JP6997650B2 - 車両用のアッパーマウント及びサスペンション - Google Patents
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Description
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係るサスペンションの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るサスペンションの分解斜視図である。図2は、本実施形態に係るサスペンションにおける、アッパーマウントを含む上端部をZX平面で切断した拡大断面図である。図3は、図2に示すサスペンションのA―A断面図である。X軸は、後述するスライド部の長手方向を示す。Y軸は、後述するスライド部の短手方向を示す。Z軸は、サスペンションの軸方向を示す。図1乃至図3を参照して、本実施形態におけるサスペンション1は、アッパーマウント2、ショックアブソーバーユニット3及びショックアブソーバーナット4を備え、ショックアブソーバーユニット3は、ショックアブソーバー5及びロワーブラケットケース6を備える。ショックアブソーバーナット4がショックアブソーバー5(後述する軸部51)に締め付けられることにより、ショックアブソーバーユニット3がアッパーマウント2(後述するスライドジョイント7)に取り付けられる。
上述した説明では、Z軸周りにおけるスライドガイド8の回転位置を固定しているが、上述の通り、スライドガイド8をZ軸周りに回転させることができる。これにより、スライドガイド8の回転位置に応じて、XY平面内におけるスライドジョイント7のスライド方向を変更することができ、キャスター角及びキャンバー角を調整したり、キャスター角だけを調整したり、キャンバー角だけを調整したりすることができる。
上記実施形態では、スライドジョイント7においてピロボール74を用いているが、これに限るものではなく、上述したように、スライドジョイント7のスライドに伴うショックアブソーバーユニット3の傾きを許容できる構造であればよい。例えば、ピロボール74に代えて、ゴム、ウレタン、ボールジョイント、ベアリング等を用いることができる。
ガイド凹部83のガイド側面831の形状は、上記実施形態で説明した形状に限られるものではなく、スライド部71をスライドさせることができればよい。例えば、図10に示すように、Z軸方向視において、ガイド凹部83を十字形状に形成したり、図11に示すように、Z軸方向視において、ガイド凹部83を円形状に形成したりしてもよい。図10に示す構造によれば、スライドガイド8をZ軸周りで回転させなくても、スライドジョイント7をX軸方向やY軸方向に移動させることができる。図11に示す構造によれば、スライドガイド8をZ軸周りで回転させなくても、スライドジョイント7をXY平面内の任意の方向にスライドさせることができる。
Claims (6)
- ショックアブソーバー及び車体を連結するためのアッパーマウントであって、
前記ショックアブソーバーの上端部に連結されるジョイントと、
前記ショックアブソーバーの軸方向と直交する面内で前記ジョイントを移動させるガイド面を含むガイドと、
前記ジョイントを前記車体に固定するためのロックナットと、を有し、
前記ジョイントは、
前記ガイド面に沿って摺動可能であり、前記ロックナットと共に前記車体及び前記ガイドを挟むスライド部と、
前記スライド部から上方に延びて前記ガイドを貫通し、先端に前記ロックナットが締め付けられるスリーブ部と、を有し、
前記ガイドは、前記ガイド面から上方に延びて前記スリーブ部を貫通させ、前記ジョイントの移動に伴う前記スリーブ部の移動を許容する穴部と、凹部と、を有し、
前記凹部は、前記ガイド面と、前記ガイド面から下方に突出して所定方向に延びる一対の第1ガイド部側面と、を含み、
前記スライド部は、前記一対の第1ガイド部側面に沿った平坦面で構成された一対のスライド部側面を有し、前記一対のスライド部側面が前記一対の第1ガイド部側面と当接することにより前記ジョイントの移動方向を前記所定方向に規制することを特徴とするアッパーマウント。 - 前記所定方向における前記スライド部の両端面は、前記軸方向と直交する平面内において互いに離れる方向に凸となる曲面で構成されており、
前記凹部は、前記ガイド面から下方に突出して前記所定方向の両端に形成され、前記軸方向と直交する平面内において互いに離れる方向に凸となる曲面で構成された一対の第2ガイド部側面を含んでおり、
前記第2ガイド部側面の曲率半径は、前記スライド部の前記端面の曲率半径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のアッパーマウント。 - 前記ガイドは、前記ショックアブソーバーの軸周りに回転可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアッパーマウント。
- 前記ジョイントは、前記スライド部の上面よりも前記軸方向の下方に凹む溝部を有しており、
前記溝部の一部は、前記スリーブ部の基端領域を構成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のアッパーマウント。 - 前記ガイドは、前記穴部及び前記ガイド面の境界に形成された切欠き部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のアッパーマウント。
- 請求項1から5のいずれか1つに記載のアッパーマウントと、
前記アッパーマウントに連結されるショックアブソーバーと、を有することを特徴とするサスペンション。
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