JP6993813B2 - 基板保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハなどの基板を基体に吸着保持する基板保持装置に関する。
半導体製造装置は、例えば製造中の基板(例えば半導体ウエハ)を保持する基板保持装置を有する。当該基板保持装置は、例えば、保持対象となる基板を吸着させつつ保持するように構成された基体を有する。当該基体は、例えば、基板の保持面をなす多数の凸部(ピン)を有する。
例えば、特許文献1には、凸部を先細り状とし、かつその頂面を点又はその面積を0.02mm2 以下とした真空吸着装置が開示されている。また、特許文献2には、ウエハ支持面である凸部に溝が設けられていることを特徴とするウエハホルダが開示されている。
特開平10-242255号公報 特開2012-009720号公報
例えば、基板保持装置が半導体製造装置内に設けられることを考慮した場合、当該基板保持装置には、保持中の基板(半導体ウエハ)への高度なコンタミネーションの抑制が求められる。また、基板保持装置には、基板を正確な位置に保持することが求められる。すなわち、コンタミネーションが基板の裏面に存在すると、基板に僅かな傾きが生じる。このため、デフォーカスエラーが生じ、歩留まりが悪くなる問題がある。
例えば、半導体装置の製造中又は検査中においては、基板保持装置における基板の接触面に対して、基板の接触及び接触解除(基板の脱着)が繰り返し行われる。従って、基板の接触面をなす基体の複数の凸部と基板との接触による基板へのコンタミネーションが抑制されることが好ましい。
即ち、基体の凸部への基板の接触(及び真空吸引の開始及び停止)を繰り返した場合でも、基体から発生するコンタミネーションの要因となるパーティクル(粉状粒子)が基板に付着しないこと、または、その付着量が少ないことが好ましい。
本発明は、パーティクルの発生が大幅に抑制された基板保持装置を提供することを目的とする。
本発明による基板保持装置は、セラミックスからなる板状の基体と、前記基体の主面から円錐台状に突出し、頂面が基板の載置面をなす複数の凸部と、を有する基板保持装置であって、前記凸部の底部を前記主面に沿った方向に切断した断面の直径に対する前記凸部の前記頂面を前記主面に垂直な方向から見たときの前記頂面の直径の比は、0.55以上1.00未満であり、前記主面から前記凸部の頂面までの高さは、0.025mm以上0.600mm以下であることを特徴とする。
本発明の基板保持装置によれば、上記凸部の頂面は、底部との直径の比が0.55以上1.00未満であり、上記主面から上記凸部の頂面までの高さは、0.025mm以上0.600mm以下である。このような凸部の側面は、急峻となる。したがって、凸部の周囲に生じた気流によるパーティクルの舞い上がりを抑えることが可能となる。この結果、凸部の頂面にパーティクルが付着することを防止することができる。このため、基板の裏面にパーティクルが付着することを防止することが可能となる。したがって、パーティクルが基板の裏面に付着することによるデフォーカスエラーによる歩留まり悪化を抑制することが可能となる。また、凸部の高さを高くすることにより、基板裏面へのパーティクル付着のリスクを低減することができる。
また、凸部の前記頂面の直径は、0.04mm以上0.20mm以下であることが好ましい。
凸部の頂面の直径を可能な限り小さくすることにより、パーティクルが凸部の頂面に付着することを防止することが可能となる。
さらに、本発明による基板保持装置は、前記主面に沿った方向から見た側面視において、前記凸部の側面によって規定される2つの稜線のうちの一方をなす第1の稜線と前記頂面とが交わる交点を第1の点、前記第1の稜線と前記主面とが交わる交点を第2の点、前記第1の点を通りかつ前記主面に垂直な直線と前記主面とが交わる交点を第3の点とし、前記第1の点と前記第2の点を結ぶ直線、前記第2の点と前記第3の点を結ぶ直線及び前記第1の点と前記第3の点を結ぶ直線によって囲まれる領域を第1の領域、前記第1の点と前記第3の点とを結ぶ直線、前記第2の点と前記第3の点を結ぶ直線及び前記第1の稜線によって囲まれる領域を第2の領域としたときに、前記第1の領域に占める前記第2の領域の面積の割合が0.9以上であることを特徴とする。
第1の領域に占める第2の領域の面積の割合を0.9以上とすることで、凸部の側面は急峻に形成されることなる。したがって、基板の着脱を繰り返すことで凸部の頂面が摩耗し、表面粗さが悪化したときに凸部の頂面に研磨処理を行ったとしても、頂面の面積の増加分を最小限に抑えることが可能となる。このため、長期に亘ってパーティクルが凸部の頂面に付着することを防止することが可能となる。
さらにまた、本発明による基板保持装置は、セラミックスからなる板状の基体と、前記基体の主面から突出する複数の第1の凸部と、前記複数の第1の凸部の上面から円錐台状に突出し、頂面が基板の載置面をなす複数の第2の凸部と、を有する基板保持装置であって、前記第2の凸部の底部を前記上面に沿って切断した断面の直径に対する前記第2の凸部の前記頂面を前記上面に垂直な方向から見たときの前記頂面の直径の比は、0.55以上1.00未満であり、前記上面から前記第2の凸部の前記頂面までの高さは、0.025mm以上0.600mm以下であることを特徴とする。
本発明の基板保持装置によれば、第1の凸部と第2の凸部とを設けた場合であっても同様の効果を得ることができる。すなわち、第2の凸部の頂面は、第2の凸部の底部との直径の比が0.55以上1.00未満であり、前記第1の凸部の上面から前記第2の凸部の頂面までの高さは、0.025mm以上0.600mm以下である。このような第2の凸部の側面は、急峻となる。したがって、第2の凸部の周囲に生じた気流によってパーティクルの舞い上がりを抑えることが可能となる。この結果、第2の凸部の頂面にパーティクルが付着することを防止することができる。このため、基板の裏面にパーティクルが付着することを防止することが可能となる。したがって、パーティクルが基板の裏面に付着することによるデフォーカスエラーによる歩留まり悪化が抑制することが可能となる。また、第2の凸部の高さを高くすることにより、基板裏面へのパーティクル付着のリスクを低減することができる。
尚、前記第2の凸部の前記頂面の直径は、0.04mm以上0.20mm以下であることが好ましい。
第2の凸部の頂面の直径を可能な限り小さくすることにより、パーティクルが第2の凸部の頂面に付着することを防止することが可能となる。
本発明による基板保持装置は、前記主面に沿った方向から見た側面視において、前記第2の凸部の側面によって規定される2つの稜線のうちの一方をなす第1の稜線と前記頂面とが交わる交点を第1の点、前記第1の稜線と前記上面とが交わる交点を第2の点、前記第1の点を通りかつ前記上面に垂直な直線と前記第1の凸部の上面とが交わる交点を第3の点とし、前記第1の点と前記第2の点を結ぶ直線、前記第2の点と前記第3の点を結ぶ直線及び前記第1の点と前記第3の点を結ぶ直線によって囲まれる領域を第1の領域、前記第1の点と前記第3の点とを結ぶ直線、前記第2の点と前記第3の点を結ぶ直線及び前記第1稜線によって囲まれる領域を第2の領域としたときに、前記第1の領域に占める前記第2の領域の面積の割合が0.9以上であることを特徴とする。
第1の領域に占める第2の領域の面積の割合を0.9以上とすることで、第2の凸部の側面は急峻に形成されることなる。したがって、基板の着脱を繰り返すことで第2の凸部の頂面が摩耗し、表面粗さが悪化したときに第2の凸部の頂面に研磨処理を行ったとしても、頂面の面積の増加分を最小限に抑えることが可能となる。このため、長期に亘ってパーティクルが第2の凸部の頂面に付着することを防止することが可能となる。
第1実施形態に係る基板保持装置の斜視図である。 第1実施形態に係る基板保持装置の平面図である。 第1実施形態に係る基板保持装置の断面図である。 第1実施形態に係る基板保持装置の凸部の模式的な平面図である。 第1実施形態に係る基板保持装置の凸部の模式的な側面図である。 第1実施形態に係る基板保持装置の凸部の模式的な拡大側面図である。 第1実施形態に係る基板保持装置の凸部の模式的な拡大側面図である。 第1の領域と第2の領域を示した図である。 第2実施形態に係る基板保持装置の断面図である。 第2実施形態に係る基板保持装置の凸部の模式的な側面図である。 第2実施形態に係る基板保持装置の凸部の模式的な拡大側面図である。 第2実施形態に係る基板保持装置の凸部の模式的な拡大側面図である。
以下、本発明の種々の実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る基板保持装置(以下、単に保持装置と称する)の斜視図である。図2は、第1実施形態に係る保持装置の平面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の基板保持装置10は、例えば、炭化珪素のセラミックス焼結体からなる板状の基体11を有している。基体11は、円板形状を有している。尚、基体11は、平面視で多角形状又は楕円形状であってもよい。また、基体11を形成するセラミックス焼結体の材料としては、上記した炭化珪素の他、窒化珪素、サイアロン、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、アルミナ等を使用することも可能である。
基体11は、上面11A及び上面11Aとは反対側の下面11Bを有する。基体11は、基体11を上面11Aから下面11Bを貫通して形成されている貫通孔11Cを有する。本実施形態においては、上面11Aの中央領域に貫通孔11Cの開口部が5つ設けられている。
貫通孔11Cの上面11A側の開口部は、基体11の外部に開放される。例えば、保持装置10が半導体製造装置に用いられる場合、貫通孔11Cの上面11A側の開口部は、半導体製造装置のプロセスチャンバ内に露出される。貫通孔11Cの下面11B側の開口部は、真空吸引装置(図示せず)に接続されている。
基体11は、上面11Aよりも低い位置に主面PL1を有する。具体的には、主面PL1は、上面11Aから下面11B側に向かって穿って平面状に形成された面である。主面PL1には、主面PL1から垂直方向に突出して形成された複数の凸部20が設けられている。
主面PL1上には、主面PL1から垂直方向に突出し主面PL1の環状の外周部を取り囲むように筒状に設けられた環状部30が設けられている。環状部30は複数の凸部20と同じ高さで形成されているが、環状部30の高さは複数の凸部20の高さよりも低くてもよい。
このように、上面11Aは、主面PL1から垂直方向に突出して形成されている凸部20と、基体11の外周縁を形成する環状部30とによって構成されている。
図3は、図2のA-A線断に沿った保持装置10の断面図である。図3に、保持装置10の保持対象となる基板Wが二点鎖線で示されている。基板Wが上面11A上に載置されている。したがって、上面11Aは、基板Wの載置面となる。基板Wは、例えば半導体ウエハである。
基板Wの底面、環状部30の内壁、主面PL1によって閉空間SPが環状部30の内側に形成されている。この閉空間SPは、貫通孔11Cを介して接続された真空吸引装置が動作することで真空化(負圧化)される。これによって基板Wは基体11に吸着される。
凸部20の各々は、三角格子状、正方格子状などのそのほかの態様で規則的に配置されるほか、周方向または径方向に局所的に疎密の差が生じるように局所的に不規則的に配置されてもよい。
図4は、凸部20の拡大平面図である。凸部20は、平面状に形成された頂面20Tと、主面PL1側の周縁部によって囲まれた底部20Bと、頂面20T及び底部20Bとの間に形成されている側面20Sと、を有し、円錐台状に形成されている。
ところで、保持装置10が基板Wを吸着する際、負圧が生じることによって凸部20の底部20Bの周辺で空気の流れが生じる。この空気の流れによって、底部20Bの周辺に存在するパーティクル(粉状粒子)は舞い上がる。
したがって、パーティクルが凸部20の頂面20Tに付着しないようにするためには、凸部20の頂面20Tの直径D1は短い方が好ましい。具体的には、凸部20の頂面20Tの直径D1は、0.04mm以上0.20mm以下にするとよい。尚、凸部20の頂面20Tが使用によって表面が荒くなった際に表面を研磨する再研磨が行われる。再研磨を行うと、凸部20の頂面20Tの直径D1が拡がることも考えられる。このような観点からも、凸部20の頂面20Tの直径は小さい方が好ましい。
図5は、凸部20の拡大側面図である。図5に示すように、凸部20の底部20Bの直径D2は、頂面20Tの直径D1よりも大きく形成されている。また、凸部の側面20Sは急峻に形成されている。このように側面20Sが急峻に形成されていることで基板Wを吸着する際に生じた空気の流れによって、底部20Bの周辺に存在するパーティクルが飛ばされたときに、頂面20Tの方向に舞い上がりにくくすることができる。
具体的には、凸部20の底部20Bを主面PL1に沿った方向に切断した断面の直径に対する凸部20の頂面20Tを主面PL1に垂直な方向から見たときの頂面20Tの直径の比は、0.55以上1.00未満にするとよい。
この直径の比が0.55未満であると、凸部20の側面20Sが急峻な角度に形成されないためである。他方でこの直径比を、1.00未満とすることで十分な凸部20の強度の確保をすることができる。
凸部20の主面PL1からの高さH1は、低すぎればパーティクルが凸部20の頂面20Tにつきやすくなる。また、凸部20の高さは、高くなるにつれて強度が弱くなり、振動の減衰性も悪化する。このため、凸部20の主面PL1から凸部20の頂面20Tまでの高さH1は、0.025mm以上0.600mm以下にするとよい。
図6及び図7は、凸部20の拡大側面図である。図6に示すように、凸部20は、主面PL1に沿った側面視において、その側面20Sによって規定される2つの稜線L1(図6において右側の稜線)、L2(図6において左側の稜線)を有する。
稜線L1,L2のうち、図6において右側に現れる第1の稜線L1と頂面20Tとが交わる交点を、第1の点P1とする。また、第1の稜線L1と主面PL1とが交わる交点を、第2の点P2とする。第1の点P1を通りかつ主面PL1に垂直な直線L3と主面PL1とが交わる交点を、第3の点P3とする。
第1の点P1と第2の点P2を結ぶ直線L4、第2の点P2と第3の点P3を結ぶ直線L5及び第1の点P1と第3の点P3を結ぶ直線L6によって囲まれる領域を、第1の領域R1とする。
また、図7に示すように、第1の点P1と第3の点P3とを結ぶ直線L6、第2の点P2と第3の点P3を結ぶ直線L5及び第1の稜線L1によって囲まれる領域を、第2の領域R2とする。
図8は、第1の領域R1と第2の領域R2を示した図である。図8に示すように、第1の領域R1に占める第2の領域R2の面積の割合が0.9以上であると、凸部20の側面20Sは急峻な形状である。したがって、基板Wの吸着時に生じた気流によってパーティクルが舞い上がりにくくすることができる。
凸部20は、レーザ光が上面11Aに照射されることによって形成される。具体的には、主面PL1及び凸部20は、レーザ光を線状に走査して照射し、凸部20を形成する領域で照射を停止する(照射を避ける)ことで形成される。
図5に示すように、レーザ痕LMは、凸部20の側面20Sの他、基体11の主面PL1に形成されている。従って、レーザ痕LMは、主面PL1上においてレーザ光の走査軌跡に従って線状に連なるように複数本形成されている。また、レーザ痕LMは、凸部20の頂面20Tから基体11の主面PL1に向かって線状に延びるように複数本形成される。
レーザ痕LMは、レーザ光の発振源、レーザ光のスポット径、レーザ光の照射時間及びレーザ光の照射回数などによって種々の形状を取り得る。例えば、レーザ光の照射条件によっては、レーザ痕LMは、球状(ドット状)の凹部が連なるような形状を有し得る。尚、凸部20の形成後に研磨加工を施してもよい。この場合、レーザ痕LMは消失する。
[実施例及び比較例]
(実施例1~8)
炭化珪素からなる焼結体で実施例1~8の基体11を構成した。基体11の上面11Aにレーザ光を照射し、実施例1~8の凸部20を形成した。凸部20の頂面20Tの直径D1、底部20Bの直径D2はそれぞれ異なるように形成した。凸部20の頂面20Tの直径D1、底部20Bの直径D2詳細については表1に示した。
表1中のPTは、頂面20Tの直径D1を示す。PBは、底部20Bの直径D2を示す。PT/PBは、頂面20Tの直径と底部20Bの直径の比を表す。tは、凸部20の主面PL1からの頂面20Tまでの高さH1を示す。
(比較例1及び2)
炭化珪素からなる焼結体で比較例1、2の基体11を構成した。この基体11をショットブラストによって比較例1及び2の凸部20を形成した。凸部20の頂面20Tの直径D1、底部20Bの直径D2はそれぞれ異なるように形成した。凸部20の頂面20Tの直径D1、底部20Bの直径D2詳細については表1に示した。尚、比較例1の作製を試みたが、実施例同様の急峻な凸部20を作製することはできなかった。
(パーティクル数の計測)
トプコン社製ウエハ表面検査装置(WM-10)を用いて、0.2~5μmのパーティクルの数を計測した。
実施例1~8及び比較例2の基体11にSi製の基板Wを吸着することにより、凸部20の頂面20T上のパーティクルを基板W上に転写させた。このパーティクルを転写させた基板Wをパーティクル計測サンプルとした。尚、基板Wの吸着動作は計10回行い、1回目と10回目のデータを表1に記載した。
(デフォーカスエラーの確認)
モニタリングによるデフォーカスエラーチェックをパーティクル数の計測が終了した後に行った。表1中の〇は、デフォーカスエラーがないものを示し、×は、デフォーカスエラーがあるものを示す。
Figure 0006993813000001
表1に示すように、1回目のパーティクル数の計測において、実施例1~8のパーティクル数は、1回目の比較例2のパーティクル数を下回った。特に、実施例1~8の中で最も多くパーティクルを検出した実施例8のパーティクル数は、比較例2のパーティクル数の15%以下であった。また、10回目のパーティクル数の計測では、実施例1~8は、パーティクルが検出されず、デフォーカスエラーも検出されなかった。
これに対して、比較例2は、10回目のパーティクル数の計測においても、パーティクルを検出し、デフォーカスエラーも検出した。
(面積比の測定)
実施例1,2,5,6及び比較例2について、第2の領域R2に対する第1の領域R1の面積比の測定を行った。面積比は、凸部20をキーエンス社製マイクロスコープ(VHX-5000)で写真を撮影し、断面プロファイルの画像処理を行った。断面プロファイルの画像処理後の画像を画像処理ソフト(ImageJ)を用いて、第1の領域R1の面積M1に占める第2の領域R2の面積M2の割合の計算を行った。その結果を表2に示す。
Figure 0006993813000002
実施例1~8は全て面積比(M2/M1)の割合が0.90以上であった。これに対して比較例2は、この面積比が0.60であった。
上記実験結果に示されるように、凸部の頂面20Tは、底部20Bとの直径の比が0.55以上1.00未満であり、主面PL1から凸部20の頂面20Tまでの高さは、0.025mm以上0.600mm以下であれば、デフォーカスエラーが発生せず、良好な結果が得られた。
以上のように、本発明の基板保持装置10によれば、凸部の頂面20Tは、底部20Bとの直径の比が0.55以上1.00未満であり、主面PL1から凸部20の頂面20Tまでの高さは、0.025mm以上0.600mm以下である。このような凸部20の側面20Sは、急峻となる。したがって、凸部20の周囲に生じた気流によってパーティクルの舞い上がりを抑えることが可能となる。この結果、凸部20の頂面20Tにパーティクルが付着することを防止することができる。このため、基板Wの裏面にパーティクルが付着することを防止することが可能となる。したがって、パーティクルが基板Wの裏面に付着することによるデフォーカスエラーを防止し、歩留まりの悪化を抑制することが可能となる。また、凸部20の主面PL1からの高さH1を高くすることにより、基板Wの裏面へのパーティクルが付着するこのリスクを低減することができる。
凸部20の頂面20Tの直径D1を可能な限り小さくすることにより、パーティクルが凸部20の頂面20Tに付着することを防止することが可能となる。
第1の領域R1に占める第2の領域R2の面積の割合を0.9以上とすることで、凸部20の側面20Sは急峻に形成されることなる。したがって、凸部20の頂面20Tに研磨処理を行ったとしても、頂面20Tの面積の増加分を最小限に抑えることが可能となる。このため、長期に亘ってパーティクルが凸部20の頂面20Tに付着することを防止することが可能となる。
[第2実施形態]
図9は、第2実施形態に係る保持装置の断面図である。保持装置40は、基体41の構成を除いては、第1実施形態で説明した保持装置10と同様の構成を有するため、同一符号を付して説明を省略する。基体41は、基板Wの載置面をなす上面41A及び上面41Aとは反対側の下面41Bを有する。基体41は、上面41Aよりも低い位置に主面PL1を有する。
主面PL1には、主面PL1から垂直方向に突出して形成された複数の凸部50が設けられている。図10は、凸部50の模式的な側面図である。
凸部50は、主面PL1から垂直方向に突出して形成された第1の凸部51と、第1の凸部51に続いて垂直方向に突出した第2の凸部52と、を有する2段構造で形成されている。
第1の凸部51は、円錐台状に形成され、主面PL1と接する周縁部51Bと、突出方向側の端面に形成されている上面51Tと、上面51Tと周縁部51Bとの間に形成されている側面51Sとを有する。第1の凸部51は、円錐台状に限らず、円柱状、角錐台状、角柱状であってもよい。
第2の凸部52は、円錐台状に形成され、第1の凸部51の上面51Tに接している底部52Bと、突出方向の端面に形成されている頂面52Tと、頂面52Tと底部52Bとの間に形成されている側面52Sと、を有する。
上面41Aは、主面PL1から垂直方向に突出して形成されている凸部50と、基体11の外周縁を形成する環状部30とによって構成されている。基板Wが上面41A上に載置されている。したがって、上面41Aは、基板Wの載置面となる。環状部30は複数の凸部50と同じ高さで形成されているが、環状部30の高さは複数の凸部50より低くてもよい。
第1実施形態で述べたように、第2の凸部52の形状は、次のようにするとよい。第2の凸部52の底部52Bを上面41Aに沿って切断した断面の面積に対する第2の凸部52の頂面52Tを上面41Aに垂直な方向から見たときの頂面52Tの直径の比は、0.55以上1.00未満にするとよい。
第1の凸部51の上面51Tから第2の凸部52の頂面52Tまでの高さH2は、0.025mm以上0.600mm以下にするとよい。
第2の凸部52の頂面52Tの直径D3は、0.04mm以上0.20mm以下にするとよい。
図11、図12は、第2の凸部52の拡大側面図である。図11に示すように、第2の凸部52は、主面PL1に沿った側面視において、その側面52Sによって規定される2つの稜線L7(図11において右側の稜線)、L8(図11において左側の稜線)を有する。
稜線L7,L8のうち、図11において右側に現れる第1の稜線L7と頂面52Tとが交わる交点は、第1の点P4である。また、第1の稜線L7と第1の凸部51の上面51Tとが交わる交点は、第2の点P5である。第1の点P4を通りかつ上面51Tに垂直な直線L9と上面51Tとが交わる交点は、第3の点P6である。
第1の点P4と第2の点P5を結ぶ直線L10、第2の点P5と第3の点P6を結ぶ直線L11及び第1の点P4と第3の点P6を結ぶ直線L12によって囲まれる領域は、第1の領域R3である。
図12に示すように、第1の点P4と第3の点P6とを結ぶ直線L12、第2の点P5と第3の点P6を結ぶ直線L11及び第1の稜線L7によって囲まれる領域は、第2の領域R4である。
第1の領域R3に占める第2の領域R4の面積の割合を0.9以上であるようにするとよい。
また、複数の第2の凸部52は、複数の第2の凸部52の側面52Sに形成されかつ頂面52Tから第1の凸部51の上面51Tまで線状に延びる複数のレーザ痕LMを有する。第1の凸部51は、第1の凸部51の上面51T及び側面51Sに線状に延びる複数のレーザ痕LMを有する。
また、本実施形態においては、基体41は、主面PL1において少なくとも第1の凸部51の周囲にレーザ痕LMを有する。換言すれば、本実施形態においては、レーザ痕LMは、第2の凸部52の側面52Sから、第1の凸部51の上面51T及び側面51Sを経て、基体41の主面PL1に至って形成されている。尚、レーザ痕LMの形状は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。また、第1実施形態と同様に凸部50の形成後に研磨加工を施してもよい。この場合、レーザ痕LMは消失する。
本発明の基板保持装置10によれば、第1の凸部51と第2の凸部52とを設けた場合であっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、第2の凸部52の頂面52Tは、底部52Bとの直径の比が0.55以上1.00未満であり、上面51Tから第2の凸部52の頂面52Tまでの高さは、0.025mm以上0.600mm以下である。このような第2の凸部52の側面52Sは、急峻となる。したがって、第2の凸部52の周囲に生じた気流によってパーティクルの舞い上がりを抑えることが可能となる。この結果、第2の凸部52の頂面52Tにパーティクルが付着することを防止することができる。このため、基板Wの裏面にパーティクルが付着することを防止することが可能となる。したがって、パーティクルが基板Wの裏面に付着することによるデフォーカスエラーによる歩留まり悪化が抑制することが可能となる。また、第2の凸部52の高さH2を高くすることにより、基板Wの裏面へのパーティクル付着のリスクを低減することができる。
また、第2の凸部52の頂面52Tの直径D3は、0.04mm以上0.20mm以下であることにより、パーティクルが第2の凸部52の頂面52Tに付着することを防止することが可能となる。
第1の領域R3に占める第2の領域R4の面積の割合を0.9以上とすることで、第2の凸部52の側面52Sは急峻に形成されることなる。したがって、第2の凸部52の頂面52Tに研磨処理を行ったとしても、頂面52Tの面積の増加分を最小限に抑えることが可能となる。このため、長期に亘ってパーティクルが第2の凸部52の頂面52Tに付着することを防止することが可能となる。
10、40 基板保持装置、
11、41 基体、
20、50 凸部
20T、52T 頂面
20B、52B 底部
20S、52S 側面
LM…レーザ痕
PL1 主面
D1、D3 頂面の直径
H1 凸部の高さ
H2 第2の凸部の高さ
P1、P4 第1の点
P2、P5 第2の点
P3、P6 第3の点
L1、L2、L7、L8 稜線
R1、R3 第1の領域
R2、R4 第2の領域

Claims (6)

  1. セラミックスからなる板状の基体と、
    前記基体の主面から円錐台状に突出し、頂面が基板の載置面をなす複数の凸部と、を有する基板保持装置であって、
    前記凸部の底部を前記主面に沿った方向に切断した断面の直径に対する前記凸部の前記頂面を前記主面に垂直な方向から見たときの前記頂面の直径の比は、0.55以上1.00未満であり、
    前記主面から前記凸部の頂面までの高さは、0.025mm以上0.600mm以下であ
    前記凸部は、前記基体と一体に形成され、かつ前記凸部の側面が、前記凸部の頂面の周縁から前記凸部の底部の周縁まで連続的な曲面で形成されている
    ことを特徴とする基板保持装置。
  2. 前記凸部の前記頂面の直径は、0.04mm以上0.20mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の基板保持装置。
  3. 前記主面に沿った方向から見た側面視において、
    前記凸部の側面によって規定される2つの稜線のうちの一方をなす第1の稜線と前記頂面とが交わる交点を第1の点、前記第1の稜線と前記主面とが交わる交点を第2の点、前記第1の点を通りかつ前記主面に垂直な直線と前記主面とが交わる交点を第3の点とし、
    前記第1の点と前記第2の点を結ぶ直線、前記第2の点と前記第3の点を結ぶ直線及び前記第1の点と前記第3の点を結ぶ直線によって囲まれる領域を第1の領域、前記第1の点と前記第3の点とを結ぶ直線、前記第2の点と前記第3の点を結ぶ直線及び前記第1の稜線によって囲まれる領域を第2の領域としたときに、
    前記第1の領域に占める前記第2の領域の面積の割合が0.9以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板保持装置。
  4. セラミックスからなる板状の基体と、
    前記基体の主面から円錐台状に突出する複数の第1の凸部と、
    前記複数の第1の凸部の上面から突出し、頂面が基板の載置面をなす複数の第2の凸部と、を有する基板保持装置であって、
    前記第2の凸部の底部を前記上面に沿って切断した断面の直径に対する前記第2の凸部の前記頂面を前記上面に垂直な方向から見たときの前記頂面の直径の比は、0.55以上1.00未満であり、
    前記上面から前記第2の凸部の前記頂面までの高さは、0.025mm以上0.600mm以下であり、
    前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、前記基体と一体に形成され、
    前記第2の凸部の側面が、前記第2の凸部の頂面の周縁から前記第2の凸部の底部の周縁まで連続的な曲面で形成されている
    ことを特徴とする基板保持装置。
  5. 前記第2の凸部の前記頂面の直径は、0.04mm以上0.20mm以下であることを特徴とする請求項4に記載の基板保持装置。
  6. 前記主面に沿った方向から見た側面視において、
    前記第2の凸部の側面によって規定される2つの稜線のうちの一方をなす第1の稜線と前記頂面とが交わる交点を第1の点、前記第1の稜線と前記上面とが交わる交点を第2の点、前記第1の点を通りかつ前記上面に垂直な直線と前記第1の凸部の上面とが交わる交点を第3の点とし、
    前記第1の点と前記第2の点を結ぶ直線、前記第2の点と前記第3の点を結ぶ直線及び前記第1の点と前記第3の点を結ぶ直線によって囲まれる領域を第1の領域、前記第1の点と前記第3の点とを結ぶ直線、前記第2の点と前記第3の点を結ぶ直線及び前記第1稜線によって囲まれる領域を第2の領域としたときに、
    前記第1の領域に占める前記第2の領域の面積の割合が0.9以上であることを特徴とする請求項4又は5に記載の基板保持装置。
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