JP6994309B2 - 生産施設 - Google Patents

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Description

本発明は、生産装置にて生産処理を行う生産ラインが複数備えられた生産施設に関する。
上記のような生産施設では、処理物に対して各種の生産処理を行う生産装置を有する生産ラインが複数備えられ、それら複数の生産ラインの夫々に処理物を搬出入する生産用経路が備えられている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の生産施設では、生産用経路に、コンベヤや自動走行等の各種の搬送装置が配置されており、搬送装置によって生産ラインに処理物を搬出入している。
特開2006-256815号公報
上記のような生産施設では、生産する生産物の種類を変更することがある。このときには、生産処理の内容を変更させるために、一部の生産ラインにおいて、生産装置を別の生産装置に入れ替えることが必要となる。また、生産装置に劣化や故障等が発生した場合にも、その生産装置を新しい生産装置に入れ替えることが求められる。
このように、一部の生産ラインにおいて生産装置の入れ替えを行う場合に、他の生産ラインも停止させてしまうと、生産装置の入れ替え作業が終了するまで、他の生産ラインでの生産処理も停止させることになり、生産性が低下してしまう。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、他の生産ラインを停止させずに、入れ替え対象となる生産ラインに対する生産装置の入れ替えを行うことができる生産施設を提供する点にある。
本発明は、生産装置にて生産処理を行う生産ラインの複数と、複数の前記生産ラインの夫々に対して処理物を搬出入する生産用経路と、複数の前記生産ラインの夫々に対して前記生産装置を搬出入する装置搬出入用経路とが備えられ、
前記装置搬出入用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部に接続される状態で、前記長さ方向の一端側に配置され、
前記生産用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部以外の部位に接続される状態で、前記装置搬出入用経路よりも前記長さ方向の他端側に配置され、
前記装置搬出入用経路と前記生産用経路とは、互いに干渉しない独立した状態に設定されていると好適である
本構成によれば、生産用経路に加えて、装置搬出入用経路が備えられているので、生産装置の入れ替えを行う場合には、装置搬出入用経路にて、複数の生産ラインの夫々に対して生産装置を搬出入することができる。装置搬出入用経路は、生産ラインの長さ方向の一端部に接続される状態で、生産ラインの長さ方向の一端側に配置されているので、生産ラインの長さ方向の一端側において生産装置の搬出入を行うことができる。それに対して、生産用経路は、生産ラインの長さ方向の一端部以外の部位に接続される状態で、生産ラインの長さ方向の他端側に配置されているので、生産ラインの長さ方向の一端部以外の他端側において処理物の搬出入を行うことができる。
このように、生産用経路と装置搬出入用経路とは、生産ラインの長さ方向で一端側と他端側とに分けて配置されており、互いに干渉しない独立した状態に設定されている。よって、生産装置の入れ替えを行う場合に、入れ替え対象となる生産ラインでは、その長さ方向の一端側にて生産装置の搬出入を行いながら、他の生産ラインでは、その長さ方向の一端側以外の他端側にて処理物の搬出入を行うことができる。これにより、他の生産ラインを停止させずに、入れ替え対象となる生産ラインに対する生産装置の搬出入を行い、生産装置の入れ替えを行うことができる。
本発明は、複数の前記生産ラインは、その長さ方向を施設における特定方向とし、その特定方向の中央部位を挟んで一端側と他端側との夫々において、特定方向に直交する方向に並ぶ状態で配置され、前記装置搬出入用経路は、前記特定方向の両端部に配置され、前記生産用経路は、前記特定方向の中央部位、及び、前記特定方向に直交する方向に並ぶ前記生産ラインの間に配置されていると好適である
本構成によれば、複数の生産ラインは、特定方向の中央部位を挟んで一端側と他端側との夫々において、特定方向に直交する方向に並ぶ状態で配置されているので、複数の生産ラインを特定方向の一端側と他端側とに分けて効率よく配置することができる。
装置搬出入用経路は、特定方向の両端部に配置されているので、生産施設の外側に配置することができる。それに対して、生産用経路は、特定方向の中央部位、及び、特定方向に直交する方向に並ぶ生産ラインの間に配置されているので、装置搬出入用経路よりも生産施設の内方側に配置することができる。これにより、装置搬出入用経路と生産用経路との干渉を適切に防止できながら、両経路を効率よく配置することができる。しかも、装置搬出入用経路を生産施設の外側に配置することで、生産施設の外部に近い位置に装置搬出入用経路を配置することができるので、装置搬出入用経路にて生産装置の入れ替え作業を効率よく行うことができる。
本発明は、複数の前記生産ラインの夫々に対して個別に前記装置搬出入用経路が配置され、複数の前記装置搬出入用経路は、互いに干渉しない独立した状態で設定されていると好適である
本構成によれば、複数の生産ラインの夫々に対して個別に装置搬出入用経路が配置され、それら複数の装置搬出入用経路は、互いに干渉しない独立した状態で設定されているので、複数の生産ラインの夫々に対して個別の装置搬出入用経路にて生産装置の搬出入を適切に行うことができる。例えば、ある装置搬出入用経路にて生産装置の搬出入を行いながら、別の装置搬出入用経路でも生産装置の搬出入を行うことができるので、複数の生産ラインに対して同時期に生産装置の搬出入を行うことができ、生産装置の搬出入作業を効率よく行うことができる。
本発明は、施設の外壁部には、壁体を着脱可能な壁体着脱部が備えられ、その壁体着脱部の壁体を取り外すことで、前記装置搬出入用経路における施設への出入口が現出されるように構成されていると好適である
本構成によれば、施設の外壁部に予め備えられた壁着脱部の壁体を取り外すことで、装置搬出入用経路における施設への出入口を現出させることができる。これにより、装置搬出入用経路における施設への出入口を簡易な作業により現出させて、その出入口を通して施設への生産装置の搬出入を行うことができるので、生産装置の搬出入作業をスムーズに行うことができる。
本発明は、前記壁体着脱部は、複数の前記生産ラインの夫々に対応する位置の夫々に配置されていると好適である
本構成によれば、複数の生産ラインの夫々について、装置搬出入用経路における施設への出入口を個別に備えることができる。これにより、装置搬出用経路における施設への出入口について、ある出入口にて施設への生産装置の搬出入を行いながら、別の出入口でも施設への生産装置の搬出入を行うことができるので、複数の生産ラインに対して複数の出入口及び複数の装置搬出入用経路にて同時期に生産装置の搬出入を行うことができ、生産装置の搬出入作業を効率よく行うことができる。
(1)本発明の第1特徴構成は、生産装置にて生産処理を行う生産ラインの複数と、
複数の前記生産ラインの夫々に対して処理物を搬出入する生産用経路と、
複数の前記生産ラインの夫々に対して前記生産装置を搬出入する装置搬出入用経路とが備えられ、
前記装置搬出入用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部に接続される状態で、前記長さ方向の一端側に配置され、
前記生産用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部以外の部位に接続される状態で、前記装置搬出入用経路よりも前記長さ方向の他端側に配置され、
前記装置搬出入用経路と前記生産用経路とは、互いに干渉しない独立した状態に設定され、
複数の前記生産ラインは、その長さ方向を施設における特定方向とし、その特定方向の中央部位を挟んで一端側と他端側との夫々において、特定方向に直交する方向に並ぶ状態で配置され、
前記装置搬出入用経路は、前記特定方向の両端部に配置され、
前記生産用経路は、前記特定方向の中央部位、及び、前記特定方向に直交する方向に並ぶ前記生産ラインの間に配置され、
前記生産ラインは、前記生産ラインに処理物を搬入する搬入部と前記生産ラインから処理物を搬出する搬出部とが備えられ、
前記生産用経路は、処理物を保管可能な保管エリアと前記生産ラインの搬入部と前記生産ラインの搬出部とを繋ぐ経路に設定され、
前記生産ラインの前記特定方向の端部には、前記生産ラインから前記生産装置を搬出する生産装置用の搬出部と前記生産ラインに前記生産装置を搬入する生産装置用の搬入部とが備えられ、
前記生産ラインの前記特定方向の端部に対向する壁部には、前記生産装置を搬出入するための出入口が備えられ、
前記装置搬出入用経路は、前記出入口と前記生産装置用の搬出部と前記生産装置用の搬入部とを繋ぐ経路に設定され、
前記生産用経路における前記保管エリア、前記搬入部及び前記搬出部の夫々の配置位置と、前記装置搬出入用経路における前記出入口、前記生産装置用の搬入部及び前記生産装置用の搬出部の夫々の配置位置とを異ならせるとともに、前記生産用経路と前記装置搬出入用経路とを交差させない状態で配置させることで、前記装置搬出入用経路と前記生産用経路とは、互いに干渉しない独立した状態で設定されている点にある。
(2)本発明の第2特徴構成は、施設の外壁部には、壁体を着脱可能な壁体着脱部が備えられ、その壁体着脱部の壁体を取り外すことで、前記装置搬出入用経路における施設への出入口が現出されるように構成されている点にある。
(3)本発明の第3特徴構成は、前記壁体着脱部は、複数の前記生産ラインの夫々に対応する位置の夫々に配置されている点にある。
(4)本発明の第4特徴構成は、生産装置にて生産処理を行う生産ラインの複数と、
複数の前記生産ラインの夫々に対して処理物を搬出入する生産用経路と、
複数の前記生産ラインの夫々に対して前記生産装置を搬出入する装置搬出入用経路とが備えられ、
前記装置搬出入用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部に接続される状態で、前記長さ方向の一端側に配置され、
前記生産用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部以外の部位に接続される状態で、前記装置搬出入用経路よりも前記長さ方向の他端側に配置され、
前記装置搬出入用経路と前記生産用経路とは、互いに干渉しない独立した状態に設定され、
複数の前記生産ラインは、その長さ方向を施設における特定方向とし、その特定方向の中央部位を挟んで一端側と他端側との夫々において、特定方向に直交する方向に並ぶ状態で配置され、
前記装置搬出入用経路は、前記特定方向の両端部に配置され、
前記生産用経路は、前記特定方向の中央部位、及び、前記特定方向に直交する方向に並ぶ前記生産ラインの間に配置され、
施設の外壁部には、壁体を着脱可能な壁体着脱部が備えられ、その壁体着脱部の壁体を取り外すことで、前記装置搬出入用経路における施設への出入口が現出されるように構成され、
前記壁体着脱部は、複数の前記生産ラインの夫々に対応する位置の夫々に配置され、施設の外壁部のうち、前記生産ラインの前記特定方向の端部に対向する部位に備えられている点にある。
(5)本発明の第5特徴構成は、複数の前記生産ラインの夫々に対して個別に前記装置搬出入用経路が配置され、複数の前記装置搬出入用経路は、互いに干渉しない独立した状態で設定されている点にある。
生産ライン、生産用経路、及び、装置搬出入用経路が備えられる階の概略を示す生産施設の平面図 生産施設の要部の断面図 壁体着脱部、及び、装置搬出入用経路における施設への出入口を示す図 別実施形態における生産ライン、生産用経路、及び、装置搬出入用経路が備えられる階の概略を示す生産施設の平面図
本発明に係る生産施設の実施形態について図面に基づいて説明する。
生産施設1には、図1及び図2に示すように、処理物に対して生産装置12(図3(b)参照)にて生産処理を行う生産ライン2の複数と、複数の生産ライン2の夫々に対して処理物を搬出入する生産用経路3と、複数の生産ライン2の夫々に対して生産装置12を搬出入する装置搬出入用経路4とが備えられている。ちなみに、図2は、生産施設1において、生産ライン1等が備えられた階層の概略を示す断面図を示している。図1及び図2では、生産ライン2に備えられる生産装置12を省略している。
ここで、処理物は、生産物を生産するための原材料、生産された最終物となる生産物、及び、生産途中の中間物等の各過程での処理物としている。
生産施設1は、複数の階層を有する建物にて構成されており、図示は省略するが、生産物を出庫する出庫室等が1階に備えられている。生産ライン2と生産用経路3と装置搬出入用経路4は、1階よりも上層階において、1つの階層、又は、複数の階層に備えることができる。
複数の生産ライン2の夫々は、処理物に対して生産装置12(図3(b)参照)にて生産処理を行うラインであり、生産物を生産するための各種の生産処理が行われる。生産用経路3は、生産物を生産する際に、複数の生産ライン2の夫々に対して処理物を搬出入するための動線である。装置搬出入用経路4は、生産ライン2の生産装置12を入れ替える際に、複数の生産ライン2の夫々に対して生産装置12を搬出入するための動線である。
生産施設1には、図1に示すように、処理物を保管する保管庫等が配置される保管エリア5と、複数の生産ライン2の運転状況等を管理する管理室等が配置される管理エリア6とが備えられている。図示は省略するが、保管エリア5には、保管庫に加えて、ボイラー室やコンプレッサー室等の設備室が配置されており、設備室から複数の生産ライン2の夫々に温水や圧縮空気等が供給可能となっている。
また、生産施設1には、生産ライン2が配置されるエリアを空調するための空調装置等が収納される空調機械室7が備えられている。この空調機械室7が備えられる階層は、例えば、図2に示すように、生産ライン2が備えられる階とその上階との間の中2階となるように配置されている。
複数の生産ライン2は、図1に示すように、その長さ方向を生産施設1における特定方向(図中、X方向、生産施設1の外形における一辺に沿う方向)とし、その特定方向の中央部位を挟んで左側(一端側)と右側(他端側)との夫々に配置されている。特定方向の左側及び右側の両側において、特定方向に直交する方向(図中、Y方向)に複数の生産ライン2が並ぶ状態で配置されている。この実施形態では、特定方向の左側及び右側の夫々において、2つずつ生産ライン2が配置され、合計4つの生産ライン2が備えられている。
保管エリア5は、生産施設1の特定方向に直交する方向(図中、Y方向)において、上端部(一端部)に配置されており、管理エリア6は、生産施設1の特定方向に直交する方向において、下端部(他端部)に配置されている。保管エリア5と管理エリア6とは、特定方向(図中、X方向)の中央側部位に配置されており、生産施設1の特定方向に直交する方向で複数の生産ライン2を両側から挟む状態で配置されている。また、生産施設1には、複数の生産ライン2の外周を囲むように外周通路13が備えられている。外周通路13は、生産ライン2と生産施設1の外壁部1aとの間に配置されている。
空調機械室7は、図1中点線で示すように、複数の生産ライン2の夫々に対応する位置の夫々に配置されている。この実施形態では、生産ライン2が4つ備えられているので、空調機械室7も4つ備えられている。複数の空調機械室7の夫々は、図1中点線、及び、図2に示すように、生産施設1の特定方向(図中、X方向)の外側(両端側)に配置されている。
生産用経路3は、作業者等が通行可能な通路等により構成されており、保管エリア5と複数の生産ライン2の夫々との間、及び、複数の生産ライン2同士の間を繋ぐように配置されている。これにより、作業者等が生産用経路3を通行することで、処理物の搬出入として、保管エリア5から生産ライン2への処理物の移動と、生産ライン2から保管エリア5への処理物の移動と、生産ライン2から直接次の生産ライン2への処理物の移動とが行えるようにしている。
生産用経路3は、生産施設1において特定方向(図中、X方向)の中央部位、及び、特定方向に直交する方向(図中、Y方向)に並ぶ生産ライン2の間に配置されている。生産用経路3は、特定方向の中央部位において左側の生産ライン2aと右側の生産ライン2bの間に備えられる通路、及び、特定方向に直交する方向に並ぶ生産ライン2の間に備えられる通路等にて構成されている。生産用経路3は、特定方向において生産ライン2の内方側端部(中央側端部)に、生産ライン2に処理物を搬入する搬入部3aが配置され、特定方向において生産ライン2の外方側部位(両端側部位)に、生産ライン2から処理物を搬出する搬出部3bが配置されている。
左側の生産ライン2aでは、処理物の搬送方向が特定方向の右側(中央側)から左側(外端側)となっており、右側の生産ライン2bでは、処理物の搬送方向が特定方向の左側(中央側)から右側(外端側)となっている。複数の生産ライン2の何れもが、特定方向において、中央側から外側に処理物を搬送しながら、生産処理を行うように構成されている。
装置搬出入用経路4は、生産用経路3と同様に、作業者等が通行可能な通路等により構成されている。装置搬出入用経路4は、生産施設1において特定方向(図中、X方向)の両端部(外側端部)に配置されており、生産施設1の外部と複数の生産ライン2の夫々との間を繋ぐように構成されている。装置搬出入用経路4は、特定方向の生産ライン2の外方側端部(両端部)において、生産ライン2から生産装置12を搬出する搬出部4bと生産ライン2に生産装置12を搬入する搬入部4aが同一位置又は略同一位置となるように配置されている。
装置搬出入用経路4は、複数の生産ライン2の夫々に対して個別に配置させる状態で複数備えられている。複数の装置搬出入用経路4の夫々は、特定方向において各生産ライン2の外方側端部とそれに対応する生産施設1の外部とを繋ぐ直線状に設定されている。装置搬出入用経路4は、例えば、特定方向において、生産ライン2の外方側端部と生産施設1の外壁部1aとの間に備えられる作業廊下等から構成され、生産装置12の搬出入として、生産施設1の内部の生産ライン2から生産施設1の外部への生産装置12の移動と、生産施設1の外部から生産施設1の内部の生産ライン2への生産装置12の移動とが行えるようにしている。複数の装置搬出入用経路4は、特定方向に直交する方向に間隔を隔てて配置されており、互いに干渉しない独立した状態で設定されている。
生産用経路3と装置搬出入用経路4との位置関係について説明する。
上述の如く、装置搬出入用経路4は、生産施設1の特定方向(図中、X方向)において、生産ライン2の外側端部に接続される状態で、生産ライン2の外側端部に配置されている。それに対して、生産用経路3は、生産施設1の特定方向において、生産ライン2の装置搬出入用経路4の接続箇所よりも中央側、及び、生産ライン2の中央側端部に接続される状態で、生産ライン2の外側端部を除く、生産ライン2の中央側部位に配置されている。これにより、生産用経路3と装置搬出入用経路4とは、特定方向で異なる位置に配置されており、互いに干渉しない独立した状態で設定されている。
このように、装置搬出入用経路4を配置するエリアと生産用経路3を配置するエリアとを、生産施設1の特定方向で外側端部のエリアとそれよりも中央側のエリアとに分けることで、装置搬出入用経路4と生産用経路3との互いの干渉を適切に防止しながら、両経路を効率よく配置することができる。しかも、保管エリア5は、生産施設1の特定方向において、中央側部位に配置されているので、保管エリア5と生産ライン2とを繋ぐ生産用経路3の長さを短くすることができ、生産ライン2に対する処理物の搬出入作業を効率よく行うことができる。また、生産装置12(図3(b)参照)の入れ替えを行う場合には、生産施設1の内部の生産ライン2と生産施設1の外部との間で生産装置12を搬出入させる。よって、生産施設1の特定方向において、生産施設1の外部に近接する外側端部に装置搬出入用経路4を配置することで、装置搬出入用経路4の長さを短くすることができ、生産ライン2に対する生産装置12の搬出入作業を効率よく行うことができる。
生産装置12の入れ替えを行う場合には、生産施設1の内部から外部に生産装置12を搬出し、生産施設1の外部から内部に生産装置12を搬入するので、生産施設1の外壁部1aに、生産装置12を搬出入するための出入口を設ける必要がある。そこで、図3に示すように、生産施設1の外壁部1aには、壁体8を着脱可能な壁体着脱部9が予め備えられている。壁体着脱部9の壁体8を取り外すことで、装置搬出入用経路4における生産施設1への出入口4cが現出されるように構成されている。ちなみに、図3(a)は、壁体8を取り外す前の状態を示しており、図3(b)は、壁体8を取り外して出入口4cを現出させた状態を示している。
壁体着脱部9は、図1に示すように、複数の生産ライン2の夫々に対応する位置の夫々に配置されている。壁体着脱部9は、生産施設1の外壁部1aのうち、生産施設1の特定方向で生産ライン2の外側端部に対向する部位に備えられている。壁体着脱部9は、図3(a)に示すように、バルコニー空間10にて構成されており、生産施設1の外壁部1aよりも内方側に入り込んだバルコニー空間10の壁体8を着脱可能としている。これにより、壁体8を取り外す作業や生産装置12を搬出入する作業を行う場合に、バルコニー空間10を作業空間として利用することができる。バルコニー空間10の床部10aの外側端部には、着脱可能な手摺11が備えられている。壁体8は、例えば、シール材や取付具等を除去することで、図3(a)の点線で示すように、取り外し可能に構成されている。この実施形態では、バルコニー空間10を備えているが、バルコニー空間10を備えなくてもよい。バルコニー空間10を備えない場合も、例えば、仮設架台13(図3(b)参照)等を設けて、壁体8の着脱作業を行うことができる。
生産ライン2の生産装置12を入れ替える場合には、図3(b)に示すように、手摺11を取り外して、壁体着脱部9のバルコニー空間10に近接する状態で仮設架台13を設けている。そして、バルコニー空間10の壁体8を取り外すことで、装置搬出入用経路4における生産施設1への出入口4cを現出させ、その出入口4cを通して生産施設1の内部と外部との間で生産装置12の搬出入を行うようにしている。
生産ライン2の生産装置12の入れ替え作業について説明する。
例えば、生産物の種類の変更等に伴って、一部の生産ライン2において生産装置12の入れ替え作業を行う場合がある。この場合には、まず、図3(b)に示すように、壁体8を取り外して装置搬出入用経路4における生産施設1への出入口4cを現出させ、生産施設1の内部と外部との間で出入口4cを通して生産装置12を搬出入可能としている。そして、出入口4cを通して生産装置12を搬出入する状態で、装置搬出入用経路4にて生産ライン2に対して生産装置12の搬出入を行うことで、生産装置12の入れ替えを行っている。
このとき、図1に示すように、生産用経路3と装置搬出入用経路4とは、特定方向(図中、X方向)で異なる位置に配置され、互いに干渉しない独立した状態で設定されているので、装置搬出入用経路4にて生産装置12を搬出入させても、生産用経路3による処理物の移動の邪魔になることがない。これにより、入れ替え対象となる生産ライン2以外の他の生産ライン2を停止させることなく、入れ替え対象となる生産ライン2における生産装置12の入れ替え作業を行うことができる。
図1に示すように、装置搬出入用経路4、及び、壁体着脱部9は、複数の生産ライン2の夫々に対応して個別に配置されている。しかも、複数の装置搬出入用経路4同士、及び、複数の壁体着脱部9同士が、特定方向に直交する方向(図中、Y方向)で別々の位置に備えられ、互いに干渉しない独立した状態で配置されている。これにより、ある装置搬出入用経路4にて生産ライン2に対して生産装置12の搬出入を行っているときに、他の装置搬出入用経路4における生産装置12の搬出入の邪魔になることがない。よって、複数の装置搬出入用経路4にて同時期に、生産ライン2の生産装置の入れ替え作業を行うことができるので、入れ替え対象となる生産ライン2が複数となっても、それら複数の生産ライン2における生産装置12の入れ替え作業を効率よく行うことができる。
生産ライン2の生産装置12の入れ替えによって、生産ライン2が配置されるエリアの空調環境も変更させる必要が生じる場合がある。この場合には、空調機械室7に収納される空調装置を入れ替えることになる。この実施形態では、図1に示すように、空調機械室7が複数の生産ライン2に対して共用されておらず、複数の生産ライン2の夫々に対して個別に空調機械室7が備えられている。これにより、空調装置の入れ替えについても、他の生産ライン2に対応する空調機械室7の空調装置を停止させることなく、入れ替え対象となる生産ライン2に対応する空調機械室7の空調装置を入れ替えることができる。その結果、空調装置の入れ替え作業も簡易に行うことができる。
図2に示すように、空調機械室7の空調装置等を入れ替えるために、空調機械室7に空調装置等を搬出入する装置搬出入用経路4が備えられている。これにより、装置搬出入用経路4にて空調機械室7に対して空調装置等の搬出入を行うことで、空調機械室7における空調装置等の入れ替えを行うことができる。空調機械室7に対する装置搬出入用経路4は、生産ライン2に対する装置搬出入用経路4と同様に、作業者等が通行可能な通路等により構成され、生産施設1の外部と複数の空調機械室7の夫々との間を繋ぐように配置されている。空調機械室7に対する装置搬出入用経路4は、生産ライン2に対する装置搬出入用経路4と同様の構成を適用することができるので、詳細な説明や図示は省略する。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、図1に示すように、特定方向(図中、X方向)の左側及び右側の夫々において、2つずつ生産ライン2を配置して、合計4つの生産ライン2を備える例を示したが、生産ライン2の数や配置位置については適宜変更が可能である。
例えば、生産ライン2を6つ備える場合には、図4に示すように、特定方向(図中、X方向)の左側及び右側の夫々において、3つずつ生産ライン2を配置することができる。
(2)上記実施形態において、壁体着脱部9の壁体8を着脱可能に構成するに当たり、壁体8の取り外し方については各種の構成が適用可能である。例えば、壁体8を左右方向にスライド移動させることで、壁体8を取り外すことができる。壁体8を装着位置から吊り上げる、又は、壁体8を装着位置から吊り下げることで、壁体8を取り外すこともできる。また、壁体8自体を開閉式に構成することができ、壁体8を開閉させることで、装置搬出入用経路4における生産施設1への出入口4cを現出させることもできる。
(3)上記実施形態では、生産用経路3を、作業者等が通行可能な通路等にて構成しているが、生産用経路3は、複数の生産ライン2の夫々に対して処理物を搬出入するための動線であればよく、例えば、処理物を搬送可能な搬送装置を配置することで、生産用経路3を構成することもできる。
また、装置搬出入用経路4についても、生産用経路3と同様に、複数の生産ライン2の夫々に対して生産装置12を搬出入するための動線であればよく、例えば、生産装置12を搬送可能な搬送装置を配置することで、装置搬出入用経路4を構成することもできる。
(4)上記実施形態では、生産用経路3が、生産施設1において特定方向(図中、X方向)の中央部位に加えて、特定方向に直交する方向(図中、Y方向)に並ぶ生産ライン2の間に配置されているが、生産用経路3は、装置搬出入用経路4よりも特定方向の内方側であればよく、装置搬出入用経路4よりも特定方向の内方側の各箇所に配置することができる。
例えば、図1において、特定方向に直交する方向(図中、Y方向)に並ぶ生産ライン2の間に代えて、生産ライン2と生産施設1の外壁部1aとの間に配置される外周通路13を生産用経路3とすることもできる。
1 生産施設
1a 外壁部
2 生産ライン
3 生産用経路
4 装置搬出入用経路
4c 出入口
8 着脱可能な壁体
9 壁体着脱部
12 生産装置

Claims (5)

  1. 生産装置にて生産処理を行う生産ラインの複数と、
    複数の前記生産ラインの夫々に対して処理物を搬出入する生産用経路と、
    複数の前記生産ラインの夫々に対して前記生産装置を搬出入する装置搬出入用経路とが備えられ、
    前記装置搬出入用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部に接続される状態で、前記長さ方向の一端側に配置され、
    前記生産用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部以外の部位に接続される状態で、前記装置搬出入用経路よりも前記長さ方向の他端側に配置され、
    前記装置搬出入用経路と前記生産用経路とは、互いに干渉しない独立した状態に設定され、
    複数の前記生産ラインは、その長さ方向を施設における特定方向とし、その特定方向の中央部位を挟んで一端側と他端側との夫々において、特定方向に直交する方向に並ぶ状態で配置され、
    前記装置搬出入用経路は、前記特定方向の両端部に配置され、
    前記生産用経路は、前記特定方向の中央部位、及び、前記特定方向に直交する方向に並ぶ前記生産ラインの間に配置され、
    前記生産ラインは、前記生産ラインに処理物を搬入する搬入部と前記生産ラインから処理物を搬出する搬出部とが備えられ、
    前記生産用経路は、処理物を保管可能な保管エリアと前記生産ラインの搬入部と前記生産ラインの搬出部とを繋ぐ経路に設定され、
    前記生産ラインの前記特定方向の端部には、前記生産ラインから前記生産装置を搬出する生産装置用の搬出部と前記生産ラインに前記生産装置を搬入する生産装置用の搬入部とが備えられ、
    前記生産ラインの前記特定方向の端部に対向する壁部には、前記生産装置を搬出入するための出入口が備えられ、
    前記装置搬出入用経路は、前記出入口と前記生産装置用の搬出部と前記生産装置用の搬入部とを繋ぐ経路に設定され、
    前記生産用経路における前記保管エリア、前記搬入部及び前記搬出部の夫々の配置位置と、前記装置搬出入用経路における前記出入口、前記生産装置用の搬入部及び前記生産装置用の搬出部の夫々の配置位置とを異ならせるとともに、前記生産用経路と前記装置搬出入用経路とを交差させない状態で配置させることで、前記装置搬出入用経路と前記生産用経路とは、互いに干渉しない独立した状態で設定されている生産施設。
  2. 施設の外壁部には、壁体を着脱可能な壁体着脱部が備えられ、その壁体着脱部の壁体を取り外すことで、前記装置搬出入用経路における施設への出入口が現出されるように構成されている請求項1に記載の生産施設。
  3. 前記壁体着脱部は、複数の前記生産ラインの夫々に対応する位置の夫々に配置されている請求項2に記載の生産施設。
  4. 生産装置にて生産処理を行う生産ラインの複数と、
    複数の前記生産ラインの夫々に対して処理物を搬出入する生産用経路と、
    複数の前記生産ラインの夫々に対して前記生産装置を搬出入する装置搬出入用経路とが備えられ、
    前記装置搬出入用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部に接続される状態で、前記長さ方向の一端側に配置され、
    前記生産用経路は、前記生産ラインの長さ方向の一端部以外の部位に接続される状態で、前記装置搬出入用経路よりも前記長さ方向の他端側に配置され、
    前記装置搬出入用経路と前記生産用経路とは、互いに干渉しない独立した状態に設定され、
    複数の前記生産ラインは、その長さ方向を施設における特定方向とし、その特定方向の中央部位を挟んで一端側と他端側との夫々において、特定方向に直交する方向に並ぶ状態で配置され、
    前記装置搬出入用経路は、前記特定方向の両端部に配置され、
    前記生産用経路は、前記特定方向の中央部位、及び、前記特定方向に直交する方向に並ぶ前記生産ラインの間に配置され、
    施設の外壁部には、壁体を着脱可能な壁体着脱部が備えられ、その壁体着脱部の壁体を取り外すことで、前記装置搬出入用経路における施設への出入口が現出されるように構成され、
    前記壁体着脱部は、複数の前記生産ラインの夫々に対応する位置の夫々に配置され、施設の外壁部のうち、前記生産ラインの前記特定方向の端部に対向する部位に備えられている生産施設。
  5. 複数の前記生産ラインの夫々に対して個別に前記装置搬出入用経路が配置され、複数の前記装置搬出入用経路は、互いに干渉しない独立した状態で設定されている請求項1~4の何れか1項に記載の生産施設。
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