JP6992603B2 - 発光制御装置、表示システム、発光制御方法、及び発光制御プログラム - Google Patents

発光制御装置、表示システム、発光制御方法、及び発光制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、発光制御装置、表示システム、発光制御方法、及び発光制御プログラムに関する。
従来、装置間で画像の色合いを調整する色補正が知られている。
例えば、特許文献1には、撮像装置によって基準となるカラーチャートを撮像し、得られたカラーチャートを用いて測色対象の画像データを補正する技術が開示されている。
また、表示面にハーフミラーを備えた、バックライト式画像表示装置が知られている。
特開平5-223642号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術等の一般的な技術では、画像表示面にハーフミラー等の反射部が設けられた場合に、ハーフミラー等の反射部が設けられていない画像表示面に補正を行う場合と比べると適切に補正を行うことができず、色再現性が低くなるおそれがあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より色再現性の高い発光制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る発光制御手段は、
複数色の発光が可能な発光部の発光を制御する発光制御手段と、
外光を反射する反射部を含む表示手段と、
色基準情報を予め記憶した記憶手段と、
外部装置によって撮像された色基準情報が反射された前記反射部の反射像である前記色基準情報の画像データを、受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶されている色基準情報と前記受信手段により受信された画像データとに応じて色補正値を算出する算出手段と、
を備え、
前記発光制御手段は、前記算出手段によって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御することを特徴とする。
本発明によれば、より色再現性の高い表示装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る表示システムの外観構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る発光制御装置の断面の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る発光制御装置の鏡部における反射率を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る表示システムの使用状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末の機能的構成のうち、色比較を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る発光制御装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る発光制御装置の機能的構成のうち、色比較を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末が実行する送信処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発光制御装置が実行する色比較の流れを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る通信端末に表示されるカラーパレット画像を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末に表示されるカラーパレット画像の発光強度を色毎に示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信端末が撮影したカラーパレット画像の発光強度を色毎に示す図である。 本発明の一実施形態に係る発光制御装置の色補正処理に応じたLEDのパワー配分を示す図である。
[システム構成]
図1は、本実施形態に係る発光制御装置20が含まれる表示システムSの全体構成を示す図である。図1に示すように、表示システムSは、発光制御装置20、通信端末10を含む。
発光制御装置20は、通信端末10と相互に通信可能である。発光制御装置20と通信端末10とはLAN(Local Area Network)等のネットワークやBluetooth(登録商標)によって、直接又は間接的に通信可能に接続される。
発光制御装置20は、通信端末10が発光制御装置20を撮像することにより生成した画像データを、通信端末10から受信する。
[外観構成]
図1を参照すると、発光制御装置20は、表示部21と脚部25とを備え、表示部21が脚部25によって背面から支持されることで自立する。表示部21は、鏡部22、発光部24、及び撮像部23を備える。鏡部22は、例えば、所定の透過率と反射率とを有するハーフミラーである。撮像部23は、表示部4の上部外側に取り付けられ、表示部4に正対するものを撮影することができる。
発光部24がユーザUを照らすことにより、発光制御装置20は、照明付きの鏡として機能する。また、発光部24は、後述の発光制御処理において、発光強度が調整される。発光部24は、立位方向における鏡部22の両脇に、鏡部22の辺に沿って配置される。発光部24の配置は、これに限られず、例えば鏡部22のすべての辺を囲むように配置されてもよい。
通信端末10は、表示部11とカメラ12とを備える。通信端末10は、例えばスマートフォン、あるいはタブレットであるが、表示部11及びカメラ12を有する通信可能な端末であれば、いかなる通信機器であってもよい。
図2は、発光制御装置20の断面の構成を示す図である。発光制御装置20は、更に、ディスプレイ26を備えている。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイにより構成されたディスプレイ26を備える。表示部21は、各種の情報を表示することにより、各種の情報をユーザUに対して報知する部分である。表示部21は、例えば、文字等のメッセージや、画像等を表示する。発光制御装置20では、鏡部22を構成する反射部の反射面と、ディスプレイ26の表示面とが、ユーザUから同時に視認可能に、鏡部22に正対するユーザUの視認方向に重畳して配置される。
ディスプレイ26は、鏡部22の視認方向における奥側に、鏡部22に対して平行に近接して配置される。鏡部22は、ディスプレイ26の光の一部を透過するとともに、ユーザUからの光の一部を反射する。したがって、ユーザUは、ディスプレイ26の画像とユーザU自身の姿とを、ひとつの画面で視認することができる。
鏡部22及びディスプレイ26の上部には撮像部23が配置される。撮像部23は、発光制御装置20の利用時に、鏡部22に正対するユーザUを被写体として撮像することができる。撮像部23は、例えば、鏡部22に正対するユーザUの顔を撮影可能な位置に配置される。
上述の発光制御装置20の外観構成は、一例に過ぎず、発光制御装置20の外観構成は、この例に限定されない。
[動作概要]
次に、発光制御装置20や通信端末10が備える機能ブロックの説明に先立って、本実施形態の動作概要について説明する。
まず、図3を参照して、前提となる問題点について説明する。図3は、発光制御装置20の鏡部22における反射率を示すグラフである。図3の横軸は、鏡部22へ入射する光の波長を示し、縦軸は、波長に応じた鏡部22における反射率を示す。鏡部22は、上述のようにハーフミラーであることから、一般的な鏡に比べて、反射率に偏りが生じることがある。例えば、光の反射率は、反射膜のコーティング材によって異なる。
本例では、概ね可視光領域とされる、380[nm]~750[nm]の波長の光が、鏡部22に入射した場合の反射率が示されている。図示のとおり、波長が380[nm]~450[nm]である紫色の光の反射率は著しく低く、波長が620[nm]~750[nm]である赤色の光の反射率もまた相対的に低い。
このように、本例によれば、ユーザUには、特定の色、例えば紫色及び赤色が本来の色味とは異なって見えるという問題が生じている。また、本例とは異なる特性のハーフミラーにより鏡部22を実現した場合にも、その特性に応じて、他の特定の色の再現性が低下するという問題が生じ得る。そこで、本実施形態は、このような色再現性の低下を解消するために、色補正を行う。具体的には、後述の発光制御処理において、色再現性の低い紫色及び赤色に関して、発光部24の発光強度が増加されることによって、色補正が行われる。
図4は、表示システムSの使用状態を示す図である。通信端末10及び発光制御装置20には、同じカラーパレット画像が予め記録されている。通信端末10の表示部11には、基準色となるカラーパレット画像が表示されている。カラーパレット画像は、赤色、緑色、青色、及び白色から構成される。使用状態において、通信端末10の表示部11が、鏡部22に正対するように配置される。表示部11のカラーパレット画像の各色の光は、鏡部22において反射して、カメラ12に入射する。入射した各色の光は、カメラ12の撮像素子(図示せず)において結像したのち、光電変換され、画像データとして保存される。後述の送信処理によって、画像データは、発光制御装置20へ送信され、発光制御装置20では、送信された画像データに基づいて、色補正が行われる。
このように、発光制御装置20によれば、通信端末10によって撮影された色基準情報(以下、「色基準チャート」と呼ぶ。)、すなわち、鏡部22における反射光から導出される、反射率に応じた色補正が可能となる。これにより、色再現性の高い表示装置を提供することができる。
[通信端末のハードウェア構成]
図5は、通信端末10のハードウェアの構成を示すブロック図である。
図5に示すように、画像処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、バス34、入出力インターフェース35、カメラ12、出力部37、入力部38、表示部11、記憶部40、通信部41、及びドライブ42を備えている。
CPU31は、ROM32に記録されているプログラム、又は、記憶部40からRAM33にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM33には、CPU31が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU31、ROM32及びRAM33は、バス34を介して相互に接続されている。このバス34にはまた、入出力インターフェース35も接続されている。入出力インターフェース35には、カメラ12、出力部37、入力部38、表示部11、記憶部40、通信部41、及びドライブ42が接続されている。
カメラ12は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
カメラ12にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、カメラ12の出力信号として出力される。
このようなカメラ12の出力信号は、CPU31等に適宜供給される。
入力部38は、各種ボタンやマイク等で構成され、ユーザの指示操作や指示音声に応じて各種情報を入力する。入力部38には、カメラ12を作動させるためのスイッチ、いわゆるシャッタボタンが設けられる。シャッタボタンは、いわゆる物理ボタン、あるいは表示部11に表示される画像であってもよい。
表示部11は、液晶ディスプレイ等で構成され、CPU31が出力する画像データに対応する画像を表示する。
記憶部40は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成され、各種データを記憶する。
通信部41は、CPU31が、ネットワーク等を介して他の装置(例えば、発光制御装置20)との間で通信を行うための通信制御を行う。
ドライブ42は、リムーバブルメディア300が装着可能なインターフェースにより構成される。ドライブ42には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア300が適宜装着される。リムーバブルメディア300には、後述の送信処理を実行するためのプログラムや、画像データ等の各種データが格納される。ドライブ42によってリムーバブルメディア300から読み出されたプログラムや、画像データ等の各種のデータは、必要に応じて記憶部40にインストールされる。
なお、通信端末10は、上述したハードウェアに加えて、他のハードウェアを更に備えていてもよい。例えば、通信端末10は、ランプやスピーカあるいは振動用モータ等で構成され、光や音声あるいはバイブレーション信号を出力する出力部を別途備えていてもよい。
[通信端末の機能的構成]
図6は、通信端末10の機能的構成のうち、送信処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
送信処理とは、通信端末10が、基準となるカラーパレット画像が移る鏡部22を被写体とした画像を撮像し、撮像した画像を発光制御装置20へ送信する一連の処理である。
送信処理が実行される場合、図6に示すように、CPU31において、撮影画像解析部311と、報知部312とが機能する。
また、記憶部40の一領域には、撮影データ記憶部401が設定される。
撮影データ記憶部401には、送信処理に関する各種のデータが格納される。例えば、撮影データ記憶部401には、基準色となるカラーパレット画像、送信処理において撮影された撮影画像、及び送信処理の処理対象としたカラーパレット画像に関して設定された画像領域等の種々の情報が格納される。
なお、撮影データ記憶部401に格納される各情報は、記憶部40にのみ格納されていてもよいが、ドライブ42によってリムーバブルメディア300に適宜格納されるようにしてもよい。更に、撮影データ記憶部401に格納される各情報は、図示しないサーバ群に適宜格納されるようにしてもよい。
撮影画像解析部311は、カメラ12が撮像した、被写体としてカラーパレット画像を含む画像を解析して、カラーパレット画像の画像領域を検出する。例えば、撮影画像解析部311は、カラーパレット画像を含む撮影画像に対して、パターンマッチングや、エッジ検出等の処理を行うことで、カラーパレット画像の画像領域を認識し、画像領域の検出を行う。また、撮影画像解析部311は、検出した画像領域を撮影データ記憶部401等に記録する。
報知部312は、撮影画像からカラーパレット画像の画像領域が検出され、撮影画像が発光制御装置20へ転送されると、転送が完了したことを示す音声の出力を行う。更に、報知部312は、音声メッセージ等を出力させる方法以外の方法によって報知を行ってもよい。例えば、報知部312は、表示部11への表示によって報知を行う。
[発光制御装置のハードウェア構成]
図7は、発光制御装置20のハードウェアの構成を示すブロック図である。
図7に示すように、発光制御装置20は、CPU61、ROM62、RAM63、バス64、入出力インターフェース65、撮像部23、表示部21、鏡部22、記憶部70、通信部71、及びドライブ72を備えている。
CPU61は、ROM62に記録されているプログラム、又は、記憶部70からRAM63にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM63には、CPU61が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU61、ROM62及びRAM63は、バス64を介して相互に接続されている。このバス64にはまた、入出力インターフェース65も接続されている。入出力インターフェース65には、撮像部23、発光部67、表示部21、鏡部22、記憶部70、通信部71、及びドライブ72が接続されている。
撮像部23は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。撮像部23の構成は、通信端末10のカメラ12の構成と同様であるため、説明は省略する。撮像部23の出力信号は、CPU61等に適宜供給される。
表示部21は、液晶ディスプレイ等で構成され、CPU61が出力する画像データに対応する画像を表示する。
記憶部70は、DRAM等の半導体メモリで構成され、各種データを記憶する。
通信部71は、CPU61が、ネットワーク等を介して他の装置(例えば、発光制御装置20)との間で通信を行うための通信制御を行う。
ドライブ72は、リムーバブルメディア600が装着可能なインターフェースにより構成される。ドライブ72には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア600が適宜装着される。リムーバブルメディア600には、後述の色比較を実行するためのプログラムや、画像データ等の各種データが格納される。ドライブ72によってリムーバブルメディア600から読み出されたプログラムや、画像データ等の各種のデータは、必要に応じて記憶部70にインストールされる。
なお、発光制御装置20は、上述したハードウェアに加えて、他のハードウェアを更に備えていてもよい。例えば、発光制御装置20は、ランプやスピーカあるいは振動用モータ等で構成され、光や音声あるいはバイブレーション信号を出力する出力部を別途備えていてもよい。
[発光制御装置の機能的構成]
図8は、発光制御装置20の機能的構成のうち、発光制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
発光制御処理とは、画像比較部613による色毎の比較結果に基づいて、算出部614が色補正値を算出し、発光制御部611が、色補正値に基づいて発光部67の発光強度を調整する一連の処理である。
発光制御処理における画像解析では、受信画像解析部612が、通信端末10から受信した画像データからカラーパレット画像を検出する。
発光制御処理における画像比較では、画像比較部613が、通信端末10から受信したカラーパレット画像と、記憶部70に予め記録された、基準となるカラーパレット画像との色毎の比較を行う。
発光制御処理における色補正値の算出では、算出部614が、色比較の結果に基づいて色補正値を算出する。
受信データ記憶部701には、受信処理に関する各種のデータが格納される。例えば、受信データ記憶部701には、受信処理において通信端末10から受信した撮影画像や、受信処理の処理対象としたカラーパレット画像に関して設定された画像領域等の種々の情報が格納される。
なお、受信データ記憶部701に格納される各情報は、記憶部70にのみ格納されていてもよいが、ドライブ72によってリムーバブルメディア600に適宜格納されるようにしてもよい。更に、受信データ記憶部701に格納される各情報は、図示しないサーバ群に適宜格納されるようにしてもよい。
受信画像解析部612は、通信端末10から送信されたカラーパレット画像を含む画像データを解析して、画像に含まれるカラーパレット画像の画像領域を検出する。例えば、受信画像解析部612は、カラーパレット画像を含む撮影画像に対して、パターンマッチングや、エッジ検出等の処理を行うことで、カラーパレット画像の画像領域を認識し、画像領域の検出を行う。また、受信画像解析部612は、検出した画像領域を受信データ記憶部701等に記録する。
画像比較部613は、受信データ記憶部701等に記録されている、通信端末10から送信されたカラーパレット画像データと、予め記憶部70等に記録されている基準となるカラーパレット画像データとを、色毎に比較する。画像比較部613における色比較は、以下で詳述する。
発光制御部611は、画像比較部613における色比較によって得られた、色毎の比較結果に基づいて、発光部67の各色のパワー配分を調整する。発光部67における調光処理は、以下で詳述する。
[通信端末の動作]
次に、通信端末10の動作を説明する。通信端末10は、主として送信処理を行う。
送信処理では、通信端末10から発光制御装置20へ、通信端末10において撮影された画像の送信が繰り返し行われる。
送信処理は、所定のアプリケーションによって自動的に実行されるか、あるいはユーザUによって手動で行われてもよい。送信処理が所定のアプリケーションによって行われる場合、ユーザUは、例えば、図示しないサーバ群に含まれるアプリケーション配信サーバから、送信処理を行うためのアプリケーションソフトウェアを取得し、このアプリケーションソフトウェアを動作させる。
図9は、通信端末10が実行する送信処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS11において、通信端末10の表示部11に、カラーパレット画像が表示される。カラーパレット画像が表示されると、ステップS12において、カメラ12が起動する。ステップS13において、出力部37から「画面を発光制御装置20へ向けてください」等の音声が出力される。
ユーザUが、カラーパレット画像が表示された表示部11を発光制御装置20の鏡部22に正対させると、カラーパレット画像は、発光制御装置20の鏡部22に映し出される。ステップS14において、撮影画像解析部311は、カラーパレット画像の検出動作を行う。検出動作は、カラーパレット画像が検出されるまで繰り返される。
ステップS14において、カラーパレット画像が検出されると、ステップS15において、撮影動作が行われる。撮影動作は、例えば、ユーザUが、入力部38のシャッタボタンを押すか、あるいはアプリケーションによって自動的に撮影が行われてもよい。
撮影動作が完了すると、ステップS16において、通信部41は、撮影画像の転送を行
う。撮影画像は、通信端末10から発光制御装置20へ転送される。転送が完了すると、処理はステップS17へ進む。ステップS17において、終了条件を満たすか否かが判定される。終了条件は、例えば、送信処理の繰り返しの回数であってもよい。ステップS11~S16までの処理が所定の回数繰り返された場合、処理はステップS18に進むが、そうでない場合、処理はステップS11へ戻る。
ステップS17において、終了条件が満されたと判定されると、ステップS18において、報知部312は、出力部37から「転送が完了しました」等の音声を出力する。なお、報知部312は、音声ではなく、表示部11へ転送が完了した旨のメッセージ等を表示してもよい。
上記のように、ステップS11~S18の一連の処理によって、送信処理は完了する。
[発光制御装置の動作]
図10は、発光制御装置20が実行する発光制御処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS21において、通信部71は、通信端末10からの画像データの受信待機を行う。ステップS22において、画像データが受信されたか否かの判定が行われ、画像データが受信されない場合、画像データが受信されるまで、ステップS21の処理が繰り返される。ステップS22において、画像データが受信されたと判定されると、処理はステップS23へ進む。
ステップS23において、受信画像解析部612は、受信した画像データの解析を行う。受信画像解析部612は、パターンマッチングやエッジ検出等の手法を用いて、画像データにカラーパレット画像が含まれるか否かを解析する。解析が終了すると、ステップS24において、カラーパレット画像が検出されたか否かが判定される。カラーパレット画像が検出されないとき、ステップS25において、表示部219にエラーが表示される。
ステップS24において、カラーパレット画像が検出されると、処理はステップS26に進む。ステップS26において、画像比較部613は、通信端末10から受信した画像データから検出されたカラーパレット画像と、発光制御装置20に予め記録されている、基準色のカラーパレット画像との色比較を行う。色比較は、後に詳述するように、R、G、Bの各色に対して行われる。
ステップS25又はステップS26の処理が完了すると、ステップS27において、終了条件を満たしたか否か判定される。終了条件は、繰り返し回数であってもよく、予め定められた回数、色比較が行われた場合、終了条件が満たされたものと判定される。終了条件が満たされると、ステップS28において、算出部614は、ステップS26における色比較の結果に基づいて、LEDの各色の発光レベルを決定する。LEDの各色の発光レベルの決定方法は、以下で詳述する。
[色比較]
図11は、ステップS11において、通信端末10の表示部11に表示されたカラーパレット画像を示す図である。カラーパレット画像13には、赤色領域C1、緑色領域C2、青色領域C3、白色領域C4、及びコード領域15が含まれる。色領域C1~C4は、例えば、表示部11の長手方向を長辺とする矩形であって、隣接して表示されている。コード領域15は、カラーパレット画像13の色領域C1~C4とは異なる領域、例えば色領域C1~C4の上方に配置される。コード領域15には、例えば、QRコード(登録商標)(Quick Response Code)が表示される。
ステップS23では、通信端末10から受信したカラーパレット画像13の解析が行われるが、このとき、受信画像解析部612は、コード領域15のコードを読み取ってもよい。コード領域15は、受信画像解析部612が、カラーパレットの色領域C1~C4を検出するための補助的な役割を果たす。例えば、コード領域15のQRコード(登録商標)が検出されると、色領域C1~C4の各色領域の範囲が即座に特定される等、色領域C1~C4の検出を確実にすることができる。
図12は、通信端末10に表示されているカラーパレット画像13の発光強度を色毎に示す図である。赤色領域C1、緑色領域C2、青色領域C3、及び白色領域C4の発光強度は全て255である。本実施形態では、一例として、発光強度が0~255の256段階で表わされる。
図13は、ステップS15において、通信端末10のカメラ12が撮影したカラーパレット画像、すなわち鏡部22において反射したカラーパレット画像13の発光強度を色毎に示す図である。色領域C1~C4は、鏡部22における反射光として、色領域C1´~C4´に変化していることがわかる。なお、符号C1はC1´に対応し、同様に、符号C2~C4もまた、夫々対応関係を有する。
図13を参照すると、赤色領域C1の鏡部22における反射光は、赤色領域C1´である。鏡部22に正対するカラーパレット画像13の赤色領域C1は、赤色成分のみで構成されているが、鏡部22における反射光で構成される赤色領域C1´は、赤色成分だけではなく、緑色及び青色の色成分を含むことがわかる。これは、ユーザUが直接視認すれば赤色のものが、鏡部22を介して視認すると、青みを帯びた赤色として視認されることを意味する。緑色及び青色の色成分の混入は、外光等の影響、あるいは鏡部22のミラーの反射特性によるものと考えられる。
同様に、緑色領域C2の鏡部22における反射光は、緑色領域C2´である。鏡部22に正対するカラーパレット画像13の緑色領域C2は、緑色成分のみで構成されているが、鏡部22における反射光で構成される緑色領域C2´は、緑色成分だけではなく、赤色及び青色の色成分を含むことがわかる。同様に、青色領域C3についても、鏡部22における反射によって、青色領域C3は、赤色成分及び緑色成分が混入した青色領域C3´に変化してことがわかる。そして、白色領域C4についても、鏡部22における反射によって、各色成分のバランスが変化し、白色領域C4´は、相対的に赤みが強い白色を示す。
図13に示される、鏡部22における反射によって得られるカラーパレット画像は、ステップS15において通信端末10のカメラ12によって撮影され、ステップS16において通信部41によって発光制御装置20へ送信される。
図14は、色比較及びそれに応じたLEDの発光制御を示す図である。色比較は、ステップS26において行われる処理である。ここでは、一例として、色領域C1~C4のうち白色領域C4に対して、色比較が行われる。発光制御装置20に予め保存されている、カラーパレットの基準色データのうち、白色領域C4の発光強度は、各色すべて255となっている。一方、受信されたカラーパレット画像の白色領域C4´は、例えば、赤色成分が180、緑色成分が150、及び青色成分が130として構成される。
色比較では、基準色データの白色領域C4と、受信したカラーパレット画像の白色領域C4´との発光強度の差分が色毎に算出される。この場合、基準色データと受信した画像データとの差分は、赤色成分が45、緑色成分が75、及び青色成分が95である。
発光制御処理は、ステップS28において、色比較の結果に基づいて行われる。具体的には、算出部614は、各色成分のうち、最大の差分を有する色成分の差分値が255となるような補正値を算出し、発光部67には、この補正値に基づいたパワー供給がなされる。この例によれば、各色成分の差分のうち、青色成分の差分は95で最大であり、これを255にするためには2.7倍する必要がある。換言すれば、発光制御部611は、255を95で除算することで、係数として2.7を算出する。係数として2.7が設定されると、各色の差分に対して、2.7が乗算される。赤色成分は45に2.7を乗算した約121の発光強度、緑色成分は75に2.7を乗算した約202の発光強度となる。発光制御部611は、発光部67が、赤色成分が121、緑色成分が202、及び青色成分が255の発光強度を有するように、各色のLEDへパワー供給を行う。
これにより、通信端末10によって撮影された色基準チャート、すなわち、鏡部22における反射光から導出される、反射率に応じた色補正が可能となる。これにより、色再現性の高い表示装置を提供することができる。
以上のように構成される発光制御装置20は、発光制御部611と、表示部21と、記憶部70と、通信部71と、画像比較部613と、算出部614と、を備える。
発光制御部611は、複数色の発光を制御する。表示部21は、外光を反射する鏡部22を含み、記憶部70はカラーパレット画像13を予め記憶する。
通信部71は、通信端末10によって撮像されたカラーパレット画像13が反射された鏡部22の画像データを受信する。
算出部614は、記憶部70に記憶されているカラーパレット画像13と受信され画像たデータとに応じて色補正値を算出する。
発光制御部611は、算出部614によって算出された色補正値に基づいて発光を制御する。
これにより、鏡部22における反射率を考慮した色補正が行われるため、色再現性の高い発光制御装置20を提供することができる。
発光制御装置20は、記憶部70に記憶されているカラーパレット画像13と通信部71により受信された画像データとの色情報を比較する画像比較部613を更に備える。
算出部614は、画像比較部613による比較結果に基づいて色補正値を算出する。
色情報を比較することにより、鏡部22における反射率を考慮した色補正が行われるため、色再現性の高い発光制御装置20を提供することができる。
通信部71により受信した画像データからカラーパレット画像13の画像範囲を検出する受信画像解析部612を更に備える。
画像比較部613は、記憶部70に記憶されているカラーパレット画像13と受信画像解析部612により検出されたカラーパレット画像13の画像範囲との色情報を比較する。
これにより、発光制御装置2は、カラーパレット画像13の色領域C1~C4を検出することができ、色情報の比較を行うことで色補正値を算出することができる。
通信部71により受信した画像データからカラーパレット画像13の画像範囲を検出する受信画像解析部612を更に備える。
画像比較部613は、記憶部70に記憶されているカラーパレット画像13と受信画像比解析部612により検出されたカラーパレット画像13の画像範囲とを色成分毎に比較する。
これにより、色毎に色比較が行うことができるため、より精度の高い色再現性を備える発光制御装置2を提供することができる。
算出部614は、比較結果から各色成分の色補正値を算出する。
これにより、より精度の高い色補正値が得られるので、高精度な色再現性を備える発光制御装置2を提供することができる。
算出部614は、比較結果に基づいて各色成分の差分を算出し、算出した各色成分の差分に基づいて各色成分の色補正値を算出する。
これにより、差分に基づいた色補正が行われるため、不足する色成分の光量を増加させることができる。
発光制御部611は、被写体を照らすように発光する。
これにより、ユーザUは、自身の姿を適切な照明の下で視認することが出来る。
発光制御部611は、通信端末10の発光部24を制御する。
これにより、通信端末10の画像の発色が適切に調整されるので、結果として、より精度の高い発光制御装置2を提供することができる。
鏡部22は、透過性を有する反射部材である。
これにより、ハーフミラー等の光の波長特性を有する反射鏡に対しても、色再現性を高めることができる。
表示部21の表示を制御する表示制御手段を更に備える。
表示制御手段は算出部614により算出された色補正値に基づいて表示部21の表示を制御する。
これにより、スマートミラーなどのディスプレイ26を有する発光制御装置2に対しても、バックライトを用いた色補正が行われ得る。すなわち、発光部24を用いずに色補正が可能となる。
表示システムSは、データ通信が可能な通信端末10と、前記通信端末10とデータ通信が可能な発光制御装置20と、を備える。
通信端末10は、カラーパレット画像13が反射された発光制御装置20が備える鏡部22を撮像することによって、画像データを生成するカメラ12と、画像データを発光制御装置20に対して送信する通信部41と、を備える。
発光制御装置20は、複数色の発光を制御する発光制御部611と、
鏡部22を含む表示部21と、
カラーパレット画像13を予め記憶した記憶部70と、
画像データを受信する通信部71と、
記憶部70に記憶されているカラーパレット画像13と通信部71により受信された画像データとを比較する画像比較部613と、
画像比較部613による比較結果に基づいて色補正値を算出する算出部614と、を有する。
発光制御部611は、算出部614によって算出された色補正値に基づいて発光を制御する。
カラーパレット画像13を表示する表示部11と、
カラーパレット画像13が反射された、発光制御装置20の鏡部22を撮像することによって、画像データを生成するカメラ12と、
画像データを発光制御装置20に対して送信する通信部41と、
を備えることを特徴とする通信端末。
[変形例]
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態における、通信端末10の送信処理において、ステップS17の終了条件は変形されてもよい。上述の実施形態では、終了条件は、繰り返し回数であるが、終了条件は、「ステップS26における色比較の結果が所定の範囲内に収まったとき」であってもよい。すなわち、受信したカラーパレット画像と基準色データとの差分が、受信するカラーパレット画像毎に著しく異ならない場合には、色比較が終了する構成であってもよい。
他の変形例として、色比較に用いられる、カラーパレット画像13のコード領域15は、表示されない構成としてもよい。この場合、受信画像解析部612は、色領域C1~C4に対して画像処理を行い、各色の矩形領域を検出する。
他の変形例として、例えば、発光制御装置20のCPU61は、算出手段及び表示制御手段をさらに備えていてもよい。表示制御手段は、上述の色比較において得られた差分に基づいて、色補正値を算出する。表示制御手段は、色補正値に基づいて、ディスプレイ26の表示を制御する。例えば、表示制御手段は、各色の差分に基づいて、液晶分子に印加する電圧を調整し、カラーフィルタを透過するバックライトの光量を色毎に調整してもよい。これにより、差分に応じた色成分の発光強度を調整することが可能となり、色再現性の高い表示装置を実現できる。
他の変形例として、例えば、以下の方法で、通信端末10は、色比較を行う色比較部を備えてもよい。通信端末10は、色比較部において、以下の方法によって、発光制御装置20の表示部21の発光を制御する値を算出してもよい。通信端末10及び発光制御装置20には、同じカラーパレット画像が予め記録されており、発光制御装置20の表示部21には、そのカラーパレット画像が表示される。通信端末10のカメラ12は、発光制御装置20の表示部21に表示されたカラーパレット画像を撮影する。通信端末10は、予め保存されたカラーパレット画像と、撮影した画像との色比較を行う。通信端末10は、色比較の結果である各色の発光強度の差分を、発光制御装置20へ送信する。発光制御装置20は、通信端末10から受信した差分に基づいて、表示部21の発光制御処理を行う。表示部21の発光制御は、LEDのパワー供給によって制御されるか、あるいは、ディスプレイ26のバックライトを制御することによって行われてもよい。LEDのパワー供給及びディスプレイ26のバックライトの制御は、上述の通りである。本変形例の構成によって、発光制御装置20において、鏡部22を透過したディスプレイ26に表示される画像が、より適切な色に表示される。
他の変形例として、発光制御装置20は、通信端末10の画面11に表示される画像の色補正をしてもよい。例えば、図4において、撮像部23は、カラーパレット画像が表示された表示部11を撮影する。撮影されたカラーパレット画像は、記憶部70に記録される。画像比較部613は、撮影されたカラーパレット画像と、記憶部70に予め記録されていた基準色データとの色比較を行う。色比較には、上述と同様の手法が用いられてもよい。画像比較部は、色比較によって得られた色毎の差分に基づいて、補正パラメータを算出する。補正パラメータは、通信部71から通信端末10へ送信される。通信端末10のCPU31は、受信した補正パラメータに応じて、各色の発光強度を調節することによって、色補正を行う。本変形例によって、通信端末10に表示される画像の発色の精度が向上する。また、これにより、色比較を行う場合、通信端末10に表示されるカラーパレット画像の発色の精度が向上するため、発光制御装置20において、より正確な発光制御が行われる。
他の変形例として、色比較は、白色領域C4だけではなく、色領域C1~C3の全てに対して行われてもよい。例えば、色毎に色比較が行われ、結果として得られた差分を平均化することによって、発光制御処理が行われる。本変形例によれば、各色について色比較が行われることによって、外光等の成分、あるいは反射特性を色毎に検出することができる。これにより、外光等の成分を色毎に正確に検出することが出来るため、より高い色再現性が実現される。
他の変形例として、色比較は、RGBの三原色だけではなく、他のいかなる色成分に分解して行われてもよい。代表的なものとして、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)からなる三原色があるが、これに限られない。
他の変形例として、発光制御装置20の撮像部23と、通信端末10のカメラ12との間で、撮像素子等に由来する色味の違いを補正するための、カラーキャリブレーション機能を備えていてもよい。これにより、互いの表示部を撮影したときにおいて、撮像素子等の性能による誤差を縮小することができる。
他の変形例として、発光部24及び撮像部23の配置は図示される配置に限られない。例えば、発光部24は一か所に配置されてもよく、あるいは二か所以上に配置されてもよい。同様に、撮像部23の数も一つに限られず、複数個設けられてもよい。
他の変形例として、画像比較部613は、色基準チャートとの対応テーブルを予め保持している構成であってもよい。即ち、上述の一実施形態では、画像比較部613は、通信端末10から送信されたカラーパレット画像データと、予め記憶部70等に記録されている基準となるカラーパレット画像データとを、色毎に比較し、比較した結果に基づいて補正値を算出する。これに対して、本変形例では、比較の結果に基づく色補正値が予め算出されており、記憶部70に、テーブルとして保持されている。
これにより、補正値を算出する時間及び処理の負荷が減るため、発光制御装置20のパフォーマンスが向上する。
他の変形例として、基準となるカラーパレット画像は、通信不可能な他の媒体に表示されている構成であってもよい。例えば、通信端末10の表示画面11に表示されるカラーパレット画像は、必ずしも電子媒体に表示される必要はなく、紙等であってもよい。この場合、画像比較部613は、鏡部22に写ったカラーパレット画像を、通信以外の方法によって取得する必要がある。一例として、表示部21の上部に、撮像部23が湾曲自在な蛇腹等を介して取り付けられている構成を想定する。撮像部23は、蛇腹の湾曲によって、鏡部22に正対し、鏡部22に写ったカラーパレット画像を撮像する。これにより、紙媒体に表示されたカラーパレット画像は、発光制御部20に取り込まれる。取り込まれたカラーパレット画像は、上述の一実施形態と同様に、画像比較部613によって。色基準チャートと比較され、色補正値が算出される。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される発光制御装置20は、携帯可能な自立式の鏡に組み込まれた電子機器を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、姿見等の大型の鏡に組み込まれた電子機器や、据え置き型の洗面化粧台に組み込まれた電子機器や、浴室に設置される鏡形状の電子機器に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図6及び図8の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が画像処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図6及び図8の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図5、7のリムーバブルメディア600、500により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア100は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu-ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図5、7のROM62、52や、図6、8の記憶部70、60に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
複数色の発光が可能な発光部の発光を制御する発光制御手段と、
外光を反射する反射部を含む表示手段と、
色基準情報を予め記憶した記憶手段と、
外部装置によって撮像された色基準情報が反射された前記反射部の反射像である前記色基準情報の画像データを、受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶されている色基準情報と前記受信手段により受信された画像データとに応じて色補正値を算出する算出手段と、
を備え、
前記発光制御手段は、前記算出手段によって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御することを特徴とする発光制御装置。
[付記2]
比較手段は、前記記憶手段に記憶されている色基準情報と、前記受信手段により受信された画像データとの色情報を比較する比較手段をさらに備え、
前記算出手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記色補正値を算出することを特徴とする付記1に記載の発光制御装置。
[付記3]
前記受信手段により受信した画像データから前記色基準情報の画像範囲を検出する検出手段を更に備え、
前記比較手段は、前記記憶手段に記憶されている色基準情報と前記検出手段により検出された色基準情報の画像範囲とを比較する、
ことを特徴とする付記2に記載の発光制御装置。
[付記4]
前記比較手段は、前記色情報を色成分毎に比較する、
ことを特徴とする付記2又は3に記載の発光制御装置。
[付記5]
前記算出手段は、前記比較結果から各色成分の色補正値を算出する、
ことを特徴とする付記2乃至4の何れか一に記載の発光制御装置。
[付記6]
前記算出手段は、前記比較結果に基づいて各色成分の差分を算出し、該算出した各色成分の差分に基づいて前記各色成分の色補正値を算出することを特徴とする付記5に記載の発光制御装置。
[付記7]
前記発光制御手段は、被写体を照らすように発光する、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか一に記載の発光制御装置。
[付記8]
前記発光制御手段は、前記外部装置の発光部を制御する、
ことを特徴とする付記1乃至7の何れか一に記載の発光制御装置。
[付記9]
前記反射部は、透過性を有する反射部材である、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか一に記載の発光制御装置。
[付記10]
前記表示手段の表示を制御する表示制御手段を更に備え、
前記表示制御手段は前記算出手段により算出された色補正値に基づいて前記表示手段の表示を制御する、
ことを特徴とする付記1乃至9の何れか一に記載の発光制御装置。
[付記11]
データ通信が可能な通信端末と、
前記通信端末とデータ通信が可能な発光制御装置とを備え、
前記通信端末は、
色基準情報が反射された前記発光制御装置が備える反射部を撮像することによって、画像データを生成する撮像手段と、
前記画像データを前記発光制御装置に対して送信する送信手段と、
を備え、
前記発光制御装置は、
複数色の発光を制御する発光制御手段と、
反射部を含む表示手段と、
前記色基準情報を予め記憶した記憶手段と、
前記画像データを受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶されている色基準情報と前記受信手段により受信された画像データとを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて色補正値を算出する算出手段と、
を有し、
前記発光制御手段は、前記算出手段によって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御することを特徴とする表示システム。
[付記12]
色基準情報を表示する表示手段と、
前記色基準情報が反射された、発光制御装置の反射部を撮像することによって、画像データを生成する撮像手段と、
前記画像データを前記発光制御装置に対して送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする通信端末。
[付記13]
コンピュータが行う発光制御方法であって、
複数色の発光を制御する発光制御ステップと、
色基準情報を予め記憶する記憶ステップと、
外部装置によって撮像された色基準情報が反射された、反射部の画像データを、前記外部装置から受信する受信ステップと、
前記記憶ステップにおいて記憶されている色基準情報と前記受信ステップにより受信された画像データとを比較する比較ステップと、
前記比較ステップによる比較結果に基づいて色補正値を算出する算出ステップと、
を備え、
前記発光制御ステップは、前記算出ステップによって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御することを特徴とする発光制御方法。
[付記14]
コンピュータを発光制御装置として機能させる発光制御プログラムであって、
複数色の発光を制御する発光制御手段と、
色基準情報を予め記憶する記憶手段と、
外部装置によって撮像された色基準情報が反射された、反射部の画像データを受信する受信手段と、
前記記憶手段において記憶されている色基準情報と前記受信手段により受信された画像データとを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて色補正値を算出する算出手段と、
を備え、
前記発光制御手段は、前記算出手段によって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御する発光制御装置、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする発光制御プログラム。
10・・・通信端末,11・・・表示部,12・・・カメラ,13・・・カラーパレット画像,15・・・コード領域,20・・・発光制御装置,21・・・表示部,22・・・鏡部,23・・・撮像部,24・・・発光部,25・・・脚部,26・・・ディスプレイ,31・・・CPU,21・・・ROM,33・・・RAM,34・・・バス,35・・・入出力インターフェース,37・・・出力部,38・・・入力部,40・・・記憶部,41・・・通信部,42・・・ドライブ,40・・・記憶部,61・・・CPU,62・・・ROM,63・・・RAM,64・・・バス,65・・・入出力インターフェース,67・・・発光部,70・・・記憶部,71・・・通信部,71・・・通信部,72・・・ドライブ,300・・・リムーバブルメディア,311・・・撮影画像解析部,312・・・報知部,401・・・撮影データ記憶部,600・・・リムーバブルメディア,611・・・発光制御部,612・・・受信画像解析部,613・・・画像比較部,614・・・算出部,701・・・受信データ記憶部,C1・・・赤色領域,C2・・・緑色領域,C3・・・青色領域,C4・・・白色領域

Claims (14)

  1. 複数色の発光が可能な発光部の発光を制御する発光制御手段と、
    外光を反射する反射部を含む表示手段と、
    色基準情報を予め記憶した記憶手段と、
    外部装置によって撮像された色基準情報が反射された前記反射部の反射像である前記色基準情報の画像データを、受信する受信手段と、
    前記記憶手段に記憶されている色基準情報と前記受信手段により受信された画像データとに応じて色補正値を算出する算出手段と、
    を備え、
    前記発光制御手段は、前記算出手段によって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御することを特徴とする発光制御装置。
  2. 比較手段は、前記記憶手段に記憶されている色基準情報と、前記受信手段により受信された画像データとの色情報を比較する比較手段をさらに備え、
    前記算出手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記色補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載の発光制御装置。
  3. 前記受信手段により受信した画像データから前記色基準情報の画像範囲を検出する検出手段を更に備え、
    前記比較手段は、前記記憶手段に記憶されている色基準情報と前記検出手段により検出された色基準情報の画像範囲とを比較する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の発光制御装置。
  4. 前記比較手段は、前記色情報を色成分毎に比較する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の発光制御装置。
  5. 前記算出手段は、前記比較結果から各色成分の色補正値を算出する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の発光制御装置。
  6. 前記算出手段は、前記比較結果に基づいて各色成分の差分を算出し、該算出した各色成分の差分に基づいて前記各色成分の色補正値を算出することを特徴とする請求項5に記載の発光制御装置。
  7. 前記発光制御手段は、被写体を照らすように発光する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の発光制御装置。
  8. 前記発光制御手段は、前記外部装置の発光部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の発光制御装置。
  9. 前記反射部は、透過性を有する反射部材である、
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の発光制御装置。
  10. 前記表示手段の表示を制御する表示制御手段を更に備え、
    前記表示制御手段は前記算出手段により算出された色補正値に基づいて前記表示手段の表示を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の発光制御装置。
  11. データ通信が可能な通信端末と、
    前記通信端末とデータ通信が可能な発光制御装置とを備え、
    前記通信端末は、
    色基準情報が反射された前記発光制御装置が備える反射部を撮像することによって、画像データを生成する撮像手段と、
    前記画像データを前記発光制御装置に対して送信する送信手段と、
    を備え、
    前記発光制御装置は、
    複数色の発光を制御する発光制御手段と、
    反射部を含む表示手段と、
    前記色基準情報を予め記憶した記憶手段と、
    前記画像データを受信する受信手段と、
    前記記憶手段に記憶されている色基準情報と前記受信手段により受信された画像データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて色補正値を算出する算出手段と、
    を有し、
    前記発光制御手段は、前記算出手段によって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御することを特徴とする表示システム。
  12. 色基準情報を表示する表示手段と、
    前記色基準情報が反射された、発光制御装置の反射部を撮像することによって、画像データを生成する撮像手段と、
    前記画像データを前記発光制御装置に対して送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  13. コンピュータが行う発光制御方法であって、
    複数色の発光を制御する発光制御ステップと、
    色基準情報を予め記憶する記憶ステップと、
    外部装置によって撮像された色基準情報が反射された、反射部の画像データを、前記外部装置から受信する受信ステップと、
    前記記憶ステップにおいて記憶されている色基準情報と前記受信ステップにより受信された画像データとを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップによる比較結果に基づいて色補正値を算出する算出ステップと、
    を備え、
    前記発光制御ステップは、前記算出ステップによって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御することを特徴とする発光制御方法。
  14. コンピュータを発光制御装置として機能させる発光制御プログラムであって、
    複数色の発光を制御する発光制御手段と、
    色基準情報を予め記憶する記憶手段と、
    外部装置によって撮像された色基準情報が反射された、反射部の画像データを受信する受信手段と、
    前記記憶手段において記憶されている色基準情報と前記受信手段により受信された画像データとを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて色補正値を算出する算出手段と、
    を備え、
    前記発光制御手段は、前記算出手段によって算出された前記色補正値に基づいて前記発光を制御する発光制御装置、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする発光制御プログラム。
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