JP6995219B2 - 医療用ステントおよびステントデリバリー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、医療用ステント、およびこの医療用ステントを使ったステントデリバリー装置に関する。
胆管狭窄に対する処置として、胆管にステントを留置することが知られている。留置したステントが閉塞する等により、ステントの交換が必要になることがある。
ステントを交換するときは、まず留置されているステントを抜去して回収する。
ステントの回収方法の一つに、抜去したステントを内視鏡の処置具チャンネルを通して回収する方法が知られている。
処置具チャンネルを通してステントを回収するときは、把持鉗子やスネア等の処置具でステントの端部を保持してチャンネル内に引き込む。このとき、ステントの端部は保持された部位で折れ曲がって重なることがある。ステントの端部が重なると、径方向の寸法が増大するため、チャンネル内にステントを引き込むためには、重なった端部を径方向に潰す必要がある。
特許文献1の記載のステントは、樹脂およびコイルで形成されている。このステントの端部にはコイルが配置されていないため、径方向につぶれやすい。その結果、円滑にチャンネル内に引き込んで回収できる。
国際公開第2014/136334号
特許文献1に記載のステントは、コイルの配置されていない領域と、コイルが配置された領域とを有する。このステントを留置するときに、狭窄が強い箇所を突破しようとしてステントを押し込むと、剛性が大きく異なる二つの領域の境界に応力が集中し、座屈しやすい。その結果、狭窄を突破できずに留置できなかったり、留置できても座屈部位の内腔が狭くなり、留置後早期に交換が必要になったりする可能性がある。
上記事情を踏まえ、留置時に座屈しにくく、かつ回収時には端部がつぶれやすいステントを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様は、先端と基端を有し、先端と基端との間で長手軸に沿って管状に形成された樹脂製の本体と、本体の先端側に固定された第一固定端と、本体の外周面よりも本体の径方向外側に位置する第一自由端とを有し、第一固定端から第一自由端まで延びた第一係止部材と、本体の基端側に固定された第二固定端と、本体の外周面よりも本体の径方向外側に位置する第二自由端とを有し、第二固定端から第二自由端まで延びた第二係止部材と、本体の先端と基端との間で本体の長手軸周りに螺旋状に延びており、本体の内周面と本体の外周面との間に埋め込まれた金属製の補強材と、第二固定端に連なって長手軸に沿って延びたリブとを備える医療用ステントである。
補強材は、第一固定端と第二固定端の間の位置で螺旋状に巻回された第一部分と、第一部分のピッチよりも大きいピッチで螺旋状に巻回された第二部分と、第二部分のピッチよりも大きいピッチで螺旋状に巻回された第三部分とを有し、リブと本体の内周面との間に第三部分が位置している。
本発明の他の医療用ステントは、先端と基端を有し、先端と基端との間で長手軸に沿って管状に形成された樹脂製の本体と、本体の先端側に固定された第一固定端と、本体の外周面よりも本体の径方向外側に位置する第一自由端とを有し第一固定端から第一自由端まで延びた第一係止部材と、本体の基端側に固定された第二固定端と、本体の外周面よりも本体の径方向外側に位置する第二自由端とを有し、第二固定端から第二自由端まで延びた第二係止部材と、本体の先端と基端との間で本体の長手軸周りに螺旋状に延びており、本体の内周面と本体の外周面との間に埋め込まれた金属製の補強材とを備える医療用ステントである。
補強材は、第一固定端と第二固定端の間の位置で螺旋状に巻回された第一部分と、第一固定端と第二固定端の間の位置で第一部分に連なり、第一部分のピッチよりも大きいピッチで第二固定端に向かって螺旋状に巻回された第二部分と、第二部分に連なり、第二部分のピッチよりも大きいピッチで本体の基端と第二固定端との間の位置で螺旋状に巻回された第三部分とを有する。
本発明の第二の態様は、ガイドワイヤが挿通可能なガイドチューブと、ガイドチューブに接続されたワイヤとを有するガイドカテーテルと、ワイヤが挿通可能な第一ルーメンを有する第一チューブと、第一ルーメンの先端部に連なりガイドチューブが挿通可能な第二ルーメンを有する第二チューブを有するプッシャーカテーテルと、ガイドチューブが挿通可能なループを有し、プッシャーカテーテルの先端部に連結された連結部材と、ガイドチューブの外周面に取り付けられ、第二チューブの先端よりも遠位側に位置するステントとを備えたステントデリバリー装置である。
ステントは、先端と基端を有し、先端と基端との間で長手軸に沿って管状に形成された樹脂製の本体と、本体の先端側に固定された第一固定端と、本体の外周面よりも本体の径方向外側に位置する第一自由端とを有し、第一固定端から第一自由端まで延びた第一係止部材と、本体の基端側に固定された第二固定端と、本体の外周面よりも本体の径方向外側に位置する第二自由端とを有し、第二固定端から第二自由端まで延びた第二係止部材と、本体の先端と基端との間で本体の長手軸周りに螺旋状に延びており、本体の内周面と本体の外周面との間に埋め込まれた金属製の補強材とを有する。
補強材は、第一固定端と第二固定端の間の位置で螺旋状に巻回された第一部分と、第一固定端と第二固定端の間の位置で第一部分に連なり、第一部分のピッチよりも大きいピッチで第二固定端に向かって螺旋状に巻回された第二部分と、第二部分に連なり、第二部分のピッチよりも大きいピッチで本体の基端と第二固定端との間の位置で螺旋状に巻回された第三部分とを有する。
本体は、基端と第二固定端との間の外周面に貫通孔を有し、連結部材のループは、貫通孔に挿通されている。
ループにガイドチューブが挿通されることで、プッシャーカテーテルに対してステントが位置決めされている。
本発明の第一実施形態に係るステントデリバリー装置の全体図である。 本発明の第一実施形態に係るステントの側面図である。 同ステントの透視図である。 同ステントデリバリー装置の模式断面図である。 同ステントデリバリー装置を使ってステントを留置する過程を示す図である。 留置されたステントを示す図である。 ステントを内視鏡のチャンネル内に引き込む過程を示す図である。 本発明の第二実施形態に係るステントの構造を示す模式図である。 リブの変形例を示す図である。 リブの変形例を示す図である。 リブの変形例を示す図である。 本発明の変形例に係るステントデリバリー装置の模式断面図である。
本発明の第一実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1は、本実施形態のステントデリバリー装置1の全体図である。ステントデリバリー装置は、医療用ステント(以下、単に「ステント」と称する。)10と、デリバリーカテーテル100とを備える。
図2は、ステント10の側面図である。本実施形態のステント10は胆管に留置されるステントであり、筒状の本体11と、本体11の両端部に取り付けられたフラップ50とを備える。本体は、先端12と基端13とを有し、長手軸X1に沿って延びている。先端12は、胆管に留置される際に肝臓側に配置される端部である。基端13は、胆管に留置される際に十二指腸乳頭側に配置される端部である。
図3は、ステント10の外層を透明に表したステント10の透視図である。本体11は、樹脂製の内層20と、内層に20に巻き付けられた金属製のワイヤ(補強材)30と、内層20およびワイヤ30を覆う樹脂製の外層40とを有する。ワイヤ30は、本体11の内周面と外周面との間に埋め込まれている。
内層20は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やPFA(パーフルオロアルコキシルアルカン)などの、表面が滑らかであって生体適合性を有する樹脂材料で形成されたチューブである。
ワイヤ30は、内層20の外周面上に螺線状に巻回されており、全体してコイル状に形成されている。ワイヤ30を本体11の内周面と外周面の間で螺旋状に巻回させることで、ステント10の座屈を抑制でき、且つ、ステント10の柔軟性を向上させている。ワイヤ30の材料は、例えばタングステン鋼やステンレス鋼などのX線不透過性を有する材料である。ワイヤ30は、巻きピッチが異なる複数の領域を有する。詳細については後述する。
外層40は、ウレタンやポリエチレンなどの弾性、柔軟性および生体適合性を有する樹脂材料で形成されている。外層40は、長手軸X1方向において隣り合うワイヤ30間の隙間にも設けられている。
フラップ50は、先端12側に設けられた第一フラップ51と、基端13側に設けられた第二フラップ71とを有する。
第一フラップ51は、複数の第一係止部材55を有する。各第一係止部材55は、第一固定端56と第一自由端57とを有し、第一固定端56と第一自由端57との間に延びる細長の部材である。
各第一係止部材55において、第一固定端56からリブ58が延びている。リブ58の幅は、第一係止部材55と同様である。各第一係止部材55は、リブ58が本体11の外周面に接合されることにより、本体11に取り付けられている。リブ58の接合は、熱融着や接着等により行える。リブ58が本体11に接合されることにより、各第一係止部材55の第一固定端56が本体11に対して固定されている。第一係止部材55は、第一固定端56から第一自由端57に向かって、本体11の基端13側かつ本体11の外周面から徐々に離れる方向に延びている。
第二フラップ71は、第一フラップ51と同様の構造を有し、複数の第二係止部材75を有する。ただし、第二係止部材75は、第一係止部材55よりも短い。各第二係止部材75は、第二固定端76と第二自由端77とを有する。第二固定端76からリブ78が延びている。各第二係止部材75は、リブ78が本体11の外周面に接合されることにより、本体11に取り付けられており、第二固定端76が本体11に対して固定されている。第二係止部材75は、第二固定端76から第二自由端77に向かって、本体11の先端12側かつ本体11の外周面から徐々に離れる方向に延びている。
第一フラップ51における第一係止部材55の数、および第二フラップ71における第二係止部材75の数は適宜設定できる。本実施形態においては、第一フラップ51および第二フラップ71は、いずれも4つの係止部材を有する。4つの係止部材55は、本体11の周方向に等間隔に取り付けられている。
第一フラップ51および第二フラップ71において、係止部材が取り付けられる本体11の外周面上の位相は、同一であってもよいし、異なってもよい。第一フラップ51および第二フラップ71において、係止部材の数は、同一であってもよいし、異なってもよい。
螺旋状に巻かれたワイヤ30は、第一固定端56と基端13との間に取り付けられている。ワイヤ30の先端側の端部は、金属製のリング35で本体に固定されている。ワイヤ30は、長手軸X1方向に、巻きピッチの異なる複数の領域を有する。各領域内における巻きピッチは、概ね均一である。最も先端側の第一領域(第一部分)30aは、少なくとも第一固定端56と第二固定端76との間に位置し、巻きピッチが最も小さい。第一領域30aに隣接する第二領域(第二部分)30bの巻きピッチは、第一領域30aの巻きピッチよりも大きい。第二領域30bに隣接し、かつ最も基端側に位置する第三領域(第三部分)30cの巻きピッチは、第二領域30bの巻きピッチよりも大きい。
単位長さあたりのワイヤ30の巻き数は、第一領域30aが最も多く、第二領域30bは、第一領域30aよりも少なく、第三領域30cは、最も少ない。長手軸X1に対するワイヤ30の巻き角度(傾き)の値は、第一領域30aが最も直角に近く、第三領域30cが最も直角との差分が大きい。第二領域30bの巻き角度の値は、第一領域30aと第三領域30cとの中間である。
第一領域30aと第二領域30bとの境界は、長手軸X1方向において、第一固定端56と第二固定端76との間、かつ第一自由端57と第二自由端77との間に位置する。第二領域30bと第三領域30cとの境界は、長手軸X1方向において、第二固定端76の位置と略同一である。長手軸X1方向において、第二領域30bは、第三領域30cよりも長い。
第二係止部材75の長さ、すなわち第二固定端76から第二自由端77までの長さは、長手軸X1方向における第二領域30bの長さよりも短い。
本体11において、第一固定端56と先端12との間の外周面には、本体11の内部空間に連通する貫通孔14が形成されており、本体11の外周面側からも胆汁が流入できる。貫通孔14の数や位置は、適宜設定できる。貫通孔14の一部または全部がリブ58と重なってもよい。
第三領域30cの外周面には、本体11の内部空間に連通する貫通孔15が形成されている。貫通孔15の位置は適宜設定できる。貫通孔15の一部または全部がリブ78と重なってもよい。
図4は、ステントデリバリー装置1の構造を示す模式断面図である。デリバリーカテーテル100は、ガイドカテーテル80と、プッシャーカテーテル90とを備えている。
ガイドカテーテル80は、ガイドワイヤを挿通可能なチューブ(ガイドチューブ)81と、チューブ81を移動させるための牽引部85とを有する。
チューブ81は、樹脂製の筒状部材であり、ガイドワイヤを挿通可能な内腔を有する。チューブ81は、デリバリー装置1の使用時にチューブ81が生体組織に接触したときに変形可能な程度に柔軟である。チューブ81は、復元力を有する弾性部材であり、外力がかかっていない状態では復元力により直線状となる。チューブ81の内周面81bは、チューブ81の径方向断面視で円形である。チューブ81は、デリバリー装置1の先端側に位置する細径部82と、デリバリー装置1の基端側に位置する太径部83とを有する。細径部82の外周面と太径部83の外周面とは滑らかな曲面により接続されている。その結果、チューブ81の外径は、細径部82から太径部83に向かって徐々に増大している。
細径部82および太径部83の外径は、ステント10の内径よりも小さい。したがって、チューブ81をステント10に挿入することにより、チューブ81にステント10を装着できる。
ステント10の径が小さい等の場合、チューブ81が細径部および太径部を有さず、長手方向にわたり同一径であってもよい。
牽引部85は、パイプ86と、ワイヤ87と、操作部89とを有する。パイプ86は、軸線方向両端が開口した金属製の筒状部材である。パイプ86は、チューブ81と同軸状をなしてチューブ81の壁内に埋め込まれている。パイプ86は、太径部83の基端部分に配されている。
ワイヤ87は金属製であり、先端部がパイプ86に溶接され、基端部が操作部89と接続されている。
プッシャーカテーテル90は、シングルルーメンチューブ(第二チューブ)91と、マルチルーメンチューブ(第一チューブ)92と、把持部93とを有する。
シングルルーメンチューブ91は、チューブ81の太径部83が進入できる内径を有する筒状部材である。シングルルーメンチューブ91は、可撓性を有している。シングルルーメンチューブ91の先端面は、シングルルーメンチューブ91の中心線に直交する平面となっている。シングルルーメンチューブ91の先端面は、ステント10の基端に当接してステント10を支えることができる。シングルルーメンチューブ91の肉厚の大きさは、ステント10の本体11の内半径と外半径との差(すなわち、ステント10の肉厚)以上である。シングルルーメンチューブ91は、チューブ81の太径部83をシングルルーメンチューブ91の内部に完全に収容できる長さを有する。シングルルーメンチューブ91の材質は特に限定されないが、樹脂が好適である。
マルチルーメンチューブ92は、シングルルーメンチューブ91の基端部に固定されている。マルチルーメンチューブ92は、ガイドワイヤを挿通するためのガイドワイヤルーメン92aとワイヤルーメン(第一ルーメン)92bとを有する。ワイヤルーメン92bには、ガイドカテーテル80のワイヤ87が挿通されている。
ガイドワイヤルーメン92aは、マルチルーメンチューブ92の先端に開口しているともに、マルチルーメンチューブ92の先端よりも基端側においてマルチルーメンチューブ92の側面に開口している。
ワイヤルーメン92bは、マルチルーメンチューブ92の先端及び基端に開口している。
把持部93は、マルチルーメンチューブ92の基端に連結されている。把持部93は、マルチルーメンチューブ22よりも太径の略円柱状をなしている。把持部93の外周面には、滑り止め等のための凹凸等が形成されていてもよい。
把持部93には、ワイヤルーメン92bと連通する貫通孔93aが形成されている。貫通孔93aは、マルチルーメンチューブ92の中心線の基端側への延長線上に位置している。
ガイドカテーテル80のワイヤ87は、貫通孔93aに挿通されている。これにより、貫通孔93aからワイヤ87及び操作部89が延出している。
シングルルーメンチューブ91の先端部には、内部空間に連通する穴91aが設けられている。穴91aには、糸(連結部材)95が通されている。糸95は、端部が結ばれてループ状になっている。ループ状となった糸95は、貫通孔15からステント10の本体11内に進入している。ガイドカテーテル80のチューブ81は、ステント10内において、糸95のループ内を通っている。
上記のように構成されたステントデリバリー装置1の使用時の動作について説明する。
術者は、側視型内視鏡のチャンネルにガイドワイヤを通し、内視鏡で観察しながらガイドワイヤを胆管内に挿入する。続いて術者は、X線透視下でガイドワイヤを操作して胆管内の狭窄部位を突破させ、ガイドワイヤの先端部を狭窄部位よりも奥まで移動させる。
術者は、内視鏡の鉗子口から突出したガイドワイヤの基端部を、ステント10が装着されたステントデリバリー装置1のチューブ81の先端開口に挿入する。ガイドワイヤは、チューブ81の基端開口からシングルルーメンチューブ91のルーメンに進入する。さらに術者は、ガイドワイヤの基端部をガイドワイヤルーメン92aに進入させ、ガイドワイヤルーメン92aの基端側開口から突出させる。
術者は、ガイドワイヤが通されたステントデリバリー装置1を内視鏡のチャンネルに挿入し、チャンネルの先端からステントデリバリー装置1の先端部を突出させる。術者は内視鏡の起上台を操作して、ステントデリバリー装置1の先端を十二指腸乳頭に向け、ガイドワイヤに沿わせながらステントデリバリー装置1を胆管内に進入させる。
図5に示すように、ステントデリバリー装置1の先端部が胆管Bd内の狭窄部位Stに差し掛かると、挿入抵抗が生じる。挿入抵抗により、ステント10には、長手軸X1方向に圧縮する力が作用する。この力は、ステント10において構造が大きく変化する部位に集中する。
ステント10においては、ワイヤ30が第一領域30a、第二領域30b、および第三領域30cを有するため、上述の力が、第一領域30aと第二領域30bとの境界部、および第二領域30bと第三領域30cとの境界部に分散して作用する。その結果、ステント10の留置時における座屈が好適に防止される。
ステント10においては、第三領域30cに接合されたリブ78が、ステント10の長手軸X1と平行に延びている。リブ78は、第三領域30cにおいて骨のような機能を発揮し、上述の座屈防止効果を高めている。
リブ78の幅は第二係止部材75の幅よりも小さいため、リブ78の単位長さあたりの体積は第二係止部材75よりも小さい。その結果、第三領域30cが硬くなりすぎて挿入性や胆管走行への追従性が低下することが抑制されている。
第一フラップ51が狭窄部位Stよりも奥に移動したら、術者はステントデリバリー装置1を進退させて、ステント10の留置位置を決定する。ステントデリバリー装置1においては、糸95のループにチューブ81が通っている限り、ステント10がプッシャーカテーテル90から外れることがないため、ステントデリバリー装置1を後退させることにより、ステント10を引き戻すことができる。したがって、ステント10の位置調節を簡便に行える。
ステント10の留置位置を決定したら、術者は、プッシャーカテーテル90を保持しながら、操作部89を手元側に引く。すると、ワイヤ87およびチューブ81が後退するが、ステント10はプッシャーカテーテル90と接触しているため後退しない。チューブ81が後退してステント10および糸95から抜けると、糸95によるステント10とプッシャーカテーテル90との係合が解除され、図6に示すように、ステント10が胆管内の所望の位置に留置される。
ステント10の留置後は、第一フラップ51が狭窄部位Stの奥側に配置され、第二フラップ71が胆管外の十二指腸乳頭Dp付近に配置されることにより、留置位置が好適に保持される。
次に、留置したステントを内視鏡のチャンネル経由で回収する際の動作について説明する。
術者は側視型内視鏡を十二指腸乳頭付近まで導入し、把持鉗子やスネア等の回収具をチャンネルから突出させる。次に、回収具でステント10の基端部を保持する。
術者は、ステント10を保持した回収具を後退させる。ステント10が側視内視鏡のチャンネル先端開口に到達すると、ステント10は、図7に示すように回収具120に保持された部位で折り返されながら内視鏡110のチャンネル111内に引き込まれる。回収具120が保持する部位(保持部位)は第三領域30cまたは第二領域30bであり、折り返される領域は保持部位よりも基端13寄りの領域であるため、折り返される領域は、必ず第三領域30cまたは第二領域30bとなり、第一領域30aは折り返されない。すなわち、本実施形態のステント10を内視鏡のチャンネル経由で回収する場合、第一領域30aよりもワイヤ30の巻きピッチが大きい第三領域30cまたは第二領域30bが折り返されるため、容易につぶれてチャンネル111内に引き込める。上述したように、リブ78の単位長さあたりの体積は第二係止部材75よりも小さいため、リブ78は、第三領域30cがつぶれることを阻害しにくい。
回収時において、確実にステント10に上述した動作をさせるためには、ステント10において回収具120で保持される可能性がある範囲の最も先端寄りの位置よりも基端側の領域すべてに第二領域30bおよび第三領域30cのいずれかを配置することが必要である。この条件を満たす限り、第二領域および第三領域の配置順や長さは適宜設定されてよい。
本発明の第二実施形態について、図8を参照して説明する。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図8は、本実施形態のステント210の構造を模式的に示す図である。ステント210においては、先端側から順に、第一領域30a、第三領域30c、および第二領域30bが位置するように、ワイヤ30の巻きピッチが設定されている。
第二係止部材75の第二固定端76は、第三領域30cの基端部に位置している。リブ78は、第三領域30cの基端部から先端部に向かって延び、第三領域30cに接合されている。つまり、第二係止部材75の第二固定端76にリブ78が連なっており、リブ78は、第二固定端76から先端12側に向かって延びている。
本実施形態のステント210は、第一実施形態のステント10と構造は異なるものの、概ね同様の効果を奏する。すなわち、最も巻きピッチが大きい第三領域30cがリブ78により適度に補強されているため、第三領域30cが、座屈のしにくさと回収時のつぶれやすさとをバランスよく発揮する。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
以下にいくつか変更を例示するが、これらはすべてではなく、それ以外の変更も可能である。これらの変更が2以上適宜組み合わされてもよい。
・第二係止部材のリブの形状は、上述した幅の狭い形状に限られない。例えば、図9に示すリブ178のように、第二係止部材75と同一の幅を有し、内部が一部くりぬかれた形状であっても、単位長さあたりの体積を第二係止部材より小さくすることができる。図10に示すリブ278のように、第二係止部材75よりも薄く形成することによっても、単位長さあたりの体積を第二係止部材より小さくすることができる。
・図11に示すように、複数のリブ78が本体11の周方向に延びる環状の接続部80により接続されていてもよい。このようにすると、複数の第二係止部材を、本体の周方向における位置関係を保持しつつ取り付けることができる。この構造は、第一フラップに適用されてもよい。
・リブを覆うように樹脂層が設けられることにより、リブと本体との接合を強固にしてもよい。
・ステントの先端側は、回収時につぶれる必要がないため、第一係止部材のリブの形状は、必ずしも第二係止部材と同様でなくてもよい。
・ステントがあらかじめデリバリーカテーテルに装着されない場合、貫通孔15を有さない構造であってもよい。
・本発明におけるデリバリーカテーテルは、上述した構造のものに限られない。図12に、ステントデリバリー装置の他の構成例を示す。図12に示すステントデリバリー装置1Aのデリバリーカテーテル300は、ガイドカテーテル280と、プッシャーカテーテル290とを備えている。プッシャーカテーテル290は、シングルルーメンチューブのみで構成され、マルチルーメンチューブを有さない。ガイドカテーテル280は、細径部82と太径部83を有し、牽引部を有さない。太径部83はプッシャーカテーテル290内を延びてプッシャーカテーテル290の基端開口291から突出している。
ステントデリバリー装置1Aにおいては、ガイドカテーテル280の先端開口281から進入したガイドワイヤがガイドカテーテル280内を通って基端開口282から突出する。ステントデリバリー装置1Aにおいては、ステントデリバリー装置1よりも長いガイドワイヤが必要になるが、ステントデリバリー装置1と同様の効果を奏する。
本発明は、ステントおよびステントデリバリー装置に適用することができる。
1、1A ステントデリバリー装置
10、210 医療用ステント
30 ワイヤ(補強材)
30a 第一領域(第一部分)
30b 第二領域(第二部分)
30c 第三領域(第三部分)
55 第一係止部材
56 第一固定端
57 第一自由端
75 第二係止部材
76 第二固定端
77 第二自由端
78 リブ
80 ガイドカテーテル
81 チューブ(ガイドチューブ)
87 ワイヤ
90 プッシャーカテーテル
91 シングルルーメンチューブ(第二チューブ)
92 マルチルーメンチューブ(第一チューブ)
95 糸(連結部材)

Claims (7)

  1. 先端と基端を有し、前記先端と前記基端との間で長手軸に沿って管状に形成された樹脂製の本体と、
    前記本体の前記先端側に固定された第一固定端と、前記本体の外周面よりも前記本体の径方向外側に位置する第一自由端と、を有し、前記第一固定端から前記第一自由端まで延びた第一係止部材と、
    前記本体の前記基端側に固定された第二固定端と、前記本体の外周面よりも前記本体の径方向外側に位置する第二自由端と、を有し、前記第二固定端から前記第二自由端まで延びた第二係止部材と、
    前記本体の前記先端と前記基端との間で前記本体の前記長手軸周りに螺旋状に延びており、前記本体の内周面と前記本体の外周面との間に埋め込まれた金属製の補強材と、
    前記第二固定端に連なって前記長手軸に沿って延びたリブと、を備え、
    前記補強材は、
    前記第一固定端と前記第二固定端の間の位置で螺旋状に巻回された第一部分と、
    前記第一部分のピッチよりも大きいピッチで螺旋状に巻回された第二部分と、
    前記第二部分のピッチよりも大きいピッチで螺旋状に巻回された第三部分と、を有し、
    前記リブと前記本体の内周面との間に前記第三部分が位置している、
    医療用ステント。
  2. 先端と基端を有し、前記先端と前記基端との間で長手軸に沿って管状に形成された樹脂製の本体と、
    前記本体の前記先端側に固定された第一固定端と、前記本体の外周面よりも前記本体の径方向外側に位置する第一自由端と、を有し、前記第一固定端から前記第一自由端まで延びた第一係止部材と、
    前記本体の前記基端側に固定された第二固定端と、前記本体の外周面よりも前記本体の径方向外側に位置する第二自由端と、を有し、前記第二固定端から前記第二自由端まで延びた第二係止部材と、
    前記本体の前記先端と前記基端との間で前記本体の前記長手軸周りに螺旋状に延びており、前記本体の内周面と前記本体の外周面との間に埋め込まれた金属製の補強材と、を備え、
    前記補強材は、
    前記第一固定端と前記第二固定端の間の位置で螺旋状に巻回された第一部分と、
    前記第一固定端と前記第二固定端の間の位置で前記第一部分に連なり、前記第一部分のピッチよりも大きいピッチで前記第二固定端に向かって螺旋状に巻回された第二部分と、
    前記第二部分に連なり、前記第二部分のピッチよりも大きいピッチで前記本体の基端と前記第二固定端との間の位置で螺旋状に巻回された第三部分と、を有する、
    医療用ステント。
  3. 前記第二固定端に連なり、前記第二固定端から前記本体の前記基端に向かって前記長手軸に沿って少なくとも一部が直線状に延びたリブをさらに有する、
    請求項2に記載の医療用ステント。
  4. 前記リブは、前記本体に接合されており、
    前記リブの単位長さあたりの体積は、前記第二係止部材よりも小さく、
    前記リブは、前記第二部分と前記第三部分の境界よりも前記本体の前記基端側に位置する、
    請求項3に記載の医療用ステント。
  5. 前記本体の長手軸に沿う方向において、前記第三部分の長さよりも前記第二部分の長さの方が長い、
    請求項1に記載の医療用ステント。
  6. 前記第二固定端から前記第二自由端までの長さは、前記本体の長手軸に沿う方向における前記第二部分の長さよりも短い、
    請求項1に記載の医療用ステント。
  7. ガイドワイヤが挿通可能なガイドチューブと、前記ガイドチューブに接続されたワイヤとを有するガイドカテーテルと、
    前記ワイヤが挿通可能な第一ルーメンを有する第一チューブと、該第一ルーメンの先端部に連なり前記ガイドチューブが挿通可能な第二ルーメンを有する第二チューブとを有するプッシャーカテーテルと、
    前記ガイドチューブが挿通可能なループを有し、前記プッシャーカテーテルの先端部に連結された連結部材と、
    前記ガイドチューブの外周面に取り付けられ、前記第二チューブの先端よりも遠位側に位置するステントと、
    を備え、
    前記ステントは、
    先端と基端を有し、前記先端と前記基端との間で長手軸に沿って管状に形成された樹脂製の本体と、
    前記本体の前記先端側に固定された第一固定端と、前記本体の外周面よりも前記本体の径方向外側に位置する第一自由端と、を有し、前記第一固定端から前記第一自由端まで延びた第一係止部材と、
    前記本体の前記基端側に固定された第二固定端と、前記本体の外周面よりも前記本体の径方向外側に位置する第二自由端と、を有し、前記第二固定端から前記第二自由端まで延びた第二係止部材と、
    前記本体の前記先端と前記基端との間で前記本体の前記長手軸周りに螺旋状に延びており、前記本体の内周面と前記本体の外周面との間に埋め込まれた金属製の補強材と、を有し、
    前記補強材は、
    前記第一固定端と前記第二固定端の間の位置で螺旋状に巻回された第一部分と、
    前記第一固定端と前記第二固定端の間の位置で前記第一部分に連なり、前記第一部分のピッチよりも大きいピッチで前記第二固定端に向かって螺旋状に巻回された第二部分と、
    前記第二部分に連なり、前記第二部分のピッチよりも大きいピッチで前記本体の基端と前記第二固定端との間の位置で螺旋状に巻回された第三部分と、を有し、
    前記本体は、前記基端と前記第二固定端との間の外周面に貫通孔を有し、
    前記連結部材の前記ループは、前記貫通孔に挿通され、
    前記ループに前記ガイドチューブが挿通されることで、前記プッシャーカテーテルに対して前記ステントが位置決めされている、
    ステントデリバリー装置。
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