JP6994139B2 - 高強度軽質スラリー及びその調製方法 - Google Patents
高強度軽質スラリー及びその調製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6994139B2 JP6994139B2 JP2020152260A JP2020152260A JP6994139B2 JP 6994139 B2 JP6994139 B2 JP 6994139B2 JP 2020152260 A JP2020152260 A JP 2020152260A JP 2020152260 A JP2020152260 A JP 2020152260A JP 6994139 B2 JP6994139 B2 JP 6994139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dispersant
- strength light
- slurry composition
- amount
- light slurry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/40—Porous or lightweight materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2201/00—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values
- C04B2201/20—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values for the density
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2201/00—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values
- C04B2201/30—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values for heat transfer properties such as thermal insulation values, e.g. R-values
- C04B2201/32—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values for heat transfer properties such as thermal insulation values, e.g. R-values for the thermal conductivity, e.g. K-factors
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2201/00—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values
- C04B2201/50—Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values for the mechanical strength
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
前記水硬性成分は、前記水硬性成分の乾燥重量に基づき、シリカ成分含有粉末を少なくとも50wt%、細骨材を少なくとも5.0wt%、強化繊維を少なくとも3.5wt%、硫化銅ドープの六ホウ化ランタン粉体を少なくとも1.0wt%、を含み、
前記第一量の第一分散剤は、C4~C20脂肪族アルコールであり、
前記第二量の第二分散剤は、線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤であり、
前記第一量と前記第二量は第一重量比1:1~100を呈する。
前記第一繰り返しユニットAは、式(a)で表される少なくとも一種のカルボン酸官能基含有エチレン性部分又はそのLi+もしくはNH4 +塩であり、
式(a):
前記式(a)中、R1は、H、-CH3又は-CH2CH3の一種であり、R2は、-OCH3、-CH2OCH3、-C(O)OCH3または-C(O)NHCH3の一種であり、前記第二繰り返しユニットBは、式(b)で表される少なくとも一種のビニルスルホン酸塩であり、
前記式(b)
前記式(b)中、R3は、H、-C1-6の直鎖または分鎖アルキル基の一種であり、R4は、-O-又は-NH-から選択され、R5は、-CH2OCH2-または-C(O)NHCH2-から選択され、MはH、Li+又はNH4 +から選択され、前記第一繰り返しユニットAと前記第二繰り返しユニットBとは、第一モル比が1:5~5:1であり、好ましくは1:2~2:1、より好ましくは1:2~1:1を呈し、前記第一量と前記第二量は、第一重量比が1:1~100、好ましくは1:5~20、より好ましくは1:5~10である。
と、
と、
との構造サブユニットを含んでもよい。いくつかの実施例により、脂肪族アルコールの実例が1-ヘキサノール、1-ヘプタノール、1-オクタノール、1-ウンデカノール又はそれらの組み合わせであることが好ましい。
シリカ成分含有粉末と研磨ボールとをボールミルに一緒に入れ、さらにシランカップリング剤と前記シリカ成分含有粉末重量の1.5wt%のエチレングリコールを加え、少なくとも2000r/minの回転速度で1~3hボールミリングするステップ1と、
前記ステップ1の混合物を十分に十分なエチレングリコール溶液に分散させ、2h静置した後に300~400℃の温度で焼成すれば得られるステップ2と、を含む。シランカップリング剤で変性され且つエチレングリコール溶液での分散か焼により変性された後、シリカの表面に明瞭かつ均一な被覆層があり、これは、シランカップリング剤、エチレングリコールとシリカ表面の水酸基とが十分な反応を起こしたことを説明し、シリカが有機と無機分散媒との少なくともいずれか一つの中で凝集することを効果的に防止することができ、これは均一な高強度軽質スラリーの調製に基礎を定める。
六ホウ化ランタン粉体に、1.5~3.0wt%の塩化銅粉末を加え、適量のグリセリンに浸し、10~15重量倍の2.0mm直径のジルコニアビーズを加え、振とう機にて、100~150回/minの周波数で10~15min振とうし、グリセリンでジルコニウムビーズを洗い除いて混合液を得るステップIと、
前記ステップIの混合液をボールミルに入れ、3000r/minの回転数で粒度が10μm未満になるまでボールミリングし、乾燥して得られるステップIIと、を含み、本願では、塩化銅ドープの六ホウ化ランタン粉体を物理的方法で得て、調製方法が簡単であり、取り扱いが容易であり、焼成によるエネルギー消費の低減を必要としなく、また、プロセス中に全ての材料を回収再利用でき、環境を保護するとともに工業コストを低減し、得られる塩化銅ドープの六ホウ化ランタン粉体において、塩化銅が均一に分布し、粉体が凝集せず、大きな粒子がなく、前記六ホウ化ランタン粉体を本願の前記スラリーに配合した後、スラリーに良好な赤外光を遮断する能力を付与することができ、650~1400nmの近赤外光を有効に遮断することができ、しかも使用量が極めて少なくて相当な遮蔽効果を達成することができ、さらにスラリーに形成された膜層、板層、構造層等に良好な断熱保温を与え、塗料、インク、窓膜、紡績、ビニールハウスフィルム、ガラスクランプフィルム及び建築板材等の分野に広く適用することができる。
0.004mol1La2O3と0.05molNaBH4を乳鉢中で均一に研磨混合し、次に0.15molのMg粉を秤量して反応釜に添加しかつ10.0mLの脱イオン水を添加し、
その後、50mlの反応釜にLaとBの混合物を加え、反応釜を密閉して150℃のオーブンで45min保温し、
反応終了後、得られた固体を0.01mol/L希塩酸で42℃で浸して不純物を除去し、最後に得られた黒色粉末を脱イオン水とエタノールで交替に数回洗浄してサンプルを得る。
本実施例は、高強度軽質スラリーを提供し、前記高強度軽質スラリーは、分散媒と、水硬性成分と、第一量の第一分散剤と、第二量の第二分散剤と、を含み、
前記水硬性成分は、前記水硬性成分の乾燥重量に基づき、シリカ成分含有粉末90wt%、細骨材5.0wt%、強化繊維3.5wt%、硫化銅ドープの六ホウ化ランタン粉体1.5wt%を含み、
前記第一量の第一分散剤は、質量比1:1の1-ヘプタノール、1-オクタノール混合アルコールからなり、
前記第二量の第二分散剤は、第一繰り返しユニットA、例えば式(a5)と、第二繰り返しユニットB、例えば式(b5)と、を含む線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤であり、
前記第一繰り返しユニットAと第二繰り返しユニットBは第一モル比1:2を呈し、
前記第一量と前記第二量は第一重量比1:5を呈し、
前記線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤の重量平均分子量は6000Dであり、
前記分散媒は水であり、
前記シリカ成分含有粉末は、表面がシランカップリング剤で変性され、前記シランカップリング剤を含むものである。
シリカ成分含有粉末と研磨ボールとをボールミルに一緒に入れ、さらにシランカップリング剤と前記シリカ成分含有粉末重量の1.5wt%のエチレングリコールを加え、3000r/minの回転速度で2hボールミリングするステップ1と、
前記ステップ1の混合物を十分に十分なエチレングリコール溶液に分散させ、2h静置した後に320℃の温度で焼成すれば得られるステップ2と、を含み、
前記細骨材は、膨張パーライトであり、最大寸法が3mmを超えなく、
前記強化繊維は、平均長さ2mmの短繊維耐耐アルカリ性ガラス繊維であり、前記強化繊維の平均直径は50μmである。
六ホウ化ランタン粉体に、6wt%の硫化銅粉末を加え、適量のグリセリンに浸し、15重量倍の2.0mm直径のジルコニアビーズを加え、振とう機にて、140回/minの周波数で15min振とうし、グリセリンでジルコニウムビーズを洗い除いて混合液を得るステップIと、
前記ステップIの混合液をボールミルに入れ、5000r/minの回転数で粒度が10μm未満になるまでボールミリングし、乾燥して得られるステップIIと、を含む。
前記水硬性成分は前記高強度軽質スラリー組成物の60wt%を占め、
前記分散剤(第一分散剤及び第二分散剤を含む)は前記高強度軽質スラリー組成物の2wt%を占め、
残部は分散媒である。
前記実施例2は、前記実施例1に係る高強度軽質スラリーの調製方法を提供し、分散媒と、水硬性成分と、第一量の第一分散剤と、第二量の第二分散剤とを混合して高強度軽質スラリーを調製することを含む。
前記比較例D3は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じで、シリカ成分含有粉末が純シリカでシランカップリング剤で変性されていない点だけが実施例1と異なっている。前記比較例D3はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D4は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じで、六ホウ化ランタン粉体が、純物質の六ホウ化ランタン粉体であり、かつ、硫化銅ドープされていない点でだけが実施例1と異なっている。前記比較例D4はさらに前記実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
前記比較例D5は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じで、硫化銅ドープの六ホウ化ランタン粉体が含まれておらず、その欠損重量部がシリカ成分含有粉末で埋められている点だけが実施例1と異なっている。比較例D5はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D6は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D6の分散剤が全て第一分散剤であり、前記分散剤(第一分散剤)が前記高強度軽質スラリー組成物の2wt%を占める点だけが実施例1と異なっている。比較例D6はさらに実施例2と同じ調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例7は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D7の分散剤が全て第二分散剤(実施例1の第二分散剤と同じ)であり、前記分散剤(第二分散剤)が前記高強度軽質スラリー組成物の2wt%を占める点だけが実施例1と異なっている。比較例D3はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D8は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D8の第二分散剤がD型分散剤アルカノールベースアンモニウム塩であり、その型番がDISPERBYK102である点だけが実施例1と異なっている。比較例D8はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D9は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D9の第二分散剤がP型分散剤ポリエチレンイミンPEIである点だけが実施例1と異なっている。比較例D9はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D10は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D10の第二分散剤である線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤において、第一繰り返しユニットAが式(a1)で表され、第二繰り返しユニットBが式(b2)で表される点だけが実施例1と異なっている。比較例D10はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D11は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D11の第二分散剤である線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤において、第一繰り返しユニットAが式(a10)で表され、第二繰り返しユニットBが式(b12)で表される点だけが実施例1と異なっている。比較例D11はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D12は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D12の第二分散剤である線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤において、第一繰り返しユニットAが式(a6)で表され、第二繰り返しユニットBが式(b8)で表される点だけが実施例1と異なっている。比較例D12はさらに実施例2と同じ方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D13は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D13の第二分散剤である線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤において、第一繰り返しユニットAが式(a9)で表され、第二繰り返しユニットBが式(b1)で表される点だけが実施例1と異なっている。比較例D13はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D14は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D14の第二分散剤である線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤において、第一繰り返しユニットAが式(a5)で表され、第二繰り返しユニットBが式(b11)で表される点だけが実施例1と異なっている。比較例D14はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D15は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じで、比較例D15の分散剤は、前記第一重量比が1:1である点だけ実施例1と異なっている。比較例D15はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D16は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D16の分散剤において、前記第一重量比が5:1である点だけが実施例1と異なっている。比較例D16はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
比較例D17は、高強度軽質スラリーを提供し、配合成分と配合率が実施例1とほぼ同じであるが、比較例D17の分散剤は、第一重量比が10:1である点だけが実施例と異なっている。比較例D17はさらに実施例2と同様の調製方法で前記スラリーを調製することを含む。
スライドガラスを実施例1のスラリー組成物に15minずつ浸漬し、6h引き上げ、共に5回引上げ、自然乾燥した後、真空オーブンに入れ、50℃で12h乾燥する。膜厚が0.25mmであることを无錫凱保鼎工具有限公司のトリシクロ/QFC-25mm螺旋マイクロメータ(精度0.001mm)で測定した。図4に示すように、日本Shimadzu社のUV-3600型紫外可視近赤外分光光度計(UV-vis-NIR)を用いて薄膜の光学性能を分析した。図4から明らかなように、本発明の好ましい実施例1における高強度軽質スラリー組成物は、波長が650~1400nmの近赤外光に対して良好な遮蔽作用を有し、この作用は、保温断熱効果の向上に寄与する。
本願の前記高強度軽質スラリーを断熱保温材に適用し、具体的な実験は以下のとおりである:
実用に際しては、本願実施例1及び比較例D3~D17の各スラリーを、それぞれ、断熱保温材に調製し、調製方法は、高強度軽質スラリーと、ポルトランドセメントと、ポリフェニレン粒子と、水とを重量比20:10:1:14の配合比率で混合し、具体的には混合容器に水280gを入れてからP42.5ポルトランドセメント200g及び複合断熱保温防水スラリー400gをそれぞれ加え、5min撹拌し、ペースト状に撹拌した後、更にポリフェニレン粒子10gを染み込ませて均一に10min撹拌してペースト状の断熱保温材を得ることを含み、
Claims (9)
- 高強度軽質スラリーであって、分散媒と、水硬性成分と、第一量の第一分散剤と、第二量の第二分散剤と、を含み、
前記水硬性成分は、前記水硬性成分の乾燥重量に基づき、シリカ成分含有粉末を少なくとも50wt%、細骨材を少なくとも5.0wt%、強化繊維を少なくとも3.5wt%、硫化銅ドープの六ホウ化ランタン粉体を少なくとも1.0wt%、を含み、
前記第一量の第一分散剤は、C4~C20脂肪族アルコールであり、
前記第二量の第二分散剤は、線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤であり、
前記第一量と前記第二量は第一重量比1:5~100を呈し、
前記線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤は、第一繰り返しユニットAと第二繰り返しユニットBとを含み、
前記第一繰り返しユニットAは、式(a)で表される少なくとも一種のカルボン酸官能基含有エチレン性部分又はそのLi+もしくはNH4 +塩であり、
式(a):
前記式(a)において、
R1は、H、-CH3又は-CH2CH3の一種であり、
R2は、-OCH3、-CH2OCH3、-C(O)OCH3または-C(O)NHCH3の一種であり、
前記第二繰り返しユニットBは、式(b)で表される少なくとも一種のビニルスルホン酸塩であり、
前記式(b):
前記式(b)において、
R3は、H、-C1-6の直鎖または分鎖アルキル基の一種であり、
R4は、-O-又は-NH-から選択され、
R5は、-CH2OCH2-または-C(O)NHCH2-から選択され、
Mは、H、Li+又はNH4 +から選択され、
前記第一繰り返しユニットAと前記第二繰り返しユニットBとは、第一モル比が1:5~5:1であり、
前記第一量と前記第二量は、第一重量比が1:1~100であり、
前記線形ポリカルボン酸塩アニオン分散剤の重量平均分子量は、5000~50000Dである、
ことを特徴とする高強度軽質スラリー組成物。 - 前記高強度軽質スラリー組成物における水硬性成分には、シランカップリング剤が含まれていてもよいし
前記シリカ成分含有粉末は、前記シランカップリング剤によって表面を変性され且つ前記シランカップリング剤を含むものであってもよい、
ことを特徴とする請求項1に記載の高強度軽質スラリー組成物。 - 前記シランカップリング剤は、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(β-メトキシエトキシ)シラン、又はイソブチルトリエトキシシランから選択される一種である、
ことを特徴とする請求項2に記載の高強度軽質スラリー組成物。 - 前記シリカ成分含有粉末が表面をシランカップリング剤で変性され、前記シランカップリング剤を含むものである場合、その調製方法は、
シリカ成分含有粉末と研磨ボールとをボールミルに一緒に入れ、さらにシランカップリング剤と前記シリカ成分含有粉末重量の1.5wt%のエチレングリコールを加え、少なくとも2000r/minの回転速度で1~3hボールミリングするステップ1と、
前記ステップ1の混合物を十分に十分なエチレングリコール溶液に分散させ、2h静置した後に300~400℃の温度で焼成すれば得られるステップ2と、を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の高強度軽質スラリー組成物。 - 前記塩化銅ドープの六ホウ化ランタン粉体は、物理的方法で調整され、具体的には、
六ホウ化ランタン粉体に、1.5~3.0wt%の塩化銅粉末を加え、適量のグリセリンに浸し、10~15重量倍の2.0mm直径のジルコニアビーズを加え、振とう機にて、100~150回/minの周波数で10~15min振とうし、グリセリンでジルコニウムビーズを洗い除いて混合液を得るステップIと、
前記ステップIの混合液をボールミルに入れ、3000r/minの回転数で粒度が10μm未満になるまでボールミリングし、乾燥して得られるステップIIと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の高強度軽質スラリー組成物。 - 前記C4~C20脂肪族アルコールは、1-ヘキサノール、1-ヘプタノール、1-オクタノール、1-ウンデカノール又はそれらの組み合わせである、
ことを特徴とする請求項1に記載の高強度軽質スラリー組成物。 - 前記高強度軽質スラリー組成物は、20~75wt%の水硬性成分と、0.01~5.0wt%の分散剤と、残部の分散媒と、を含み、
前記分散剤は、第一量の第一分散剤と、第二量の第二分散剤とを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の高強度軽質スラリー組成物。 - 請求項1に記載の前記高強度軽質スラリー組成物の調製方法であって、
分散媒と、水硬性成分と、第一量の第一分散剤と、第二量の第二分散剤とを混合して高強度軽質スラリーを調製する、
ことを特徴とする調製方法。 - 請求項1に記載の前記高強度軽質スラリー組成物の応用であって、
前記スラリー組成物を原料として膜材を調製又は直接調製することと、
前記スラリー組成物を原料として板材を調製又は直接調製することと、
前記スラリー組成物を原料として型材を調製又は直接調製することと、
前記スラリー組成物を原料として構造部材を調製することとの少なくともいずれか一つを含む、
ことを特徴とする応用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201911004228.7 | 2019-10-22 | ||
CN201911004228.7A CN110615646B (zh) | 2019-10-22 | 2019-10-22 | 一种高强轻质浆料及其制备方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021066862A JP2021066862A (ja) | 2021-04-30 |
JP6994139B2 true JP6994139B2 (ja) | 2022-01-14 |
Family
ID=68926318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020152260A Active JP6994139B2 (ja) | 2019-10-22 | 2020-09-10 | 高強度軽質スラリー及びその調製方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6994139B2 (ja) |
CN (1) | CN110615646B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112895519B (zh) * | 2021-01-20 | 2022-12-13 | 中机精密成形产业技术研究院(安徽)股份有限公司 | 一种复合型动力电池上箱体的成型工艺 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109049324A (zh) | 2018-08-03 | 2018-12-21 | 徽都建设有限公司 | 一种建筑模块单元的制作工艺 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE604676T1 (de) * | 1992-12-28 | 1995-03-16 | Sika Ag | Wasserlösliche Vinylacetat/Maleinsäurehalbamid-Copolymere und ihre Verwendung als Verflüssiger oder Wasserreduziermittel für wässrige Dispersionen. |
EP1937753A1 (en) * | 2005-10-18 | 2008-07-02 | Cinvention Ag | Thermoset particles and methods for production thereof |
CN101831224A (zh) * | 2010-04-02 | 2010-09-15 | 中国建筑科学研究院深圳分院 | 纳米稀土隔热透明涂料及其制备方法 |
CN106413812B (zh) * | 2013-12-20 | 2020-02-07 | 高露洁-棕榄公司 | 口腔护理组合物和方法 |
US10442732B2 (en) * | 2016-05-20 | 2019-10-15 | United States Gypsum Company | Gypsum slurries with linear polycarboxylate dispersants |
CN107686564B (zh) * | 2017-10-30 | 2020-07-28 | 无锡恒诚硅业有限公司 | 一种疏水性白炭黑的制备方法 |
-
2019
- 2019-10-22 CN CN201911004228.7A patent/CN110615646B/zh active Active
-
2020
- 2020-09-10 JP JP2020152260A patent/JP6994139B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109049324A (zh) | 2018-08-03 | 2018-12-21 | 徽都建设有限公司 | 一种建筑模块单元的制作工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN110615646A (zh) | 2019-12-27 |
JP2021066862A (ja) | 2021-04-30 |
CN110615646B (zh) | 2021-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107254204B (zh) | 一种超薄防火水性涂料及其制备方法 | |
CN104231798B (zh) | 改性二氧化硅气凝胶微球隔热涂料 | |
CN1226357C (zh) | 环保型石膏基建筑腻子粉 | |
CN104017413A (zh) | 一种内墙用保温腻子及其使用方法 | |
KR101350423B1 (ko) | 보강 메쉬의 alc 패널 부착용 시멘트계 속경성 접착재 | |
CN107163855A (zh) | 一种硅气凝胶反射隔热外墙涂料及其制备方法 | |
CN102898917A (zh) | 一种建筑用反射隔热涂料 | |
CN104496392A (zh) | 一种室内用无机干粉建筑涂料及其制备方法 | |
CN108329780A (zh) | 一种防水隔热外墙涂料及其制备方法 | |
JP6994139B2 (ja) | 高強度軽質スラリー及びその調製方法 | |
CN105731881A (zh) | 一种阻燃型柔性饰面砖及其制备方法 | |
CN113698804A (zh) | 一种抗裂耐水全无机涂料及其制备方法 | |
CN108624210A (zh) | 一种疏水性纳米二氧化硅气凝胶水性浆体 | |
CN108546039A (zh) | 耐火饰面砂浆复合层 | |
CN106478077A (zh) | 一种建筑用多孔保温陶瓷材料及其制备方法 | |
CN114133203A (zh) | 石膏膨胀珍珠岩混合自保温材料及其生产工艺 | |
CN102876171A (zh) | 一种节能漆及其制备方法 | |
CN108410245A (zh) | 一种内墙保温腻子和制备方法 | |
CN102515796B (zh) | 一种玻璃窑用高温复合环保涂料 | |
CN110510912A (zh) | 一种湿拌砂浆添加剂及其制备方法 | |
CN114907079A (zh) | 一种高粘结防水的瓷砖填缝砂浆及其制备方法 | |
CN1511892A (zh) | 一种保温吸音抗裂内墙腻子及其制备方法 | |
CN106116238A (zh) | 一种干粉砂浆塑化增强剂 | |
CN112479628A (zh) | 一种建筑用砂浆添加剂及含有该添加剂的抹灰砂浆 | |
CN112608078A (zh) | 一种墙面贴砖用胶粘剂及其制备方法及采用该胶粘剂的墙面贴砖方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201214 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20201214 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20210226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210311 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210622 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20210913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210920 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20210915 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6994139 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |