JP6993782B2 - インプリント装置および物品製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インプリント装置および物品製造方法に関する。
基板の上にパターンを形成するリソグラフィ技術としてインプリント技術が注目されている。インプリント技術は、基板の上に配置されたインプリント材と型(モールドあるいはテンプレートとも呼ばれる)とを接触させインプリント材を硬化させることによって基板の上にパターンを形成する技術である。インプリント技術において、基板と型とを高精度に位置合わせすることが重要である。特許文献1には、基板とテンプレート(型)との間にギャップが形成されるように両者を位置決めし、基板のアライメントマークとテンプレートのアライメントマークとを検出することが記載されている。
インプリント技術に関するものではないが、特許文献2には、基板とレチクルとを位置合わせするための観察装置を有する露光装置が記載されている。特許文献2には、照明光としてレーザ光を使用する場合に生じうるスペックルの問題を解決するために、高周波信号が重畳された駆動信号で半導体レーザ素子を駆動することが記載されている。このような駆動信号を用いることによって、空間コヒーレンスが良く、かつ時間コヒーレンスが悪い照明光を発生させることができ、これによってスペックルの問題が解決される。
米国特許第6696220号明細書 特開平9-306813号公報
インプリント装置において、基板の上のインプリント材と型とを接触させた状態で基板と型との位置合わせがなされうる。このために、基板の上のインプリント材と型とを接触させた状態で基板のマークと型のマークとの相対位置が検出部によって検出されうる。ここで、検出部による最適な検出条件は、マークの材質、構造、寸法、インプリント材の種類、厚さ、インプリント材と型との接触から検出部による撮像を行うまでの時間等の様々な要因によって異なりうる。基板の上のインプリント材と型とを接触させた状態で、検出条件を変更しながら検出部によって相対位置を検出する動作を繰り返すことによって最適な検出条件を探索する方法では、検出の度にインプリント材の状態が変わりうる。これは、基板の上にインプリント材が配置されてからの経過時間によって、インプリント材が揮発することによってその体積が減少したリ、環境光によってインプリント材の粘性が変化したりしうるからである。そこで、基板の上にインプリント材が配置されてからの経過時間を統一して最適な検出条件を探索しようとすると、基板の上へのインプリント材の配置および検出部による検出を繰り替えして行う必要がある。このような方法では、最適な検出条件を決定するための長時間を要することになる。
本発明は、上記の課題認識を契機としてなされたものであり、基板の上のインプリント材と型とが接触した状態で基板のマークと型のマークとの相対位置を検出するための検出条件を効率的に決定する技術を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、型を使って基板の上にパターンを形成するインプリント装置に係り、前記インプリント装置は、前記基板のマークと前記型のマークとの相対位置を検出する検出部と、前記検出部よる前記相対位置の検出条件を決定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出条件を決定するキャリブレーションを実行するかどうかを示すキャリブレーション制御情報に基づいて、前記キャリブレーションを実行するかどうかを判断し、前記キャリブレーションを実行すると判断した場合、前記制御部は、基板保持部によって保持された前記基板の上のインプリント材と型保持部によって保持された前記型とを接触させ該インプリント材を硬化させ、前記基板保持部によって保持された前記基板と前記型保持部によって保持された前記型とが硬化した該インプリント材によって結合された状態で、該インプリント材を硬化させた後の任意のタイミングにおける前記基板と前記型との相対位置に基づいて前記相対位置を維持させる制御を行いつつ前記検出部を制御するパラメータを変更しながら前記検出部によって得られる情報に基づいて前記キャリブレーションを実行する。
本発明によれば、基板の上のインプリント材と型とが接触した状態で基板のマークと型のマークとの相対位置を検出するための検出条件を効率的に決定する技術が提供される。
本発明の一実施形態のインプリント装置の構成を示す図。 基板のマークと型のマークとの相対位置を検出する検出部の構成例を示す図。 基板のマークと型のマークとの相対位置を検出する検出部の他の構成例を示す図。 光源部の構成例を示す図。 光源部の他の構成例を示す図。 検出部の瞳を示す図。 モアレ縞による相対位置の検出を説明する図。 マークを例示する図。 検出部の撮像部の視野内のマークの配置例を示す図。 波長と回折効率との関係を例示する図。 高周波の重畳による検出精度の改善を例示する図。 インプリント装置の動作が例示する図。 基板と型との相対位置を制御する相対位置制御系の構成例を示す図。 物品製造方法を例示する図。 物品製造方法を例示する図。
以下、添付図面を参照しながら本発明をその例示的な実施形態を通して説明する。
図1には、本発明の一実施形態のインプリント装置1が記載されている。インプリント装置1は、型7を使って基板8の上にパターンを形成する。より具体的には、インプリント装置1は、基板8の上に配置されたインプリント材9と型7(のパターン領域PR)とを接触させてインプリント材9を硬化させることによって、基板8の上に、硬化したインプリント材9からなるパターンを形成する。
インプリント材としては、硬化用のエネルギーが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、熱等が用いられうる。電磁波は、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される光、例えば、赤外線、可視光線、紫外線などでありうる。硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物でありうる。これらのうち、光の照射により硬化する光硬化性組成物は、少なくとも重合性化合物と光重合開始剤とを含有し、必要に応じて非重合性化合物または溶剤を更に含有してもよい。非重合性化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分などの群から選択される少なくとも一種である。インプリント材は、液滴状、或いは複数の液滴が繋がってできた島状又は膜状となって基板上に配置されうる。インプリント材の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下でありうる。基板の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられうる。必要に応じて、基板の表面に、基板とは別の材料からなる部材が設けられてもよい。基板は、例えば、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、石英ガラスである。
本明細書および添付図面では、基板8の表面に平行な方向をXY平面とするXYZ座標系において方向を示す。XYZ座標系におけるX軸、Y軸、Z軸にそれぞれ平行な方向をX方向、Y方向、Z方向とし、X軸周りの回転、Y軸周りの回転、Z軸周りの回転をそれぞれθX、θY、θZとする。X軸、Y軸、Z軸に関する制御または駆動は、それぞれX軸に平行な方向、Y軸に平行な方向、Z軸に平行な方向に関する制御または駆動を意味する。また、θX軸、θY軸、θZ軸に関する制御または駆動は、それぞれX軸に平行な軸の周りの回転、Y軸に平行な軸の周りの回転、Z軸に平行な軸の周りの回転に関する制御または駆動を意味する。また、位置は、X軸、Y軸、Z軸の座標に基づいて特定されうる情報であり、姿勢は、θX軸、θY軸、θZ軸の値で特定されうる情報である。位置決めは、位置および/または姿勢を制御することを意味する。位置合わせは、基板および型の少なくとも一方の位置および/または姿勢の制御を含みうる。
位置合わせに関して、インプリント装置1は、基板8と型7との相対位置を制御する相対駆動機構60を備えうる。相対駆動機構60は、基板8を保持し駆動する基板駆動機構5と、型7を保持し駆動する型駆動機構4とを含む。基板駆動機構5および型駆動機構4は、基板8と型7との相対位置が調整されるように基板8および型7の少なくとも一方を駆動する。相対駆動機構60による相対位置の調整は、基板8の上のインプリント材9と型7との接触、および、硬化したインプリント材9(硬化物のパターン)と型7との分離のための駆動を含む。基板駆動機構5は、基板8を複数の軸(例えば、X軸、Y軸、θZ軸の3軸、好ましくは、X軸、Y軸、Z軸、θX軸、θY軸、θZ軸の6軸)について駆動するように構成されうる。型駆動機構4は、型7を複数の軸(例えば、Z軸、θX軸、θY軸の3軸、好ましくは、X軸、Y軸、Z軸、θX軸、θY軸、θZ軸の6軸)について駆動するように構成されうる。基板駆動機構5は、基板8を保持する基板保持部501と、基板保持部501を駆動することによって基板8を駆動する駆動部502とを含みうる。駆動部502は、複数のアクチュエータを含みうる。型駆動機構4は、型7を保持する型保持部401と、型保持部401を駆動することによって型7を駆動する駆動部402とを含みうる。駆動部402は、複数のアクチュエータを含みうる。
インプリント装置1は、その他、基板8のマーク11と型7のマーク10との相対位置を検出する1又は複数の検出部3(アライメントスコープ)を備えうる。各検出部3は、基板8のマーク11と型7のマーク10との相対位置を検出するように構成されうる。また、インプリント装置1は、基板8の上にインプリント材9を配置するディスペンサ6(供給部)、および、基板8の上のインプリント材9を硬化させるエネルギー(例えば、光)をインプリント材9に照射してインプリント材9を硬化させる硬化部2を備えうる。
また、インプリント装置1は、相対駆動機構60(基板駆動機構5、型駆動機構4)、検出部3、ディスペンサ6および硬化部2を制御する制御部70を備えうる。制御部70は、キャリブレーションを行うためのキャリブレーションモードにおいて、検出部3によって基板8と型7との相対位置を検出するための検出条件を決定する。
また、制御部70は、物品を製造するための製造モードにおいて、型7を使って基板8の上にパターンを形成するパターン形成処理を制御する。パターン形成処理は、基板8へのインプリント材9の供給動作、インプリント材9と型7との接触動作、基板8と型7との位置合わせ動作、硬化動作、硬化したインプリント材9と型7とを分離する分離動作等を含みうる。
基板8へのインプリント材9の供給動作は、基板駆動機構5によって基板8を駆動しながらディスペンサ6からインプリント材9を吐出する動作を含みうる。接触動作は、相対駆動機構60によってインプリント材9と型7とを接触させる動作を含みうる。位置合わせ動作は、検出部3を使って基板8のマーク11と型7のマーク10との相対位置を検出しながら相対駆動機構60によって基板8と型7とを位置合わせする動作を含みうる。硬化動作は、硬化部2によって硬化用のエネルギーをインプリント材9に与えてインプリント材9を硬化させる動作を含みうる。分離動作は、相対駆動機構60によって、硬化したインプリント材9(硬化物からなるパターン)と型7とを分離させる動作を含みうる。
インプリント装置1は、型7および基板8の少なくとも一方を変形させる変形機構を備えてもよく、位置合わせ動作は、変形機構によって型7および基板8の少なくとも一方を変形させる動作を含んでもよい。変形機構は、例えば、型7の側面に力を加えることによって型7を変形させる型変形機構、および、基板8を光の照射などによって加熱することによって基板8を変形させる基板変形機構を含みうる。
図2には、検出部3の構成例が示されている。検出部3は、基板8のマーク11および型7のマーク10によって形成される像を撮像する撮像部21と、撮像部21の撮像視野(マーク10、11)を照明光で照明する照明部22とを含みうる。照明部22は、光源部23と、光源部23を駆動する駆動回路20と、光学系81とを含みうる。光源部23は、例えば、レーザ(例えば、半導体レーザ)、ハロゲンランプ、発光ダイオード(LED)、高圧水銀ランプおよびメタルハライドランプの少なくとも1つを含みうるが、好ましくは、レーザを含む。光源部23が発生する照明光の波長は、インプリント材9を硬化させない波長である。駆動回路20は、例えば、交流成分を含む駆動信号を光源部23に供給して光源部23を駆動する。
検出部3は、照明部22および撮像部21によって共有される光学系として、プリズム24と、光学系83とを含みうる。光源部23からの照明光は、プリズム24および光学系83を介して、撮像部21の撮像視野を照明しうる。これにより、基板8のマーク11および型7のマーク10が照明光によって照明されうる。
撮像部21は、撮像素子(イメージセンサ)25と、光学系82とを含みうる。照明部22によって照明された基板8のマーク11および型7のマーク10からの光は、光学系83およびプリズム24を介して撮像素子25に入射しうる。撮像素子25は、基板8のマーク11および型7のマーク10によって撮像素子25の撮像面に形成される像を撮像素子25によって撮像し、撮像によって得られた画像データを出力する。照明部22の瞳面および撮像部21の瞳面が同一面に配置され、プリズム24の反射面は、当該瞳面またはその近傍に配置されうる。
一例において、マーク10、11は回折格子で構成され、照明光で照明されたマーク10からの回折光とマーク11からの回折光とによる像、即ち干渉縞(モアレ縞)が撮像素子25の撮像面に形成される。干渉縞の光量は、型7および基板8(より具体的には、マーク10、11)の回折効率に依存する。回折効率は、波長に対して周期的に変化するため、干渉縞を効率よく形成することができる波長と、干渉縞を形成しにくい波長とがある。干渉縞の形成が困難な波長の光は、ノイズとなりうる。
一例において、プリズム24は、2つの光学部材を貼り合わせて構成され、貼り合わせ面に反射膜24aが配置される。反射膜24aは、照明部22の瞳における周辺領域の光を反射する。また、反射膜24aは、撮像部21の瞳の大きさ(あるいは検出NA:NAo)を規定する開口絞りとして機能する開口を有する。プリズム24は、貼り合せ面に半透膜を有するハーフプリズムであってもよい。あるいは、プリズム24に代えて、表面に反射膜を有する板状の光学素子が採用されてもよい。
図2に示された構成に代えて、照明部22の瞳における中央領域の光を反射し、周辺領域の光を透過させるように反射膜24aを構成し、照明部22と撮像部21とを入れ替えてもよい。
図3には、図2に示された検出部3の変形例が示されている。図3に示された変形例では、照明部22の瞳がプリズム24の反射面から離れた位置に配置され、照明部22の瞳に絞り27が配置されている。また、撮像部21の瞳がプリズム24の反射面から離れた位置に配置され、撮像部21の瞳に絞り26が配置されている。プリズム24は、2つの光学部材を貼り合わせて構成され、貼り合わせ面に半透膜が配置されたハーフプリズムでありうる。
図4には、光源部23の詳細な構成例が示されている。光源部23は、複数の光源30a~30dを有しうる。複数の光源30a~30dは、レーザ(例えば、半導体レーザ)で構成されうる。しかしながら、複数の光源30a~30dは、レーザ、ハロゲンランプ、発光ダイオード(LED)、高圧水銀ランプおよびメタルハライドランプ等の複数種類の光源から選択される少なくとも2種類の光源を含んでもよい。駆動回路20は、複数の光源30a~30dをそれぞれ駆動する複数の駆動素子を含みうる。
光源部23は、複数の光源30a~30dにそれぞれ対応する複数の光学系31a~31dを含みうる。複数の光学系31a~31dの各々は、例えば、1又は複数のレンズで構成されうる。複数の光源30a~30dから出射された光は、複数の光学系31a~31dを通過した後に、複数の光学素子32a~32dで合成される。一例において、光学素子32aはミラーであり、光学素子32~32dはダイクロイックミラーまたはハーフミラーである。光源30a~30dが発生する光の波長帯域が、例えば50nm程度以上異なる場合、ダイクロイックミラーを用いて合成することができる。光源30a~30dが発生する光の波長が同じまたは近傍で、ダイクロイックミラーで効率よく合成できない場合は、ハーフミラーを用いて合成することができる。図4に示された構成では、複数の光源30a~30dからの光が1つずつ合成されているが、例えば、複数の光源30a~30dからの光が2つずつ合成されて複数の合成光が生成された後に、複数の合成光が1つずつ合成されてもよい。
複数の光学素子32a~32dによって合成された光は、NDフィルタ34aによって強度が調整されうる。NDフィルタ34aは、通過させる光の強度を調整可能な素子であり、例えば、石英に付与した金属膜の種類および厚さによってNDフィルタ34aの透過率が決定されうる。透過率が互いに異なる複数のNDフィルタ34aを備え、それらから選択される1つのNDフィルタ34aを光路に配置することによって透過率が調整されてもよい。あるいは、1つのNDフィルタ34aが光の通過位置に応じて透過率が異なる構成を有していて、目的とする光強度に応じて光の通過位置が変更されてもよい。光源部23から出射される光の強度は、NDフィルタ34aによる変更に代えて、複数の光源30a~30dの駆動電流を調整することによって調整されてもよい。あるいは、光源部23から出射される光の強度は、NDフィルタ34aによる変更と複数の光源30a~30dの駆動電流の調整との組み合わせによって調整されてもよい。
NDフィルタ34aを通過した光は、拡散板35aを通過した後にファイバー36aに供給されうる。半導体レーザ等のレーザが発生する光は、波長帯域が数nmと狭く、ベクトルが揃ったコヒーレンスが光を発生する高い光源であるため、干渉によって観察される像にノイズ(スペックルノイズ)が発生する場合がある。拡散板35aを回転させて時間的に波形の状態を変化させることによって、観察されるスペックルノイズが低減される。ファイバー36aから射出される光は、光源部23から射出される光を構成する。
図4に示された例では、1本のファイバー36aからのみ光が射出される。このような例に代えて、図5に例示されるように、光路にハーフミラー33a~33cを配置することによって光が分割され、複数のファイバー36a~36dを介して複数本の光が射出されるように構成されてもよい。
図6には、図3および図4に例示された検出部3の照明部22の瞳強度分布(IL1乃至IL4)と、撮像部21の開口数NAoとの関係が例示されている。図6の例では、照明部22の瞳強度分布は、第1極IL1と、第2極IL2と、第3極IL3と、第4極IL4とを含む。照明部22は、マーク10、11を構成するパターンが配列された第1方向に対して垂直に入射する光と、第1方向に対して平行に入射する光とによって、マーク10、11を照明する。開口絞りとして機能する反射膜24aを照明部22の瞳面に配置することで、1つの光源部23から複数の極(第1極IL1~第4極IL4)を形成することができる。複数の極(ピーク)を有する瞳強度分布を形成する場合には、複数の光源部を必要としないため、検出部3を簡略化又は小型化することができる。
図7(a)乃至(d)を参照しながら、マーク10、11からの回折光によるモアレ縞(干渉縞)の発生の原理、及び、モアレ縞を用いて型7のマーク10と基板8のマーク11との相対位置を検出する原理について説明する。図7(a)、(b)に示されるように、型7のマーク10を構成する回折格子(第1回折格子)41と、基板8のマーク11を構成する回折格子(第2回折格子)42とは、計測方向(X方向)におけるパターン(格子)の配列の周期が僅かに異なっている。格子の周期が互いに異なる2つの回折格子を重ねると、2つの回折格子からの回折光同士の干渉によって、回折格子間の周期差を反映した周期を有するパターンであるモアレ縞が現れる。回折格子同士の相対位置によってモアレ縞の位相が変化するため、モアレ縞を検出することでマーク10とマーク11との相対位置、即ち、型7と基板8との相対位置を求めることができる。
具体的には、周期が僅かに異なる回折格子41と回折格子42とを重ねると、回折格子41の回折光と回折格子42からの回折光とが重なり合うことで、図7(c)に示すように、周期の差を反映した周期を有するモアレ縞が発生する。モアレ縞は、上述したように、回折格子41と回折格子42との相対位置によって明暗の位置(縞の位相)が変化する。例えば、回折格子41及び42のうち一方の回折格子をX方向にずらすと、図7(c)に示すモアレ縞は、図7(d)に示すモアレ縞に変化する。モアレ縞は、回折格子41と回折格子42との間の実際の位置ずれ量を拡大し、大きな周期の縞として発生するため、撮像部21の解像力が低くても、回折格子41と回折格子42との相対位置を高精度に検出することができる。
ここで、モアレ縞を検出するために、回折格子41及び42を明視野で検出する(回折格子41及び42を垂直方向から照明し、回折格子41及び42で垂直方向に回折される回折光を検出する)場合を考える。この場合、撮像部21は、回折格子41及び42からの0次光も検出してしまう。0次光は、モアレ縞のコントラストを低下させる要因となるため、検出部3は、0次光を検出しない(即ち、回折格子41及び42を斜入射で照明する)構成、即ち回折格子41及び42を暗視野で検出する構成を有することが好ましい。暗視野の構成でもモアレ縞を検出できるように、回折格子41及び42のうち、一方の回折格子を図8(a)に示すようなチェッカーボード状の回折格子とし、他方の回折格子を図8(b)に示すような回折格子とすることが好ましい。図8(a)に示す回折格子は、計測方向(第1方向)に周期的に配列されたパターンと、計測方向に直交する方向(第2方向)に周期的に配列されたパターンとを含む。
図6、図8(a)及び図8(b)を参照するに、第1極IL1及び第2極IL2からの光は、回折格子に照射され、チェッカーボード状の回折格子によってY方向に回折するとともにX方向にも回折する。さらに、周期が僅かに異なる回折格子によってX方向に回折した光は、X方向の相対位置情報を有して撮像部21の瞳上の検出領域(NAo)に入射し、撮像素子25で検出される。これを用いて、2つの回折格子の相対位置を求めることができる。
図6に示す瞳強度分布と図8(a)及び図8(b)に示す回折格子との関係においては、第3極IL3及び第4極IL4からの光は、回折格子の相対位置の検出には使用されない。但し、図8(c)及び図8(d)に示す回折格子の相対位置を検出する場合には、第3極IL3及び第4極IL4からの光を回折格子の相対位置の検出に使用し、第1極IL1及び第2極IL2からの光を回折格子の相対位置の検出に使用しない。また、図8(a)及び図8(b)に示す回折格子の組と、図8(c)及び図8(d)に示す回折格子の組とを、撮像部21の同一視野内に配置して同時に2つの方向の相対位置を検出する場合には、図6に示す瞳強度分布は有用である。
図9には、マーク10、11の他の例が示されている。図9における外枠の範囲内を検出部3で一度に観察することが可能であるものとする。型7のマーク10は、マーク51a-1、51a-2、51a-2’を含み、基板8のマーク11は、マーク52a-1、52a-2、52a-2’を含む。型7のマーク51a-1の幾何学的な中心位置と基板8のマーク52a-1の幾何的な中心位置との相対位置D1に基づいて、型7と基板8との相対的な位置ずれ求めることができる。マーク51a-1とマーク52a-1は小型化できるため、専有領域の小さいマークを用いた粗い位置合わせが可能となる。マーク51a-1の反射率とマーク52a-1の反射率との違いによって撮像されるマーク画像に強度比が生じうる。強度比が大きいと、強度が弱いマーク画像が適正な強度を有するように照明光の強度を調整すると、強度が強いマーク画像が飽和してしまい計測誤差が生じうる。そのため、2つのマーク画像の間の強度比を抑えるべきである。
次に、型7のマーク51a-2と基板8のマーク52a-2とによって形成されるモアレ縞(左側のモアレ縞)について説明する。マーク51a-2およびマーク52a-2は、図8(c)または(d)に示す周期的なパターンで構成され、計測方向の周期が互いに微小に異なるため、重ね合わせるとY方向にモアレ縞が形成される。また、マーク51a-2の周囲とマーク52a-2の周期との違いによって、相対位置が変化したときのモアレ縞のシフト方向が異なる。例えば、型7のマーク51a-2の周期の方が基板8のマーク52a-2の周期よりも微小に大きい場合、基板8が相対的に+Y方向へシフトすると、モアレ縞も+Y方向へシフトする。逆に、型7のマーク51a-2の周期の方が基板8のマーク52a-2の周期よりも微小に小さい場合、基板8が相対的に+Y方向へシフトすると、モアレ縞は-Y方向へシフトする。
次に、型7のマーク51a-2’と基板8のマーク52a-2’とによって形成されるモアレ縞(右側のモアレ縞)について説明する。型7のマーク51a-2’および基板8のマーク52a-2’は、型7のマーク51a-2および基板8のマーク52a-2の計測方向の周期を入れ替えたものである。そのため、相対位置が変化する、左側のモアレ縞および右側のモアレ縞の位置は、互いに反対方向に変化する。2つのモアレ縞の相対的な位置ずれD2から、型7と基板8との相対的な位置ずれD3を求めることができる。
なお、型7のマークの周期と基板8のマークの周期とが1周期分ずれていても、その1周期分のずれが存在することを検出することはできない。そのため検出精度が低いマーク51a-1およびマーク52a-1を用いて、型7と基板8との間の1周期分の相対的な位置ずれがないことが確認される。マーク51a-1およびマーク52a-1は、1周期分の位置誤差を生じないピッチであれば、モアレ縞を発生するマークであってもよい。
型7および基板8に設けられたマークの反射率は、マークを構成する材料、マークを構成するパターンの形状、マークの厚さ、下地の構造等によって波長ごとに異なりうる。図10には、基板の1次回折効率のシミュレーション結果が例示されている。ここでは、マークを構成する層の上に、新たにパターンを形成するための層Sが配置された構造を有する基板を想定した。マークを構成する層の上に層Sがあるため、層Sを通過してマークで反射、更に層Sを通過した光が検出部3の撮像部21で検出される。図10の例では、波長500nm付近において回折効率が低く、波長750nm付近で回折効率が高い。この結果には、層Sを構成する物質による光の吸収、層Sの厚さが寄与している。そのため、この基板を観察するためには、波長750nmまたはこれ以上の波長の光を用いると有利である。
しかし、光強度(光量)の増加に伴ってスペックルノイズの影響が大きくなる。そこで、制御部70は、検出部3による型7と基板8との相対位置を検出しながら、それによって得られる検出結果(マークによって形成される像の撮像結果)に基づいて検出部3による検出条件を決定する。制御部70は、基板8の上のインプリント材9と型7とを接触させインプリント材9を硬化させた状態で、検出部3を制御するパラメータを変更しながら検出部3によって得られる情報に基づいて検出条件を決定する決定処理を実行する。基板8の上のインプリント材9と型7とを接触させる動作は、制御部70が相対駆動機構60を制御することによってなされうる。インプリント材9を硬化させる動作は、制御部70が硬化部2を制御することによってなされうる。
検出部3を制御するパラメータは、検出部3の照明部22を制御する照明制御パラメータを含みうる。検出条件を決定するキャリブレーション(決定処理)は、インプリント材9を硬化させた状態で、照明制御パラメータを変更しながら検出部3の撮像部21によって得られる画像に基づいて検出条件を決定する処理を含みうる。照明部22は、前述のように、光源部23と、交流成分を含む駆動信号を光源部23に供給して光源部23を駆動する駆動回路20とを含みうる。光源部23は、一例において、レーザである。
照明制御パラメータは、該交流成分の振幅、波形および周波数の少なくとも1つを特定するパラメータでありうる。駆動信号は、直流成分に交流成分を重畳した信号でありうる。一例において、駆動信号は、直流成分に対して、該直流成分の20%以上の振幅および1kHz以上の周波数を有する交流成分を重畳した信号でありうる。直流成分に対して交流成分を重畳した駆動信号を用いることで、光源部23(光源30a~30d)が発生する光の輝度は、交流成分に応じて変化する。これにより、交流成分の振幅に応じて光源部23としてのレーザが多モード化してコヒーレンスが低下し、撮像部21によって撮像される画像に現れるスペックルノイズが低減される。
図11には、高周波の重畳による検出精度の改善が例示されている。駆動電流[A]は、駆動回路20が出力する駆動信号である。高周波重畳[A]は、駆動回路20が直流成分に重畳させる交流成分の振幅である。例えば、駆動電流[A]が「4±1」の検出条件は、直流成分が4[A]、交流成分が1[A]であることを意味する。検出再現性[nm]は、検出結果のばらつきであり、値が小さいほど良い。より具体的には、検出再現性[nm]は、基板8の上のインプリント材9と型7とを接触させてインプリント材9を硬化させた状態で検出部3によって複数回にわたってマーク11とマーク10との相対位置を検出した結果のばらつきである。
駆動電流[A]が4Aの検出条件では、検出再現性が4.9nmであり、他の検出条件における検出再現性と比べて大きい。次に、駆動電流[A]が4±1Aの検出条件では、検出再現性が1.9nmであり、他と比べて最も良い。一方、駆動電流[A]が4.5±1Aの検出条件および駆動電流[A]が4±1.3Aの検出条件では、検出再現性が2nm以上であり、駆動電流[A]が4±1Aの検出条件における検出再現性より悪い。
図12には、インプリント装置1の動作が例示されている。この動作は、制御部70によって制御される。工程S1201では、型7が不図示の型搬送機構によって型駆動機構4の型保持部401に搬送され、型保持部401によって保持される。工程S1202では、基板8が不図示の基板搬送機構によって基板駆動機構5の基板保持部501に搬送され、基板保持部501によって保持される。
工程S1203では、基板8の複数のショット領域のうち選択されたショット領域にディスペンサ6によってインプリント材9が配置される。例えば、基板駆動機構5によって基板8を駆動しながらディスペンサ6がインプリント材9を吐出することによってショット領域の上にインプリント材9が配置されうる。工程S1204では、基板8のショット領域の上のインプリント材9と型7(のパターン領域PR)とが接触するように相対駆動機構60によって基板8と型7との相対位置が調整される。
工程S1205では、検出部3によって基板8のショット領域のマーク11と型7のマーク10との相対位置を検出しながら、相対位置の検出結果に基づいて、相対駆動機構60によって基板8のショット領域と型7とが位置合わせされる。ここで、後述のキャリブレーション(工程S1208)が未だ実行されていない場合には、検出部3は、例えば、デフォルトの検出条件で基板8のショット領域のマーク11と型7のマーク10との相対位置を検出する。一方、既に後述のキャリブレーション(工程S1208)が未だ実行されている場合には、検出部3は、キャリブレーションで決定された検出条件で基板8のショット領域のマーク11と型7のマーク10との相対位置を検出する。工程S1206では、基板8のショット領域の上のインプリント材9が硬化部2によって硬化される。
工程S1207では、制御部70は、キャリブレーション制御情報に従って、キャリブレーションを実行するかどうかを判断する。キャリブレーション制御情報は、例えば、複数の基板8からなるロットの処理を制御するためのレシピファイルに含まれうる。キャリブレーション制御情報は、例えば、ロットの先頭の基板8における先頭のショット領域の処理においてキャリブレーションを実行することを指示しうる。あるいは、キャリブレーション制御情報は、所定枚数の基板を処理する度にキャリブレーションを実行することを指示しうる。工程S1207において、制御部70が、キャリブレーションを実行すると判断した場合には工程S1208に進み、キャリブレーションを実行しないと判断した場合には工程S1209に進む。
キャリブレーション(工程S1208)は、キャリブレーションモードにおいて実行され、製造モードでは実行されない。工程S1208では、制御部70は、キャリブレーションとして、検出部3による検出条件を決定する処理を実行する。キャリブレーションは、基板8の上のインプリント材9と型7(のパターン領域PR)とが接触しインプリント材9が硬化した状態でなされる。よって、キャリブレーションは、基板8のマーク11と型7のマーク10との相対位置が固定された状態でなされる。このような方法によれば、検出部3を制御するパラメータを変更しながら検出部3によって得られる情報(撮像部21によって撮像される画像)に基づいて検出条件を決定する際に発生しうる誤差要因を低減することができる。誤差要因は、例えば、インプリント材9が未硬化の状態でキャリブレーションを実行する場合、時間の経過によってインプリント材9が揮発してその体積が減少したリ、環境光によってインプリント材の粘性が変化したりする場合に大きくなりうる。あるいは、誤差要因は、インプリント材が未硬化である場合、外乱等によって基板8と型7との相対位置が変動することによって生じうる。
キャリブレーションでは、前述のように、検出部3を制御するパラメータ、例えば、照明制御パラメータが決定されうる。照明制御パラメータは、駆動信号に含まれうる交流成分の振幅、波形および周波数の少なくとも1つを特定するパラメータでありうる。また、検出部3を制御するパラメータ(照明制御パラメータ)は、光源部23の複数の光源30a~30dの点灯個数の指定を含んでもよい。また、検出部3を制御するパラメータ(照明制御パラメータ)は、NDフィルタ34aによって照明光の強度の調整するための情報を含んでもよい。
照明光の強度(光量)の調整では、型7のマーク10および基板8のマーク11の画像の強度比が規格値以内、かつマーク10、11の画像の強度が微弱でないように光源30a~dが個別に調整されうる。マーク10、11の画像の強度比の規格値は、例えば、型7のマーク10と基板8のマーク11との光量比が4倍以内である。また、マーク10、11の画像の強度が微弱でない範囲とは、例えば、撮像素子25が検出可能な最大光量の40%以上である。
照明光の強度を調整する方法としては、複数の光源30a~30dのうち、撮像部21による撮像によって得られるマーク画像に対する寄与率が高い光源を優先的に調整する方法がある。例えば、複数の光源30a~30dを個別に点灯させて、撮像部21によって撮像されたマーク画像の輝度を検出することによって寄与率を取得することができる。
また、基板8および型7の種類によって、撮像部21による撮像によって得られるマーク画像の輝度が異なりうる。そこで、このような特性をデータベース化しておき、基板8および型7の種類に基づいてデータベースを参照して照明制御パラメータの初期値を決定してもよい。
上記の他、検出部3を制御するパラメータは、例えば、撮像部21による撮像条件、例えば、蓄積期間(露光期間)を指定する情報を含んでもよい。
キャリブレーションの実行時は、相対駆動機構60は、基板8と型7との相対位置が変化しないように基板8の位置および型7の位置を制御することが好ましい。これは、硬化したインプリント材9を介して基板8と型7とが結合されている状態で相対駆動機構60が基板8と型7との相対位置を変化させようとすると、硬化したインプリント材9、基板8および型7で応力が発生するからである。そこで、キャリブレーションでは、基板8の上のインプリント材9と型7とが接触しインプリント材9が硬化した状態において、相対駆動機構60に基板8と型7との相対位置が維持されうる。このような制御の実現方法については、後述する。
工程S1207において、キャリブレーションを実行すると制御部70が判断した場合、または、工程S1208が終了した後に、工程S1209が実行される。工程S1209では、基板8のショット領域の上の硬化したインプリント材9と型7とが分離されるように相対駆動機構60によって基板8と型7との相対位置が調整される。
工程S1210では、制御部70は、次の処理すべきショット領域があるかどうかを判断し、次に処理すべきショット領域がある場合には、そのショット領域を処理対象のショット領域として選択して工程S1203~S1210を実行する。一方、処理すべき全てのショット領域の処理が終了した場合には、工程S1211に進み、基板8は、不図示の基板搬送機構によって基板保持部501から所定の搬送先に搬送される。工程S1212では、制御部70は、次に処理すべき基板8があるかどうかを判断し、次に処理すべき基板がある場合には、その基板について工程S1202~S1211を実行する。一方、処理すべき全ての基板8の処理が終了した場合には、工程S1212において、型7は、不図示の型搬送機構によって型保持部401から所定の搬送先に搬送される。
図13には、基板8と型7との相対位置を制御する相対位置制御系130の構成例が示されている。相対位置制御系130は、型7の位置を制御する型位置制御系131と、基板8の位置を制御する基板位置制御系132とを含みうる。
まず、基板8の上のインプリント材9と型とが接触する前における型位置制御系131および基板位置制御系132の動作を説明する。型位置制御系131は、目標指令器101、演算器102、補償器103、分配器104、型駆動機構4および計測器107を含みうる。目標指令器101は、型7の目標位置(以下の説明では、「目標位置」は目標姿勢を含みうる)を生成する。演算器102は、目標指令器101によって生成された目標位置と計測器107によって計測された型7の位置(以下の説明では、「位置」は姿勢を含みうる)との偏差を演算する。補償器103は、演算器102によって演算された偏差に基づいて、型7の位置を制御するための推力を演算する。分配器104は、補償器103によって演算された推力を型駆動機構4の駆動部402を構成する複数のアクチュエータに分配する。型駆動機構4では、型駆動機構4の駆動部402を構成する複数のアクチュエータが、分配器104によって分配された推力に基づいて型7(型保持部401)を駆動する。これによって型7が駆動され、型7の位置が計測器107によって計測され、その計測によって得られた位置の情報は、演算器102にフィードバックされる。
基板位置制御系132は、目標指令器121、演算器122、補償器123、分配器124、基板駆動機構5および計測器127を含みうる。目標指令器121は、基板8の目標位置を生成する。演算器122は、目標指令器121によって生成された目標位置と計測器127によって計測された基板8の位置との偏差を演算する。補償器123は、演算器122によって演算された偏差に基づいて、基板8の位置を制御するための推力を演算する。分配器124は、補償器123によって演算された推力を基板駆動機構5の駆動部502を構成する複数のアクチュエータに分配する。基板駆動機構5では、基板駆動機構5の駆動部502を構成する複数のアクチュエータが、分配器124によって分配された推力に基づいて基板8(基板保持部501)を駆動する。これによって基板8が駆動され、基板8の位置が計測器127によって計測され、その計測によって得られた位置の情報は、演算器122にフィードバックされる。
以下、基板8の上のインプリント材9と型7とが接触した状態で基板8のショット領域と型7とが位置合わせされる期間における型位置制御系131および基板位置制御系132の動作を説明する。この期間では、検出部3によって基板8のマーク11と型7のマーク10との相対位置が検出され、この相対位置と目標相対位置とに基づいて目標指令器121によって基板8の目標位置が生成される。目標指令器121によって生成された目標位置に基づく基板8の位置の制御は、上記と同様である。このような動作において、基板8(のショット領域)と型7との相対位置が目標相対位置に一致する。
その後、製造モードにおいては、基板8の上のインプリント材9が硬化され、硬化したインプリント材9と型7とが分離される。一方、キャリブレーションモードでは、相対位置制御系130は、基板8の上のインプリント材9と型7とが接触しインプリント材9が硬化した状態において、基板8と型7との相対位置を維持する。このような動作のために、相対位置制御系130は、メモリ140を含みうる。そして、検出部3によって検出された基板8と型7との相対位置情報がメモリ140に保持された後、目標指令器121は、メモリ140に保持された相対位置情報に基づいて、基板8と型7との相対位置が維持されるように目標位置を生成する。これにより、キャリブレーションにおいて、メモリ140に保持された相対位置情報の取得時における基板8と型7との相対位置が維持される。ここで、相対位置情報がメモリ140に保持されるタイミングは、例えば、インプリント材9が硬化部2によって硬化された後の任意のタイミングでありうるが、好ましくは、検出部3が最初の検査条件(パラメータ)の設定で検査を開始する前のタイミングである。
あるいは、キャリブレーションにおいて、相対位置制御系130における基板8および7型の一方の位置制御が停止されてもよい。
あるいは、基板駆動機構5がインプリント材9を介して型駆動機構4から受ける力または型駆動機構4がインプリント材9を介して基板駆動機構5から受ける力を検出するセンサが設けられてもよい。そして、このセンサの出力に基づいて、当該力が相殺されるように型7および基板8の少なくも一方が駆動されてもよい。
インプリント装置を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。光学素子としては、マイクロレンズ、導光体、導波路、反射防止膜、回折格子、偏光素子、カラーフィルタ、発光素子、ディスプレイ、太陽電池等が挙げられる。MEMSとしては、DMD、マイクロ流路、電気機械変換素子等が挙げられる。記録素子としては、CD、DVDのような光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気ヘッド等が挙げられる。センサとしては、磁気センサ、光センサ、ジャイロセンサ等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
次に、インプリント装置によって基板にパターンを形成し、該パターンが形成された基板を処理し、該処理が行われた基板から物品を製造する物品製造方法について説明する。図14(a)に示すように、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコンウエハ等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図14(b)に示すように、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図14(c)に示すように、インプリント材3zが付与された基板1と型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギーとして光を型4zを透して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図14(d)に示すように、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凹部が硬化物の凸部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図14(e)に示すように、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図14(f)に示すように、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
次に、物品製造方法の他の例について説明する。図15(a)に示すように、石英ガラス等の基板1yを用意し、続いて、インクジェット法等により、基板1yの表面にインプリント材3yを付与する。必要に応じて、基板1yの表面に金属や金属化合物等の別の材料の層を設けても良い。
図15(b)に示すように、インプリント用の型4yを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3yに向け、対向させる。図15(c)に示すように、インプリント材3yが付与された基板1yと型4yとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3yは型4yと基板1yとの隙間に充填される。この状態で光を型4yを透して照射すると、インプリント材3は硬化する。
図15(d)に示すように、インプリント材3yを硬化させた後、型4yと基板1yを引き離すと、基板1y上にインプリント材3yの硬化物のパターンが形成される。こうして硬化物のパターンを構成部材として有する物品が得られる。なお、図15(d)の状態で硬化物のパターンをマスクとして、基板1yをエッチング加工すれば、型4yに対して凹部と凸部が反転した物品、例えば、インプリント用の型を得ることもできる。
1:インプリント装置、2:硬化部、3:検出部、4:型駆動機構、6:ディスペンサ、7:型、8:基板、9:インプリント材、10:マーク、11:マーク、21:撮像部22:照明部、

Claims (8)

  1. 型を使って基板の上にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板のマークと前記型のマークとの相対位置を検出する検出部と、
    前記検出部よる前記相対位置の検出条件を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記検出条件を決定するキャリブレーションを実行するかどうかを示すキャリブレーション制御情報に基づいて、前記キャリブレーションを実行するかどうかを判断し、
    前記キャリブレーションを実行すると判断した場合、前記制御部は、基板保持部によって保持された前記基板の上のインプリント材と型保持部によって保持された前記型とを接触させ該インプリント材を硬化させ、前記基板保持部によって保持された前記基板と前記型保持部によって保持された前記型とが硬化した該インプリント材によって結合された状態で、該インプリント材を硬化させた後の任意のタイミングにおける前記基板と前記型との相対位置に基づいて前記相対位置を維持させる制御を行いつつ前記検出部を制御するパラメータを変更しながら前記検出部によって得られる情報に基づいて前記キャリブレーションを実行する、
    ことを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記検出部は、前記基板のマークおよび前記型のマークによって形成される像を撮像する撮像部および前記撮像部の撮像視野を照明する照明部を含み、前記パラメータは、前記照明部を制御する照明制御パラメータを含み、
    前記キャリブレーションは、前記状態で、前記照明制御パラメータを変更しながら前記撮像部によって得られる画像に基づいて前記検出条件を決定する処理を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記照明部は、光源部と、交流成分を含む駆動信号を前記光源部に供給して前記光源部を駆動する駆動回路とを含み、
    前記照明制御パラメータは、前記交流成分の振幅、波形および周波数の少なくとも1つを特定するパラメータである、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインプリント装置。
  4. 前記光源部は、レーザを含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載のインプリント装置。
  5. 前記基板と前記型との相対位置を制御する相対位置制御系を更に備え、
    前記キャリブレーションにおいて、前記相対位置制御系は、前記基板と前記型との相対位置を維持する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインプリント装置。
  6. 前記キャリブレーションにおいて、前記インプリント材が硬化した後の前記任意のタイミングにおける前記基板と前記型との相対位置を示す相対位置情報がメモリに保持された後、前記メモリに保持された前記相対位置情報に基づいて前記基板と前記型との相対位置が維持される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のインプリント装置。
  7. 前記キャリブレーションにおいて、前記相対位置制御系における前記基板および前記型の一方の位置制御が停止される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のインプリント装置。
  8. 請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のインプリント装置を用いて基板の上にパターンを形成する工程と、
    前記工程において前記パターンを形成された基板の処理を行う工程と、
    を含み、前記処理を行われた基板から物品を製造することを特徴とする物品製造方法。
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