JP6993741B1 - 歩行訓練機能付電動カー - Google Patents
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Abstract
【課題】 歩行訓練機としても電動カーとしても使用可能な歩行訓練機能付電動カーを提供すること。【解決手段】 水平フレームと起立フレームとから形成され、前部にフロントフォークが接続され、フロントフォークの下端に前輪が軸支され、フロントフォークの上端に操作ハンドルが固定され、水平フレームの後部に2個の後輪が軸支され、水平フレームの中間位置に左右方向のフレーム軸が設けられ、フレーム軸の後側の空間内に回動板が設けられ、回動板には駆動輪が開口を介して軸支され、駆動輪を駆動する駆動モータが設けられ、回動板上に折り畳み椅子が設けられ、回動板を空間内に倒して駆動輪を接地し、折り畳み椅子を開いて椅子に人が座った状態で電動カーとして使用でき、椅子を折り畳んで、回動板をフレーム軸を支点に起立させた状態において、空間内に人が立って歩行訓練機としても使用可能に構成した。【選択図】 図1
Description
本発明は、通常は歩行訓練機として使用できるが、疲れたとき等は電動カーとしても使用可能な歩行訓練機能付電動カーに関する。
従来、歩行補助機能の付いた電動車椅子が開発されている(例えば特許文献1)。
この電動車椅子は、通常は電動車椅子として使用可能であるが、シートの後部に歩行用のハンドルが付いており、電動車椅子を歩行訓練機として使用する場合は、電動車椅子の後部に回り込んで、上記歩行用のハンドルを掴んで、歩行訓練を行うものである。
この電動車椅子は、通常は電動車椅子として使用可能であるが、シートの後部に歩行用のハンドルが付いており、電動車椅子を歩行訓練機として使用する場合は、電動車椅子の後部に回り込んで、上記歩行用のハンドルを掴んで、歩行訓練を行うものである。
ところで、上記従来の歩行補助機能を有する電動車椅子は、歩行訓練は可能であるが、歩行訓練時は、電動車椅子の全体を押さなければならず、電動車椅子自体が大きなものであるから、小回りがきかないという課題がある。
また、歩行訓練時も電動モータを使用するものであるから、バッテリーの消費が大きく、バッテリーが切れた場合は、重い電動車椅子の全体を押すことは、歩行訓練中の患者にとっては不可能であるとの課題がある。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、電気を使用せずに歩行訓練機として使用可能であると共に、電動カーとしても使用可能な歩行訓練機能付電動カーを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、水平フレームと、該水平フレームの中間部に設けられた起立フレームとから車体フレームが形成され、上記水平フレームの前部と上記起立フレームの前部との間に、自転可能にフロントフォークが接続され、上記フロントフォークの下端に1個の前輪が軸支され、上記フロントフォークの上端に操作ハンドルが固定され、上記水平フレームの後部の左右に2個の後輪が軸支された歩行訓練機能付電動カーであって、上記起立フレームが設けられた上記水平フレームの上記中間部に左右方向のフレーム軸が設けられ、上記フレーム軸の後部は2個の上記後輪間において空間が形成され、上記空間内に、前部が上記フレーム軸に回動可能に設けられた回動板が設けられ、上記回動板には、中央部に駆動輪が上記回動板の開口を介して軸支されると共に、表面に駆動輪を駆動する駆動モータが設けられ、かつ、上記回動板の上記駆動輪上に折り畳み椅子が設けられ、上記回動板を上記フレーム軸を回動中心として回動して上記空間内に倒して上記駆動輪を接地し、上記折り畳み椅子を椅子として開いた状態において、上記折り畳み椅子に人が座った状態で上記操作ハンドルを持って上記駆動モータにより上記駆動輪を駆動することにより電動カーとして使用することができ、上記折り畳み椅子を折り畳んだ状態において、上記回動板を上記フレーム軸を回動中心として前側に起立させた状態において、上記空間内に人が起立した状態で上記ハンドルを持って歩行訓練機として使用可能な歩行訓練機能付電動カーにより構成される。
第1に、水平フレームと、該水平フレームの中間部に設けられた起立フレームとから車体フレームが形成され、上記水平フレームの前部と上記起立フレームの前部との間に、自転可能にフロントフォークが接続され、上記フロントフォークの下端に1個の前輪が軸支され、上記フロントフォークの上端に操作ハンドルが固定され、上記水平フレームの後部の左右に2個の後輪が軸支された歩行訓練機能付電動カーであって、上記起立フレームが設けられた上記水平フレームの上記中間部に左右方向のフレーム軸が設けられ、上記フレーム軸の後部は2個の上記後輪間において空間が形成され、上記空間内に、前部が上記フレーム軸に回動可能に設けられた回動板が設けられ、上記回動板には、中央部に駆動輪が上記回動板の開口を介して軸支されると共に、表面に駆動輪を駆動する駆動モータが設けられ、かつ、上記回動板の上記駆動輪上に折り畳み椅子が設けられ、上記回動板を上記フレーム軸を回動中心として回動して上記空間内に倒して上記駆動輪を接地し、上記折り畳み椅子を椅子として開いた状態において、上記折り畳み椅子に人が座った状態で上記操作ハンドルを持って上記駆動モータにより上記駆動輪を駆動することにより電動カーとして使用することができ、上記折り畳み椅子を折り畳んだ状態において、上記回動板を上記フレーム軸を回動中心として前側に起立させた状態において、上記空間内に人が起立した状態で上記ハンドルを持って歩行訓練機として使用可能な歩行訓練機能付電動カーにより構成される。
上記水平フレームの前部とは例えば左右方向杆(2a)をいう。上記起立フレームの前部とは例えば左右方向杆(3a)をいう。このように構成すると、回動板上の折畳み椅子を折り畳み、回動板をフレーム軸を中心軸に起立させると、フレーム軸の後方に空間ができるので、操作者(例えば患者)は上記空間に起立した状態で操作ハンドルを握って歩くことで、当該歩行訓練機構付電動カーを電気を使用しない歩行訓練機として使用することができる。操作者は、歩行訓練に疲れたとき等は、回動板を上記フレーム軸を中心に略水平に回動復帰し、駆動輪を地面に接地させ、折り畳み椅子を椅子として開いた状態において、上記椅子に座った状態で(足は例えば上記水平フレーム上に置く)、上記操作ハンドルを持って、駆動モータを始動させることにより上記駆動モータにより駆動輪を回転駆動して、歩行訓練機能付電動カーを電動カーとして使用することができる。このように、椅子を折り畳んで回動板を起立させるという簡単な操作により、電気を使用しない歩行訓練機として使用できると共に、上記回動板を略水平に回動復帰させ、駆動輪を接地させ、椅子を開くという簡単な操作により、椅子に座っての電動カーとしても使用することができ、極めて簡易な構造で、歩行訓練機と電動カーという2つの機能を兼ね備えた歩行訓練機能付電動カーを実現することができる。
第2に、上記折り畳み椅子は、方形布製の座面と、上記座面の前方と後方に平行な一対の左右方向の前部軸部及び後部軸部が設けられ、上記回動板上の左右位置に前後方向の一対のレールが平行に設けられ、上記前部軸部の両端から後方側に一対の前部支持杆が接続され、上記各前部支持杆の各後端部は各々伸縮可能な複管構造であって、上記複管構造の各後端軸が上記回動板の後部の左右方向回動軸に各々固定され、これにより上記各前部支持杆が上記左右方向回動軸を支点として前方又は後方に回動可能に構成されると共に、上記各前部支持杆の長さが伸縮可能に構成され、上記後部軸部の両端から前方側に一対の後部支持杆が接続され、上記各後部支持杆の各後端嵌合部は上記両レールに各々嵌合されると共に、上記各後端嵌合部は上記両レールに沿って摺動可能かつ上記各後端嵌合部を支点に上記各後部支持杆を前方及び後方に回動し得るように構成され、かつ上記各前部支持杆と上記各後部支持杆の各中間部は、左右の交差位置において軸部を以って各々軸支されており、上記折り畳み椅子は、上記各後部支持杆の上記各後端嵌合部が上記両レールの前方に摺動され上記各後端嵌合部から後方に傾斜した状態となり、上記各前部支持杆が上記左右方向回動軸から前方に傾斜した状態で、上記各前部支持杆と上記各後部支持杆とが上記軸部を中心として所定角度に交差した状態にて、上記前部軸部と上記後部軸部との間の上記座面が開いて椅子が構成され、上記折り畳み椅子は、上記各後部支持杆の上記各後端嵌合部を上記両レールに沿って後方側に摺動して上記各前部支持杆と同方向に傾斜した状態で、上記後部軸部を上記前部軸部側に移行して、上記各前部支持杆を上記左右方向回動軸を中心に前方側に倒すと共に、上記各後部支持杆も上記各後端嵌合部を支点として前方側に倒すことにより折り畳み可能に構成された上記第1記載の歩行訓練機能付電動カーにより構成される。
上記複管構造とは、例えば、前部支持杆(23,23)が中空構造であって、左右方向回動軸の両端部の後端軸(44)が各々前部支持杆(23,23)の後端部(23a,23a)の中空部に挿通されていることをいう。このように構成すると、折り畳み椅子を折り畳んだ状態(後部支持杆と前部支持杆とを共に前方側に倒した状態)と、椅子として機能する状態(後部支持杆を後方に傾斜し、前部支持杆を前方に傾斜した状態で座面が形成された状態)、との二つの状態を、回動板の駆動輪の上という狭い空間において、取り得ることができ、しかも椅子の折り畳み動作と、椅子として機能する状態にする動作は、簡単な操作で可能である。
第3に、上記操作ハンドルにはブレーキハンドルが設けられ、上記ブレーキハンドルを操作することにより、2個の上記後輪、及び、上記駆動輪にブレーキワイヤによりブレーキが作用するように構成された上記第1又は2記載の歩行訓練機能付電動カーにより構成される。
このように構成すると、電動カーとして使用している状態においては、2個の後輪と駆動輪にブレーキを作用させることができ、電気を使用しない歩行訓練機として使用している状態においては、2個の後輪にブレーキを作用させることができるので、何れにしても安全性の高い歩行訓練機能付電動カーを実現できる。
第4に、上記操作ハンドルにはアクセルスイッチが設けられると共に、上記操作ハンドル近傍には前進後退スイッチが設けられており、上記前進後退スイッチで前進又は後退を選択すると共に、上記アクセルスイッチをオンすることで、上記駆動モータが駆動され、前進又は後退可能に構成された上記第1~3の何れかに記載の歩行訓練機能付電動カーにより構成される。
上記操作ハンドル近傍とは、例えば起立フレームの前部(左右方向杆3a)をいう。このように構成すると、電動カーとして使用している状態において、前進又は後退を自由に行うことができ、操作ハンドルと共に、電動カーとして自分の行きたい方向に行くことが可能となる。
第5に、上記回動板を起立した状態において、上記起立フレームの上記前部に止具が設けられ、上記止具により上記回動板の後端部と上記起立フレームの上記前部とを接続可能に構成された上記第1~4の何れかに記載の歩行訓練機能付電動カーにより構成される。
このように構成すると、回動板の後端部と上記起立フレームの上記前部とを接続することができるため、歩行訓練中に回動板が後方に倒れることがなく、安全に歩行訓練を行うことができる。
第6に、上記水平フレームは、上記前部が左右方向杆であって、上記左右方向杆の両端部から後方に平行に一対の水平杆が設けられたコ字状フレームからなり、一対の上記水平杆の各後部に上記後輪が軸支されており、上記起立フレームは、上記前部が左右方向杆であって、上記左右方向杆の両端部から下方に平行に一対の起立杆が設けられたコ字状フレームからなり、一対の上記起立杆の下端部が上記水平フレームに接続されているものである上記第1~5の何れかに記載の歩行訓練機能付電動カーにより構成される。
このように構成すると、歩行訓練機能付電動カーの基本的な骨格が、2つのコ字状フレームから構成されていることになり、歩行訓練機能付電動カーを低コストで実現することができる。
第7に、上記水平フレームの上記中間部の左右に補助輪が軸支されたものである上記第1~6の何れかに記載の歩行訓練機構付電動カーにより構成される。
このように構成すると、補助輪を含めて、歩行訓練機としては5輪、電動カーとしては6輪が地面に接地していることになり、極めて安定性の高い歩行訓練機能付電動カーを実現することができる。
本発明によれば、椅子を折り畳んで回動板を起立させるという簡単な操作により電気を使用しない歩行訓練機として使用できると共に、上記回動板を略水平に回動復帰させ、駆動輪を接地させ、椅子を開くという簡単な操作により、椅子に座っての電動カーとしても使用することができ、極めて簡易な構造で、歩行訓練機と電動カーという2つの機能を兼ね備えた歩行訓練機能付電動カーを実現することができる。
また、折り畳み椅子を折り畳んだ状態と、椅子として機能する状態との二つの状態を、回動板の駆動輪の上という狭い空間において、取り得ることができ、しかも椅子の折り畳み動作と、椅子として機能する状態にする動作は、簡単な操作で可能である。
また、電動カーとして使用している状態においては、2個の後輪と駆動輪にブレーキを作用させることができ、歩行訓練機として使用している状態においては、2個の後輪にブレーキを作用させることができるので、何れにしても安全性の高い歩行訓練機能付電動カーを実現できる。
また、電動カーとして使用している状態において、前進又は後退を自由に行うことができ、操作ハンドルと共に、電動カーとして自分の行きたい方向に行くことが可能となる。
また、回動板の後端部と上記起立フレームの上記前部とを接続することができるため、歩行訓練中に回動板が後方に倒れることがなく、安全に歩行訓練を行うことができる。
また、歩行訓練機能付電動カーの基本的な骨格が、2つのコ字状フレームから構成されていることになり、歩行訓練機能付電動カーを低コストで実現することができる。
また、補助輪を含めて、歩行訓練機としては5輪、電動カーとしては6輪が地面に接地していることになり、極めて安定性の高い歩行訓練機能付電動カーを実現することができる。
以下、本発明に係る歩行訓練機能付電動カー1について詳細に説明する。
尚、図1、図2において、前輪7が設けられた方を「前方」、後輪9が設けられた方を「後方」といい、「後方」から「前方」を向いた場合の左右を「左右方向」といい、さらに、左右方向を基準に上下の方向(上下方向は鉛直方向から多少傾斜する上下方向も含む)を「上下方向」という。
図1、図2に示すように、上記歩行訓練機能付電動カー1は、前部に左右方向杆2aと、該左右方向杆2aの両端より後方向けて略水平かつ平行に設けられた2本の水平杆2b,2bからなる全体がコ字状の水平フレーム2(コ字状フレーム)と、上部(前部)が左右方向杆3aと、該左右方向杆3aの両端より下方向けて略垂直かつ平行に設けられた起立杆3b,3bとからなる全体がコ字状の起立フレーム3(コ字状フレーム)であって、上記起立杆3b,3bの下端部が上記水平杆2b,2bの中間位置に溶接されることにより、上記歩行訓練機能付電動カー1の骨格(車体フレーム)が形成されている。
さらに上記下側の上記水平フレーム2の前部の上記左右方向杆2aの中央(前部)と、上部の上記起立フレーム3の上記左右方向杆3aの中央(前部)には、後ろ向きに若干傾斜した上下方向の開口部を有する円筒部4,5が固定されており、上記円筒部4,5に挿通するフロントフォーク6が設けられている。即ち、上記水平フレーム2の前部と上記起立フレーム3の前部との間に、自転可能にフロントフォーク6が接続されている。
そして、上記フロントフォーク6の下端には、前輪7が支持部7aを持って設けられており(軸支されており)(回転中心軸7b)、上記フロントフォーク6の上端には操作ハンドル8の中央部が接続固定されている。従って、上記操作ハンドル8を左右方向に回転させると、上記円筒部4,5内でフロントフォーク6が回転(自転)し、その結果、前輪7の向きが変わるため、操作者は操作ハンドル8を回転させることにより、行きたい方向に歩行訓練機能付電動カー1を進ませることができる。
上記水平フレーム2の上記水平杆2b,2bの後端部には、各々後輪9,9が回転自在に軸支されている(回転中心軸9a,9a、図4参照)。
また、上記起立フレーム3が設けられた上記水平杆2b,2bの中間部には、左右方向のフレーム軸10が、その両端部を上記水平杆2b,2bの内側に溶接されており、このフレーム軸10の後方側は、後述の回動板11が位置する空間S(図2、図5参照)が形成されている。
上記空間Sには、略長方形状の回動板11が、その前辺部下側を上記フレーム軸10に軸支された状態で設けられている。より具体的には、上記回動板11は、図3、図5、図6、図7に示すように、その前辺部下側を、上記フレーム軸10に2つの止具12,12にて回動可能に固定されている。そして、上記回動板11は、上記フレーム軸10を回動中心軸として矢印A方向(図2、図3参照)に回動して起立状態に設定し得るように構成されている。この起立状態においては、図2及び図3の一点鎖線に示すように、回動板11の後端部が上記起立フレーム3の左右方向杆3aの後部に当接する状態となり、止具13(図11参照)を回動(矢印K方向)することにより、上記起立位置を維持し得るように構成されている。
次に、上記回動板11の構成について説明する。
図4に示すように、上記回動板11の中央部には長方形状の開口14が形成されており、当該開口14に駆動輪15が左右方向軸16により上記回動板11に軸支されている(図3参照)。尚、符号17は上記左右方向軸16を支持する軸フレームであり、上記回動板11の表面11aに固定されている。
図4に示すように、上記回動板11の中央部には長方形状の開口14が形成されており、当該開口14に駆動輪15が左右方向軸16により上記回動板11に軸支されている(図3参照)。尚、符号17は上記左右方向軸16を支持する軸フレームであり、上記回動板11の表面11aに固定されている。
上記回動板11の上記開口14の前側の表面11aには正逆回転可能な駆動モータMが固定されており、該駆動モータMの駆動軸と上記駆動輪15の左右方向軸16には駆動ベルト18が掛け回されており、上記駆動モータMにより駆動輪15は回転駆動することが可能である。上記回動板11は、図3に示すように、上記フレーム軸10を回転中心として、矢印B方向に略水平に回転すると、上記駆動輪15が地面Gに接地するように構成される。尚、このとき回動板11は若干後ろ下がりの傾斜状態であるが(図3参照)、上記駆動輪15が接地している状態であれば問題ない。
上記駆動輪15が地面Gに接地している状態において、前輪7、2個の後輪9,9も地面Gに接地しており、4つの車輪が地面Gに接地している図1の状態となる。
また、上記水平杆2b,2bの上記起立杆3b,3b下端の溶接部において、補助輪支持部40,40が上記水平杆2b,2bに固定され、上記補助輪支持部40,40の下端に補助輪41,41が軸支されている。従って、補助輪41,41も含めると、電動カーとしては、前輪7、後輪9,9、駆動輪15及び補助輪41,41の6輪となる。
次に、折り畳み椅子19について説明する(図3、図4、図7、図8等参照)。
上記折り畳み椅子19は、方形布製の座面20と、座面の前方と後方に平行な一対の左右方向の前部軸部21、及び後部軸部22が設けられ(通常は、布製の袋状の座面20の前方側の袋の内側に上記前部軸部21が収納され、後方側の袋の内側に上記後部軸部22が設けられている、図1参照)、上記前部軸部21の両端から後方側に一対の前部支持杆23,23が接続され、上記各前部支持杆23,23の各後端部23a,23aは中空管となっている(図8参照)。尚、上記前部支持杆23,23全体を中空構造としても良い。一方、上記回動板11の後部には、左右方向回動軸24が止具25,25にて回動可能に軸支されており(図4参照)、上記左右方向回動軸24の両端部から一定長さの後端軸44,44が上記前部支持杆23,23の上記後端部23a,23aの上記中空部内に各々挿通されている(図4、図7、図8参照)。
上記折り畳み椅子19は、方形布製の座面20と、座面の前方と後方に平行な一対の左右方向の前部軸部21、及び後部軸部22が設けられ(通常は、布製の袋状の座面20の前方側の袋の内側に上記前部軸部21が収納され、後方側の袋の内側に上記後部軸部22が設けられている、図1参照)、上記前部軸部21の両端から後方側に一対の前部支持杆23,23が接続され、上記各前部支持杆23,23の各後端部23a,23aは中空管となっている(図8参照)。尚、上記前部支持杆23,23全体を中空構造としても良い。一方、上記回動板11の後部には、左右方向回動軸24が止具25,25にて回動可能に軸支されており(図4参照)、上記左右方向回動軸24の両端部から一定長さの後端軸44,44が上記前部支持杆23,23の上記後端部23a,23aの上記中空部内に各々挿通されている(図4、図7、図8参照)。
上記後端軸44,44の後端は上記左右方向回動軸24に固定されており、上記左右方向回動軸24と共に矢印C方向又は矢印D方向(図8参照)に回動可能である。従って、上記前部支持杆23,23も左右方向回動軸24を中心として、矢印C方向、矢印D方向に回動可能である。
即ち、上記前部軸部21の両端から後方側に一対の前部支持杆23,23が接続され、上記各前部支持杆23,23の各後端部23a,23aは各々伸縮可能な複管構造(前部支持杆23,23と後端軸44,44の複管構造)であって、上記複管構造の各後端軸44,44の後端が上記回動板11の後部の左右方向回動軸24の両端に固定されている。これにより上記各前部支持杆23,23が上記左右方向回動軸24を支点として前方(図3、矢印C方向)又は後方(図3、矢印D方向)に回動可能に構成されると共に、複管構造の上記後端軸44,44の長さの範囲で、上記各前部支持杆23,23の全体の長さが伸長(図8、図17(b)、図18、矢印Q方向参照)又は縮小(図8、図17(a)、図18の前部支持杆23,23の二点鎖線参照、矢印Q’方向参照)し得るように(即ち、伸縮可能に)構成されている。尚、図18では止具25は省略している。
このように、各前部支持杆23,23の各後端部23a,23aは、上記左右方向回動軸24に固定されてないので、上記各後端軸44,44の範囲で、各前部支持杆23,23は伸縮可能となっている(図18参照)。尚、上記左右の各前部支持杆23,23の伸縮は、左右同時に、同じ長さにて行われる。
尚、上記各前部支持杆23,23の長さの伸長又は縮小する範囲は、実際には、後述の軸部29から下側、即ち上記軸部29から上記複管構造を含む上記後端軸44,44の後端までの範囲となり、上記軸部29から上記前部軸部21までの長さは変わらない。
従って、上記前部軸部21及び各前部支持杆23,23は、上記左右方向回転軸24の中心軸24aを中心に、上記後端軸44,44と共に、矢印C,D方向に回動可能となっている(図3、図8参照)。さらに、上記各前部支持杆23,23の全体の長さ(実際には軸部29から後端軸44の後端までの長さ)は、上記後端軸44,44の長さの範囲で、矢印Q方向に伸長可能であり、矢印Q’方向に縮小可能となっている(図8、図17(a)(b)、図18参照)。尚、折り畳み椅子19の形成時(図3、図17(a)参照)は、上記各前部支持杆23,23の各後端部23a,23aは上記左右方向回動軸24に当接し(図8参照)、最も短い状態(図3、図17(a)、図18前部支持杆23,23の二点鎖線の状態)を維持し得るように構成されている。
また、上記後部軸部22の両端から前方側に一対の後部支持杆26,26が接続され、上記各後部支持杆26,26の各後端嵌合部27,27は、上記回動板11の表面11aに固定された長手方向の一対のレール28,28に嵌合している(図4、図7、図10(a)(b)参照)。
上記両レール28,28は上記回動板11の長手方向の左右位置の表面11a上に、左右一対にて互いに平行に固定されており(図4、図7参照)、横断面形状は、図10(a)(b)に示すように、上部に長手方向の細溝28a,28aが形成され、上記後端嵌合部27,27は上記細溝28a,28aの横幅より左右方向に長い短丸棒状に形成され、上記細溝28a,28aからの抜け止めがなされている。尚、上記両レール28,28の上記回動板11上の固定位置は、上記前部支持杆23,23より内側となるように構成されている(図4、図7(駆動輪に関連する構成は省略している)参照)。また、上記両レール28,28の前部には、上記各後端嵌合部27,27の各抜止部材28b,28bが設けられ、上記各後端嵌合部27,27が上記レール前部から抜け止めされている(図9参照)。
また、図10(a)(b)に示すように、各後端嵌合部27,27と上記各後部支持杆26,26との間は細い径の細径部26aが設けられており、これにより矢印E方向(図3の矢印C方向)に傾斜したとき、できるだけレール28に平行になるように(矢印E方向に倒したときのレール28と、後端嵌合部27を支点とした後部支持杆26とのなす角ができるだけ0度に近づくように)構成されている
従って、上記各後部支持杆26,26は上記両レール28,28に沿って、長手方向(前後方向)に移動可能(摺動可能)であり、しかも、図10(b)に示すように、上記各後端嵌合部27,27を両レール28,28内に嵌合した状態で、上記各後部支持杆26,26を各後端嵌合部27,27を支点に、矢印E方向(前方、図3の矢印C方向)、F方向(後方、図3の矢印D方向)に回動可能に構成されている。
即ち、上記各後端嵌合部27,27は上記両レール28,28に沿って摺動可能かつ上記各後端嵌合部27,27を上記両レール28,28に嵌合した状態のまま、上記各後端嵌合部27,27を支点に上記各後部支持杆26,26を前方(図10(b)矢印E方向)及び後方(図10(b)矢印F方向)に回動し得るように構成されている。尚、上記後部支持杆26,26を、上記後端嵌合部27,27を上記レール28,28内の後端部に嵌合した状態で、前方側(図10(b)矢印E方向)に倒すと、図3に示すように、上記レール28,28に対して若干上記後部軸部22が浮き上がった傾斜状態となって、上記レール28,28と平行にはならないが、上記後部支持杆26,26を図3に示すように倒すことは可能である。尚、上記後部支持杆26,26は伸縮しない。
さらに、上記各前部支持杆23,23と上記各後部支持杆26,26の各中間部は、左右の交差位置において各々軸部29,29にて軸支されている。
そして、上記折り畳み椅子19は、図7に示すように、上記各後部支持杆26,26の各後端嵌合部27,27を上記両レール28,28に沿って後方側(図3矢印J方向)に摺動する。このとき、上記各後部支持杆26,26が上記両レール28,28と略直交する際(図17(b)参照)、上記左右方向回動軸24から軸部29までの距離が、図17(a)の軸部29の位置より長くなるので、上記各前部支持杆23,23の軸部29,29から後端軸44,44の後端までの長さは、上記後端軸44,44の範囲で矢印Q方向に伸長する(図18参照)。尚、上記軸部29,29から上記前部軸部21,21までの長さは変化しない。
その後、上記各後端嵌合部27,27を両レール28,28の後端部(後方側)まで移動し、上記後部支持杆26,26を上記前部支持杆23,23と同じ方向に傾斜させ(図17(c)参照)、上記後部軸部22を上記前部軸部21側に移行させ(このとき、布製の座面20は2つに折り畳まれる)(図17(b)~(c)参照)、上記各前部支持杆23,23を、上記左右方向回動軸24を中心に前方側(矢印C方向)に倒すと共に、上記各後部支持杆26,26も上記各後端嵌合部27,27を支点として前方側(矢印C方向)に倒すことにより、図3の二点鎖線にて示すように(図17(c)の二点鎖線も参照)、回動板11と略平行に前方側に折り畳むことができる。尚、このとき上記左右方向回動軸24と軸部29までの距離に応じて、上記複管構造を含む各前部支持杆23,23は伸縮する。
即ち、上記折り畳み椅子19は、上記各後部支持杆26,26の上記各後端嵌合部27,27を上記両レール28,28に沿って後方側に移動して、上記前部支持杆23,23と同方向(この場合は前方向)に傾斜した図17(c)に示す状態で、上記後部軸部22を上記前部軸部21側に移行させ、上記各前部支持杆23,23を、上記左右方向回動軸24を中心に前方側に倒すと共に、上記各後部支持杆26,26も上記各後端嵌合部27,27を支点として前方側に倒すことにより、折り畳み可能に構成されている(図17(a)(b)(c)の順番参照)。
折り畳み椅子19を形成するときは、回動板11を略水平にして駆動輪15を接地した状態で、各前部支持杆23,23を、左右方向回動軸24を中心に矢印D方向に起こしながら、後部支持杆26,26の各後端嵌合部27,27を上記両レール28,28に沿って前方側(図3、図17(c)、矢印N方向)に摺動させ、各後端嵌合部27,27を上記抜止部材28b,28bに当たるまで摺動させる(図17(a)参照)。このとき、上記後部支持杆26,26が上記レール28,28に略直交する際に(図17(b)、図18参照)、同様に、上記左右方向回動軸24から軸部29までの距離が長くなるので、上記前部支持杆23,23の軸部29,29から後端軸44,44の後端までの長さは、上記後端軸44,44の範囲で矢印Q方向に伸長する(図17(b)参照)。尚、上記軸部29,29から上記前部軸部21,21までの長さは変化しない。
即ち、上記各前部支持杆23,23の各後端部23a,23aは、左右方向回動軸24に当接しているのみであるから、各前部支持杆23,23は上記各後端軸44,44の範囲で、上記各後端部23a,23aが上記左右方向回動軸24から離れて、矢印Q方向に伸長し、上記直交状態からさらに上記後端嵌合部27,27が上記各抜止部材28b,28bに当接した状態で、後部支持杆26,26は後方側に傾斜し、その状態で、上記左右方向回動軸24から軸部29までの距離が短くなるので、上記前部支持杆23,23は矢印Q’方向に縮小する(図17(a)、図18参照)。すると、上記前部軸部21と上記後部軸部22間の座面20が開いた状態となり、上記座面20が形成される(図17(c)(b)(a)の順番参照)。
上記折り畳み椅子19は、上記各後部支持杆26,26の上記各後端嵌合部27,27が上記両レール28,28の前方に摺動し、上記各後端嵌合部27,27が上記各抜止部材28b,28bに当接し、上記各前部支持杆23,23の各後端部23a,23aが上記左右方向回転軸24に当接し、この状態で上記前部支持杆23,23と上記後部支持杆26,26の角度が軸部29を中心として所定角度に固定される(図3、図17(a)参照)。そして、上記各前部支持杆23,23が上記左右方向回動軸24から前方に傾斜状態、上記両後部支持杆26,26が上記後端嵌合部27,27から後方に傾斜状態となり、上記各前部支持杆23,23と上記各後部支持杆26,26とが上記軸部29を中心として所定角度で交差した状態に固定され、上記前部軸部21と上記後部軸部22との間の座面20が開いて椅子(椅子として開いた状態)を構成することができる。
このように、上記折り畳み椅子19は、上記各後部支持杆26,26の上記各後端嵌合部27,27が上記両レール28,28の前方に移動され上記各後端嵌合部27,27から後方に傾斜した状態となり、上記各前部支持杆23,23が上記左右方向回動軸24から前方に傾斜した状態で、上記各前部支持杆23,23と上記各後部支持杆26,26とが上記軸部29を中心として所定角度に交差した状態に固定され、上記前部軸部21と上記後部軸部22との間の上記座面20が開いて椅子が構成される。
この状態においては、操作者が上記座面20に座ることができ、電動カーとして使用することができる。
次に、ブレーキについて説明する。
上記操作ハンドル8にはブレーキハンドル30が設けられている。このブレーキハンドル30は、ブレーキワイヤ31(図1、図2、図12、図15参照)により2つの後輪9,9、及び駆動輪15のブレーキ板32,33に接続されている。
上記操作ハンドル8にはブレーキハンドル30が設けられている。このブレーキハンドル30は、ブレーキワイヤ31(図1、図2、図12、図15参照)により2つの後輪9,9、及び駆動輪15のブレーキ板32,33に接続されている。
上記ブレーキワイヤ31は、図12(a)に示すように、後輪9,9のブレーキ板32の一端に固定されている。上記ブレーキ板32の中間部は上記水平杆2bに軸部32aにて軸支されており、上記ブレーキハンドル30を操作すると、ブレーキワイヤ31が矢印H方向に引かれ、その結果、ブレーキ板32が上記軸部32aを中心に矢印I方向に回動し、ブレーキ板32が上記後輪9に当接して、摩擦により後輪9にブレーキがかかる構成となっている。
上記後輪9は2個あるので、他の後輪9についても同様の構成であり、上記ブレーキハンドル30を操作すると、2個の後輪9,9に同時にブレーキがかかるように構成されている。
駆動輪15についても同様であり、図12(b)に示すように、上記ブレーキワイヤ31は、駆動輪15のブレーキ板33の一端に固定されている。上記ブレーキ板33の中間部は上記軸フレーム17の水平板の軸部33aにて軸支されており、上記ブレーキハンドル30を操作すると、ブレーキワイヤ31が矢印H方向に引かれ、その結果、ブレーキ板33が上記軸部33aを中心に矢印I方向に回動し、ブレーキ板33が上記駆動輪15に当接して、摩擦により駆動輪9にブレーキがかかる構成となっている。
上記ブレーキハンドル30を操作すると、2個の後輪9,9と上記駆動輪15に同時にブレーキがかかるように構成されている(図15参照)。
図16は本発明に係る電動カー1の電気的構成を示すブロック図であり、前進後退スイッチ34は上記左右方向杆3aに設けられている。これは例えばトグルスイッチであり、前方側に倒すと「前進」、後方側に倒すと「後退」となる。尚、上記前進後退スイッチ34は、上記操作ハンドル8に設けても良いし、その他操作ハンドル8の近傍位置、例えば円筒部4に設けても良い。
また、上記操作ハンドル8にアクセルスイッチ37が設けられている。アクセルスイッチ37も例えばトグルスイッチであり、後方に倒すとオン、前方に倒すとオフするように構成される。操作者は前進後退スイッチ34で進行方向を選択した後、上記アクセルスイッチ37を後方に倒すことで(オンすることで)、電動カー1を前進又は後退することができる。或いは、アクセルスイッチ37は自動復帰スイッチとして、後方に倒しているときだけオン状態となって前進又は後退し、離すと自動復帰(オフする)ように構成しても良い。
上記前進後退スイッチ34は、モータ回転逆転手段35に接続されており、上記スイッチ34が前進方向に倒されると、モータ回転逆転手段35はモータ駆動手段36に正方向に一定速度(一定のrpm)で回転するよう指令し、この状態で上記アクセルスイッチ37がオンされると、上記モータ駆動手段36は上記駆動モータMを正方向に一定速度で回転駆動する。従って、駆動輪15はベルト18を介して正方向に回転駆動し、電動カー1は一定速度で前進させることができる。尚、走行速度は電動カー1として安全に走行できる速度に予め設定されている。また、走行中に上記アクセルスイッチ37をオフすると、モータ駆動手段36を介して駆動モータMの回転が停止され、電動カー1の走行を停止することができる。
上記前進後退スイッチ34が後退方向に倒されると、モータ回転逆転手段35はモータ駆動手段36に逆方向に回転するように指令し、この状態で上記アクセルスイッチ37がオンされると、上記モータ駆動手段36は上記駆動モータMを逆方向に一定速度(一定のrpm)で回転駆動する。従って、駆動輪15はベルト18を介して逆方向に回転駆動し、電動カー1は一定速度で後退することができる。勿論、前進時も後退時も、電動カー1の走行速度は、安全に走行できる速度に設定されている。
図1において、左右方向杆2aの中央部にはバッテリー38が設けられており、上記駆動モータMに電気的に接続され、上記駆動モータM、上記モータ回転逆転手段35、上記モータ駆動手段36に電源を供給するものである。図1中、39,39は操作者が折り畳み椅子19に座った状態で、足を載せる足置板である。
本発明は上述のように構成されているため、以下、その使い方を説明する。
まず、歩行訓練機として使用する場合を説明する。
まず、歩行訓練機として使用する場合を説明する。
上記回動板11上の折り畳み椅子19は、各後部支持杆26,26の各後端嵌合部27,27をレール28,28に沿ってレール後端部に移動(図3、図17(a)参照、矢印J方向)すると共に(このとき各後部支持杆26,26がレール28,28に略直交するとき、前部支持杆23,23が矢印Q方向に伸長する)(図17(b)、図18参照)、後端嵌合部27,27が両レール28,28の後端部に移動したら、各後部支持杆26,26が前部支持杆23,23と同方向に傾斜するので、後端嵌合部27,27を支点として、後部支持杆26,26の後部軸部22を矢印C方向に倒し(図10(b)では矢印E方向)(図17(c)参照)、上記後部軸部22を上記前部軸部21に重ね合わせ(図4参照)、上記各前部支持杆23,23を、左右方向回動軸24を回転中心軸として、上記各後部支持杆26,26共々前方側(矢印C方向)に倒して、上記各前部支持杆23,23及び各後部支持杆26,26を上記回動板11の表面11aに略平行に折り畳む(図3の折り畳み椅子19の二点鎖線参照、図4参照)(図17(a)(b)(c)の順参照)。
そして、上記回動板11を、フレーム軸10を回転中心として、前方側(矢印A方向)に回動して起立状態とし、その後端部の表面11aが起立フレーム3の左右方向杆3aに接触させ、止具13を矢印K方向(図11参照)に回転して上記後端部に係合させ、上記回動板11の起立状態を維持する(図3の回動板11の一点鎖線参照、図2、図5の状態)。
この状態では(図2の状態)、上記回動板11の後方において、後輪9,9の間(水平杆2b,2bの間)に空間Sが形成されているので、操作者(又は患者、人)は上記空間Sに起立状態で、両手で操作ハンドル8を握って電気(バッテリー38)を使用しない歩行訓練機として使用することができる。即ち、両手で操作ハンドル8を握っているので、操作者が歩行訓練中であっても安定して歩くことができ、しかも、前輪7、2個の後輪9,9は駆動力がないため、操作者自身の歩行速度に合わせて移動することができ、歩行訓練機として使用することができる。
また、操作者がブレーキハンドル30を握ると、ブレーキワイヤ31を介して、後輪9,9にブレーキがかかるため、安全に止まることができる。このように歩行訓練中の操作者は、電気を使用しない歩行訓練機として使用することができる。
次に、電動カーとして使用する場合を説明する。
上記操作者は、歩行訓練に疲れた場合等、止具13を矢印L方向に回転し(図11参照)、止具13を回動板11の後端部から離脱した後、上記回動板11を、フレーム軸10を回転支点として、矢印B方向に回転し、駆動輪15を地面Gに接地させる(図1、図3の状態)。
上記操作者は、歩行訓練に疲れた場合等、止具13を矢印L方向に回転し(図11参照)、止具13を回動板11の後端部から離脱した後、上記回動板11を、フレーム軸10を回転支点として、矢印B方向に回転し、駆動輪15を地面Gに接地させる(図1、図3の状態)。
その後、折り畳まれた折り畳み椅子19(図3の二点鎖線の折り畳み椅子19参照)の各前部支持杆23,23を、左右方向回動軸24を回動支点として矢印D方向に回動して前部軸部21を上部に移行し、かつ、各後部支持杆26,26の各後端嵌合部27,27を両レール28,28に沿って前方(矢印N方向)に移動しながら(後部支持杆26,26は軸部29を支点として前部支持杆23,23に対して矢印P方向に回転する)(図17(c)参照)、上記各後端嵌合部27,27が両レール28,28の前方の抜止部材28b,28bに当接した時点で、各後部支持杆26,26は上記各後端嵌合部27,27を支点として矢印D方向(各前部支持杆23,23とは傾斜方向が逆)に回動する。
このとき、上記後部支持杆26,26が上記両レール28,28と略直交する際(図17(b)参照)、上記各前部支持杆23,23が矢印Q方向に伸長し(図17(b)、図18参照)、上記後部支持杆26,26を後方側(矢印D方向)に傾斜させつつ、後部軸部22を上部に移行し、上記各後端嵌合部27,27が上記両レール28,28の前端の抜止部材28b,28bに当接した時点で、上記各前部支持杆23,23は矢印Q’方向に縮小し、各前部支持杆23,23の各後端部23a,23aが左右方向回動軸24に当接し(図18前部支持杆23,23の二点鎖線参照)、各前部支持杆23,23の長さが固定される(図17(a)参照)。
この状態で、上記各前部支持杆23,23と各後部支持杆26,26の軸部29を中心とする開き角度が固定され、図1、図3に示すように、前部軸部21と後部軸部22が上部において略平行となり、前部軸部21と後部軸部22との間に座面20が形成される(図17(c)(b)(a)の順番参照)。
その後、操作者は、上記折り畳み椅子19の座面20に腰掛け、足を足置板39,39上(或いは水平フレーム2上)に乗せる。
そして、前進後退スイッチ34を前進側に倒し、アクセルスイッチ37をオンすれば良い。すると、モータ回転逆転手段35は駆動モータMを一定速度で正転するようにモータ駆動手段36に指示し、モータ駆動手段36は駆動モータMを一定速度で正転方向に駆動する。すると、上記駆動モータMの正転は駆動ベルト18を介して駆動輪15に伝達され、結果として、電動カー1を一定速度で前進させることができる。操作者は、これにより歩行をする必要がなくなり、疲れを癒すことができる。
尚、操作者は電動カー1に座ったまま、操作ハンドル8を操作することにより、右或いは左に曲がることができる。また、走行中にブレーキハンドル30を握ることにより、モータにより走行中に停止することができる。勿論、アクセルスイッチ37をオフすることによっても駆動モータMを停止することができるため、アクセルスイッチ37をオフすることと、ブレーキハンドル30を握る動作を略同時に(或いは、同時でなくても良く、例えばアクセルスイッチ37をオフした後にブレーキハンドル30を握ることを)行うことにより、電動カー1を安全に停止させることができる。
上記前進後退スイッチ34を後退側に倒し、アクセルスイッチ37をオンすることにより、電動カー1を後退させることができる。操作者は必要に応じて、電動カー1を後退することができる。
図13、図14に示すものは(図13、図14において、駆動モータM等の駆動系は省略している)、本発明に係る他の実施形態であり、座面20の後部軸部22上の座面の布にリング状の座面紐43を設け、一方、上記一対の各後部支持杆26,26の各後端嵌合部27,27の近傍に2本の紐42,42を結び付け、その紐42,42を各々上記左右方向回動軸24の外側に掛け回した上で、各紐42,42の各先端を上記座面紐43に結び付けて結び目42aを設け、上記紐42,42の先端を上記座面紐43に固定する。図13に示すように、折り畳み椅子19は折り畳んだ状態であり、その折り畳み状態において、上記紐42,42は緩んだ状態となっている。
尚、上記後部支持杆26,26の後端嵌合部27,27の近傍位置に周方向に例えば段部を設け、当該段部に紐42,42が係合して、紐42,42の後部支持杆26,26の結び付け位置が移動しないように構成することが望ましい。
このような状態にしておくと、折り畳み椅子19を用いて椅子を構成する場合は、上記紐42,42を以って、図13の矢印J方向に引っ張ると、各後部支持杆26,26及び各前部支持杆23,23が矢印D方向(図14参照)に立ち上がると共に、各後部支持杆26,26の各後端嵌合部27,27を両レール28,28に沿って前方(矢印N方向)に移動させることにより(後部支持杆26,26を軸部29にて矢印P方向に回動することにより)、容易に折畳み椅子19を開いて椅子として使用できる状態(図14の状態)とすることができる。この場合においては、上記座面紐43、及び、上記紐42,42はピンと張った状態となっている。
また、折畳み椅子19を折り畳む場合は、図14の状態から、上記紐42,42を矢印J方向に引っ張れば良い。すると、上記各後部支持杆26,26の各後端嵌合部27,27が両レール28,28に沿って矢印J方向に移行されるため、上記後部支持杆26の後端嵌合部27,27が上記レール28,28の後端部に移行した時点で、各後部支持杆26,26及び各前部支持杆23,23を矢印C方向に回動して、図13の状態にすれば良い。このように、座面紐43、及び、上記紐42,42を使用すると、容易に、折畳み椅子19を折り畳み、或いは、椅子として形成することが可能となる。尚、座面紐43及び上記紐42,42は使用しても良いし、使用しなくても良い。
本発明は以上のように、椅子を折り畳んで回動板11を起立させるという簡単な操作により電気を使用しない歩行訓練機として使用できると共に、上記回動板11を略水平に回動復帰させ、駆動輪15を接地させ、椅子を開くという簡単な操作により、椅子に座っての電動カーとしても使用することができ、極めて簡易な構造で、歩行訓練機と電動カーという2つの機能を兼ね備えた歩行訓練機能付電動カー1を実現することができる。
また、折り畳み椅子19を折り畳んだ状態と、椅子として機能する状態との二つの状態を、回動板11の駆動輪15の上という狭い空間において、取り得ることができ、しかも椅子の折り畳み動作と、椅子として機能する状態にする動作は、簡単な操作で可能である。
また、電動カーとして使用している状態においては、2個の後輪9,9と駆動輪15にブレーキを作用させることができ、歩行訓練機として使用している状態においては、2個の後輪9,9にブレーキを作用させることができるので、何れにしても安全性の高い歩行訓練機能付電動カーを実現できる。
また、電動カーとして使用している状態において、前進又は後退を自由に行うことができ、操作ハンドル8と共に、電動カーとして自分の往きたい方向に行くことが可能となる。
また、回動板11の後端部と上記起立フレーム3の上記前部とを接続することができるため、歩行訓練中に回動板11が後方に倒れることがなく、安全に歩行訓練を行うことができる。
また、歩行訓練機能付電動カー1の基本的な骨格が、2つのコ字状フレーム(2,3)から構成されていることになり、歩行訓練機能付電動カー1を低コストで実現することができる。
また、補助輪41,41を含めて、歩行訓練機としては5輪、電動カーとしては6輪が地面に接地していることになり、極めて安定性の高い歩行訓練機能付電動カーを実現することができる。
尚、上記実施形態ではアクセルスイッチ37としてはオンとオフのものを開示したが(駆動モータMはオン時において一定の回転数で回転する)、アクセルスイッチをオンしている時間に応じて、駆動モータMの回転速度を上昇させ、電動カーをアクセルスイッチをオンしている間において電動カーの速度を安全速度の範囲内において上昇させることも可能である。
本発明に係る歩行訓練機能付電動カーによれば、簡易な構成で、歩行訓練機としても、電動カーとしても使用可能な歩行訓練機構付電動カーを実現することができ、広く普及することにより、多大な効果が得られるものである。
1 歩行訓練機能付電動カー
2 水平フレーム
2a 左右方向杆
2b 水平杆
3 起立フレーム
3a 左右方向杆
3b 起立杆
7 前輪
8 操作ハンドル
9 後輪
10 フレーム軸
11 回動板
11a 表面
13 止具
14 開口
20 座面
21 前部軸部
22 後部軸部
23 前部支持杆
23a 後端部
24 左右方向回転軸
26 後部支持杆
27 後端嵌合部
28 レール
29 軸部
30 ブレーキハンドル
31 ブレーキワイヤ
34 前進後退スイッチ
37 アクセルスイッチ
41 補助輪
44 後端軸
M 駆動モータ
S 空間
2 水平フレーム
2a 左右方向杆
2b 水平杆
3 起立フレーム
3a 左右方向杆
3b 起立杆
7 前輪
8 操作ハンドル
9 後輪
10 フレーム軸
11 回動板
11a 表面
13 止具
14 開口
20 座面
21 前部軸部
22 後部軸部
23 前部支持杆
23a 後端部
24 左右方向回転軸
26 後部支持杆
27 後端嵌合部
28 レール
29 軸部
30 ブレーキハンドル
31 ブレーキワイヤ
34 前進後退スイッチ
37 アクセルスイッチ
41 補助輪
44 後端軸
M 駆動モータ
S 空間
Claims (7)
- 水平フレームと、該水平フレームの中間部に設けられた起立フレームとから車体フレームが形成され、
上記水平フレームの前部と上記起立フレームの前部との間に、自転可能にフロントフォークが接続され、上記フロントフォークの下端に1個の前輪が軸支され、上記フロントフォークの上端に操作ハンドルが固定され、
上記水平フレームの後部の左右に2個の後輪が軸支された歩行訓練機能付電動カーであって、
上記起立フレームが設けられた上記水平フレームの上記中間部に左右方向のフレーム軸が設けられ、上記フレーム軸の後部は2個の上記後輪間において空間が形成され、
上記空間内に、前部が上記フレーム軸に回動可能に設けられた回動板が設けられ、
上記回動板には、中央部に駆動輪が上記回動板の開口を介して軸支されると共に、表面に駆動輪を駆動する駆動モータが設けられ、
かつ、上記回動板の上記駆動輪上に折り畳み椅子が設けられ、
上記回動板を上記フレーム軸を回動中心として回動して上記空間内に倒して上記駆動輪を接地し、上記折り畳み椅子を椅子として開いた状態において、上記折り畳み椅子に人が座った状態で上記操作ハンドルを持って上記駆動モータにより上記駆動輪を駆動することにより電動カーとして使用することができ、
上記折り畳み椅子を折り畳んだ状態において、上記回動板を上記フレーム軸を回動中心として前側に起立させた状態において、上記空間内に人が起立した状態で上記操作ハンドルを持って歩行訓練機として使用可能な歩行訓練機能付電動カー。 - 上記折り畳み椅子は、方形布製の座面と、上記座面の前方と後方に平行な一対の左右方向の前部軸部及び後部軸部が設けられ、
上記回動板上の左右位置に前後方向の一対のレールが平行に設けられ、
上記前部軸部の両端から後方側に一対の前部支持杆が接続され、上記各前部支持杆の各後端部は各々伸縮可能な複管構造であって、上記複管構造の各後端軸が上記回動板の後部の左右方向回動軸に各々固定され、これにより上記各前部支持杆が上記左右方向回動軸を支点として前方又は後方に回動可能に構成されると共に、上記各前部支持杆の長さが伸縮可能に構成され、
上記後部軸部の両端から前方側に一対の後部支持杆が接続され、上記各後部支持杆の各後端嵌合部は上記両レールに各々嵌合されると共に、上記各後端嵌合部は上記両レールに沿って摺動可能かつ上記各後端嵌合部を支点に上記各後部支持杆を前方及び後方に回動し得るように構成され、
かつ上記各前部支持杆と上記各後部支持杆の各中間部は、左右の交差位置において軸部を以って各々軸支されており、
上記折り畳み椅子は、上記各後部支持杆の上記各後端嵌合部が上記両レールの前方に摺動され上記各後端嵌合部から後方に傾斜した状態となり、上記各前部支持杆が上記左右方向回動軸から前方に傾斜した状態で、上記各前部支持杆と上記各後部支持杆とが上記軸部を中心として所定角度に交差した状態にて、上記前部軸部と上記後部軸部との間の上記座面が開いて椅子が構成され、
上記折り畳み椅子は、上記各後部支持杆の上記各後端嵌合部を上記両レールに沿って後方側に摺動して上記各前部支持杆と同方向に傾斜した状態で、上記後部軸部を上記前部軸部側に移行して、上記各前部支持杆を上記左右方向回動軸を中心に前方側に倒すと共に、上記各後部支持杆も上記各後端嵌合部を支点として前方側に倒すことにより折り畳み可能に構成された請求項1記載の歩行訓練機能付電動カー。 - 上記操作ハンドルにはブレーキハンドルが設けられ、上記ブレーキハンドルを操作することにより、2個の上記後輪、及び、上記駆動輪にブレーキワイヤによりブレーキが作用するように構成された請求項1又は2記載の歩行訓練機能付電動カー。
- 上記操作ハンドルにはアクセルスイッチが設けられると共に、上記操作ハンドル近傍には前進後退スイッチが設けられており、
上記前進後退スイッチで前進又は後退を選択すると共に、上記アクセルスイッチをオンすることで、上記駆動モータが駆動され、前進又は後退可能に構成された請求項1~3の何れかに記載の歩行訓練機能付電動カー。 - 上記回動板を起立した状態において、上記起立フレームの上記前部に止具が設けられ、上記止具により上記回動板の後端部と上記起立フレームの上記前部とを接続可能に構成された請求項1~4の何れかに記載の歩行訓練機能付電動カー。
- 上記水平フレームは、上記前部が左右方向杆であって、上記左右方向杆の両端部から後方に平行に一対の水平杆が設けられたコ字状フレームからなり、一対の上記水平杆の各後部に上記後輪が軸支されており、
上記起立フレームは、上記前部が左右方向杆であって、上記左右方向杆の両端部から下方に平行に一対の起立杆が設けられたコ字状フレームからなり、一対の上記起立杆の下端部が上記水平フレームに接続されているものである請求項1~5の何れかに記載の歩行訓練機能付電動カー。 - 上記水平フレームの上記中間部の左右に補助輪が軸支されたものである請求項1~6の何れかに記載の歩行訓練機構付電動カー。
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