JP6991522B2 - 使用者データ指紋照合動作の送話側装置、受話側装置及びクラウドサーバー - Google Patents

使用者データ指紋照合動作の送話側装置、受話側装置及びクラウドサーバー Download PDF

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本発明は、使用者データ指紋照合動作の送話側装置、受話側装置及びクラウドサーバーにおいて、身分照合する仕組み及び技術に関する。
近年、社会においては、身分を偽装する手法(なりすまし)による詐欺事件が数多く発生しており、このうち大半は電信的な偽装を通じた詐欺である。例えば、一般人の習慣では、携帯電話機の画面上に表示されている相手方の電話番号に基づいて送話側の身分を判断することから、悪意のある者が送話側携帯電話機の表示番号を偽装することで(例えば、海外電話回線を踏み台とする)企業の顧客サービス又は特定の身分に成りすまし、この表示番号によって悪意ある者がこの偽装された会社/身分であると受話側の人に信じ込ませることで、悪意ある者がこのような弱点に乗じて悪意ある行為を実行する可能性がある。
また、近年では、フィンテック(金融領域の技術)が発達し、携帯電話を使ったキャッシュレスの買い物及びサービスが多元化したことにより、市場では、ユーザー間同士で携帯電話機を通じて口座情報を直接送信して金融取引を行うことができる(個人間送金も普及しつつある)(例えば、ある金額を特定の口座に振り込む)機能も登場している。しかしながら、市場では送話側装置及び口座情報を照合する技術が乏しいことから、受話側のユーザーが、その受け取った表示番号及び口座情報の真実性を判別することはできない。言い換えるならば、従来の仕組みでは、あるユーザーが送話側装置から口座情報を受け取ったとき、該ユーザーが送話者の身分を効果的に認証することができず且つ送話者が提供した口座情報の真偽性を確認するのが難しいことから、口座情報が偽装され危険性がある(例えば、悪意のある者が口座情報を偽造して、使用者に間違って偽装口座に送金させる)。
以上に鑑みて、送話側装置に対して身分照合する仕組みをどのように提供して、第三者の偽装者が悪意ある行為を行うのを回避するかが、業界で期待されている目標である。
本発明の一つの目的は、使用者データ指紋照合動作の送話側装置を提供することにある。該送話側装置はクラウドサーバーにネットワークを介して接続される。該送話側装置は送受信インターフェイスと、ストレージと、プロセッサとを含み、しかも該プロセッサは該ストレージ及び該送受信インターフェイスに電気的に接続されている。該プロセッサは照合プログラムを実行し、且つ該照合プログラムは以下の動作を実行する。(a)表示番号を少なくとも含む通信リクエストを受話側装置に送信する。(b)該通信リクエストに対応して、受話側番号を少なくとも含む第1のデータストリームを該クラウドサーバーに送信する。該クラウドサーバーは該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該受話側装置に送信し、該受話側装置は該表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該使用者データ指紋を照合することで照合結果を生成し、該受話側装置は該照合結果に基づいて該通信リクエストの合法性を判断する。
本発明の他の目的は、使用者データ指紋照合動作に関する受話側装置を提供することにある。該受話側装置はクラウドサーバーにネットワークを介して接続される。該受話側装置は送受信インターフェイスと、ストレージと、プロセッサとを含み、しかも該受話側装置は該ストレージ及び該送受信インターフェイスに電気通信可能に接続されている。該プロセッサは照合プログラムを実行し、且つ該照合プログラムは以下の動作を実行する。(a)表示番号を少なくとも含む通信リクエストを送話側装置から受信し、且つ該送話側装置が該通信リクエストに対応して、受話側番号を少なくとも含む第1のデータストリームを該クラウドサーバーに送信する。(b)該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該クラウドサーバーから受信する。(c)該表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを生成する。(d)該第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該使用者データ指紋を照合することで照合結果を生成する。(e)該照合結果を該クラウドサーバーから受信して、該通信リクエストの合法性を判断する。
本発明の他の目的は、使用者データ指紋照合動作に関するクラウドサーバーを提供することにある。該クラウドサーバーは複数台の使用者装置とネットワークを介して接続され、且つこれら使用者装置中には送話側装置と、受話側装置とを含む。該クラウドサーバーは送受信インターフェイスと、ストレージと、プロセッサとを含み、しかも該プロセッサは該ストレージ及び該送受信インターフェイスに電気的に接続されている。該ストレージは、各々がこれら使用者装置のうちの一台に対応している複数個の使用者データ指紋を格納している。該プロセッサは以下の動作を実行する。(a)受話側番号を少なくとも含み、且つ該送話側装置が該受話側装置に送信する通信リクエストに関連している第1のデータストリームを該送話側装置から受信する。(b)該送話側装置に対応する使用者データ指紋をこれら使用者データ指紋中から選択し、且つ該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する該使用者データ指紋を該受話側装置に送信する。(c)表示番号及び該送話側装置に対応する該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを該受話側装置から受信する。(d)該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該送話側装置に対応する該使用者データ指紋を照合することで照合結果を生成し、該照合結果を該受話側装置に送信する。
本発明で提供する使用者データ指紋照合動作技術(少なくとも送話側装置と、受話側装置と、クラウドサーバーとを含む)は、送話側装置が通信リクエストを受話側装置に送信するよう要求したとき、該通信リクエストに対応して第1のデータストリーム(少なくとも受話側番号を含む)を該クラウドサーバーに送信し、該クラウドサーバーは更に該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該受話側装置に送信し、該受話側装置は表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームを照合することで照合結果を生成し、三つの装置の共同照合メカニズムによって、第三者の偽装者が悪意のある行為を行うのを回避する。
本発明は更に、使用者装置の行為特性を持続的に照合することで、ユーザーのプライバシーを保つという前提で(つまり、センシティブな個人情報をユーザー端末に格納する)、使用者情報指紋によりユーザーの行為を引き続き把握して、ユーザーの間の行為のいずれについても第三者(つまり、クラウドサーバー)の信任移行プログラムを通じて、信任価値を保証することができる。また、本発明では更に、従来技術では送話側装置及び口座情報に照合を行うことができない問題を解決する。よって、本発明では正確に且つ効果的に送話側身分を照合して、悪意のある者が身分及び情報を偽造して悪意ある行為を行うのを回避することができる。
以下、図面1-4を合わせて、本発明の詳細な技術及び実施の形態を説明することで、本発明の当業者が保護を求める発明の技術的特徴を理解することができる。
第1の実施形態の使用者データ指紋照合動作のシステムを示す構造概略図である。 第2の実施形態の送話側装置を示す装置概略図である。 第3の実施形態の受話側装置を示す装置概略図である。 第4の実施形態のクラウドサーバーを示す装置概略図である。
以下、実施形態を通じて、本発明で提供する使用者データ指紋照合動作の送話側装置、受話側装置及びクラウドサーバーを説明する。しかしながら、これらの実施形態は本発明の実施形態で述べる環境、応用又は方式でなければ実施できないということを制限するためのものではない。すなわち、実施形態に関する説明は単に本発明を説明するためのものに過ぎず、本発明の範囲を制限するためのものではない。理解すべきは、以下の実施形態及び図面において、本発明と直接関係のない構成要素は省略して図示しておらず、かつ各構成要素の寸法及び構成要素間の寸法比は単に例示的なものであって、本発明の範囲を制限するためのものではない、ということである。
本発明の第1の実施形態は使用者データ指紋照合動作システム1であり、その概略図を図1に図示する。理解すべきは、使用者データ指紋照合動作システム1は更に、クラウドサーバーに接続される複数の使用者装置を含むが、本発明の重点は「送話側装置」、「受話側装置」と「クラウドサーバー」との間の照合動作にあるため、図1中には使用者データ指紋照合動作システム1中の「送話側装置」、「受話側装置」と「クラウドサーバー」を例示するのみで、今回の使用者データ指紋照合動作システムに関与しないその他使用者の装置は図示していない、ということである。さらに説明すべきは、本発明の記述において、このうちの使用者装置が通信リクエストを他の使用者装置に送信して通信を行いたいとき、本発明では通信リクエストを送信した該使用者装置が「送話側装置」となり、そして該通信リクエストを受信した該使用者装置が「受話側装置」となる、ということである。
続いて、使用者データ指紋照合動作システム1に含まれる装置を説明する。図1を参照されたい。使用者データ指紋照合動作システム1は送話側装置11と、受話側装置13と、クラウドサーバー15とを含み、且つ送話側装置11及び受話側装置13はそれぞれネットワークを介してクラウドサーバー15に接続される。説明すべきは、これら使用者装置(送話側装置11と、受話側装置13とを含む)は携帯電話機、スマートフォン又はその他基本的な通信及び演算機能を備えた装置とすることができ、クラウドサーバー15は第三者のサービス事業者、例えば、アプリケーションプログラムサービス事業者、電気通信サービス事業者等といった使用者装置情報を有する事業者により提供されることができる、ということである。ある実施形態においては、送話側装置11と受話側装置13との間にはデータネットワークがない状態で、無線通信チャネルのみを有する可能性がある。
理解すべきは、図1は単に例示用であって、本発明は使用者データ指紋照合動作を実行するシステム中に含まれる送話側装置11の台数及び受話側装置13の台数を制限するものではない、ということである。言い換えるならば、本発明のその他実施形態において、使用者データ指紋照合動作を実行するシステム1は、該使用者データ指紋照合動作を実行するシステム1の規模に応じて決定され、同時に動作する一台又は複数台の送話側装置11及び一台又は複数台の受話側装置13を含むことができるものである。以上は本発明の当業者が理解できるはずであるため、説明は省略する。
本発明では主に使用者データ指紋を用いて照合メカニズムを作成する。説明の便宜上、以下の段落ではまず使用者データ指紋を生成する目的及び方法を説明する。
まず、本発明では各使用者装置を照合するために、空間的に独立した一組の行為身分を生成するとともに、各使用者装置の専属行為身分を予め格納することで、これ以降、類似又は同一の行為身分があったとき、該行為データが同一の個人/使用者装置に属するか否かを判断するのに用いることができる。各使用者装置の使用者データは、各該使用者の行為特徴を反応しやすくなり、しかも独特で且つ偽造しにくい特性を有することから、本発明では各使用者装置の使用者データを収集することで使用者データ指紋を生成して、後続にて更に使用者データ指紋により、通信リクエストを発出した送話側装置の合法性を識別する。
具体的には、使用者データ指紋(Number FingerPrint;NFP)は各該使用者装置の使用者データに基づいて生成するものであり、そして該使用者データは電話ユーザー情報と、通話記録と、装置情報のうちの一つ又はその組合せを含む。
例えば、使用者データ中の「電話ユーザー情報」には、電話番号、アドレス帳(contact book)、電信事業者名称(telecom name)、アプリインストールパッケージ(app installed packages)、毎日の通知数、通知した内容等の情報が含まれ得る。
使用者データ中の「通話記録」には、通話記録(call log)、イベント(event)及びコンテンツ(content)を含むメッセージ記録(SMS log)、表示番号、受話側レポート記録(report log)及びブロック記録(block log)等の情報が含まれ得る。
使用者データ中の「装置情報」には、電池記録(Battery log)、装置番号(Device ID)、型式(Model)及び商標(Brand)等の情報が含まれ得る。
本実施形態中において、使用者データ指紋は主に、破壊的でリバースエンコードできない符号により処理(例えば、ハッシュ(Hash)アルゴリズム)した後集合して生成されたものであり、異なる性質の使用者データについては異なる符号化処理を採用することができる。
具体的には、使用者データは、変動しない静的情報(例えば、電話ユーザー情報及び装置情報)と、変動し得る動的情報(例えば、通話記録)とに分けることができ、このうち静的情報は一般的なメッセージダイジェストアルゴリズム(例えば、MD5Message-Digest Algorithm)及びセキュアハッシュアルゴリズム(例えば、SHA-1 Secure Hash Algorithm)により符号化を行うことができ、そして動的情報は人工知能(Artificial Intelligence;AI)又は機械学習(machine learning;ML)の方式で重要特徴を抽出した後、デジタル特徴情報を生成した後に再度符号化を行うことができる。最後に、これら符号化後のデータにより、使用者データ指紋を組み合わせる。本発明の当業者は、符号化処理により使用者データ指紋の内容を生成するものであることを理解できるはずであるため、説明は省略する。
ある実施形態中においては、使用者装置とユーザー本人とに連結関係を持たせる。クラウドサーバー15は更に、ユーザーが登録、番号メッセージ照合等の方式を通じて、ユーザー、番号(例えば、SIMカード番号)と使用者装置とを紐付けして、そしてユーザーではアカウント方式で使用者装置にログインして、ユーザーの使用者データ、番号及び使用者装置等の情報を統合することができる(つまり、各々の番号が使用者データ指紋に対応している)。よって、紐付けの仕組みを通じて、使用者装置とユーザーとの連結の信頼性を向上するとともに、使用者装置にてユーザーの行為時の動作との照合に用いることができる。後続のユーザーを照合する動作に関しては、後述に譲る。
本実施例において、クラウドサーバー15は予め、各々がこれら使用者装置のうちの一台に対応している複数個の使用者データ指紋を格納している。具体的には、クラウドサーバー15は該使用者装置から各使用者データ(例えば、使用者データに関する各項目の生データ(raw data))を周期的に受け取るとともに、各該使用者データに周期的に基づいて、各該使用者装置に対応する該使用者データ指紋を生成することができる。
ある実施形態中において、各使用者装置にはそれ自体の使用者データも格納されており、しかも同様に各該使用者データに周期的に基づいて使用者データ指紋を生成する。また、クラウドサーバー15は更に、格納されている使用者データ指紋に基づいて、各該使用者装置と照合/同期を定期的に行うが、クラウドサーバー15にて使用者装置の使用者データ指紋とクラウドサーバー15の使用者データ指紋との相違性があるしきい値を超えたことを発見したとき、合法性に関するアラームを発出する。例えば、ユーザーが携帯電話機を紛失して見知らぬ人により拾われたときには、生成した行為特徴が異なり、使用者装置で生成した使用者データ指紋とは異なってしまうことから、クラウドサーバー15は使用者データ指紋と定期的に比較することで元のユーザー行為特徴に符合するか否かを検証して、即時的にアラームを発出することで、不必要な悪意のある行為を回避することになる。
以下の段落では、使用者データ指紋照合動作システム1の動作に関する細部を説明する。図1を参照されたい。本実施形態中において、送話側装置11及び受話側装置13が通信方式で少なくとも接続することができ(例えば、通信又はデータネットワーク)、且つ送話側装置11及び受話側装置13はいずれも照合プログラム(図示せず)を実行する。具体的には、該照合方式は、前記した第三者のサービス事業者(つまり、アプリケーションプログラムサービス事業者、電気通信サービス事業者等の使用者装置情報を有する事業者)により提供されることができ、使用者データ指紋の照合動作に関与する各使用者装置は予めインストールされている必要があり、該照合プログラムはクラウドサーバー15との関連動作を司る。
まず、送話側装置11が受話側装置13に通信リクエスト101を送信し、該通信リクエストは表示番号を少なくとも含む。具体的には、該表示番号は送話側装置11が受話側装置13に表示したい番号、例えば、送話側装置11の電話番号である。続いて、送話側装置11は通信リクエスト101に対応して第1のデータストリーム103をクラウドサーバー15に送信して、クラウドサーバー15を通じて後続の身分照合を行いやすくする。第1のデータストリーム103は例えば、受話側装置13の電話番号といった受話側番号を少なくとも含む。
その後、クラウドサーバー15は第1のデータストリーム103中の該受話側番号に基づいて、送話側装置11に対応する使用者データ指紋105を受話側装置13に送信する。具体的には、クラウドサーバー15はこれら使用者データ指紋中から送話側装置11に対応する使用者データ指紋105を選択するとともに、該受話側番号に基づいて、送話側装置11に対応する該使用者データ指紋105を受話側装置13に送信する。
続いて、受話側装置13がクラウドサーバー15により該表示番号の真実性を検証する。具体的には、受話側装置13は該表示番号及び使用者データ指紋105に基づいて第2のデータストリーム107を生成するとともに、第2のデータストリーム107をクラウドサーバー15に送信することで、該表示番号及び使用者データ指紋105が一致するか否かを問い合わせる。
その後、クラウドサーバー15では第2のデータストリーム107を受信した後、第2のデータストリーム107中の該表示番号が使用者データ指紋105に対応するか否かを判断する。具体的には、クラウドサーバー15が該表示番号が使用者データ指紋105に対応していると判断すると、該表示番号は送話側装置11に対応する真実の番号であることを表示する。反対に、もし該表示番号が使用者データ指紋105に対応していない場合、送話側装置11が提供した表示番号は偽造された番号であることを表示する。
続いて、クラウドサーバー15で第2のデータストリーム107を照合した後、照合結果109を生成するとともに、照合結果109を受話側装置13に送信する。受話側装置13は照合結果109に基づいて、送話側装置11が送出した通信リクエスト101の合法性を判断することができる。
前記した照合メカニズムによれば、送話側装置11が悪意を持って表示番号を偽造したとき、受話側装置13とクラウドサーバー15との照合動作を通じて、受話側装置13は送話側装置11が異常な通信リクエスト(つまり、送話側装置11の対応する表示番号とは異なる)を送出したということを知り得る。
ある実施形態中において、クラウドサーバー15が格納している使用者データ指紋を更に銀行口座に対応させ、送話側装置11が受話側装置13に送信した通信リクエスト101中に銀行口座が含まれる時、使用者データ指紋照合動作システム1は以下の動作を更に実行する。受話側装置13がクラウドサーバー15に送信した第2のデータストリーム107には更に該銀行口座が載せられており、クラウドサーバー15では更に第2のデータストリーム107に載せられている該銀行口座が使用者データ指紋105に対応しているか否かを照合して、照合結果109を生成する。これにより、受話側装置13は照合結果109に基づいて、該通信リクエスト中の表示番号及び該銀行口座の合法性を判断することができる。
上記の説明から分かるように、本実施形態で提供する使用者データ指紋照合動作のシステム1(送話側装置と、受話側装置と、クラウドサーバーとを含む)は、送話側装置が通信リクエストを受話側装置に送信するよう要求したとき、該通信リクエストに対応して第1のデータストリーム(少なくとも受話側番号を含む)を該クラウドサーバーに送信する。該クラウドサーバーは更に該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該受話側装置に送信し、該受話側装置は表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームを照合することで照合結果を生成し、三つの装置の共同照合メカニズムによって、第三者の偽装者が悪意のある行為を行うのを回避する。
本発明は更に、使用者装置の行為特性を持続的に照合することで、ユーザーのプライバシーを保つという前提で(つまり、敏感な生体情報をユーザー端末に格納する)、使用者情報指紋によりユーザーの行為を引き続き把握して、ユーザーの間の行為のいずれについても第三者(つまり、クラウドサーバー)の信任移行プログラムを通じて、信任価値を保証することができる。また、本発明では更に、従来技術では送話側装置及び口座情報に照合を行うことができない問題を解決する。よって、本発明では正確に且つ効果的に身分を照合して、悪意のある者が身分及び情報を偽造して悪意ある行為を行うのを回避することができる。
本発明の第2の実施形態は使用者データ指紋照合動作の送話側装置であり、その装置概略図を図2に図示する。この送話側装置は使用者データ指紋照合動作システム中の送話側装置、例えば第1の実施形態で記載する送話側装置11に適用される。
図2に示すように、送話側装置11は送受信インターフェイス1101と、ストレージ1103と、プロセッサ1105とを含み、しかもプロセッサ1105はストレージ1103及び送受信インターフェイス1101に電気的に接続されている。本実施形態中において、送話側装置11はクラウドサーバー、例えば第1の実施形態に記載するクラウドサーバー15にネットワークを介して接続される。
具体的には、送受信インターフェイス1101はデータを送受信可能なインターフェイス、又は本発明の当業者が周知するデータを送受信可能なその他インターフェイスである。ストレージ1103はメモリ、USB(Universal Serial Bus)メモリ、ハードディスク、光ディスク、携帯型メモリ又は本発明の当業者が周知し且つ同じ機能を備える何らかのその他記憶媒体又は回路とすることができる。プロセッサ1105は各種プロセッサ、CPU、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ又は本発明の当業者が周知するその他の演算装置とすることができる。
本実施形態中において、プロセッサ1105は照合プログラム(図示せず)を実行し、該照合プログラムはクラウドサーバーが送話側装置11の合法性を検証するのをサポートする。具体的には、該照合プログラムは以下の動作を実行する。
(a)表示番号を少なくとも含む通信リクエスト(例えば、第1の実施形態の通信リクエスト101)を受話側装置(例えば、第1の実施形態の受話側装置13)に送信する。
(b)該通信リクエストに対応して、受話側番号を少なくとも含む第1のデータストリーム(例えば、第1の実施形態の第1のデータストリーム103)を該クラウドサーバー(例えば第1の実施形態のクラウドサーバー15)に送信する。
また、該クラウドサーバーは該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該受話側装置に送信し、該受話側装置は該表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該使用者データ指紋を照合することで照合結果を生成し、該受話側装置は該照合結果に基づいて該通信リクエストの合法性を判断する。
ある実施形態中において、ストレージ103には更に、送話側装置11に対応する使用者データ及び履歴生体情報を格納している。該使用者データは電話ユーザー情報、通話記録及び装置情報のうちの一つ又はその組合せを含み、且つプロセッサ1105は以下の動作を実行する。該使用者データに基づいて、該送話側装置に対応する該使用者データ指紋を生成する。
ある実施形態中において、送話側装置11は更に、周期的なセルフチェックにより、ユーザーの行為に異常(例えば、送話側装置11を紛失して他人に使用された)が現れたか否かを確定する。具体的には、プロセッサ1105は更に以下の動作を周期的に実行する。送話側装置11の一つの時間区間内の操作行為特徴を収集する。該使用者データ指紋及び該履歴生体情報に基づいて、該操作行為特徴の該合法性を検証する。該操作行為特徴を該使用者データに書き込む。
例えば、履歴生体情報はユーザーの生体指紋、顔認識、習慣的な画面タップ率、加速度カウント値(例えば、ユーザーの歩行速度の快速、緩速等)等の情報を含むことが可能であり、送話側装置11は機械学習のモデルを作成することで操作行為を検証することができる。本発明の当業者は上記内容に基づいてその生成方式を理解できるはずであるため、説明は省略する。理解すべきは、この種の生体情報は通常ユーザーにとって敏感なプライベート情報を含むが、本発明における履歴生体情報はユーザー端末に格納されるとともにユーザー端末自体の照合行為に用いられるのみで、クラウドサーバーに送信することないことから、本発明ではユーザーのプライバシーを保つことを前提に、ユーザーの行為を引き続き把握することができる、ということである。
ある実施形態中において、送話側装置11は更に以下の動作を周期的に実行する。該使用者データを該クラウドサーバーに送信して格納する、このうち該クラウドサーバーは以下の動作を実行する。該使用者データに基づいて、該送話側装置に対応する該使用者データ指紋を生成する。該使用者データ指紋に周期的に基づいて、送話側装置11の該合法性を検証する。
ある実施形態中において、該通信リクエストは更に銀行口座を含む。該受話側装置は該クラウドサーバーに送信する該第2のデータストリームには更に該銀行口座及び該使用者データ指紋が載せられており、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームに載せられている該表示番号、該銀行口座及び該使用者データ指紋を照合することで、該照合結果を生成し、該受話側装置は該照合結果に基づいて該通信リクエストの該合法性を判断する。
上記動作以外に、第2の実施形態の送話側装置11もまた第1の実施形態の送話側装置11が実行する全ての動作を実行することができる。本発明の当業者であれば、第2の実施形態がどのように上記第1の実施形態に基づいてこれらの動作を実行して、同様の効果を有するとともに、同様の技術効果を奏するかということが直接的に理解できることから、説明は省略する。
本発明の第3の実施形態は使用者データ指紋照合動作の受話側装置であり、その装置概略図を図3に図示する。この送話側装置は使用者データ指紋照合動作システム中の受話側装置、例えば第1の実施形態で記載する送話側装置13に適用される。
図3に示すように、受話側装置13は送受信インターフェイス1301と、ストレージ1303と、プロセッサ1305とを含み、しかもプロセッサ1305はストレージ1303及び送受信インターフェイス1301に電気的に接続されている。本実施形態中において、受話側装置13はクラウドサーバー、例えば第1の実施形態に記載するクラウドサーバー15にネットワークを介して接続される。
具体的には、送受信インターフェイス1301はデータを送受信可能なインターフェイス、又は本発明の当業者が周知するデータを送受信可能なその他インターフェイスである。ストレージ1303はメモリ、USB(Universal Serial Bus)メモリ、ハードディスク、光ディスク、携帯型メモリ又は本発明の当業者が周知し且つ同じ機能を備える何らかのその他記憶媒体又は回路とすることができる。プロセッサ1305は各種プロセッサ、CPU、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ又は本発明の当業者が周知するその他の演算装置とすることができる。
本実施形態中において、プロセッサ1305は照合プログラム(図示せず)を実行し、該照合プログラムはクラウドサーバーが送話側装置11の合法性を検証するのをサポートする。具体的には、該照合プログラムは以下の動作を実行する。
(a)表示番号を少なくとも含む通信リクエスト(例えば、第1の実施形態の通信リクエスト101)を送話側装置(例えば、第1の実施形態の送話側装置11)から受信し、且つ該送話側装置が該通信リクエストに対応して、受話側番号を少なくとも含む第1のデータストリーム(例えば、第1の実施形態の第1のデータストリーム103)を該クラウドサーバー(例えば、第1の実施形態のクラウドサーバー15)に送信する。
(b)該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該クラウドサーバーから受信する。
(c)該表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリーム(例えば、第1の実施形態の第2のデータストリーム107)を生成する。
(d)該第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該使用者データ指紋を照合することで照合結果(例えば、第1の実施形態の照合結果109)を生成する。
(e)該照合結果を該クラウドサーバーから受信して、該通信リクエストの合法性を判断する。
ある実施形態中において、該使用者データ指紋は使用者データに関連しており、且つ該使用者データは電話ユーザー情報、通信記録及び装置情報のうちの一つ又はその組合せを含む。
ある実施形態中において、該通信リクエストは更に銀行口座を含み、且つ該第2のデータストリームには更に該銀行口座が載せられており、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームに載せられている該表示番号、該銀行口座及び該使用者データ指紋を照合することで、該照合結果を生成する。
上記動作以外に、第3の実施形態の受話側装置13もまた第1の実施形態の受話側装置13が実行する全ての動作を実行することができる。本発明の当業者であれば、第3の実施形態がどのように上記第1の実施形態に基づいてこれらの動作を実行して、同様の効果を有するとともに、同様の技術効果を奏するかということが直接的に理解できることから、説明は省略する。
本発明の第4の実施形態は使用者データ指紋照合動作のクラウドサーバーであり、その装置概略図を図4に図示する。このクラウドサーバーは使用者データ指紋照合動作システム中のクラウドサーバー、例えば第1の実施形態で記載するクラウドサーバー15に適用される。
図4に示すように、クラウドサーバー15は送受信インターフェイス1501と、ストレージ1503と、プロセッサ1505とを含み、しかもプロセッサ1505はストレージ1503及び送受信インターフェイス1501に電気的に接続されている。本実施形態中において、クラウドサーバー15は複数台の使用者装置とネットワークを介して接続され、且つこれら使用者装置中には送話側装置と、受話側装置、例えば第1の実施形態に記載する送話側装置11と、受話側装置13とを含む。ストレージ1503は各々がこれら使用者装置のうちの一台に対応している複数個の使用者データ指紋を格納している。
本実施形態中において、クラウドサーバー15は受話側装置13が送話側装置11の合法性を検証するのをサポートする。具体的には、プロセッサ1505は以下の動作を実行する。
(a)受話側番号を少なくとも含み、且つ該送話側装置が該受話側装置に送信する通信リクエスト(例えば、第1の実施形態の通信リクエスト101)に関連している第1のデータストリーム(例えば、第1の実施形態のデータストリーム103)を該送話側装置から受信する。
(b)該送話側装置に対応する使用者データ指紋(例えば、第1の実施形態の使用者データ指紋105)をこれら使用者データ指紋中から選択し、且つ該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する該使用者データ指紋を該受話側装置に送信する。
(c)表示番号及び該送話側装置に対応する該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリーム(例えば、第1の実施形態の第2のデータストリーム107)を該受話側装置から受信する。
(d)該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該送話側装置に対応する該使用者データ指紋を照合することで照合結果(例えば、第1の実施形態の照合結果109)を生成し、該照合結果を該受話側装置に送信する。
ある実施形態中において、ストレージ103には更に、各該使用者装置の使用者データを格納しており、該使用者データは電話ユーザー情報、通話記録及び装置情報のうちの一つ又はその組合せを含み、且つプロセッサ1505は以下の動作を実行する。これら使用者データに基づいて、これら使用者データ指紋を生成する。
ある実施形態中において、プロセッサ1505は更に以下の動作を周期的に実行する。各該使用者データを各該使用者装置から受信する。各該使用者データに基づいて、各該使用者装置に対応する該使用者データ指紋を生成する。各該使用者データ指紋に基づいて、各該使用者装置の該合法性を検証する。
ある実施形態中において、ストレージ1503は更に、各該使用者装置に対応する銀行口座を格納しており、該送話側装置が該受話側装置に送信する該通信リクエストは更に銀行口座を含み、クラウドサーバー15が該受話側装置から受信した該第2のデータストリームには更に該銀行口座が載せられており、該クラウドサーバー15が該第2のデータストリームに載せられている該表示番号、該銀行口座及び該使用者データ指紋を照合することで、該照合結果を生成する。
ある実施形態中において、クラウドサーバー15は更に、これら使用者データ指紋に関連する機械学習のモデルを作成することで、各該使用者装置が異常でないかを検証する。
上記動作以外に、第4の実施形態のクラウドサーバー15もまた第1の実施形態のクラウドサーバー15が実行する全ての動作を実行することができる。本発明の当業者であれば、第4の実施形態がどのように上記第1の実施形態に基づいてこれらの動作を実行して、同様の効果を有するとともに、同様の技術効果を奏するかということが直接的に理解できることから、説明は省略する。
説明すべきは、本発明の特許明細書及び特許請求の範囲において、ある種の用語(データストリームを含む)の前に「第1の」、「第2の」が付加されているが、これら「第1の」及び「第2の」は単に異なる用語を峻別するのに用いられるのみである、ということである。例えば、第1のデータストリーム及び第2のデータストリームの「第1の」及び「第2の」は単に異なるデータストリームを表すのに用いられるのみである。
上記の説明をまとめると、本発明で提供する使用者データ指紋照合動作技術(少なくとも送話側装置と、受話側装置と、クラウドサーバーとを含む)は、送話側装置が通信リクエストを受話側装置に送信するよう要求したとき、該通信リクエストに対応して第1のデータストリーム(少なくとも受話側番号を含む)を該クラウドサーバーに送信し、該クラウドサーバーは更に該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該受話側装置に送信し、該受話側装置は表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームを照合することで照合結果を生成し、三つの装置の共同照合メカニズムによって、第三者の偽装者が悪意のある行為を行うのを回避する。
本発明は更に、使用者装置の行為特性を持続的に照合することで、ユーザーのプライバシーを保つという前提で(つまり、敏感な生体情報をユーザー端末に格納する)、使用者データ指紋によりユーザーの行為を引き続き把握して、ユーザーの間の行為のいずれもについても第三者(つまり、クラウドサーバー)の信任移行プログラムを通じて、信任価値を保証することができる。また、本発明では更に、従来技術では送話側装置及び口座情報に照合を行うことができない問題を解決する。よって、本発明では正確に且つ効果的に身分を照合して、悪意のある者が身分及び情報を偽造して悪意ある行為を行うのを回避することができる。
上記した実施形態は単に本発明の実施形態を例示して、本発明の技術特徴を説明するためのものに過ぎず、本発明の保護範囲及び範囲を限定するためのものではない。本発明のいずれの当業者が簡単に完成する変更又は均等性のアレンジはいずれも本発明で主張する範囲にあり、そして本発明の権利保護範囲は特許請求の範囲を基準とする。
1 使用者データ指紋照合動作システム
11 送話側装置
13 受話側装置
15 クラウドサーバー
101 通信リクエスト
103 第1のデータストリーム
105 使用者データ指紋
107 第2のデータストリーム
109 照合結果
1101、1301、1501 送受信インターフェイス
1103、1303、1503 ストレージ
1105、1305、1505 プロセッサ

Claims (12)

  1. クラウドサーバーにネットワークを介して接続される、使用者データ指紋照合動作の送話側装置であって、
    送受信インターフェイスと、
    ストレージと、
    該ストレージ及び該送受信インターフェイスに電気的に接続され、且つ以下の動作を実行する照合プログラムを実行する、プロセッサと、を含み、
    該照合プログラムは、
    (a)表示番号を少なくとも含む通信リクエストを受話側装置に送信する、及び、
    (b)該通信リクエストに対応して、受話側番号を少なくとも含む第1のデータストリームを該クラウドサーバーに送信する、動作を実行し、
    該クラウドサーバーは該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該受話側装置に送信し、
    該受話側装置は該表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該使用者データ指紋を照合することで照合結果を生成し、
    該受話側装置は該照合結果に基づいて該通信リクエストの合法性を判断することを特徴とする、
    送話側装置。
  2. 前記ストレージには更に、前記送話側装置に対応する使用者データ及び履歴生体情報を格納しており、該使用者データは電話ユーザー情報、通話記録及び装置情報のうちの一つ又はその組合せを含み、且つ前記プロセッサは、該使用者データに基づいて、前記送話側装置に対応する前記使用者データ指紋を生成する、動作を実行する、請求項1に記載の送話側装置。
  3. 前記プロセッサは更に、前記送話側装置の一つの時間区間内の操作行為特徴を収集する、前記使用者データ指紋及び前記履歴生体情報に基づいて、該操作行為特徴の前記合法性を検証する、及び、該操作行為特徴を前記使用者データに書き込む、動作を周期的に実行する、請求項2に記載の送話側装置。
  4. 前記送話側装置は更に、前記使用者データを前記クラウドサーバーに送信する、動作を周期的に実行するものであり、このうち前記クラウドサーバーは更に、前記使用者データに基づいて、前記送話側装置に対応する前記使用者データ指紋を生成する、及び、前記使用者データ指紋に周期的に基づいて、前記送話側装置の前記合法性を検証する、動作を実行する、請求項3に記載の送話側装置。
  5. 前記通信リクエストは更に銀行口座を含み、且つ前記受話側装置が前記クラウドサーバーに送信する前記第2のデータストリームには更に該銀行口座及び前記使用者データ指紋が載せられており、前記クラウドサーバーにて前記第2のデータストリームに載せられている前記表示番号、該銀行口座及び該使用者データ指紋を照合することで前記照合結果を生成して、前記受話側装置は前記照合結果に基づいて、前記通信リクエストの前記合法性を判断する、請求項1に記載の送話側装置。
  6. クラウドサーバーにネットワークを介して接続される、使用者データ指紋照合動作の受話側装置であって、
    送受信インターフェイスと、
    ストレージと、
    該ストレージ及び該送受信インターフェイスに電気的に接続され、且つ以下の動作を実行する照合プログラムを実行する、プロセッサと、を含み、
    該照合プログラムは、
    (a)表示番号を少なくとも含む通信リクエストを送話側装置から受信し、且つ該送話側装置が該通信リクエストに対応して、受話側番号を少なくとも含む第1のデータストリームを該クラウドサーバーに送信する、
    (b)該送話側装置に対応する使用者データ指紋を該クラウドサーバーから受信する、
    (c)該表示番号及び該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを生成する、
    (d)該第2のデータストリームを該クラウドサーバーに送信して、該クラウドサーバーにて該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該使用者データ指紋を照合することで照合結果を生成する、及び、
    (e)該照合結果を該クラウドサーバーから受信して、該通信リクエストの合法性を判断する、動作を実行することを特徴とする、
    受話側装置。
  7. 前記使用者データ指紋は使用者データに関連しており、且つ前記使用者データは電話ユーザー情報、通信記録及び装置情報のうちの一つ又はその組合せを含む、請求項6に記載の受話側装置。
  8. 前記通信リクエストは更に銀行口座を含み、且つ前記第2のデータストリームには更に該銀行口座が載せられており、前記クラウドサーバーにて前記第2のデータストリームに載せられている前記表示番号、該銀行口座及び前記使用者データ指紋を照合することで前記照合結果を生成する、請求項6に記載の受話側装置。
  9. 複数台の使用者装置とネットワークを介して接続され、且つこれら使用者装置中には送話側装置と、受話側装置とを含む、使用者データ指紋照合動作のクラウドサーバーであって、
    該クラウドサーバーは、
    送受信インターフェイスと、
    各々がこれら使用者装置のうちの一台に対応している複数個の使用者データ指紋を格納しているストレージと、
    該ストレージ及び該送受信インターフェイスに電気的に接続され、且つ以下の動作を実行するプロセッサと、を含み、
    該プロセッサは、
    (a)受話側番号を少なくとも含み、且つ該送話側装置が該受話側装置に送信する通信リクエストに関連している第1のデータストリームを該送話側装置から受信する、
    (b)該送話側装置に対応する使用者データ指紋をこれら使用者データ指紋中から選択し、且つ該受話側番号に基づいて、該送話側装置に対応する該使用者データ指紋を該受話側装置に送信する、
    (c)表示番号及び該送話側装置に対応する該使用者データ指紋が載せられている第2のデータストリームを該受話側装置から受信する、及び、
    (d)該第2のデータストリームに載せられている該表示番号及び該送話側装置に対応する該使用者データ指紋を照合することで照合結果を生成し、該照合結果を該受話側装置に送信することを特徴とする、クラウドサーバー。
  10. 前記ストレージには更に、各前記使用者装置の使用者データを格納しており、該使用者データは電話ユーザー情報、通話記録及び装置情報のうちの一つ又はその組合せを含み、且つ前記プロセッサは、これら使用者データに基づいて、これら使用者データ指紋を生成する、動作を実行する、請求項9に記載のクラウドサーバー。
  11. 前記プロセッサは更に、各前記使用者装置から各前記使用者データを受信する、各前記使用者データに基づいて、各前記使用者装置に対応する前記使用者データ指紋を生成する、及び、各前記使用者データ指紋に基づいて、各前記使用者装置の前記合法性を検証する、動作を周期的に実行する、請求項10に記載のクラウドサーバー。
  12. 前記ストレージは更に、各前記使用者装置に対応する銀行口座を格納しており、前記送話側装置が前記受話側装置に送信する前記通信リクエストは更に銀行口座を含み、クラウドサーバーが前記受話側装置から受信した前記第2のデータストリームには更に該銀行口座が載せられており、前記クラウドサーバーにて前記第2のデータストリームに載せられている前記表示番号、該銀行口座及び前記使用者データ指紋を照合することで、前記照合結果を生成する、請求項9に記載のクラウドサーバー。
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