に規定可能である。
かかる構成によれば、分割部を締め付けたときに、接合面に形成された第1の突起によって第1の隙間を分割部に規定できる。また、必要に応じて第1の突起を取り除くことにより、分割部を締め付けたときに、接合面に形成された第2の突起によって第2の隙間を分割部に規定できる。いずれにしても、ケース体の分割部の締め付け管理が容易となる。しかも、分割部に規定する隙間として、第1の隙間と、それよりも小さい第2の隙間とを適宜に選択できるため、管種等によって外径が異なる場合にも対応することができる。
前記第1の突起及び/または前記第2の突起が、前記分割部を締め付けたときに互いに突き合わせられる一対の突起片で構成されていることが好ましい。これにより、分割部の隙間に介在するシール材を均等に圧縮することができる。また、各分割片の接合面に突起片が形成されることで、それらの分割片を他に流用するときに都合がよい場合がある。
前記接合面に第3の突起が形成されていて、前記分割部を締め付ける過程で前記第3の突起の側面が前記第2の突起の側面と接触するように構成されているものが好ましい。かかる構成によれば、分割片同士の相対的な位置ずれを抑制する効果が得られる。
前記接合面に第4の突起が形成されていて、前記シール材に、前記分割部を締め付けたときに前記ケース体の内部空間にはみ出すはみ出し部が形成されており、前記第4の突起が、前記はみ出し部の形成箇所における前記シール材の外側面に当接しているものが好ましい。かかる構成によれば、シール材のはみ出し部がケース体の内部空間にはみ出す量を確保するうえで有用である。
本発明に係る別の筐体装置は、周方向の少なくとも1箇所に分割部を有し、シール材を介して流体管の外周面を密封状態で取り囲む環状のケース体と、前記分割部を締め付けることにより、前記ケース体を構成する複数の分割片を接合する締結具と、を備え、前記分割片の周方向端部に設けられた接合面に、前記分割部を締め付けたときに隙間を前記分割部に規定可能な突起部と、前記分割片同士の相対的な位置ずれを抑制可能な凹凸部とが形成されていて、前記突起部を取り除いて前記分割部を締め付けたときに、相対する前記接合面が互いに密着するように構成されたものである。
かかる構成によれば、分割部を締め付けたときに、接合面に形成された突起部によって隙間を分割部に規定できる。また、必要に応じて突起部を取り除くことにより、分割部を締め付けたときに、相対する接合面が互いに密着する。いずれにしても、ケース体の分割部の締め付け管理が容易となる。また、凹凸部によって分割片同士の相対的な位置ずれを抑制できる。しかも、分割部に隙間が規定された状態と、分割部に隙間の無い状態とを適宜に選択できるため、管種等によって外径が異なる場合にも対応することができる。
本発明に係る筐体装置の装着方法は、周方向の少なくとも1箇所に分割部を有する環状のケース体と、前記分割部を締め付けるための締結具とを備えた筐体装置の装着方法であって、前記ケース体を構成する複数の分割片の周方向端部に設けられた接合面には、第1の突起と、前記第1の突起よりも突出量の小さい第2の突起とが形成されており、前記第1の突起は、前記分割部を締め付けたときに第1の隙間を前記分割部に規定可能であり、前記ケース体で流体管の外周面を密封状態で取り囲む際、前記第1の突起を取り除いた前記分割部を締め付けて複数の前記分割片を接合し、前記第1の隙間よりも小さい第2の隙間を前記第2の突起によって前記分割部に規定するものである。
この筐体装置をそのまま使用した場合は、第1の突起によって第1の隙間が分割部に規定されるが、この方法では、第1の突起を取り除いていることにより、第1の突起よりも突出量の小さい第2の突起によって第2の隙間が分割部に規定される。いずれにしても、ケース体の分割部の締め付け管理が容易となる。しかも、分割部に規定する隙間として、第1の隙間と、それよりも小さい第2の隙間とを適宜に選択できるため、管種等によって外径が異なる場合にも対応することができる。
前記分割部を締め付けたときに、前記第2の突起を構成する一対の突起片を互いに突き合わせ、それによって前記第2の隙間を前記分割部に規定することが好ましい。これにより、分割部の隙間に介在するシール材を均等に圧縮することができる。また、各分割片の接合面に突起片が形成されることで、それらの分割片を他に流用するときに都合がよい場合がある。
前記分割部を締め付ける過程で、前記接合面に形成された第3の突起の側面を前記第2の突起の側面に対して接触させるものが好ましい。かかる方法によれば、分割片同士の相対的な位置ずれを抑制する効果が得られる。
前記分割部を締め付けることで、前記ケース体の内部に配置されたシール材のはみ出し部を前記ケース体の内部空間にはみ出させるとともに、前記接合面に形成された第4の突起を、前記はみ出し部の形成箇所における前記シール材の外側面に当接させておくものが好ましい。かかる方法によれば、シール材のはみ出し部がケース体の内部空間にはみ出す量を確保するうえで有用である。
本発明に係る別の筐体装置の装着方法は、周方向の少なくとも1箇所に分割部を有する環状のケース体と、前記分割部を締め付けるための締結具とを備えた筐体装置の装着方法であって、前記ケース体を構成する複数の分割片の周方向端部に設けられた接合面には、前記分割部を締め付けたときに隙間を前記分割部に規定可能な突起部と、前記分割片同士の相対的な位置ずれを抑制可能な凹凸部とが形成されており、前記ケース体で流体管の外周面を密封状態で取り囲む際、前記突起部を取り除いた前記分割部を締め付けて複数の前記分割片を接合し、前記凹凸部によって前記分割片同士の相対的な位置ずれを抑制しつつ、相対する前記接合面を互いに密着させるものである。
この筐体装置をそのまま使用した場合は、突起部によって隙間が分割部に規定されるが、この方法では、突起部を取り除いていることにより、相対する接合面が互いに密着し、分割部に隙間の無い状態となる。いずれにしても、ケース体の分割部の締め付け管理が容易となる。また、凹凸部によって分割片同士の相対的な位置ずれを抑制できる。しかも、分割部に隙間が規定された状態と、分割部に隙間の無い状態とを適宜に選択できるため、管種等によって外径が異なる場合にも対応することができる。
本発明の第1実施形態に係る筐体装置を示す半断面図 図1の筐体装置を軸方向から見たときの半断面図 図2のC-C断面図 分割部の正面図 第1の突起を取り除いた分割部の正面図 本発明の第2実施形態に係る筐体装置を示す正面図 図6の筐体装置を構成する分割片を示す平面図 本発明の他の実施形態に係る分割部の正面図 本発明の他の実施形態に係る突起形状を示す正面図 従来の筐体装置が備えるケース体の分割部を示す断面図
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態では、図1~5を参照して、既設の水道管の継手部の漏洩補修に用いられる筐体装置を例示する。図1は、筐体装置としての漏洩補修装置の半断面図である。図1の上半分は図2のB-B断面に相当するが、水道管は断面でなく外観で示している。図2は、その漏洩補修装置を軸方向から見たときの半断面図である。図2の上半分は図1のA-A断面に相当する。図3は、図2のC-C断面図である。図4,5は、それぞれケース体の分割部の正面図であり、図示の都合上、締結具を省略して描いている。
図1,2では、漏洩補修装置1(筐体装置の一例)によって、既設の水道管K(流体管の一例)の継手部が補修され、継手部から漏洩した流体が外部へ漏出しないように処置されている。本実施形態では、水道管Kが、呼び径φ200のダクタイル鋳鉄管(外径D1:220.0mm)である例を示す。漏洩補修装置1は、周方向の少なくとも1箇所(本実施形態では3箇所)に分割部10を有し、シール材11を介して水道管Kの外周面を密封状態で取り囲む環状のケース体12と、その分割部10を締め付けるための締結具13とを備える。
ケース体12は、水道管Kの外周に周隙間を形成するように外嵌装着され、その内部に密閉空間が形成されている。ケース体12は、例えばダクタイル鋳鉄によって形成される。ケース体12は、円筒状に形成されており、その両端部と水道管Kとの間がシール材11で密封されている。ケース体12は、複数の分割片12a~12cで構成されており、本実施形態では三つ割り構造であるが、これに限られない。締結具13は、分割部10を締め付けることにより、ケース体12を構成する複数の分割片12a~12cを接合する。締結具13は、ボルトとナットで構成されている。
シール材11は、分割片12a~12cの各々に取り付けられている。分割片12a~12cの周方向端部には、それぞれ接合面14が設けられている。シール材11は、図3のように、ケース体12の両端部の間で連続しており、接合面14に沿って水道管Kの軸方向に延在している。接合面14はフランジ状に設けられていて、その表面に形成された溝15にシール材11が嵌入されている。図3(及び後述する図7)では、図面上での区別を容易にするためシール材11をグレーに着色して描いている。
各分割部10では、一対の接合面14,14が互いに対向し、締結具13の締め付けに伴って互いに密着したシール材11,11が分割部10の隙間を密封する。分割片12a~12cは、それぞれ、図2に示すような円弧状の部材であり、その両端部に設けられた接合面14,14には、それぞれ締結具13のボルトを挿通するためのボルト孔14hが設けられている。上方に配置された分割片12cには圧力抜き用プラグ16が設けられているが、この点を除き、分割片12a~12cの基本的な構造は同じである。
図4は、分割部10において互いに対向する一対の接合面14,14を示しており、図1のD矢視に相当する。接合面14には、突起21(第1の突起に相当)と、その突起21よりも突出量の小さい突起22(第2の突起に相当)とが形成されている。突起21,22の突出量は、接合面14を基準とした高さである。突起21は、接合面14と一体的に設けられており、ケース体12の材料(例えば、ダクタイル鋳鉄などの金属)によって形成されている。このことは、突起22及び後述する突起23においても同じである。
本実施形態では、突起21が、分割部10を締め付けたときに互いに突き合わせられる一対の突起片21a,21bで構成されている。突起21の突出量は、その一対の突起片21a,21bの突出量(高さ)の合計として表される。突起22は、同じく一対の突起片22a,22bで構成されており、その突起22の突出量は一対の突起片22a,22bの突出量(高さ)の合計である。突起22の突出量は突起21の突出量よりも小さいため、一対の突起片21a,21bを互いに突き合わせた状態では、図4のように一対の突起片22a,22bの間に隙間が形成される。
分割部10を締め付けた状態では、一対の接合面14,14の間に突起21が介在し、その突起21の突出量(即ち、一対の突起片21a,21bの突出量の合計)に応じた大きさの隙間G1(第1の隙間に相当)が規定される。このように、突起21は、分割部10を締め付けたときに、隙間G1を分割部10に規定可能に構成されている。突起21の突出量は、ケース体12が水道管Kの外周面を密封するのに望ましい隙間が分割部10に規定されるよう、つまりはシール材11を密着させるうえで適度な大きさの隙間が分割部10に規定されるよう、所定の寸法に設定されている。
水道管Kに漏洩補修装置1を装着する作業者は、分割部10を締め付けて複数の分割片12a~12cを接合する際、突起21によって隙間G1が規定されるまで締結具13を操作するだけでよい。つまり、一対の接合面14,14の間で突起21が挟まれる(一対の突起片21a,21bが互いに突き合わせられる)まで分割部10を締め付ければよく、それによって突起21の突出量に相当する隙間G1が分割部10に規定される。シール材11の圧縮に応じて分割部10の隙間が規定されるものではないため、隙間の大きさにバラツキを生じることなく、施工上、締め付け管理が容易である。
本実施形態では、突起21が、分割部10を締め付けたときに互いに突き合わせられる一対の突起片21a,21bで構成されている。これにより、分割部10の隙間に介在するシール材11,11を均等に圧縮することができる。また、各分割片の接合面に突起片が形成されることで、それらの分割片を他に流用するときに都合がよい場合がある。例えば、後述するような割T字管の下側の分割片32aを二つ使用して漏洩補修装置のケース体として流用することが可能となる。但し、これに限られず、一対の突起片21a,21bの突出量の合計に相当する突出量を有した1つの突起21を、一対の接合面14,14の一方のみに形成した構造でも構わない。このことは、突起22においても同じである。
突起21の突出量は、呼び径φ200のダクタイル鋳鉄管(外径D1:220.0mm)である水道管Kの外周面にシール材11を密着させるうえで望ましい隙間G1を規定するように設定されている。そのため、水道管Kと外径が異なる流体管に漏洩補修装置1をそのまま適用しても、適度な密封状態が得られない。例えば、水道管Kとは外径が異なる呼び径φ200の鋼管(外径:216.3mm)に装着した場合、その突起21によって規定される隙間G1が必要以上に大きいため、シール材11が十分に圧縮されない恐れがある。しかし、この漏洩補修装置1は、そのように管種等によって外径が異なる場合にも対応可能である。
図5は、突起21を取り除いたときの、分割部10において互いに対向する一対の接合面14,14を示す。ここで、突起21を取り除くことには、図5のように突起21を完全に取り払う場合のみならず、突起21の突出量を小さくして突起22の突出量と同等かそれ以下にすることにより、突起21が「第1の突起」に該当しない状態にする場合も含まれる。突起21は、例えばディスクグラインダーを用いた切削加工により取り除くことができる。この作業は、施工現場で行ってもよいが、装置を施工現場に運搬する前に予め行うことも可能である。
図5では、突起21を取り除いているため、突起22を構成する一対の突起片22a,22bが互いに突き合わされている。分割部10を締め付けた状態では、一対の接合面14,14の間に突起22が介在し、その突起22の突出量(即ち、一対の突起片22a,22bの突出量の合計)に応じた大きさの隙間G2(第2の隙間に相当)が規定される。このように、突起22は、突起21を取り除いて分割部10を締め付けたときに、隙間G1よりも小さい隙間G2を分割部10に規定可能に構成されている。突起22の突出量は、水道管Kよりも外径の小さい流体管(例えば、呼び径φ200の鋼管)の外周面を密封するのに望ましい隙間が分割部10に規定されるよう、所定の寸法に設定されている。
締結具13を操作して複数の分割片12a~12cを接合する際の作業は、突起21を取り除いていない場合と同じであるが、一対の接合面14,14の間では突起22が挟まれ(一対の突起片22a,22bが互いに突き合わせられ)、その突起22の突出量に相当する隙間G2が分割部10に規定される。この場合も、シール材11の圧縮に応じて分割部10の隙間が規定されるものではないため、施工上、締め付け管理が容易である。
このように、漏洩補修装置1は、突起21を取り除くか否かを選択することによって、分割部10に規定される隙間G1を隙間G2に変更するオプションを有しているため、異なる外径の水道管に対応できる。本実施形態であれば、呼び径φ200のダクタイル鋳鉄管に装着する場合は、図4のように突起21を残した状態で使用され、呼び径φ200の鋼管に装着する場合は、図5のように突起21を取り除いた状態で使用されるが、いずれの場合も分割部10の締め付け管理は容易である。しかも、管種等によって外径が異なる場合でも同じ漏洩補修装置1で対応できるため、経済的である。
本実施形態では、接合面14に突起23(第3の突起に相当)が形成されている。突起23の側面は、図5のように分割部10を締め付ける過程で突起22の側面と接触するように構成されている。かかる構成によれば、水道管Kの軸方向における分割片同士の相対的な位置ずれを抑制する効果が得られる。突起22,23の側面は、それぞれ水道管Kの周方向(図5では上下方向)に対して傾いた傾斜面により形成されている。突起23は、ケース体12の軸方向の中央部に配置されており、分割部10の締め付けによって一対の突起22の間に嵌入される。突起23の側面は、突起22の側面に対して面接触するが、これに限られず、線接触(例えば、図9(a)参照)や点接触であっても位置ずれを抑制する効果が得られる。
本実施形態では、図4,5のように分割部10を正面から見たときに、突起21及び突起22が、それぞれケース体12の軸方向の中央部を挟んで左右2箇所に配置されている。分割部10を締め付ける際は、これらが左右で均等に当接するまで締め付ければよく、そうすることで適切に締め付け管理ができる。突起21及び/または突起22は、図3のように接合面14の外側の端面に配置されていることが好ましい。これによって作業者が突起21,22の状態を視認しやすくなり、作業性を向上できる。
本実施形態では、突起21及び突起22が、それぞれ接合面14と一体的に設けられている例を示したが、これに限られず、例えば、突起21及び/または突起22を接合面14に対して着脱自在に構成してもよい。かかる構成によれば、突起21を簡単に取り除くことができるとともに、取り除いた突起21を復旧させることも可能になる。このような場合であっても、突起21及び突起22は、シール材11よりも硬質の材料で形成され、好ましくは樹脂材料や金属材料などの剛体によって形成される。
[第2実施形態]
第2実施形態では、図6,7を参照して、既設の水道管の不断水工法に用いられる筐体装置を例示する。図6は、筐体装置としての外弁箱の正面図である。図7は、その外弁箱を構成する複数の分割片のうち、下側の分割片を示す平面図である。第2実施形態は、以下に説明する事項の他は第1実施形態と同様であるので、なるべく共通点を省略して主に相違点について説明する。第1実施形態で説明したものと同じ部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図6,7は、既設の水道管Kの不断水工法に用いられる弁装置の外弁箱3(筐体装置の一例)を示す。外弁箱3は、周方向の少なくとも1箇所(本実施形態では2箇所)に分割部30を有し、シール材31を介して水道管K(図7では図示せず)の外周面を密封状態で取り囲む環状のケース体32と、分割部30を締め付けることにより、ケース体32を構成する複数の分割片32a,32bを接合する締結具33とを備える。ケース体32は、上下二つ割りの割T字管として構成されている。ケース体32は、例えばダクタイル鋳鉄によって形成される。
分割片32a,32bの周方向端部には、それぞれフランジ状の接合面34が設けられている。下側の分割片32aには、図7のようにシール材31が取り付けられており、シール材31は、接合面34に形成された溝35に嵌入されている。上側の分割片32bにおいても、これと同様にシール材が取り付けられている。各分割部30では、一対の接合面34,34が互いに対向し、締結具33の締め付けに伴って互いに密着したシール材31が分割部30の隙間を密封する。上側の分割片32bには、上方へ向けて開口した開口部36が設けられている。
外弁箱3(のケース体32)の内部には、弁体を内蔵した内弁箱(図示せず)が収容され、その内弁箱の上方が弁蓋(図示せず)によって施蓋される。弁体は、その弁蓋に支持された弁軸の操作に応じて昇降または回転自在に構成されており、その弁体の昇降または回転に応じて、水道管K内を流れる水の流路の遮断または切替が行われる。内弁箱は、全体として円筒状をなし、その軸方向を上下に向けた状態で開口部36を通じて外弁箱3の内部に配置される。外弁箱3と内弁箱との間は、シール材31(のはみ出し部31p)によって密封される。かかる弁装置は、例えば本出願人による特開2016-173133号公報に記載されている。
接合面34には、突起41(第1の突起に相当)と、その突起41よりも突出量の小さい突起42(第2の突起に相当)とが形成されている。突起41は、分割部30を締め付けたときに隙間G1’(第1の隙間に相当)を分割部30に規定し、突起42は、突起41を取り除いて分割部30を締め付けたときに、隙間G1’よりも小さい隙間(第2の隙間に相当)を分割部30に規定する。分割部30において互いに対向する一対の接合面34,34は、図6に示されているが、この拡大図については第1実施形態で示した図4,5を参照できる。
図6(及び図4,5)のように、突起41及び突起42は、いずれも分割部30を締め付けたときに互いに突き合わせられる一対の突起片で構成されている。図7に示す突起片41a,42aは、それぞれ突起41,突起42を構成する一対の突起片の片方である。また、接合面34には、突起43(第3の突起に相当)が形成されている。これら第1~第3の突起に相当する突起41~43の詳しい構成と作用については、第1実施形態において既に説明した通りである。
本実施形態では、シール材31に、分割部30を締め付けたときにケース体32の内部空間にはみ出すはみ出し部31pが形成されている。はみ出し部31pは、ケース体32の内部空間にはみ出すことで、ケース体32の内部に配置された部材(即ち、内弁箱)に当接し、その部材と外弁箱3との間を密封する。はみ出し部31pは、ケース体32の軸方向の中央部を挟んで左右2箇所に設定されているが、これに限られず、例えば1箇所でも構わない。
既述のように、この外弁箱3では、突起41が形成された状態で分割部30を締め付ける場合と、突起41を取り除いて分割部30を締め付ける場合があり得る。後者の場合は、分割部30の締め付け量が相対的に大きいため、はみ出し部31pが十分にはみ出やすいが、前者の場合は、分割部30の締め付け量が相対的に小さいため、はみ出し部31pが十分にはみ出ない恐れがある。そこで、はみ出し部31pが十分にはみ出るよう、接合面34に突起44(第4の突起に相当)が形成されている。突起44は、はみ出し部31pの形成箇所におけるシール材31の外側面に当接している。
この突起44により、シール材31のはみ出し部31pの形成箇所での外側(流体管の径方向外側)への膨出が抑えられ、その結果、突起41が形成されている状態で分割部30を締め付ける場合において、はみ出し部31pの内側への(即ち、ケース体32の内部空間への)はみ出しを促すことができる。突起41を取り除いて分割部30を締め付ける場合は、必要に応じて、突起44やはみ出し部31p周辺の溝壁を取り除いて(削り取って)はみ出し量を調整してもよい。これにより、突起41が存する場合とそうでない場合とで、はみ出し部31pがはみ出す量を同等にできる。
また、図7に示すように、接合面34に形成された溝35内に突起45(言わば、第5の突起)を形成しておき、その突起45によってはみ出し部31pの内側へのはみ出しを促すようにしてもよい。かかる構成は、上述した締め付け量の差が大きい場合において特に有用である。突起45は、突起44に代えてまたは加えて形成することが可能である。
次に、不断水工法によって弁装置を設置する手順の一例について、簡単に説明する。まずは、水道管(例えば、呼び径φ200の鋳鉄管)の管路のうち所要の区域に外弁箱3を装着する。このとき、締結具33の操作によって分割部30を締め付け、分割片32aに分割片32bを接合し、分割部30の隙間をシール材31によって密封する。より外径の小さい水道管(例えば、呼び径φ200の鋼管)に装着する場合は、突起41を取り除いた分割部30を締め付けて分割片32a,32bを接合し、突起41により規定される隙間G1’よりも小さい隙間を突起42によって分割部30に規定する。
締結具33による分割部30の締め付けが完了したら、開口部36に穿孔装置であるホールソーを取り付け、不断水状態で水道管を切断する。必要に応じてドレン37を開放して排水を行い、切断により発生した切屑を外部に排出する。水道管の切断が完了したら、ホールソーを引き上げる。そして、弁体を内蔵した内弁箱を外弁箱3の内部に挿入し、その上方を弁蓋で施蓋して弁装置の設置作業を完了する。外弁箱3のプラグ38を取り外したときに水が続けて排出されるか否かに基づいて、外弁箱3と内弁箱との間のシール性能を確認できる。
[第3実施形態]
第3実施形態では、図8を参照して、既設の水道管の継手部の漏洩補修に用いられる筐体装置を例示する。第3実施形態は、以下に説明する事項の他は第1実施形態と同様であるので、ケース体や締結具などの共通点は省略して、主に相違点について説明する。第1実施形態で説明したものと同じ部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。第3実施形態で説明する分割部の構成は、不断水工法に用いられる筐体装置にも適用可能である。
図8の例では、接合面14に、分割部10を締め付けたときに隙間Cを分割部10に規定可能な突起部51と、分割片同士の相対的な位置ずれを抑制可能な凹凸部53とが形成されている。突起部51及び凹凸部53は、それぞれ前述の実施形態における突起21(第1の突起),突起23(第3の突起)と同様の形状を有するため、重複した説明を省略する。但し、凹凸部53は、一対の接合面14,14のうち一方に形成された凸部分が、他方に形成された凹部分に嵌まることで、分割片同士の相対的な位置ずれを抑制する。凹凸部53は、後述する図9のような形状でもよい。
図8(a)は、分割部10を締め付けた状態を示す。分割部10には、突起部51によって隙間Cが形成されている。突起部51の突出量は、相対的に外径の大きい流体管(例えば、呼び径φ200のダクタイル鋳鉄管)にシール材11(図8では図示せず)を密着させるうえで適度な大きさの隙間Cが分割部10に規定されるよう、所定の寸法に設定されている。作業者は、突起部51によって隙間Cが規定されるまで、締結具13(図8では図示せず)を操作して分割部10を締め付けるだけでよいため、締め付け管理が容易である。
図8(b)は、突起部51を取り除いて分割部10を締め付けた状態を示す。相対する接合面14,14が互いに密着しており、分割部10には隙間が無い。このケース体は、相対する接合面14,14が互いに密着したときに、相対的に外径の小さい流体管(例えば、呼び径φ200の鋼管)にシール材11が適度に密着するように設計されている。作業者は、相対する接合面14,14が互いに密着するまで分割部10を締め付けるだけでよいため、締め付け管理が容易である。また、凹凸部53によって分割片同士の相対的な位置ずれを抑制できるとともに、突起部5を取り除くか否かを選択することで、異なる外径の流体管に対応できる。
[他の実施形態]
前述の第1実施形態では、突起21を取り除いて分割部10を締め付ける過程で、突起23の側面が突起22の側面と接触する例を示したが、これに限られない。例えば図9(a)のように、突起21が形成されている分割部を締め付ける過程で、突起23の側面を突起22の側面に接触させ、それによって分割片同士の相対的な位置ずれを抑制してもよい。図9(a)では、突起23の側面が突起22の側面に線接触している。図9(b)は、突起21を取り除いて分割部を締め付けた状態を示し、突起23の側面が突起22の側面に面接触している。突起22,23の側面は、その途中から傾斜面で形成されており、これによって位置ずれを抑制する効果を高めている。かかる形状は、第2実施形態でも適用可能である。
前述の実施形態では、ダクタイル鋳鉄管または鋼管としての水道管Kに筐体装置を装着する例を示したが、これに限られず、塩ビ管など他の材料で形成された流体管を対象にすることもできる。
本発明に係る筐体 装置は、水道管に適用できるものであるが、これに限られず、水以外の各種の液体、気体などの流体に用いる流体管に幅広く適用できる。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
1 漏洩補修装置(筐体装置の一例)
3 外弁箱(筐体装置の一例)
10 分割部
11 シール材
12 ケース体
12a 分割片
12b 分割片
12c 分割片
13 締結具
14 接合面
21 突起(第1の突起)
21a 突起片
21b 突起片
22 突起(第2の突起)
22a 突起片
22b 突起片
23 突起(第3の突起)
30 分割部
31 シール材
31p はみ出し部
32 ケース体
33 締結具
34 接合面
41 突起(第1の突起)
42 突起(第2の突起)
43 突起(第3の突起)
44 突起(第4の突起)
45 突起(第5の突起)
51 突起部
53 凹凸部
C 隙間
G1 隙間(第1の隙間)
G2 隙間(第2の隙間)

Claims (8)

  1. 周方向の少なくとも1箇所に分割部を有し、シール材を介して流体管の外周面を密封状態で取り囲む環状のケース体と、
    前記分割部を締め付けることにより、前記ケース体を構成する複数の分割片を接合する締結具と、を備え、
    前記分割片の周方向端部に設けられた接合面に、前記接合面から窪んで形成され且つ前記シール材を収容する溝と、前記接合面から突出する複数の第1の突起と、前記接合面から突出し且つ前記第1の突起よりも突出量の小さい複数の第2の突起とが形成されていて、
    前記複数の第1の突起は、前記分割部を締め付けたときに、第1の隙間を前記分割部に規定可能であり、
    前記複数の第2の突起は、前記第1の突起を取り除いて前記分割部を締め付けたときに、前記第1の隙間よりも小さい第2の隙間を前記分割部に規定可能であり、
    前記各々の第1の突起同士は前記流体管の管軸方向に離間して配置されており、前記各々の第2の突起同士は前記流体管の管軸方向に離間して配置されている、筐体装置。
  2. 前記第1の突起及び/または前記第2の突起が、前記分割部を締め付けたときに互いに突き合わせられる一対の突起片で構成されている請求項1に記載の筐体装置。
  3. 前記接合面に第4の突起が形成されていて、
    前記シール材に、前記分割部を締め付けたときに前記ケース体の内部空間にはみ出すはみ出し部が形成されており、
    前記第4の突起が、前記はみ出し部の形成箇所における前記シール材の外側面に当接している請求項1又は2に記載の筐体装置。
  4. 周方向の少なくとも1箇所に分割部を有し、シール材を介して流体管の外周面を密封状態で取り囲む環状のケース体と、
    前記分割部を締め付けることにより、前記ケース体を構成する複数の分割片を接合する締結具と、を備え、
    前記分割片の周方向端部に設けられた接合面に、第1の突起と、前記第1の突起よりも突出量の小さい第2の突起とが形成されていて、
    前記第1の突起は、前記分割部を締め付けたときに、第1の隙間を前記分割部に規定可能であり、
    前記第2の突起は、前記第1の突起を取り除いて前記分割部を締め付けたときに、前記第1の隙間よりも小さい第2の隙間を前記分割部に規定可能であり、
    前記接合面に第3の突起が形成されていて、
    前記分割部を締め付ける過程で前記第3の突起の側面が前記第2の突起の側面と接触するように構成されている筐体装置。
  5. 周方向の少なくとも1箇所に分割部を有する環状のケース体と、前記分割部を締め付けるための締結具とを備えた筐体装置の装着方法であって、
    前記ケース体を構成する複数の分割片の周方向端部に設けられた接合面には、第1の突起と、前記第1の突起よりも突出量の小さい第2の突起とが形成されており、前記第1の突起は、前記分割部を締め付けたときに第1の隙間を前記分割部に規定可能であり、
    前記ケース体で流体管の外周面を密封状態で取り囲む際、前記第1の突起を取り除いた前記分割部を締め付けて複数の前記分割片を接合し、前記第1の隙間よりも小さい第2の隙間を前記第2の突起によって前記分割部に規定することを特徴とする筐体装置の装着方法。
  6. 前記分割部を締め付けたときに、前記第2の突起を構成する一対の突起片を互いに突き合わせ、それによって前記第2の隙間を前記分割部に規定する請求項に記載の筐体装置の装着方法。
  7. 前記分割部を締め付ける過程で、前記接合面に形成された第3の突起の側面を前記第2の突起の側面に対して接触させる請求項またはに記載の筐体装置の装着方法。
  8. 前記分割部を締め付けることで、前記ケース体の内部に配置されたシール材のはみ出し部を前記ケース体の内部空間にはみ出させるとともに、前記接合面に形成された第4の突起を、前記はみ出し部の形成箇所における前記シール材の外側面に当接させておく請求項5~7のいずれか1項に記載の筐体装置の装着方法。
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