JP6996117B2 - プレスフィット端子 - Google Patents

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Description

本発明は、スルーホールに圧入されることにより、スルーホール内面と導通状態に達するプレスフィット端子に関する。
各種電子機器に使用されるコネクタとしてプレスフィット端子が用いられている。プレスフィット端子は、各種電子機器の基板等に形成されたスルーホールに圧入保持され、電気的に接続されるものであり、従来から圧入部位に種々の形状のものが提案されている。
特許文献1には、プレスフィット端子(文献ではコンプライアント部)として、軸芯に対して平行な一対の直線部の両端を半円で接続した内側輪郭を外周に有する縦長のスリットを備え、スリットの長手方向の中心部位を、円弧状の外側輪郭の最大幅となる部位よりも先端側に位置する技術が記載されている。これにより、スリットの中心部位よりも基端側の内側輪郭と外側輪郭との間の幅を、スリットの中心部位よりも先端側の内側輪郭と外側輪郭との間の幅よりも大きくして、スルーホール圧入時において端子を座屈から保護すると記載されている。
特許文献2には、プレスフィット端子として、楕円形状のスリットを備え、該スリットの外周に形成される内側輪郭と円弧状の外側輪郭との間の幅をほぼ同一とし、スリットのうち先端側が直線状に延設された補助スリットにテーパー状の外側輪郭(テーパー部)を形成した技術が記載されている。スルーホール圧入時において、テーパー部がスルーホール開口端に当接することにより、圧入初期の圧入力を一定に保つと記載されている。
また、特許文献3には、プレスフィット端子として、両端がU字状に湾曲した縦長のスリットを備え、スリットの長手方向の中心部位を、外側輪郭の最大幅となる部位よりも先端側に位置させるとともに、スリットの長手方向の中心部位よりやや基端側には、スリットの中心軸線に平行な一対の外側輪郭(文献では圧力保持部)を形成した技術が記載されている。スルーホール圧入時において、圧力保持部によって応力の分散が図られ、圧力保持部の長さを短くすることでバリの発生を抑制すると記載されている。
特表2000-505590号公報 特開2008-53082号公報 特開2008-165987号公報
プレスフィット端子は、基板のスルーホールに圧入する際の初期の圧入荷重に加え、さらに圧入されて圧入が完了する際においても圧入荷重が発生する。このようなプレスフィット端子では、その形状によっては初期の圧入荷重よりも圧入完了間際の圧入荷重が大きくなることがあり、圧入荷重が大きくなると基板が損傷する可能性が高まる。そのため、プレスフィット端子は、スルーホールへの圧入初期だけでなく圧入が完了するまでの間において圧入荷重が抑制されることが望ましい。
特許文献1のプレスフィット端子は、中央部分の外側輪郭が膨らんでいるのに対して内側輪郭が軸芯に対して平行な直線で構成されているので、端子中央周辺で幅が大きくなる。その結果、端子中央がスルーホール入口に差し掛かる際に大きな圧入荷重が発生し、基板の損傷と端子の座屈を招くおそれがある。
特許文献2のプレスフィット端子は、テーパー部をスルーホール開口端に当接させて初期の圧入荷重を抑制しているが、端子中央よりも基端側の外側輪郭が円弧状に膨らんでいるので、端子中央がスルーホール入口に差し掛かった後に大きな圧入荷重が発生し、基板の損傷と端子の座屈を招くおそれがある。
特許文献3のプレスフィット端子は、スリットの長手方向の中心部位を外側輪郭の最大幅となる部位よりも先端側に位置させることで先端側の剛性が小さくなるため、直線状に形成された圧入保持部がスルーホールに当接したとき、圧入保持部の先端側が基端側よりも内側に大きく変形してしまう。その結果、圧力保持部の十分な接触面積が確保されないだけでなく、圧入保持部の基端側が角部となって圧入が完了するまでの間において大きな圧入荷重が発生し、基板の損傷と端子の座屈を招くおそれがある。
上記実情に鑑み、基板のスルーホールへの圧入が完了するまでの圧入荷重を抑制して、基板の損傷と端子の座屈を防止できるプレスフィット端子が望まれている。
本発明に係るプレスフィット端子の特徴構成は、基板に形成されたスルーホールに挿入され当該スルーホールの幅よりも小さい幅を有する先端部と、前記先端部とは反対の側に設けられた基端部と、前記先端部と前記基端部との間に設けられ、前記スルーホールに圧入状態で圧入される接続部と、を備え、前記接続部は、表裏を貫通するスリットと、当該スリットを挟んで対向する一対の導電部とを有し、前記接続部の幅は、前記先端部と前記基端部との間において中央部が最大であって前記中央部から前記先端部及び前記基端部に向かうほど小さくなり、前記接続部における一対の前記導電部の外側輪郭は、円弧状に形成された第1円弧部と直線状に形成された第1直線部とが前記中央部から前記基端部に向かって順に配置された外側第1部分と、前記中央部から前記先端部に向かう外側第2部分とを夫々有し、前記接続部における一対の前記導電部の内側輪郭は、前記中央部から前記基端部に向かう内側第1部分と、前記中央部から前記先端部に向かう内側第2部分とを有し、前記内側第1部分は前記外側第1部分に平行に形成され、一対の前記第1直線部は、前記スリットの中心軸線に対して5度以上10度以下の角度で夫々が傾斜するよう形成され、前記外側第2部分は、前記中心線に対して垂直であって前記中央部を通る仮想平面上に曲率中心を有する外側に膨らんだ円弧によって形成され、前記内側第2部分は、円弧状に形成され前記外側第2部分に平行な第2円弧部と直線状に形成された第2直線部とが前記中央部から前記先端部に向かって順に配置されており、一対の前記第2直線部は、前記中心線を挟んで一対の前記第2円弧部の接線の延長線によって形成される角度が10度以上25度以下となる位置から前記先端部に向かって当該角度を維持しつつ延設され、一対の前記内側第1部分のうち前記第1直線部に平行な部分が前記中心軸線を挟んで形成する角度は、一対の前記第2直線部が前記中心軸線を挟んで形成する角度よりも大きい点にある。
本構成によれば、プレスフィット端子において、接続部の幅は中央部が最大であって中央部から先端部及び基端部に向かうほど小さくなり、接続部における一対の導電部の外側輪郭は、第1円弧部と第1直線部とが中央部から基端部に向かって順に配置されている。
したがって、中央部から基端部に向かう接続部は、緩やかに幅狭になった後に直線的に幅が狭くなる。これにより、適切な径のスルーホールにプレスフィット端子が圧入された場合に、中央部がスルーホール入口を通過すると中央部より基端側はスルーホール内に確実に収まるようになる。すなわち、プレスフィット端子の圧入ストロークにおいて中央部より基端側はスルーホールの入口に接触し得る部分が存在し難くなる。その結果、圧入が完了する際のプレスフィット端子の圧入荷重が抑制され、基板の損傷を抑制することができる。
また、接続部において、中央部から基端側に向かう内側第1部分と外側第1部分とが平行に形成されているので導電部は幅が一定となり、スルーホール圧入時に局所的に低強度となる部分が無く、圧力荷重による端子の座屈を防止できる。ところで、プレスフィット端子において、接続部の外側第1部分の第1直線部を中心軸線に対して所定の角度で傾斜させる場合、当該角度が小さすぎると、接続部は第1直線部においても圧入状態が維持され易くなるため、プレスフィット端子の圧入荷重の上昇を抑制できない。一方、当該角度が大きすぎると、接続部において中央部から基端部に向かう内側第1部分と外側第1部分とは平行であることから、基端部の側のスリットの長さを十分に確保できない。そうなると、接続部は基端部の側において剛性が高まるため、プレスフィット端子の圧入荷重の上昇を抑制できない。そこで、本構成では、プレスフィット端子の圧入荷重の上昇を適正に抑制するために、一対の第1直線部は、スリットの中心軸線に対して5度以上10度以下の角度で夫々が傾斜するよう形成されている。このように、本構成のプレスフィット端子は、基板のスルーホールへの圧入が完了するまでの圧入荷重を抑制して、基板の損傷と端子の座屈を防止できるものである。
プレスフィット端子がスルーホールに圧入された際に、スルーホールの入口において接続部の外側第2部分に反力が作用した場合、接続部の外側第2部分が変形してスリットの中心線に向かって湾曲する。このとき、外側第2部分を直線状に構成していると、湾曲形状が外面凹状となって、直線状の角部によって圧入荷重が増大してしまう。これに対して、本構成によれば、接続部において中央部から先端部に向かう外側第2部分が、外側に膨らんだ円弧であり、外側第2部分に接続される外側第1部分の第一円弧部も円弧であるので角部が存在しない。このため、スルーホールの入口において接続部の外側第2部分に反力が作用しても、外側第2部分は全体がスリットの中心線に向かって外面凹状に湾曲することが防止される。その結果、基板に付与されるプレスフィット端子の圧入荷重を低くすることできる。
また、内側第2部分は、円弧状に形成され外側第2部分に平行な第2円弧部と直線状に形成された第2直線部とが中央部から先端部に向かって順に配置され、第2直線部は、所定角度で先端部に向かって延設されるため、一対の導電部は先端部に向かうにつれて幅狭になる。これにより、接続部においてスルーホールに最初に接触する先端領域は変形が容易となるため、圧入初期に基板に付与されるプレスフィット端子の圧入荷重を抑制することができる。
他の特徴構成は、前前記中心軸線に沿う方向において、前記外側第1部分における前記第1直線部の長さは前記第1円弧部の長さよりも長く、且つ、前記内側第2部分における前記第2直線部の長さは前記第2円弧部の長さよりも長い点にある。
他の特徴構成は、前記先端部は、前記中心軸線に平行な直線部分と先細り部分とが、前記外側第2部分から先端に向かって順に形成され、且つ、平面視において正方形状に形成され、前記先端部の前記直線部分の幅は、前記接続部の前記中央部の幅の半分であり、且つ、前記接続部の幅方向に直交する前記接続部の厚みと等しい点にある。
他の特徴構成は、前記スリットは、前記中央部から前記先端部に向かう距離が前記中央部から前記基端部に向かう距離の1.1倍以上1.8倍以下に設定されている点にある。
本構成によれば、プレスフィット端子のスリットは、接続部の中央部から先端部に向かう距離が中央部から基端部に向かう距離よりも長く設定された細長形状となっている。これにより、導電部がスルーホールを過剰に押し広げることが無く、プレスフィット端子をスルーホールに円滑に圧入することができる。
他の特徴構成は、前記スリットは、前記中央部から前記基端部に向かう距離が0.9mm以上1.6mm以下に設定されている点にある。
プレスフィット端子のスリットは、接続部の中央部を基準にして先端部の側が基端部の側よりも所定の比率で長く設定され、さらに、本構成の如く、中央部から基端部に向かう距離が0.9mm以上1.6mm以下に設定される。これにより、スリットにおいて中央部から先端部に向かう距離の範囲が定まるため、中央部を基準にしたスリットの長さの設定が容易になる。また、スリットの長さ及び位置を所定の範囲内で調整することにより、接続部の中央部における弾性力を適正に設定することができる。
本実施形態のプレスフィット端子の正面図である。 本実施形態のプレスフィット端子の平面図である。 基板に圧入されるプレスフィット端子を示す図である。 比較例1のプレスフィット端子の正面図である。 比較例2のプレスフィット端子の正面図である。 比較例3のプレスフィット端子の正面図である。 実施例1のプレスフィット端子の正面図である。 挿入量と圧入荷重との関係を示すグラフである。 実施例2のプレスフィット端子の正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示されるプレスフィット端子10は、例えば、図3のように、基板1に形成されたスルーホール2に圧入されて基板1に電気接続されるものである。
プレスフィット端子10は、銅、銅合金(例えばリン青銅)等の導電性の優れた金属線をプレスして形成された板状体であって、厚みは一定である。プレスフィット端子10は、表面処理をせずに使用することもできるが、表面に錫メッキ等の導体膜を表面に形成する方が望ましい。図1に示すように、プレスフィット端子10は、全体として長手状に構成され、長手方向の一端側に設けられた先端部21と、長手方向において先端部21とは反対の側に設けられた基端部23と、先端部21と基端部23との間に設けられた接続部22とを備える。先端部21はスルーホール2の幅WSよりも小さい幅W1を有する(図3参照)。接続部22は、スルーホール2に圧入状態で圧入される。
接続部22は、表裏を貫通するスリット24と、当該スリット24を挟んで対向する一対の導電部25,26とを有する。図1には、基端部23から先端部21に向かって延びる、プレスフィット端子10の中心軸線Yが示されている。
先端部21は先端21aに向けて先細り形状となっている。先端部21は、幅W1がプレスフィット端子10の厚みT(図2参照)と同じ寸法で構成されている。すなわち、先端部21は、図2に示すように、平面視において正方形状に形成されている。こうすると、先端部21は幅方向及び厚み方向においてスルーホール2との間に形成される隙間の距離が同じになるため、先端部21はスルーホール2の中央の適正領域に圧入し易くなる。
接続部22の幅W2は、先端部21と基端部23との間において中央部27が最大であって中央部27から先端部21及び基端部23に向かうほど小さくなる。基端部23は、外側輪郭50が中心軸線Yに平行な直線状であって幅W3が一定に形成されている。基端部23の幅W3は、導電部25,26の中央部27における幅W4の和に一致させている。
なお、基端部23の幅W3を中央部27における幅W4の和以上に設定すれば良い。これによって、基端部23が許容電流を低下させる要因とはならず、基端部23の強度が、弾性力を有する導電部25,26の強度以上となることから、基端部23の座屈の発生を防止できる。
接続部22における一対の導電部25,26の外側輪郭は、中央部27から基端部23に向かう外側第1部分31と、中央部27から先端部21に向かう外側第2部分32とを夫々有する。外側第1部分31は、円弧状に形成された第1円弧部33と直線状に形成された第1直線部34とが中央部27から基端部23に向かって順に配置されている。
接続部22における一対の導電部25,26の内側輪郭は、中央部27から基端部23に向かう内側第1部分41と、中央部27から先端部21に向かう内側第2部分42とを夫々有し、内側第1部分41は外側第1部分31に平行に形成されている。つまり、外側第1部分31と内側第1部分41と間の幅は、中央部27における幅W4と同じ幅で一定となっている。これによって、外側第1部分31と内側第1部分41と間の導電部25,26の弾性力を一定とすることができる。
本実施形態のように、接続部22の外側第1部分31が、円弧状に形成された第1円弧部33と直線状に形成された第1直線部34とを順に有することで、プレスフィット端子10は、接続部22の外側輪郭が中央部27から基端部23に向けて緩やかに幅狭になった後に直線的に幅が狭くなる。これにより、適切な径のスルーホール2にプレスフィット端子10が圧入された場合に、中央部27がスルーホール2の入口を通過した際には中央部27より基端部23の側はスルーホール2の内側に収まることになる。その結果、プレスフィット端子10の圧入ストロークにおいてスルーホール2の入口に接触し得る部分が存在し難くなるため、圧入が完了する際のプレスフィット端子10の圧入荷重が抑制される。
プレスフィット端子10において、接続部22の外側第1部分31の第1直線部34を中心軸線Yに対して所定の角度で傾斜させる場合、当該角度が小さすぎると、接続部22では第1直線部34が圧入状態になってしまい、プレスフィット端子10の圧入荷重の上昇を抑制できない。一方、当該角度が大きすぎると、接続部22において中央部27から基端部23に向かう内側第1部分41と外側第1部分31とは平行であることから、基端部23の側のスリット24の長さを十分に確保できない。そうなると、接続部22は基端部23の側において剛性が高まることになるため、プレスフィット端子10の圧入荷重の上昇を抑制できない。
そこで、一対の第1直線部34はスリット24の中心軸線Yを挟む角度θ1が10度以上20度以下になるように設定されている。すなわち、一対の第1直線部34はスリット24の中心軸線Yに対して5度以上10度以下の角度で傾斜している。これにより、プレスフィット端子10の圧入荷重を適正に抑制することができる。
外側第2部分32は、中心軸線Yに対して垂直な中央部27を通る仮想平面A上に曲率中心Oを有する外側に膨らんだ円弧によって形成されている。
内側第2部分42は、円弧状に形成され外側第2部分32に平行な第2円弧部43と直線状に形成された第2直線部44とが中央部27から先端部21に向かって順に配置されている。一対の第2直線部44は、中心軸線Yを挟んで一対の第2円弧部43の接線の延長線によって形成される角度θ2が10度以上25度以下となる位置から先端部21に向かって当該角度を維持しつつ延設されている。
スリット24は、中央部27を基準として、先端部21の側の距離L1が基端部23の側の距離L2の1.1倍以上1.8倍以下に設定されている。すなわち、スリット24は中央部27から先端部21までの距離L1が中央部27から基端部23までの距離L2よりも長くなる。これにより、プレスフィット端子10が基板1のスルーホール2に圧入されて圧入状態となる過程において圧入荷重は緩やかに上昇することになる。その結果、プレスフィット端子10が圧入状態となる初期段階において基板1の損傷を抑制することができる。
距離L2は、例えば0.9mm以上1.6mm以下に設定される。このように、スリット24において、距離L1と距離L2との比率に加え、距離L2が所定の範囲で設定されることで、距離L1の範囲も定まることになる。これにより、接続部22の中央部27を基準にしたスリット24の長さの設定が容易になる。また、プレスフィット端子10において、スリット24の長さ及び位置を所定の範囲内で調整することにより、接続部22の中央部27(導電部25,26)における弾性力を適正に設定することができる。
〔実施例1〕
以下に、本実施形態に係る実施例1及び比較例1~3のプレスフィット端子を示す。比較例1~3(プレスフィット端子101~103)は図4~図6に示され、実施例1のプレスフィット端子11は図7に示されている。比較例1~3及び実施例1では、リン青銅を用いてプレスフィット端子が形成され、先端部21の幅W1及び厚みは共に0.64mmである。なお、比較例1~3及び実施例1においては、接続部22の弾性力がほぼ揃うように形状が調整されている。具体的には、接続部22の弾性力を、中央部27への荷重を増加させた場合に接続部22が潰れ切るときに付与される荷重と定義して、比較例1~3及び実施例1において当該荷重がほぼ一致するように形状が調整されている。
実施例1及び比較例1~3は、中心軸線Yに沿う方向において、距離L5~L8が設定される。L5は先端部21の長さであり、L6は先端部21の後端からスリット24の先端部21の側の端部29までの長さである。また、L7は先端部21から接続部22の中央部27までの長さであり、L8は中央部27からスリット24の基端部23の側の端部28までの長さである。
距離L5は、実施例1及び比較例1~3において同じあり、0.4mmに設定されている。距離L6は、実施例1及び比較例1,3において同じであり、0.3mmに設定されている。距離L7は、実施例1及び比較例1~3において同じであり、2.6mmに設定されている。距離L8は、実施例1では1.2mm、比較例1及び2では1.28mm、比較例3では1.1mmに夫々設定されている。
〔接続部の中央部から先端部に向かう形状〕
比較例1,3(図4,図6)、及び、実施例1(図7)のプレスフィット端子101、103、11では、外側第2部分32が円弧状であり、内側第2部分42は、外側第2部分32に平行な円弧部分と、中心軸線Yに平行な直線部分と、スリット24の端部29とが順に形成されている。比較例2(図5)では、外側第2部分32が円弧状であり、内側第2部分42は、外側第2部分32に平行な円弧部分と、中心軸線Yに平行であって先端部21を中心軸線Yに沿って分割する直線部とが順に形成されている。なお、実施例1(図7)では、上述した実施形態(図1)と異なる点としてスリット24の端部29を中心軸線Yに平行な形状としているが、基本思想は上述した実施形態と同様であり、圧入荷重が同様に変化すると考えて差し支えない。
〔接続部の中央部から基端部に向かう形状〕
比較例1,2(図4,図5)では、外側第1部分31が円弧状であり、内側第1部分41は、外側第1部分31に平行な円弧部分と、スリット24の端部28とが順に形成されている。比較例3(図6)では、外側第1部分31が外側に膨らむ円弧と中心軸線Yに向けて凹状に湾曲する円弧とが順に設けられ、2つの円弧の間に角部Cが形成されている。
実施例1(図7)のプレスフィット端子11は、外側第1部分31及び内側第1部分41が図1のプレスフィット端子10と同じ形状で構成されている。実施例1(図7)では、角度θ1は17.9度に設定されている。
図8に、比較例1~3および実施例1のプレスフィット端子について、スルーホール(径1mm)に圧入した際の挿入量に対する圧入荷重(プレスフィット端子にかかる圧入方向の荷重)の推移を示す。図8を見ると、挿入量が2.2mmまでの範囲で、比較例1,3及び実施例1では、圧入荷重はほぼ同様に変化する。一方、比較例2は、圧入荷重が大きく上昇する。これは、比較例2の先端部21が中心軸線Yを挟んで分割する形状であることが理由であり、双方の先端部21が当接する際に弾性力が増加して圧入荷重が急激に上昇したものと推定される。
比較例1~3及び実施例1では、先端部21から中央部27までの距離L7が2.6mである。このため、挿入量が2.2mmを超えて中央部27の位置までの距離L7に接近すると、比較例1~3及び実施例1の圧入荷重は再度上昇する。挿入量が2.2mmから2.6mmまでを見ると、比較例1~3及び実施例1の圧入荷重の上昇に大きな差は見られない。しかし、挿入量が2.6mmを超えると、比較例3の圧入荷重が最も急激に上昇し、次いて、比較例1及び2の圧入荷重の上昇量が大きい。比較例3では、中央部27から基端部23に向かう外側第1部分31に存在する角部Cによって、圧入荷重が最も上昇したものと推定される。比較例1及び2では、中央部27から基端部23に向かう外側第1部分31が全て円弧状に形成されているので、スルーホール2に外側第1部分31が干渉することで圧入荷重が上昇したものと推定される。
一方、実施例1では、中央部27の位置に相当する挿入量2.6mmを越えても、圧入荷重の上昇も緩やかであり安定している。これにより、実施例1のプレスフィット端子11では、基板1のスルーホール2への圧入が完了する際の圧入荷重が抑制されることが理解される。
〔実施例2〕
実施例2のプレスフィット端子12を図9に示す。プレスフィット端子12は、厚みと先端部21の幅W1とが0.8mmであり、先端部21は平面視(不図示)において正方形状に形成されている。基端部23の幅W3は0.9mmであり、導電部25,26の幅W4は0.45mmである。角度θ1は20度であり、角度θ2は25度である。スリット24は、中央部27から先端部21に向かう距離L1が1.7mm、中央部27から基端部23に向かう距離L2が1.54mmであり、距離L1は距離L2の約1.1倍に設定されている。
このように、実施例2のプレスフィット端子12では、実施例1に比べて、厚み及び幅W1を大きくし、角度θ1、θ2も大きくする一方、距離L2に対する距離L1の比率は小さくしている。これにより、実施例2のプレスフィット端子12は、中心軸線Yに沿う端子長さを、実施例1と同程度の長さに設定することができる。すなわち、プレスフィット端子は、厚み及び幅W1に応じて角度θ1、θ2及び距離L2に対する距離L1の比率を調整することで、中心軸線Yに沿う長さを維持することができる。
上記の実施例1,2では、先端部21の幅W1及び厚みTが共に0.64mm及び0.
8mmに設定されたプレスフィット端子11,12の例を示したが、プレスフィット端子11,12は、実施例1,2の構成に特定されることはなく、適宜変更することができる。
本発明は、スルーホールに圧入することで導通状態に達するプレスフィット端子に利用することができる。
10,11,12 :プレスフィット端子
21 :先端部
22 :接続部
23 :基端部
24 :スリット
25、26 :導電部
27 :中央部
31 :外側第1部分
32 :外側第2部分
33 :第1円弧部
34 :第1直線部
41 :内側第1部分
42 :内側第2部分
43 :第2円弧部
44 :第2直線部
A :仮想平面
L1 :スリットの先端側の距離
L2 :スリットの基端側の距離
Y :中心軸線
θ1 :第1直線部の傾斜角度
θ2 :第2直線部の傾斜角度

Claims (5)

  1. 基板に形成されたスルーホールに挿入され当該スルーホールの幅よりも小さい幅を有する先端部と、
    前記先端部とは反対の側に設けられた基端部と、
    前記先端部と前記基端部との間に設けられ、前記スルーホールに圧入状態で圧入される接続部と、を備え、
    前記接続部は、表裏を貫通するスリットと、当該スリットを挟んで対向する一対の導電部とを有し、
    前記接続部の幅は、前記先端部と前記基端部との間において中央部が最大であって前記中央部から前記先端部及び前記基端部に向かうほど小さくなり、
    前記接続部における一対の前記導電部の外側輪郭は、円弧状に形成された第1円弧部と直線状に形成された第1直線部とが前記中央部から前記基端部に向かって順に配置された外側第1部分と、前記中央部から前記先端部に向かう外側第2部分とを夫々有し、
    前記接続部における一対の前記導電部の内側輪郭は、前記中央部から前記基端部に向かう内側第1部分と、前記中央部から前記先端部に向かう内側第2部分とを有し、前記内側第1部分は前記外側第1部分に平行に形成され、
    一対の前記第1直線部は、前記スリットの中心軸線に対して5度以上10度以下の角度で夫々が傾斜するよう形成され、
    前記外側第2部分は、前記中心軸線に対して垂直であって前記中央部を通る仮想平面上に曲率中心を有する外側に膨らんだ円弧によって形成され、
    前記内側第2部分は、円弧状に形成され前記外側第2部分に平行な第2円弧部と直線状に形成された第2直線部とが前記中央部から前記先端部に向かって順に配置されており、
    一対の前記第2直線部は、前記中心軸線を挟んで一対の前記第2円弧部の接線の延長線によって形成される角度が10度以上25度以下となる位置から前記先端部に向かって当該角度を維持しつつ延設され
    一対の前記内側第1部分のうち前記第1直線部に平行な部分が前記中心軸線を挟んで形成する角度は、一対の前記第2直線部が前記中心軸線を挟んで形成する角度よりも大きいプレスフィット端子。
  2. 前記中心軸線に沿う方向において、前記外側第1部分における前記第1直線部の長さは前記第1円弧部の長さよりも長く、且つ、前記内側第2部分における前記第2直線部の長さは前記第2円弧部の長さよりも長い請求項1に記載のプレスフィット端子。
  3. 前記先端部は、前記中心軸線に平行な直線部分と先細り部分とが、前記外側第2部分から先端に向かって順に形成され、且つ、平面視において正方形状に形成され
    前記先端部の前記直線部分の幅は、前記接続部の前記中央部の幅の半分であり、且つ、前記接続部の幅方向に直交する前記接続部の厚みと等しい請求項1又は2に記載のプレスフィット端子。
  4. 前記スリットは、前記中央部から前記先端部に向かう距離が前記中央部から前記基端部に向かう距離の1.1倍以上1.8倍以下に設定されている請求項1から3のいずれか一項に記載のプレスフィット端子。
  5. 前記スリットは、前記中央部から前記基端部に向かう距離が0.9mm以上1.6mm以下に設定されている請求項4に記載のプレスフィット端子。
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