JP6995112B2 - 細胞の培養方法及び細胞支持複合体の製造方法 - Google Patents
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Description
基材12は、例えば人工材料で構成される。図2(A)に示すように、基材12は、水や各種イオンに対する透過性を有する。また、基材12は、糖や低分子タンパク質に対する透過性も有することが好ましい。このような基材12を備える細胞支持複合体10は、例えばバイオ人工腎臓として利用することができる。細胞頂端膜側に存在する有用物質50は、培養細胞16が備える細胞頂端膜側のトランスポーター18及び細胞基底膜側のトランスポーター20と、基材12とを介して細胞支持複合体10を通過し、細胞基底膜側に移動する。
コーティング剤層14は、コーティング剤で構成される層である。コーティング剤層14は、基材12の少なくとも一部を被覆する。コーティング剤層14は、基材12の表面に接着して基材12に固定される。前記「基材12の少なくとも一部」とは、例えば、平面又は曲面を有する基材12の少なくとも1つの面を意味する。基材12が平板状である場合には、「基材12の少なくとも一部」は、例えば平板の少なくとも一方の主表面を意味する。基材12が円筒状である場合には、「基材12の少なくとも一部」は、例えば円筒の内側面又は外側面の少なくとも一方を意味する。
ラミニン分子は、α鎖、β鎖、γ鎖をそれぞれ1本ずつ持つヘテロ三量体構造をとる。現時点では5種類のα鎖、3種類のβ鎖、3種類のγ鎖が同定されている。ラミニン分子は、これらの組合せによって少なくとも12種類のアイソフォームを形成することが知られている。本実施の形態では、ラミニン111、ラミニン211、ラミニン221、ラミニン311、ラミニン332、ラミニン421、ラミニン511、ラミニン521及びこれらの断片のうち1つ以上から選択される。
基底膜マトリックス混合物は、マウス肉腫から抽出された細胞外マトリックスタンパク質の混合物である。基底膜マトリックス混合物は、ラミニンと、コラーゲンIVと、エンタクチンとを主な構成成分として含む。基底膜マトリックス混合物としては、Matrigel(登録商標:Corning社)が例示される。
コラーゲン分子としては、コラーゲンI及びコラーゲンIV等が例示される。これらは、例えば新田ゼラチン株式会社から入手することができる。コーティング剤におけるコラーゲン分子の濃度と、基材12に対するコラーゲン分子の接着量とは、細胞支持複合体10が実用期間の間その性能を維持できるように、適宜調整される。コラーゲン分子の接着量は、コーティング剤におけるコラーゲン分子の濃度を調整することで、制御することができる。
培養細胞16は、コーティング剤層14を介して基材12に付着する。すなわち、培養細胞16は、コーティング剤層14によって基材12に固定される。培養細胞16は、細胞頂端膜側に位置するトランスポーター18と、細胞基底膜側に位置するトランスポーター20とを有する。
図3(A)~図3(E)は、実施の形態に係る細胞の培養方法及び細胞支持複合体の製造方法の工程図である。本実施の形態に係る細胞の培養方法は、上述した腎臓細胞を培養容器に非接着の状態で5日以上の期間培養し、培養期間中に凝集体を形成して、一部の期間は凝集体の状態で腎臓細胞を培養する工程を含む。当該培養方法により、生理機能を有する状態にある培養細胞16を作製することができる。
図4(A)~図4(F)は、実施の形態に係る細胞支持複合体の採用例を模式的に示す図である。なお、図4(A)~図4(F)では、細胞支持複合体が組み込まれた構造の一部を図示している。本実施の形態に係る細胞支持複合体10は、様々な装置に適用することができる。
試験1により、近位尿細管上皮細胞における生理機能の低下を確認した。まず、ヒト近位尿細管上皮細胞(Lonza社)を、ゼラチン溶液(シグマ社)でコーティングした60mmシャーレ(Corning社)に100000個播種した。そして、培地としてREGM(Lonza社)を用いて37℃、5%CO2の条件下で培養した。
試験2により、近位尿細管上皮細胞を非接着培養した際の細胞の形態を確認した。まず、試験1と同様にして脱分化させたヒト近位尿細管上皮細胞の懸濁液を、細胞濃度を異ならせて複数調製した。各細胞懸濁液における濃度は、5000、10000、25000、50000、100000、250000個/mlとした。細胞非接着処理が施された96ウェルU底プレート(住友ベークライト社)に、各細胞懸濁液を100μl滴下して、細胞を播種した。これにより、各プレートにおける細胞数は500個/ウェル、1000個/ウェル、2500個/ウェル、5000個/ウェル、10000個/ウェル、25000個/ウェルとなった。そして、培地としてREGM(Lonza社)を用いて37℃、5%CO2の条件下で培養した。培地は2日毎に交換した。
試験3により、近位尿細管上皮細胞の非接着培養による生理機能の回復を確認した。まず、試験2と同様にして、脱分化したヒト近位尿細管上皮細胞の懸濁液を調製し、培養した。また、ゼラチン溶液(シグマ社)でコーティングした96ウェル平底プレート(Corning社)に、細胞濃度を10000個/mlに調整した細胞懸濁液を100μl滴下して、細胞を播種した。したがって、細胞数は1000個/ウェルである。そして、培地としてREGM(Lonza社)を用いて37℃、5%CO2の条件下で培養した。培地は2日毎に交換した。これを比較例とした。比較例では、プレートにゼラチンコーティング、すなわち接着処理が施されている。また、ウェル底面が平底であるため、細胞がほぼ等間隔に播種され、これにより凝集体の形成が阻害される。このため、細胞はプレートに接着した状態で培養され、凝集体は形成されなかった。
試験4により、近位尿細管上皮細胞の非接着培養による生理機能の回復を確認した。まず、試験2と同様にして、脱分化したヒト近位尿細管上皮細胞の懸濁液を調製し、培養した。なお、細胞濃度を10000個/mlに調整した細胞懸濁液のみを用いた(したがって、細胞数は1000個/ウェル)。
試験1と同様にして脱分化させたヒト近位尿細管上皮細胞の懸濁液を、非接着処理が施された60mmシャーレ(住友ベークライト社:培養面積21cm2)に3ml滴下して、細胞を播種した。細胞懸濁液における細胞濃度は100000個/mlとした。したがって、細胞密度は約14300個/cm2である。そして、培地としてREGM(Lonza社)を用いて37℃、5%CO2の条件下で培養した。培地は2日毎に交換した。培養7日(すなわち168時間)の凝集体を50mlチューブに回収し、PBSで洗浄した。続いて、一部の凝集体は、0.1%トリプシン/EDTA(Thermo Fisher社)で処理した。他の一部の凝集体は、Accutase(Innovative cell technologies社)で処理した。処理条件は、37℃で10分間とした。その後、ピペッティング処理により凝集体を構成する細胞を分離した。
試験6により、細胞ロットや継代培養数によって近位尿細管上皮細胞が凝集体を形成しない場合があることを確認した。まず、ヒト近位尿細管上皮細胞(Lonza社)のロットA~Eを用意した。また、各ロットについて、継代培養数が2回のものと3回のものとを用意した。用意した各ロットについて、細胞濃度を20000個/mlに調整した細胞懸濁液を、96ウェル非接着V底プレート(住友ベークライト社)に100μl播種した。そして、培地としてREGM(Lonza社)を用い、37℃、5%CO2の条件下で浮遊培養した。これにより、各ロットの継代培養数は、2回のものは3回となり、3回のものは4回となった。
試験7により、近位尿細管上皮細胞の凝集体形成による生理機能の回復を確認した。まず、試験6と同様に、継代2回及び3回のロットA~Eを用意した。各ロットについて、96ウェル非接着V底プレート(住友ベークライト社)に細胞濃度20000個/mlの細胞懸濁液を100μl播種した。そして、試験6と同条件で培養した。この結果、試験6と同様に、継代3回及び4回のロットA~Cと継代3回のロットEでは、凝集体が形成された。一方、継代3回及び4回のロットDと継代4回のロットEでは、凝集体が形成されなかった。
試験8により、近位尿細管上皮細胞の自己凝集を促進する物質を選定した。具体的には、試験6,7で自己凝集化しないことを確認したロットD(継代培養数3回)のヒト近位尿細管上皮細胞(Lonza社)を用い、細胞濃度20000個/mlの細胞懸濁液を調製した。この細胞懸濁液を、96ウェル非接着V底プレート(住友ベークライト社)に100μl播種した。また、代表的な細胞接着因子であるコラーゲンI、ゼラチン、Matrigel、ラミニン511-E8、コラーゲンIV、ラミニン521及びフィブロネクチンを、各ウェルに添加した。各細胞接着因子の濃度について、コラーゲンI及びコラーゲンIVは、0.01mg/ml及び0.3mg/mlとした。ゼラチンは、0.01mg/ml及び0.5mg/mlとした。Matrigel、ラミニン511-E8及びフィブロネクチンは、0.01mg/ml及び0.1mg/mlとした。ラミニン521は、0.01mg/ml及び0.05mg/mlとした。また、対照実験区(control)として、細胞接着因子を添加しないウェルを用意した。そして、培地としてREGM(Lonza社)を用い、37℃、5%CO2の条件下で浮遊培養した。
試験9により、コラーゲンIの濃度と細胞の状態との相関を確認した。試験6,7で自己凝集化しないことを確認したロットD(継代培養数3回)のヒト近位尿細管上皮細胞(Lonza社)を用い、細胞濃度の異なる複数の細胞懸濁液を調製した。各細胞懸濁液における細胞濃度は、5000、10000、25000、100000個/mlとした。96ウェル非接着V底プレート(住友ベークライト社)に、各細胞懸濁液を100μl播種した。これにより、各プレートにおける細胞数は500個/ウェル、1000個/ウェル、2500個/ウェル、10000個/ウェルとなった。
試験10により、コラーゲンIの添加による細胞凝集体の形成促進効果を確認した。具体的には、試験6,7と同様に、継代2回及び3回のロットA~Eを用意した。各ロットについて、96ウェル非接着V底プレート(住友ベークライト社)に細胞濃度20000個/mlの細胞懸濁液を100μl播種した。細胞懸濁液の調製には、コラーゲンIを添加した培地REGM(Lonza社)を用いた。コラーゲンIは、濃度が0.005mg/mlとなるように添加した。そして、37℃、5%CO2の条件下で浮遊培養した。
Claims (11)
- 近位尿細管上皮細胞のみを培養容器の培養面上で且つ前記培養面に非接着の状態で5日以上の期間培養し、培養期間中に前記近位尿細管上皮細胞の凝集体を形成して、一部の期間は凝集体の状態で前記近位尿細管上皮細胞を培養することで前記近位尿細管上皮細胞の生理機能を回復させる工程を含むことを特徴とする細胞の培養方法。
- 前記凝集体は、培養1日目に形成され、
前記近位尿細管上皮細胞の培養期間は、14日以下である請求項1に記載の細胞の培養方法。 - 前記凝集体を構成する前記近位尿細管上皮細胞の数は、500個以上5000個以下である請求項1又は2に記載の細胞の培養方法。
- 前記凝集体の大きさは、150μm以上350μm以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の細胞の培養方法。
- 前記培養容器は、細胞非接着処理が施されているか、細胞非接着材料で構成されている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の細胞の培養方法。
- コラーゲンIを含む培地で前記近位尿細管上皮細胞を培養することを含む請求項1乃至5のいずれか1項に記載の細胞の培養方法。
- 前記培地中の前記コラーゲンIの濃度は、0.0005mg/ml超0.15mg/ml未満である請求項6に記載の細胞の培養方法。
- 前記培地中の前記コラーゲンIの濃度は、0.006mg/ml以上0.1mg/ml以下である請求項6に記載の細胞の培養方法。
- 前記近位尿細管上皮細胞の生理機能を回復させる工程は、OAT1遺伝子の発現量を増大させることを含む請求項1乃至8のいずれか1項に記載の細胞の培養方法。
- ラミニン分子、基底膜マトリックス混合物、コラーゲン分子及びこれらのいずれかの断片からなる群から選択される1種以上を含むコーティング剤を、基材の少なくとも一部に塗布する工程と、
請求項1乃至9のいずれか1項に記載の細胞の培養方法で形成された凝集体を、個々の培養細胞に分離する工程と、
前記コーティング剤を塗布した前記基材に前記培養細胞を播種し、前記基材上で前記培養細胞を培養して、前記培養細胞の単層構造を形成する工程と、
を含むことを特徴とする細胞支持複合体の製造方法。 - 近位尿細管上皮細胞のみを培養容器の培養面上で且つ前記培養面に非接着の状態で培養し、培養期間中に前記近位尿細管上皮細胞の凝集体を形成して、一部の期間は凝集体の状態で前記近位尿細管上皮細胞を培養することで前記近位尿細管上皮細胞の生理機能を回復させる工程を含むことを特徴とする細胞の培養方法。
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