JP6996412B2 - 電磁継電器 - Google Patents
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Description
第1実施形態について説明する。図1~図3を参照して本実施形態の電磁継電器について説明する。なお、便宜上、図1の紙面上方向、紙面下方向および紙面左右方向を、それぞれ、電磁継電器の上方向、下方向および左右方向として説明するが、必ずしも電磁継電器の使用時の天地方向と一致することを意味している訳ではない。
上記第1実施形態に対して、第1ヨーク241および第2ヨーク242の構成を変更しても良い。具体的には、図4に示すように、第1ヨーク241が第1固定接点27の折曲部25aよりも第1固定接点27側を通るようにする。同様に、第2ヨーク242が第2固定接点28の折曲部26aよりも第2固定接点28側を通るようにする。
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して可動接触子20の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第3実施形態について説明する。本実施形態も、第1実施形態に対して可動接触子20の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
上記第3実施形態において、図8に示すように集磁ヨーク24を環状構造としても良い。具体的には、第1ヨーク241が一端から他端に至るまでに、接点部に対して図8の紙面上方を回り込んだ部分に加えて、紙面下方を回り込んだ部分を有した構成とされている。また、第2ヨーク242が一端から他端に至るまでに、接点部に対して図8の紙面上方を回り込んだ部分に加えて、紙面下方を回り込んだ部分を有した構成とされている。
第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して集磁ヨーク24の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して可動接触子20および集磁ヨーク24の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
上記第5実施形態では、集磁ヨーク24を一部材で構成する場合について説明したが、図12に示すように、さらに可動接触子20を挟んで連結部243と反対側に、連結部243と対向するように集磁ヨーク244を備えることもできる。この集磁ヨーク244は、対向ヨークであり、長方形板状の軟磁性体で構成され、図12に示すように電磁継電器の上方から見ると直線状となっている。このような集磁ヨーク244を備えることで、連結部243から集磁ヨーク244に向かう磁束量を増やすこと、つまり可動接触子20に鎖交する磁束量を増やすことができる。したがって、可動接触子20の中央部での下向きのローレンツ力を増加させられ、さらに接点部の開離を抑制することが可能となる。
第6実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して消弧用磁石23や集磁ヨーク24の構成を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
上記第6実施形態において、図14に示すように、第2ヨーク246を第1固定端子25の折曲部25aや第2固定端子26の折曲部26aよりも可動接触子20から離れる側を迂回する構造とすることもできる。このようにすれば、第2ヨーク246内を流れる消弧用磁石23の磁束と第1固定端子25および第2固定端子26に流れる固定子電流の磁束の向きを一致させることができる。したがって、第6実施形態よりも可動接触子20への鎖交磁束を高めることが可能となり、下向きのローレンツ力の向上とアーク遮断性能の向上を図ることが可能となる。
第7実施形態について説明する。本実施形態は、第1~第4実施形態に対して第1固定端子25と第2固定端子26の引き出し方向を逆方向としたものであり、その他については第1~第4実施形態と同様であるため、第1~第4実施形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、ここでは第1実施形態に対して本実施形態の構造とした場合について説明するが、第2~第4実施形態についても適用可能である。
第8実施形態について説明する。本実施形態は、第1~第7実施形態に対して接点部を3点にしたものであり、その他については第1~第7実施形態と同様であるため、第1~第7実施形態と異なる部分についてのみ説明する。なお、ここでは第1実施形態に対して本実施形態の構造とした場合について説明するが、第2~第7実施形態についても適用可能である。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
13 固定コア
15 可動コア
22 可動接触子
23 消弧用磁石
24 集磁ヨーク
24、25 第1、第2固定端子
26、27、31 第1~第3固定接点
28、29、32 第1~第3可動接点
Claims (11)
- 通電時に磁界を形成する励磁コイル(12)と、
可動接点(29、30)を有し、前記励磁コイルへの通電に基づいて移動させられる可動接触子(20)と、
前記励磁コイルへの通電時に前記可動接触子が移動させられると、前記可動接点と接する固定接点(27、29)を有する固定端子(25、26)と、
前記可動接点と前記固定接点とが当接するオン状態から、前記可動接点と前記固定接点とが離れるオフ状態に切り替わるときに接点部に発生するアークを消弧するための消弧用磁石(23、231、232)と、
前記消弧用磁石の一方の磁極に対向配置された一端および該一端から前記消弧用磁石からの磁束が導かれる他端を有し、該他端が前記可動接点と前記固定接点との接点部を介して前記消弧用磁石の他方の磁極に対向配置された集磁ヨーク(24、241、242)と、を備え、
前記オン状態の時に、前記可動接点と前記固定接点との接点部を介し、前記可動接触子を通じて前記固定端子に電流を流し、
前記可動接触子を流れる電流と前記集磁ヨークにより導かれた磁束とによって、前記可動接点と前記固定接点とが当接する方向にローレンツ力を発生させる電磁継電器。 - 前記可動接触子は、前記可動接点を通る電流の流れを、前記集磁ヨークによって導かれた磁束に交差する向きに電流を流す延設部を備えている請求項1に記載の電磁継電器。
- 前記固定端子のうち前記固定接点が配置される部分は、該部分に電流が流れたときに生じる磁束の向きと、前記集磁ヨークの他端から前記消弧用磁石に向かう磁束の向きとが揃う方向に延設されている請求項1または2に記載の電磁継電器。
- 通電時に磁界を形成する励磁コイル(12)と、
第1可動接点(29)および第2可動接点(30)を有し、前記励磁コイルへの通電に基づいて移動させられる可動接触子(20)と、
前記励磁コイルへの通電時に前記可動接触子が移動させられると、前記第1可動接点と接する第1固定接点(27)を有する第1固定端子(25)、および、前記第2可動接点と接する第2固定接点(28)を有する第2固定端子(26)と、
前記第1可動接点と前記第1固定接点とが当接すると共に前記第2可動接点と前記第2固定接点とが当接するオン状態から、前記第1可動接点と前記第1固定接点とが離れると共に前記第2可動接点と前記第2固定接点とが離れるオフ状態に切り替わるときに接点部に発生するアークを消弧するための第1磁石(231)と第2磁石(232)とを有する消弧用磁石(23)と、
前記第1磁石の一方の磁極に対向配置された一端および該一端から前記第1磁石からの磁束が導かれる他端を有し、該他端が前記第1可動接点と前記第1固定接点との接点部を介して前記第1磁石の他方の磁極に対向配置された第1ヨーク(241)と、前記第2磁石の一方の磁極に対向配置された一端および該一端から前記第2磁石からの磁束が導かれる他端を有し、該他端が前記第2可動接点と前記第2固定接点との接点部を介して前記第2磁石の他方の磁極に対向配置された第2ヨーク(242)と、を有する集磁ヨーク(24)と、を備え、
前記オン状態の時に、前記第1可動接点と前記第1固定接点との接点部および前記第2可動接点と前記第2固定接点との接点部を介し、前記可動接触子を通じて、前記第1固定端子と前記第2固定端子との間に電流を流し、
前記可動接触子を流れる電流と前記集磁ヨークにより導かれた磁束とによって、前記第1可動接点と前記第1固定接点とが当接すると共に前記第2可動接点と前記第2固定接点とが当接する方向にローレンツ力を発生させる電磁継電器。 - 前記可動接触子は、前記第1可動接点を通る電流の流れ、および、前記第2可動接点を通る電流の流れを、前記集磁ヨークによって導かれた磁束に交差する向きに電流を流す延設部を備えている請求項4に記載の電磁継電器。
- 前記可動接触子は、前記第1可動接点および前記第2可動接点に加えて第3可動接点(32)を有し、
前記第2固定端子は、前記第2固定接点に加えて前記第3可動接点に当接させられる第3固定接点(31)を有し、
前記第2可動接点および前記第3可動接点は、前記延設部の延設方向に並んで配置されている請求項5に記載の電磁継電器。 - 前記第1固定端子のうち前記第1固定接点が配置される部分は、該部分に電流が流れたときに生じる磁束の向きと、前記第1ヨークの他端から前記第1磁石に向かう磁束の向きとが揃う方向に延設され、
前記第2固定端子のうち前記第2固定接点が配置される部分は、該部分に電流が流れたときに生じる磁束の向きと、前記第2ヨークの他端から前記第2磁石に向かう磁束の向きとが揃う方向に延設されている請求項4ないし6のいずれか1つに記載の電磁継電器。 - 前記可動接触子は長方形状とされ、該可動接触子の長手方向の一辺には、前記第1ヨークの他端が入り込む切欠部と前記第2ヨークの他端が入り込む切欠部を含む第1切欠部(20a)が形成されている請求項4ないし7のいずれか1つに記載の電磁継電器。
- 前記可動接触子は、前記第1切欠部が形成された一辺と相対する一辺における中央位置に第2切欠部(20b)が形成されている請求項8に記載の電磁継電器。
- 前記第1固定端子は、前記可動接触子側に向かって折り曲がった折曲部(25a)を有し、前記第1ヨークは、前記第1固定端子の折曲部よりも前記第1固定接点から離れた位置を迂回して配置されており、
前記第2固定端子は、前記可動接触子側に向かって折り曲がった折曲部(26a)を有し、前記第2ヨークは、前記第2固定端子の折曲部よりも前記第2固定接点から離れた位置を迂回して配置されている請求項4ないし9のいずれか1つに記載の電磁継電器。 - 前記第1ヨークの他端と前記第2ヨークの他端とが軟磁性体で構成された連結部(243)にて連結されることで、前記第1ヨークと前記第2ヨークとが一体とされている請求項4ないし10のいずれか1つに記載の電磁継電器。
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