JP6994234B2 - 流体センサチャンバー及びその結合体 - Google Patents
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Description
ここで、前記センサ収容部は前記面に設けられた凹部であってよい。
また、前記チャンバーブロックは底面が任意の多角形である角柱状の形状を有し、前記角柱の側面の少なくとも2つにそれぞれセンサ収容部が設けられ、前記底面の一方には前記流路の一端の開口が設けられ、前記底面の他方には前記流路の他端の開口が設けられてよい。
また、前記多角形は正多角形であってよい。
また、前記センサ収容部は互いに同一の形状及び同一のサイズを有してよい。
また、任意の前記センサ収容部と前記流路上で当該センサ収容部に隣接している前記センサ収容部との間の部分流路は直線状または2本の直線が交差した折れ線状であってよい。
また、前記部分流路は前記センサ収容部から垂直に前記チャンバーブロック内部に延びてよい。
また、前記センサ収容部を蓋で覆うことにより、前記流路がその端部以外では閉じているようにしてよい。
本発明の他の側面によれば、前記何れかの流体センサチャンバー複数設け、それぞれの前記流体センサチャンバーの前記流路が互いに直列に接続されるように前記流体センサチャンバーを結合した流体センサチャンバー結合体が与えられる。
図3はチャンバーブロック301の上面及303および下面305(以下、実施例の斜視図全体にわたって、上、下、水平、垂直等は図から理解できる通りの上、下、水平、垂直等を意味する)に一つずつセンサ収容部307-1、307-2を設けた本発明の第1の実施例のセンサ両面取り付け型流体センサチャンバー300の斜視図である。図3及びこれ以外の実施例の図面においては、図示されている物体の裏面や内部にあるために直接目視できない部分は、通常の図面の表記のように、隠れ線(破線)により示す。ここで、流体はチャンバーブロック301の左側手前側側面(以下、本発明の実施例の斜視図全体にわたって、この側面を正面309と呼び、正面の反対側の側面を背面311と呼ぶ)に設けられた開口を通して第1の流路313から流体が導入される。第1の流路は最初は正面から背面へ水平方向に延びるが、途中で垂直上方方向に向きを変えて、上面に設けられた第1のセンサ収容部307-1へ向かい、その底面に設けられた開口に接続される。第1のセンサ収容部307-1の底面には別の開口が設けられ、ここから第2の流路315が垂直下方に伸びて、チャンバーブロック301の下面に設けられた第2のセンサ収容部307-2の底面に設けられた開口に接続される。第2のセンサ収容部307-2の底面には、第1のセンサ収容部307-1の底面と同様に、もう一つの開口が設けられ、そこから最初は垂直上方に延び、途中で水平方向に向きを変えてチャンバーブロック301の背面311へ向かい、そこに設けられた開口に接続される第3の流路317が設けられている。
図3~図5にセンサ両面取り付け型流体センサチャンバーの一つの実施例を第1の実施例として示したが、直方体(四角柱と呼んでもよいが、上述したようにセンサ両面取り付け型流体センサチャンバーはセンサ収容部を有していない側面を小さくすることにより薄型化を図ることができ、この場合はむしろマッチ箱状の形状となる)状の多面体の上側及び下側の側面にセンサ取り付け部を設けた流体センサチャンバーの構成はこれに限らない。そのような別構成を有する流体センサチャンバー600の第2の実施例の斜視図を図6に示す。図6からわかるように、第2の実施例の基本的な構成は第1の実施例とほぼ同じであるが、第1のセンサ収容部607-1において、そこへ流体を導入する第1の流路613の開口とそこから流体を導出して第2のセンサ収容部607-2へ送る第2の流路615の開口とが、第1の実施例ではチャンバーブロック301の正面309から背面311へ向かう方向に並んでいたのに対して、第2の実施例ではこれに直角な方向に並んでいる点で相違する。第2のセンサ収容部607-2に設けられている2つの開口の並ぶ向きについても同様である。
第3の実施例として、図7に第1及び第2の実施例と同じく直方体(四角柱)をチャンバーブロックとし、4つの則面にそれぞれセンサ収容部を一つずつ設けた第3の実施例の概略斜視図を示す。第1及び第2の実施例がその上下の側面(上面および下面)にそれぞれ1つずつセンサ収容部を設けていたのに対して、第3の実施例では上下の側面に加えてチャンバーブロック701の正面から見て左側及び右側の側面(すなわち図7において右手前の側面およびその反対側の面)にも1つずつセンサ収容部を設けている。この流体センサチャンバー700は、第1及び第2の実施例と同じく、正面709の開口から流体を導入し、最初は背面711に向かって伸びるが途中で垂直上方に折れ曲がる第1の流路713を経由して、先ず上面703に設けられた第1のセンサ収容部707-1の底面の開口を通してそこに流体を導入する。次に、この流体は第1のセンサ収容部707-1の底面に設けられている別の開口を通して第2の流路715へ入る。第2の流路715は先ず下へ向かって伸び、途中で折れ曲がって左側の側面に設けられている第2のセンサ収容部707-2へ向かい、その底面の開口を介してそこへ流体を導入する。以下同様に、この流体は第2のセンサ収容部707-2から第3の流路717を介してチャンバーブロック701の下面に設けられている第3のセンサ収容部へ導かれ、更にまたそこから第4の流路721を通ってチャンバーブロックの右側の側面に設けられている第4のセンサ収容部707-4に導入される。この段階で流体はチャンバーブロックに設けられている第1~第4のセンサ収容部をすべて巡回し終えたので、今度はこの流体は第5の流路723を通って背面に設けられた開口から外部へ導出される。すなわち、正面709の開口からチャンバーブロックに導入された流体は、正面709および背面711以外の4つの面に対応して設けられた4つのセンサ収容部を、その内部に配置された流路を通って、正面から見て反時計回りに巡回し(直列に通過し)、その後、やはりチャンバーブロック内部に設けられた流路を通って、背面711に設けられた開口から外部へ導出される。
図8に概略斜視図を示す第4の実施例の流体センサチャンバー800は、多面体であるチャンバーブロック801の具体的な形状を六角柱とし、図示されるようにその正面809及び背面811にそれぞれ流体導入用及び導出用の開口を形成するとともに、角柱の6つの側面にそれぞれセンサ収容部を一つずつ設けている。そしてこれらのセンサ収容部807-1~807-6に、正面側から見て反時計回りに巡回するように直列接続して正面809の開口から導入された流体を通し、最後に背面811の開口から外部へ流体を導出するように流路を形成している。正面809の開口から始まり、6つのセンサ収容部807-1~807-6を巡回して最後に背面811の開口に至る直列接続経路については、図9に示すところの、第3の実施例を正面側から見た概略正面図も参照されたい。
図10にその概略斜視図を示す第5の実施例は図8及び図9に示す第4の実施例とほぼ同じ構造を有するが、第4の実施例では各センサ収容部807-1~807-6の底面に設けられている2つの開口が正面809から背面811へ向かう方向と直角になった方向に並んでいるのに対して、第5の実施例の流体センサチャンバー1000ではこれら2つの開口が正面1009から背面1011へ向かう方向と並行に並んでいる点が異なる。これは第1の実施例と第2の実施例との相違点と同じである(第1の実施例と第6の実施例とが、また第2の実施例と第5の実施例とが対応する)。第5の実施例では各センサ収容部1007-1~1007-6の底面に設けられている2つの開口が正面1009から背面1011へ向かう方向と平行な向きに並んでいるため、隣接したセンサ収容部の位置は背面1011方向にわずかずつずれていき、それに伴ってこれらのセンサ収容部間を連結する流路の六角柱の中心軸に沿った位置も同じようにずれていく。このため、第5の実施例の流体センサチャンバーの方が第4の実施例に比べてその1009正面から背面1011までの長さが長くなる傾向にある。
上で説明したような流体センサチャンバーにおいて、センサ収容部や流路の位置・サイズを適宜設定することで正面に設けられた開口と背面に設けられた開口との位置が揃うようにしておけば、同じ流体センサチャンバーを直列に連結したとき、これら2つの開口の位置を合わせるためのアダプタなどを使用することなく、流体センサチャンバーを一直線にそろった状態で連結して、それぞれの流体センサチャンバーに設けられた流路を連結することによって、これらの流路上のセンサ収容部を直列に接続することができる。
Claims (9)
- 角柱状の形状を有するチャンバーブロックの各側面にそれぞれ設けられたセンサ収容部と、
前記チャンバーブロック内に形成され、前記センサ収容部を直列接続する流路と
を有する流体センサチャンバー。 - 前記センサ収容部は前記側面に設けられた凹部である、請求項1に記載の流体センサチャンバー。
- 前記角柱状の形状を有するチャンバーブロックの底面の一方には前記流路の一端の開口が設けられ、
前記底面の他方には前記流路の他端の開口が設けられた、
請求項1または2に記載の流体センサチャンバー。 - 前記底面は正多角形である、請求項3に記載の流体センサチャンバー。
- 前記センサ収容部は互いに同一の形状及び同一のサイズを有する、請求項1から4の何れかに記載の流体センサチャンバー。
- 任意の前記センサ収容部と前記流路上で当該センサ収容部に隣接している前記センサ収容部との間の部分流路は直線状または2本の直線が交差した折れ線状である、請求項1から5の何れかに記載の流体センサチャンバー。
- 前記部分流路は前記センサ収容部から垂直に前記チャンバーブロック内部に延びている、請求項6に記載の流体センサチャンバー。
- 前記センサ収容部を蓋で覆うことにより、前記流路がその端部以外では閉じているようにした、請求項1から7の何れかに記載の流体センサチャンバー。
- 請求項1から8の何れかに記載の流体センサチャンバーを複数設け、
それぞれの前記流体センサチャンバーの前記流路が互いに直列に接続されるように前記
流体センサチャンバーを結合した
流体センサチャンバー結合体。
Priority Applications (1)
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JP2017193345A JP6994234B2 (ja) | 2017-10-03 | 2017-10-03 | 流体センサチャンバー及びその結合体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2017
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