JP6993659B2 - 物品管理庫及び物品管理システム - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成28年4月5日に、株式会社ソルベックス本社(神奈川県川崎市多摩区登戸新町55番地)において、物品管理装置及び物品管理システムを公開した。
本発明は、物品管理庫及び物品管理システムに関するものである。
劇物や毒物、特に医療行為に使用する麻薬などの物品は、専用の管理庫に格納され、その在庫量が出し入れの数量とともに管理される必要がある。
従来、この在庫管理は担当者が紙に記録する方法によって行われていたため、管理作業が煩わしいものであるだけでなく、記録の誤りが発生する可能性が高かった。
この点に関し、管理する物品の一つ一つに無線タグを貼付し、電子秤量秤と、無線タグリーダライタと、を内部に備える管理庫の電子秤量秤の上に物品を載置して格納し、物品の重さと物品の存否とを同時に記録する電子秤量秤が提案されている(例えば、特許文献1。)。
しかし、この技術はある定まった種類の物品を少量ずつ量りだして使用することを前提としており、多品種の物品が多数かつ頻繁に出し入れされる業務において在庫と入出庫の履歴を管理することには使用しにくい。
特許第3598341号公報
本発明は、多品種の物品が多数かつ頻繁に出し入れされる業務において在庫と入出庫の履歴を容易に、かつ、スピーディーに管理することができる物品管理庫を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の物品管理庫は、外壁と、ドアと、前記ドアが開いている場合にOFFを、前記ドアが閉じている場合にONを、出力するドアセンサーと、前記ドアの施錠/開錠を行うドアロックと、前記外壁及び前記ドアによって区画される空間の内部に設けられるアンテナを有し、前記空間の内部に収納されている無線タグを読み取り、読み取ったデータを出力するリーダライタと、前記ドアセンサーの出力がOFFからONに変化したと判定した場合、前記ドアロックを施錠し、前記リーダライタに前記無線タグの読み取りを指示し、読み取ったデータと予め入力された在庫予定データとが合致する場合、在庫データの更新を許可する制御部を有する管理コンピュータと、を備える。
本発明によれば、多品種の物品が多数かつ頻繁に出し入れされる業務において在庫と入出庫の履歴を容易に管理することができる物品管理庫を提供することができる。
物品管理庫を含む物品管理システムの構成を示す図。 在庫管理ファイルのデータ構成を示す図。 入庫予定ファイルのデータ構成を示す図。 出庫予定ファイルのデータ構成を示す図。 物品管理庫の外観斜視図である。 無線タグと、無線タグリーダライタの構成例を示すブロック図。 制御部によるメインプロセスの動作を示すフローチャート。 制御部による入庫処理動作を示すフローチャート。 制御部による出庫処理動作を示すフローチャート。 制御部による返却処理動作を示すフローチャート 入庫処理画面の例を示す図 出庫処理画面の例を示す図 返却処理画面の例を示す図
以下、本発明の実施形態の一例にかかる物品管理庫及び物品管理システムを、図面を参照しながら説明する。
ここで、無線タグ100は、無線通信可能な記憶媒体を意味し、ICタグ、あるいはRFID(Radio Frequency Identification)と呼ばれることもある。無線タグリーダライタ(以下、リーダライタ200という。)は、無線タグ100と通信する装置を言い、無線タグ100へのデータの書き込み又は無線タグからのデータの読み出し、或いは無線タグ100へのデータの書き込みと読み出しの両方を行う装置である。
図1は、本実施形態の物品管理庫(以下、管理庫1という。)を含む物品管理システムの構成を示す図である。図1に示すように、物品管理システムは、管理庫1と、管理コンピュータ(以下、管理PC300という。)と、無線タグプリンタ410と、バーコードリーダ420と、生体認証装置430と、を備える。生体認証装置430は、例えば指紋認証装置、静脈認証装置、光彩認証装置、又は声紋認証装置などを用いることができる。
管理PC300は、演算装置であるCPU(central processing unit)を含む制御部301と、キーボード、ディスプレイ、マウスなどの入出力装置を含む入出力部302と、外部装置と通信を行う通信部303と、メモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む記憶部304と、を備える。
記憶部304は、在庫ファイル304Aと、入庫予定ファイル304Bと、出庫予定ファイル304Cと、を記憶する。
また、記憶部304は、在庫管理プログラムを格納し、制御部301は記憶部304から在庫管理プログラムを順次読みだして実行する。
無線タグプリンタ410は、通信部303を介して制御部301に接続される。無線タグプリンタ410は、管理PC300の指示に基づいて無線タグ100が貼付されたラベルである無線タグラベル451にバーコードを含む所定のデータを印刷し、無線タグ100に製品コードなどの物品に関するデータと、無線タグIDと、を書き込む。
ユーザは印刷され、無線タグ100にデータが書き込まれた無線タグラベル451を物品452に1枚ずつ貼付する。
管理庫1は、いわゆる金庫のように、堅牢な金属の外壁10とドア11を有する。管理庫1は、リーダライタ200と、ドアセンサー221と、ドアロック222と、を備える。
リーダライタ200は、管理庫1の内部にあっても外部にあってもよいが、リーダライタ200のアンテナ202は管理庫1の外壁10及びドア11によって区画される空間の内部に設置される。リーダライタ200は、外壁10及びドア11によって区画される空間の内部に収納される物品の無線タグ100のデータを読み取り、及びデータの書き込みをする。
ドアセンサー221は、管理庫1のドア11が開いている場合にOFFを、管理庫1のドア11が閉じている場合にONを、制御部301に出力する。制御部301は、ドアセンサー221の信号がOFFからONに変わったことを検知した場合、ドアロック222の施錠と、リーダライタ200に無線タグ100の読み取りを指示する。
ドアロック222は、制御部301の指示に基づいて管理庫1のドア11の施錠と開錠とを行う。
管理庫1は内部に無線タグラベル451が貼付された物品452を収納する。
バーコードリーダ420は、通信部303を介して制御部301に接続される。バーコードリーダ420は、無線タグラベル451に印刷されたバーコードを読込み、デコードして制御部301に出力する。
生体認証装置430は、通信部303を介して制御部301に接続される。生体認証装置430は、ユーザの指の静脈パターンを読込み、予め記憶しているユーザの指の静脈パターンと比較し、一致する場合に認証成功を、一致しない場合に認証失敗を制御部301に出力する。
図2は、在庫ファイル304Aのデータ構成を示す図である。図2に示すように、在庫ファイル304Aは、製品の種類ごとに固有に割り当てられる識別子である製品コードと、日時のデータを含み、入出力処理ごとに固有に割り当てられる識別子であるバッチコードと、任意に割り当てられるコードである管理コードと、無線タグ100に固有に割り当てられる識別子である無線タグIDと、例えば入庫中、出庫中などの物品の処理の状態を示すプロセスコードと、オペレータに固有に割り当てられる識別子であるオペレータIDと、格納する。
図3は、入庫予定ファイル304Bのデータ構成を示す図である。図3に示すように、入庫予定ファイル304Bは、バッチコードと、製品コードと、入庫予定の個数と、を格納する。
図4は、出庫予定ファイル304Cのデータ構成を示す図である。図4に示すように、出庫予定ファイル304Cは、例えば患者ごとに固有に割り当てられる識別子である患者コードのような、物品452の使用対象を特定する識別子である管理IDと、製品コードと、個数と、を格納する。
図5は、管理庫1の外観斜視図である。図5に示すように、管理庫1は金属のような堅牢な材質によって形成される外壁10と、外壁10と同様の材質によって形成されるドア11と、ドア11に設置される取手12と、を備える。ドア11は外壁10に蝶番等の係止具によって開閉可能に係止される。
図6は、無線タグ100と、リーダライタ200の構成例を示すブロック図である。図6に示すように、無線タグ100は、演算装置を含む無線タグ制御部101と、データを記憶する記憶部102と、無線タグ制御部101が生成した信号を変調する変調部103と、変調された信号を送信する無線タグアンテナ106と、無線タグアンテナ106によって受信した信号を復調する復調部104と、受信した電磁波から電力を生成する電力生成部105と、を備える。無線タグ制御部101は、記憶部102へのデータの書き込み及び記憶部102からのデータの読み出しを行うとともに、リーダライタ200から受信したコマンドに従って動作し、応答信号をリーダライタ200に返信する。
リーダライタ200は、演算装置を含む演算部201A及びデータを記憶する記憶部201Bを含むリーダライタ制御部201と、リーダライタ制御部201が生成した信号を変調する変調部205と、変調された信号を増幅する送信アンプ204と、信号の送出先を変更するサーキュレータ203と、無線タグ100と電磁波によって信号を送受信するアンテナ202と、受信信号を増幅する受信アンプ206と、受信信号を復調する復調部207と、上位機種と接続するインターフェース(以下、I/F208という。)と、を備える。
リーダライタ制御部201は、I/F208を介して受信した管理PC300からの指示に基づいて、無線タグ100に送信する送信信号を生成する。また、リーダライタ制御部201は無線タグ100から受信した受信信号を処理して管理PC300に送信する。
図7は、制御部301によるメインプロセスの動作を示すフローチャートである。図7に示すように、ステップ701において、制御部301は、入庫処理が指示されたかを判定する。制御部301は、入庫処理が指示されたと判定した場合(ステップ701のY)、ステップ702に進み、入庫処理が指示されたと判定しない場合(ステップ701のN)、ステップ703に進む。
ステップ702において、制御部301は入庫処理を行い、ステップ701に戻る。
ステップ703において、制御部301は、出庫処理が指示されたかを判定する。制御部301は、出庫処理が指示されたと判定した場合(ステップ703のY)、ステップ704に進み、出庫処理が指示されたと判定しない場合(ステップ703のN)、ステップ705に進む。
ステップ704において、制御部301は出庫処理を行い、ステップ701に戻る。
ステップ705において、制御部301は、緊急出庫処理が指示されたかを判定する。制御部301は、緊急出庫処理が指示されたと判定した場合(ステップ705のY)、ステップ706に進み、緊急出庫処理が指示されたと判定しない場合(ステップ705のN)、ステップ707に進む。
ステップ706において、制御部301は緊急出庫処理を行い、ステップ701に戻る。ここで、緊急出庫処理は、時間がない場合に行われる処理であり、出庫データ及び入庫データの生成を行わずに入出庫を許可する処理である。制御部301は緊急出庫処理を行った場合、レポートを出力する。
ステップ707において、制御部301は、返却処理が指示されたかを判定する。制御部301は、返却処理が指示されたと判定した場合(ステップ707のY)、ステップ708に進み、返却処理が指示されたと判定しない場合(ステップ707のN)、ステップ709に進む。
ステップ708において、制御部301は返却処理を行い、ステップ701に戻る。
ステップ709において、制御部301は、在庫確認処理が指示されたかを判定する。制御部301は、在庫確認処理が指示されたと判定した場合(ステップ709のY)、ステップ710に進み、在庫確認処理が指示されたと判定しない場合(ステップ709のN)、ステップ711に進む。
ステップ710において、制御部301は在庫確認処理を行い、ステップ701に戻る。
ステップ711において、制御部301はエラー処理を行い、処理を終了する。
図8は、制御部301による入庫処理動作を示すフローチャートである。図8に示すように、ステップ801において、制御部301は、入出力部302から入庫情報を入力する。入庫情報には、バッチコード、製品コード、個数等のデータが含まれる。
ステップ802において、制御部301は入庫データ(入庫予定のデータ)を生成し、入庫予定ファイル304Bに格納する。
ステップ803において、制御部301は印刷指示があったかを判定する。制御部301は、印刷指示があったと判定した場合(ステップ803のY)、ステップ804に進み、印刷指示があったと判定しない場合(ステップ803のN)、ステップ805に進む。
ステップ804において、制御部301は無線タグプリンタ410に印刷指示を与え、無線タグプリンタ410は制御部301の印刷指示に基づいて無線タグラベル451を印刷するとともに、無線タグラベル451の無線タグ100に所定のデータを書き込む。
ステップ805において、制御部301は開錠指示があった否かを判定する。制御部301は開錠指示があったと判定した場合(ステップ805のY)、ステップ806の認証に進み、開錠指示がなかったと判定した場合(ステップ805のN)、ステップ805に戻る。
ステップ806において、制御部301は生体認証装置430の出力に基づいて、ユーザの認証が成功したかを判定する。制御部301は、認証に成功したと判定した場合(ステップ806のY)、ステップ807のドアロック開錠に進み、認証に成功したと判定しない場合(ステップ806のN)、処理を終了する。
ステップ807において、制御部301はドアロック222を開錠する。開錠されたら管理庫1のドア11を開けて物品を庫内へ収納する。
入庫予定の物品の庫内収納が済むと、ドア11が閉じられ、ステップ808において、制御部301は、ドアセンサーの出力がOFF(ドア11が開)からON(ドア11が閉)に変わったかを判定する。制御部301は、ドアセンサーの出力がOFFからONに変わったと判定した場合(ステップ808のY)、ステップ809の無線タグ読み取りに進み、ドアセンサーの出力がOFFからONに変わったと判定しない場合(ステップ808のN)、ステップ808に戻る。
ステップ809において、制御部301はドアロック222を施錠し、管理庫1の内部で新たに収納された物品を含む物品の無線タグ100をリーダライタ200に読み取らせる。
ステップ810において、制御部301は、管理庫1の内部に新たに増えた物品を含む物品の無線タグ100を読み取ったデータと、在庫予定データ(新たに入庫するデータを在庫データに加えたデータ)とを比較し、庫内ある物品のデータと在庫予定データとが合致していた場合、すなわちデータマッチの場合(ステップ810のY)、ステップ811の在庫ファイル更新に進み、在庫予定データに対して過不足があった場合、すなわちデータマッチでない場合(ステップ810のN)、ステップ805に戻る。

ステップ811において、制御部301は在庫ファイル304Aを新たに管理庫1に収納して追加された入庫データによって更新し処理を抜ける。このタイミングにおいてバッチコード内の日時データが更新され、入庫完了の日時がバッチコード内に格納される。
図9は、制御部301による出庫処理動作を示すフローチャートである。図9に示すように、ステップ901において、制御部301は入出力部302から出庫情報を入力する。出庫情報には、管理ID、製品コード、個数等のデータが含まれる。
ステップ902において、制御部301は出庫データ(出庫予定のデータ)を生成し、出庫予定ファイル304Cに格納する。
ステップ903において、制御部301は開錠指示があった否かを判定する。制御部301は開錠指示があったと判定した場合(ステップ903のY)、ステップ904の認証に進み、開錠指示がなかったと判定した場合(ステップ903のN)、ステップ903に戻る。
ステップ904において、制御部301は生体認証装置430の出力に基づいて、ユーザの認証が成功したか否かを判定する。制御部301は、認証に成功したと判定した場合(ステップ904のY)、ステップ905のドアロック開錠に進み、認証に成功したと判定しない場合(ステップ904のN)、処理を終了する。
ステップ905において、制御部301はドアロック222を開錠する。開錠したら管理庫1のドア11を開き出庫する物品を取り出す。
出庫する物品を取り出したらステップ906において、制御部301は、ドアセンサーの出力がOFFからONに変わったかを判定する。制御部301は、ドアセンサーの出力がOFFからONに変わったと判定した場合(ステップ906のY)、ステップ907の無線タグ読み取りに進み、ドアセンサーの出力がOFFからONに変わったと判定しない場合(ステップ906のN)、ステップ906に戻る。
ステップ907においては、制御部301がドアロック222を施錠し、管理庫1の内部から出庫した物品を除いた庫内の物品の無線タグ100をリーダライタ200に読み取らせる。
ステップ908において、制御部301は、管理庫1の内部に残った物品の無線タグ100のデータと、出庫予定データ(出庫した物品のデータを除いた在庫データ)とを比較し、出庫予定データと合致していた場合、すなわちデータマッチの場合(ステップ908のY)、ステップ909の在庫ファイル更新に進み、出庫予定データに対して過不足があった場合、すなわちデータマッチでない場合(ステップ908のN)、ステップ903に戻る。
ステップ909において、制御部301は在庫ファイル304Aを新たに出庫した物品のデータによって更新し処理を抜ける。このタイミングにおいてバッチコード内の日時データが更新され、出庫完了の日時がバッチコード内に格納される。
図10は、制御部301による返却処理動作を示すフローチャートである。図10に示すように、ステップ1001において、制御部301はバーコードリーダ420から返却する物品に関する情報を入力する。返却する物品に関する情報には、製品コード、無線タグID等のデータが含まれる。
ステップ1002において、制御部301は廃棄の指示があったかを判定する。制御部301は、廃棄の指示があったと判定した場合(ステップ1002のY)、ステップ1010に進み廃棄データを生成し、廃棄の指示があったと判定しない場合(ステップ1002のN)、ステップ1003の返却データ生成に進む。
ステップ1003において、制御部301は、バーコードリーダー420からの返却する物品に関する情報に基づいて返却データを生成し、記憶部304に格納する。
ステップ1004において、制御部301は開錠指示があった否かを判定する。制御部301は開錠指示があったと判定した場合(ステップ1004のY)、ステップ1005の認証に進み、開錠指示がなかったと判定した場合(ステップ1004のN)、ステップ1004に戻る。
ステップ1005において、制御部301は生体認証装置430の出力に基づいて、ユーザの認証が成功したかを判定する。制御部301は、認証に成功したと判定した場合(ステップ1005のY)、ステップ1006のドアロック開錠に進み、認証に成功したと判定しない場合(ステップ1005のN)、ステップ1004に戻る。
ステップ1006において、制御部301はドアロック222を開錠する。開錠したらドア11を開けて返却物品を入庫する。
ステップ1007において、制御部301は、ドアセンサーの出力がOFFからONに変わったかを判定する。制御部301は、ドアセンサーの出力がOFFからONに変わったと判定した場合(ステップ1007のY)、ステップ1008の無線タグ読み取りに進み、ドアセンサーの出力がOFFからONに変わったと判定しない場合(ステップ1007のN)、ステップ1007に戻る。
ステップ1008において、制御部301はドアロック222を施錠し、管理庫1の内部に返却された物品を含む庫内物品の無線タグ100のデータをリーダライタ200に読み取らせる。
ステップ1009において、制御部301は、管理庫1の内部に戻った物品を含む庫内物品の無線タグ100の読み取りデータを、返却された物品のデータを在庫データに加えたデータとし、この読み取りデータから在庫データを減じたデータを返却データとする。さらに制御部301では前記返却データと予め入力されている返却データとを比較し、2つの返却データが合致している場合、すなわちデータマッチの場合(ステップ1009のY)、ステップ1011の在庫ファイル更新に進み、返却データに過不足があった場合、すなわちデータマッチでない場合(ステップ1009のN)、ステップ1004に戻る。
ステップ1010において、制御部301は、物品を廃棄する旨の廃棄データを生成する。
ステップ1011において、制御部301は管理庫1に戻った旨を示す返却データ、又は廃棄データによって在庫ファイル304Aを更新し処理を抜ける。このタイミングにおいてバッチコード内の日時データが更新され、返却完了又は廃棄完了の日時がバッチコード内に格納される。
図11は、入庫処理画面1101の例を示す図である。図11に示すように、制御部301は入庫処理において入出力部302のディスプレイに入庫処理画面1101を表示する。
入庫処理画面1101は、開錠を指示する開錠ボタン1102と、在庫ファイル304Aの更新を指示する入庫完了ボタン1104と、バッチコードを表示するバッチコード欄1105と、製品コードを表示する製品コード欄1106と、製品名称を表示する製品名称欄1107と、個数を入力する個数入力欄1108と、現在の在庫の表示を指示する現在庫表示ボタン1109と、入庫予定データの表示を指示する入庫予定表示ボタン1110と、無線タグラベル451の印刷を無線タグプリンタ410に指示するラベル印刷ボタン1111と、詳細欄1114の内容の一覧印刷を指示する一覧印刷ボタン1112と、詳細欄1114のレコードの削除を指示する削除ボタン1113と、詳細データを表示する詳細欄1114と、在庫ファイル304Aの在庫予定データに対する現在庫の過不足の表示を指示する過不足表示ボタン1115と、を含む。
制御部301は、個数入力欄1108に入庫する個数が入力され、入庫予定表示ボタン1110が押下されたと判定すると、入力された個数分だけ在庫予定データを生成する。この際、無線タグIDであるシリアルNo.は自動生成される。
図12は、出庫処理画面1201の例を示す図である。図12に示すように、制御部301は出庫処理において入出力部302のディスプレイに出庫処理画面1201を表示する。
出庫処理画面1201は、開錠を指示する開錠ボタン1202と、在庫ファイル304Aの更新を指示する出庫完了ボタン1204と、バッチコードを表示するバッチコード欄1205と、製品コードを表示する製品コード欄1206と、製品名称を表示する製品名称欄1207と、個数を入力する個数入力欄1208と、現在の在庫の表示を指示する現在庫表示ボタン1209と、出庫予定データの表示を指示する出庫予定表示ボタン1210と、詳細欄1214の内容の一覧印刷を指示する一覧印刷ボタン1212と、詳細欄1214のレコードの削除を指示する削除ボタン1213と、詳細データを表示する詳細欄1214と、在庫ファイル304Aの在庫予定データに対する現在庫の過不足の表示を指示する過不足表示ボタン1215と、を含む。
制御部301は、個数入力欄1208に出庫する個数が入力され、出庫予定表示ボタン1210が押下されたと判定すると、入力された個数分だけ出庫予定データを生成する。この際、無線タグIDであるシリアルNo.は、何が出庫されるかが作業者次第のため、空欄の状態である。出庫後に、実際に出庫された無線タグIDが、出庫予定データに割り当てられる。
図13は、返却処理画面1301の例を示す図である。図13に示すように、制御部301は返却処理において入出力部302のディスプレイに返却処理画面1301を表示する。
返却処理画面1301は、施用済みである旨の登録を指示する施用済み登録ボタン1302と、開錠を指示する開錠ボタン1303と、在庫ファイル304Aの更新を指示する入庫完了ボタン1305と、バッチコードを表示するバッチコード欄1306と、製品コードを表示する製品コード欄1307と、製品名称を表示する製品名称欄1308と、施用済み品に関するデータの表示を指示する施用済品表示ボタン1309と、未施用品に関するデータの表示を指示する未施用品表示ボタン1310と、現在の在庫の表示を指示する在庫表示ボタン1311と、在庫ファイル304Aの在庫データに対する現在庫の過不足の表示を指示する過不足表示ボタン1312と、詳細欄1314のレコードの削除を指示する削除ボタン1313と、詳細データを表示する詳細欄1314と、を含む。
なお、緊急出庫処理は出庫予定データを生成せずに、直接出庫し、出庫後に出庫理由を別途格納する処理である。
以上述べたように、本実施形態の管理庫1は、外壁10と、ドア11と、ドア11が開いている場合にOFFを、ドア11が閉じている場合にONを、出力するドアセンサー221と、ドア11を自動で施錠/開錠するドアロック222と、外壁10及びドア11の内部に設けられるアンテナ202を有し、管理庫1の内部に収納される物品又は内部から出される物品に関して管理庫1内の無線タグ100を読み取り、読み取ったデータを出力するリーダライタ200と、ドアセンサー221の出力がOFFからONに変化したと判定した場合、ドアロック222を施錠し、リーダライタ200に無線タグ100の読み取りを指示し、読み取ったデータと予め入力された入庫予定データ又は出庫予定データとが合致する場合、在庫データの更新を許可する制御部301を有する管理PC300と、を備える。
従って、多品種の物品が多数かつ頻繁に出し入れされる業務において在庫と入出庫の履歴を容易に、かつ、スピーディーに管理することができる物品管理庫を提供することができるという効果がある。
また、管理庫1は、制御部301が、出庫データ及び入庫データの生成を行わずに入出庫を許可する緊急出庫処理を実行可能である。
従って、入出庫の予定のデータがある場合における正確かつ迅速な在庫管理作業を行うことができるとともに、入出庫の予定のデータがない場合であっても、さらに迅速な在庫管理作業を行うことができるという効果がある。
1 管理庫
10 外壁
11 ドア
100 無線タグ
101 無線タグ制御部
102 記憶部
103 変調部
104 復調部
105 電力生成部
106 無線タグアンテナ
200 リーダライタ
201 リーダライタ制御部
201A 演算部
201B 記憶部
202 アンテナ
203 サーキュレータ
204 送信アンプ
205 変調部
206 受信アンプ
207 復調部
221 ドアセンサー
222 ドアロック
300 管理PC
301 制御部
302 入出力部
303 通信部
304 記憶部
304A 在庫ファイル
304B 入庫予定ファイル
304C 出庫予定ファイル
410 無線タグプリンタ
420 バーコードリーダ
430 生体認証装置
451 無線タグラベル
452 物品
1101 入庫処理画面
1102 開錠ボタン
1103 ボタン
1104 入庫完了ボタン
1105 バッチコード欄
1106 製品コード欄
1107 製品名称欄
1108 個数入力欄
1109 現在庫表示ボタン
1110 入庫予定表示ボタン
1111 ラベル印刷ボタン
1112 一覧印刷ボタン
1113 削除ボタン
1114 詳細欄
1115 過不足表示ボタン
1201 出庫処理画面
1202 開錠ボタン
1203 施錠・読み取りボタン
1204 出庫完了ボタン
1205 バッチコード欄
1206 製品コード欄
1207 製品名称欄
1208 個数入力欄
1209 現在庫表示ボタン
1210 出庫予定表示ボタン
1212 一覧印刷ボタン
1213 削除ボタン
1214 詳細欄
1215 過不足表示ボタン
1301 返却処理画面
1302 施用済み登録ボタン
1303 開錠ボタン
1304 施錠・読み取りボタン
1305 入庫完了ボタン
1306 バッチコード欄
1307 製品コード欄
1308 製品名称欄
1309 施用済品表示ボタン
1310 未施用品表示ボタン
1311 在庫表示ボタン
1312 過不足表示ボタン
1313 削除ボタン
1314 詳細欄

Claims (5)

  1. 外壁と、
    ドアと、
    前記ドアが開いている場合にOFFを、前記ドアが閉じている場合にONを、出力するドアセンサーと、
    前記ドアの施錠/開錠を行うドアロックと、
    前記外壁及び前記ドアによって区画される空間の内部に設けられるアンテナを有し、前記空間の内部に収納されている物品に付された無線タグを前記空間内で読み取り、読み取ったデータを出力するリーダライタとを備える物品管理庫であって、
    前記物品管理庫に無線タグを付けた物品が入庫され、前記ドアセンサーの出力がOFFからONに変化したと判定したとき前記ドアロックを施錠し、前記リーダライタに入庫された物品を含む前記空間内の物品の無線タグの読み取りを指示し、読み取ったデータと、予め入力された在庫予定データとが合致するとき、在庫データの更新を許可する制御部を有する管理コンピュータと、
    を備える物品管理庫。
  2. 前記制御部は、
    前記物品管理庫から収納されている無線タグを付けた物品が出庫されて、
    前記ドアセンサーの出力がOFFからONに変化したと判定したとき、前記ドアロックを施錠し、前記リーダライタに前記管理庫に残った物品の無線タグの読み取りを指示し、読み取ったデータと予め入力されている在庫データから出庫する物品のデータを除いた形の出庫予定データとが合致するとき、在庫データの更新を許可する請求項1に記載の物品管理庫。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の物品管理庫と、
    前記管理コンピュータに接続され、前記制御部の指示に基づいて前記無線タグを有する無線タグラベルにバーコードを含むデータを印刷し、前記無線タグにデータを書き込む無線タグプリンタと、
    を備える物品管理システム。
  4. 請求項1又は2に記載の物品管理庫と、
    前記管理コンピュータに接続され、前記制御部の指示に基づいて前記無線タグを有する無線タグラベルにバーコードを含むデータを印刷し、前記無線タグにデータを書き込む無線タグプリンタと、
    前記バーコードを読み込むバーコードリーダと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記バーコードリーダによって読み取った前記バーコードに基づいて前記物品管理庫内の物品のデータを生成する物品管理システム。
  5. 前記制御部は、
    生体認証装置をさらに備え、
    前記生体認証装置の出力に基づいて認証が成功したと判定した場合、前記ドアロックを開錠させる請求項3又は請求項4に記載の物品管理システム。
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